JP4415257B2 - エンジンの吸気構造 - Google Patents

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Description

この発明は、エンジンの吸気構造に係り、特に吸気系部品の配置スペースを拡大するエンジンの吸気構造に関するものである。
車両のエンジンには、吸気系部品として、サージタンクが備えられた吸気マニホルドと、この吸気マニホルドの上流側にレゾネータとエアクリーナとを取り付けているものがある。
従来、エンジンの吸気構造には、サージタンクをエンジンの後方に配設し、エアクリーナをエンジンの側方に配設し、レゾネータをサージタンクとエアクリーナとに隣接させて配設したものがある。
また、エンジンの吸気構造には、エアクリーナとスロットルボディとに、蛇腹部が備えられた吸気管を接続するとともに、レゾネータの一箇所を、弾性支持手段を介して車体に支持させたものがある。
特開平10−213027号公報 実開平7−35757号公報
ところで、エンジンの吸気構造において、エアクリーナの下流側に設けられたレゾネータは、できるだけスロットルボディの近傍でレゾネータアウトレット通路と連結すること、即ち、エアクリーナの下流側のレゾネータとスロットルボディとが近接して配置されることが望ましい。
しかしながら、エンジンの上面にエアクリーナを配設した場合に、近年、レゾネータ、エアクリーナが大型化してきているため、エンジンの上面にレゾネータを配設してレゾネータとスロットルボディとを近接して配置することができず、吸気系部品の配置スペースが小さくなるという不具合が生じた。
この発明は、エンジンの一側に変速機を配設するとともに前記エンジンの上面にはエアクリーナを配設し、このエアクリーナと吸気マニホルドとの間に下流側吸気通路を設け、この下流側吸気通路にレゾネータを設け、前記エアクリーナと前記レゾネータとを前記エンジンに支持させるエンジンの吸気構造において、前記吸気マニホルドの上流側を前記エンジンの一側面より外側に延設し、前記下流側吸気通路を前記変速機の上面に配設し、前記下流側吸気通路の上面に前記レゾネータを配設したことを特徴とする。
この発明のエンジンの吸気構造は、吸気マニホルドの上流側をエンジンの一側面より外側に延設し、この吸気マニホルドの上流側に接続される下流側吸気通路を変速機の上面に配設し、下流側吸気通路の上面にレゾネータを配設することから、エンジンの上面のエアクリーナ等の吸気系部品を置く配置スペースを拡大させ、エンジンの上面に大型のエアクリーナ、レゾネータを配設することができる。
この発明は、エアクリーナ等の吸気系部品を置く配置スペースを拡大させる目的を、吸気マニホルドの上流側をエンジンの一側面より外側に延設し、この吸気マニホルドの上流側に接続される下流側吸気通路を変速機の上面に配設し、下流側吸気通路の上面にレゾネータを配設して実現するものである。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
図1〜図8は、この発明の第1実施例を示すものである。
図6〜図8において、2は車両のエンジンルーム(図示せず)内に横置きに搭載される多気筒用(3気筒)のエンジン、4はこのエンジン2の下部側で且つ該エンジン2の一側である車両左方側に連結して配設された変速機である。このエンジン2及び変速機4は、クランク軸長手方向である車両の幅方向(車両左右方向)Xで車両に搭載されている。
エンジン2は、下側のシリンダブロック6と、上側のシリンダヘッド8と、シリンダブロック6の下部に取り付けられたオイルパン10と、シリンダヘッド8の上部に取り付けられたシリンダヘッドカバー12とを備えている。
シリンダブロック6には、車両の幅方向Xで、クランク軸14が軸支されているとともに、車両右方で、ウォータポンプ16及びオルタネータ18が取り付けられ、また、車両前方の下部で、オイルフィルタ20が取り付けられている。
クランク軸14には、車両右方の一端に、クランクプーリ22が取り付けられている。このクランク軸14の車両左方の他端は、変速機4に連結している。
クランクプーリ22とウォータポンプ16のウォータポンププーリ24とオルタネータ18のオルタネータプーリ26とには、車両右方で、ベルト28が巻き掛けられている。
シリンダヘッド8には、車両前方に、排気マニホルド30が装着されている。この排気マニホルド30には、触媒コンバータ32が連結されている。この触媒コンバータ32には、排気管(図示せず)が連結される。
また、シリンダヘッド8の後面には、吸気マニホルド34が装着されている。この吸気マニホルド34は、図1に示す如く、シリンダヘッド8の後面に接合する吸気マニホルドフランジ36と、この吸気マニホルドフランジ36に連結した各分岐管38と、これら分岐管38の上流側に連結したサージタンク40とを備えている。
吸気マニホルドフランジ36は、シリンダヘッド8の後面にマニホルド取付ボルト(スタッドボルト)42及びマニホルド取付ナット44で取り付けられる。
吸気マニホルド34の上流側の分岐管38は、車両幅方向Xの車両右方でエンジン2の一側面よりも外側に延設されている。
サージタンク40は、変速機4側で且つ該変速機4の上方に延設されている。このサージタンク40には、車両左方に、スロットルボディ46が取り付けられている。このスロットルボディ46は、車両前後方向Yに指向するボディ通路48を形成している。サージタンク40とスロットルボディ46とは、エンジン2の一側の車両左方の変速機4の上面で、車両前後方向Yに直線状に並んで連結されている。
図1に示す如く、エンジン2の上面には、エアクリーナ構造体50が配設される。このエアクリーナ構造体50は、インレットダクト52と、上流側レゾネータ54と、エアクリーナ56と、アウトレットダクト58と、下流側レゾネータ60とが一体的に組み合わされて構成され、エンジン2のシリンダヘッドカバー12と吸気マニホルド34とに取り付けられる。つまり、エアクリーナ56と下流側レゾネータ60とは、エンジン2に支持して設けられる。
インレットダクト52は、車両右方側に配置され、吸入口62からの吸気をエアクリーナ56に導くものであり、エアクリーナ56の入口部64に接続され、エンジン2に支持して設けられている。
上流側レゾネータ54は、インレットダクト52の途中に接続された上流側レゾネータダクト66に連結し、インレットダクト52内の吸気脈動を抑制するものである。
インレットダクト52は、上流側レゾネータダクト64の先端側を上流側レゾネータ54のダクト挿入孔68に挿入するとともに、エアクリーナ56側の固定用フランジ70のボルト挿通孔72に挿通した固定用ボルト74をエアクリーナ56の固定部76に取り付けることにより、エンジン2側であるエアクリーナ56及び上流側レゾネータ54に支持される。
エアクリーナ56は、エンジン2の上面であるシリンダヘッドカバー12の上面で、車両右方に配置され、図4に示す如く、アッパケース78とロアケース80と内部のエアフィルタ(図示せず)が一体的になって構成され、インレットダクト52から導入された吸気を濾過するものである。
このエアクリーナ56には、内部で濾過された吸気をアウトレットダクト58に導く通路部82が設けられている。
アウトレットダクト58は、エアクリーナ56からの吸気を導くエアダクトであり、一端が通路部82の出口部84に接続されるとともに、他端が変速機4の上方で且つ車両後方側のスロットルボディ46に接続され、車両幅方向Xの車両左方に延設されているとともに、エンジン2の上面の前側(車両前方側)に配設されている。
このアウトレットダクト58は、通路部82の出口部84に接続して車両幅方向Xに指向する上流側ダクト部86と、この上流側ダクト部86に連続した湾曲部88を介して車両前後方向Yに指向してスロットルボディ46のボディ通路48に接続する下流側ダクト部90とからなる。
下流側レゾネータ60は、車両前後方向Yに配置された前側ケース92と後側ケース94とが結合して構成され、エアクリーナ56に一体的に取り付けられるものであり、アウトレットダクト58に連絡部材である下流側レゾネータダクト96を介して接続されるとともに、アウトレットダクト58の上方からサージタンク40の上方にかけて延設されている。
下流側レゾネータダクト96は、スロットルボディ46の直前としてのボディ通路48との連結部位の直前のアウトレットダクト58の下流側ダクト部90に接続され、上方向に指向して配置されている。この下流側レゾネータダクト96には、下流側レゾネータ60の前側ケース92の前部位が接続されている。
また、下流側レゾネータ60は、エアクリーナ56の下流側に接続されるアウトレットダクト58の上面まで延設され、エアクリーナ56に支持されている。
よって、エアクリーナ56の下流側においては、アウトレットダクト58とスロットルボディ46とサージタンク40とにより、下流側吸気通路98が構成されている。この下流側吸気通路98は、エアクリーナ56と吸気マニホルド34との間で、且つ、変速機4の上面に配設されている。また、下流側吸気通路98は、吸気マニホルド34の上流側に接続され、アウトレットダクト58を備えている。このアウトレットダクト58は、下流側レゾネータ60の前方で、車両の幅方向Xに延設されている。
また、下流側吸気通路98においては、吸気マニホルド34に接続されるサージタンク40とこのサージタンク40に接続されるスロットルボディ46とを備え、スロットルボディ46とサージタンク40とを車両の前後方向Yで直線状に並べて配設するとともに、スロットルボディ46とサージタンク40との上面で下流側レゾネータ60を車両の前後方向Yに延設させている。
この下流側吸気通路98の下方で、シリンダヘッド8の後面には、図6に示す如く、サーモケース100が取り付けられている。
このように構成されたエアクリーナ構造体50は、図1に示す如く、シリンダヘッドカバー12の車両前方側の前側取付ボス102に上方の上流側レゾネータ54の前側突部104を係合し、また、シリンダヘッドカバー12の車両後方側の後側取付ボス106に上方の上流側レゾネータ54側から後側弾性体108を介して後側取付ボルト110を螺着し、更に、エアクリーナ56と下流側レゾネータ60との間の上方から吸気マニホルド34の中央側取付ボス112に中央側弾性体114を介して中央側取付ボルト116を螺着し、更にまた、サージタンク40の車両後方側に突設したレゾネータ側取付ボス118に上方の上流側レゾネータ54側からレゾネータ側弾性体120を介してレゾネータ側取付ボルト122を螺着することにより、エンジン2の上面に支持される。
また、下流側レゾネータ60は、下流側吸気通路98のアウトレットダクト58に連結され、また、下流側吸気通路98の上面に配設され、つまり、アウトレットダクト58の上面まで延設され、エアクリーナ56のロアケース80と一体に形成したレゾネータ支持板124によって支持されている。つまり、図2、図5に示す如く、下流側レゾネータ60の下側で車両の幅方向Xに並設した係合突部126・126は、エアクリーナ56側から車両右方に延設したレゾネータ支持板124の係合孔部128・128に係合して支持されている。
シリンダヘッドカバー12には、車両左方に、カバー側スティフナ取付ボス130が形成され、このカバー側スティフナ取付ボス130には吸気マニホルド34のマニホルド側取付ボス132に挿通したスティフナ取付ボルト134が螺着される。
また、シリンダヘッドカバー12には、車両後方に、ブリーザホース136が接続されている。このブリーザホース136は、通路部82のブリーザホース連絡部138に接続している。
更に、シリンダヘッドカバー12の後部のPCV取付部140には、PCVバルブ142を介してPCVホース144が接続されている。このPCVホース144は、吸気マニホルド34のPCVホース連絡部146に連結している。
アウトレットダクト58のスロットルボディ46の直前の下流側ダクト部90には、VSVバルブ(空気量調整バルブ)148が付設されている。このVSVバルブ148には、VSVインテークホース150が接続している。このVSVインテークホース150は、吸気マニホルド34のホース連結部152に接続している。
エアクリーナ56には、ブレーキバキュームホース154が接続されている。このブレーキバキュームホース154は、サージタンク40のホース取付部156に接続している。
吸気マニホルド34には、サーモインレットホース連結部158が設けられている。このサーモインレットホース連結部158には、サーモケース100に連結するサーモインレットホース160が接続している。
また、吸気マニホルド34には、サーモアウトレットホース連結部162が設けられている。このサーモアウトレットホース連結部162には、冷却水インレットパイプ(図示せず)に連結されたサーモアウトレットホース164が接続している。
次に、この第1実施例の作用を説明する。
インレットダクト52の吸入口62からの吸気は、上流側レゾネータ54で脈動が抑制された後、エアクリーナ56で濾過され、そして、通路部82からアウトレットダクト58に至り、下流側レゾネータ60で脈動が抑制され、スロットルボディ46からサージタンク40を経て、さらに、吸気マニホルド34からエンジン2に導かれる。
ところで、この実施例においては、エンジン2の上面に、エアクリーナ56の下流側の下流側レゾネータ60を一体的に設けたエアクリーナ56を配設し、また、吸気マニホルド34の吸気マニホルドフランジ42から延びる分岐管38を、エンジン2のクランク軸長手方向である車両幅方向Xの一側面よりも外側に延出させ、更に、エンジン2の一側に配設された変速機4の上面に、サージタンク40とスロットルボディ46とを車両前後方向Yに直線状に並べて連結させ、また、スロットルボディ46の車両前後方向Yに延びるボディ通路48に、エンジン2の上面の前側に配設されるアウトレットダクト58を連結している。
このアウトレットダクト58は、ボディ通路48に連結される車両前後方向Yの下流側ダクト部90とこの下流側ダクト部90と湾曲部88を介して連設されてクランク軸方向(車両左右方向)である車両幅方向Xに延びてエアクリーナ56の一側に形成された出口部84に連結される下流側ダクト部86とを有する。
このようにアウトレットダクト58とスロットルボディ46とサージタンク40とからなる下流側吸気通路構成体98を、エンジン2の一側の変速機4の上面に配設し、また、アウトレットダクト58とスロットルボディ46とサージタンク40との上面で車両前後方向Yに延出するエアクリーナ56の下流側の下流側レゾネータ60を配設した。
このエアクリーナ56の下流側の下流側レゾネータ60は、エアクリーナ56と一体的に形成されたレゾネータ支持板132に取り付けられ、この下流側レゾネータ60とエアクリーナ56とアウトレットダクト58とで構成されたエアクリーナ構造体50は、エンジン2とサージタンク40とに取り付けられ、エンジン2側に支持される。また、エアクリ一ナ56の下流側の下流側レゾネータ60は、前側ケース92と後側ケース94とを車両前後方向Yで結合させて構成され、前側ケース92の前部部位とアウトレットダクト58とボディ通路48との連結部位の直前とを、上下方向に延びる下流側レゾネータダクト96で連結させている。
これにより、吸気マニホルド34の上流側をエンジン2の一側面より外側に延設し、下流側吸気通路98を変速機4の上面に配設し、下流側吸気通路98の上面に下流側レゾネータ60を配設したことから、エンジン2の上面のエアクリーナ56等の吸気系部品を置く配置スペースを拡大させ、エンジン2の上面に大型のエアクリーナ、レゾネータを配設することができる。
また、下流側吸気通路98はアウトレットダクト58を備え、このアウトレットダクト58は下流側レゾネータ60の前方で車両幅方向Xに延設されたことから、アウトレットダクト58が走行風により冷却され、これにより、アウトレットダクト58の下流側吸気通路98の充填効率が上昇し、エンジン性能及び耐久性を向上させることができる。
更に、下流側吸気通路98は、吸気マニホルド34に接続されるサージタンク40とこのサージタンク40に接続されるスロットルボディ46とを備え、スロットルボディ46とサージタンク40とを車両前後方向Yで直線状に並べて配設するとともに、スロットルボディ46とサージタンク40との上面で下流側レゾネータ60を車両前後方向Yに延設させたことから、容量の大きいレゾネータを整然とエアクリーナの側方に配設することができ、レゾネータ等が大型化しても、吸気系をコンパクトに配設することができる。
更にまた、下流側レゾネータ60は、エアクリーナ56の下流側に接続されるアウトレットダクト58の上面まで延設されたことから、より大型のレゾネータを配設でき、エンジン性能の向上を図ることができる。
また、下流側レゾネータ60は、エアクリーナ56に支持されたことから、エアクリーナ56と下流側レゾネータ60とを一体化して、エンジン2の上面に一度に取り付けることができる。
更に、下流側レゾネータ60は、スロットルボディ46の直前のアウトレットダクト58に接続されたことから、スロットルボディ46近傍に下流側レゾネータ60を接続することができ、下流側レゾネータ60を効率よく機能させることができる。
更にまた、エアクリーナ56の上流側に接続されるインレットダクト52は、エンジン2側に支持されたことから、エンジン2の吸気系をエンジン2に支持させることができる、エンジン2側で発生する振動を、車体側に伝播することを防止することができる。
図9は、この発明の特別構成であり、第2実施例を示すものである。
この第2実施例においては、上述の第1実施例と同一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明する。
この第2実施例の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、下流側レゾネータ60は、前側ケース92と後側ケース94とからなり、そして、所要の容量に設定するように、前側ケース92と後側ケース94とを相対的にスライド移動可能に、例えば、前側ケース92に対して後側ケース94をスライド移動可能に設け、この後側ケース94を所定位置で固定手段(図示せず)により固定する。
この第2実施例の構成によれば、例えば、車両の仕様状態、例えば、車両を低地又は高地のいずれをメインとして使用するのかにより、後側ケース94をスライド移動させ、下流側レゾネータ60を低地又は高地に適合した所要の容量とし、車両の仕様の一番良い状態にその容量を設定し、エンジン2の機能を十分に発揮させることができる。
吸気マニホルドの上流側をエンジンの一側面より外側に延設し、吸気マニホルド34の上流側に接続される下流側吸気通路を変速機の上面に配設し、下流側吸気通路の上面にレゾネータを配設ことを、他の構造にも適用することができる。
第1実施例においてエンジンの吸気構造の斜視図である。 第1実施例においてエアクリーナ構造体の平面図である。 図2の矢印IIIによるエアクリーナ構造体の側面図である。 図2の矢印IVによるエアクリーナ構造体の背面図である。 図2のV−V線によるエアクリーナ構造体の断面図である。 第1実施例においてエンジンの正面図である。 図6の矢印VIIによるエンジンの平面図である。 図6の矢印VIIIによるエンジンの側面図である。 第2実施例においてエンジンの平面図である。
符号の説明
2 エンジン
4 変速機
8 シリンダヘッド
34 吸気マニホルド
40 サージタンク
46 スロットルボディ
48 ボディ通路
50 エアクリーナ構造体
52 インレットダクト
54 上流側レゾネータ
56 エアクリーナ
58 アウトレットダクト
60 下流側レゾネータ
82 通路部
96 下流側レゾネータダクト
98 下流側吸気通路
124 レゾネータ支持板

Claims (8)

  1. エンジンの一側に変速機を配設するとともに前記エンジンの上面にはエアクリーナを配設し、このエアクリーナと吸気マニホルドとの間に下流側吸気通路を設け、この下流側吸気通路にレゾネータを設け、前記エアクリーナと前記レゾネータとを前記エンジンに支持させるエンジンの吸気構造において、前記吸気マニホルドの上流側を前記エンジンの一側面より外側に延設し、前記下流側吸気通路を前記変速機の上面に配設し、前記下流側吸気通路の上面に前記レゾネータを配設したことを特徴とするエンジンの吸気構造。
  2. 前記下流側吸気通路はアウトレットダクトを備え、このアウトレットダクトは前記レゾネータの前方で車両の幅方向に延設されたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気構造。
  3. 前記下流側吸気通路は、前記吸気マニホルドに接続されるサージタンクとこのサージタンクに接続されるスロットルボディとを備え、前記スロットルボディと前記サージタンクとを車両の前後方向で直線状に並べて配設するとともに、前記スロットルボディと前記サージタンクとの上面で前記レゾネータを車両の前後方向に延設させたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気構造。
  4. 前記レゾネータは、前記エアクリーナの下流側に接続されるアウトレットダクトの上面まで延設されたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気構造。
  5. 前記レゾネータは、前記エアクリーナに支持されたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気構造。
  6. 前記レゾネータは、前記スロットルボディの直前のアウトレットダクトに接続されたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気構造。
  7. 前記エアクリーナの上流側に接続されるインレットダクトは、前記エンジン側に支持されたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気構造。
  8. 前記レゾネータは、前側ケースと後側ケースとからなり、所要の容量に設定するように、前記前側ケースと前記後側ケースとを相対的にスライド移動可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気構造。
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