JP2014046858A - 鞍乗リ型車両の後部構造 - Google Patents

鞍乗リ型車両の後部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2014046858A
JP2014046858A JP2012192328A JP2012192328A JP2014046858A JP 2014046858 A JP2014046858 A JP 2014046858A JP 2012192328 A JP2012192328 A JP 2012192328A JP 2012192328 A JP2012192328 A JP 2012192328A JP 2014046858 A JP2014046858 A JP 2014046858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side walls
bottom wall
portions
bent
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012192328A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5961492B2 (ja
Inventor
Noriyoshi Tsutsui
則吉 筒井
Yoichi Nishida
洋一 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012192328A priority Critical patent/JP5961492B2/ja
Priority to AU2013206646A priority patent/AU2013206646B2/en
Priority to EP13177803.7A priority patent/EP2703265B1/en
Priority to CN201320465488.6U priority patent/CN203638000U/zh
Priority to US13/967,805 priority patent/US8864157B2/en
Priority to KR20130100255A priority patent/KR101496563B1/ko
Priority to BR102013021917-7A priority patent/BR102013021917B1/pt
Priority to MYPI2013701526A priority patent/MY167169A/en
Publication of JP2014046858A publication Critical patent/JP2014046858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5961492B2 publication Critical patent/JP5961492B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K19/00Cycle frames
    • B62K19/30Frame parts shaped to receive other cycle parts or accessories
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K11/00Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
    • B62K11/02Frames
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J11/00Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps
    • B62J11/10Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps for mechanical cables, hoses, pipes or electric wires, e.g. cable guides
    • B62J11/19Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps for mechanical cables, hoses, pipes or electric wires, e.g. cable guides specially adapted for electric wires
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J15/00Mud-guards for wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K11/00Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
    • B62K11/02Frames
    • B62K11/04Frames characterised by the engine being between front and rear wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K19/00Cycle frames
    • B62K19/46Luggage carriers forming part of frame
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】乗員の足つき性を向上しつつ、部品を収容する収容空間を広く確保することができる鞍乗リ型車両の後部構造を提供する。
【解決手段】自動二輪車のリアフェンダ10は、後部フレーム70の車幅方向内側に配置される底壁13と、この底壁13から上方へ延びる左右の側壁15L、15Rとを有し、底壁13と左右の側壁15L、15Rとから部品を収容する収容空間89を形成すると共に、底壁13と左右の側壁15L、15Rとの間に、車両長手方向に延び、底壁13に対して左右の側壁15L、15Rが各々折り曲げ可能な左右の第1折曲部21L、21Rを形成する。左右の側壁15L、15Rは、後部フレーム70の内側に沿って、上方に向かうにつれて内方へ傾斜させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、鞍乗リ型車両の後部構造の改良に関する。
部品や物品の配置スペースが限られている鞍乗り型車両において、リアフェンダの上方で乗員が座るシートの下方に、部品の配置スペースを設けた収納構造が提案されている(例えば、特許文献1(図6)参照。)。
特許文献1の図6に示すように、左右一対のシートレール(38)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)によって支持されるシートの下方に、バッテリ収納部(87)が設けられる。このバッテリ収納部(87)は、左右一対の側板(82)と、これらの左右一対の側板(82)の下端間に渡される底板(83)とからなり、これらの側板(82)及び底板(83)は、リヤフェンダー(46)に一体形成される。このリアフェンダ(46)は、樹脂成形品である(特許文献1、段落番号[0032])。
詳細には、バッテリ収納部(87)の側板(82)は、底板(83)から上に延びた後、一旦、車幅方向外方に延び、その後、シートレール(38)を避けるように、シートレール(38)の外方位置にて上へ延びている。この様な側板(82)に、シートレール(38)の車幅方向内方位置で分岐し上へ延びる隔壁(89)が設けられ、この隔壁(89)と側板(82)の上部の間に、ワイヤーハーネス(91、92)が通る配線みぞ(90)が形成される。
リヤフェンダー(46)が樹脂成形品であるため、バッテリ収納部(87)も樹脂成形品である。樹脂成形は、一般に、金型を用いた射出成形法で製造される。金型から成形品を円滑に離型させるには、成形品となる左右の側板(82)間の間隔を、底板(83)の幅と同じ間隔又は上に向かうにつれて底板(83)の幅よりも広くする必要がある。
ここで、底板(83)の端部から鉛直上方に左右の側板(82)を延ばす構造と底板(83)の端部から車幅方向斜め上外方に側板(82)を延ばす構造とを、部品等を収納する収納スペース(空間)と乗員の足つき性から比較する。
底板の幅が同じ場合において、底板(83)の端部から鉛直上方に左右の側板(82)を延ばす構造にすると、底板(83)の端部から車幅方向斜め上外方に側板(82)を延ばす構造に比べ、側板の上端近傍のシートの幅を狭くし易く、シートの幅が狭くなるため、乗員の足つき性は良好なものとなるものの、収納空間は小さなものになる。
一方、底板(83)の端部から車幅方向斜め上外方に側板(82)を延ばす構造にすると、底板(83)の端部から鉛直上方に左右の側板(82)を延ばす構造に比べ、収納空間は大きなものにし易いものの、シートの幅が広くなり、乗員の足つき性に改良の余地が出る。
しかし、鞍乗リ型車両に一層の改善が求められる中、乗員の足つき性と部品を収容する収容空間の確保との両方を満足することができる鞍乗リ型車両の後部構造が求められている。
特許第4216965号公報
本発明は、乗員の足つき性を向上しつつ、部品を収容する収容空間を広く確保することができる鞍乗リ型車両の後部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、乗員が座るシートを支持する左右一対のシートレールとこれらの左右一対のシートレールの下方で、且つ、車幅方向外側に各々配置され左右一対のシートレールを支持する左右一対のサポートフレームとから後部フレームを構成し、この後部フレームに後輪が跳ね上げる泥をよけるリアフェンダを設けた鞍乗リ型車両の後部構造において、リアフェンダは、後部フレームの車幅方向内側に配置される底壁と、この底壁から上方へ延びる左右の側壁とを有し、底壁と左右の側壁とから部品を収容する収容空間を形成すると共に、底壁と左右の側壁との間に、各々、車両長手方向に延び、底壁に対して左右の側壁が各々折り曲げ可能な左右の第1折曲部を形成し、左右の側壁は、後部フレームの内側に沿って、上方に向かうにつれて内方へ傾斜させることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、左右の第1折曲部は、各々、左右のサポートフレームの車幅方向内側に配置されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、左右の側壁に、各々、底部へ延びて底壁に係合し、左右の側壁を所定の傾き角度で支持する左右の支持部が一体形成されることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、左右の支持部は、左右の側壁に連結されこれらの左右の側壁から各々延びる左右の連結腕部と、これらの左右の連結腕部と左右の側壁との間にて、車両長手方向に各々延び、左右の側壁に対して左右の連結腕部が各々折り曲げ可能な左右の第2折曲部とを有し、底壁に形成される左右の開口部に、左右の連結腕部の先が各々挿入されるようにしたことを特徴とする。
請求項5に係る発明では、左右の第2折曲部は、左右のシートレールの車幅方向内側に配置されることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、左右の連結腕部に、各々、平面状の当接部が形成され、底壁に、当接部が面で当接することができる被当接面が一体形成されることを特徴とする。
請求項7に係る発明では、左右の側壁は、車両長手方向に各々延びる板状部材であり、
第1折曲部の車幅方向内側にて、リアフェンダに、高さ方向に延出し、且つ、車両長手方向に延出する左右の内壁が形成され、これらの左右の内壁と左右の第1折曲部で折り曲げた左右の側壁とで、各々、電装ケーブルをガイドする左右のハーネスガイドが形成されることを特徴とする。
請求項8に係る発明では、第1折曲部及び第2折曲部は、いずれも、一般面の肉厚より薄肉であることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、リアフェンダに、底壁と左右の側壁とから部品を収容する収容空間を形成した。左右の側壁は、後部フレームの内側に沿って、上方に向かうにつれて内方へ傾斜するように配置される。すなわち、左右の側壁は、下方に向け外方に傾斜させ、下方に向かうにつれて広くしたので、外方に傾斜することなく左右の側壁が下方に延びている場合に比べて、収容空間を広くすることができる。
左右の側壁の間隔は、上方に向けて狭くなるようにしたので、シート幅を狭くすることができる。シート幅を狭くすれば、乗員の足つき性が向上する。
結果、乗員の足つき性が向上すると共に部品の収容空間を広く確保することができる。
また、リアフェンダに折曲部となる左右の脆弱部により、底壁に対し左右の側壁を傾斜させ収容空間を構成した。収容空間は底壁に対し左右の第1折曲部で左右の側壁を折り曲げることにより形成可能となるので、リアフェンダの成形金型を簡素化することができる。さらに、底壁と左右の側壁とは一体成形されるので、リアフェンダの組立性を高めることができると共に、部品点数が削減でき、車両コストの低減を図ることができる。
請求項2に係る発明では、左右の第1折曲部は、各々、左右のサポートフレームの車幅方向内側に配置される。左右のサポートフレームの内側に第1折曲部を配置することで、左右のサポートフレームで左右の第1折曲部を保護することができる。
請求項3に係る発明では、左右の側壁に、各々、底壁に延びて底壁に係合する左右の支持部が一体形成される。これらの左右の支持部によって、底壁に対し左右の側壁は所定の傾き角度で支持される。左右の側壁から一体に延びる左右の支持部によって、部品点数の増加を伴うことなく、左右の側壁を車幅方向内方に所定角度に傾斜させた状態で支持させることができる。
請求項4に係る発明では、左右の支持部を構成する左右の連結腕部は、各々、左右の第2折曲部を介して左右の側壁に連結され、左右の連結腕部の先が左右の開口部に挿入される。左右の第2折曲部で各々折り曲げられた左右の連結腕部の先を左右の開口部に挿入するようにした。結果、左右の支持部を支持する固有の部品は不要となり、部品点数を減らすことができる。加えて、左右の開口部に、左右の連結腕部の先を挿入し、組み立てるようにしたので、連結腕部を底壁に容易に組付けることができ、支持部の組立に係る作業性を高めることができる。
請求項5に係る発明では、左右の第2折曲部は、各々、左右のシートレールの車幅方向内側に配置される。このように、左右のシートレールの内側に第2折曲部を配置することで、左右のシートレールで左右の第2折曲部を保護することができる。
請求項6に係る発明では、底壁に、連結腕部の当接部が面で当接する被当接面が一体形成される。底壁に開けた左右の開口部に、各々、左右の連結腕部の先を挿入し、さらに、連結腕部の当接部を面で被当接部に当接させるようにしたので、左右の連結腕部を確実に底壁に止めることができる。底壁に確実に支持される左右の連結腕部であれば、左右の側壁を所定角度に傾けた状態でしっかりと支持させることができる。
請求項7に係る発明では、リアフェンダの一部を構成し高さ方向に延出される左右の内壁と、左右の第1折曲部で各々折り曲げた左右の側壁とで、各々、左右のハーネスガイドを形成した。このように、既存の底壁と左右の側壁とでハーネスガイドを形成したので、部品点数を増やすことなくハーネスガイドを形成することができる。
請求項8に係る発明では、第1折曲部及び第2折曲部は、一般面の肉厚より薄肉である。このように、第1折曲部の肉厚及び第2折曲部の肉厚を一般面の肉厚より薄肉にすることで、薄肉にしていない第1折曲部及び第2折曲部に比べ、左右の支持部の曲げ作業を容易に行うことができる。
本発明に係るリアフェンダの平面図(折曲加工前の状態)である。 図1の2−2線断面図である。 左右の側壁を第1折曲部で折り曲げることを説明する図である。 左右の側壁を第2折曲部で折り曲げることを説明する図である。 本発明に係るリアフェンダの平面図(折曲加工後の状態)である。 本発明に係るリアフェンダが取付けられた自動二輪車の左側面図である。 図6からシートを取外したときの車両後部の平面図である。 図7の8−8線断面図である。 図7の9−9線断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、図1〜5では、自動二輪車の後部に取付けられる部品としてのリアフェンダの構造と、このリアフェンダの構成要素である折曲部の構造について説明する。また、図6〜9では、上記折曲部をもつリアフェンダを鞍乗り型に取付けたときの構造及びその作用について説明する。
図1に示すように、リアフェンダ10は、射出成形した板状の中間部品11を折り曲げ加工して造られる。本実施例では、板状の中間部品11は、樹脂製品であるが、アルミニウム等の金属部材でも差し支えない。
中間部品11は、底壁13と、この底壁13の長手方向前半部位置にて端部から車幅方向外方に延びる左右の側片25L、25Rと、これらの左右の側片25L、25Rの後方にて、底壁13の長手方向後半部位置にて端部から図手前側の上方に延びている左右の後側壁16L、16Rと、を主要素とする。底壁13には、バッテリ、その他の電装部品と、電装部品間をつなぐハーネス等を配置することができる。左右の側片25L、25Rは、後工程で折り曲げられ左右の側壁15L、15Rとなる。
左右の側片25L、25Rには、左右の支持片27L、27Rが含まれている。これらの左右の支持片27L、27Rは、左右の側片25L、25Rの一部が突出している部位であり、左右の側片25L、25Rを曲げたときに、左右の側片25L、25Rを支える役割を担う。左右の支持片27L、27Rは、折り曲げられ、左右の側壁15L、15Rを支えるときには、各々、左右の支持部17L、17Rと呼ばれる。
次の図2では、左右の支持片及びその近傍の構造等について説明する。
図2に示すように、板状の中間部品11において、底壁13と左の側片25Lの境界に、車両長手方向に延びる脆弱部としての左の第1折曲部21Lが形成され、底壁13と右の側片25Rの境界に、車両長手方向に延びる脆弱部としての右の第1折曲部21Rが形成される。ここで、脆弱部とは、一般面の肉厚よりも薄い肉厚にした部位を言う。
左右の側片25L、25Rは、左右の側片本体26L、26Rと、左右の側片本体26L、26Rの車幅方向外端から、各々、下方に延びる左右の支持片27L、27Rとからなり、左右の側片本体26L、26Rと左右の支持片27L、27Rとの境界には、各々、車両長手方向に延びる脆弱部としての左右の第2折曲部22L、22Rが形成される。
底壁13には、上に延びた後、左右外方へ延びる左右の凸部28L、28Rが形成され、これらの左右の凸部28L、28Rに、各々、左右の支持片27L、27Rの先が挿入可能な左右の開口部29L、29Rが開けられている。
中間部品11は、下型35と、この下型35に対向配置される上型36と、下型35と上型36の間に左右から進退可能に配置される左右のスライド型38L、38Rとからなる成形金型34によって射出成形される部品である。図中、金型内に設けられているスプール(注入孔)、ゲート等は省略されている。
次の図3〜4では、側片を折り曲げる加工について説明する。
図3に示すように、成形金型34で成形された中間部品11を折り曲げる。具体的には、底壁13に対し左右の側片25L、25Rを、左右の第1折曲部21L、21Rで、各々、図矢印a、a方向に折り曲げる。
図4に示すように、左右の第1折曲部21L、21Rで折り曲げた中間部品(図3、符号11)を折り曲げる。具体的には、左右の側片25L、25Rの左右の側片本体26L、26Rに対し左右の支持片27L、27Rを、左右の第2折曲部22L、22Rで、各々、図矢印b、b方向に折り曲げ、左右の凸部28L、28Rに各々開けた左右の開口部29L、29Rに、左右の支持片の先37L、37Rを挿入する。左右の側壁を組み立てた状態を次図にて説明する。
図5に示すように、リアフェンダ10は、側壁を折り曲げ組立てた状態で、底壁13と、この底壁13の長手方向前半部位置にて左右端から図手前側に延びる左右の側壁15L、15Rと、これらの左右の側壁15L、15Rから延びて左右の側壁と一体形成され左右の側壁15L、15Rを支持する左右の支持部17L、17Rと、底壁13の長手方向後半部位置にて端部から図手前側、すなわち、上に延びている左右の後側壁16L、16Rと、を主要素とする。底壁13に、バッテリ(図7、符号30)が収納されるバッテリ収納部31が形成されている。図中、4−4線断面は、図4にて示されている。
以下、折り曲げ加工した後の左右の側片を左右の側壁15L、15Rと呼び、左右の支持片を左右の支持部17L、17Rと呼ぶことにする。
図4にて、左右の支持部17L、17Rは、左右の側壁15L、15Rから各々延びる左右の連結腕部18L、18Rと、これらの左右の連結腕部18L、18Rと左右の側壁15L、15Rとの間に、車両長手方向に各々延び、左右の側壁15L、15Rに対して左右の連結腕部18L、18Rが各々折り曲げ可能な左右の第2折曲部22L、22Rとを有する。
底壁13に形成される左右の開口部29L、29Rには、左右の連結腕部の先(左右の支持片の先37L、37R)が各々挿入される。挿入された左右の連結腕部18L、18Rで、左右の側壁15L、15Rを鉛直線Vに対し所定の傾き角度θで内方に傾いた状態で支持するようにした。左右の支持片の先37L、37Rは、各々、底壁13に開けた開口部29L、29Rに係合している。左右の側壁15L、15Rの傾き角度θは、各々、鉛直線Vに対し傾きθだけ内方に傾いている。
左右の連結腕部18L、18Rに、各々、平面状の当接部19L、19Rが形成され、底壁13に、当接部19L、19Rが面で当接することができる被当接面20L、20Rが一体形成されている。当接部19L、19Rが当接する被当接面20L、20Rは、各々、底壁13の凸部28L、28Rに形成される。同様に、左右の連結腕部の先(左右の支持片の先37L、37R)が挿入される左右の開口部29L、29Rも底壁13の凸部28L、28Rに形成される。左右の開口部29L、29Rは、凸部28L、28Rに形成される被当接面20L、20Rの内側に開けられている。
底壁13の凸部28L、28Rに開けた左右の開口部29L、29Rに、各々、左右の連結腕部の先(左右の支持片の先37L、37R)を挿入し、さらに、連結腕部の当接部19L、19Rを面で被当接部19L、19Rに当接させるようにしたので、左右の連結腕部18L、18Rを確実に底壁13に止めることができる。加えて、左右の開口部29L、29Rは、凸部28L、28Rに形成される被当接面20L、20Rの内側に開けられている。
被当接面20L、20Rで連結腕部18L、18Rの荷重を面で支えつつ、これらの被当接面20L、20Rの内側に開けた左右の開口部29L、29Rで連結腕部18L、18Rの先を係合させたので、簡便な構造にて連結腕部18L、18Rをより確実に支持させることができる。底壁13に確実に支持される左右の連結腕部18L、18Rであれば、簡便な構造にて左右の側壁15L、15Rを所定角度に傾けた状態に保持させることができる。
第1折曲部21L、21R及び第2折曲部22L、22Rは、一般面の肉厚より薄肉にした脆弱部である。このように、第1折曲部21L、21Rの肉厚及び第2折曲部22L、22Rの肉厚を一般面の肉厚より薄肉にした脆弱部としたので、薄肉にしていない第1折曲部21L、21R及び第2折曲部22L、22Rに比べ、左右の支持部17L、17Rの曲げ作業を容易に行うことができる。
次に、上記リアフェンダが取付けられている自動二輪車について説明する。
図6に示すように、自動二輪車40は、車体フレーム41と、この車体フレーム41の前端に設けられ前輪43を支える前輪操向部45と、車体フレーム41の長手方向中間部の下部から車両後方へ延び後輪44を支える後輪懸架部46と、前輪操向部45と後輪懸架部46の間にて車体フレーム41に懸架されるエンジン47と、このエンジン47の上方にて車体フレーム41に取付けられる燃料タンク48と、この燃料タンク48の後方に連続するように設けられ乗員が座るシート49と、を主要素とする。図中、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。
車体フレーム41を含む車体50は、車体カバー51で覆われる。車体カバー51は、車体の前部上方を覆うフロントカウル52と、このフロントカウル52に連続するようにして車体の上方及び側方を車両後方に延びているミッドカウル53と、車体50の後部側方を覆うリヤカウル54とからなる。
前輪操向部45は、車体フレーム41の前端に回動自在に取付けられ前輪43を支えるフロントフォーク61と、このフロントフォーク61の上端に取付けられ乗員が操向操作を行うハンドル62とを有する。後輪懸架部46は、車体フレーム41に車幅方向に延びているピボット軸63に取付けられ後方に延びて後端で後輪44を支え、ピボット軸63を中心に揺動自在に設けられるスイングアーム64を有する。
前輪43の上方にてフロントフォーク61に、前輪43が跳ね上げた泥をよけるフロントフェンダ65が取付けられる。後輪44の上方にて車体フレーム41の後部に、後輪44が跳ね上げた泥をよけるリアフェンダ10が取付けられている。
次に、車両側面視で、リアフェンダの一部が露出させた構造について説明する。
ミッドカウル53とリヤカウル54の間にて、シート49の下方は、サポートフレーム71とこのサポートフレーム71の車幅方向内方に設けられるリアフェンダ10とが露出した状態で配置される露出部73が形成される。車両長手方向でミッドカウル53とリヤカウル54の間に、車体カバー51で覆われていない露出部73を設けたので、車体50の軽量化を図ることができる。
また、この露出部73に、後述するサポートフレーム71、第1サブフレーム75及び第2サブフレーム76が視認可能に配置される。露出部73に、サポートフレーム71、第1サブフレーム75及び第2サブフレーム76が視認可能に配置されるので、露出部73の外観性を高めることができる。
次に、ミッドカウル53とリアフェンダ10との位置関係について説明する。
ミッドカウルの車両長手方向の後縁55に、ミッドカウル53よりも車幅方向内方に配置されるリアフェンダ10の側壁に向け車幅方向内方へリブ58が延びている。かかるリブ58をミッドカウル53に付設することにより、ミッドカウル53とリアフェンダ10間の隙間を小さくすることができる。結果、ミッドカウル53とリアフェンダ10間の隙間に、外方から水等の侵入を防止することができる。
次に、シートを取り外したとき、上から見た車両後部の状態について説明する。
図7に示すように、車両長手方向後方へ後部フレーム70が延び、この後部フレーム70にリアフェンダ10が取付けられている。リアフェンダ10の前部に形成されたバッテリ収納部31には、バッテリ30が収納され、リアフェンダ10の後部に電装部品32が取付けられ、底壁13の左右端に沿ってハーネス33L、33Rが延びている。
シート(図6、符号49)を取り外したとき、上方からシート49が嵌る部位81以外の燃料タンク後部の車幅方向中央の部位82は、上方に張り出す凸状に形成されている。燃料タンク後部の車幅方向中央の部位82を凸状に形成したので、燃料タンク48に貯留可能な燃料容量を十分に確保することができる。
図8に示すように、後部フレーム70は、乗員が座るシート49を支持する左右一対のシートレール72L、72Rと、これらの左右一対のシートレール72L、72Rの下方で、且つ、車幅方向外側に各々配置される左右一対のサポートフレーム71L、71Rとを主要素とする。
図6にて、左右一対のサポートフレーム71(71L、71R)は、各々、左右一対のシートレール72(72L、72R)を支持する。左右のシートレール72L、72Rと左右のサポートフレーム71L、71Rの間に、各々、左右の第1サブフレーム75(75L、75R)が渡され、これらの左右の第1サブフレーム75L、75Rの後方位置にて、左右のシートレール72L、72Rと左右のサポートフレーム71L、71Rの間に、各々、左右の第2サブフレーム76(76L、76R)が渡されている。すなわち、後部フレーム70にリアフェンダ10が設けられている。
サポートフレーム71は、左サポートフレーム71Lと右サポートフレーム71Rとからなり、シートレール72は、左シートレール72Lと右シートレール72Rとからなる。第1サブフレーム75は、左第1サブフレーム75Lと右第1サブフレーム75Rとからなり、第2サブフレーム76は、左第2サブフレーム76Lと右第2サブフレーム76Rとからなる。
図8にて、リアフェンダ10は、後部フレーム70の車幅方向内側に配置される底壁13と、この底壁13から上方へ延びる左右の側壁15L、15Rとを有する。底壁13と左右の側壁15L、15Rとから部品を収容する収容空間89を形成すると共に、底壁13と左右の側壁15L、15Rとの間に、各々、底壁13に対して左右の側壁15L、15Rが各々折り曲げ可能な左右の第1折曲部21L、21Rを形成する。
左右の側壁15L、15Rは、後部フレーム70の内側に沿って、上方に向かうにつれて内方へ傾斜されている。左右の第1折曲部21L、21Rは、各々、左右のサポートフレーム71L、71Rの車幅方向内側に配置される。
左右のサポートフレーム71L、71Rの内側に第1折曲部21L、21Rを配置することで、左右のサポートフレーム71L、71Rで左右の第1折曲部21L、21Rを保護することができる。
図9に示すように、左右の第2折曲部22L、22Rは、各々、左右のシートレール72L、72Rの車幅方向内側に配置される。このように、左右のシートレール72L、72Rの内側に左右の第2折曲部22L、22Rを配置することで、左右のシートレール72L、72Rで左右の第2折曲部22L、22Rを保護することができる。
図8にて、左右の側壁15L、15Rは、車両長手方向に各々延びる板状部材であり、左右の第1折曲部21L、21Rの車幅方向内側にて、リアフェンダ10に、高さ方向に延出し、且つ、車両長手方向に延出する左右の内壁83L、83Rが形成されている。これらの左右の内壁83L、83Rと左右の第1折曲部21L、21Rで折り曲げた左右の側壁15L、15Rとで、各々、ハーネス33L、33Rをガイドする左右のハーネスガイド85L、85Rが形成される。
高さ方向に延出される左右の内壁83L、83Rと、左右の第1折曲部21L、21Rで各々折り曲げた左右の側壁15L、15Rとで、各々、左右のハーネスガイド85L、85Rを形成した。このように、既存の底壁13と左右の側壁15L、15Rとでハーネスガイド85L、85Rを形成したので、部品点数を増やすことなくハーネスガイド85L、85Rを形成することができる。
図8〜9において、底壁13は、車幅方向中心から左右の第1折曲部21L、21Rに至る領域であり、左右の凸部28L、28Rや内壁85L、85R等の凹凸部を含んでいる。
次に、リアフェンダの車体フレームへの取付構造について説明する。
図5にて、左右の後側壁16L、16Rに、各々、左右のシートレール(図7、符号72L、72R)に取付けられる締結部材が挿通する締結孔部87L、87Rが開けられ、これらの締結孔部87L、87Rを利用してリアフェンダ10は後部フレーム(図8、符号70)に締結される。図8にて、左右の側壁15L、15Rに、各々、左右のシートレール72L、72Rへ引っ掛けるように車幅方向外方に左右の掛け部88L、88Rが延びている。
図7を併せて参照し、リアフェンダ10の前部に設けた左右の掛け部88L、88Rが、各々、左右のシートレール72L、72Rに上方から掛けられると共に、リアフェンダ10の後部に設けた左右の後側壁16L、16Rが、各々、後部フレーム70に締結されることで、リアフェンダ10は後部フレーム70に取付けられる。
以上に述べた鞍乗リ型車両の後部構造の作用を次に述べる。
図8にて、サポートフレーム71L、71Rの上方に配置されるシートレール72L、72Rの車幅方向長さ(間隔)をサポートフレーム71L、71Rの車幅方向長さ(間隔)に比べ短くした。すなわち、シートレール72L、72Rをサポートフレーム71L、71Rよりも内側に配置したので、シートレール72L、72Rをサポートフレーム71L、71Rと同じ幅に配置した場合に比べてシート幅(W)を狭くすることができる。シート幅(W)を狭くすれば、乗員の足つき性が向上する。
加えて、リアフェンダ10に、底壁13と左右の側壁15L、15Rとからハーネス33L、33Rを含む部品を収容する収容空間89を形成した。左右の側壁15L、15Rは、後部フレーム70の内側に沿って、上方に向かうにつれて内方へ傾斜するように配置する。すなわち、左右の側壁15L、15Rは、下方に向け外方に傾斜させ、下方に向かうにつれて広くしたので、左右の側壁15L、15Rが外方に傾斜していない場合に比べて、部品の収容空間89を広くすることができる。結果、乗員の足つき性が向上すると共に部品の収容空間を広くすることができる。
また、リアフェンダ10に折曲部となる左右の第1折曲部21L、21Rにより、底壁13に対し左右の側壁15L、15Rを車幅方向内方へ傾斜させ部品等の収容空間89を構成した。部品の収容空間89とは、上方が開放され、底壁13と左右の側壁15L、15Rとの間に形成される空間である。
左右の第1折曲部21L、21Rは、一般面に較べて肉厚を薄くした脆弱部である。収容空間89は底壁13に対し左右の第1折曲部21L、21Rで左右の側壁15L、15Rを折り曲げることにより形成可能となるので、リアフェンダ10の成形金型(図2、符号34)を簡素化することができる。加えて、底壁13と左右の側壁15L、15Rとは一体成形されるので、リアフェンダ10の組立性を高めることができると共に、部品コストの低減を図ることができる。
図9にて、左右の側壁15L、15Rに、各々、底壁13に形成される左右の凸部28L、28Rへ延び且つ底壁13に形成される左右の凸部28L、28Rへ係合する左右の支持部17L、17Rが一体形成される。これらの左右の支持部17L、17Rによって、底壁13に対し左右の側壁15L、15Rは所定の傾き角度で支持される。左右の側壁15L、15Rから一体に延びる左右の支持部17L、17Rによって、部品点数の増加を伴うことなく、左右の側壁15L、15Rを車幅方向内方に所定角度に傾斜させた状態で支持させることができる。
左右の連結腕部18L、18Rは、各々、左右の側壁15L、15Rから延びている。左右の側壁15L、15Rに左右の連結腕部18L、18Rを一体化したので、部品点数を減らすことができる。また、底壁13に形成した左右の開口部29L、29Rに、左右の連結腕部の先(左右の支持片の先37L、37R)を挿入し、組み立てるようにした。結果、連結腕部18L、18Rを底壁13に容易に組付けることができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、鞍乗リ型三輪車にも適用可能であり、一般の鞍乗リ型車両に適用することは差し支えない。
本発明は、部品収容空間を有するリアフェンダを備えている自動二輪車に好適である。
10…リアフェンダ、13…底壁、15L、15R…左右の側壁、17L、17R…左右の支持部、18L、18R…左右の連結腕部、19L、19R…左右の当接部、20L、20R…左右の被当接面、21L、21R…左右の第1折曲部、22L、22R…左右の第2折曲部、29L、29R…左右の開口部、44…後輪、49…シート、70…後部フレーム、71L、71R…左右のサポートフレーム、72L、72R…左右のシートレール、83L、83R…左右の内壁、85L、85R…左右のハーネスガイド、89…収容空間。

Claims (8)

  1. 乗員が座るシート(49)を支持する左右一対のシートレール(72L、72R)とこれらの左右一対のシートレール(72L、72R)の下方で、且つ、車幅方向外側に各々配置され前記左右一対のシートレール(72L、72R)を支持する左右一対のサポートフレーム(71L、71R)とから後部フレーム(70)を構成し、この後部フレーム(70)に後輪(44)が跳ね上げる泥をよけるリアフェンダ(10)を設けた鞍乗リ型車両の後部構造において、
    前記リアフェンダ(10)は、前記後部フレーム(70)の車幅方向内側に配置される底壁(13)と、この底壁(13)から上方へ延びる左右の側壁(15L、15R)とを有し、前記底壁(13)と前記左右の側壁(15L、15R)とから部品を収容する収容空間(89)を形成すると共に、前記底壁(13)と前記左右の側壁(15L、15R)との間に、各々、車両長手方向に延び、前記底壁(13)に対して前記左右の側壁(15L、15R)が各々折り曲げ可能な左右の第1折曲部(71L、71R)を形成し、
    前記左右の側壁(15L、15R)は、前記後部フレーム(70)の内側に沿って、上方に向かうにつれて内方へ傾斜させることを特徴とする鞍乗リ型車両の後部構造。
  2. 前記左右の第1折曲部(71L、71R)は、各々、前記左右のサポートフレーム(71L、71R)の車幅方向内側に配置されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗リ型車両の後部構造。
  3. 前記左右の側壁(15L、15R)に、各々、前記底壁(13)へ延びて前記底壁(13)に係合し、前記左右の側壁(15L、15R)を所定の傾き角度で支持する左右の支持部(17L、17R)が一体形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗リ型車両の後部構造。
  4. 前記左右の支持部(17L、17R)は、前記左右の側壁(15L、15R)に連結されこれらの左右の側壁(15L、15R)から各々延びる左右の連結腕部(18L、18R)と、これらの左右の連結腕部(18L、18R)と前記左右の側壁(15L、15R)との間にて、車両長手方向に各々延び、前記左右の側壁(15L、15R)に対して左右の連結腕部(18L、18R)が各々折り曲げ可能な左右の第2折曲部(22L、22R)とを有し、前記底壁(13)に形成される左右の開口部(29L、29R)に、前記左右の連結腕部(18L、18R)の先が各々挿入されるようにしたことを特徴とする請求項3記載の鞍乗リ型車両の後部構造。
  5. 前記左右の第2折曲部(22L、22R)は、前記左右のシートレール(72L、72R)の車幅方向内側に配置されることを特徴とする請求項4記載の鞍乗リ型車両の後部構造。
  6. 前記左右の連結腕部(18L、18R)に、各々、平面状の当接部(19L、19R)が形成され、
    前記底壁(13)に、前記当接部(19L、19R)が面で当接することができる被当接面(20L、20R)が一体形成されることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の鞍乗リ型車両。
  7. 前記左右の側壁(15L、15R)は、車両長手方向に各々延びる板状部材であり、
    前記第1折曲部(71L、71R)の車幅方向内側にて、前記リアフェンダ(10)に、高さ方向に延出し、且つ、車両長手方向に延出する左右の内壁(83L、83R)が形成され、
    これらの左右の内壁(83L、83R)と前記左右の第1折曲部(71L、71R)で折り曲げた前記左右の側壁(15L、15R)とで、各々、電装ケーブルをガイドする左右のハーネスガイド(85L、85R)が形成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の鞍乗リ型車両の後部構造。
  8. 前記第1折曲部(71L、71R)及び前記第2折曲部(22L、22R)は、いずれも、一般面の肉厚より薄肉であることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項記載の鞍乗リ型車両の後部構造。
JP2012192328A 2012-08-31 2012-08-31 鞍乗リ型車両の後部構造 Active JP5961492B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012192328A JP5961492B2 (ja) 2012-08-31 2012-08-31 鞍乗リ型車両の後部構造
AU2013206646A AU2013206646B2 (en) 2012-08-31 2013-07-02 Rear portion structure for a saddle type vehicle
EP13177803.7A EP2703265B1 (en) 2012-08-31 2013-07-24 Saddle type vehicle
CN201320465488.6U CN203638000U (zh) 2012-08-31 2013-08-01 骑乘式车辆的后部结构
US13/967,805 US8864157B2 (en) 2012-08-31 2013-08-15 Rear portion structure for a saddle type vehicle
KR20130100255A KR101496563B1 (ko) 2012-08-31 2013-08-23 안장형 차량의 후방부 구조
BR102013021917-7A BR102013021917B1 (pt) 2012-08-31 2013-08-28 Estrutura da porção traseira para um veículo do tipo selim
MYPI2013701526A MY167169A (en) 2012-08-31 2013-08-28 Rear Portion Structure for a Saddle Type Vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012192328A JP5961492B2 (ja) 2012-08-31 2012-08-31 鞍乗リ型車両の後部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014046858A true JP2014046858A (ja) 2014-03-17
JP5961492B2 JP5961492B2 (ja) 2016-08-02

Family

ID=48874855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012192328A Active JP5961492B2 (ja) 2012-08-31 2012-08-31 鞍乗リ型車両の後部構造

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8864157B2 (ja)
EP (1) EP2703265B1 (ja)
JP (1) JP5961492B2 (ja)
KR (1) KR101496563B1 (ja)
CN (1) CN203638000U (ja)
AU (1) AU2013206646B2 (ja)
BR (1) BR102013021917B1 (ja)
MY (1) MY167169A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3061679A1 (en) 2015-02-25 2016-08-31 Honda Motor Co., Ltd. Rear structure for saddle-ride type vehicle
JP2017030465A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の部品取り付け構造
JP2023051453A (ja) * 2021-09-30 2023-04-11 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9932080B2 (en) * 2013-12-02 2018-04-03 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Straddle-type vehicle
EP2915729B1 (en) * 2014-03-07 2018-08-15 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Straddle-type vehicle
DE102015108549A1 (de) * 2015-05-29 2016-12-01 Sks Metaplast Scheffer-Klute Gmbh Radschützer für ein Fahrrad sowie Verfahren zur Herstellung eines Radschützers
WO2017022676A1 (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
CN108928417B (zh) 2017-05-23 2020-05-08 睿能创意公司 土除组件以及应用其的车辆
JP6563993B2 (ja) * 2017-09-19 2019-08-21 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JP6924687B2 (ja) * 2017-12-08 2021-08-25 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854984U (ja) * 1981-10-09 1983-04-14 本田技研工業株式会社 二輪車用物入れ
JP2001071961A (ja) * 1999-09-01 2001-03-21 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車
JP2003220988A (ja) * 2002-01-28 2003-08-05 Kawasaki Heavy Ind Ltd 成形品及びその成形方法

Family Cites Families (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3913974A (en) * 1974-09-16 1975-10-21 Kenneth L Bowen Cycle seat
US4577719A (en) * 1979-06-29 1986-03-25 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Motorcycle fuel system with flow from a main tank through a lower auxiliary tank to its engine
US4311261A (en) * 1980-05-30 1982-01-19 Anderson Gordon K Motorcycle fuel tank carrying rack
JPS5820581A (ja) * 1981-07-24 1983-02-07 本田技研工業株式会社 車両のフレ−ム構造
CA1184450A (en) * 1981-09-19 1985-03-26 Ken Yamaguchi Fuel tank assembly for a motorcycle
JPS5849574A (ja) * 1981-09-19 1983-03-23 本田技研工業株式会社 自動二輪車
US5433286A (en) * 1988-09-27 1995-07-18 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Motorcycle
JP3285100B2 (ja) * 1992-12-17 2002-05-27 本田技研工業株式会社 自動2輪車のリヤフェンダ
JP3328348B2 (ja) * 1993-02-09 2002-09-24 本田技研工業株式会社 自動二輪車のフレーム構造
JP3699542B2 (ja) * 1996-09-11 2005-09-28 本田技研工業株式会社 自動二輪車のリヤフェンダの収納構造
US6345865B1 (en) * 1998-12-28 2002-02-12 T.S. Tech Co., Ltd. Vehicle seat, a skin material for a vehicle seat and a method of manufacturing the vehicle seat
US6257362B1 (en) * 1999-07-28 2001-07-10 Harley-Davidson Motor Company Motorcycle fender mounting system
US6273207B1 (en) * 1999-07-29 2001-08-14 Harley-Davidson Motor Company Motorcycle seat
JP3449702B2 (ja) 2001-01-30 2003-09-22 本田技研工業株式会社 自動二輪車の収納ボックス構造及び同収納ボックス
WO2003104068A1 (ja) * 2002-06-10 2003-12-18 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型車両におけるシート支持構造
JP2004098884A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の後部構造
JP2004114870A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Honda Motor Co Ltd 低床式車両のリヤクッション取付構造
JP4313590B2 (ja) * 2003-03-14 2009-08-12 本田技研工業株式会社 フロントフェンダの取付構造
US7036837B1 (en) * 2003-07-01 2006-05-02 Polaris Industries, Inc. Motorcycle rear frame mounting system
US7111903B1 (en) * 2003-08-14 2006-09-26 Bill Snelson Supplemental motorcycle seat
JP4347015B2 (ja) * 2003-10-10 2009-10-21 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗り型車両用フューエルタンク配設構造
CA2517822C (en) * 2004-09-06 2009-10-27 Honda Motor Co., Ltd. Seat mount structure for saddle ride vehicle
JP4479454B2 (ja) 2004-10-13 2010-06-09 スズキ株式会社 自動二輪車の盗難防止具取り付け構造
MY147071A (en) * 2005-11-17 2012-10-15 Yamaha Motor Co Ltd Motorcycle
JP2007210486A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
US7537271B2 (en) * 2007-06-26 2009-05-26 Honda Motor Company, Ltd. All terrain vehicles having swivel clip and methods
US7523981B2 (en) * 2007-06-26 2009-04-28 Honda Motor Company, Ltd. All terrain vehicles having seat with compression surface
JP4753814B2 (ja) * 2006-08-30 2011-08-24 本田技研工業株式会社 自動二輪車のフェンダ構造
JP4743880B2 (ja) * 2006-09-15 2011-08-10 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車
US8104565B2 (en) * 2006-11-15 2012-01-31 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Body frame and vehicle
ATE458160T1 (de) * 2006-11-29 2010-03-15 Yamaha Motor Co Ltd Motorrad
JP2008189109A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Yamaha Motor Co Ltd 車体フレーム
JP5001077B2 (ja) * 2007-07-05 2012-08-15 本田技研工業株式会社 自動二輪車のステップホルダ取付構造
JP5017001B2 (ja) * 2007-07-05 2012-09-05 本田技研工業株式会社 自動二輪車のリヤフェンダー
JP2009046018A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両
JP2009107564A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
US7934744B2 (en) * 2007-12-27 2011-05-03 Honda Motor Co., Ltd. Saddle-ride type vehicle
JP5112144B2 (ja) * 2008-03-31 2013-01-09 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JP4918527B2 (ja) * 2008-06-20 2012-04-18 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JP5210764B2 (ja) * 2008-08-27 2013-06-12 本田技研工業株式会社 自動二輪車のシートレール
JP4890532B2 (ja) * 2008-12-26 2012-03-07 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JP5332666B2 (ja) * 2009-02-03 2013-11-06 スズキ株式会社 自動二輪車のリヤフェンダ構造及び自動二輪車
JP5399168B2 (ja) * 2009-08-25 2014-01-29 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JP5417104B2 (ja) 2009-09-28 2014-02-12 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両のバッテリ周辺構造
JP5520623B2 (ja) * 2010-01-29 2014-06-11 本田技研工業株式会社 燃料供給装置
JP2011240774A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Suzuki Motor Corp 自動二輪車の車体フレーム
US8944502B2 (en) * 2010-08-30 2015-02-03 Crank Brothers, Inc. Saddle for a bicycle
JP5723664B2 (ja) * 2010-11-22 2015-05-27 本田技研工業株式会社 車両用シート構造
JP5930944B2 (ja) * 2012-11-09 2016-06-08 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854984U (ja) * 1981-10-09 1983-04-14 本田技研工業株式会社 二輪車用物入れ
JP2001071961A (ja) * 1999-09-01 2001-03-21 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車
JP2003220988A (ja) * 2002-01-28 2003-08-05 Kawasaki Heavy Ind Ltd 成形品及びその成形方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3061679A1 (en) 2015-02-25 2016-08-31 Honda Motor Co., Ltd. Rear structure for saddle-ride type vehicle
JP2016155476A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の後部構造
US9434436B1 (en) 2015-02-25 2016-09-06 Honda Motor Co., Ltd. Rear structure for saddle-ride type vehicle
JP2017030465A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の部品取り付け構造
JP2023051453A (ja) * 2021-09-30 2023-04-11 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
JP7340577B2 (ja) 2021-09-30 2023-09-07 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Also Published As

Publication number Publication date
MY167169A (en) 2018-08-13
JP5961492B2 (ja) 2016-08-02
EP2703265B1 (en) 2014-10-22
CN203638000U (zh) 2014-06-11
KR20140030044A (ko) 2014-03-11
BR102013021917B1 (pt) 2021-07-20
EP2703265A1 (en) 2014-03-05
BR102013021917A2 (pt) 2014-10-21
AU2013206646A1 (en) 2014-03-20
US8864157B2 (en) 2014-10-21
US20140062058A1 (en) 2014-03-06
AU2013206646B2 (en) 2016-02-25
KR101496563B1 (ko) 2015-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5961492B2 (ja) 鞍乗リ型車両の後部構造
JPWO2014157372A1 (ja) 鞍乗型車両の電源供給構造
WO2013094631A1 (ja) 鞍乗型車両
US9434436B1 (en) Rear structure for saddle-ride type vehicle
AU2013205787B2 (en) Battery case structure for motorcycle
JP5460526B2 (ja) 自動二輪車の前部構造
TW201637920A (zh) 跨坐型車輛之收納部構造
JP2013248980A (ja) 鞍乗型車両
JP6144993B2 (ja) 鞍乗型車両
WO2013180199A1 (ja) 鞍乗型車両の収納構造
JP5852502B2 (ja) 鞍乗り型車両
WO2019193797A1 (ja) 鞍乗り型車両
EP3199435B1 (en) Straddled vehicle
JP2010083197A (ja) 自動二輪車
WO2013094549A1 (ja) 鞍乗型車両
JP6244285B2 (ja) 鞍乗り型車両
AU2015201207B2 (en) Vehicle
JP6759268B2 (ja) 鞍乗り型車両のメーター周辺構造
JP2015089701A (ja) 電動二輪車のフレーム構造
JP6435702B2 (ja) スクータ型自動二輪車の電装品収納構造
CN210175050U (zh) 跨乘型车辆
JP7501757B1 (ja) 鞍乗型車両
JP6554494B2 (ja) 自動二輪車のマフラー支持構造
JP5412351B2 (ja) 鞍乗り型車両の前部構造
JP6645331B2 (ja) バッテリの取付構造及び自動二輪車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151204

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5961492

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250