JP2015075610A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像品質の低下を招くことなく更なる小型化及び高速化を図ることができる光走査装置を提供する。
【解決手段】 光偏向器2104で偏向された光束が、同期検知センサ2115Bに向かうタイミング、及び走査領域の各端部に向かうタイミングでは、光偏向器2104に入射する光束は、光偏向器2104で「けられ」るように設定されている。また、光偏向器2104で偏向された光束が、走査領域の中央位置に向かうタイミングでは、光偏向器2104に入射する光束は、光偏向器2104で「けられ」ないように設定されている。さらに、光偏向器2104に入射する光束は、斜入射されるように設定されている。この場合、回転多面鏡を小型化するとともに、走査画角を大きくすることができる。
【選択図】図21

Description

本発明は、光走査装置及び画像形成装置に係り、更に詳しくは、被走査面を光によって走査する光走査装置、及び該光走査装置を備える画像形成装置に関する。
電子写真の画像記録では、レーザを用いた画像形成装置が広く用いられている。一般的に、この画像形成装置は、感光性を有するドラム(以下では、「感光体ドラム」ともいう)の表面をレーザ光で走査し、感光体ドラムの表面に潜像を形成するための光走査装置を備えている。
上記光走査装置は、光源、偏向器前光学系、回転多面鏡、及び走査光学系などを有している。光源から射出されたレーザ光は、偏向器前光学系を介して回転多面鏡に入射し、回転多面鏡の反射面で偏向された後、走査光学系を介して感光体ドラムに導光される。なお、回転多面鏡の反射面は、「偏向反射面」とも呼ばれている。
回転多面鏡にレーザ光を入射させる方式として、アンダーフィルドタイプとオーバーフィルドタイプとがある。以下では、便宜上、アンダーフィルドタイプを「UFタイプ」、オーバーフィルドタイプを「OFタイプ」ともいう。
UFタイプでは、主走査方向に対応する方向に関して、上記偏向反射面の長さよりも入射光の幅が小さい(例えば、特許文献1参照)。この場合、入射光のすべてが感光体ドラムに導光される。
OFタイプでは、主走査方向に対応する方向に関して、上記偏向反射面の長さよりも入射光の幅が大きい(例えば、特許文献2、3参照)。この場合、入射光における周辺の光は感光体ドラムに導光されない。
近年、画像形成装置に対して更なる小型化及び画像形成の高速化に対する要求が高くなってきている。そのため、光走査装置に対しても更なる小型化及び高速化が求められている。
しかしながら、従来の光走査装置では、画像品質の低下を招くことなく更なる小型化及び高速化を図るのは困難であった。
本発明は、光源から射出され、複数の反射面が形成されている回転多面鏡で反射された光束によって、被走査面上の走査領域を主走査方向に走査する光走査装置において、前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面に正射影したとき、前記回転多面鏡に入射する光束の幅は、前記回転多面鏡の反射面の前記主走査方向に対応する方向に関する長さよりも小さく、前記回転多面鏡で反射された光束が、前記走査領域の中央部に向かうタイミングでは、前記回転多面鏡に入射する光束の全てが、一の反射面で反射され、前記回転多面鏡で反射された光束が、前記走査領域の両端部のうちの少なくとも一側の端部に向かうタイミングでは、前記回転多面鏡に入射する光束の一部が、前記一の反射面に隣接する他の反射面で反射され、その残りが前記一の反射面で反射され、前記回転多面鏡へ入射する光束は前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面に対し傾斜していることを特徴とする光走査装置である。
本発明の光走査装置によれば、画像品質の低下を招くことなく更なる小型化及び高速化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る複合機の概略構成を説明するための図である。 図1における光走査装置の構成を説明するための図(その1)である。 図1における光走査装置の構成を説明するための図(その2)である。 図1における光走査装置の構成を説明するための図(その3)である。 図1における光走査装置の構成を説明するための図(その4)である。 走査領域における走査開始位置及び走査終了位置を説明するための図である。 光偏向器に入射する光束の進行方向(入射方向)と基準軸方向とのなす角度θinを説明するための図である。 光偏向器に入射する光束の光束幅dinを説明するための図である。 回転多面鏡の内接円を説明するための図である。 光源2200dから射出され、光偏向器で偏向された光束が、同期検知センサ2115Bに向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と同期光束Ldとを説明するための図である。 光源2200dから射出され、光偏向器で偏向された光束が、感光体ドラム2030dの走査領域における走査開始位置に向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と反射光束とを説明するための図である。 光源2200dから射出され、光偏向器で偏向された光束が、感光体ドラム2030dの走査領域の中央位置に向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と反射光束とを説明するための図である。 光源2200dから射出され、光偏向器で偏向された光束が、感光体ドラム2030dの走査領域における走査終了位置に向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と反射光束とを説明するための図である。 走査画角を説明するための図である。 光源2200aから射出され、光偏向器で偏向された光束が、同期検知センサ2115Aに向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と同期光束Laとを説明するための図である。 光源2200aから射出され、光偏向器で偏向された光束が、感光体ドラム2030aの走査領域における走査開始位置に向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と反射光束とを説明するための図である。 光源2200aから射出され、光偏向器で偏向された光束が、感光体ドラム2030aの走査領域の中央位置に向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と反射光束とを説明するための図である。 光源2200aから射出され、光偏向器で偏向された光束が、感光体ドラム2030aの走査領域における走査終了位置に向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と反射光束とを説明するための図である。 水平入射を説明するための図である。 |θin|+|θBD|と回転多面鏡の面数Nとの関係を説明するための図である。 光源2200dから射出され光偏向器2104で偏向された走査開始前の光束が同期検知センサ2115Bで受光されるタイミングでの、隣接面ゴースト光の進行方向と光偏向器2104に入射する光束の入射方向と走査領域との関係を説明するための図である。 光源2200aから射出され光偏向器2104で偏向された走査開始前の光束が同期検知センサ2115Aで受光されるタイミングでの、隣接面ゴースト光の進行方向と光偏向器2104に入射する光束の入射方向と走査領域との関係を説明するための図である。 |θin|+|θs|と回転多面鏡の面数Nとの関係を説明するための図である。 光走査装置の変形例1を説明するための図(その1)である。 光走査装置の変形例1を説明するための図(その2)である。 図26(A)〜図26(C)は、それぞれ具体例1を説明するための図である。 図27(A)〜図27(C)は、それぞれ比較例1を説明するための図である。 図28(A)〜図28(C)は、それぞれ回転多面鏡に7面の鏡面が形成されている場合の具体例2を説明するための図である。 図29(A)〜図29(C)は、それぞれ回転多面鏡に7面の鏡面が形成されている場合の比較例2を説明するための図である。 光走査装置の変形例2を説明するための図(その1)である。 光走査装置の変形例2を説明するための図(その2)である。 光走査装置の変形例3を説明するための図(その1)である。 光走査装置の変形例3を説明するための図(その2)である。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図23に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係る複合機2000の概略構成が示されている。
この複合機2000は、複写機、プリンタ、及びファクシミリの機能を有し、本体装置1001、読取装置1002、及び自動原稿給紙装置1003などを備えている。
本体装置1001は、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタであり、光走査装置2010、4つの感光体ドラム(2030a、2030b、2030c、2030d)、4つのクリーニングユニット(2031a、2031b、2031c、2031d)、4つの帯電装置(2032a、2032b、2032c、2032d)、4つの現像ローラ(2033a、2033b、2033c、2033d)、中間転写ベルト2040、転写ローラ2042、定着ローラ2050、給紙コロ2054、排紙ローラ2058、給紙トレイ2060、排紙トレイ2070、通信制御装置2080、及び上記各部を統括的に制御するプリンタ制御装置2090などを備えている。
読取装置1002は、本体装置1001の上側に配置され、原稿を読み取る。すなわち、読取装置1002は、いわゆるスキャナ装置である。ここで読み取られた原稿の画像情報は、本体装置1001のプリンタ制御装置2090に送られる。
自動原稿給紙装置1003は、読取装置1002の上側に配置され、セットされた原稿を読取装置1002に向けて送り出す。この自動原稿給紙装置1003は、一般にADF(Auto Document Feeder)と呼ばれている。
通信制御装置2080は、ネットワークなどを介した上位装置(例えばパソコン)との双方向の通信、及び公衆回線を介した他の装置との双方向の通信を制御する。
プリンタ制御装置2090は、CPU、該CPUにて解読可能なコードで記述されたプログラム及び該プログラムを実行する際に用いられる各種データが格納されているROM、作業用のメモリであるRAM、アナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換回路などを有している。そして、プリンタ制御装置2090は、読取装置1002からの画像情報あるいは通信制御装置2080を介した画像情報を光走査装置2010に送る。
感光体ドラム2030a、帯電装置2032a、現像ローラ2033a、及びクリーニングユニット2031aは、組として使用され、ブラックの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Kステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030b、帯電装置2032b、現像ローラ2033b、及びクリーニングユニット2031bは、組として使用され、マゼンタの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Mステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030c、帯電装置2032c、現像ローラ2033c、及びクリーニングユニット2031cは、組として使用され、シアンの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Cステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030d、帯電装置2032d、現像ローラ2033d、及びクリーニングユニット2031dは、組として使用され、イエローの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Yステーション」ともいう)を構成する。
各感光体ドラムはいずれも、その表面に感光層が形成されている。各感光体ドラムは、不図示の回転機構により、図1における面内で矢印方向に回転する。
各帯電装置は、対応する感光体ドラムの表面をそれぞれ均一に帯電させる。
光走査装置2010は、プリンタ制御装置2090からの多色の画像情報(ブラック画像情報、シアン画像情報、マゼンタ画像情報、イエロー画像情報)に基づいて色毎に変調された光により、対応する帯電された感光体ドラムの表面をそれぞれ走査する。これにより、画像情報に対応した潜像が各感光体ドラムの表面にそれぞれ形成される。すなわち、ここでは、各感光体ドラムの表面がそれぞれ被走査面であり、各感光体ドラムが像担持体である。ここで形成された潜像は、感光体ドラムの回転に伴って対応する現像装置の方向に移動する。なお、この光走査装置2010の構成については後述する。
ところで、各感光体ドラムにおいて、光によって走査される領域は「走査領域」と呼ばれ、該走査領域のなかで画像情報が書き込まれる領域は、「有効走査領域」、「画像形成領域」、「有効画像領域」などと呼ばれている。また、各感光体ドラムにおける回転軸に平行な方向は「主走査方向」と呼ばれ、感光体ドラムの回転方向は「副走査方向」と呼ばれている。
各現像ローラは、回転に伴って、対応するトナーカートリッジ(図示省略)からのトナーが、その表面に薄く均一に塗布される。そして、各現像ローラの表面のトナーは、対応する感光体ドラムの表面に接すると、該表面における光が照射された部分にだけ移行し、そこに付着する。すなわち、各現像ローラは、対応する感光体ドラムの表面に形成された潜像にトナーを付着させて顕像化させる。ここでトナーが付着した像(トナー画像)は、感光体ドラムの回転に伴って中間転写ベルト2040の方向に移動する。
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー画像は、所定のタイミングで中間転写ベルト2040上に順次転写され、重ね合わされてカラー画像が形成される。
給紙トレイ2060には記録紙が格納されている。この給紙トレイ2060の近傍には給紙コロ2054が配置されており、該給紙コロ2054は、記録紙を給紙トレイ2060から1枚ずつ取り出す。該記録紙は、所定のタイミングで中間転写ベルト2040と転写ローラ2042との間隙に向けて送り出される。これにより、中間転写ベルト2040上のカラー画像が記録紙に転写される。カラー画像が転写された記録紙は、定着ローラ2050に送られる。
定着ローラ2050では、熱と圧力とが記録紙に加えられ、これによってトナーが記録紙上に定着される。トナーが定着された記録紙は、排紙ローラ2058を介して排紙トレイ2070に送られ、排紙トレイ2070上に順次積み重ねられる。
各クリーニングユニットは、対応する感光体ドラムの表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。残留トナーが除去された感光体ドラムの表面は、再度対応する帯電装置に対向する位置に戻る。
次に、前記光走査装置2010の構成について説明する。
光走査装置2010は、一例として図2〜図5に示されるように、4つの光源(2200a、2200b、2200c、2200d)、4つのカップリングレンズ(2201a、2201b、2201c、2201d)、4つの開口板(2202a、2202b、2202c、2202d)、4つのシリンドリカルレンズ(2204a、2204b、2204c、2204d)、光偏向器2104、2つの第1走査レンズ(2105A、2105B)、4つの第2走査レンズ(2106a、2106b、2106c、2106d)、8枚の折り返しミラー(2107A、2107B、2108a、2108b、2108c、2108d、2109a、2109d)、2つの同期検知センサ(2115A、2115B)、2つの同期光学系(2116A、2116B)、及び不図示の走査制御装置などを備えている。そして、これらは、光学ハウジングの所定位置に組み付けられている。
なお、ここでは、XYZ3次元直交座標系において、各感光体ドラムの長手方向(回転軸方向)に沿った方向をY軸方向、光偏向器2104の回転軸に沿った方向をZ軸方向として説明する。また、以下では、便宜上、各光学部材において、主走査方向に対応する方向を「主走査対応方向」と略述し、副走査方向に対応する方向を「副走査対応方向」と略述する。
光源2200aと光源2200bは、Z軸方向に関して離間している。光源2200cと光源2200dは、Z軸方向に関して離間している。そして、光源2200a及び光源2200bと光源2200c及び光源2200dとは、X軸方向に関して離れた位置に配置されている。
ここでは、光源2200aから射出される光束を「光束La」といい、光源2200bから射出される光束を「光束Lb」という。また、光源2200dから射出される光束を「光束Ld」といい、光源2200cから射出される光束を「光束Lc」という。
カップリングレンズ2201aは、光源2200aから射出された光束Laの光路上に配置され、該光束を略平行光束とする。カップリングレンズ2201bは、光源2200bから射出された光束Lbの光路上に配置され、該光束を略平行光束とする。カップリングレンズ2201cは、光源2200cから射出された光束Lcの光路上に配置され、該光束を略平行光束とする。カップリングレンズ2201dは、光源2200dから射出された光束Ldの光路上に配置され、該光束を略平行光束とする。
シリンドリカルレンズ2204aは、カップリングレンズ2201aを介した光束Laの光路上に配置され、該光束をZ軸方向に関して集光する。シリンドリカルレンズ2204bは、カップリングレンズ2201bを介した光束Lbの光路上に配置され、該光束をZ軸方向に関して集光する。シリンドリカルレンズ2204cは、カップリングレンズ2201cを介した光束Lcの光路上に配置され、該光束をZ軸方向に関して集光する。シリンドリカルレンズ2204dは、カップリングレンズ2201dを介した光束Ldの光路上に配置され、該光束をZ軸方向に関して集光する。
開口板2202aは、開口部を有し、シリンドリカルレンズ2204aを介した光束Laを整形する。開口板2202bは、開口部を有し、シリンドリカルレンズ2204bを介した光束Lbを整形する。開口板2202cは、開口部を有し、シリンドリカルレンズ2204cを介した光束Lcを整形する。開口板2202dは、開口部を有し、シリンドリカルレンズ2204dを介した光束Ldを整形する。
各開口板の開口部を通過した光束は、光偏向器2104に入射する。
光偏向器2104は、回転多面鏡を有している。ここでは、回転多面鏡には6つの鏡面が形成されており、各鏡面が偏向反射面である。この回転多面鏡は、図2における面内で矢印方向に回転する。
ところで、光束が光偏向器2104に入射する際に、回転多面鏡の回転軸に直交する面(ここでは、XY面)に対して傾斜した方向から入射することを「斜入射」といい、その傾斜角を「斜入射角」という。それに対し、光が光偏向器2104に入射する際に、回転多面鏡の回転軸に直交する面に平行な方向から入射することを「水平入射」という。また、斜入射に対応した光学系を「斜入射光学系」といい、水平入射に対応した光学系を「水平入射光学系」という。
本実施形態では、一例として図3に示されるように、光束Laは傾斜角−δで光偏向器2104に斜入射し、光束Lbは傾斜角+δで光偏向器2104に斜入射するように設定されている。また、一例として図4に示されるように、光束Lcは傾斜角+δで光偏向器2104に斜入射し、光束Ldは傾斜角−δで光偏向器2104に斜入射するように設定されている。ここでは、δ=2.3°である。なお、δの値は2.3°に限定されるものではなく、例えば、2°〜5°の範囲内の値であっても良い。
各光源と光偏向器2104との間の光路上に配置されている光学系は、「偏向器前光学系」とも呼ばれている。ここでは、該偏向器前光学系は、斜入射光学系である。
そして、光束Laと光束Lbが同じ偏向反射面で偏向され、光束Lcと光束Ldが同じ偏向反射面で偏向されるように配置されている。また、光束Laと光束Lbは同じ偏向反射面上で交差し、光束Lcと光束Ldは同じ偏向反射面上で交差するように設定されている。この場合、水平入射に比べて、Z軸方向に関する寸法が小さい回転多面鏡を用いることができるため、大幅な低コスト化を図るとともに、回転速度を高速化することが可能である。
ここでは、光束La及び光束Lbは光偏向器2104の+X側に偏向され、光束Lc及び光束Ldは光偏向器2104の−X側に偏向される。
光偏向器2104で偏向された光束Laは、第1走査レンズ2105A、折り返しミラー2107A、折り返しミラー2108a、第2走査レンズ2106a、及び折り返しミラー2109aを介して、感光体ドラム2030aに照射される。
光偏向器2104で偏向された光束Lbは、第1走査レンズ2105A、折り返しミラー2107A、第2走査レンズ2106b、及び折り返しミラー2108bを介して、感光体ドラム2030bに照射される。
第1走査レンズ2105A及び折り返しミラー2107Aは、光束Laと光束Lbで共用されている。
光偏向器2104で偏向された光束Lcは、第1走査レンズ2105B、折り返しミラー2107B、第2走査レンズ2106c、及び折り返しミラー2108cを介して、感光体ドラム2030cに照射される。
光偏向器2104で偏向された光束Ldは、第1走査レンズ2105B、折り返しミラー2107B、折り返しミラー2108d、第2走査レンズ2106d、及び折り返しミラー2109dを介して、感光体ドラム2030dに照射される。
第1走査レンズ2105B及び折り返しミラー2107Bは、光束Lcと光束Ldで共用されている。
なお、ここでは、偏向反射面に入射する4つの光束の斜入射角の大きさ(絶対値)が同じであるため、各光束について同じ設計の第2走査レンズを用いることができる。すなわち、更なる低コスト化を図ることが可能である。
各感光体ドラム上の光スポットは、回転多面鏡の回転に伴って主走査方向に沿って移動する。感光体ドラム2030a及び感光体ドラム2030bでは、−Y方向に光走査が行われ、感光体ドラム2030c及び感光体ドラム2030dでは、+Y方向に光走査が行われる(図6参照)。
そこで、回転多面鏡の回転軸に直交する平面に正射影したとき、光偏向器2104で偏向され同期検知センサ2115Aに向かう光束の進行方向と光偏向器2104に入射する光束の入射方向とのなす角度は、光偏向器2104で偏向され走査領域に向かう光束の進行方向と光偏向器2104に入射する光束の入射方向とのなす角度よりも小さい。
一方、回転多面鏡の回転軸に直交する平面に正射影したとき、光偏向器2104で偏向され同期検知センサ2115Bに向かう光束の進行方向と光偏向器2104に入射する光束の入射方向とのなす角度は、光偏向器2104で偏向され走査領域に向かう光束の進行方向と光偏向器2104に入射する光束の入射方向とのなす角度よりも大きい。
光偏向器2104と各感光体ドラムとの間の光路上に配置されている光学系は、「走査光学系」とも呼ばれている。
同期検知センサ2115Aは、光偏向器2104で偏向された光束Laであって、感光体ドラム2030aへの書き込み開始前の光束が入射する位置に配置されている。なお、以下では、同期検知センサ2115Aに入射する上記光束を「同期光束La」ともいう。
同期光学系2116Aは、光偏向器2104と同期検知センサ2115Aとの間の同期光束Laの光路上に配置され、同期光束Laを集光する。この同期光学系2116Aは、1つのレンズで構成されても良いし、複数のレンズで構成されても良い。
同期検知センサ2115Bは、光偏向器2104で偏向された光束Ldであって、感光体ドラム2030dへの書き込み開始前の光束が入射する位置に配置されている。なお、以下では、同期検知センサ2115Bに入射する上記光束を「同期光束Ld」ともいう。
同期光学系2116Bは、光偏向器2104と同期検知センサ2115Bとの間の同期光束Ldの光路上に配置され、同期光束Ldを集光する。この同期光学系2116Bは、1つのレンズで構成されても良いし、複数のレンズで構成されても良い。
各同期検知センサは、受光器を含み、受光光量に応じた信号を走査制御装置に出力する。走査制御装置は、同期検知センサ2115Aの出力信号に基づいて、感光体ドラム2030a及び感光体ドラム2030bへの書き込み開始タイミングを求める。また、走査制御装置は、同期検知センサ2115Bの出力信号に基づいて、感光体ドラム2030c及び感光体ドラム2030dへの書き込み開始タイミングを求める。
ここで、回転多面鏡の回転中心を通り主走査方向に直交する方向に平行な軸を「基準軸」とする。ここでは、基準軸方向はX軸方向と同じである。
そして、回転多面鏡の回転軸に直交する平面に正射影したとき、光偏向器2104に入射する光束Laの進行方向(入射方向)と基準軸方向とのなす角と、光偏向器2104に入射する光束Lbの進行方向(入射方向)と基準軸方向とのなす角とが同じ角度となるように設定されている。
また、回転多面鏡の回転軸に直交する平面に正射影したとき、光偏向器2104に入射する光束Lcの進行方向(入射方向)と基準軸方向とのなす角と、光偏向器2104に入射する光束Ldの進行方向(入射方向)と基準軸方向とのなす角とが同じ角度となるように設定されている。
さらに、光偏向器2104に入射する光束La及び光束Lbの進行方向(入射方向)と基準軸方向とのなす角の絶対値と、光偏向器2104に入射する光束Lc及び光束Ldの進行方向(入射方向)と基準軸方向とのなす角の絶対値とが等しくなるように設定されている。そこで、図7に示されるように、回転多面鏡の回転軸に直交する平面に正射影したとき、各光源から射出され、光偏向器2104に入射する光束の進行方向(入射方向)と基準軸方向とのなす角をθinと表記する。
また、図8に示されるように、回転多面鏡の回転軸に直交する平面に正射影したとき、各開口板の開口部を通過した光束の幅をdinと表記する。この光束が光偏向器2104に入射する。ここでは、din=3.8mmとなるように設定されている。
回転多面鏡に内接する円(図9参照)の直径は18mmである。そこで、1つの偏向反射面の幅(主走査対応方向に関する長さ)は約10.4mmである。すなわち、dinは、1つの偏向反射面の幅(主走査対応方向に関する長さ)よりも小さい。また、回転多面鏡において、6つの偏向反射面を区別する必要があるときは、回転方向と逆まわりに面1、面2、面3、面4、面5、面6とする(図9参照)。
次に、光源2200dから射出され、光偏向器2104に入射する光束と、光偏向器2104で偏向された光束について図10〜図13を用いて説明する。ここでは、回転多面鏡の面1で反射された光束が、同期検知センサ2115B及び感光体ドラム2030dの走査領域に向かうものとする。
図10には、光偏向器2104で偏向された光束が、同期検知センサ2115Bに向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と同期光束Ldとが示されている。このとき、光偏向器2104に入射する光束の全てが回転多面鏡の面1に入射するのではなく、光偏向器2104に入射する光束の一部は面6に入射するように設定されている。そして、面1で反射された光束が同期光束Ldとなる。
すなわち、光偏向器2104では、入射光束の一部が「けられ」ることとなる。なお、以下では、このときの、回転多面鏡の面1で反射された光束の進行方向と基準軸方向とのなす角をθBDと表記する。
図11には、光偏向器2104で偏向された光束が、感光体ドラム2030dの走査領域における走査開始位置に向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と反射光束とが示されている。このとき、光偏向器2104に入射する光束の全てが回転多面鏡の面1に入射するのではなく、光偏向器2104に入射する光束の一部は面6に入射するように設定されている。
すなわち、光偏向器2104では、入射光束の一部が「けられ」ることとなる。なお、以下では、このときの、回転多面鏡の面1で反射された光束の進行方向と基準軸方向とのなす角をθsと表記する。
そこで、回転多面鏡の面1で反射されて、感光体ドラム2030dの走査開始位置に向かう光束の幅dsは、光偏向器2104に入射する光束の幅dinよりも小さくなる。
図12には、光偏向器2104で偏向された光束が、感光体ドラム2030dの走査領域の中央位置に向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と反射光束とが示されている。このとき、光偏向器2104に入射する光束の全てが回転多面鏡の面1に入射するように設定されている。
すなわち、光偏向器2104では、入射光束が「けられ」ることはない。そこで、回転多面鏡の面1で反射されて、感光体ドラム2030dの走査領域の中央位置に向かう光束の幅dcは、光偏向器2104に入射する光束の幅dinと同じである。
図13には、光偏向器2104で偏向された光束が、感光体ドラム2030dの走査領域における走査終了位置に向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と反射光束とが示されている。このとき、光偏向器2104に入射する光束の全てが回転多面鏡の面1に入射するのではなく、光偏向器2104に入射する光束の一部は面2に入射するように設定されている。
すなわち、光偏向器2104では、入射光束の一部が「けられ」ることとなる。なお、以下では、このときの、回転多面鏡の面1で反射された光束の進行方向と基準軸方向とのなす角をθeと表記する。
そこで、回転多面鏡の面1で反射されて、感光体ドラム2030dの走査終了位置に向かう光束の幅deは、光偏向器2104に入射する光束の幅dinよりも小さくなる。
|θs|+|θe|は、いわゆる走査画角に対応する角度である(図14参照)。ここでは、|θs|=|θe|であり、|θs|及び|θe|は、「走査半画角」と呼ばれている。
ここでは、感光体ドラム2030dの走査領域における走査開始位置は、主走査方向に関する該走査領域の−Y側端部であり、感光体ドラム2030dの走査領域における走査終了位置は、主走査方向に関する該走査領域の+Y側端部である。
なお、光源2200cから射出され、感光体ドラム2030cの走査領域に向かう光束については、上述した光源2200dから射出され、感光体ドラム2030dの走査領域に向かう光束と同様である。
次に、光源2200aから射出され、光偏向器2104に入射する光束と、光偏向器2104で偏向された光束について図15〜図18を用いて説明する。ここでは、回転多面鏡の面1で反射された光束が、同期検知センサ2115A及び感光体ドラム2030aの走査領域に向かうものとする。
図15には、光偏向器2104で偏向された光束が、同期検知センサ2115Aに向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と同期光束Laとが示されている。このとき、光偏向器2104に入射する光束の全てが回転多面鏡の面1に入射するのではなく、光偏向器2104に入射する光束の一部は面6に入射するように設定されている。そして、面1で反射された光束が同期光束Laとなる。
すなわち、光偏向器2104では、入射光束の一部が「けられ」ることとなる。このときの、回転多面鏡の面1で反射された光束の進行方向と基準軸方向とのなす角はθBDである。
図16には、光偏向器2104で偏向された光束が、感光体ドラム2030aの走査領域における走査開始位置に向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と反射光束とが示されている。このとき、光偏向器2104に入射する光束の全てが回転多面鏡の面1に入射するのではなく、光偏向器2104に入射する光束の一部は面6に入射するように設定されている。
すなわち、光偏向器2104では、入射光束の一部が「けられ」ることとなる。このときの、回転多面鏡の面1で反射された光束の進行方向と基準軸方向とのなす角はθsである。
そこで、回転多面鏡の面1で反射されて、感光体ドラム2030aの走査開始位置に向かう光束の幅dsは、光偏向器2104に入射する光束の幅dinよりも小さくなる。
図17には、光偏向器2104で偏向された光束が、感光体ドラム2030aの走査領域の中央位置に向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と反射光束とが示されている。このとき、光偏向器2104に入射する光束の全てが回転多面鏡の面1に入射するように設定されている。
すなわち、光偏向器2104では、入射光束が「けられ」ることはない。そこで、回転多面鏡の面1で反射されて、感光体ドラム2030aの走査領域の中央位置に向かう光束の幅dcは、光偏向器2104に入射する光束の幅dinと同じである。
図18には、光偏向器2104で偏向された光束が、感光体ドラム2030aの走査領域における走査終了位置に向かうタイミングでの、回転多面鏡に対する入射光束と反射光束とが示されている。このとき、光偏向器2104に入射する光束の全てが回転多面鏡の面1に入射するのではなく、光偏向器2104に入射する光束の一部は面2に入射するように設定されている。
すなわち、光偏向器2104では、入射光束の一部が「けられ」ることとなる。このときの、回転多面鏡の面1で反射された光束の進行方向と基準軸方向とのなす角はθeである。
そこで、回転多面鏡の面1で反射されて、感光体ドラム2030aの走査終了位置に向かう光束の幅deは、光偏向器2104に入射する光束の幅dinよりも小さくなる。
ここでは、感光体ドラム2030aの走査領域における走査開始位置は、主走査方向に関する該走査領域の+Y側端部であり、感光体ドラム2030aの走査領域における走査終了位置は、主走査方向に関する該走査領域の−Y側端部である。
なお、光源2200bから射出され、感光体ドラム2030bの走査領域に向かう光束については、上述した光源2200aから射出され、感光体ドラム2030aの走査領域に向かう光束と同様である。
ところで、光偏向器2104で入射光束が「けられ」ると、光偏向器2104で「けられ」た光束(以下では、「隣接面ゴースト光」ともいう)が光源に戻ったり、走査領域に向かうおそれがある。隣接面ゴースト光が光源へ戻ると、光源の光量制御(APC:Auto Power Control)が不安定になる。また、隣接面ゴースト光が走査領域に向かうと画像にノイズが含まれ、画像品質が低下する。
ここで、仮に光源2200dからの光束が光偏向器に水平入射され(図19参照)、1つの内角がαの回転多面鏡の互いに隣接する2つの偏向反射面(第1の偏向反射面及び第2の偏向反射面とする)に光源2200dからの光束が入射し、第1の偏向反射面で反射された光束が同期光束Ldとなるタイミングを考える。このとき、図20に示されるように、光源2200dからの光束の入射方向が第2の偏向反射面に直交していると、第2の偏向反射面で反射された光束(隣接面ゴースト光)は光源2200dへの戻り光となる。
この場合、幾何学的に次の(1)式が成立する。なお、ここでは、便宜的に、|θin|+|θBD|をAとしている。
α+β+A+90=360 ……(1)
図20における角度βは、次の(2)式で示される。
β=(180−A)/2 ……(2)
また、回転多面鏡がN個の偏向反射面を有していると、図20における角度αは、次の(3)式で示される。
α=(180×(N−2))/N ……(3)
上記(2)式及び(3)式を上記(1)式に代入すると、次の(4)式が得られる。
A=720/N ……(4)
すなわち、|θin|+|θBD|の値が720/Nと等しいときは、隣接面ゴースト光が光源2200dに戻ることとなる。従って、水平入射の場合、|θin|+|θBD|≠720/N、であることが必要であり、同期光学系は配置上の制約を受ける。
一方、本実施形態のように光源2200dからの光束が回転多面鏡に斜入射される場合は、|θin|+|θBD|の値が720/Nと等しくても、隣接面ゴースト光が光源2200dに戻ることはない。そこで、同期光学系は配置上の制約を受けない。
なお、本実施形態では、回転多面鏡へ入射する光束Lcと光束Ldの斜入射角の絶対値が等しいため、隣接面ゴースト光が光源2200cへ向かう可能性はあるが、同期検知時には光源2200cは点灯されないため、不都合はない。
また、本実施形態では、光偏向器2104で偏向された光束が同期検知センサ2115Bに向かうタイミングで、隣接面ゴースト光が走査領域に向かわないように、次の(5)式が満足されるように設定されている。このとき、隣接面ゴースト光の進行方向と基準軸方向とのなす角度は、θeよりも大きい。
|θBD|+|θe|<720/N ……(5)
また、本実施形態では、次の(6)式が満足されるように設定されている。このとき、隣接面ゴースト光の進行方向と基準軸方向とのなす角度は、θinよりも小さい。なお、隣接面ゴースト光の進行方向と基準軸方向とのなす角度がθinよりも大きいと、走査画角が小さくなり、光偏向器2104から感光体ドラムまでの光路長が長くなる。
|θin|+|θBD|>720/N ……(6)
そこで、次の(7)式が満足されるように同期検知センサ2115Bを配置することにより、上記(5)式及び(6)式を満足させることができる。
720/N−|θin|<|θBD|<720/N−|θe| ……(7)
図21には、本実施形態において、光源2200dから射出され光偏向器2104で偏向された走査開始前の光束が同期検知センサ2115Bで受光されるタイミングでの、隣接面ゴースト光の進行方向と光偏向器2104に入射する光束の入射方向と走査領域との関係が示されている。
隣接面ゴースト光の進行方向と基準軸方向とのなす角をθgとすると、|θe|<|θg|<|θin|の関係があり、隣接面ゴースト光が、光源に対する戻り光となったり、走査領域に向かうことはない。
図22には、本実施形態において、光源2200aから射出され光偏向器2104で偏向された走査開始前の光束が同期検知センサ2115Aで受光されるタイミングでの、隣接面ゴースト光の進行方向と光偏向器2104に入射する光束の入射方向と走査領域との関係が示されている。この場合においても、上記(5)式及び(6)式が満足されている。また、|θe|<|θg|<|θin|の関係があり、隣接面ゴースト光が、光源に対する戻り光となったり、走査領域に向かうことはない。
また、光源2200dから射出され、光偏向器2104で偏向された光束が、感光体ドラム2030dの走査領域における走査開始位置に向かうタイミングで、隣接面ゴースト光が光源側に向かうおそれがある。
そこで、仮に光源2200dからの光束が回転多面鏡に水平入射され、1つの内角がαの回転多面鏡の互いに隣接する2つの偏向反射面(第1の偏向反射面及び第2の偏向反射面とする)に光源2200dからの光束が入射し、第1の偏向反射面で反射された光束が走査開始位置に向かうタイミングを考える。
このとき、図23に示されるように、光源2200dからの光束の入射方向が第2の偏向反射面に直交していると、第2の偏向反射面で反射された光束(隣接面ゴースト光)は光源2200dへの戻り光となる。
すなわち、|θin|+|θs|の値が720/Nと等しいときは、隣接面ゴースト光が光源2200dに戻ることとなる。
一方、本実施形態のように光源2200dからの光束が回転多面鏡に斜入射される場合は、隣接面ゴースト光が光源2200dに戻ることはない。
しかしながら、本実施形態では、回転多面鏡へ入射する光束Lcと光束Ldの斜入射角の絶対値が等しいため、隣接面ゴースト光が光源2200cに向かうおそれがある。
そこで、本実施形態では、次の(8)式が満足されるように設定されている。
|θin|+|θs|<720/N ……(8)
この場合、光源2200dから射出され、光偏向器2104で偏向された光束が、感光体ドラム2030dの走査領域における走査開始位置に向かうタイミングで、隣接面ゴースト光が光源2200cに向かうおそれはない。また、光源2200cから射出され、光偏向器2104で偏向された光束が、感光体ドラム2030cの走査領域における走査開始位置に向かうタイミングで、隣接面ゴースト光が光源2200dに向かうおそれはない。
また、光源2200aから射出され、光偏向器2104で偏向された光束が、感光体ドラム2030aの走査領域における走査終了位置に向かうタイミングで、隣接面ゴースト光が光源2200bに向かうおそれがある。
そこで、本実施形態では、次の(9)式が満足されるように設定されている。
|θin|+|θe|<720/N ……(9)
この場合、光源2200aから射出され、光偏向器2104で偏向された光束が、感光体ドラム2030aの走査領域における走査終了位置に向かうタイミングで、隣接面ゴースト光が光源2200bに向かうおそれはない。また、光源2200bから射出され、光偏向器2104で偏向された光束が、感光体ドラム2030bの走査領域における走査終了位置に向かうタイミングで、隣接面ゴースト光が光源2200aに向かうおそれはない。
そこで、光偏向器2104で偏向された光束が対応する感光体ドラムの走査領域内に向かうときの、該光束の進行方向と基準軸方向とのなす角を総称してθiと表記すると、本実施形態では、次の(10)式が満足されている。
|θin|+|θi|<720/N ……(10)
ところで、従来のUFタイプの光走査装置では、画像形成の高速化や画素密度の高密度化に対応するには、主走査方向に対応する方向に関して、偏向反射面の長さを大きくする必要があるため、回転多面鏡における面数を少なくするか、回転多面鏡における内接円の直径を大きくする必要があった。
しかしながら、上記面数を少なくすると、回転多面鏡の回転数を大きくしなければならない不都合があった。一方、上記内接円の直径を大きくした場合は、回転多面鏡の風損が増加し、消費電力が増加するという不都合があった。なお、光源数を増やし1つの偏向反射面で偏向されるビーム数を多くすることが考えられるが、光源数の増加とともに光源の駆動回路も大型化し、高コスト化を招く。
また、従来のOFタイプの光走査装置では、画像形成の高速化や画素密度の高密度化に対応するには、10面以上の回転多面鏡を用いる必要があるため、走査画角が小さくなり、光走査装置の大型化を招くという不都合があった。また、光束の周辺部が使用されないため、光利用効率が低いという不都合があった。
本実施形態における光走査装置2010では、(1)従来のUFタイプの光走査装置よりも、回転多面鏡を小型化することができる。そのため、消費電力を増加させることなく、回転多面鏡を高速で回転させることが可能となる。そして、光源数を増加させることなく、すなわち、高コスト化を招くことなく、画像形成の高速化や画素密度の高密度化に対応することができる。
また、本実施形態における光走査装置2010では、(2)従来のOFタイプの光走査装置よりも、走査画角を大きくすることができる。そのため、大型化を招くことなく、画像形成の高速化や画素密度の高密度化に対応することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る光走査装置2010は、4つの光源(2200a、2200b、2200c、2200d)、偏向器前光学系、回転多面鏡を有する光偏向器2104、2つの同期検知センサ(2115A、2115B)、及び走査光学系などを備えている。
光偏向器2104で偏向された光束が、同期検知センサに向かうタイミング、及び走査領域の各端部に向かうタイミングでは、光偏向器2104に入射する光束は、光偏向器2104で「けられ」るように設定されている。また、光偏向器2104で偏向された光束が、走査領域の中央位置に向かうタイミングでは、光偏向器2104に入射する光束は、光偏向器2104で「けられ」ないように設定されている。
光源2200aからの光束Laと光源2200bからの光束Lbは、回転多面鏡の同じ偏向反射面に斜入射され、光源2200cからの光束Lcと光源2200dからの光束Ldは、回転多面鏡の同じ偏向反射面に斜入射されるように設定されている。そして、光束La及び光束Ldは、回転多面鏡の回転軸に直交する平面の一側から斜入射され、光束Lb及び光束Lcは、回転多面鏡の回転軸に直交する平面の他側から斜入射されるように設定されている。
そして、上記(5)式、(6)式、(8)式、(9)式、が満足されている。
この場合は、
(1)走査画角の拡大が可能であり、光偏向器から感光体ドラムまでの光路長が短縮され、光走査装置の小型化を図ることができる。
(2)回転多面鏡の小型化(内接円の小径化)が可能であり、走査速度の高速化を図ることができる。
(3)回転多面鏡の小型化(内接円の小径化)が可能であり、斜入射方式による光学性能の劣化を従来のUFタイプより小さく抑えることができる。
(4)水平入射方式の際に用いられる2段構成の回転多面鏡に比べ、斜入射方式では1段構成の回転多面鏡を用いることが可能であり、回転多面鏡の低コスト化を図るとともに、風損が小さいため高速化を図ることができる。
(5)同じ光源数で、同じ走査速度の場合は、回転多面鏡を小型化できるため、消費電力、発熱量を小さく抑えることができる。また、光偏向器の温度上昇に起因する光学ハウジングや光学素子の温度上昇、変形及び光学性能の劣化を小さく抑えることができる。その結果、画像(潜像)品質の低下を抑制することができる。
そこで、光走査装置2010は、画像品質の低下を招くことなく、低コストで更なる小型化及び高速化を図ることができる。
そして、複合機2000は、光走査装置2010を備えているため、結果として、画像(出力画像)品質を低下させることなく、低コストで小型化及び高速化を図ることができる。
なお、上記実施形態では、走査領域における走査開始位置に向かうタイミング及び走査終了位置に向かうタイミングの両方において、入射光束が光偏向器2104で「けられ」る場合について説明したが、これに限定されるものではなく、走査領域における走査開始位置に向かうタイミング及び走査終了位置に向かうタイミングのいずれかにおいて、入射光束が光偏向器2104で「けられ」ても良い。
また、上記実施形態では、回転多面鏡に内接する円の直径が18mmの場合について説明したがこれに限定されるものではない。必要とされる走査半画角に応じて、回転多面鏡に内接する円の直径を設定することができる。
また、上記実施形態では、回転多面鏡に6面の鏡面が形成されている場合について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、回転多面鏡に7面の鏡面が形成されていても良い。
なお、上記実施形態において、一例として図24に示されるように、光束Laと光束Lbの斜入射角を異ならせるとともに、一例として図25に示されるように、光束Lcと光束Ldの斜入射角を異ならせても良い。この場合、上記(8)式及び(9)式に代えて、次の(11)式及び(12)式を満足させることができる。そして、走査画角を上記実施形態よりも更に大きくすることができる。
|θin|+|θs|≧720/N ……(11)
|θin|+|θe|≧720/N ……(12)
図26(A)〜図26(C)には、具体例1が示されている。この具体例1では、|θin|=75°、|θBD|=60°、|θs|=50°、|θe|=50°、である。
このとき、720/N=120、|θin|+|θBD|=135°、|θin|+|θs|=125°、|θBD|+|θe|=110°、|θin|+|θe|=125°、であり、上記(5)式、(6)式、(11)式及び(12)式が満足されている。
また、光偏向器2104で偏向された光束が同期検知センサ2115Bに向かうタイミングで、隣接面ゴースト光の進行方向と基準軸方向とのなす角θgは60°である。すなわち、θg<θinである。
図27(A)〜図27(C)には、比較例1が示されている。この比較例1では、|θin|=55°、|θBD|=50°、|θs|=40°、|θe|=40°である。
このとき、720/N=120、|θin|+|θBD|=105°、|θin|+|θs|=95°、|θBD|+|θe|=90°、|θin|+|θe|=95°、であり、上記(5)式は満足されているが、上記(6)式、(11)式及び(12)式は満足されていない。
また、光偏向器2104で偏向された光束が同期検知センサ2115Bに向かうタイミングで、隣接面ゴースト光の進行方向と基準軸方向とのなす角θgは70°である。すなわち、θg>θinである。
上記具体例1は、上記比較例1に比べて、|θs|及び|θe|を大きくし、光偏向器2104から感光体ドラムまでの光路長を短くすることができる。その結果、光走査装置を小型化することができる。
図28(A)〜図28(C)には、回転多面鏡に7面の鏡面が形成されている場合の具体例2が示されている。この具体例2では、|θin|=65°、|θBD|=50°、|θs|=40°、|θe|=40°である。
このとき、720/N≒102.9、|θin|+|θBD|=115°、|θin|+|θs|=105°、|θBD|+|θe|=90°、|θin|+|θe|=105°、であり、上記(5)式、(6)式、(11)式及び(12)式が満足されている。
また、光偏向器2104で偏向された光束が同期検知センサ2115Bに向かうタイミングで、隣接面ゴースト光の進行方向と基準軸方向とのなす角θgは52.9°である。すなわち、θe<θg<θinの関係があり、隣接面ゴースト光が、走査領域に向かうことはない。
図29(A)〜図29(C)には、回転多面鏡に7面の鏡面が形成されている場合の比較例2が示されている。この比較例2では、|θin|=55°、|θBD|=40°、|θs|=30°、|θe|=30°である。
このとき、720/N≒102.9、|θin|+|θBD|=95°、|θin|+|θs|=85°、|θBD|+|θe|=70°、|θin|+|θe|=85°、であり、上記(5)式は満足されているが、上記(6)式、(11)式及び(12)式は満足されていない。
また、光偏向器2104で偏向された光束が同期検知センサ2115Bに向かうタイミングで、隣接面ゴースト光の進行方向と基準軸方向とのなす角θgは62.9°である。すなわち、θg>θinである。
上記具体例2は、上記比較例2に比べて、|θs|及び|θe|を大きくし、光偏向器2104から感光体ドラムまでの光路長を短くすることができる。その結果、光走査装置を小型化することができる。
また、上記実施形態において、一例として図30に示されるように、光偏向器2104に入射する光束Laと光束Lbが同一の偏向反射面上とは異なる位置で交差し、一例として図31に示されるように、光偏向器2104に入射する光束Lcと光束Ldが同一の偏向反射面上とは異なる位置で交差しても良い。
この場合、偏向反射面における光束Laの入射位置と光束Lbの入射位置がZ軸方向に関して離間し、偏向反射面における光束Lcの入射位置と光束Ldの入射位置がZ軸方向に関して離間することとなる。そこで、隣接面ゴースト光が、他の光源に向かうことはなく、上記(8)式及び(9)式に代えて、上記(11)式及び(12)式を満足させることができる。そして、走査画角を上記実施形態よりも更に大きくすることができる。
また、上記実施形態において、一例として図32に示されるように、光源2200aから射出され、光偏向器2104に入射する光束の進行方向(入射方向)と基準軸方向とのなす角(「θina」とする)と、光源2200bから射出され、光偏向器2104に入射する光束の進行方向(入射方向)と基準軸方向とのなす角(「θinb」とする)とを異ならせても良い。さらに、一例として図33に示されるように、光源2200cから射出され、光偏向器2104に入射する光束の進行方向(入射方向)と基準軸方向とのなす角(「θinc」とする)と、光源2200dから射出され、光偏向器2104に入射する光束の進行方向(入射方向)と基準軸方向とのなす角(「θind」とする)とを異ならせても良い。
例えば、θina=75°、θinb=65°の場合、光源2200aからの光束が走査領域を走査中に該光束と基準軸方向とのなす角が45°となるタイミングで、隣接面ゴースト光の進行方向と基準軸方向とのなす角θgはθinaと同じ75°となるが、光束Laは光偏向器2104に斜入射されているため、隣接面ゴースト光が光源2200aに戻ることはない。また、θinaとθinbが異なるため、該隣接面ゴースト光が光源2200bに向かうことはない。
この場合は、上記(8)式及び(9)式に代えて、上記(11)式及び(12)式を満足させることができる。そして、走査画角を上記実施形態よりも更に大きくすることができる。
また、上記実施形態では、|θs|=|θe|の場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態において、光源にモノリシックな端面発光レーザアレイや面発光レーザアレイを用いても良い。
また、上記実施形態では、感光体ドラムの数が4つの場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、本体装置1001が多色カラープリンタの場合について説明したが、これに限定されるものではなく、モノクロプリンタであっても良い。
また、上記実施形態では、画像形成装置として複合機の場合について説明したが、これに限定されるものではない。画像形成装置が、単独の複写機、プリンタ、及びファクシミリ装置であっても良い。
また、レーザ光によって発色する媒体(例えば、用紙)に直接、レーザ光を照射する画像形成装置であっても良い。
また、像担持体として銀塩フィルムを用いた画像形成装置であっても良い。この場合には、光走査により銀塩フィルム上に潜像が形成され、この潜像は通常の銀塩写真プロセスにおける現像処理と同等の処理で可視化することができる。そして、通常の銀塩写真プロセスにおける焼付け処理と同等の処理で印画紙に転写することができる。このような画像形成装置は光製版装置や、CTスキャン画像等を描画する光描画装置として実施できる。
2000…複合機(画像形成装置)、2010…光走査装置、2030a,2030b,2030c,2030d…感光体ドラム(像担持体)、2104…光偏向器、2105A,2105B…第1走査レンズ(走査光学系の一部)、2106a,2106b,2106c,2106d…第2走査レンズ(走査光学系の一部)、2115A…同期検知センサ、2115B…同期検知センサ(受光器)、2116A…同期光学系、2116B…同期光学系、2200a,2200b,2200c,2200d…光源、2201a,2201b,2201c,2201d…カップリングレンズ、2202a,2202b,2202c,2202d…開口板、2204a,2204b,2204c,2204d…シリンドリカルレンズ。
特開2005−92129号公報 特開平10−206778号公報 特開2003−279877号公報

Claims (8)

  1. 光源から射出され、複数の反射面が形成されている回転多面鏡で反射された光束によって、被走査面上の走査領域を主走査方向に走査する光走査装置において、
    前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面に正射影したとき、前記回転多面鏡に入射する光束の幅は、前記回転多面鏡の反射面の前記主走査方向に対応する方向に関する長さよりも小さく、
    前記回転多面鏡で反射された光束が、前記走査領域の中央部に向かうタイミングでは、前記回転多面鏡に入射する光束の全てが、一の反射面で反射され、
    前記回転多面鏡で反射された光束が、前記走査領域の両端部のうちの少なくとも一側の端部に向かうタイミングでは、前記回転多面鏡に入射する光束の一部が、前記一の反射面に隣接する他の反射面で反射され、その残りが前記一の反射面で反射され、
    前記回転多面鏡へ入射する光束は前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面に対し傾斜していることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記回転多面鏡の第1反射面と該第1反射面に隣接する第2反射面とに走査開始前の光束が同時に入射し、
    前記第1反射面で反射された光束が入射する受光器を備え、
    前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面に正射影したとき、前記第1反射面で反射された光束の進行方向と前記主走査方向に直交する軸方向とのなす角度θBDは、前記回転多面鏡における反射面の数Nと、前記走査領域の走査終了位置に向かう光束の前記回転多面鏡での反射方向と前記軸方向とのなす角度θeとを用いて、|θBD|+|θe|<720/N、を満足することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面に正射影したとき、前記回転多面鏡に入射する際の入射方向と前記主走査方向に直交する軸方向とのなす角度θinは、前記回転多面鏡における反射面の数Nと、前記走査領域の走査終了位置に向かう光束の前記回転多面鏡での反射方向と前記軸方向とのなす角度θeと、前記走査領域の走査開始位置に向かう光束の前記回転多面鏡での反射方向と前記軸方向とのなす角度θsとを用いて、|θin|+|θs|≧720/N、または|θin|+|θe|≧720/N、を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. 前記回転多面鏡の同一の反射面に第1の光束と第2の光束とが入射し、
    前記第1の光束は、前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面の一側から入射し、前記第2の光束は、前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面の他側から入射し、
    前記第1の光束の斜入射角と前記第2の光束の斜入射角は絶対値が等しく、
    前記第1の光束と前記第2の光束は、前記同一の反射面上で交差し、
    前記第1の光束及び前記第2の光束は、前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面に正射影したとき、前記回転多面鏡に入射する際の入射方向と前記主走査方向に直交する軸方向とのなす角度θinは、前記回転多面鏡における反射面の数Nと、前記走査領域の走査終了位置に向かう光束の前記回転多面鏡での反射方向と前記軸方向とのなす角度θeと、前記走査領域の走査開始位置に向かう光束の前記回転多面鏡での反射方向と前記軸方向とのなす角度θsとを用いて、|θin|+|θs|<720/N、または|θin|+|θe|<720/N、を満足することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  5. 前記回転多面鏡の同一の反射面に第1の光束と第2の光束とが入射し、
    前記第1の光束は、前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面の一側から入射し、前記第2の光束は、前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面の他側から入射し、
    前記第1の光束と前記第2の光束は、前記同一の反射面上で交差し、
    前記第1の光束の斜入射角と前記第2の光束の斜入射角は絶対値が異なることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  6. 前記回転多面鏡の同一の反射面に第1の光束と第2の光束とが入射し、
    前記第1の光束は、前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面の一側から入射し、前記第2の光束は、前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面の他側から入射し、
    前記第1の光束の斜入射角と前記第2の光束の斜入射角は絶対値が等しく、
    前記第1の光束と前記第2の光束は、前記同一の反射面上とは異なる位置で交差することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  7. 前記回転多面鏡の同一の反射面に第1の光束と第2の光束とが入射し、
    前記第1の光束は、前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面の一側から入射し、前記第2の光束は、前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面の他側から入射し、
    前記回転多面鏡の回転軸に直交する平面に正射影したとき、前記回転多面鏡に入射する際の前記第1の光束の入射方向と前記主走査方向に直交する軸方向とのなす角度と、前記第2の光束の入射方向と前記軸方向とのなす角度とが異なることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  8. 像担持体と、
    前記像担持体を画像情報によって変調された光束により走査する請求項1〜7のいずれか一項に記載の光走査装置と、を備える画像形成装置。
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