JP2007210486A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要最小限の肉厚,サイズでもってグラブバーの取付け強度,剛性を確保できるとともに、外観の悪化を防止できる自動二輪車を提供する。
【解決手段】グラブバー50は、乗員が把持する把持部50aと、左,右のシートレール(車体フレーム)5,5への取付部50b,50bとを有し、該取付部50b,50bはシート13の後縁13dの下側を通って前方に延び、上記左,右のシートレール5,5に結合されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、後席乗員が把持するグラブバーを備えた自動二輪車に関し、詳細にはグラブバーの車体フレームへの取付け構造に関する。
自動二輪車においては、シートの後端部に後席乗員が把持するグラブバーを備える場合がある。この種のグラブバーは、後席乗員が加速時には押し下げ力を、制動時には引き上げ力を作用させることから、車体フレームに充分な強度,剛性をもって取付ける必要がある。そこで例えば、特許文献1では、左,右の把持部の前端部に車幅方向内側に延びる左,右の取付け部を形成し、該左,右の取付け部をシートの下方を覆うサイドカバーの切欠きとシートの側縁との間を通して内方に挿入し、各取付け部を車体フレームにボルト締め固定する構造を採用している。
特開2003−127935号公報
ところで、上記従来の自動二輪車では、グラブバーに車幅方向内側に延びる左,右の取付け部を形成し、該左,右の取付け部を車体フレームに固定する構造を採用している。このため、後席乗員がグラブバーに前後方向の力を強く加えた場合には、前後方向の曲げ力だけでなく、特に上記左,右の取付部と把持部との境界部に車幅方向に延びる軸線を中心線とする捩じり力も加わる。従って、グラブバーの取付け強度,剛性を十分に確保するには、上記取付け部を厚肉,大型化する等の必要があり、重量的に、あるいはコスト的に不利である。
また上記従来のグラブバーのように、左,右の取付け部をサイドカバーの切欠きを通す構造とした場合には、サイドカバーの切欠きが車両側方から見えることとなり、外観が悪化するという問題がある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたもので、グラブバーの厚肉,大型化を来たすことなく取付け強度,剛性を確保できるとともに、外観の悪化を防止できる自動二輪車を提供することを目的としている。
本発明は、車体フレームと、該車体フレームにより支持されたシートと、該シートの左,右縁部下方を覆うサイドカバーと、上記車体フレームに設けられたグラブバーとを備えた自動二輪車において、上記グラブバーは、乗員が把持する把持部と、上記車体フレームへの取付部とを有し、上記シートの後縁の下側を通って前方に延びており、上記取付部が上記シートの下方にて上記車体フレームに結合されていることを特徴としている。
ここで、本発明のグラブバーは、車体フレームと別体に形成し、該車体フレームにボルト等により結合する場合、又は車体フレームに溶接等で一体的に結合する場合の両方を含む。
本発明に係る自動二輪車によれば、グラブバーにシートの後縁の下側を通って前方に延びる取付部を形成し、該取付部を車体フレームに結合したので、グラブバーに後席乗員からの前後方向の力が加わっても、該グラブバーの取付部には前後方向の曲げ力が作用するだけであり、捩じり力が作用することはない。これにより必要最小限の肉厚,サイズとしつつ必要な取付け強度,剛性を確保することができ、重量及びコストの上昇を抑制できる。
また本発明では、グラブバーの取付部をシートの後縁の下側を通して車体フレームに接合したので、サイドカバーの側方から見える部分に切欠きを形成する必要がなく、外観の悪化を防止できる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図9は、本発明の一実施形態による自動二輪車を説明するための図である。なお、本実施形態でいう前後,左右とは、シートに着座した状態で見た前後,左右を意味する。
図において、1は自動二輪車の車体フレームを示しており、これは該車体フレーム1の前端に位置するヘッドパイプ2と、該ヘッドパイプ2から車両後方に斜め下向きに延びる左,右のタンクレール3,3と、該左,右のタンクレール3,3の後端に続いて下方に延びる左,右のリヤアームブラケット4,4と、上記左,右のタンクレール3,3から車両後方に斜め上向きに延びる左,右のシートレール5,5と、該左,右のシートレール5,5の後部と上記左,右のリヤアームブラケット4,4とに架け渡して結合された左,右のシートステー6,6とを備えている。
上記ヘッドパイプ2にはフロントフォーク7が左右に操舵可能に支持されている。該フロントフォーク7の下端には前輪8が軸支され、上端には操向ハンドル9が取り付けられている。また上記フロントフォーク7には前輪8の上方を覆うフロントフェンダ14が取付けられている。
また上記フロントフォーク7のヘッドパイプ2の前側にはヘッドライト15が配置されており、該ヘッドライト15の上方には速度計等を備えたメータ装置16が配置されている。
上記左,右のリヤアームブラケット4,4には、ピボット軸10aを介してリヤアーム10の前端部が上下揺動可能に支持されている。該リヤアーム10の後端には後輪11が軸支されており、該リヤアーム10とリヤアームブラケット4との間にはリヤサスペンション(不図示)が配置されている。
上記左,右のタンクレール3,3上には燃料タンク12が搭載されており、該燃料タンク12の後側の上記左,右のシートレール5,5上には2人乗り用シート13が搭載されている。
上記左,右のタンクレール3,3の下方には水冷式4サイクルエンジン20が搭載されている。該エンジン20は、車幅方向に横置き配置されたクランク軸21が収容されたクランクケース22に、シリンダブロック23,シリンダヘッド24,ヘッドカバー25を積層してボルト締め結合した構造のものである。
上記クランクケース22の後側には変速装置(不図示)を内蔵する変速機ケース22aが一体的に形成されている。該変速機ケース22aには、変速装置を介してエンジン回転を取り出す出力軸26が配置されており、該出力軸26によりチェーン26aを介して上記後輪11を回転駆動するようになっている。
上記シリンダヘッド24の前壁には排気管27が接続されており、該排気管27はエンジン20の下方を通って上記後輪11の右側方に配置されたマフラ28に接続されている。上記シリンダヘッド24の後壁には吸気管29が接続されており、該吸気管29は左,右のタンクレール3,3間を後方に延びてエアクリーナ(不図示)に接続されている。また上記エンジン20の前方上部には、エンジン冷却水を所定温度に保持するラジエータ30が配置されている。
上記左,右のタンクレール3,3の前端部及びラジエータ30の外側は、樹脂製のフロントカバー40,40により覆われている。該左,右のフロントカバー40,40は上記ラジエータ30に走行風を導入するエアスクープとして機能している。
上記左,右のシートレール5,5及びシートステー6,6の外側は、樹脂製の左,右のサイドカバー38,38により覆われている。該左,右のサイドカバー38は、前側サイドカバー41と後側サイドカバー42とに分割されている。
上記左,右の後側サイドカバー42,42の下面には、上記後輪11の上方を覆うリヤフェンダ39が配置されている。このリヤフェンダ39は、上記左,右のシートステー6の下側を覆うように延びる前フェンダ部39aと、該前フェンダ部39aの後端から斜め下方に延びる後フェンダ部39bとを有している。
上記シート13は、運転者が着座する前部シート13aと後席乗員が着座する後部シート13bとを一体形成したものである。該シート13の前端部は、上記燃料タンク12に着脱可能に係合支持されている。またシート13の後端部は、左,右のシートレール5,5間に結合されたクロスメンバ5bにロック機構(不図示)を介してロックされている。該ロック機構は、上記後フェンダ部39bに配置されたキーシリンダ45をキー操作することによりロックを解除可能となっている。
上記左,右の後側サイドカバー42,42は、シート13の左,右下縁13cとシートステー6との間を覆うように、かつ車両前後方向に流線形をなすよう延びている。
上記左,右の後側サイドカバー42,42の上縁には、車幅方向内側に折り曲げられ、かつシート13の下縁13cに沿って前後方向に延びる上縁部42bが形成されている。該上縁部42bの内縁部には、縦リブ42cが上方に起立するよう形成されている。この縦リブ42cはシート13の左,右下縁13cの車幅方向内側に位置し、該シート13の前後方向全長に渡るよう形成されている。この縦リブ42cにより上記シート13の下縁13cと上縁部42bとの隙間が覆われており、これにより雨水等が後側サイドカバー42内に侵入するのを防止している。
上記左,右の後側サイドカバー42,42の前端部には取付凹部42dが形成され、該取付凹部42dは左,右のシートレール5,5に結合された支持ブラケット5c,5cにボルト締め固定されている。また上記左,右の後側サイドカバー42,42の後部には所定間隔をあけて前後一対の突起部42e,42eが内側に突出するよう形成されている。前側の突起部42e,42eは、上記クロスメンバ5bにグロメット47を介在させて嵌合固定され、後側の突起部42eは、上記左,右のシートレール5,5の後端部間に結合されたテールブラケット5dにグロメット47を介在させて嵌合固定されている。なお、43aは後述するテールライト43の取付部である(図10(a)参照)。
上記左,右の後側サイドカバー42,42の後端部42a,42aは、上記シート13の後縁より後方に位置するように延びている。この左,右の後端部42a,42a間には、該後端部42a同士を連結するリヤカバー部としてのリヤカバー46が配置されている。このリヤカバー46は、上記シート13の後方の車体上面を覆っており、該リヤカバー46と上記左,右の後端部42a,42aは略連続面をなしている。
上記左,右の後端部42a,42a,リヤカバー46及び後フェンダ部39bで形成された開口部内に上述のテールライト43が装着されている。
上記左,右の後端部42a,42aのシート後端部付近には、取付フランジ部42g,42gが形成されている。この取付フランジ42g,42gは、上記後端部42a,42aから下方に段落ちするように形成され、かつ車幅方向内側に延びている。
また上記リヤカバー46の前縁には、前フランジ部46aが形成されている。この前フランジ部46aは、リヤカバー46の前縁から段落部46bにより下方に段落ちし、かつ上記左,右の取付フランジ部42g,42gの上面に重なるように車両前方に延びている。上記前フランジ部46aの左,右端部と左,右の取付フランジ部42g,42gとは上記テールブラケット5dに左,右のボルト48,48により共締め固定されている。
上記リヤカバー46と、上記左,右の後端部42aとの分割部49は連続面をなしており、またリヤカバー46側のリブ46cを後端部42a側の穴に係合させることにより、リヤカバー46はサイドカバー42に固定されている。
上記シート13の後端には後席乗員が把持するアルミニューム合金製のグラブバー50が着脱可能に配置されている。なお、このようなグラブバーを車体フレームに溶接等により固着することも、あるいはグラブバーを車体フレームと一体的に形成することも可能である。
上記グラブバー50は、上記シート13の後縁13dから斜め上向きに延びる把持部本体50aと、該把持部本体50aの左,右前端部から車両前方に延びる略長方形板状の左,右の取付部50b,50bとを有している。該左,右の取付部50b,50bには前後一対の取付穴50c,50cが形成されている。
なお、本実施形態において、シートの後縁13dとはシート13の後端において、該自動二輪車の車幅方向に延びる縁を意味する。この後縁13dには、車幅方向に対して平行なものは勿論、平行でないもの、角度を有するもの、あるいは曲線形状のものも含まれる。
そして上記左,右の取付部50b,50bは、上記リヤカバー46の段落ち部46bからシート13の後縁13dの下側を通って前方に挿入され、前後一対の結合ボルト52,52により車体フレーム側の左,右の結合ブラケット51,51の上壁部51aに固定されている。上記リヤカバー46の段落ち部46bと、シート13の後縁13dとで左,右の取付部50b,50bが挿入可能な開口が形成されている。
上記各結合ブラケット51,51は、上記左,右のシートレール5,5のテールブラケット5dの前側に固着されている。この左,右の結合ブラケット51,51は、前後方向に長く、かつ下側が開口した概ね箱状をなしている。なお、上記左,右の取付部50bは、上記シート13を取り外すことにより上方に露出するようになっている。
上記把持部本体50aは、左,右の把持部50a′,50a′と、該左,右の把持部50a′,50a′の上端同士を連結する上把持部50a′′とを有する概ね円弧状のものである。
上記左,右の把持部50a′,50a′には、上記左,右の取付部50b,50bの境界部から車幅方向外側に膨出する膨出部50d,50dが形成されている。該左,右の膨出部50d,50dの下面50d′は、車両側方から見ると、上記後側サイドカバー42の上縁部42bと略平行に前後方向に延びている。
また上記左,右の膨出部50d,50dは、車両上方から見ると、上記後側サイドカバー42の上縁部42bの外側面近傍に位置し、かつ該後側サイドカバー42とリヤカバー46との分割部49より外側に位置している。
上記左,右の把持部50a′,50a′同士は、車幅方向に延び、かつ前後方向に幅広に形成された帯板状の連結部50eにより連結されている。この連結部50eは、車幅方向中央部が左,右端部より高所に位置するように中央部から左,右下方に傾斜している。
上記連結部50eの前縁50e′はシート13の後縁13dに沿う形状を有し、後縁50e′′は、上記リヤカバー46の段落ち部46bの前縁に沿う形状を有する。これにより上記把持部本体50a及び連結部50eのみが外方に露出している。該連結部50eによりリヤカバー46の前フランジ部46a及び左,右のボルト48,48は覆われている。
上記連結部50eの後縁50e′′の車両前後方向位置は、上記左,右の把持部50a′,50a′の平面視における内側縁を車両側方から見た第1のラインである把持部ラインa (図7参照) と、上記リヤカバー46の上縁を車両側方から見た第2のラインであるカバーラインb(図3,4参照)との交点付近に位置している。
上記連結部50eの前縁部には、上記左,右の取付部50b,50bを連結する突条部50fが形成されている。この突条部50fは、上方に起立するリブ形状をなし、上記連結部50eの車幅方向全長に渡って延びている。
上記突条部50fは、左,右の取付部50b,50bの外縁まで延びる横突条部50f′と、該横突条部50f′の左,右外端部から左,右の取付部50b,50bの外縁に沿って前方に延びる前突条部50f′′,50f′′とを有している。上記突条部50fと上記連結部50eとの間は車幅方向中央部から左,右に下向きに傾斜する溝部50gとなっている。
上記突条部50fは、左,右の前突条部50f′′,50f′′が上記左,右の後側サイドカバー42,42の縦リブ42cに連なるように形成されている。これにより雨水は、突条部50fの後側に位置する溝部50gを左,右に流れて後側サイドカバー42の外面に排出される。
上記突条部50fは、上記シート13の後縁13dに対して車両前側に位置しており、該シート13の下方に隠れている。該突条部50fの前側には、略水平面をなすシート支持座50hが形成されている。このシート支持座50hにはシート13の底板が当接するようになっている。
本実施形態によれば、グラブバー50に左,右の把持部50a′,50a′からシート13の後縁13dの下側を通って前方に延びる左,右の取付部50b,50bを形成し、該左,右の取付部50b,50bを左,右のシートレール5,5の結合ブラケット51,51に結合ボルト52,52により固定したので、グラブバー50に後席乗員からの前後方向の力が加わっても、該グラブバー50の左,右の取付部50b,50bには前後方向の曲げ力が作用するだけであり、捩じり力が作用することはない。このため左,右の取付部50b,50bをそれほど厚肉,大型化することなく必要な取付け強度,剛性を確保することができ、重量及びコストの上昇を抑制できる。
本実施形態では、上記左,右の取付部50b,50bを、リヤカバー46の段落ち部46bからシート13の後縁13dの下側を通して前方に挿入して左,右のシートレール5,5に取付けたので、後側サイドカバー42やリヤカバー46に切欠きを形成する必要がなく、外観の悪化を防止できる。
上記左,右の把持部50a′,50a′の左,右の取付部50b,50bとの境界部に車幅方向外側に膨出する膨出部50d,50dを形成したので、左,右の把持部50a′,50a′の車幅方向の間隔を広くすることができ、後席乗員が把持し易くなり、安定した乗車姿勢を保持できる。
また上記左,右の膨出部50d.50dにより後側サイドカバー42の左,右の取付フランジ部42gを上方から覆うことができ、該取付フランジ部42gが見えることによる外観の悪化を防止できる。
上記左,右の膨出部50d,50dの下面50d′を、車両側方から見て、後側サイドカバー42の上縁部42bと平行に延びるように形成したので、車両側方から見たときの見栄えを向上できる。
上記左,右の把持部50a′,50a′を、左,右の取付部50b,50bとの境界部にて帯板状の連結部50eで連結し、該連結部50eの前縁50e′をシート13の後縁13dに沿うように形成し、後縁50e′′をリヤカバー46の段落ち部46bの前縁に沿うように形成したので、連結部50eがシート13後縁からリヤカバー46に連続する外装部品として機能することとなり、外観を向上できる。
本実施形態では、上記連結部50eに、左,右の後側サイドカバー42,42の縦リブ42cに連なる突条部50fを形成したので、雨水を突条部50fから後側サイドカバー42の外面に排出することができ、雨水が後側サイドカバー42内のシート13の下方に侵入するのを防止できる。
また上記突条部50fを左,右の取付部50b,50bを連結するように、かつ車幅方向全長に渡るように形成したので、把持部本体50aから左,右の取付部50b,50bに作用する捩じり力に対する剛性を向上できる。
上記突条部50fを、シート13の後縁13dより車両前側に位置させたので、突条部50fはシート13の下方に隠れることとなり、突条部50fに沿って流れた雨水等が乾くことで汚れることがあっても、該汚れはシート13によって覆われることから外観を損ねることはない。
本実施形態では、左,右の後側サイドカバー42,42の後端部42a,42a同士をリヤカバー46で連続面をなすように連結し、グラブバー50の連結部50eの後縁50e′′の車両前後方向位置が、左,右の把持部50a,50aの平面視における内側縁を車両側方から見た把持部ラインaと、上記リヤカバー46の上縁を車両側方から見たカバーラインbとの交点付近に位置するように形成したので、後側サイドカバー42,リヤカバー46にグラブバー50を取付けるための切欠き等を形成する必要がなく、外観の悪化を防止できる。
本発明の一実施形態による自動二輪車の側面図である。 上記自動二輪車の左,右のサイドカバーが配置された車体フレームの平面図である。 上記左,右のサイドカバーの側面図である。 上記車体フレームに結合されたグラブバーの側面図である。 上記グラブバーが配置されたサイドカバーの斜視図である。 上記グラブバーの斜視図である。 上記グラブバーの平面図である。 上記グラブバーの側面図である。 上記グラブバーの断面図(図7のIX-IX 線断面図) である。 上記サイドカバーの取付け部の断面図(図2のXb-Xb 線断面図, 図3のXa-Xa 線断面図) である。
符号の説明
1 車体フレーム
5 シートレール(車体フレーム)
13 シート
13c 下縁
13d 後縁
42 後側サイドカバー
42a 後端部
42b 上縁部
42c 縦リブ
46 リヤカバー(リヤカバー部)
50 グラブバー
50a 把持部本体
50a′ 把持部
50b 取付部
50d 膨出部
50d′ 下面
50e 連結部
50e′′ 後縁
50f 突条部
a 把持部ライン( 第1のライン)
b カバーライン( 第2のライン)

Claims (8)

  1. 車体フレームと、該車体フレームにより支持されたシートと、該シートの左,右縁部下方を覆うサイドカバーと、上記車体フレームに設けられたグラブバーとを備えた自動二輪車において、
    上記グラブバーは、乗員が把持する把持部と、上記車体フレームへの取付部とを有し、上記シートの後縁の下側を通って前方に延びており、上記取付部が上記シートの下方にて上記車体フレームに結合されていることを特徴とする自動二輪車。
  2. 請求項1において、上記把持部は、上記シートの後方にて上記取付部から車幅方向外側に膨出する膨出部を有していることを特徴とする自動二輪車。
  3. 請求項2において、車両側方から見たとき、上記膨出部の下面は、上記サイドカバーの上縁と略平行に前後方向に延びていることを特徴とする自動二輪車。
  4. 請求項1において、上記サイドカバーの上縁には、上記シートの左,右縁部の車幅方向内側に位置し、車両前後方向に延びる縦リブが形成されており、上記グラブバーには、上記縦リブに連なる突条部が形成されていることを特徴とする自動二輪車。
  5. 請求項4において、上記突条部は、上記グラブバーの車幅寸法略全長に渡るように延びていることを特徴とする自動二輪車。
  6. 請求項4において、上記グラブバーの上記車体フレームへの取付部は、左右一対設けられ、上記突条部は、上記左,右の取付部を連結するように延びていることを特徴とする自動二輪車。
  7. 請求項4において、上記突条部は、上記シートの後縁に対して車両前側に位置していることを特徴とする自動二輪車。
  8. 請求項1において、上記自動二輪車は、車両後端部にて車幅方向に延び上記シート後方の車体上面を覆うリヤカバー部を備え、上記グラブバーの把持部は、左右一対設けられ、該左,右の把持部同士は、取付部との境界部にて連結部で連結されており、該連結部の後縁の車両前後方向位置は、上記左,右の把持部の平面視における内側縁を車両側方から見た第1のラインと上記リヤカバー部の上縁を車両側方から見た第2のラインとの交点付近に位置していることを特徴とする自動二輪車。
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