JP2014168477A - 多層菓子組成物を形成する方法 - Google Patents

多層菓子組成物を形成する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014168477A
JP2014168477A JP2014100800A JP2014100800A JP2014168477A JP 2014168477 A JP2014168477 A JP 2014168477A JP 2014100800 A JP2014100800 A JP 2014100800A JP 2014100800 A JP2014100800 A JP 2014100800A JP 2014168477 A JP2014168477 A JP 2014168477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
confectionery composition
layer
composition
confectionery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014100800A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5876528B2 (ja
Inventor
Degady Marc
マルク デガディ
Carlos Elejalde Cesar
セサル カルロス エレハルデ
Jean Alejandro
アレハンドロ ジーン
Jani Bharat
バラット ヤニ
Lucia Lopez Ana
アナ ルシア ロペス
Melendez Fernando
フェルナンド メレンデス
J Pettigrew Susan
スーザン ジェイ. ペティグルー
Raible Duane
デュエイン レイブル
Ramirez Ivonne
イボンヌ ラミレス
Tecanhuey Margarita
マルガリータ テカンウエイ
Vazquez Iran
イラン バスケス
Allen Aldridge
アレン アルドリッジ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Servicios Integrales Kraft S De Rl De Cv
Intercontinental Great Brands LLC
Original Assignee
Servicios Integrales Kraft S De Rl De Cv
Intercontinental Great Brands LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Servicios Integrales Kraft S De Rl De Cv, Intercontinental Great Brands LLC filed Critical Servicios Integrales Kraft S De Rl De Cv
Publication of JP2014168477A publication Critical patent/JP2014168477A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5876528B2 publication Critical patent/JP5876528B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G3/00Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
    • A23G3/34Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof
    • A23G3/50Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof characterised by shape, structure or physical form, e.g. products with supported structure
    • A23G3/54Composite products, e.g. layered, coated, filled
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G3/00Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
    • A23G3/0002Processes of manufacture not relating to composition and compounding ingredients
    • A23G3/0046Batch-rolling, rope-forming, or sizing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G3/00Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
    • A23G3/0002Processes of manufacture not relating to composition and compounding ingredients
    • A23G3/0063Coating or filling sweetmeats or confectionery
    • A23G3/0065Processes for making filled articles, composite articles, multi-layered articles
    • A23G3/0068Processes for making filled articles, composite articles, multi-layered articles the material being shaped at least partially by a die; Extrusion of filled or multi-layered cross-sections or plates, optionally with the associated cutting
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G3/00Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
    • A23G3/34Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof
    • A23G3/50Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof characterised by shape, structure or physical form, e.g. products with supported structure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G4/00Chewing gum
    • A23G4/02Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of chewing gum
    • A23G4/04Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of chewing gum for moulding or shaping
    • A23G4/043Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of chewing gum for moulding or shaping for composite chewing gum
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G4/00Chewing gum
    • A23G4/18Chewing gum characterised by shape, structure or physical form, e.g. aerated products
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G4/00Chewing gum
    • A23G4/18Chewing gum characterised by shape, structure or physical form, e.g. aerated products
    • A23G4/20Composite products, e.g. centre-filled, multi-layer, laminated

Abstract

【課題】多層菓子組成物を形成する方法を提供する。
【解決手段】(A)第1の供給ポートおよび第2の供給ポートを少なくとも有する共押出機116を提供することと、(B)連続的な多層状ロープ120を形成するために、第1の菓子組成物102を第2の菓子組成物104と共押出機116から共押出しすることであって、上記共押出しすることは、3つの連続する層を有する多層状ロープを押出すことを含み、第1の菓子組成物102は別々の層として押し出され、第2の菓子組成物104は中間層として押し出され、中間層は前記の第1の菓子組成物より得られた別々の層の間に挟まれることと、多層状ロープ120を共押出機116の下流で20℃から40℃に冷却し、サイジングし、ピースへと分離することとを含む。
【選択図】図1A

Description

本発明は、概して、菓子製造システムおよび方法に、特に、異なる菓子組成物から形成される少なくとも2つの菓子組成物層を含む多層状菓子組成物を製造するための菓子製造システムおよび方法に関する。
典型的には、ガムまたはキャンディーなどの菓子組成物は、まったく別々の製品として流通しているか、または実質的に別々の製品として食される製品として流通している。より具体的には、一部の現在の菓子製品は、ガムまたはチューイーなトフィータイプの菓子などの別々の菓子組成物を包み込むことになるハードキャンディーの外殻を具えるであろう。残念ながら、使用者は、2つの別々の菓子組成物を同時に提供されるという視覚的な利益を与えられず、使用者は、両方の別々の菓子組成物の香味および感覚的な利益を同時に得ることもない。
それゆえ、本発明は、複数組成の菓子組成物の技術分野における改善に関する。
本発明の実施形態は、複数の異なる菓子組成物から形成される菓子組成物を製造するための方法および製造システムにおける改良に関する。この複数の菓子組成物は複数の層に配置され、多層状菓子組成物を形成する。この多層状菓子組成物を形成する異なる菓子組成物は、少なくとも1つの特徴において異なる。いくつかの実施形態では、これらの異なる層は改善された消費者体験をもたらす。この異なる菓子組成物間の異なる特徴は、その多層状菓子組成物を消費する際の全体的な使用者体験を高めるように、種々の層の間に視覚的、官能的または食味/感覚に基づく区別を、審美的または身体的な面で、与えることになる可能性がある。
従って、少なくとも1つの特徴において互いに異なる少なくとも2つの異なる菓子組成物は、最終の多層状菓子組成物において、実質的に別個の層の中に含まれることになろう。
多層菓子組成物を形成するいくつかの方法は、第1の菓子組成物の少なくとも1つの層および第2の菓子組成物の少なくとも1つの層から構成される連続的な多層状ロープを形成するために、第1の菓子組成物を第2の菓子組成物と共押出しすることと、この多層状ロープをサイジング(sizing)することと、この多層状ロープをピースへと切断することとを含む。
いくつかの実施形態では、当該多層状菓子組成物の中の第1の菓子組成物は、典型的にはガム組成物であろう。当該多層状菓子組成物の中の第2の菓子組成物は、典型的にはキャンディー組成物であろうが、すべての実施形態においてキャンディー組成物であるというわけではない。しかしながら、他の実施形態がガム組成物をまったく含まなくてもよく、なおさらなる実施形態はもっぱらガム組成物から形成されてもよいということが企図される。
異なる菓子組成物を組み合わせることにより、様々な香味プロファイル、テキスチャ、香味放出特性、官能成分、視覚的な魅力などを含めた改善された特徴を有する多層状菓子組成物を製造することができ、消費者の要求を満たすか、または別の態様で消費者体験の亢進をもたらすことができる。好ましい実施形態では、キャンディー層およびガム層の両方を提供することにより、この多層状菓子組成物はキャンディーの即座の香味の享受をもたらしうるが、この多層状菓子組成物は、依然として、ガムの長く持続する香味製品を提供することになろう。
その目的のために、1つの実施形態では、多層菓子組成物を形成する方法は、第1の菓子組成物の少なくとも1つの層および第2の菓子組成物の少なくとも1つの層から構成される連続的な多層状ロープを形成するために、第1の菓子組成物を第2の菓子組成物と共押出しすることと、この多層状ロープを、所望の最終の幅および所望の最終の厚さへとサイジングすることと、この多層状ロープを、所望の最終の幅、所望の最終の厚さおよび所望の最終の長さの寸法を有するピースへと切断することと、このピースを包むことと、このピースを梱包群へと群にすることと、この梱包群を剛性のパッケージの中へと挿入することと、を含む。
より特定の実施態様では、この第1の菓子組成物はガム組成物である。さらなる実施態様では、当該方法は、ガム組成物を共押出しする工程に先立って、第1の菓子組成物を予備押出しする工程をさらに含む。加えて、方法は、第1の菓子組成物を共押出しする工程に先立って、この第1の菓子組成物をプレコンディショニングすることを含んでもよい。さらに、方法は、第1の菓子組成物を第2の菓子組成物とともに共押出しする工程の後に、多層状ロープをポストコンディショニングすることを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、多層状ロープをサイジングする工程は、ロープサイジングすることによってロープを伸長させることを含み、このロープサイジングすることは、この多層状ロープの反対側の上面および底面に作用する複数の連続的な逆回転するローラーの対に、多層状ロープを通すことを含み、このロープの伸長により、逆回転するローラーの各対における多層状ロープの線速度が増大する。より特定の実施形態では、この多層状ロープの伸長はロープを長さ寸法に沿って線状に引き延ばし、ロープの厚さおよび幅を減少させ、この厚さおよび幅は、ロープがロープサイジングする工程の間に移動する長さおよび方向に垂直である。この伸長は、複数の連続的な逆回転するローラーの対によって実施されるロープサイジングによって実施されてもよく、ここで、このロープによって定められる進行路に沿って辿るとき、連続的なローラー対は、サイズが減少する。
種々の層の間の良好な接着を維持するために、いくつかの実施形態では、第1の菓子組成物および第2の菓子組成物は3:1以下の所望の粘度比を有する。より好ましくは、この第1の菓子組成物および第2の菓子組成物は2:1以下の所望の粘度比を有する。その目的のために、いくつかの実施形態では、当該方法は、特に、この粘度比を所望の粘度比未満に維持する工程を必要とする場合がある。
粘度比を維持するこの工程は、予備押出しする工程の間に予備押出機から分配されている第1の菓子組成物の一部分を再利用することを含んでもよい。再利用することは、予備押出機を出る第1の菓子組成物の再利用される部分を、この第1の菓子組成物の再利用される部分をまったく加工せずに予備押出機へと直接戻すことを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、厳密に許容誤差が決められた(highly tolerenced)ピースサイズを有することが所望される。いくつかの方法は、第1の菓子組成物を均質にする工程をさらに含んでもよく、この工程は、共押出しする工程に先立って第1の菓子組成物を予備押出しすることを含む。この予備押出しする工程は、予備押出しされた菓子の一部分を再利用することを含む。
ピースサイズが重要である可能性があるので、いくつかの方法は、第1の複数のピースの平均サイズをサンプリングすること、およびこの平均サイズが所定の許容誤差範囲から外れているとき、加工パラメータを調整することを含む。これは、第1の菓子組成物を共押出しする工程に先立って、第1の菓子組成物を予備押出しする工程をさらに含んでもよい。この予備押出しする工程は、再利用される部分が2回以上予備押出しされる必要があるように、予備押出しされる第1の菓子組成物の部分を再利用することを含む。さらに、加工パラメータを調整する工程は、平均サイズが所定の許容誤差範囲から外れているときに、再利用の量を増やすことを含む。いくつかの実施形態では、この加工パラメータを調整する工程は、平均サイズが所定の許容誤差範囲から外れているときに、予備押出機または共押出機のうちの1つ以上によってこの第1の菓子組成物に投入される仕事量を増やすことを含む。さらなる実施形態では、加工パラメータを調整する工程は、平均サイズが所定の許容誤差範囲から外れているとき、第1の菓子組成物が共押出機へと供給される速度を低下させることまたは上昇させることを含む。
他の実施形態では、第1の菓子組成物または第2の菓子組成物のうちの少なくとも1つは、フォンダンを成分として含むチューイーキャンディー組成物であり、このフォンダンは、そのチューイーキャンディーの中の成分の残部から区別できない。この方法は、梱包群を剛性のパッケージの中へと挿入する工程に先立って、当該チューイーキャンディー組成物を実質的に結晶化させる工程をさらに含んでもよい。これは、梱包の後のこのチューイーキャンディーの滲み出しおよび低温流れを防止する。
いくつかの実施形態では、上記共押出しする工程は、第1の層、第2の層および第3の層を含み、第2の層が第1の層と第3の層との間に挟まれている3つの連続する層を有する多層状ロープを押出すことであって、ここで、この第1の層および第3の層は同じ菓子組成物から形成されていることを含む。好ましい実施態様では、この第1の層および第3の層は、ガム組成物である第1の菓子組成物から形成され、このガム組成物は、多層状ロープをサイジングする工程の間、第2の層よりも高い粘度値を有する。
梱包の間の許容誤差の積み重なりを解消するため、いくつかの実施形態では、多層状ロープをピースへと切断する工程は、切断する工程の間に個々のピースの最終の長さを画定する工程を含む。
特にチューイーキャンディーを使用するときに、別個の層の視覚的な魅力を排除することなく、当該菓子組成物が加工設備に付着することを防止するために、好ましい方法は、多層状ロープをサイジングする工程に先立って付着防止加工助剤を多層状ロープに付与する工程を含んでもよい。さらに、この付着防止加工助剤は、当該多層状ロープの視覚的な層状特徴に著しく影響を及ぼす残渣をまったく与えない。いくつかの実施形態では、この多層状ロープをサイジングする工程に先立って付着防止加工助剤を多層状ロープに付与する工程は、鉱油である付着防止加工助剤を付与することを含む。
いくつかの実施形態では、共押出しする工程の後、多層状ロープは、第1の菓子組成物によって形成される第2の層と第3の層との間に挟まれた第2の菓子組成物によって形成される第1の層を有し、この第1の層は、第2の層の第1の表面と直接隣接して接触している第1の表面を有し、この第1の層は、第3の層の第1の表面と直接隣接して接触している、この第1の表面とは反対側の第2の表面を有する。当該多層状ロープは、所望の最終の幅および所望の最終の厚さよりも大きい幅および厚さを有し、幅および厚さは、ともに、互いにおよびロープの長さに実質的に垂直である。
切断するためおよび包むために当該多層状ロープを調製するために、いくつかの実施形態では、当該方法は、サイジングする工程の後に、この多層状ロープをコンディショニングする工程をさらに含む。
さらなる実施形態では、2つのより高い粘度の層の間に挟まれた少なくとも1つのより低い粘度の層を有する多層状菓子組成物を共押出しする方法は、当該多層状菓子組成物の最終のピースの幅および厚さよりも大きい初期幅および初期厚さを有する当該多層状菓子組成物の連続的な多層状ロープを押出す工程と、多層状ロープの流路に沿ってこの多層状ロープを伸長すること、およびこの多層状ロープの幅および厚さの両方を収縮させることを含む、この多層状ロープをバルクサイジング(bulk−sizing)することとを含む。
好ましい実施態様では、この伸長する工程は、多層状ロープの流路に沿ってこの多層状ロープの線速度を加速させることを含む。さらに、この多層状ロープの幅および厚さの両方を収縮させる工程は、この多層状ロープを伸長する工程と同時に実施されてもよく、この多層状ロープを伸長する工程の結果であってもよい。同時に伸長および収縮する工程は、この多層状ロープの層のうちのすべての寸法を変える可能性がある。しかしながら、いくつかの実施形態では、上記の層のうちの異なる層は、それらの層のうちの他の層とは異なる速度で伸長または収縮する。
1つの好ましい実施態様では、各層の初期厚さは等しく、収縮する工程の後は、層の厚さは等しくない。1つの実施形態では、少なくとも2つの層の初期幅は等しくなく、それらの間に第1の百分率差がある。バルクサイジングする工程の後、それらの少なくとも2つの層の幅は、それらの間に、上記第1の百分率差未満である第2の百分率差を有する。1つのより特定の実施形態では、この第2の百分率差は5未満である。さらにより特定の実施形態では、この第2の百分率差は0.5%未満である。
いくつかの実施形態では、当該層状菓子は、共押出プロセスによって実施される必要はない。従って、1つの実施形態では、多層状菓子組成物のピースを形成する方法は、多層状ロープの第1の層を形成する第1の菓子組成物、および少なくとも1つの特徴においてこの第1の菓子組成物とは異なり、かつ多層状ロープの第2の層を形成する第2の菓子組成物を含む多層状ロープを形成する工程と、この多層状ロープをコンディショニングする工程と、この多層状ロープをコンディショニングする工程の後に、多層状ロープを個々のピースへと分断する工程とを含み、これらの第1の層および第2の層は、各々、当該多層状ロープの断面の外周の一部分を画定する。
いくつかの方法では、形成する工程は、当該多層状ロープの層を共押出しまたは積層することを含む。より特定の方法では、当該多層状ロープは第3の層を含み、これらの第1の層、第2の層および第3の層が多層状ロープの断面の外周の一部分を形成する。方法は、コンディショニングする工程に先立って、多層状ロープをサイジングする工程をさらに含んでもよい。方法は、コンディショニングする工程の後に、多層状ロープをサイジングする工程をさらに含んでもよい。好ましい実施形態では、この多層状ロープの層は、同心的でないシートである。
良好なピースサイズを維持するため、および当該多層状菓子が個々の層の間で分離することを防止するため、いくつかの実施形態では、当該方法は、共押出しすることに先立って、少なくとも1つの組成物の均一な温度を維持することを含む。1つのこのような方法は、当該多層状ロープの第1の層を与える第1の菓子組成物、および少なくとも1つの特徴においてこの第1の菓子組成物とは異なり、かつ当該多層状ロープの第2の層を与える第2の菓子組成物を含む多層状ロープを共押出しする工程を含み、この多層状ロープを共押出しする工程の直前に第1の菓子組成物の温度は実質的に均一な温度であること、を含む多層状菓子組成物を形成することを含む。
より特定の実施態様では、この実質的に均一な温度は、プラスマイナス5℃の許容誤差レベルを有する。より特定の実施形態では、この実質的に均一な温度は、プラスマイナス3℃の許容誤差レベルを有する。これらの方法は、共押出しする工程に先立って第1の菓子組成物の温度の均一性を高めるために、当該多層状ロープを共押出しする工程に先立って第1の菓子組成物を予備押出する工程をさらに含んでもよい。この予備押出しする工程は、共押出しする工程に先立って第1の菓子組成物の温度均一性を高めるために、この第1の菓子組成物の少なくとも一部分が2回以上予備押出しされるように、第1の菓子組成物の一部分を再利用することを含んでもよい。この予備押出しする工程の生産物の少なくとも25%が再利用されてもよい。予備押出しする工程の生産物の少なくとも50%が再利用されてもよい。予備押出しする工程の生産物の少なくとも75%が再利用されてもよい。
これらの方法は、バッチ式製造プロセスを使用して第1の菓子組成物を製造する工程をさらに含んでもよく、予備押出しする工程に先立って第1の菓子組成物の一部分を、約2時間未満でかつ約10分間より長く保存する工程をさらに含んでもよい。あるいは、予備押出しする工程に先立ってこの第1の菓子組成物を約1時間未満の間保存する工程。
第1の菓子組成物がガム組成物であるとき、上記実質的に均一な温度は、1つの実施形態では、約50℃であってもよい。別の実施形態では、ガム組成物の実質的に均一な温度は、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54および55℃からなる群から選択される。
第1の菓子組成物がキャンディー組成物であるとき、上記実質的に均一な温度は、1つの実施形態では、約35℃である。別の実施形態では、ガム組成物の実質的に均一な温度は、約30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、および40℃からなる群から選択される。
本発明のいくつかの方法は、共押出しする工程の後、少なくとも1つの組成物の均一な温度を維持することを含む。1つの特定の実施形態は、多層状ロープの第1の層を与える第1の菓子組成物、および少なくとも1つの特徴において第1の菓子組成物とは異なり、かつ多層状ロープの第2の層を与える第2の菓子組成物を含む多層状ロープを共押出しする工程と、この多層状ロープをバルクサイジングする工程とを含み、この多層状ロープをバルクサイジングする工程の直前に第1の菓子組成物の温度は実質的に均一な温度である、多層状菓子組成物を形成する方法を含む。
より特定の実施態様では、この実質的に均一な温度は、プラスマイナス5℃の許容誤差レベルを有する。より特定の実施形態では、この実質的に均一な温度は、プラスマイナス3℃の許容誤差レベルを有する。これらの方法は、共押出しする工程に先立って第1の菓子組成物の温度の均一性を高めるために、当該多層状ロープを共押出しする工程に先立って、第1の菓子組成物を予備押出する工程をさらに含んでもよい。この予備押出しする工程は、共押出しする工程に先立って第1の菓子組成物の温度均一性を高めるために、第1の菓子組成物の少なくとも一部分が2回以上予備押出しされるように、第1の菓子組成物の一部分を再利用することを含んでもよい。この予備押出しする工程の生産物の少なくとも25%が再利用されてもよい。予備押出しする工程の生産物の少なくとも50%が再利用されてもよい。予備押出しする工程の生産物の少なくとも75%が再利用されてもよい。
これらの方法は、バッチ式製造プロセスを使用して第1の菓子組成物を製造する工程をさらに含んでもよく、予備押出しする工程に先立って第1の菓子組成物の一部分を、約2時間未満でかつ約10分間より長く保存する工程をさらに含んでもよい。あるいは、予備押出しする工程に先立って第1の菓子組成物を約1時間未満の間保存する工程。
第1の菓子組成物がガム組成物であるとき、上記実質的に均一な温度は、1つの実施形態では、約50℃であってもよい。別の実施形態では、ガム組成物の実質的に均一な温度は、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54および55℃からなる群から選択される。
第1の菓子組成物がキャンディー組成物であるとき、上記実質的に均一な温度は、1つの実施形態では、約35℃である。別の実施形態では、ガム組成物の実質的に均一な温度は、約30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、および40℃からなる群から選択される。
いくつかの実施形態では、当該方法は、複数の層へと共押出しすることに先立って、菓子組成物の種々の組成物の間で所望の温度差を含む。1つのこのような方法は、多層状菓子組成物を形成することを含み、この多層状菓子組成物を形成することは、多層状ロープの第1の層を与える第1の菓子組成物、および少なくとも1つの特徴においてこの第1の菓子組成物とは異なり、かつ多層状ロープの第2の層を与える第2の菓子組成物を含む多層状ロープを共押出しする工程を含み、第1の菓子組成物は共押出しする工程の直前に第1の温度を有し、第2の菓子組成物は共押出しする工程の直前に第2の温度を有し、これらの第1の温度と第2の温度との間の温度差は、所定の温度差以下である。
1つの実施形態では、この所定の温度差は20℃未満である。さらなる実施形態では、所定の温度差は15℃未満である。さらなる実施形態では、所定の温度差は10℃未満である。別の実施形態では、所定の温度差は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、または20℃である。
あるいは、種々の菓子組成物間の温度差は、バルクサイジングする工程の直前に維持されてもよい。1つのこのような方法は、多層状菓子組成物を形成することを含み、この多層状菓子組成物を形成することは、多層状ロープの第1の層を与える第1の菓子組成物、および少なくとも1つの特徴において第1の菓子組成物とは異なり、かつ多層状ロープの第2の層を与える第2の菓子組成物を含む多層状ロープを共押出しする工程と、この多層状ロープをバルクサイジングする工程とを含み、第1の菓子組成物はバルクサイジングする工程の直前に第1の温度を有し、第2の菓子組成物はバルクサイジングする工程の直前に第2の温度を有し、これらの第1の温度と第2の温度との間の温度差は所定の温度差以下である。
1つの実施形態では、この所定の温度差は20℃未満である。さらなる実施形態では、所定の温度差は15℃未満である。さらなる実施形態では、所定の温度差は10℃未満である。別の実施形態では、所定の温度差は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、または20℃である。
また、本発明に係る方法は、層間の接着の改善および多層状組成物のサイジングをもたらすために、種々の層、特に隣接する層の粘度を一致させることを含んでもよい。1つの実施形態では、1つのこのような方法は、多層状菓子組成物を形成する方法を含み、この多層状菓子組成物を形成する方法は、多層状ロープの第1の層を与える第1の菓子組成物、および少なくとも1つの特徴においてこの第1の菓子組成物とは異なり、かつ多層状ロープの第2の層を与える第2の菓子組成物を含む多層状ロープを共押出しする工程と、この多層状ロープを個々のピースへと分断する工程とを含み、この第1の菓子組成物の第1の粘度は、多層状ロープを共押出しする工程に先立って第2の菓子組成物の第2の粘度に一致している。
好ましくは、第2の菓子組成物の粘度は、第1の菓子組成物の粘度の約95%である。あるいは、第2の菓子組成物の粘度は、第1の菓子組成物の粘度の約90%であってもよい。しかしながら、第2の菓子組成物の粘度は、第1の菓子組成物の粘度の約80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94および95%からなる群から選択される。
これらの方法は、第1の菓子組成物に所望の粘度範囲内の第1の粘度を与えるために、多層状ロープを共押出しする工程に先立って第1の菓子組成物を予備押出しする工程をさらに含んでもよい。この予備押出しする工程は、第1の粘度の均一性を高めるために、第1の菓子組成物の少なくとも一部分が2回以上予備押出しされるように、第1の菓子組成物の一部分を再利用することを含む。これらの方法は、バッチ式製造プロセスを使用して第1の菓子組成物を製造する工程をさらに含んでもよく、第1の菓子組成物の一部分を約2時間未満のあいだ保存する工程をさらに含んでもよい。
また、本発明に係る別の方法は、層間の接着の改善および多層状組成物のサイジングをもたらすために、種々の層、特に隣接する層の粘度を一致させることも含んでもよく、この一致した粘度は、バルクサイジングすることに先立って決定される。1つのこのような方法は、多層状菓子組成物を形成する方法を含み、この多層状菓子組成物を形成する方法は、多層状ロープの第1の層を与える第1の菓子組成物、および少なくとも1つの特徴においてこの第1の菓子組成物とは異なり、かつ多層状ロープの第2の層を与える第2の菓子組成物を含む多層状ロープを共押出しする工程と、この多層状ロープをバルクサイジングする工程と、多層状ロープを個々のピースへと分断する工程とを含み、第1の菓子組成物の第1の粘度は、多層状ロープをバルクサイジングする工程に先立って第2の菓子組成物の第2の粘度に一致している。
好ましくは、第2の菓子組成物の粘度は第1の菓子組成物の粘度の約95%である。あるいは、第2の菓子組成物の粘度は第1の菓子組成物の粘度の約90%であってもよい。しかしながら、第2の菓子組成物の粘度は、第1の菓子組成物の粘度の約80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94および95%からなる群から選択される。
これらの方法は、第1の菓子組成物に所望の粘度範囲内の第1の粘度を与えるために、多層状ロープを共押出しする工程に先立って、第1の菓子組成物を予備押出しする工程をさらに含んでもよい。この予備押出しする工程は、第1の粘度の均一性を高めるために、第1の菓子組成物の少なくとも一部分が2回以上予備押出しされるように、第1の菓子組成物の一部分を再利用することを含む。これらの方法は、バッチ式製造プロセスを使用して第1の菓子組成物を製造する工程をさらに含んでもよく、第1の菓子組成物の一部分を約2時間未満のあいだ保存する工程をさらに含んでもよい。
当該多層状菓子組成物の加工の間、多層状菓子組成物のうちのいくつかは利用可能廃物(salvage)になる可能性があり、従って、この利用可能廃物が無駄にされるのを防止する必要がある。それゆえ、本発明に係る1つのこのような方法は、多層状菓子組成物を形成する方法を含み、この多層状菓子組成物を形成する方法は、多層状ロープを形成するために、第1の菓子組成物を第2の菓子組成物と合わせる工程であって、第1の菓子組成物は多層状ロープの第1の層を与え、第2の菓子組成物は少なくとも1つの特徴においてこの第1の菓子組成物とは異なり、かつ多層状ロープの第2の別個の層を与える工程と、この多層状ロープを個々のピースへと分断する工程と、多層状ロープの一部分が、多層状ロープを形成するために、第1の菓子組成物を第2の菓子組成物と合わせる工程を通過するように、多層状ロープの一部分を再利用する工程とを含む。
利用可能廃物に関する1つの特定の実施形態は、第1の菓子組成物を製造するために、複数の成分を少なくとも1つの第1の混合機の中で混合することを含む、第1の菓子組成物を製造することと、第2の菓子組成物を製造するために、複数の成分を少なくとも1つの第2の混合機の中で混合することを含む、第2の菓子組成物を製造することとをさらに含み、再利用する工程は、再利用される部分を、少なくとも1つの第1の混合機および/または少なくとも1つの第2の混合機へと加えることを含む。好ましくは、この再利用される部分は、少なくとも1つの第1の混合機および/または少なくとも1つの第2の混合機の中で混合される成分の20重量%以下を与える。さらにより好ましくは、再利用される部分は、少なくとも1つの第1の混合機および/または少なくとも1つの第2の混合機の中で混合される成分の10重量%以下を与える。さらにより好ましくは、再利用される部分は、少なくとも1つの第1の混合機および/または少なくとも1つの第2の混合機の中で混合される成分の1、2、3、4または5重量%以下を与える。
1つの実施形態では、第1の菓子組成物はガム組成物である。1つの実施形態では、第2の菓子組成物はキャンディー組成物である。
1つの実施形態では、第1の菓子組成物は、第2の菓子組成物とは異なる粘度を有し、多層状ロープを再利用する工程は、再利用される部分が加えられる第1の菓子組成物または第2の菓子組成物の粘度を、再利用物がまったく加えられなかった場合と比べて、10%を超えては変えない。
1つの実施形態では、第1の菓子組成物は、第2の菓子組成物とは異なる弾性を有し、再利用する工程は、再利用される部分が加えられる第1の菓子組成物または第2の菓子組成物の弾性を、再利用物がまったく加えられなかった場合と比べて、10%を超えては変えない。
いくつかの方法は、多層状ロープを形成するために、第1の菓子組成物を第2の菓子組成物と合わせる工程に先立って、予備押出機を用いて、第1の菓子組成物を予備押出しする工程をさらに含む。上記多層状ロープを再利用する工程は、再利用される部分の少なくとも一部分が、少なくとも2回予備押出しされるように、再利用される部分を予備押出機へと加えることを含む。
いくつかの方法は、バルクサイジングを実施し、次いで多層状ロープのさらにより正確なサイジングを実施するように、多重のサイジングする工程を利用してもよい。1つのこのような実施形態は、多層状ロープを形成するために、第1の菓子組成物を第2の菓子組成物と合わせる工程であって、第1の菓子組成物は多層状ロープの第1の層を与え、第2の菓子組成物は少なくとも1つの特徴においてこの第1の菓子組成物とは異なり、かつ多層状ロープの第2の別個の層を与える工程と、多層状の第1の寸法が所望の寸法ではないように、多層状ロープをバルクサイジングする工程と、バルクサイジングする工程の後に、多層状ロープをコンディショニングする工程と、多層状ロープの第1の寸法が所望の寸法であるか、または所望の寸法に非常に近いように、コンディショニングする工程の後に、多層状ロープを仕上げサイジング(finish−sizing)する工程とを含む多層状菓子組成物を形成する方法を含む。
1つの実施形態では、このバルクサイジングする工程は、第1の寸法を所望の寸法の80%に置く。さらなる実施形態では、バルクサイジングする工程は、第1の寸法を所望の寸法の85%に置く。別の実施形態では、バルクサイジングする工程は、第1の寸法を所望の寸法の90%に置く。別の実施形態では、バルクサイジングする工程は、第1の寸法を所望の寸法の95%に置く。
1つの実施形態では、この第1の寸法は、仕上げサイジングする工程の後の所望の寸法の5%以内である。さらなる実施形態では、第1の寸法は、仕上げサイジングする工程の後の所望の寸法の1、2、3または4%以内である。
1つの実施形態では、バルクサイジングおよび仕上げサイジングは、同じタイプのサイジングによって実施される。好ましい実施形態では、バルクサイジングおよび仕上げサイジングはロープサイジングである。
望ましくない寸法または空隙を有する最初の多層状ロープを与えるような、共押出機を欠乏させるかまたは共押出機に過剰供給することを防止するために、本発明に係る1つの方法は、多層状菓子組成物を形成する方法を含み、この多層状菓子組成物を形成する方法は、多層状ロープの第1の層を与える第1の菓子組成物、および少なくとも1つの特徴においてこの第1の菓子組成物とは異なり、かつ多層状ロープの第2の層を与える第2の菓子組成物を含む多層状ロープを、共押出機を用いて共押出しする工程と、共押出しする工程に先立って、第1の菓子組成物を、この共押出機へと所望の供給速度で供給する工程とを含む。
好ましい実施形態では、第1の菓子組成物の供給は、所望の速度から10%を超えて変動しない。より好ましい実施形態では、第1の菓子組成物の供給は、所望の速度から5%を超えて変動しない。1つの実施形態では、共押出機は、第1の菓子組成物が供給されるときに通る成分入力部を具え、この成分入力部は、第1の菓子組成物がこの共押出機へと供給される速度を分析するための少なくとも1つのセンサを有する。1つのより特定の実施形態では、このセンサは、成分入力部内の第1の菓子組成物量の重量を検知するロードセルである。
より特定の実施形態では、方法は、この重量が所定の重量範囲から外れているとき、第1の成分が成分入力部へと供給される速度を調整する工程をさらに含む。この速度を調整する工程は、第1の菓子組成物の塊が成分入力部に加えられる速度を緩慢化することによって実施されてもよい。
さらにより特定の実施形態では、当該方法は、第1の菓子組成物の第1の菓子組成物ロープを予備押出しする工程をさらに含み、ここで、第1の菓子組成物ロープは成分入力部へと連続的に供給され、上記速度を調整する工程は、第1の菓子組成物ロープが移動する供給路を長くすることによって実施される。供給路を長くする工程は、供給路を蛇行形状にすることを含んでもよい。
1つの実施形態では、上記共押出機は、第1の菓子組成物が供給されるときに通る成分入力部を具え、当該方法は、供給速度があまりに遅いとき、第1の菓子組成物のさらなる別個の部分を成分入力部に加える工程を含む。
この場合でも、当該多層状ロープまたは個々の菓子組成物が加工設備に付着することを防止するために、本発明の実施形態は、付着防止加工助剤を使用することを含む。1つの実施形態は、多層状菓子組成物を形成する方法を含み、この多層状菓子組成物を形成する方法は、多層状ロープを形成するために、第1の菓子組成物を第2の菓子組成物と合わせる工程であって、第1の菓子組成物は多層状ロープの第1の層を与え、第2の菓子組成物は少なくとも1つの特徴においてこの第1の菓子組成物とは異なり、かつ多層状ロープの第2の別個の層を与え、これらの第1の層および第2の層の各々は目に見える工程と、付着防止加工助剤を多層状ロープに付与する工程と、この付着防止加工助剤を付与した後に、多層状ロープをサイジングする工程とを含み、この付着防止加工助剤を付与する工程は、第1の層と第2の層との間の視覚的区別を10%以下だけ弱める。
より特定の実施態様では、この付着防止加工助剤は、付着防止加工助剤が第1の層と第2の層との間の視覚的区別に対して曖昧にする効果を実質的に与えないように、透明な付着防止加工助剤である。1つの実施形態では、この付着防止加工助剤は、液体の鉱油である。別の実施形態では、この付着防止加工助剤は粉末であり、この場合、付着防止加工助剤は通常の割合未満の割合で付与される。
いくつかの実施形態では、当該多層状菓子組成物の種々の層はキャンディー組成物を含む。1つの実施形態は、多層状ロープを形成するために、第1の菓子組成物を第2の菓子組成物と合わせる工程であって、第1の菓子組成物は多層状ロープの第1の層を与え、第2の菓子組成物は少なくとも1つの特徴においてこの第1の菓子組成物とは異なり、かつ多層状ロープの第2の別個の層を与える工程を含み、この第2の菓子組成物はキャンディー組成物である、多層状菓子組成物を形成する方法を含む。
1つの実施形態では、当該キャンディー組成物を形成する成分は、未混合状態でこの成分の少なくとも20重量%のフォンダンを含み、この成分の混合後、このフォンダンは、フォンダンがキャンディー組成物の中でもはや検出可能ではないように、キャンディー組成物に均一に混合される。
1つの実施形態では、当該キャンディー組成物を形成する成分は、未混合状態でこの成分の少なくとも10重量%のフォンダンを含み、この成分の混合後、このフォンダンは、フォンダンがキャンディー組成物の中でもはや検出可能ではないように、キャンディー組成物に均一に混合される。
1つの実施形態では、当該キャンディー組成物を形成する成分は、未混合状態でこの成分の少なくとも重量5%のフォンダンを含み、この成分の混合後、このフォンダンは、フォンダンがキャンディー組成物の中でもはや検出可能ではないように、キャンディー組成物に均一に混合される。
1つの実施形態では、当該方法は、合わせる工程の後に、バルクサイジングする工程をさらに含む。この合わせる工程は、共押出しすることにより実施され、ここで、キャンディー組成物は、バルクサイジングする工程に先立って、少なくとも75%結晶化している。
1つの実施形態では、当該方法は、合わせる工程の後に、バルクサイジングする工程をさらに含む。この合わせる工程は、共押出しすることにより実施され、ここで、キャンディー組成物は、バルクサイジングする工程に先立って、少なくとも85%結晶化している。
1つの実施形態では、当該方法は、合わせる工程の後に、バルクサイジングする工程をさらに含む。この合わせる工程は、共押出しすることにより実施され、ここで、キャンディー組成物は、バルクサイジングする工程に先立って、少なくとも90%結晶化している。
1つの実施形態では、当該方法は、合わせる工程の後に、バルクサイジングする工程をさらに含む。この合わせる工程は、共押出しすることにより実施され、ここで、キャンディー組成物は、バルクサイジングする工程に先立って、少なくとも95%結晶化している。
1つの実施形態では、当該方法は、合わせる工程の後に、バルクサイジングする工程をさらに含む。この合わせる工程は、共押出しすることにより実施され、ここで、キャンディー組成物は、バルクサイジングする工程に先立って、少なくとも97.5%結晶化している。
1つの実施形態では、当該方法は、合わせる工程の後に、バルクサイジングする工程をさらに含む。この合わせる工程は、共押出しすることにより実施される。当該方法は、共押出しする工程の後に、コンディショニングする工程をさらに含み、ここで、キャンディー組成物は、コンディショニングする工程の後に、少なくとも85%結晶化している。
1つの実施形態では、当該方法は、合わせる工程の後に、バルクサイジングする工程をさらに含む。この合わせる工程は、共押出しすることにより実施される。当該方法は、共押出しする工程の後に、コンディショニングする工程をさらに含み、ここで、キャンディー組成物は、コンディショニングする工程の後に、少なくとも90%結晶化している。
1つの実施形態では、当該方法は、合わせる工程の後に、バルクサイジングする工程をさらに含む。この合わせる工程は、共押出しすることにより実施される。当該方法は、共押出しする工程の後に、コンディショニングする工程をさらに含み、ここで、キャンディー組成物は、コンディショニングする工程の後に、少なくとも95%結晶化している。
1つの実施形態では、当該方法は、合わせる工程の後に、バルクサイジングする工程をさらに含む。この合わせる工程は、共押出しすることにより実施される。当該方法は、共押出しする工程の後に、コンディショニングする工程をさらに含み、ここで、キャンディー組成物は、コンディショニングする工程の後に、少なくとも97.5%結晶化している。
結晶化度は、結晶性粒子の粒径を測定することによって決定されうる。これらの粒径は、30マイクロメートル未満の平均粒径を有してもよい。さらに、これらの結晶性粒子は、約1〜25マイクロメートルの平均粒径を有してもよい。
いくつかの実施形態では、個々のピースは個々に包まれなくてもよく、包まれずに直接バルク包装へと分注されてもよい。従って、個々のピースが互いに接触してもよい。しかしながら、ガムおよびキャンディー組成物の両方を種々の多層状菓子組成物に組み込むことにより、いくつかの実施形態は、バルク包装の中で包まれていない状態で保存されるときに、個々のピースの付着を解消するかまたは低下させる方法を含む。
1つの方法は、多層状菓子組成物を形成する方法を含み、この多層状菓子組成物を形成する方法は、多層状ロープを形成するために、第1の菓子組成物を第2の菓子組成物と共押出しする工程であって、第1の菓子組成物は多層状ロープの第1の層を与え、第2の菓子組成物は少なくとも1つの特徴においてこの第1の菓子組成物とは異なり、かつ多層状ロープの第2の別個の層を与える工程と、多層状ロープからピースを切断する工程とを含み、個々のピースが湾曲している少なくとも1つの表面を有するように、多層状ロープを、少なくとも1つの湾曲した表面を有するように形成する工程をさらに含む。
1つの実施形態では、この湾曲している少なくとも1つの表面は、全体が第1の菓子組成物によって形成される。別の実施形態では、湾曲している少なくとも1つの表面は、第1および第2の菓子組成物の両方によって形成される。
1つの実施形態では、各々の個々のピースは、実質的に一定の幅および実質的に一定の長さ、およびその幅に沿って辿ると変動する厚さを有する。幅は長さより小さい。1つの実施形態では、この厚さは中央付近で厚く(crowned)、幅を画定する2つの向かい合った側面における厚さは、その2つの平行な側面の横方向の間でかつその2つの平行な側面から間隔が空いたところの厚さよりも小さい。いくつかの実施形態では、厚さは中央付近で厚く、長さを画定する2つの向かい合った側面における厚さは、その2つの平行な側面の横方向の間でかつその2つの平行な側面から間隔が空いたところの厚さよりも小さい。さらなる実施形態では、厚さは、この王冠にほぼ垂直に延びる方向で、実質的に一定である。
1つの実施形態では、この厚さは湾曲したプロファイルであり、その最小値からその最大値まで少なくとも5%変動する。
1つの実施形態では、s 174−178、この厚さは、個々のピースの向かい合った表面上では中央付近で厚く、この向かい合った側面は、互いに離れる方向を向いている。
さらなる実施形態では、各々の個々のピースは円筒形であり、各層は目に見え、各層は、少なくとも1つの平面的な表面を含む。この表面は、隣接する層の平面的な表面に隣接していることになろう。
1つの実施形態では、当該ピースは第3の層を含む。第1の層および第3の層は、それらの間に第2の層を挟む。第1の層および第2の層は第1の菓子組成物から形成される。すべての3つの層は目に見え、円筒形のピースの円形断面の少なくとも一部分を形成する。
上記の態様、目的、利点および実施形態は、さらなる態様、目的、利点および実施形態を提供するために、使用することができ、適宜、組み合わせる、すなわち一緒に使用することができる。
本発明の他の態様、目的および利点は、添付の図面と併用して読めば、以下の詳細な説明からより明らかになろう。さらに、これらの態様および実施形態の多くは別々に特定される。しかしながら、これらの実施形態は、適宜、一緒に使用されてもよい。
本願明細書に組み込まれて本願明細書の一部を形成する添付の図面は、本発明のいくつかの態様を説明し、記載と一緒に本発明の原理を説明する役割を果たす。
図1Bと合わせて多層状菓子組成物を形成するための菓子加工システムの簡略図を説明する。 図1Aと合わせて多層状菓子組成物を形成するための菓子加工システムの簡略図を説明する。 図1Aおよび図1Bのシステムを使用する多層状菓子組成物を形成するための加工工程を説明する、代表的な方法の簡略化したフローチャートである。 図1Aおよび図1Bのシステムの範囲内での、菓子組成物のうちの1つを形成するための代替の構成である。 図1Aおよび図1Bのシステムで使用するための再利用構成を含む代表的な予備押出機の簡略化した説明図である。 図1Aおよび図1Bのシステムを使用する図2のプロセスの間に形成される代表的な多層状菓子組成物の多層状ロープの部分の略図である。 図2のプロセスおよび図1Aおよび図1Bのシステムを使用して形成される多層状菓子組成物の最終のピースの略図である。 図6のピースの列が中に挿入されている剛性のパッケージの略図である。 多層状菓子組成物の加工における許容誤差のロスから生じる梱包における潜在的な問題を説明する、図7の剛性のパッケージの概略的な端面図である。 図1Aおよび図1Bのシステムを使用する図2のプロセスの間に形成される多層状ロープから、多層状菓子組成物のピースを切断する方法の略図である。 図1Aおよび図1Bのシステムを使用する図2のプロセスの間に形成される多層状ロープから、多層状菓子組成物のピースを切断する方法の略図である。 包装材料なしで互いに接触するピース間での付着の減少を促進するための代替のピース形状の簡略化した断面図である。 包装紙なしで互いに接触するピース間での付着の減少を促進するための代替のピース形状の簡略化した断面図である。 包装紙なしで互いに接触するピース間での付着の減少を促進するための代替のピース形状の簡略化した断面図である。
本発明は、特定の好ましい実施形態に関連して記載されるが、本発明をそれらの実施形態に限定する意図はない。逆に、添付の特許請求の範囲によって定められる本発明の趣旨および範囲に含まれるすべての代替物、改変物および均等物を包含することが意図されている。
本願明細書に開示されるのは、複数の異なる菓子組成物から形成される菓子組成物を製造するための方法および製造システムにおける改良である。これらの複数の菓子組成物は複数の層に配置され、多層状菓子組成物を形成する。この多層状菓子組成物を形成する異なる菓子組成物は、少なくとも1つの特徴において異なり、改善された消費者体験をもたらす。この異なる菓子組成物間の異なる特徴は、その多層状菓子組成物を消費する際の全体的な使用者体験を高めるように、種々の層の間に視覚的、官能的または食味/感覚に基づく区別を、審美的または身体的な面で、与えることになる可能性がある。
従って、少なくとも1つの特徴において互いに異なる少なくとも2つの異なる菓子組成物は、最終の多層状菓子組成物において、実質的に別個の層の中に含まれることになろう。
必ずというわけではないが、当該多層状菓子組成物の中の第1の菓子組成物は、典型的にはガム組成物であろう。当該多層状菓子組成物の中の第2の菓子組成物は、典型的にはキャンディー組成物であろうが、すべての実施形態においてキャンディー組成物であるというわけではない。しかしながら、他の実施形態がガム組成物をまったく含まなくてもよく、なおさらなる実施形態はもっぱらガム組成物から形成されてもよいということが企図される。しかしながら、この場合でも、異なる菓子組成物は、この多層状菓子組成物を消費するときに、新しくかつ改善された使用者体験を与えるために、少なくとも1つの特徴において異なるであろう。
残念ながら、少なくとも1つの特徴において異なる菓子組成物を単一の菓子へと組み合わせるとき、種々の加工上の課題が発生する可能性がある。例えば、本発明の実施形態は、異なる層の分離、一貫性がありかつ使用者が望むピースの形状およびサイズの形成、それらの層のうちの異なる層が他のピースへまたは包装材料へ付着することの回避、製造プロセスの間または製造プロセスの後の形状または製品の移行の回避、ならびに完成した菓子に加えられた複数の菓子組成物の視覚的な利益または食味に基づく利益を隠すかまたは抑えることを防止すること、などの問題を克服することに関する。
異なる菓子組成物を組み合わせることにより、様々な香味プロファイル、テキスチャ、香味放出特性、官能成分、視覚的な魅力などを含めた改善された特徴を有する多層状菓子組成物を製造することができ、消費者の要求を満たすか、または別の態様で消費者体験の亢進をもたらすことができる。好ましい実施形態では、キャンディー層およびガム層の両方を提供することにより、この多層状菓子組成物はキャンディーの即座の香味の享受をもたらしうるが、この多層状菓子組成物は、依然として、ガムの長く持続する香味製品を提供することになろう。
種々の多層状菓子組成物の具体的な組み合わせ、ならびに本願明細書に開示される方法および装置によって形成される多層状菓子組成物の種々の層で使用されてもよい個々の菓子組成物は、2009年5月1日出願で、発明の名称「SUGAR FREE ISOMALT CONFECTIONERY AND METHODS OF MAKING(無糖イソマルト菓子およびその製造方法)」の国際出願第PCT/US09/42478号;2009年5月1日出願で、発明の名称「MULTILAYERED SUGAR FREE ISOMALT CONFECTIONERY AND METHODS OF MAKING SAME(多層無糖イソマルト菓子およびその製造方法)」の国際出願第PCT/US09/42557号;2009年5月1日出願で、発明の名称「SUGAR FREE MANNITOL CONFECTIONERY AND METHODS OF MAKING SAME(無糖マンニトール菓子およびその製造方法)」の国際出願第PCT/US2009/042468号;2009年5月1日出願で、発明の名称「MULTILAYERED SUGAR FREE MANNITOL CONFECTIONERY AND METHODS OF MAKING SAME(多層無糖マンニトール菓子およびその製造方法)」の国際出願第PCT/US09/42524号;2009年5月1日出願で、発明の名称「SUGAR FREE POLYOL CONFECTIONERY AND METHODS OF MAKING SAME(無糖ポリオール菓子およびその製造方法)」の国際出願第PCT/US09/42495号;2009年5月1日出願で、発明の名称「MULTILAYERED SUGAR FREE POLYOL CONFECTIONERY AND METHODS OF MAKING SAME(多層無糖ポリオール菓子およびその製造方法)」の国際出願第PCT/US09/42573号に例証されており、これらの特許出願の教示および開示は、参照によりその全体を本願明細書に援用したものとする。
さらになお、いくつかの実施形態では、当該ガム組成物は、使用者がその多層状菓子組成物を噛むとき、最初にキャンディー組成物とともに運ばれてもよい香料または感覚的な要素のうちのいくつかと混合され、またはそのような香料または感覚的な要素のうちのいくつかを吸収するために使用されてもよい。このキャンディー組成物は、当該多層状菓子組成物のチュアブルタイプの部分(すなわちエラストマー性の部分または構造)へと連続的に混合されるかまたはその部分の中に閉じ込められ、このキャンディー組成物の消費を遅延させる。
残念ながら、粘弾性および熱特性などの異なる物性を有する菓子組成物を合わせるとき、個々の菓子組成物の製造、次いでこの組成物を単に層状にすることが、そのような多層状菓子組成物を形成するときに考慮される必要がある唯一の事柄ではない。
ボール紙のパッケージングなどの現在商業的に成功している剛性のパッケージングなどの標準的な剛性のパッケージングを使用しようとするときは、これは、さらにより重大になる。なぜなら、得られた多層状菓子組成物の種々の菓子組成物の種々の物性、およびときには相容れない特性を考慮する必要があるとき、個々のピースの寸法上のサイズの許容誤差決定(tolerancing)は、難しい可能性があるからである。
加工工程およびシステムの一般的な概説
本発明の例示的なシステムの実施形態の加工工程および機械が最初に説明され、次いで、より特定の実施形態のプロセスおよびシステムのより具体的な特徴が取り上げられる。さらに、非限定的で非網羅的な代替の構成も論じられることになろう。
本発明の実施形態によれば、図1Aおよび図1B(合わせて図1と呼ばれる)は、菓子組成物を形成するための加工システム100の加工設備の略図を示し、図2は、本発明の方法の実施形態の原理的な加工工程の簡略化したフローチャートである。
菓子加工システム100は、合わされて、最終生成物を形成する多層状菓子組成物120を形成することになる種々の菓子組成物102、104を形成する202、204工程を実施するための加工設備を一般的に具える。代表的なシステム100は、2つの異なる菓子組成物のみを含む多層状菓子組成物を形成するために構成される。
従って、菓子組成物102、104を最初に形成する202、204ための2組の設備が存在する。2つより多い異なる菓子組成物をこの多層状菓子組成物で使用することができるということは分かるであろう。それらの実施形態では、2つより多い異なる菓子組成物が多層状菓子組成物へと合わされるとき、典型的には、個々の菓子組成物を形成するために、2組より多い加工設備が上流のプロセスの間に使用されることになる。
しかしながら、その異なる菓子組成物の間で小さな差しか存在しないとき、その異なる菓子組成物のうちの1つを形成するための設備のうちのいくつかまたはすべては、その他の異なる菓子組成物の一部またはすべてを形成するために使用されてもよいことに留意されたい。例えば、異なる組成物間の唯一の差が色である場合、およびその色成分を最後に加えることができる場合、同じ設備を使用して、着色剤が存在しない製品をバルク生産してもよい。次に、この着色剤を、そのバルク製品の異なる部分に加えて、2つの別々の菓子組成物を製造することができる。しかしながら、同じ設備のすべてではないとしても実質的にすべてを、その2つの異なる菓子組成物を形成するために使用してもよいということは分かるであろう。
説明の目的のために、第1の菓子組成物102は、ガム組成物として記載される(従って、ガム組成物102とも呼ばれる)。従って、全体が105で特定される第1の組の菓子形成設備は、ガム加工設備である。しかしながら、他の実施形態では、この第1の菓子組成物は、ガム組成物である必要はない。
図示された実施形態では、典型的なガム加工設備は、当該多層状菓子組成物の1以上の部分または層を形成するガム構造の形態にある菓子組成物202を形成するために使用されてもよい。示すように、このガム加工設備は、例えば、連続ガム混合機108(これは、「加工機」とも呼ばれることがある)、典型的には押出機の形態で与えられ、連続的な一工程プロセスでガム組成物を形成するために使用される。しかしながら、別の実施形態では、図3に図解されるもののように、このガム加工設備は、バッチ式混合機構成108’によって与えられてもよい。連続ガム混合機、バッチ式ガム混合機、またはそれらの混成形態の代表的な非限定的な例は、本譲受人に譲渡されている米国仮特許出願第61/016,016号;同第61/036,626号;および同第61/045,764号(出願日は、それぞれ2007年12月21日;2008年3月14日;2008年4月17日)に開示されており、これらの仮特許出願の開示は、参照によりその全体を本願明細書に援用する。
図1に図解されるように、連続ガム混合機108は、その長さに沿って、例えば、ガムベースおよび香味物質、糖、甘味料、充填剤、種々の薬剤などの他のガム成分を受けるための複数のガム成分入力部110を具える。ガム構造は、いずれの数の複数の異なるタイプのガム構造であってもよいが、典型的には、ガム組成物とは異なる菓子組成物の他の可溶性成分または他の成分が消費者によって徐々に食されるかまたは別の態様で消費されるときに、多層状菓子組成物の連続的なまたは長期の可咀嚼性(chewability)を提供するガムのエラストマー性部分を、少なくとも含むことになろう。このガム組成物によって与えられるチュアブルタイプの部分は、使用者にとって、長期の咀嚼体験を提供する。
しかしながら、最も典型的には、そのガム組成物が完成したガムではないならば、そのガム組成物は、完成したガムベースおよび香料または甘味料などの1以上の感覚成分を少なくとも含むことになろうが、ガム組成物が完成したガムとして典型的に理解されるであろうようなガム成分のすべてを含まなくてもよい。しかしながら、他の組成物は明らかに企図され、本願明細書に開示される本発明の実施形態は、ガム組成物が長期の可咀嚼性をもたらす限り、いずれの特定のガム組成物にも限定されず、従って、ガム組成物で使用されることが公知の何らかの形態のエラストマーまたはゴム様の化合物を含む。
ガム混合機108からの生産物は、不均一な断面を有する物質の不均一な流れの中で出力されることが多いであろうから、その生産物は、一般に、形状が一様でなくとも、あるいは不均一であってもよい。同じことが、図3に図解されるようなバッチ混合機構成108’の生産物についても言える。なぜなら、その生産物は、一貫性のある断面を持たず一般に一様でなく形作られるからである。あるいは、特にバッチ混合構成を使用する場合、得られたガム組成物102は、一貫性のない、形状に関連しない物性(温度プロファイルなど)を有する可能性があり、または成分の不均一な混合さえも有する可能性がある。
ガム組成物102を形成した後、当該プロセスは、ガム組成物102を予備押出しすること206を含む。従って、ガム混合機、すなわち連続ガム加工機108の生産物は、次に、予備押出機112へと供給される。
バッチ混合システム108’が使用されるとき、バルクのガム組成物全体は、典型的には、一度に完成される。しかしながら、共押出しする208工程の間に共押出機116に加えられ、多層状菓子組成物へと形成されることに先立って、ガム組成物102に対してさらなる加工が行われないならば、最初に使用されるガム組成物102の部分は、多層菓子組成物へと加工されるのを待ちながら保存されているガム組成物102の部分の温度とは異なる温度にあることになり、これにより、望ましくないプロセスのばらつきが導入される可能性がある。
1つの実施態様では、予備押出機112は、粘弾性などの物性および温度が実質的に均一であるガム組成物102の1以上のロープを製造する。予備押出機112から分注される各々の個々のロープは、下流の加工設備、例えば共押出機116のより均一な供給のために実質的に一定の断面を有することになる。
図4に図解されるように、予備押出機112は、ガム組成物102の少なくとも一部分が、いずれかのさらなる下流の加工に先立って予備押出機112を複数回通過しなければならないように、当該ガム組成物の所定の部分(図4では参照数字102’で示される)を予備押出機112の先頭に戻す再利用構成114または周回ポンプ輸送構成(pump around arrangement)を含んでもよい。
ガム組成物102の部分102’を再利用するこの工程210は、さらなる加工設備へと下流へ移動することが許容されるガム組成物102の部分における一貫性の上昇を促進するためにガム組成物102に加えられている仕事の増大をさらに容易にする。例えば、限定はされないが、再利用構成114は、より均一な温度、およびガム組成物102の物性、特に、粘弾性のばらつきを回避するための、ガム組成物102の混合の増大またはより均一な混合を提供するために使用することができる。これは、加工システム100によって製造される多層状菓子組成物のピースのサイズの正確な許容誤差を維持する上で、大きな利点を提供する。さらに、また、ガム組成物102は、別のガム組成物に接着した1以上の層へと形成されることになるので、物性の均一性は、それらの異なる層の一貫性があり予測可能な接着を促進する。
例えば、一貫性のある押出プロファイルが与えられるように、共押出の工程の直前に実質的に均一なガム組成物102の温度を有することが所望される。いくつかの実施形態では、所望の温度からの5℃以下のずれを有することが所望される可能性がある。より好ましくは、所望の温度からの3℃以下のずれを有することが所望される。さらにより好ましくは、所望の温度からの1℃以下のずれを有することが所望される。
当該菓子組成物がガム組成物であるとき、この均一な温度は、約45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55℃および/またはこれらの間の範囲という所望の温度であるが、好ましくは約48〜52℃である。
キャンディー組成物104の温度の均一性も所望される。この均一な温度は、約30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40℃および/またはこれらの間の範囲という所望の温度であるが、好ましくは約33〜37℃である。
共押出の工程208に先立って当該ガム組成物の温度の均一性をさらに促進するために、この菓子組成物は、予備押出しされることに先立って、2時間を超えて置いたままにされる(すなわち、保存される)ことを防止されることが好ましい。より好ましくは、この菓子組成物は、予備押出しされることに先立って1時間を超えて置いたままにされることを防止される。さらにより好ましくは、この菓子組成物は、予備押出しされることに先立って30分を超えて置いたままにされることを防止される。
予備押出機112もガム組成物102を実質的に均一な断面を有するロープへと形成するので、ガム組成物102を予備押出しする206工程も、さらなる加工のために下流へ進むロープをコンディショニングすることを容易にする。より具体的には、1つの実施形態では、図1に図解されるように、プレコンディショニングトンネル118の形態で示されているプレコンディショニングステーションが設けられている。
プレコンディショニングトンネル118は、第2の菓子組成物104と下流で合わせることに先立ってガム組成物102をコンディショニングする212工程のために、および、ここでも、共押出機116によって加工されるのに先立って、ガム組成物102の一貫性を促進しようとするために、使用される。
プレコンディショニングトンネル118は、一回通過の冷却トンネルであってもよい。しかしながら、別の実施形態では、そして示されるように、プレコンディショニングトンネル118は、いずれの通過回数を含んでもよい多数回通過コンディショニングトンネルである。しかしながら、なおさらなる実施形態では、この多数回通過コンディショニングトンネルは、コンディショニングトンネルを通る3〜15回通過を与える。
固定数の通過ではなく、プレコンディショニングトンネル118は、2009年1月12日出願で、本願の譲受人に譲渡された同時係属中の米国特許出願第12/352,110号(この特許出願の教示および開示は、参照により本願明細書に援用したものとする)に示されているように、ローフィング−コンディショニングシステム(loafing and conditioning system)を具えることもできよう。このローフィング−コンディショニングシステムは、予備押出機112の下流に配置されることもできようし、または図1に図解されるような予備押出機112およびプレコンディショニングトンネル118の両方の代わりとすることもできよう。
いずれにしても、ガム加工設備105の生産物は、組成、粘弾性、および適切な下流の加工、特に共押出機116における加工(これに限定されない)のための物性において一貫性があるべきである。
プレコンディショニングトンネル118または他のコンディショニングシステムの生産物は、次に、さらなる加工および共押出しされた多層状菓子組成物への形成のために、共押出機116の形態で図示されている多層状菓子形成デバイスへと提供および供給される。図1の実施形態は、コンディショニングシステム118を用いて図示されているが、このコンディショニングシステムは任意であり、他の実施形態は、共押出機116の前にコンディショニングシステム118を具えなくてもよい。
共押出機116の操作を論じる前に、第2の菓子組成物104を形成する204並行する工程が、第2の組の菓子加工設備に関連して論じられる。図1の図示された実施形態では、第2の組の菓子組成物加工設備は、全体が参照数字109によって示される。この加工設備109は、多層状菓子組成物に加えられるべき第2の菓子組成物104を形成する204工程のために使用される。図示された例を論じるために、第2の菓子組成物104はチューイーキャンディー組成物として論じられる。それゆえ、第2の菓子組成物104は、チューイーキャンディー104と呼ばれることがある。しかしながら、これまでに記載したように、第2の菓子組成物104は、そのように限定されず、第2のガム組成物または他の菓子組成物であることもできよう。第2の菓子組成物104が第2のガム組成物であるならば、第2の菓子組成物104は、加工設備105に関してこれまでに記載したものと実質的に同じタイプの加工設備を使用することが典型的であろう。
この例では、チューイーキャンディー組成物104を形成する204工程はバッチシステムを使用する。従って、菓子加工設備109は、バッチ式混合構成111を具えるバッチシステムとして図示されている。第2の菓子組成物104の加工は、キャンディー組成物の加熱調理次いでチューイーキャンディーの標準的なプリング(引っ張り伸ばすこと、pulling)を含む、典型的なキャンディー加工である。このプロセスは、チューイーキャンディー組成物を形成するためのいくつかの加熱調理手順およびプリング手順を含む。
チューイーキャンディー104が適正に加工されると、それは、バッチ混合設備からさらなる予備押出機113へと移される。予備押出機113を用いて第2の菓子組成物104を予備押出しする213工程は、ここでもより一貫性のある物性をチューイーキャンディー104に与えるように、チューイーキャンディー104のバッチを加工する。なぜなら、チューイーキャンディー104のバッチは、その後、共押出機116に加えられるからである。ここでも、チューイーキャンディー104について温度、組成物、および/または粘弾性の一貫性を有することが望ましい。
大まかに菓子組成物を製造する工程およびその菓子組成物を多層状菓子組成物の形成のために調製する工程の後、このプロセスは、共押出機116を使用して菓子組成物を共押出しする208工程を含む。共押出機116を使用することによって、この多層状菓子組成物は、最初は、連続的な多層状ロープ120の形態にあることになろう。図1Aには、単層ロープとして概略的に図示されているが、多層状ロープ120のより詳細な説明図は図5に示されている(図5の実施形態は、後で詳細に説明されるとおり3つの層を含む)。
図1Aに図解されるように、共押出機116は、種々の異なる菓子組成物を供給するための入力部として機能する一対の供給塔または保存塔122、124を有する。より具体的には、保存塔122は第1の菓子組成物102を受ける。保存塔124は第2の菓子組成物104を受ける。しかしながら、2つより多い菓子組成物が合わされて多層状菓子組成物を形成する場合などの他の実施形態では、共押出機116は、より多くの保存塔または供給塔、すなわち種々の菓子組成物の各々について1つ、を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、供給塔または保存塔は、当該多層状菓子組成物の各層について必要とされるとは限らない。いくつかの例では、1つの供給塔または保存塔が、多層状菓子組成物の複数の層のために使用される菓子組成物を受けてもよい。例えば、同じガム組成物が、間に異なるキャンディー層を挟む2つの層を形成するために使用されてもよい(例えば図5を参照)。従って、2つの別々の層を形成するために、多層状ロープ120の複数の層を形成する同じガム組成物102が、共押出機116を通って操作可能に流れている。これは、例えば、図5を参照して、層121および125が第1の菓子組成物102から形成され、中間層123が第2の菓子組成物104から形成される場合に起こる。
図5に図解されるように、層121は、層123の第1の表面と直接隣接して接触している第1の表面を有する。同様に、層125は、層121と接触している表面と反対側の層123の第2の表面と直接隣接して接触している第1の表面を有する。図示された実施形態では、各層は、同心的でないシートであると考えられる。
さらに、1つの供給ポート、すなわち保存塔が1つの菓子組成物を共押出機116へと供給するために使用されるが、複数の層のためには使用されないとき、共押出機のダイ末端における圧力は、1つの菓子組成物102によって形成される層の各々について実質的に均一であることが好ましい。この均一な圧力は、2つの異なる層についての共押出機116からの不均一な生産物を防止する。これは、複数の層が実質的に同一の寸法を有するときに、特に当てはまる。それらの層が同じサイズを有し、異なる圧力にさらされるとき、1つの層は、他よりも速い速度で押出されることになり、多層状ロープ120において変形を引き起こし、この変形は、多層状菓子組成物の種々の層の間の接着の悪さまたは多層状ロープ120の不均一なプロファイルの形で現れる可能性がある。あるいは、異なる圧力がそれらの異なる層に加えられるならば、一般に、空隙が、多層状ロープ120の中に形成される可能性がある。
種々の保存塔122、124、すなわち共押出機116への菓子組成物入力部は、軸方向に、鉛直方向に、横方向に、互いにずれていてもよい。1つの実施形態では、これまでに記載したように、第2の菓子組成物104は、当該多層状菓子組成物の中間層を形成する。図示された実施形態では、保存塔122、124は、共押出機116に沿って軸方向にずれている。しかしながら、供給塔124は、共押出機116を出る多層状ロープ120によって定められる流路から横方向にずれていてもよい。この構成では、第2の菓子組成物は、この流路に対して斜めの角度で共押出機の側面から供給され、共押出機116内でのその移動の方向に曲がる必要がある。さらなる別の実施形態では、共押出機116への種々の入力部は、互いに鉛直方向にずれていてもよく、そのため、その種々の入力部は、通常、この共押出機に沿って同じ軸方向位置で、しかし異なる鉛直高さで共押出機116に供給される。
共押出機116は、典型的には、押出機ダイを通過するのに先立って、異なる菓子組成物102、104の各々について、共押出機116を通る実質的に別個の流路を有するように構成される。しかしながら、必要なのは、各菓子組成物102、104について、それぞれ単軸構成であることだけである。換言すれば、各層は、共押出機116を通して菓子組成物102、104を動かすためにそれ自身のスクリュー構成を有する必要はない。しかしながら、単一の菓子組成物が複数の層のために使用されるとき、各層は、共押出機116を通して菓子組成物のその部分を独立に動かすための自身専用のスクリュー構成を有することができるということが企図される。スクリュー構成は単軸である必要はなく、同方向回転または逆回転の二軸構成であるような、複数のスクリューであることができることに留意されたい。別々のスクリュー構成であるためには、そのスクリュー構成は、その作用が、当該菓子組成物のうちの異なる組成物を共押出機116を通して動かすことに対して、何らの重大な付加を与えないように、他のスクリュー構成からいくらか離れている必要がある。
典型的には、多層状ロープ120が共押出機のダイを出るにつれて、多層状ロープ120の寸法は、当該多層状菓子組成物の個々のピースの最終寸法よりも著しく大きい。共押出機116の対応するダイを通して製品の異なる層を押すために必要とされる力およびエネルギーを著しく低下させるために、多層状ロープ120は、典型的には、所望の最終寸法よりも大きいサイズにされる。次いで、大きい共押出しされた多層状ロープ120は、より効率的でより少ないエネルギーを必要とするプロセスを使用して、サイジングすることができる。最終生成物は、典型的には、ほぼ長方形のピースである厚板/板ガムであるので、多層状ロープは、典型的には、ほぼ長方形の断面プロファイルを有することになろう。
多層状ロープ120は連続ロープであるので、進行路に沿った寸法(すなわち、図5に図解されるように、多層状ロープ120の長さL)は、事実上無限であるということを理解されたい。さらに、下流の梱包設備に応じて、共押出機から出てくる多層状ロープのサイズも変わりうる。典型的な切断−包装(cut−and−wrap)機械に基づく切断−包装システムが、多層状菓子の個々のピースを形成するための共押出機から下流にあるならば、幅および高さの寸法は、典型的なローリング−スコアリング(rolling−and−scoring)機械に基づくローリング−スコアリングシステムが共押出機116の下流にある場合よりも、著しく小さくてもよい。
例えば、ピースが多層状ロープ120から直接分断され、次いで包まれ梱包されるところである切断−包装システムが、多層状菓子組成物のピースを形成するために使用される場合、図5を参照して、多層状ロープ120が共押出機116を出るとき、多層状ロープ120の初期幅Wは約20mm〜約50mmであってもよい。より好ましくは、多層状ロープが共押出機116を出るとき、幅Wは約25mm〜約40mmである。さらにより好ましくは、共押出しされた多層状ロープの幅Wは約27mm〜33mmである。これらの寸法は、多層状ロープ120の幅Wが、図6に図解されるように、下流のサイジングする工程を通った多層状菓子組成物の完成したピース146の最終の幅FWを与えるときに、使用される。さらに、これらの寸法は、約10mm〜13mmの、完成したピースの所望の最終の幅FWとともに使用される。
しかしながら、多層状ロープ120の幅Wが多層状菓子組成物の完成したピース146の最終の長さFLを与える場合、共押出機116から出たときの異なる幅W寸法値が所望される場合がある。より具体的には、多層状ロープ120が共押出機116を出るとき、多層状ロープ120の幅Wは約50mm〜約150mmであってもよい。より好ましくは、多層状ロープが共押出機116を出るとき、幅Wは約60mm〜約120mmである。さらにより好ましくは、共押出しされた多層状ロープの幅Wは約70mm〜100mmである。これらの寸法は、多層状ロープ120の幅Wが、図6に図解されるように、多層状菓子組成物の完成したピース146の最終の長さFLを与えるときに、使用される。さらに、これらの寸法は、約30mm〜40mmの所望の最終の長さFLを有するピース146を形成するために使用されることが想定される。
多層状ロープ120が共押出機116を出るとき、多層状ロープ120の初期厚さTは約10mm〜約40mmであってもよい。より好ましくは、多層状ロープが共押出機116を出るとき、厚さTは約15mm〜約30mmである。さらにより好ましくは、共押出しされた多層状ロープ120の厚さTは約21mm〜27mmである。これらの寸法は、多層状ロープ120の厚さΤが、図120に図解されるように、多層状菓子組成物の完成したピース146の最終の厚さFT(図6を参照)を与えることになるときに、使用される。典型的には、多層状菓子組成物を形成するとき、厚さTは、最終の厚さFTとして使用されることになろう。これらの厚さ値は、ピースの所望の最終の厚さFTが約2mm〜7mmであるときに、使用される。
あるいは、多層状ロープ120は個々のピースへと直接形成されず、次いで包まれるところである従来のローリングおよびスコアリングを、下流の梱包プロセスが含む場合、多層状ロープ120は、大きく異なる幅Wおよび厚さT寸法を有することになろう。この構成では、共押出機のオリフィスは、標準的なローリング−スコアリング機に適合するように、約1インチ×18インチ(約2.54cm×約45.7cm)となろう。しかしながら、多層状ロープのローリングおよびスコアリングを使用するとき、多層状ロープ120は、厚さを約2mm〜7mmという所望の最終の厚さFLまで縮小するための標準的なローリングおよびスコアリング操作のより大きい圧縮力に耐えることができないかもしれない。
例えば、あまりに大きい圧縮力が多層状ロープ120に加えられれば、層のうちの1つは、その圧縮力により影響を受けやすくなり、望まれない横方向の物質の滲み出しを生じる可能性がある。より具体的には、中間層が、典型的には外側のガム層よりも低い粘度を有するであろうチューイーキャンディーである場合、この多層状ロープの圧縮は、この多層状ロープのすべての層の均一な圧縮ではなく、中間のチューイーキャンディー層の横方向の滲み出しを生じる可能性がある。従って、共押出機から出たときの実際の厚さは、1インチ(約2.54cm)未満まで下がる可能性があり、その結果、多層状ロープ120の厚さTを所望の最終の厚さFTまで低下させるために必要とされるローリングの量は減らされてもよい。
最適のロープ幅Wおよび厚さT寸法は、多層状ロープ120の中で合わせられる実際の菓子組成物に応じて変わる可能性があることに留意されたい。より具体的には、ロープサイズは、菓子組成物の具体的な物性、ならびにバルクサイジングに関するそれらの能力および特徴に対して調整されてもよい。
多層状ロープ120が共押出機116から押出されているとき、多層状ロープ120は、一対の接着ローラー128、130に通される。接着ローラー128、130は、複数の層を共押出機116のすぐ下流でプレスすることにより、その複数の層の間の接着を改善する。この付加された工程は、それらの複数の層の分離の発生を減らす。
次いで、多層状ロープ120は、多層状ロープ120のバルク、すなわち多数、サイジング214の工程のために、バルクサイザー(bulk−sizer)に通される。バルクサイジングする214工程は、個々のピースを形成することに先立って、大きい多層状ロープ120を、多層状ロープのおよそ所望の最終の幅FWおよび最終の厚さFTである寸法を有するより小さいロープへと移す形成プロセスである。図示された実施形態では、このバルクサイザーは、複数ローラー型ロープサイザー(rope sizer)134の形態にある。1つの実施形態では、ロープサイザー134は、ロープサイザー134を出る幅Wおよび/または厚さTが、好ましくは対応する最終寸法の少なくとも75%、より好ましくは対応する最終寸法の85%、さらにより好ましくは95%であるように、多層状ロープ120をサイジングすることになる。切断−包装を使用するとき、ロープサイザー134は、好ましくは、このロープを、ピースの2つの最終寸法(すなわち厚さおよび幅または長さ)にすることになろうが、これに対し、ローリング−スコアリングを使用する場合、ロープサイザー134は、ロープを1つの最終寸法(すなわち厚さ)にしてもよい。
ロープサイザー134は、漸進的に多層状ロープ120のサイズを減少させる複数の連続的なローラー対を具える。ロープサイザー134は、4対135、137、139、141のサイジングローラーを具えるとして、概略的に図示されている。しかしながら、別の実施形態は、より多いまたはより少ない対のサイジングローラーを有してもよい。好ましい実施形態では、ロープサイザー124は、多層状ロープ120のサイズを連続的に低下させるための7つのローラー対を有する7段サイザーである。
標準的なローリング−スコアリングローラーとは異なり、ロープサイザー134は、多層状ロープ120をその流路(すなわち長さL)に沿って線状に伸長するように動作し、このことは、同時に、多層状ロープ120の幅Wおよび厚さΤの両方に沿った多層状ロープ120の横方向の収縮を生じる。この伸長は、多層状ロープ120が連続的なローラー対を通るにつれて、多層状ロープ120を連続的に加速することによりもたらされる。各サイジングローラー対135、137、139、141は、流路に沿ってより速い線速度で動作し、そのため、各ローラー対は、事実上物質が「欠乏して」おり、そのため、各組のローラー135、137、139、141は多層状ロープ120を「引っ張り」、多層状ロープ120の三次元的な伸長(1つの正の伸長および2つの負の伸長(すなわち収縮))を引き起こす。
一般に、ロープサイザー134は、例えば厚さ方向に沿って著しい、外部から加えられる圧縮力、例えばガムサイジングで使用される典型的なバルクサイジングローラーによって与えられるものなどを与えず、それゆえ、特に厚さ方向で見たときには、優しいタイプのバルクサイザーである。この優しい作用は、流路の長さに沿った多層状ロープ120の線状伸長に起因するポアソン効果によって与えられ、この伸長は、厚さおよび幅方向に沿った収縮を引き起こす。換言すれば、ロープサイザー134は、伸長する力の方向のこの伸長ひずみに対する横断方向の収縮ひずみを利用して、厚さTおよび幅Wの方向の収縮を引き起こす。
これらのローラーはすべて、同じ半径方向サイズを有し、異なる角速度で動作するだけであってもよいし、あるいは様々な半径方向サイズを有して、同じかまたはさらに異なる角速度で動作して、所望の三次元的な伸長をもたらしてもよいことに留意されたい。さらに、与えられたローラー対の両方のローラーが同じ寸法を有する必要はない。
層状構成の変形を回避しつつ多層状ロープ120(本願明細書中では多層状菓子組成物120とも呼ばれる)のサイジングを容易にするために、すなわちそれらの層の種々の層の中の隙間または空隙の形成あるいは対応する層の横方向の滲み出しを回避するために、特にロープサイザー134を使用するときは、バルクサイジングプロセスの間に、菓子組成物の粘弾性をよく一致させることが所望される。菓子組成物102、104の特性が一致から大きく外れているときには、本発明の方法は、菓子組成物102、104の物性のうちの所望のものが一致するように、当該菓子組成物のうちの1以上の加工を調整することを含む。従って、当該多層状菓子組成物の加工への改変は、合わされて多層状菓子組成物120を形成する菓子組成物の1つのみ、複数のもの、またはすべてに影響を及ぼす可能性がある。
例えば、バルクサイジング操作の間、中間層が外側層とは著しく異なる粘度または弾性を有する場合、伸長効果は、各層には、均等にも、または比例的にさえも感じられないであろう。従って、外側層が一対のローラーの上側および下側のローラーによって係合されているとき、この荷重は、内部の層を通って適正には伝えられないであろう。例えば、幅W方向の収縮が中間層に伝えられない場合、当該多層状ロープは、もはや、断面が実質的に長方形には留まらないであろう。なぜなら、中間層はその予め伸長された寸法のままでいるであろうが、これに対して外側層はサイズが減少することになるからである。
同様に、中間層が外側層とは異なる弾性を有する場合、個々の層が破壊されて下流の操作の動作不良または与えられた層内の不連続的な部分を生じるなどの問題が起こる可能性がある。例えば、中間層が外側層よりも弾力がない場合、この外側層は長さに沿って所望の量だけ伸長されうるが、中間層は対応する量だけ伸長することができず、中間層は、最終的には破断することになる。加えて、このより弾力がある層は、幅方向において、他の層よりも多く収縮する可能性があり、これにより不均一な収縮が引き起こされ、これらの層が幅W方向にずれるということが起こる可能性がある。いくつかの実施形態では、これは、角柱ではない形状、すなわちより詳しく後述するような、部分的に丸い側面を有する形状を有することが所望されるならば、現実に所望される可能性がある。
均一なバルクサイジングまたはサイジング一般を促進するために、バルクサイジングする工程の直前に、与えられた層が均一な温度を有することが望ましい。この均一な温度は、与えられた層の均一な粘弾性を促進することになろう。
例えば、バルクサイジングする工程の直前に実質的に均一なガム組成物102の温度を有することが所望される。いくつかの実施形態では、所望の温度からの5℃以下のずれを有することが所望される可能性がある。より好ましくは、所望の温度からの3℃以下のずれを有することが所望される。さらにより好ましくは、所望の温度からの1℃以下のずれを有することが所望される。
当該菓子組成物がガム組成物であるとき、この均一な温度は、約45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55℃および/またはこれらの間の範囲という所望の温度であるが、好ましくは約48〜52℃である。
キャンディー組成物104の温度の均一性も所望される。この均一な温度は、約30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40℃および/またはこれらの間の範囲という所望の温度であるが、好ましくは約33〜37℃である。
バルクサイジングする工程の直前にというわけではないが、再利用する工程は、共押出しする工程に先立って、および共押出しする工程の後で、かつバルクサイジングする工程に先立って、の両方で、菓子組成物102、104の均一な温度を維持するために使用することができる。
さらに、1つの層が別の層とは異なる粘度を有する場合、上記ローラー対は、粘性がより低い層のみを単に圧縮し、所望の収縮を得るよりはむしろ、粘性がより低い層を、他の層に対して滲み出させる可能性がある。例えば、外側層が粘性のあるガム組成物であり、内側層が低い粘度を有する場合、多層状ロープが与えられたローラー対を通過するとき、厚さTの変化は、その多層状ロープに圧縮力を与える可能性があり、これは、中間の粘性がより低い物質を横方向に外側に滲み出させ、一方で、粘性がより高い外側のガム層は実質的に同じ厚さに留まる。残念ながら、上記のように、多層状ロープ120の幅Wは、線状の伸長のため、多層状ロープ120がローラー対を通過するにつれて、減少している。従って、中間層が同じように収縮しないか、または、さらに悪いことに、滲み出し、これによりその特定の層の幅が増大する場合、多層状ロープ120の所望の断面は失われる。さらになお、中間層が外側の保護的なガム組成物層を超えて滲み出す場合、この中間層は、種々の下流の設備と望ましくない干渉を引き起こし、その中間層の上に破片および物質が堆積することを引き起こす可能性がある。ここでも、典型的には所望されないが、いくつかの実施形態は、所望のピース形状を与えるために、この配向を促進してもよい。
1つの実施形態では、同等未満の収縮が、より高粘度の物質よりも粘性がより低い物質について発生するという場合には、より低粘度の層は、より高粘度の層の幅よりもわずかに小さい幅で押出されてもよい。
異なる層がガム組成物およびキャンディー組成物からなるとき、これらの異なるキャンディー組成物の間で所定の温度差を有することが所望される可能性がある。このことは、異なるキャンディー組成物の粘弾性が、それらの異なるキャンディー組成物の間の与えられた温度差と同様になった(すなわち、その温度差と一致した)とき、特に当てはまる。典型的にはガム組成物またはキャンディー組成物の温度が上昇すると、粘度は低下し、弾性は上昇するので、このことは、理解できる。従って、1つの温度が、すなわち菓子組成物102について上昇すると、菓子組成物104について同様の温度変化があることも望ましい。換言すれば、それらの間にいくらかの温度差を維持することが望ましい。
本発明に係る方法のいくつかの実施形態では、特に異なる菓子組成物がキャンディーおよびガム組成物であるとき、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、および20℃、ならびに/またはこれらの間の範囲の温度差があることが望ましい場合がある。これらの温度差は、共押出しする工程の直前もしくはバルクサイジングの直前に、またはその両方において、所望される可能性がある。
多層状ロープ120がロープサイザーローラー135、137、139、141に付着するのを最小にするか、および/または防止するために、当該プロセスは、サイジング操作に先立って付着防止加工助剤143を多層状ロープ120の外側に付与する216工程を含む。この付着防止加工助剤は、付着防止剤または潤滑剤と呼ぶこともできる。標準的なガム付着防止加工助剤、例えば、非限定的な例として挙げるとタルクおよびマンニトールなどの粉末とは異なり、本出願人らは、付着防止加工助剤243が実質的に透明であることが好ましいことを明らかにした。従って、典型的な粉末よりもむしろ、液体形態の油または脂肪を使用することが好ましい。本出願人らは、上述の粉末の使用は、多層状菓子組成物の視覚的外観を抑えるか、または別の態様で視覚的外観に対して悪影響を与えることになるということを明らかにした。上記のように、当該多層状菓子組成物の顕著な利点のうちの1つは、いくつかの実施形態では、別個の層から消費者にもたらされる改善された視覚的な魅力または体験である。それゆえ、標準的な粉末付着防止剤によって典型的に残される粉末状の、典型的には白い、残渣は、非常に望ましくない。しかしながら、本発明の実施形態のすべてが、これらの粉末でないかまたは油/脂肪系の付着防止加工助剤143を利用しなければならないということはないことに留意されたい。なぜなら、多層状菓子組成物は、単なる層状の視覚的な魅力のほかにも多くの他の利点を有しうるからである。
1つの実施形態では、付着防止加工助剤は軽油である。しかしながら、典型的にはガム組成物である多層状ロープ120の外側層と相溶性である他の付着防止加工助剤が使用されてもよい。好ましくは、いずれの代替の付着防止加工助剤も、完成したピースの層状構成の視覚的な魅力を阻害しない。
付着防止加工助剤143は、連続滴下システム145によって付与されてもよい。この連続滴下システムは、ロープサイザー134のローラー135、137、139、141のすべての上流で、付着防止加工助剤の1回の付与を行ってもよい。あるいは、当該システムは、ロープサイザーローラーの個々の対135、137、139、141の間で間歇的に付着防止加工助剤を付与してもよい。付着防止加工助剤143をローラー対の間で付与するとき、付着防止加工助剤143は、各ローラー対135、137、139、141の前に付与されてもよいし、またはローラー対135、137、139、141のうちのいくつかのみ(すべてではない)の前に付与されてもよい。
さらになお、この付着防止加工助剤は、多層状ロープ120に直接付与される必要はない。代わりに、付着防止加工助剤は、ロープサイザー134の個々のローラー135、137、139、141に直接付与されてもよい。
ロープサイザー134を通すことにより多層状ロープ120がバルクサイジングされた214後、多層状ロープ120はコンディショニングされる218。従って、多層状ロープ120は、コンディショニングトンネル136(冷却トンネルとも呼ばれる)の形態のコンディショナーに通される。コンディショニングトンネル136は、温度および/または湿度コントロールを有する多数回通過コンディショニングトンネルとして図示されている。1つの実施形態では、コンディショニングトンネル136は9回通過コンディショニングトンネルであるが、本発明の範囲内に留まりつつ他の通過数を使用することができる。コンディショニングトンネル136は、多層状菓子組成物が梱包の準備が整っているように、多層状菓子組成物をコンディショニングすることになる。より具体的には、コンディショニングトンネル136は、多層状菓子組成物が、下流の切断を容易にするための所望の粘弾性を有するように、温度を下げ、所望の水分含量を確立または維持することになる。典型的には、これは、剛性の上昇およびタック性または粘着性の低下をもたらし、製品の変形(すなわち曲がりもしくは劣悪な切断)または下流の切断装置への製品の付着を防止する。このコンディショニングは、外側層よりも低い粘度値を有する可能性があるいずれかの中間体層の何らかの滲み出しを防止するのを助けるために特に有益である可能性がある。
例えば、いくつかの実施態様では、1つの層の粘度は、別の層の粘度値の80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、および95%、ならびに/またはこれらの間の範囲であってもよい。好ましくは、その差は5未満である。
多層状ロープ120が1つのコンベヤーから次のコンベヤー(すなわち鉛直方向下向き)へと移動するにつれて、多層状ロープ120は、流路、すなわちその長さLに沿って伸長し、同時に幅Wおよび厚さTに沿って収縮することになろう。多層状ロープ120が多数回通過冷却トンネル136の1つのレベルから別のレベルへと通過するにつれての多層状ロープ120のたるみ(bow−tying)を防止するために、コンディショニングトンネル136内の各連続的なコンベヤーは、自身より前のコンベヤーよりもわずかに速い線方向の運搬速度を有する。いくつかの実施形態では、多層ロープ120は、多層ロープ120がコンディショニングトンネル136に入る時から多層ロープ120がコンディショニングトンネルを出る時までに、約2%〜15%、線速度が上昇してもよい。流路に沿った線速度は、より典型的には約4%〜12%、さらにより典型的には約6%〜約10%上昇するであろう。
多層状ロープ120がその長さLに沿って伸長するにつれて、ロープ120は、その幅Wおよびその厚さTに沿って収縮もすることになろう。
加えて、多層状ロープの温度および/または水分が下げられるにつれて、ロープ120は、熱膨張/収縮の原理によっても収縮することになろう。
コンディショニングする218工程の後、多層状ロープ120は、プレサイジング(pre−sizing)する220工程の間、再びさらにサイジングされる。従って、コンディショニングトンネル136から下流で、プレサイザー(pre−sizer)140は、個々のピースへと形成されるのに先立って、多層状ロープ120の仕上げサイジングを実施する。好ましい実施形態では、プレサイザー140は、ロープサイザー134と実質的に同様のロープサイザーである。従って、このプレサイザーは、一般に、幅Wおよび厚さTの両方の方向で収縮をもたらすように多層状ロープ120を伸長するという理屈に基づいて作用する。しかしながら、プレサイザーは、より少ない形成しか必要とされないので、より少ない数のローラー対を有する。プレサイザー140は、実質的に、多層状ロープ120の幅Wおよび厚さΤの両方を仕上げる。好ましくは、プレサイザー140は、幅Wまたは厚さTのいずれかを、0.5mm以下、より好ましくは0.2mm以下だけ減少させる。限られた量のサイジングのため、圧縮ローラー構成を同様に採用してもよい。さらに、低下した温度および長くされたコンディショニング時間によって、多層状ロープ120は、他のタイプのサイジング操作の圧縮力に反応するためのより良好な状態に置かれる。
プレサイザー140は、個々のピース146の所望の最終の幅FWまたは最終の長さFLのいずれかという所望の最終寸法値の好ましくは95、96、97、98、99、99.5および/またはこれらの間の範囲である幅Wを得ることが好ましい。
プレサイザー140への多層状ロープ120の付着を回避すること。当該システムは、典型的には、プレサイザー140と多層状ロープ120との間でさらなる付着防止加工助剤149を付与する222ためのさらなる連続滴下システム147を具えるであろう。ここでも、この付着防止加工助剤149が最終生成物の複数の層の可視性を阻害しないことが好ましい。典型的には、この付着防止加工助剤149は、ロープサイジングの間に使用される付着防止加工助剤143と同様かまたは同じである。
さらに、さらなる付着防止加工助剤を付与する222この工程の間に、付着防止加工助剤は、多層状ロープ120の側面へと直接付与されてもよい。図示された実施形態では、この加工設備は、製品の複数の層を視覚的に説明するロープ120の側面に付着防止助剤を直接付与する、バスティング(液体塗布、basting)ローラーとも呼ばれる一対のローラー155を具える。これらのローラー155によっては、ロープ120のサイジングも限定的なサイジングも起こらない。ロープ120の側面への、特に異なる層を示す側面への付着防止助剤のこの付加は、個々のピース、特に個々のピースの粘着性がより高い層が、ピースの梱包の間および/または梱包の後に包装紙または製品の他のピースに付着することを防止することの助けになる可能性がある。
最終のサイジングの後、多層状ロープ120は、連続的な多層状ロープ120から個々のピースを切断し224、次いでそれらを包装材料の中に包むための切断−包装装置144へと通ることになる。この切断−包装装置144は、連続的な多層状ロープ120から個々のピースを分断する切断デバイスを具える。また、切断−包装装置144は、個々のピース146を包む224。1つの実施形態では、多層状ロープ120が、切断されるのに十分、および多層状ロープ120が高粘着性になり切断−包装装置144に密着することを防止するのに十分硬いように、切断−包装装置144は、多層状ロープ120の温度を維持するための冷やされた導流壁(guide wall)を具える。
さらになお、切断−包装装置144は、ピース146の何らかの最終のサイジングを含んでもよい。
切断し包むプロセスの後、包まれた形態にある個々のピース146は、次に、梱包され、これは箱詰め(cartoning)226とも呼ばれる。
図示された実施形態では、完成したピース146は、箱詰め機151を使用して剛性のパッケージ150の中へと梱包される。剛性のパッケージ150は、簡略化した概略的な形で、図7により詳しく示される。剛性のパッケージ150は、隣り合った構成で並べられた所定の数のピース146の列、典型的には2つの列148、149を含むであろう。図示されたパッケージ150では、各列148、149が5つの隣り合ったピースを含むように、パッケージ150の中に10個のピースが存在する。この5つのピース146をパッケージ150の所望の列148、149に挿入するために、5つのピース146は、最初に、並んで配置され、次いで端から端への方向に、すなわちピース146の最終の長さFLと平行に、同時にパッケージ150の中へと挿入される。
示してはいないが、これらの個々のパッケージは、次に、透明なプラスチックの中に包まれるなどによってさらに加工され、次いでより大きい箱に加えられ、次いで小売店舗への出荷のために包まれる。しかしながら、これらの態様およびプロセスは従来のものであってもよく、さらに論じることはしない。
図1の略図には示してはいないが、本発明の方法は、利用可能廃物の再利用を利用してもよい。例えば、種々の操作に起因して、このプロセスから取り除かれた菓子組成物102、104または多層状ロープ120のいずれか1つの一部分である利用可能廃物が発生する可能性があり、この利用可能廃物は、再利用されなければ廃棄されることになる。これは、システムの保守間隔、起動または運転停止の際に起こりうる。利用可能廃物が発生する可能性がある他の機会もある可能性がある。
しかしながら、多層状菓子組成物120の利益のうちの1つは層の視覚的外観であるので、利用可能廃物は、はるかにより精密に対処される必要がある。従来のシステムでは、利用可能廃物は、視覚的な魅力に対する限定的な効果しか伴わず、またはそのような効果をまったく伴わずに、システムへと戻すことができた。さらに、利用可能廃物の再利用は、典型的には、菓子組成物の物性に対して著しい影響はもたらさないであろう。しかしながら、当該キャンディー組成物の一部を含めた利用可能廃物が影響を受ける可能性がある。
従って、本発明のいくつかの実施形態は、多層状ロープ120が共押出しする工程を少なくとも2回通過するように、多層状ロープ120の一部分を再利用することを含んでもよい。この利用可能廃物は、種々の位置へ戻されてもよい。好ましくは、この利用可能廃物を菓子組成物102、104全体にわたって均一に分散させるために利用可能廃物が個々の菓子組成物102、104へと十分に混合されうるように、この利用可能廃物は、菓子組成物102、104を形成する工程に戻される。従って、この利用可能廃物は、当該方法の種々の実施形態において加工機108、111に戻されてもよい。成分としての利用可能廃物は、典型的には、それぞれの菓子組成物の20重量%以下、好ましくは10重量%以下、さらにより好ましくは菓子組成物102または104の5%以下、4%以下、3%以下、2%以下、もしくは1%以下および/またはこれらの間の範囲であるべきである。利用可能廃物の量が低いほど、菓子組成物102、104およびその結果として多層状ロープの物性はより均一で予測可能であろうから、よい。
利用可能廃物は、予備押出機112、113へと、あるいは供給塔122、124へと送り戻すこともできよう。しかしながら、この利用可能廃物が当該プロセスに加えられるのが遅いほど、利用可能廃物を個々の菓子組成物102、104の成分の残部とブレンドするためにその利用可能廃物に対して作用される仕事は少なくなり、菓子組成物102、104の均一性の低下を生じる。
好ましくは、利用可能廃物は、利用可能廃物が菓子組成物102、104に加えられない場合と比べて、色またはテキスチャなどの視覚的特徴、例えば、粘度または弾性を、10%を超えて変えず、好ましくは5%以下だけしか変えないであろう。視覚的な魅力に対する影響は、比色計を使用して色の変化をモニターして測定することができるであろう。
この時点で、本発明に係る多層状菓子組成物を形成するために使用されるプロセスおよび加工設備の一般的な概説はすでに記載されたので、本出願人らによって克服されたかまたは想定されたより具体的な特徴および障害が論じられる。
残念ながら、予め構築された剛性のパッケージ150を使用することによって、十分ではないピースがパッケージの中へと挿入されているという外観を回避するために、または実際に十分でないピースがパッケージの中へと挿入されうるので、個々のピース146の許容誤差は維持される必要がある。しかしながら、当該菓子組成物が、一緒に加えられる、典型的には異なる物性、より具体的には粘弾性を有する複数の異なる菓子組成物から形成される菓子組成物であるという事実を考慮すれば、この菓子組成物はより複雑な構造である。さらに、それらの異なる菓子組成物が層状形状にあるので、これらの菓子組成物が異なる物性を有するとき、粘弾性などのこの異なる特性は、層ごとに様々であり、物理的に不連続的な塊を作り出す。従って、多層状製品全体が共押出しされた後に多層状製品全体を加工することによってピースを形成する際の異なる加工工程は、その多層状菓子組成物の異なる層を形成する菓子組成物のうちの異なる組成物に対して異なる影響を及ぼす可能性がある。例えば、厚さT方向に沿って加えられる圧縮力は、内側層が外側層よりも低い粘度を有するとき、中心層の横方向の滲み出しを外側層よりも大きい程度に引き起こす可能性がある。同様に、冷却トンネルを通過するときに、1つの層が、異なる層よりも速い速度で冷えてもよい。典型的には、これらの問題は、実質的に一貫性のある菓子組成物を扱うときは、標準的なサイジングおよび形成プロセスの間には、遭遇しない。
より具体的には、そして図8を参照して、予め構築された剛性のパッケージ150を使用するとき、個々のピース146の許容誤差は、十分でないピースがパッケージの中へと挿入されているという外観を回避するために維持される必要がある。末端のピース146とパッケージ150の側面152との間の隙間152が、ピースがないという外観を回避するために最小にされるように、5つのピース146の最終の幅FWの合計は、そのパッケージの各列の全体のパッケージ幅PWに対して小さすぎないようにする必要がある。このような外観は、所定の数のピース(今の例では10個)が実際にそのパッケージの中に入っていたとしても、消費者に対して、自分が代金を支払ったものに見合ったものを得ていないという負の印象を与える可能性がある。ピース146のサイズの許容誤差が維持されないときのこの潜在的な問題は、図8のパッケージ150の列148によって図示されている。
同様に、個々のピース146の許容誤差は、あまりに少ないピース146しかパッケージの中に実際に入れられていないということを回避するために維持される必要がある。換言すれば、5つのピース146の最終の幅FWの合計が、そのパッケージ150の各列の全体のパッケージ幅PWに対して十分に大きいわけではないように、個々のピース146の許容誤差は維持される必要があり、このため、5つ未満のピース146をそのパッケージ150の中へと挿入することができる。ここでも、これは、消費者に対して、自分が代金を支払ったものに見合ったものを得ていないという負の印象を与えることになりかねない。ピース146のサイズの劣悪な許容誤差に関連するこの潜在的な問題は、図8のパッケージ150の列149によって図示されている。この特定の問題に関する別の事項は、この構成は、ピースをパッケージ150へと梱包する箱詰め装置151が詰まって動かなくなり、そのラインの望ましくない休止時間を引き起こす可能性があるということである。
切断−包装プロセスを使用するときに、実際のピース146を連続的な多層ロープ120から形成する最も典型的な方法として企図される2つの方法がある。これらの2つの方法は、操作が類似しているが、個々のピースに対する最終の幅FW寸法の潜在的な許容誤差に対して著しく異なる効果を有し、従って、パッケージ150の中へと挿入されている隣り合うピースの列全体の最終の許容誤差に影響を及ぼす。
第1の実施形態では、図9を参照して、切断デバイス168は、切断線170が最終の長さFLとほぼ整列しているように、個々のピースを分断する。この構成では、各ピース146の最終の幅FWは、連続的な多層ロープ120からピース146を分断する際に、定められる。別の実施形態では、図10を参照して、切断デバイス168は、切断線170が最終の幅FWとほぼ整列しているように、個々のピース146を分断する。この構成では、各ピース146の最終の長さFLは、連続的な多層ロープ120からピース146を分断する際に、定められる。
図9に図示される第1の切断構成は、ピースのより高速の加工を許容する。なぜなら、切断と切断との間に、多層状ロープ120のより少ない長さ、すなわちピースの最終の幅FWに相当する長さが、切断デバイス168を越えて通過する必要しかないからである。これは、個々のピースを形成するために、より少ないロープが「引っ張られる」必要があるという技術思想としても理解されうる。
残念ながら、この構成は、多層状菓子組成物のピースの限界寸法、すなわち最終の幅FWの、より大きいばらつきを生じる可能性がある。ピース146の各ピース側面は切断動作によって定められるので、切断動作の位置の何らかの誤差は、各ピースによって倍増されてしまう。これは、本願において著しい短所となる可能性がある。なぜなら、許容誤差はそれほど重要であり、そして当該多層状菓子組成物の複雑で不連続的な性質に基づいて許容誤差を制御または調整することが困難である可能性があるからである。
図10に図示される第2の切断構成は、一般に、第1の構成に対して、ピースのより遅い加工を与える。なぜなら、切断と切断との間に、多層状ロープ120のより多くの長さ、すなわちピースの最終の長さFLに相当する長さが、切断デバイス168を越えて通過する必要があるからである。換言すれば、多層状ロープのうちのより多くが、切断プロセスの間に引っ張られる必要がある。従って、流路に沿った物質の線速度が両方のプロセスについて同じであれば、より少ないピースしか製造されないことになる。
しかしながら、この第2の構成は、著しい利点を与える。特に、この構成を使用することにより、1つのピースから次のピースへの、限界寸法、すなわち最終の幅FWのばらつきがより少なくなる。なぜなら、最終の幅FW寸法のすべては、分断することに先立って決定されており、上流のプレサイザー140によって実質的に定められるからである。従って、このプロセスの間に切断される複数のピースがパッケージ150の中へと挿入される準備として隣り合って整列されているとき、ばらばらに切断される可能性がある側面が互いに隣接しているのではなく、十分に維持された寸法が隣り合って配置される。より具体的には、このロープの幅Wは、個々のピース146の最終の幅FWに相当する。この切断方法は、著しくより精密な最終の幅FWが生成されるため、好ましい方法である。
1つの実施形態では、5つのピース146が各列148、149に並べられているのではなく、7つのピースが与えられた列148、149に並べられており、パッケージ150は、合計で14個のピース146を有する。さらに、各ピースは、およそ11mmの所望の最終の幅FWを有する。さらに、各々の個々のピースの包装紙は、およそ0.1mmの厚さを有する。従って、隣り合うように列状に並べられた7つのピースの全体の幅はおよそ78.4mmである。列に隙間が形成されることまたはパッケージ150の列148、149内にフルセットのピースを挿入することがでないことに言及して上で論じた重大な問題のうちのいくつかを回避するために、包まれた7つのピースの幅は、±4.5mmの許容誤差範囲を有する。
上記のように、多層状ロープ120を形成するための好ましい方法は、幅Wがピース146の最終の幅FWに対応するように、多層状ロープ120を形成することである。これが当てはまる場合、出願人らは、剛性のパッケージ150へと挿入されるのに先立って群にされたピースの幅全体を、上流のプロセスにおける種々の改変または変更によって改変し、並んで構成で並べられた複数のピースの幅を所望の許容誤差範囲内に維持することができることを明らかにした。
従って、ピース146の最終の幅FWの平均サイズが所定の許容誤差範囲から外れているとき、操作者は、ピース146の最終の幅FWをサンプリングし、加工パラメータを調整してもよい。他のパラメータおよび工程がモニターされ、所望の最終のピース146の内容物およびサイズを与えるように実行されてもよい。
当該多層状ロープの最終寸法および寸法上の許容誤差を改変および/または改善するための第1の方法は、菓子組成物が共押出機116を出るときのその菓子組成物の一貫性を改善することに関する。この一貫性は、個々の菓子組成物102、104の組成上の一貫性または物性の一貫性、例えば、限定はされないが温度および粘弾性、に基づいてもよい。
典型的には、この組成上の一貫性は、温度および/または粘弾性に対して直接的な効果を有するであろう。1つの非包括的な例として、菓子組成物102、104の粉末成分の不十分な混合が発生すれば、粉末の集塊物が、多層状ロープ120のその対応する層へと押出される可能性があり、その層は、その層に対して所望されるかまたは意図される組成物とは著しく異なる弾性および粘度特性を有するであろう。例えば、炭酸カルシウムなどの粉末充填剤の塊がガム層121(図5を参照)へと押出されれば、炭酸カルシウムのこの部分は、所望のガム組成物とは著しく異なる弾性および粘度特性を有することになろう。従って、多層状ロープ120のその部分がロープサイザー134を通るとき、長さL方向の一貫性がない量の伸びが発生するであろうが、より重要なことに、幅W方向の同様の一貫性がない量の収縮も起こるであろうから、下流の梱包にとって重大な事項を生じさせる。(例えばロープサイザー134、冷却トンネル136、プレサイザー140における)冷却または形成プロセスのいずれかの際の幅方向W内での収縮の量も影響されるであろう。
それゆえ、本出願人らは、特に菓子組成物がガム組成物であるときのこの菓子組成物に加えられる仕事の量を増加させることは、組成上の一貫性および粘弾性に関する物性の両方ならびに温度における一貫性を増大させる可能性があることを明らかにした。
従って、いくつかの実施態様におけるシステム100は、予備押出機112に再利用構成114などの再利用構成を含むことができる。これは、上流のガム加工設備108がバッチ混合機の形態にあるとき、特に有用である可能性がある。しかしながら、再利用は、厳密に予備押出機で行うのとは別の位置で行われてもよい。代わりに、再利用は、ガム組成物102の部分をガム加工設備108に戻すことによって行われてもよい。
再利用構成の使用は、さらなる混合を可能にして、組成上の一貫性を増大させ、これは、大量の個々の要素を混合するときに行われる可能性がある。さらに、再利用構成の使用は、共押出機116に向かって下流へ移動するのに先立って菓子組成物102の熱的混合の改善をもたらすように作用することができる。従って、第1の菓子組成物102のロープの長さの異なる部分全体にわたって熱的一貫性の改善をもたらすことにより、第1の菓子組成物102のいずれの与えられた部分についての粘弾性は、より一貫性があるようになり、多層状ロープ120のより一貫性がありかつ反復可能なサイジングを生じることになろう。さらに、サイジングする工程のいずれかの後に存在する何らかの緩和も、同様により均一なものであろう。多層状ロープ120のより一貫性のあるサイジングを提供することにより、各ピース146の一貫性は同様に増大し、個々のピース146を剛性のパッケージへと梱包する能力が改善される。
好ましい量の再利用は、約25%〜約75%の範囲であるが、より好ましくは約25%〜50%の範囲である。25%再利用については、すべて同じダイ表面積および同じ押出速度を有する4本のロープが予備押出機112から押出され、それらのロープのうちの1本(戻りのまたは再利用ロープの例として図4のロープ102’を参照)が予備押出機112を通るさらなる加工のために戻されることになろう。図4は、実際は、50%再利用構成を表す。その説明図では、1本のロープ、ロープ102は、下流の加工設備へ通ることを許容されるが、一方で他方のロープ、ロープ102’は、予備押出機112での増やされる加工のために戻される。予備押出機116を出るすべてのロープが同じ断面積を有する必要があるというわけではないことに留意されたい。しかしながら、典型的には、さらなる加工のために下流へ通ることを許容されるすべてのロープは、一定表面積で維持されるが、一方で、再利用ロープ102’は、所望の量の再利用をもたらすように、異なる表面積を有してもよい。従って、3本のロープは、下流へと進むロープのうちの2本の合わせた面積が再利用されるロープの面積に等しい50%再利用のために使用することができよう。
図4では、戻りのロープ102’は、予備押出機112の側面へと戻して供給されるように示されている。しかしながら、戻りのロープ102’(「再利用されるロープ102’」とも呼ばれる)は、より簡素な押出機の設計を提供するために、適正に構成されたコンベヤーシステムを介して、予備押出機112の供給/保存塔172へと戻して供給されてもよい。
また、本出願人らは、予備押出機112のアンペア数をサンプリングすることも、幅のばらつきがあるかどうかに関するフィードバックを与えることができるということを明らかにした。より具体的には、押出機のスクリュー要素が一定のRPM(1分間あたりの回転数)に維持されている場合、スクリュー要素を駆動するために使用されるアンペア数が変化すれば、これは、予備押出機を出る物質の粘弾性は一定または一貫性のある値に維持されていないという指標を提供する。例えば、共押出機112を通して同じ量の製品を押出しするためにより多くのエネルギーがかかる場合、その製品は、より少ないエネルギー、すなわちより少ないアンペア数がかかる他の製品よりも粘性が高い。従って、菓子組成物102、104を共押出機116に加えるのに先立って種々の菓子組成物102、104を予備押出しするために使用されるエネルギーのばらつきがあると、菓子組成物102、104が共押出しされるときの菓子組成物102、104の粘弾性のばらつきに起因して幅Wのばらつきが予想されるであろう。最も典型的には、アンペア数が減少すると、対応する幅Wは増加し、これは、ガムの粘性はより低くなり、より多くのガムが予備押出機112および共押出機116のダイを通して押出されうるということを示唆する。おそらくは、この粘度低下は、より高い物質温度に起因する可能性が最も高い。しかしながら、粘弾性のばらつきが菓子組成物102、104の組成または混合の完成度のばらつきに起因する可能性があるということが考えられる。
共押出機自体の中で菓子組成物102、104に対して仕事を行うこともできる。しかしながら、これはあまり望ましいことではない。
従って、本発明の実施形態は、菓子組成物が共押出機116に供給されるときの菓子組成物の物理的および組成上の一貫性を高めることにより、最終のピースサイズの一貫性を高めることに関する。
最終のピースサイズを所望の許容誤差内に維持するための別の方法は、共押出機116を通して物質のより一貫性のあるスループットを維持することである。本出願人らは、押出機を通しての菓子組成物102、104のスループットに影響を及ぼす1つの因子は、共押出機116の種々の供給塔122、124への菓子組成物102、104の供給条件によって影響を受けるということを明らかにした。
共押出機が、多層状ロープ120の菓子組成物102、104のうちの1つを「欠乏して」いる場合、所望の量の物質より少ない分しか押出されないので、幅Wのばらつきが予想される。例えば、共押出機が第1の菓子組成物102をあまりに遅い速度で供給されている場合、十分でない物質が、図5のロープ例の層121、125に存在するであろう。従って、多層状ロープがその後の下流の加工に曝されるとき、幅W寸法のばらつきが体験されることになろう。共押出機が菓子組成物102、104のうちの1以上からの供給を欠乏しているとき、幅Wは減少し、その結果、許容誤差範囲の下端に近づくか、またはその下端を通り過ぎる可能性すらあるであろう。
さらに、あまりに多い物質が共押出機116によって押出される場合、ロープの幅Wおよび(幅Wよりは重大ではないものの)厚さT、従って対応する最終寸法は、典型的には、あまりに高くなろう。
これは、菓子組成物102、104が共押出機116に供給されるとき、菓子組成物102、104の粘度があまりに低いことに起因して起こる可能性がある。おそらくは、粘度があまりに低いとき、押出機ダイの一定の寸法を越える当該物質の流量の増加(すなわちマッシュルーミング(mushrooming))が起こり、このため、多層状の共押出しされたロープ120の幅Wおよび厚さT寸法は予想よりも大きくなり、その結果、それらの寸法は、下流のサイジングおよび加工によって所望の寸法へと減少されない。従って、これは、最終のピース寸法があまりに大きくなることを生じる。なぜなら、共押出機の下流の形成設備の残部は、この時点で所望の最終寸法へとサイジングされる必要がある物質の量を扱うように較正されていないからである。
あるいは、あまりに多い物質が共押出機116に、特に共押出機116のバレルへと供給され、あまりに多くを引き起こす場合、共押出機116は、あまりに多い物質を押出してもよい。あまりに多い物質が共押出機の内部にある場合、共押出機116内の圧力は、典型的には上昇し、所望の量よりも多い物質が共押出機116のダイを通して運ばれるということが引き起こされ、ここでも、下流の形成設備が所望の最終の幅Wおよび長さL寸法へと加工するように較正されていないような寸法の多層状ロープ120を生じる。
従って、本発明の実施形態は、共押出機116の中への物質の均一および一貫性のある供給を維持するための方法および装置に関する。1つの実施形態では、共押出機の供給塔122、124は、ロードセルまたは他の重量測定装置の上に支持され、共押出機116に供給されている製品の量を連続的に分析する。共押出機116への物質の供給速度に関する情報が利用できないような例では、共押出機116への供給速度の制御の改善を提供するために、予備押出機112の後、かつ/または予備押出機112の代わりにローフィング機(loafing machine)を利用することが企図される。さらに、ローフィング機を使用するとき、物質が共押出機116に供給される速度は、上流のプロセス、例えば製品が予備押出機112から排出されている速度に直接影響を及ぼさないで改変される。
例えば、あまりに多い物質が共押出機116に供給されている(例えば、塊が共押出機116に供給される速度があまりに大きい)と判定される場合、使用者は、その塊の上流での生産に影響を及ぼすことなく、製品の塊が共押出機116に供給される速度を落とす機会を有する。これは、単に、コンベヤーの速度を上げるかまたは遅くすることによるなどで行うことができる。
連続ロープの速度を上げるかまたは遅くすることができる能力は、下流の加工に影響することなくある程度は利用できる可能性があるが、これは、上流のプロセスに影響を及ぼさないで行うとすれば、ロープの連続的な性質に起因して、限定的な程度に留まる。例えば、使用者がロープが共押出機116に供給されている速度を低下させる必要がある場合、これは、予備押出機112が一定の生産速度で維持されている場合には、ロープの渋滞(back−up)を引き起こす可能性があろう。残念ながら、このロープは連続的であるので、予備押出機112が同様に遅くされなければ、ロープは、ロープ自身の上に渋滞する可能性があり、ロープのたるみ(bow−tying)または重なりを生じる可能性がある。しかしながら、予備押出機を遅くすることは、これまでにより詳細に記載したように、ロープの物性の一貫性に悪影響を及ぼす可能性がある。さらになお、連続ロープであれば、供給物質を共押出機116へ供給することを同時に停止することは、はるかにより困難である。なぜなら、そのロープは切断されるに違いないからである。
従って、いくつかの実施形態では、共押出機への菓子組成物のうちの1以上の供給速度を所望の速度の10%以内、より好ましくは所望の速度の5%以内に維持することが所望される。供給の速度は、予備押出機または類似の装置と共押出機との間の供給路を短くするかまたは長くすることによって調整することができる。例えば、共押出機116の上流で菓子組成物102、104の連続ロープを使用するとき、ロープの移動距離を長くし、これによりその供給速度を低下させるためにこのロープを蛇行経路に通すこともできよう。さらに、供給速度は、必要とされる菓子組成物102、104の一部分を手作業で加えることにより高めることもできよう。これは、必要とされる菓子組成物102、104の個々のぶつ切りまたは塊の添加であることもできよう。
さらに、本出願人らは、多層状菓子組成物を形成するときの、一貫性のある許容誤差を維持するための付加的な方法は、少なくともバルクサイジング操作の間、複数の異なる菓子組成物の間で同程度の粘弾性を維持することを含むということを明らかにした。より具体的には、多層状菓子組成物内のいずれの与えられた対の菓子組成物の間でも3:1以下の弾性比を有するということが所望される。しかしながら、この比が、2.5:1以下、さらにより好ましくは2:1以下であることがより好ましい。異なる菓子組成物の弾性を対にすることにより、バルクサイジングまたはプレサイジングなどの種々のサイジングプロセスを、より正確に制御することができる。なぜなら、多層状ロープ120は、連続的な物質から形成されるロープにより厳密に近似することになるからである。換言すれば、粘弾性を一致させることで、異なる菓子組成物が、多層状ロープ120の寸法上の変形を生じる種々のプロセスのあいだに一緒に流れることが容易になる。
好ましくは、与えられた層の粘度は、他の層および特に隣接する層の粘度の90%以上、好ましくは95%以上である。しかしながら、最低でも、別の層に対する1つの層の粘度は、80、81、82、83、84、85、86、87、89、90、91、92、93、94または95%および/またはこれらの間の範囲であってもよい。これらの値は、共押出もしくはバルクサイジングの工程または両方の工程の直前のものであってもよい。ここでも、菓子組成物102、104の一部分を再利用することは、異なる菓子組成物の間の所望の粘度の一致を維持するために使用することができる。
粘弾性が多層状菓子組成物の異なる層の間で完全に一致していないとき、この不足分を修正するために補償が含まれてもよい。例えば、そして図5を参照して、層121および125が中間層123よりも高粘度値を有する場合、この中間層は、最終寸法が同じであるように押出されるとき、他の2つの層121、125とはわずかに異なる寸法を有してもよい。例えば、最上層および最下層121および125がおよそ30mmの幅Wで押出される場合、この中間層は、より低い粘度を有しており滲み出しを起こしやすいので、30mm未満の幅で押出されてもよい。そのときは、下流の多層状ロープのサイジングの間、中間層123に伝えられて何らかの横方向の滲み出しを生じる圧縮が何か加えられても、中間層は、多層状ロープ120のエッジ174、176から横方向に外側に広がらないであろう。エッジ174、176を超える横方向の滲み出しは、ここでも、与えられたピース146の所望の最終の幅FWに影響を及ぼすであろう。
好ましくは、この補償が使用されるとき、層121、123、125のうちの隣接する層の幅は、バルクサイジングする工程の前よりも少なくかつプレサイジングする220工程の後よりもさらに少ない、バルクサイジング 214の後の第1の百分率差を有する。好ましくは、バルクサイジングの後、隣接する層の間の百分率差は5%以下であり、さらにより好ましくは、バルクサイジングの後の百分率差は0.5%以下である。
複数の菓子組成物を1つの多層状菓子へと共押出しすることの付加的な利益が、これより論じられる。菓子組成物のうちの1つが典型的に、そのタイプの菓子組成物を形成するための通常の加工工程によって分解されるかまたは失われる可能性がある成分を有している場合、それらの成分は、それらの成分が多層状菓子組成物全体の一部を形成するがより有害であるプロセスに曝される必要がないように、他の菓子組成物に加えることができる可能性がある。
例えば、ガム組成物の形成は、典型的には、少なくとも何らかのレベルの高せん断および/または高温の混合を含む。しかしながら、香料、感覚剤、および甘味料(特に封入された甘味料)などのいくつかの成分は、高せん断および/または高温に非常に敏感である可能性がある。第2の菓子組成物を使用することにより、これらの非常に敏感な成分は、これらの非常に敏感な成分が依然として消費者にとって利用できるものでありながらもその高せん断および/または高温の加工工程に曝されないように、第2の菓子組成物に加えられてもよい。従って、この第2の菓子組成物は、これらの非常に敏感な成分のための担体として作用する。
加えて、これらの成分のうちのいくつか、例えば封入された甘味料、は、ガムで使用されるときなどでは、使用者は製品を噛み続けるので、その成分の効果の放出を遅らせることが意図されている。いくつかの例では、これらの成分は、第2の菓子組成物のみから形成される菓子に加えられる場合には、あまりに速く食されて、それらの成分が与えることが意図されている所望の効果が実現できないであろう。しかしながら、第2の菓子組成物を第1の菓子組成物、例えばガム組成物、と対にすることにより、使用者はこの多層状菓子組成物を噛むので、これらのより長く続く成分のうちのいくつかは、その長く続くガム組成物とともに吸収され、そして組み合わされることになり、従って、その成分が使用者によって食されることが防止される。この場合、第1の菓子組成物は、これらの成分の担体となる可能性がある。なぜなら、これらの成分は、第1の菓子組成物をガム組成物として含めることによりもたらされる長期の咀嚼体験のあいだ、消費者の口の中に存在するからである。
種々の成分の加工感度を懸念するよりもむしろ、多層状菓子組成物を製造することで、1つのタイプの菓子組成物を提供することによっては生成することができないであろうような付加的な香味のまたは感覚的なプロファイルを提供することができる。例えば、消費者がほとんど即座に享受できるように、ガム組成物が、消費者に、非常に強い初期の感覚的なおよび香味の一撃を与えることが所望されることがよくある。しかしながら、ガムベース要素、特に水不溶性のエラストマー性の要素をガムの中に含めると、これらの成分を完全に覆い、組成物からのこれらの成分の放出を阻害または遅延させる可能性があり、その結果、感覚が遅れるか、あるいはより多くのこれらの成分がそのガム組成物のための配合物の中に含められる必要が出てくる。しかしながら、これらの成分がチューイーキャンディーなどの水溶性の第2の菓子組成物の中で運ばれている場合、同じ量のその成分を使用することによって使用者体験を改善することができるということが企図される。あるいは、同程度のレベルのその初期感覚は、より少ないその成分を与えることにより、消費者にもたらされうる。
改善された許容誤差を促す可能性がある別の特徴は、多層状菓子組成物の隣接する層の間の接着である。隣接する層の間で強い結合を有することにより、形成プロセスの間の線方向の伸長に起因する多層状ロープの中の横断方向のひずみは、層から層へとより一貫性をもって伝えられる。
これは、ロープサイザーを使用して多層状ロープ120のバルクサイジングおよびプレサイジングを実施するとき、特に有益である。ロープサイザーは多層状ロープ120を伸長することに基づいて動作する傾向があるので、隣接する層の間に十分な接着がない場合、外側層、例えば層121および125は、中間層123に対して滑ることになろう。外側層121、125が中間層123に対して滑る場合、低下した力が中間層123に作用することになり、中間層123に対するサイジング作用の有効性を低下させる。従って、中間層123の著しくより均一でないサイジングが起こり、成形不良のロープが生じるであろう。
それゆえ、本発明のいくつかの実施形態では、得られた多層状菓子組成物は、個々の層121、123、125が、個々の層を破壊しなければ互いから分離することができないように、十分な接着を有する。換言すれば、層を引っ張って離そうと試みると、個々の層のピースは破壊し、他の層から分離されるのではなく、他の層に接着したまま留まるであろう。
しかしながら、このようなレベルの接着は必要ではない。必要なことは、切断プロセスに先立って多層状ロープ120のサイズを、その押出されたサイズからその最終のサイズへと減少させるために必要とされる種々のサイジング操作にかけられるときに、隣接する層が互いに対して滑らないような、隣接する層の間の十分な接着だけである。
この菓子組成物のうちに1つがキャンディー組成物であるとき、キャンディー組成物が、梱包に先立って、実質的にまたは完全に粒状化(すなわち結晶化)していることが所望される。高レベルの粒状化は、梱包の後のキャンディー組成物の低温流れを減少させる。梱包の後の低温流れによって、特に図7に図解されるようなパッケージ150においては、隣接するピースが、一緒に形をなし、このため、それらのピースをパッケージから取り出すことが困難になり、しかも消費者に対して負の印象をも与える。
いくつかの実施形態では、共押出しすることに先立って、コンディショニングすることの後に、または少なくともバルクサイジングに先立って、当該キャンディー組成物が実質的に結晶化していることが所望される。これらの状況では、共押出しすること、コンディショニングすることまたはバルクサイジングすることに先立って、当該キャンディー組成物は、少なくとも85%結晶化、より好ましくは少なくとも90%結晶化、より好ましくは少なくとも95%結晶化、さらにより好ましくは少なくとも97.5%結晶化していることが好ましい。
さらに、低温流れを回避することは、個々の層が、所望のバルクサイジングおよびプレサイジングする工程の間以外で、多層状ロープ120の寸法を変えることを引き起こすことを防止することにもなる。
予備押出機112などの加工設備の個々のピースは、下流の並行の設備に供給するために使用することができることに留意されたい。例えば、2つの予備押出しされるロープは、2つの別々の、しかし並行な共押出機に供給するための予備押出機112によって生成することができる。同様に、2つのロープが1つの予備押出機によって製造されるとき、それらの2つのロープは、それらに同じプレコンディショナー118を通過させることにより、プレコンディショニングすることができよう。
いくつかの実施態様では、複数のピース146は、包まれていない状態で、1つの袋または容器に収容されてもよい。従って、各々の個々のピースは、他のピースと表面どうしの接触をすることになろう。しかしながら、ガム組成物102およびキャンディー組成物104(使用されるとき)は非常に粘着性がある可能性があるので、それらの間の接触は、ピース146が一緒にくっつくことを引き起こす可能性がある。これは、キャンディー組成物がそれらの層のうちの1つとして使用されるときに、特に当てはまる。従って、本発明は、ピースを接触させて一緒にくっつかせる傾向を抑制する方法に関する。図11および図12を参照して、さらなるピース形状は、この一緒に付着することを防止することを試みるために図示されている。
図11では、各々の個々のピースは、実質的に長方形の層121、123、125を有する。しかしながら、中間層123は、外側層121、125の長さおよび/または幅よりも減少した長さおよび/または幅を有し、そのため、中間層123(内側層121とも呼ばれる)が他のピースの表面と接触することはより困難である。層123の外部表面が別のピース146と接触するために、その他のピースの隅部は、外側層121、125の間に形成される凹部へと通る必要がある。従って、その隅部が内側層123に接触するならば、線接触だけ、またはおそらくは点接触だけが、それらの間で形成され、それらの2つのピース間の接着を低下させる。
図12は、さらなるピース形状を図示する。図12では、ピース146は、それぞれ湾曲した上面および底面174、176を有する最上層および最下層121、125を有する。さらに、層123は、くぼんだ側面178を有してもよく、有しなくてもよい。しかしながら、平坦な側面178の場合でさえも、その平坦な側面178が上部側または底部側174、176と接触することになれば、表面どうしの接触ではなく線接触だけが形成され、それらの間の接着はさらに低下する。
図13は、さらなるピース形状を図示する。図13では、ピース146は、互いに離れる方向を向く上部および底部の湾曲した表面174、176を有する最上層および最下層121、125を有する。この構成は、図12に図示されるピースの長所を組み込む。さらに、中間層123は、外側層121、125の幅および/または長さより小さい幅および/または長さを有し、そのため、中間層123は、図11のピース146に関して論じた利益を提供するように、横方向に内側にくぼんでいる。しかしながら、この実施形態では、層123は、同じく湾曲した側面180、182を有する。これらの湾曲した側面180、182は、表面 対 表面の接触ではなく線接触であるので、隣接するピースの間の接触をさらに促進する。
典型的には1つの寸法が切断プロセスよって定められるので、典型的には、中間層の長さまたは幅のみが、外側層の長さ未満または幅未満であろう。しかしながら、最適の構成では長さおよび幅の両方がくぼんでいるということが企図される。
具体的なプロセス例
ここまで、加工方法および対応する設備、ならびに多層状菓子組成物を加工するときのそれらに関連する困難および特徴の一般的な概説が論じられたので、プロセスおよび加工パラメータのより特定の例が論じられる。
例は、図1A、図1B、図3、図5および図6を参照して説明される。得られた多層状菓子組成物は、単一のガム組成物102から形成される最上層および最下層121、125ならびにチューイーキャンディー組成物104から形成される中間層123を有する3つの層121、123、125を有する。さらに、すべての3つの層121、123、125は、多層状菓子組成物の断面の外周の一部分、特に少なくとも2つの側面を画定する。
ガム加工
当該ガム組成物の加工は、バッチ混合機108’の中で、しかし最も典型的には、別々の混合機の中で、ガムベースを約75℃〜約95℃の温度に融解させることによって始まるであろう。バッチ混合機108’は、約40℃〜55℃の温度に予熱されるであろう。次に、甘味料または粉末着色料を含めた粉末成分がバッチ混合機108’に加えられ、混合される。これらの粉末が混合された後、融解したガムベースが、融解した脂肪および液体甘味料と組み合わせて加えられるであろう。ある時間の間混合した後、香料が加えられる。撹拌の間、この混合物の温度は、上に示した40℃〜55℃の範囲の間に留まるべきである。粉末甘味料、着色料、ガムベース、脂肪、液体甘味料および香料を所定の期間混合した後、所望の粘稠度およびテキスチャに基づいて、酸に加えてさらなる長く続く香料および甘味料がバッチ混合機108’に加えられる。さらなる混合の後、ガム組成物102は仕上げられ、予備押出しされる準備が整う。
典型的には、ガム組成物102は、予備押出機112に加えられるのに先立っておよそ5〜20分間静置されるであろうが、予備押出機112に加える前に1時間半を超えて静置されることは許容されない。
キャンディー加工
ガム組成物が加工される間に同時に、キャンディー組成物(「チューイーキャンディー組成物」とも呼ばれる)が加工されている。
キャンディー組成物の加工は、フォンダンのバッチを形成することにより始まるであろう。このフォンダンは、出願日2006年2月15日、公開日2007年8月30日のMichihide Obaraの特開2007−215450号公報、特許出願番号2006−37910号(これは、参照によりその全体を本願明細書に援用したものとする)で特定される加工工程を使用して形成されることが好ましい。この加工は、約0.5〜2.5barの圧力のスチームジャケット付きでありかつ水で約30℃〜60℃に冷却することができるフォンダン製造装置を使用することを含むであろう。
粉末およびシロップベースの甘味料ならびに水の混合物が、この加工機の中で混合される。これらの種々の甘味料および水から形成されるシロップは、約10RPM〜20RPMの速度で撹拌され、次いで低圧スチームを用いて加熱調理される。このシロップは、約110℃〜150℃の温度に到達するまで加熱調理される。次にスチームは止められ、冷却水が加工機のジャケットの中に導入される。撹拌機速度は、約25RPM〜75RPMに高められる。次いでこのシロップは、およそ約45℃〜65℃に冷却され、約25ミクロン〜40ミクロンの平均粒径を有する微細に結晶化したフォンダンが得られる。次に、このフォンダンは、プラスチックの保持容器へと排出される。
このフォンダンを成分として使用するキャンディー組成物が、次に形成される。このキャンディー加熱調理装置は、好ましくは半連続的なキャンディー加熱調理器である。まず、液体および粉末の甘味料および水を含むシロップのマスターバッチが混合される。このマスターバッチは、低圧スチームを用いて加熱された保持タンクの中で約40℃〜70℃の温度に加熱され維持される。油、乳化剤、および液体脂肪がこの保持タンクに加えられる。
次に、油、乳化剤、および液体脂肪を含むマスターバッチが約85℃〜115℃の温度に予備加熱調理される。次に着色料が加えられる。
次に、このマスターバッチは、加熱調理されたキャンディー塊を形成するために約120℃〜145℃の最終の加熱調理温度が得られるまで約1.5bar〜3.5barの圧力の中圧スチームを用いて加熱された最終の加熱調理器に加えられる。
加熱調理されたキャンディー塊は、次に、キャンディーボウルに加えられ、次いで約2.5〜6.5インチ(約6.35cm〜約16.3cm)Hgの減圧が加えられる。次に、ゼラチンがキャンディーボウルの中のこの加熱調理されたキャンディー塊に加えられ、十分に混合され、ゼラチン化した加熱調理されたキャンディー塊(本願明細書で使用する場合「ゼラチン化した」は、ゼラチンが塊に加えられたということを単に意味する)が形成される。
ゼラチン化した加熱調理されたキャンディー塊は、次に、循環水によって約5℃〜25℃に冷やされている冷却台の上に落とされる。次に、酸および香料が、この混合物の温度が約45℃〜80℃まで下がるまでフォールディングすること(折りたたむこと、folding)により、このゼラチン化した加熱調理されたキャンディー塊に加えられ、フォールディングされたゼラチン化したキャンディー塊が形成される。
このフォールディングされたゼラチン化したキャンディー塊は、次に、混練機へと移される。この混練機の台も、循環水によって約5℃〜25℃に冷やされている。このキャンディーは、温度が約35℃〜65℃に低下するまで、数サイクル混練される。
これまでに調製したフォンダンが、次に、このフォールディングされたゼラチン化したキャンディー塊に加えられ、チューイーキャンディー組成物が形成される。典型的には、フォンダンは、チューイーキャンディー組成物の全体質量のおよそ約5%〜20重量%であろう。フォールディングされたゼラチン化したキャンディー塊と混合されると、このフォンダン自体は、チューイーキャンディー組成物内でもはや見分けることはできない。従って、フォンダンが加えられ、フォンダンがフォールディングされたゼラチン化したキャンディー塊と均一に混合された後、合わされた塊はフォンダンではなく、キャンディーであると考えられる。このチューイーキャンディー組成物は、次いで、双腕式プリング機(double arm pulling machine)に移され、最初はゆっくりとしたサイクルで、次いで速いサイクルで加工され、チューイーキャンディー組成物104が形成される。このキャンディー組成物は、引っ張り終わったときに、約30℃〜50℃の温度を有するであろう。
形成/梱包
2つの菓子組成物102、104(ガム組成物およびチューイーキャンディー組成物)が製造された後、菓子組成物102、104は多層状菓子組成物へと形成される。
ガム組成物102は、予備押出機112を使用して第1の予備押出しされる206。予備押出機112は、下流のプロセスへと通過することを許容される少なくとも1つのロープと、ガム温度、組成および粘弾性の均一性を維持するために、約25%〜50%の再利用率のために戻される少なくとも1つのロープとを生成する。この予備押出機のバレルは、約35℃〜50℃の温度に維持されるが、一方で、押出機のノズルまたはダイは、予備押出機112を出るガム組成物102の温度が約45℃〜65℃であるように、45℃〜60℃の温度に維持される。
ガム組成物102は、次に、プレコンディショニング塔118の中で、約15℃〜35℃でプレコンディショニングされ212、そして、十分な数の通過を経て約35℃〜50℃の温度で出ることにより、約20%〜45%の相対湿度を有する。
キャンディー組成物104は、予備押出機113に通される。
ガム組成物102およびキャンディー組成物104のロープは、次に、共押出機116に供給され、共押出しされる208。共押出機のガム押出機は約45℃〜60℃に維持され、一方で、共押出機のキャンディー押出機は約30℃〜45℃に維持される。ガム組成物102およびキャンディー組成物104は押出機ダイを通して押出され、約24mm〜35mmの幅W寸法および約18mm〜27mmの厚さTを有する3本のロープが形成され、従って各層121、123、125は約6mm〜9mmの厚さTを有する。
好ましくは、ガム 対 キャンディーの重量比は約2.5:1〜3.5:1に維持される。この比は、押出機速度に応じて、維持される。従って、共押出機の個々の押出機部分は、独立に駆動され、そのため、キャンディーおよびガム組成物の割合が独立に調整できる。
共押出の後、これにより形成される多層状ロープ120は、鉱油の形態の付着防止加工助剤143の存在下でロープサイザー134を使用してバルクサイジングされる214。多層状ロープ120は、約30mmの幅Wおよび約24mmの厚さΤから、幅Wが約10〜15mmおよび厚さTが約5〜8mmのサイズへと小さくなる。
多層状ロープ120は、多層状ロープ120が約20℃〜40℃の温度でコンディショナー136を出るように、次いで、約2℃〜15℃および約25%〜50%の相対湿度に維持されているコンディショナー136の中でコンディショニングされる218。
コンディショニングされた多層状ロープ120は、次に、付着防止加工助剤149の存在下で、プレサイザー140でほぼその最終寸法へとプレサイジングされる220。この多層状ロープは、好ましくは、約5〜6mmの厚さTおよび約10.5〜11.5mmの幅Wにサイジングされる。
多層状ロープ120は、次に、切断−包装装置144によって、包まれた状態で約35mmの最終の長さFL、約11mmの最終の幅FWおよび約5.5mmの最終の厚さFTの最終の平均寸法を有する個々のピース146へと切断されて包まれる224。いくつかの実施形態では、個々のピース146の試料が検査される。サンプリングの間、個々のピースの平均サイズを決定するために試料の寸法が測定される。平均サイズが所定の許容誤差範囲から外れているとき、個々のピースがサイズの許容誤差範囲内に入るように、種々の加工パラメータが調整される。例えば、予備押出機および/または共押出機の中での混合の継続期間が、長くまたは短くされてもよい。さらに、共押出機へと供給される1以上の菓子組成物の量を調整することができるし、または1以上の菓子組成物の粘度が調整されてもよい。
最後に、個々に包まれたピース146は、7つのピースの横並びの並べ方へと群にされ、次いで梱包装置151内でパッケージ150へと梱包される226。
本願明細書中で引用された公開公報、特許出願、および特許を含めたすべての参考文献は、各参考文献が個々におよび明確に参照により本願明細書に援用すると示され、かつその全体を本願明細書にされた場合と同じ程度に、参照により本願明細書に援用したものとする。
本発明を記載することに関する(とりわけ添付の特許請求の範囲に関する)、用語「1つの(a)」および「1つの(an)」および「その、当該、前記(the)」および類似の指示語の使用は、本願明細書に特段の記載がない限り、または文脈と明らかに相反しない限り、単数および複数の両方を包含するというように解釈されたい。用語「含む(comprising)」、「(有する(having)」、(「含む、包含する(including)」、および「含有する、含む(containing)」は、特に注記しない限り、オープンエンド型の用語(すなわち、「…を含むが、これらに限定されない」を意味する)として解釈されたい。本願明細書中の値の範囲の記載は、本願明細書中に特段の記載がない限り、その範囲に入る各々の別々の値へ個々に言及することの簡潔な表記法としての役割を果たすことが意図されているだけであり、各々の別々の値が個々に本願明細書中に記載されたかのように、各々の別々の値が本願明細書に組み込まれる。本願明細書に記載されるすべての方法は、本願明細書中に特段の記載がない限り、または文脈と明らかに相反しない限り、いずれの適切な順序で実施することができる。いずれかのおよびすべての例、または本願明細書に提示される例示のための言葉(例えば、「…など」)の使用は、本発明の理解をより容易にすることだけが意図されており、特段の主張がない限り、本発明の範囲に対して限定を加えるものではない。本願明細書中のどの言葉も、請求項に記載されていない要素のいずれかが本発明の実施にとって必須であるとして示していると解釈されるべきではない。
本発明を実施するための、本発明者らが知る最良の態様を含む、好ましい本発明の実施形態が本願明細書に記載されている。それらの好ましい実施形態のバリエーションは、上記の説明を読めば、当業者に明らかとなるであろう。本発明者らは、当業者がそのようなバリエーションを適宜採用することを予想し、そして本発明者らは、本発明が本願明細書に具体的に記載されるものとは異なる態様で実施されることを意図している。従って、本発明は、適用法令によって許容される、添付の特許請求の範囲に記載される主題のすべての改変物および均等物を包含する。さらに、本発明のすべての可能なバリエーションにおける上記の要素のいずれの組み合わせも、本願明細書に特段の記載がない限り、または文脈と明らかに相反しない限り、本発明によって包含される。
102 第1の菓子組成物
104 第2の菓子組成物
116 共押出機
120 多層状ロープ
121 層
123 中間層
125 層

Claims (17)

  1. 多層菓子組成物を形成する方法であって、
    第1の供給ポートおよび第2の供給ポートを少なくとも有する共押出機を提供することと、
    第1の菓子組成物の少なくとも1つの層、および少なくとも1つの特徴において前記第1の菓子組成物とは異なる第2の菓子組成物の少なくとも1つの層から構成される連続的な多層状ロープを形成するために、前記第1の菓子組成物を前記第2の菓子組成物と前記共押出機から共押出しすることであって、前記共押出しすることは、3つの連続する層を有する多層状ロープを押出すことを含み、前記第1の菓子組成物は第1の層および第3の層として押し出され、前記第2の菓子組成物は第2の層として押し出され、前記第2の層は前記第1の層と第3の層との間に挟まれることと、
    前記第1の層、前記第2の層及び前記第3の層を含む多層状ロープを前記共押出機の下流で20℃から40℃に冷却することと、
    前記多層状ロープをサイジングすることと、
    前記多層状ロープをピースへと分離することと
    を含む、方法。
  2. 共押出しする前記工程に先立って、前記第1の菓子組成物を予備押出しする工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の菓子組成物を前記第2の菓子組成物と共押出しする前記工程の後に、前記多層状ロープをポストコンディショニングする工程をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記多層状ロープをサイジングする工程は、ロープサイジングすることによって前記ロープを伸長させることを含み、前記ロープサイジングは、前記多層状ロープの反対側の上面および底面に作用する複数の連続的な逆回転するローラーの対に、前記多層状ロープを通すことを含み、前記ロープの伸長は、逆回転するローラーの各対における前記多層状ロープの線速度を増大させ、
    前記多層状ロープの伸長は、前記ロープを長さ寸法に沿って線状に引き延ばし、前記ロープの厚さおよび幅を減少させ、前記厚さおよび幅は、前記ロープが前記ロープサイジングする工程の間に移動する長さおよび方向に垂直であり、前記ロープサイジングは、複数の連続的な逆回転するローラーの対によって実施され、ここで、前記ロープによって定められる進行路に沿って移動するとき、連続的なローラー対は、サイズが減少する、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記共押出しする工程に先立って前記第1の菓子組成物を予備押出しすることを含む前記第1の菓子組成物を均質にする工程をさらに含み、前記予備押出しする工程は、再利用される部分が少なくとも2回以上予備押出しされるように、予備押出しされる菓子組成物の一部分を再利用することを含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記共押出しする工程の後、前記多層状ロープは、幅および厚さを有し、前記幅および厚さはともに、互いにおよび前記ロープの長さに実質的に垂直であり、前記幅および前記厚さはともに、所望の最終の幅および所望の最終の厚さよりも大きい、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記共押出しする工程は、前記第2の菓子組成物が前記第1の菓子組成物よりも低い粘度を有するように、多層状菓子組成物を共押出しすることを含み、
    前記連続的な多層状ロープは、前記多層状菓子組成物の最終のピースの2つの寸法よりも大きい初期幅および初期厚さを有し、
    前記サイジングする工程は、前記多層状ロープの流路に沿って前記多層状ロープを伸長することと、前記多層状ロープの幅および厚さの両方を収縮させることとを含む、前記多層状ロープをバルクサイジングすることを含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記多層状ロープが前記共押出機を出るとき、前記第1の層、第2の層および第3の層は、各々、前記多層状ロープの末端で前記多層状ロープの断面の外周の一部分を画定する、請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記サイジングする工程は、前記多層状ロープをバルクサイジングすることを含み、
    前記多層状ロープをバルクサイジングする前記工程の直前の前記第1の菓子組成物の温度は実質的に均一な温度である、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記第1の菓子組成物は、前記共押出しする工程の直前に第1の温度を有し、前記第2の菓子組成物は、前記共押出しする工程の直前に第2の温度を有し、前記第1の温度と第2の温度との間の温度差は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、または20℃未満である、請求項1から9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記分離する工程は、前記多層状ロープを個々のピースへと分断することを含み、
    前記第1の菓子組成物の第1の粘度は、前記多層状ロープを共押出しする工程に先立って前記第2の菓子組成物の第2の粘度に一致している、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記第1の菓子組成物に、所望の粘度範囲内の第1の粘度を与えるために、前記多層状ロープを共押出しする工程に先立って、前記第1の菓子組成物を予備押出しする工程をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の菓子組成物を製造するために、複数の成分を少なくとも1つの第1の混合機の中で混合することを含む、前記第1の菓子組成物を製造する工程と、
    前記第2の菓子組成物を製造するために、複数の成分を少なくとも1つの第2の混合機の中で混合することを含む、前記第2の菓子組成物を製造する工程と、
    をさらに含む、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記第1の菓子組成物はガム組成物であり、前記第2の菓子組成物はキャンディー組成物である、請求項1から13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 付着防止加工助剤を前記多層状ロープに付与することをさらに含み、
    前記サイジングする工程は、前記付着防止加工助剤を付与した後に行われ、
    前記付着防止加工助剤を付与する工程は、前記第1の層と、第2の層と、第3の層との間の視覚的区別を10%以下だけ弱める、請求項1から14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記第2の菓子組成物はキャンディー組成物である、請求項1から15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記個々のピースが湾曲している少なくとも1つの表面を有するように、前記多層状ロープを、少なくとも1つの湾曲した表面を有するように形成する工程をさらに含む、請求項1から16のいずれか1項に記載の方法。
JP2014100800A 2009-10-08 2014-05-14 多層菓子組成物を形成する方法 Active JP5876528B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US24992709P 2009-10-08 2009-10-08
US61/249,927 2009-10-08

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012533320A Division JP5547291B2 (ja) 2009-10-08 2010-10-07 共押出しされた層状キャンディーおよびガムの装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014168477A true JP2014168477A (ja) 2014-09-18
JP5876528B2 JP5876528B2 (ja) 2016-03-02

Family

ID=43857393

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012533320A Active JP5547291B2 (ja) 2009-10-08 2010-10-07 共押出しされた層状キャンディーおよびガムの装置および方法
JP2014100800A Active JP5876528B2 (ja) 2009-10-08 2014-05-14 多層菓子組成物を形成する方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012533320A Active JP5547291B2 (ja) 2009-10-08 2010-10-07 共押出しされた層状キャンディーおよびガムの装置および方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8920856B2 (ja)
EP (2) EP3689150A1 (ja)
JP (2) JP5547291B2 (ja)
CN (1) CN102883621B (ja)
MX (1) MX2012004126A (ja)
WO (1) WO2011044373A2 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2690750B2 (ja) * 1988-08-12 1997-12-17 株式会社日立メディコ 超音波診断装置
PL2273891T3 (pl) 2008-05-02 2014-11-28 Intercontinental Great Brands Llc Bezcukrowy izomaltowy wyrób cukierniczy oraz sposoby jego wytwarzania
EP2316279B1 (en) 2009-10-30 2013-10-09 Intercontinental Great Brands LLC Sugar free confectionery; methods of making same; and use in preparing multilayered confectionery.
ES2891092T3 (es) * 2011-03-11 2022-01-26 Intercontinental Great Brands Llc Método de conformación de producto de confitería de múltiples capas
BR112014001304A2 (pt) * 2011-07-21 2017-02-14 Intercontinental Great Brands Llc formação de goma avançada
EP2734055B1 (en) * 2011-07-21 2020-06-24 Intercontinental Great Brands LLC Advanced chewing gum forming
JP5912180B2 (ja) 2011-07-21 2016-04-27 インターコンチネンタル グレート ブランズ エルエルシー チューインガムの形成および冷却のためのシステムおよび方法
US20150250202A1 (en) 2012-09-21 2015-09-10 Intercontinental Great Brands Llc Advanced gum forming
EP2986135A1 (en) 2013-04-17 2016-02-24 Intercontinental Great Brands LLC A system and method for forming a chewing gum product with at least one inclusion
EP2810877A1 (en) * 2013-06-04 2014-12-10 The Procter & Gamble Company Detergent packing process
CN105792661A (zh) * 2013-12-06 2016-07-20 洲际大品牌有限责任公司 用于刻划和/或切割咀嚼型胶基糖的系统和方法
EP3089593B1 (en) * 2013-12-31 2018-11-14 Intercontinental Great Brands LLC Advanced gum forming
WO2015134326A1 (en) 2014-03-03 2015-09-11 Intercontinental Great Brands Llc Method for manufacturing a comestible
JP6342516B2 (ja) * 2014-05-16 2018-06-13 インターコンチネンタル グレート ブランズ エルエルシー 改良型ガム形成
PL3145318T3 (pl) * 2014-05-20 2020-11-02 Intercontinental Great Brands Llc Wysokowydajny sposób pudrowania dla poprawy procesu wytwarzania i pakowania
WO2015179630A1 (en) * 2014-05-23 2015-11-26 Intercontinental Great Brands Llc System and method for manufacturing chewing gum with scoring
EP3050435B1 (de) * 2015-01-27 2018-03-21 Maestrani Schweizer Schokoladen AG Verfahren zur Herstellung eines mehrschichtigen Süßwarenproduktes durch Koextrusion
CN104585284B (zh) * 2015-02-03 2017-10-24 宿州学院 一种婴幼儿磨牙食品
USD796775S1 (en) 2015-09-09 2017-09-12 Intercontinental Great Brands Llc Confection
CN106200591B (zh) * 2016-08-29 2019-01-15 南通维尔斯机械科技有限公司 一种糖块生产系统
US20210161194A1 (en) * 2017-05-01 2021-06-03 Trouw Nutrition Usa Llc Methods and systems for making food
CA3140799C (en) * 2018-01-05 2024-01-23 Intercontinental Great Brands Llc Packaging a comestible without conditioning
US20210337825A1 (en) * 2020-04-29 2021-11-04 Chuck Block Taste Enhanced Candy Configuration

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04179445A (ja) * 1990-11-09 1992-06-26 Kanebo Ltd 多層構造からなる板状ガム・キャンディの製法
WO2009135101A1 (en) * 2008-05-02 2009-11-05 Cadbury Adams Usa Llc Sugar free isomalt confectionery and methods of making same

Family Cites Families (217)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US280115A (en) 1883-06-26 Augusts h
US146541A (en) 1874-01-20 Improvement in chewing-gum candies
US462990A (en) 1891-11-10 William oppenheimek
US193045A (en) 1877-07-10 Improvement in confectionery composition
US692323A (en) 1901-05-03 1902-02-04 Peter Marine Art of making frozen confections.
US1242562A (en) 1914-12-28 1917-10-09 William B Laskey Candy-making machine.
US1267320A (en) 1916-10-17 1918-05-21 Venola Company Confection.
US1771506A (en) 1926-11-10 1930-07-29 Gilbert B Mustin Method of making chewing-gum sandwiches
US1855145A (en) 1926-12-02 1932-04-19 Jones W Bartlett Edible article
US1771981A (en) 1928-09-10 1930-07-29 Gilbert B Mustin Chewing gum and method of making same
US1771982A (en) 1928-09-10 1930-07-29 Gilbert B Mustin Chewing gum and method of making same
US1886763A (en) 1930-04-04 1932-11-08 Hugh K Wagner Confection
US2060490A (en) 1933-05-08 1936-11-10 Borbely Albert Article of food-sandwich
US2215575A (en) 1934-04-07 1940-09-24 William Steell Jackson And Son Apparatus for handling chewing gum
US2039398A (en) 1934-10-11 1936-05-05 Edward R Dye Prestressed beam and method of manufacture
US2685517A (en) 1945-08-17 1954-08-03 Nutrition Products Inc Food supplements and animal feed containing food supplements
US2460698A (en) 1946-03-07 1949-02-01 Sweets Lab Inc Candy chewing gum
US2604056A (en) 1948-02-16 1952-07-22 Frank H Fleer Corp Chewing gum manufacture
US2559648A (en) 1948-04-09 1951-07-10 Sweets Lab Inc Coated candy chewing gum and method of making same
US2613185A (en) 1951-03-30 1952-10-07 Micro Proc Equipment Inc Composite detergent bar
US3062662A (en) 1958-03-13 1962-11-06 Mcdonald Bessie Confection
US2973273A (en) 1959-02-11 1961-02-28 Salvatore G Militana Sponge chewing gum and method of making the same
US3156195A (en) 1961-09-22 1964-11-10 Pearson Candy Company Method for forming a confectionery product
US3208405A (en) 1962-07-13 1965-09-28 Savoy Candy Method of making a chewing candy
US3303796A (en) 1964-10-23 1967-02-14 Warner Lambert Pharmacentical Continuously forming threedimensional shapes
US3492131A (en) 1966-04-18 1970-01-27 Searle & Co Peptide sweetening agents
US3477394A (en) 1966-11-28 1969-11-11 Triple T Co Inc Method for making candy with gum inside
US3410230A (en) 1966-12-23 1968-11-12 Anthony J. Rossi Taffy-pulling machine and system
JPS485971Y1 (ja) 1968-08-02 1973-02-15
US3549389A (en) 1969-09-17 1970-12-22 Dow Chemical Co Food package
US4136163A (en) 1971-02-04 1979-01-23 Wilkinson Sword Limited P-menthane carboxamides having a physiological cooling effect
US4178459A (en) 1971-02-04 1979-12-11 Wilkinson Sword Limited N-Substituted paramenthane carboxamides
DE2217628C2 (de) 1972-04-12 1974-06-06 Sueddeutsche Zucker Ag Verfahren zur Herstellung von alpha-D-Glucopyranosido eckige Klammer auf 1-6 eckige Klammer zu sorbit (Isomaltit)
GB1421743A (en) 1972-04-18 1976-01-21 Wilkinson Sword Ltd Ingestible topical and other compositions
CA1027347A (en) 1972-07-20 1978-03-07 David G. Rowsell Compounds having a physiological cooling effect and compositions containing them
FR2210352B1 (ja) 1972-12-20 1976-01-30 Foods General France Fr
US3912817A (en) 1973-10-03 1975-10-14 Topps Chewing Gum Inc Gum product and method of making the same
US3857965A (en) 1973-10-11 1974-12-31 Wrigley W Co Method for making a chewing-gum composition
US4260635A (en) 1974-12-18 1981-04-07 Fisher Stanton E Unitized animal food system product
FR2338651A1 (fr) 1976-01-23 1977-08-19 Gen Foods France Procede de fabrication de bonbons a " pate molle "
US4150161A (en) 1977-03-15 1979-04-17 General Foods Corporation Carbonated chewing gum
US4224345A (en) 1978-10-16 1980-09-23 Lotte Co., Ltd Chewing gum base and a combination of a chewing gum with fatty matter
US4346116A (en) 1978-12-11 1982-08-24 Roquette Freres Non-cariogenic hydrogenated starch hydrolysate, process for the preparation and applications of this hydrolysate
FR2444080A1 (fr) 1978-12-11 1980-07-11 Roquette Freres Hydrolysat d'amidon hydrogene non cariogene pour la confiserie et procede de preparation de cet hydrolysat
US4238510A (en) 1979-02-21 1980-12-09 Life Savers, Inc. Sugarless coating for chewing gum and confections and method
DE2912411B2 (de) 1979-03-29 1981-02-05 August Storck Kg, 4802 Halle Zähplastische, zuckerfreie Süßwarenmasse auf der Grundlage von Sorbit und eines Quellstoffs und Verfahren zu ihrer Herstellung
US4254149A (en) 1979-04-16 1981-03-03 General Foods Corporation Carbonated chewing gum
US4271197A (en) 1979-06-21 1981-06-02 Walter Hopkins Chewing gum containing sugar substitute
GB2079129B (en) 1979-09-24 1984-08-30 Life Savers Inc Sugarless coating for comestibles and method
US4271199A (en) 1979-11-23 1981-06-02 Life Savers, Inc. Sugar-containing chewing gum having smooth texture and long-lasting sweetness
US4352824A (en) 1980-03-27 1982-10-05 Nabisco Brands, Inc. Chewing gum containing fatty or gelatinous sweetener and method
US4399154A (en) * 1980-06-30 1983-08-16 Nabisco Brands Inc. Coextruded chewing gum
US4323588A (en) 1980-08-07 1982-04-06 Life Savers, Inc. Aerated confections
USD271344S (en) 1980-12-12 1983-11-15 Warner-Lambert Company Two color chewing gum
USD271535S (en) 1980-12-12 1983-11-29 Warner-Lambert Co. Two color chewing gum
USD271534S (en) 1980-12-12 1983-11-29 Warner-Lambert Company Two color chewing gum
US4352825A (en) 1981-02-23 1982-10-05 Nabisco Brands, Inc. Coextruded chewing gum containing a soft core portion
US4352823A (en) 1981-04-13 1982-10-05 Nabisco Brands, Inc. Coextruded chewing gum containing a soft non-SBR gum core portion
JPS5888334A (ja) 1981-11-20 1983-05-26 Takasago Corp 3−l−メントキシプロパン−1、2−ジオ−ル
GB2115672B (en) 1982-02-24 1985-08-14 Nabisco Brands Inc Method for applying sugarless coating to chewing gum, confections, pills or tablets
JPS5966841A (ja) 1982-10-05 1984-04-16 Meiji Seika Kaisha Ltd 複合繊維状チユ−インガムの製造方法
US4491596A (en) 1983-04-26 1985-01-01 Fleer Corporation Method for preparing aerated gum confection
JPS60114149A (ja) 1983-11-25 1985-06-20 Lotte Co Ltd 柔軟なチューインガム
CH647394A5 (de) 1983-11-29 1985-01-31 Hui Rene F Aujourd Genussmittel.
US4971806A (en) 1984-01-31 1990-11-20 Warner-Lambert Company Multi-layered chewing gum composition having different rates of flavor release
US4671961A (en) 1984-05-18 1987-06-09 Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum compositions and methods of preparation
JPS60186250U (ja) 1984-05-22 1985-12-10 池田物産株式会社 車両用シ−トバツクの構造
US4614654A (en) 1984-08-24 1986-09-30 Wm. Wrigley Jr. Company Taffy-like chewing gum confection and method
JPS61192266A (ja) 1985-02-22 1986-08-26 Shiyoubee:Kk 揚げ物およびその製造方法
US4753806A (en) 1985-03-29 1988-06-28 Nabisco Brands, Inc. Flexible sugarless chewing gum
US4601907A (en) 1985-05-03 1986-07-22 Warner-Lambert Company Chewy confection
US4619834A (en) 1985-05-06 1986-10-28 General Foods Corporation Sweetening with L-aminodicarboxylic acid aminoalkenoic acid ester amides
US4656039A (en) 1985-07-11 1987-04-07 Nabisco Brands, Inc. Layered chewing gum with moisture impervious outer layer
JPS62179365A (ja) 1986-01-31 1987-08-06 Shiyoubee:Kk 複合食品
US4741905A (en) 1986-06-19 1988-05-03 Warner-Lambert Company Chewing gum candy
US4847090A (en) 1986-11-07 1989-07-11 Warner-Lambert Company Confection product and method for making same
US4714620A (en) 1986-12-12 1987-12-22 Warner-Lambert Company Soft, sugarless aerated confectionery composition
FR2610175B1 (fr) 1987-01-30 1990-12-14 Ov Action Produit a base d'oeuf et son procede de fabrication
US5147675A (en) * 1987-04-15 1992-09-15 The Procter & Gamble Company Process for making extrusion cooked snack chips
US4822621A (en) 1987-07-30 1989-04-18 Warner-Lambert Company Method and product for increased aspartame stability in chewing gum
US4822622A (en) 1987-07-30 1989-04-18 Warner-Lambert Co. Stabilized chewing gum product and method of making same
JPS6443152U (ja) 1987-09-08 1989-03-15
US4834986A (en) 1987-10-22 1989-05-30 Warner-Lambert Company Consistently soft-chew textured gum composition
JPH01191646A (ja) 1988-01-26 1989-08-01 Mitsui Seito Kk パラチノースを含有するキャラメルの製造法
US4911937A (en) 1988-06-24 1990-03-27 Warner-Lambert Company Chewable, peelable, layered soft nougat candies
US4938128A (en) 1988-10-28 1990-07-03 Warner-Lambert Company Apparatus for forming a confectionary rope having a viscous center
EP0370296B1 (en) 1988-11-25 1994-01-19 The Procter & Gamble Company Chewing gum
US5009893A (en) 1989-07-17 1991-04-23 Warner-Lambert Company Breath-freshening edible compositions of methol and a carboxamide
DE4110973A1 (de) 1991-04-05 1992-10-08 Haarmann & Reimer Gmbh Mittel mit physiologischem kuehleffekt und fuer diese mittel geeignete wirksame verbindungen
US5135760A (en) 1991-04-10 1992-08-04 Marc Degady Reducing sugar lumps by dual gum base injection in a corotating twin screw extruder
FR2677524B1 (fr) 1991-06-14 1993-10-08 Roquette Freres Bonbon sucre cuit sans sucre et son procede de fabrication.
US5206042A (en) 1991-09-17 1993-04-27 Wm. Wrigley Jr. Company Mannitol/sorbitol rolling compound blend
CA2123794C (en) 1992-06-17 1998-09-15 William Michael Luke Coolant compositions with reduced stinging
EP0611527B1 (fr) 1993-02-16 1997-05-28 Roquette FrÀ¨res Sirop edulcorant à base de maltitol, confiseries fabriquées à l'aide de ce sirop, et utilisation d'un agent de contrÔle de la propagation de la cristallisation dans la fabrication de ces produits
US7112345B1 (en) 1993-04-07 2006-09-26 Wm. Wrigley Jr. Company Multi-Phase sheeted chewing gum and method and apparatus for making
DK56293D0 (da) 1993-05-13 1993-05-13 Soemods Bolcher Soemods diabetikerbolcher
FR2706737B1 (ja) 1993-06-24 1995-08-25 Roquette Freres
US5419093A (en) 1993-08-25 1995-05-30 Wei; Shih C. Versatile aluminum alloy molding block structure
PL313733A1 (en) * 1993-09-23 1996-07-22 Du Pont Water-dispersible granular compositions for use in agriculture, obtained by thermal extrusion and method of obtaining them
US5480308A (en) 1993-09-23 1996-01-02 Boundy; Henriette E. Wooden identification blocks
US5397580A (en) 1993-10-22 1995-03-14 Wm. Wrigley Jr. Company Continuous gum base manufacture using sequential mixers
WO1995008926A1 (en) 1993-09-30 1995-04-06 Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum containing hydrogenated isomaltulose
US5437879A (en) * 1993-10-04 1995-08-01 Warner-Lambert Company Layered chewing gum confection
JPH07123923A (ja) 1993-11-05 1995-05-16 T Hasegawa Co Ltd 糖アルコールを含有してなる結晶化ソフトキャンディー
US5407665A (en) 1993-12-22 1995-04-18 The Procter & Gamble Company Ethanol substitutes
FR2714796B1 (fr) 1994-01-10 1996-03-08 Roquette Freres Confiserie grainée et procédé de fabrication de ladite confiserie.
DE69517836T2 (de) 1994-03-18 2001-03-01 Ajinomoto Kk Proteinhaltiges Mittel zur Verbesserung der Geschmacksqualität von Lebensmitteln
DE4411584C1 (de) 1994-03-30 1995-10-26 Worlee Sweet E H Worlee & Co G Zuckerfreier Fondant
JP3379207B2 (ja) 1994-04-08 2003-02-24 三菱化学株式会社 軟キャンデーの製法
US5545424A (en) 1994-10-12 1996-08-13 Takasago International Corporation 4-(1-menthoxymethyl)-2-phenyl-1,3-dioxolane or its derivatives and flavor composition containing the same
DE4439858A1 (de) 1994-11-08 1996-05-09 Merck Patent Gmbh Durch Co-Sprühtrocknung erhältliche Polyol-Zusammensetzung
JPH08206902A (ja) 1994-12-01 1996-08-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 切削用焼結体チップおよびその製造方法
US5698181A (en) 1994-12-09 1997-12-16 Warner-Lambert Company Breath-freshening edible compositions comprising menthol and an N-substituted-P-menthane carboxamide and methods for preparing same
US5637313A (en) 1994-12-16 1997-06-10 Watson Laboratories, Inc. Chewable dosage forms
US5538741A (en) 1994-12-22 1996-07-23 Wm. Wrigley Jr. Company Sugarless non-tack chewing gum
EP0820237A4 (en) 1995-01-25 1999-01-20 Wrigley W M Jun Co IMPROVED DUST MIXTURE AND METHOD FOR PRODUCING CHEWING GUM WITH YOUR HELP
US5519796A (en) 1995-03-06 1996-05-21 International Business Machines Corporation Gain equalization using monolithic planar waveguide grating multiplexer and demultiplexer
US5643623A (en) 1995-06-07 1997-07-01 Mars Incorporated Health food product and its uses
DE19549825B4 (de) 1995-09-02 2010-11-04 Südzucker AG Mannheim/Ochsenfurt Zuckerfreie Hartkaramellen
JPH0975005A (ja) 1995-09-18 1997-03-25 T Hasegawa Co Ltd 糖アルコール含有結晶化ソフトキャンディー
FR2740300B1 (fr) 1995-10-30 1998-01-02 Roquette Freres Revetement sans sucre obtenu par drageification dure et son procede d'obtention
US5879728A (en) 1996-01-29 1999-03-09 Warner-Lambert Company Chewable confectionary composition and method of preparing same
IT1282576B1 (it) * 1996-02-06 1998-03-31 Jagotec Ag Compressa farmaceutica atta a cedere la sostanza attiva in tempi successivi e predeterminabili
DE19639342C2 (de) 1996-09-25 1998-07-16 Suedzucker Ag Kaugummi, enthaltend ein Süßungsmittel
US6159509A (en) 1996-10-28 2000-12-12 Wm. Wrigley Jr. Company Method of making chewing gum products containing perillartine
DE19702609C1 (de) 1997-01-24 1998-06-25 Suedzucker Ag Zuckerfreie dragierte Kaubonbons
US6165521A (en) 1997-01-29 2000-12-26 Arriba Corporation Food products utilizing edible films and method of making and packaging same
US5958472A (en) 1997-02-26 1999-09-28 Warner-Lambert Company Crunchy chewing gum and process for making
USD426935S (en) 1997-03-31 2000-06-27 Kraft Foods, Inc. Cheese slice
EP0883998A1 (en) 1997-06-10 1998-12-16 Societe Des Produits Nestle S.A. Chewy sugar confectionery product
US6627233B1 (en) 1997-09-18 2003-09-30 Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum containing physiological cooling agents
JP3107782B2 (ja) 1997-12-04 2000-11-13 大鳥機工株式会社 扉閉鎖順位調整器
FR2778066B1 (fr) 1998-04-29 2000-07-07 Roquette Freres Composition edulcorante et produits alimentaires la contenant
DE69829413T2 (de) 1998-05-29 2006-05-11 Cadbury Adams Usa Llc, Wilmington Vorrichtung zum kalibrieren von kaugummi
US6060078A (en) 1998-09-28 2000-05-09 Sae Han Pharm Co., Ltd. Chewable tablet and process for preparation thereof
USD433083S (en) 1999-04-19 2000-10-31 Larry Daniel Griffith Cookie-shaped toy
GB9915883D0 (en) 1999-07-08 1999-09-08 Cerestar Holding Bv Preparation of sugar-free hard candy
BR0013507A (pt) 1999-08-30 2002-07-02 Wrigley W M Jr Co Processo de revestimento de comestìveis usando uma mistura de isomaltulose hidrogenada
USD430347S (en) 1999-09-24 2000-08-29 Van Der Hagen John Layered oval soap article
FR2800370B1 (fr) 1999-10-28 2002-01-04 Roquette Freres Procede de preparation d'un sirop de polyols non cristallisable
US20020113632A1 (en) 1999-12-16 2002-08-22 Yatka Robert J. Chewing gum products including hydrogenated starch hydrolysates
USD431342S (en) 2000-01-27 2000-10-03 Food Talk, Inc. Multi-layer uncooked dough product
US6780443B1 (en) 2000-02-04 2004-08-24 Takasago International Corporation Sensate composition imparting initial sensation upon contact
DE60131804D1 (de) 2000-05-23 2008-01-24 Nestle Sa Verwendung von alpha-Ketoenaminderivaten als kühlende Mittel
US6838098B2 (en) 2000-09-07 2005-01-04 Cadbury Adams Usa, Llc Continuous formation of center filled gum
US6623266B2 (en) * 2001-01-19 2003-09-23 Cadbury Adams Usa Llc Apparatus for making a center-filled gum lollipop with hard candy shell
US6558727B2 (en) 2001-01-19 2003-05-06 Warner-Lambert Company High precision multiple-extrusion of confectionary products
FR2825584B1 (fr) 2001-06-11 2005-03-04 Roquette Freres Sucre cuit sans sucre aere et graine
FR2827508B1 (fr) 2001-07-18 2005-06-24 Roquette Freres Procede de preparation de pate dentifrice mettant en oeuvre un sirop de sorbitol particulier, et un sirop de sorbitol
US6759069B2 (en) 2001-07-23 2004-07-06 Robin S. Gray Food condiment, composition, method of molding, and method of using
US20030026826A1 (en) 2001-07-31 2003-02-06 Cherukuri Subraman Rao Sugar-free chewy products and protein-based chewy products and methods for making the same
US6805890B2 (en) 2001-09-06 2004-10-19 Nestec S.A. Laminated, extruded candy products
ES2188402B1 (es) 2001-10-16 2004-10-16 Joyco Inversiones, S.A. Chicle o caramelo blando y metodo para su obtencion.
US6814996B2 (en) 2001-12-19 2004-11-09 Kraft Foods Holdings, Inc. Nutritionally superior cheese products
DE20214808U1 (de) 2002-01-12 2003-01-30 Mederer Gmbh Weich-Bonbon-Einheit
US20040247746A1 (en) 2002-02-11 2004-12-09 Edizone, Lc Delivery units of thick orally soluble polymer
US6860089B2 (en) 2002-04-10 2005-03-01 Detail Machine Company Pillow pack wrapping technique and related apparatus
GB0216413D0 (en) 2002-07-15 2002-08-21 Nestle Sa Tabletted chewing gum sweet
EP1587373B1 (en) 2003-01-27 2008-09-10 Wm. Wrigley Jr. Company Sugarless syrups and their use in chewing gum and other confections
US20040156794A1 (en) 2003-02-11 2004-08-12 Barkalow David G. Bioerodible and bioadhesive confectionery products and methods of making same
EP1449525A1 (en) 2003-02-20 2004-08-25 Cross Chem Llc chewing gum in the form of multi-layer tablets
US7438939B2 (en) 2003-06-16 2008-10-21 Mccarrick William M Multi-flavored dessert cakes
EP1554935A1 (en) 2004-01-19 2005-07-20 Gumlink A/S Layered chewing gum tablet
US20050226990A1 (en) 2004-04-01 2005-10-13 Pellecer Juan J Fortified confectionery products
US7189760B2 (en) 2004-04-02 2007-03-13 Millennium Specialty Chemicals Physiological cooling compositions containing highly purified ethyl ester of N-[[5-methyl-2-(1-methylethyl) cyclohexyl] carbonyl]glycine
US7482378B2 (en) 2004-05-28 2009-01-27 Millenium Specialty Chemicals, Inc. Physiological cooling compositions
JP2005333946A (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Mars Inc キャンディ及びその製造方法
JP4415257B2 (ja) 2004-07-29 2010-02-17 スズキ株式会社 エンジンの吸気構造
US7544301B2 (en) 2004-08-19 2009-06-09 Hhd Llc Citrate-based dialysate chemical formulations
BRPI0514999A (pt) 2004-08-25 2008-07-01 Cadbury Adams Usa Llc composição para goma de mascar recheada com lìquido
US20070148284A1 (en) 2004-08-25 2007-06-28 Cadbury Adams Usa Llc. Liquid-filled chewing gum
US20060286201A1 (en) 2004-08-25 2006-12-21 Cadbury Adams Usa Llc. Multi-modality functional ingredients in chewing gum compositions
JP3107782U (ja) * 2004-09-16 2005-02-17 株式会社斎藤商事 多層菓子
GB0426220D0 (en) 2004-11-30 2004-12-29 Cadbury Schweppes Plc Apparatus and method for extruding a product
JP4384016B2 (ja) 2004-12-03 2009-12-16 三菱商事フードテック株式会社 シュガーレスソフトキャンディ及びその製造方法
WO2006063189A2 (en) 2004-12-10 2006-06-15 Novartis Ag Multi-layered chewing gum tablet with quick disintegration layer
US8048470B2 (en) 2005-02-01 2011-11-01 Wm. Wrigley, Jr. Company Coated confectionary product
US7030273B1 (en) 2005-03-14 2006-04-18 Qaroma, Inc Compounds with physiological cooling effect
JP4728678B2 (ja) 2005-03-31 2011-07-20 三星食品株式会社 新規キャンディおよびその製法
JP3111014U (ja) * 2005-04-04 2005-07-07 三星食品株式会社 3層構造キャンディ
WO2006118827A2 (en) 2005-04-29 2006-11-09 Wm. Wrigley Jr. Company Shaped chewing gum products and methods of making same
PL1924148T3 (pl) 2005-05-23 2017-03-31 Intercontinental Great Brands Llc Kompozycja cukiernicza zawierająca komponent elastomerowy, gotowany komponent sacharydowy oraz środek dający wrażenia czuciowe
US20090105237A1 (en) 2005-05-27 2009-04-23 Karen Ann Bell Cooling compounds
WO2007047227A2 (en) 2005-10-12 2007-04-26 Wm. Wrigley Jr. Company Multiple phase confectionery article and system and method for preparing same
CN101304664B (zh) 2005-11-07 2012-12-05 赛罗尔比利时公司 耐嚼糖果和制备该耐嚼糖果的方法
US20070148303A1 (en) 2005-11-29 2007-06-28 Yeager Scott J Sugar free aerated confection
US20070184149A1 (en) 2005-12-16 2007-08-09 Barkalow David G Coated chewing gum
WO2007070061A1 (en) 2005-12-16 2007-06-21 Wm. Wrigley Jr. Company Coated chewing gum
US20070141198A1 (en) 2005-12-21 2007-06-21 Marguerite Yang Multilayered confectionery products and methods regarding same
EP1978816A2 (en) 2005-12-30 2008-10-15 Wm. Wrigley Jr. Company Multiple phase confectionery product with gel component and method
EP1983840B2 (en) 2006-02-15 2016-11-09 Wm. Wrigley Jr. Company Non-crystallizing syrups containing sorbitol and their use in chewing gum
JP5184749B2 (ja) 2006-02-15 2013-04-17 三星食品株式会社 マンニトールフォンダンおよびその製造方法
RU2417620C2 (ru) 2006-03-29 2011-05-10 Вм. Ригли Дж. Компани Кондитерское изделие
US7556487B2 (en) 2006-03-29 2009-07-07 Intergum Gida Sinayi ve Ticaret A.S. Apparatus for making center-filled chewing gum pieces
MX2008013507A (es) 2006-04-21 2008-10-28 Cadbury Adams Usa Llc Composiciones de recubrimiento, composiciones de confiteria y goma de mascar y metodos.
JP5313437B2 (ja) 2006-04-27 2013-10-09 三星食品株式会社 シュガーレスチューイングソフトキャンディおよびその製法
US20090220656A1 (en) * 2006-05-01 2009-09-03 Wm. Wrigley Jr. Company Apparatus and method for producing center-filled confectionery products
US20090202673A1 (en) 2006-07-31 2009-08-13 Wm. Wrigley, Jr. Company Chewing gum products
WO2008025809A1 (en) 2006-09-01 2008-03-06 Cargill, Incorporated Polyol syrups useful in the manufacture of sugar-free chewable confectionery
US20080063748A1 (en) 2006-09-08 2008-03-13 Cadbury Adams Usa Llc. Center-fill confectionery and chewing gum compositions containing suspended saccharide particles
US20080095899A1 (en) 2006-10-13 2008-04-24 Wm. Wrigley Jr. Company Method and apparatus for producing a multiple phase, confectionery article
RU2452191C2 (ru) * 2006-10-20 2012-06-10 Вм. Ригли Дж. Компани Машина и способ изготовления кондитерского продукта
US20080166449A1 (en) 2006-11-29 2008-07-10 Cadbury Adams Usa Llc Confectionery compositions including an elastomeric component and a saccharide component
WO2008100854A1 (en) 2007-02-12 2008-08-21 Wm. Wrigley Jr. Company Confectionery products comprising polyols
EP2164346A1 (en) 2007-04-09 2010-03-24 Cadbury Adams USA LLC Edible products for treatment of nasal passages
WO2009018158A1 (en) * 2007-07-27 2009-02-05 Cadbury Adams Usa Llc Method and apparatus for processing confectionery products
KR100919653B1 (ko) * 2007-10-17 2009-09-30 롯데제과주식회사 코팅껌과 그 제조방법
WO2009061871A1 (en) * 2007-11-09 2009-05-14 The Hershey Company Multi-layered fondant containing chewing gum
WO2009073477A1 (en) 2007-11-29 2009-06-11 Cadbury Adams Usa Llc Particulate coating processing
MX358121B (es) 2007-11-29 2018-08-06 Kraft Foods Global Brands Llc Gomas de mascar de regiones multiples con activos.
US20090214720A1 (en) 2008-02-26 2009-08-27 Andres Francisco Almenares Cake based frozen confection sandwich and method for making same
US9700065B2 (en) 2008-11-28 2017-07-11 Intercontinental Great Brands Llc Multi-region non-chewing gum confectionery composition
CN102438463A (zh) * 2009-01-22 2012-05-02 卡夫食品环球品牌有限责任公司 糖食加工
WO2010118289A1 (en) 2009-04-10 2010-10-14 Jeanie Morgan Edible composite images
USD616177S1 (en) 2009-05-14 2010-05-25 Wm. Wrigley Jr. Company Comestible
EP2316279B1 (en) 2009-10-30 2013-10-09 Intercontinental Great Brands LLC Sugar free confectionery; methods of making same; and use in preparing multilayered confectionery.
JP2012197242A (ja) 2011-03-22 2012-10-18 Sakamoto Yakuhin Kogyo Co Ltd 油性化粧料

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04179445A (ja) * 1990-11-09 1992-06-26 Kanebo Ltd 多層構造からなる板状ガム・キャンディの製法
WO2009135101A1 (en) * 2008-05-02 2009-11-05 Cadbury Adams Usa Llc Sugar free isomalt confectionery and methods of making same
WO2009135147A1 (en) * 2008-05-02 2009-11-05 Cadbury Adams Usa Llc Multilayered sugar free isomalt confectionery and methods of making same

Also Published As

Publication number Publication date
CN102883621B (zh) 2016-05-04
CN102883621A (zh) 2013-01-16
MX2012004126A (es) 2012-07-20
WO2011044373A3 (en) 2011-08-25
JP2013507129A (ja) 2013-03-04
US8920856B2 (en) 2014-12-30
JP5876528B2 (ja) 2016-03-02
EP3689150A1 (en) 2020-08-05
EP2485601A4 (en) 2014-08-13
EP2485601A2 (en) 2012-08-15
US20120207875A1 (en) 2012-08-16
WO2011044373A2 (en) 2011-04-14
JP5547291B2 (ja) 2014-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5876528B2 (ja) 多層菓子組成物を形成する方法
US20050170053A1 (en) Food slice consisting of two or more food items, and processes for making and packaging same
EP2861082B1 (en) Method of manufacture of an edible product having interconnected portions
US20210274803A1 (en) Chewing gum manufacture
AU2001264846A1 (en) Food Portion Consisting of Two or More Food Items, and Processes for Making and Packaging Same
JP5956380B2 (ja) 菓子加工
EP2653037A1 (en) Confectionery products
CN112566493A (zh) 挤出多部分黄油产品及其生产系统和方法
AU2006201432A1 (en) Food portion consisting of two or more food items, and processes for making and packaging same
WO2013145641A1 (ja) センターにキャンディ類を挟み込んだ3層構造のチューインガムの製造方法
KR101696264B1 (ko) 빠르게 녹는 식용 고체

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5876528

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250