JP2016088330A - 鞍乗型車両 - Google Patents

鞍乗型車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2016088330A
JP2016088330A JP2014226061A JP2014226061A JP2016088330A JP 2016088330 A JP2016088330 A JP 2016088330A JP 2014226061 A JP2014226061 A JP 2014226061A JP 2014226061 A JP2014226061 A JP 2014226061A JP 2016088330 A JP2016088330 A JP 2016088330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
hole
fastener
disposed
side cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014226061A
Other languages
English (en)
Inventor
靖幸 大坪
Yasuyuki Otsubo
靖幸 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2014226061A priority Critical patent/JP2016088330A/ja
Priority to EP15164333.5A priority patent/EP3018045B1/en
Priority to TW104117495A priority patent/TWI554424B/zh
Publication of JP2016088330A publication Critical patent/JP2016088330A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/28Other additional equipment, e.g. back-rests for children
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K2202/00Motorised scooters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

【課題】テールランプのメンテナンスが容易になると共に、グラブバーに力が加わったときにリアカバーとサイドカバー間に隙間が発生することを抑制する鞍乗型車両を提供すること。【解決手段】左サイドカバー36Lと、右サイドカバーと、左サイドカバー36Lの上方に配置された左カバー延出部42Lと右サイドカバーの上方に配置された右カバー延出部とを備えたリアカバーと、リアカバーの下方に配置されたテールランプと、左カバー延出部42Lの上方に配置された左連結部73Lと右カバー延出部の上方に配置された右連結部とを備えたグラブバーと、を備え、左サイドカバー36Lと、左カバー延出部42Lと、左連結部73Lとは、左締結具80LA、80LBによって左シートフレーム22Lに固定され、右サイドカバーと、右カバー延出部と、右連結部とは、右締結具によって右シートフレームに固定されている。【選択図】図8

Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
同乗者の乗車が可能な鞍乗型車両は、シートの後方にグラブバーを備えている。シートに着座した同乗者は、グラブバーを手で掴む。
また、鞍乗型車両は、シートの下方に配置された左右のサイドカバーと、左右のサイドカバーの後部の間に配置されたリアカバーと、リアカバーの下方に配置されたテールランプとを備えている。テールランプのメンテナンスは、通常、リアカバーを取り外して行われる。特許文献1には、リアカバーの上方に配置されたグラブバーを備えた鞍乗型車両が開示されている。特許文献1では、グラブバーがリアカバーの上方に配置されているため、テールランプをメンテナンスする際には、リアカバーに加えてグラブバーを取り外したほうが、メンテナンスは容易に行われる。特許文献1の鞍乗型車両では、リアカバーとグラブバーとが固定ボルトによって車体フレームに固定されている。このため、固定ボルトを取り外すことによって、グラブバーとリアカバーとを取り外すことができ、テールランプのメンテナンスが容易に行われる。
特許第2777846号公報
しかし、特許文献1の鞍乗型車両では、リアカバーとグラブバーとが固定ボルトによって車体フレームに固定され、サイドカバーは、リアカバーおよびグラブバーとは別に車体フレーム固定されている。このため、リアカバーに固定されたグラブバーに力が加わると、リアカバーが動くことがある。この結果、リアカバーとサイドカバーとの間に隙間が生じ、隙間から埃や水がカバー内部に侵入する虞がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、テールランプのメンテナンスが容易になると共に、グラブバーに力が加わったときにリアカバーとサイドカバーとの間に隙間が発生することを抑制する鞍乗型車両を提供することである。
本発明に係る鞍乗型車両は、メインフレームから後方に延びる左シートフレームと、前記メインフレームから後方に延び、前記左シートフレームの右側方に配置された右シートフレームと、前記左シートフレームおよび前記右シートフレームに支持されたシートと、前記左シートフレームの左側方に配置された左サイドカバーと、前記右シートフレームの右側方に配置された右サイドカバーと、前記左サイドカバーの後部と前記右サイドカバーの後部との間に配置されたメインカバー部と、前記メインカバー部から前方に延び、前記左サイドカバーの上方に配置された左カバー延出部と、前記メインカバー部から前方に延び、前記右サイドカバーの上方に配置された右カバー延出部と、を備えたリアカバーと、前記リアカバーの少なくとも一部の下方に配置されたテールランプと、前記シートの左側方から後方に延びる左側部と、前記シートの右側方から後方に延びる右側部と、前記シートの後方において、前記左側部と前記右側部とを連結する連結部と、を備えたグラブバーと、を備え、車両平面視において、前記連結部は、前記リアカバーの前記メインカバー部と重なり、前記左側部は、前記左カバー延出部の上方に配置された左連結部を備え、前記右側部は、前記右カバー延出部の上方に配置された右連結部を備え、前記左サイドカバーと、前記左カバー延出部と、前記左連結部とは、左締結具によって前記左シートフレームに固定され、前記右サイドカバーと、前記右カバー延出部と、前記右連結部とは、右締結具によって前記右シートフレームに固定されている。
本発明に係る鞍乗型車両では、左サイドカバーと左カバー延出部と左連結部とが左締結具によって左シートフレームに固定され、右サイドカバーと右カバー延出部と右連結部とが右締結具によって右シートフレームに固定されている。これにより、左サイドカバーと右サイドカバーとリアカバーとグラブバーとは一体に固定されている。このため、左サイドカバー、右サイドカバー、リアカバーおよびグラブバーの少なくともいずれか一つの部材に外力が加わったとき、左サイドカバー、右サイドカバーおよびリアカバーは一体に動く。これにより、部材同士に隙間が生じることを抑制することができる。この結果、隙間から埃や水が左サイドカバー内部、右サイドカバー内部およびリアカバー内部に侵入することが抑制される。また、テールランプのメンテナンスのときには、左右締結具を左右シートフレームからそれぞれ取り外すことによって、グラブバーとリアカバーとを取り外すことができる。グラブバーとリアカバーとが別々に左右シートフレームに固定されている場合と比較して、テールランプのメンテナンスが容易となる。なお、リアカバーの左右カバー延出部は、それぞれ左右サイドカバーの上方に配置されている。このため、テールランプのメンテナンスのときには、左右サイドカバーを取り外さなくても、グラブバーとリアカバーとを左右シートフレームから取り外すことができる。
本発明の一態様によれば、前記左締結具は、第1左締結具と、前記第1左締結具の後方に配置された第2左締結具とを備え、前記左サイドカバーには、前記第1左締結具が挿入された第1左貫通孔と、前記第2左締結具が挿入され、前記第1左貫通孔の後方に配置された第2左貫通孔とが形成され、前記左カバー延出部には、前記第1左締結具が挿入され、前記第1左貫通孔の上方に配置された第3左貫通孔と、前記第2左締結具が挿入され、前記第3左貫通孔の後方かつ前記第2左貫通孔の上方に配置された第4左貫通孔とが形成され、前記第1左貫通孔の周縁部または前記第2左貫通孔の周縁部には、上方に延び、前記第3左貫通孔または前記第4左貫通孔を貫通する第1左ボス部が形成され、前記第3左貫通孔の周縁部または前記第4左貫通孔の周縁部には、下方に延び、前記第1左ボス部が形成されていない前記第1左貫通孔または前記第2左貫通孔を貫通する第2左ボス部が形成され、前記右締結具は、第1右締結具と、前記第1右締結具の後方に配置された第2右締結具とを備え、前記右サイドカバーには、前記第1右締結具が挿入された第1右貫通孔と、前記第2右締結具が挿入され、前記第1右貫通孔の後方に配置された第2右貫通孔とが形成され、前記右カバー延出部には、前記第1右締結具が挿入され、前記第1右貫通孔の上方に配置された第3右貫通孔と、前記第2右締結具が挿入され、前記第3右貫通孔の後方かつ前記第2右貫通孔の上方に配置された第4右貫通孔とが形成され、前記第1右貫通孔の周縁部または前記第2右貫通孔の周縁部には、上方に延び、前記第3右貫通孔または前記第4右貫通孔を貫通する第1右ボス部が形成され、前記第3右貫通孔の周縁部または前記第4右貫通孔の周縁部には、下方に延び、前記第1右ボス部が形成されていない前記第1右貫通孔または前記第2右貫通孔を貫通する第2右ボス部が形成されている。
上記態様によれば、左サイドカバーとリアカバーとグラブバーとを左シートフレームに固定し、右サイドカバーとリアカバーとグラブバーとを右シートフレームに固定するとき、左右サイドカバーにそれぞれ形成された第1左右ボス部と、リアカバーの左右カバー延出部にそれぞれ形成された第2左右ボス部とが左右連結部によって押しつぶされる。このため、左右サイドカバーとリアカバーとの固定がより安定すると共に、左右サイドカバーとリアカバーとの隙間の発生を抑制することができる。
本発明の一態様によれば、前記左カバー延出部は、前記第3左貫通孔の周縁部から前方に延びる左前端部を備え、前記右カバー延出部は、前記第3右貫通孔の周縁部から前方に延びる右前端部を備えている。
上記態様によれば、左右カバー延出部がそれぞれ左右前端部を備えていない場合と比較して、第3左右貫通孔の周辺において左右サイドカバーとリアカバーとの隙間が発生することを抑制することできる。
本発明の一態様によれば、前記シートの後端より前方において、前記左サイドカバーと、前記左カバー延出部と、前記左連結部とは、左締結具によって前記左シートフレームに固定され、前記シートの後端より前方において、前記右サイドカバーと、前記右カバー延出部と、前記右連結部とは、右締結具によって前記右シートフレームに固定されている。
上記態様によれば、車両の前後方向の長さを大きくすることなく、テールランプのメンテナンス空間を確保することができる。
本発明の一態様によれば、前記左サイドカバーの少なくとも一部の後方に配置され、かつ、車両背面視で前記テールランプの左方に配置された左テールフラッシャーと、前記右サイドカバーの少なくとも一部の後方に配置され、かつ、車両背面視で前記テールランプの右方に配置された右テールフラッシャーと、を備え、前記左テールフラッシャーおよび前記右テールフラッシャーは、車両平面視で前記グラブバーと重なり、かつ、車両側面視で前記リアカバーの少なくとも一部の下方に配置されている。
上記態様によれば、左右テールフラッシャーのメンテナンスのときには、左右締結具を左右シートフレームからそれぞれ取り外すことによって、グラブバーとリアカバーとを取り外すことができる。グラブバーとリアカバーとが別々に左右シートフレームに固定されている場合と比較して、左右テールフラッシャーのメンテナンスが容易となる。
本発明の一態様によれば、前記左カバー延出部は、前記左テールフラッシャーより前方に配置され、前記右カバー延出部は、前記右テールフラッシャーより前方に配置されている。
上記態様によれば、左右カバー延出部が左右テールフラッシャーより前方に配置されているため、リアカバーを左右シートフレームから取り外したときに、左右テールフラッシャーの上方の開口の面積が広くなる。このため、左右テールフラッシャーのメンテナンスが容易となる。
本発明の一態様によれば、前記リアカバーは、前記メインカバー部の前端から上方に延びる縦壁を備え、前記グラブバーは、前記左連結部から上方に延び、前記縦壁の左端部の左側方に配置された左縦部と、前記右連結部から上方に延び、前記縦壁の右端部の右側方に配置された右縦部と、を備え、車両背面視で、前記左縦部の上端および前記右縦部の上端は、前記縦壁の上端と同一の高さに位置する。
上記態様によれば、グラブバーとリアカバーとの隙間が小さくなるため、埃等がリアカバーの内部に侵入することを抑制することができる。
以上のように、本発明によれば、テールランプのメンテナンスが容易になると共に、グラブバーに力が加わったときにリアカバーとサイドカバー間に隙間が発生することを抑制する鞍乗型車両を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車を示す左側面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車の車体フレームを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車の後部周りの構造を示す左側面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車の後部周りの構造を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車からシートを取り外したときの自動二輪車の後部周りの構造を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る左サイドカバーを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る左サイドカバーの一部を拡大した斜視図である。 図5中のVIII‐VIII線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車からリアカバーを取り外したときの自動二輪車の後部周りの構造を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車を示す背面図である。 本発明の一実施形態に係るリアカバーを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車からグラブバーを取り外したときの自動二輪車の後部周りの構造を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るリアカバーの一部を拡大した斜視図である。 本発明の一実施形態に係るグラブバーを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るグラブバーを示す左側面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る鞍乗型車両はスクータ型の自動二輪車1である。ただし、本発明に係る鞍乗型車両はスクータ型の自動二輪車1に限定されない。鞍乗型車両は、スクータ型以外の形式の自動二輪車であってもよい。また、鞍乗型車両は、自動三輪車やATV(All Terrain Vehicle)等の自動二輪車以外の車両であってもよい。なお、鞍乗型車両とは、乗員が跨って乗車する車両を意味する。
以下の説明において、特に断らない限り、前、後、左、右、上、下は、それぞれ自動二輪車1の第1シート12に着座した運転者から見た前、後、左、右、上、下を意味するものとする。上、下は、それぞれ自動二輪車1が水平面上に停止しているときの鉛直方向の上、下を意味するものとする。図面に付した符号F、Re、L、R、Up,Dnは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表す。
図1に示すように、自動二輪車1は、ヘッドパイプ2と、ヘッドパイプ2に固定された車体フレーム20とを備えている。ヘッドパイプ2には、図示しないステアリングシャフトが支持されている。ステアリングシャフトの上部には、ハンドル5が取り付けられている。ステアリングシャフトの下部には、フロントフォーク6が連結されている。フロントフォーク6には、前輪7が支持されている。自動二輪車1は、パワーユニット8を備えている。図示は省略するが、パワーユニット8は、内燃機関とVベルト式無段変速機とを備えている。パワーユニット8の前端部は、車体フレーム20に揺動可能に支持されている。パワーユニット8の後端部には、後輪9が連結されている。後輪9はシート10の下方に配置されている。後輪9の上方には、リアフェンダ18が配置されている。リアフェンダ18の上方には、マッドガード19が配置されている。
図1に示すように、車体フレーム20は、ヘッドパイプ2から後方に延びるメインフレーム21と、メインフレーム21から後方に延びる左シートフレーム22Lと、メインフレーム21から後方に延びる右シートフレーム22Rとを備えている。図2に示すように、メインフレーム21は、ヘッドパイプ2から後斜め下方に延びる前フレーム21Aと、前フレーム21Aの下端部から後方に延びる下フレーム21Bと、下フレーム21Bの下端部から車幅方向に延びる後フレーム21Cとを備えている。左シートフレーム22Lは、後フレーム21Cの左端部から後斜め上方に延びている。右シートフレーム22Rは、後フレーム21Cの右端部から後斜め上方に延びている。右シートフレーム22Rは、左シートフレーム22Lの右側方に配置されている。図1に示すように、車両側面視において、前フレーム21Aの後方、下フレーム21Bの上方、左シートフレーム22Lの前方および右シートフレーム22Rの前方には、凹部16が形成されている。
図1に示すように、シート10は、左シートフレーム22Lおよび右シートフレーム22Rに支持されている。シート10は、左シートフレーム22Lおよび右シートフレーム22Rに直接的に支持されていてもよいし、他の部材を介して間接的に支持されていてもよい。シート10は、運転者が座る第1シート12と、同乗者が座る第2シート14とを備えている。図3に示すように、第2シート14は、第1シート12の後方に配置されている。第1シート12の上面12Tは、第2シート14の上面14Tより下方に位置する。
図1に示すように、自動二輪車1は、ヘッドパイプ2および前フレーム21Aの前方に配置されたフロントカバー30と、ヘッドパイプ2および前フレーム21Aの後方に配置されたインナーパネル31と、下フレーム21Bの上方に配置されたフラットフートボード32と、シート10の下方に配置されたシート下カバー34と、左シートフレーム22Lの左側方に配置された左サイドカバー36Lと、右シートフレーム22Rの右側方に配置された右サイドカバー36R(図4も参照)と、左サイドカバー36Lの後部と右サイドカバー36Rの後部との間に配置されたリアカバー38(図5も参照)とを備えている。リアカバー38と左サイドカバー36Lと右サイドカバー36Rとは、別体であり、互いに分離可能である。
図1に示すように、左サイドカバー36Lは、車両側面視において、シート下カバー34の後方に配置されている。左サイドカバー36Lは、第2シート14の下方に配置されている。左サイドカバー36Lの前端36LFは、後輪9より前方に配置されている。左サイドカバー36Lの前端36LFは、フラットフートボード32より下方に配置されている。右サイドカバー36Rは、車両側面視において、シート下カバー34の後方に配置されている。右サイドカバー36Rは、第2シート14の下方に配置されている。右サイドカバー36Rの前端36RFは、後輪9より前方に配置されている。右サイドカバー36Rの前端36RFは、フラットフートボード32より下方に配置されている。
図6に示すように、左サイドカバー36Lは、左サイドカバー側部36LLと、左サイドカバー上部36LUとを備えている。左サイドカバー側部36LLは、左シートフレーム22L(図1参照)の左側方に配置されている。左サイドカバー上部36LUは、左シートフレーム22Lの上方に配置されている。左サイドカバー36Lには、第1左貫通孔37LAと、第1左貫通孔37LAの後方に配置された第2左貫通孔37LBとが形成されている。第1左貫通孔37LAおよび第2左貫通孔37LBは、左サイドカバー上部36LUに形成されている。
図7に示すように、第2左貫通孔37LBの周縁部37LDには、第1左ボス部35Lが形成されている。第1左ボス部35Lは、周縁部37LDから上方に延びる。第1左ボス部35Lは、後述の第4左貫通孔43LB(図11参照)を貫通する。第1左ボス部35Lは、第1左貫通孔37LAの周縁部37LCに形成されていてもよい。このとき、第1左ボス部35Lは、後述の第3左貫通孔43LA(図11参照)を貫通する。
図8に示すように、第1左貫通孔37LAには、第1左締結具80LAが挿入される。第2左貫通孔37LBには、第2左締結具80LBが挿入される。本実実施形態では、第1左締結具80LAおよび第2左締結具80LBは、ボトル81およびナット82を含む。
図9に示すように、右サイドカバー36Rは、右サイドカバー側部36RLと、右サイドカバー上部36RUとを備えている。右サイドカバー側部36RLは、右シートフレーム22R(図2参照)の右側方に配置されている。右サイドカバー上部36RUは、右シートフレーム22Rの上方に配置されている。右サイドカバー36Rには、第1右貫通孔37RAと、第1右貫通孔37RAの後方に配置された第2右貫通孔37RBとが形成されている。第1右貫通孔37RAおよび第2右貫通孔37RBは、右サイドカバー上部36RUに形成されている。第1右貫通孔37RAには、第1右締結具80RA(図5参照)が挿入される。第2右貫通孔37RBには、第2右締結具80RB(図5参照)が挿入される。本実実施形態では、第1右締結具80RAおよび第2右締結具80RBは、ボトルおよびナットを含む。
図9に示すように、第2右貫通孔37RBの周縁部37RDには、第1右ボス部35Rが形成されている。第1右ボス部35Rは、周縁部37RDから上方に延びる。第1右ボス部35Rは、後述の第4右貫通孔43RB(図11参照)を貫通する。第1右ボス部35Rは、第1右貫通孔37RAの周縁部37RCに形成されていてもよい。このとき、第1右ボス部35Rは、後述の第3右貫通孔43RA(図11参照)を貫通する。
図10に示すように、リアカバー38は、車両背面視でシート10の下方に配置されている。図1に示すように、リアカバー38は、第2シート14の下方に配置されている。図11に示すように、リアカバー38は、メインカバー部40と、左カバー延出部42Lと、右カバー延出部42Rとを備えている。図12に示すように、メインカバー部40は、左サイドカバー36Lの後部と右サイドカバー36Rの後部との間に配置されている。左カバー延出部42Lは、メインカバー部40から前方に延びている。左カバー延出部42Lは、左サイドカバー36Lの上方に配置されている。左カバー延出部42Lは、左サイドカバー上部36LU(図9参照)の上方に配置されている。左カバー延出部42Lの少なくとも一部は、後述の左テールフラッシャー64Lより前方に配置されている。右カバー延出部42Rは、メインカバー部40から前方に延びている。右カバー延出部42Rは、右サイドカバー36Rの上方に配置されている。右カバー延出部42Rは、右サイドカバー上部36RU(図9参照)の上方に配置されている。右カバー延出部42Rの少なくとも一部は、後述の右テールフラッシャー64Rより前方に配置されている。
図11に示すように、左カバー延出部42Lには、第3左貫通孔43LAと、第3左貫通孔43LAの後方に配置された第4左貫通孔43LBとが形成されている。第3左貫通孔43LAは、第1左貫通孔37LA(図9参照)の上方に配置されている。第4左貫通孔43LBは、第2左貫通孔37LB(図9参照)の上方に配置されている。図8に示すように、第3左貫通孔43LAには、第1左締結具80LAが挿入される。第4左貫通孔43LBには、第2左締結具80LBが挿入される。
図11に示すように、第3左貫通孔43LAの周縁部43LCには、第2左ボス部44L(図13も参照)が形成されている。第2左ボス部44Lは、周縁部43LCから下方に延びる。第2左ボス部44Lは、第1左貫通孔37LA(図9参照)を貫通する。第2左ボス部44Lは、第4左貫通孔43LBの周縁部43LDに形成されていてもよい。このとき、第2左ボス部44Lは、第2左貫通孔37LB(図9参照)を貫通する。
図11に示すように、右カバー延出部42Rには、第3右貫通孔43RAと、第3右貫通孔43RAの後方に配置された第4右貫通孔43RBとが形成されている。第3右貫通孔43RAは、第1右貫通孔37RA(図9参照)の上方に配置されている。第4右貫通孔43RBは、第2右貫通孔37RB(図9参照)の上方に配置されている。第3右貫通孔43RAには、第1右締結具80RA(図5参照)が挿入される。第4右貫通孔43RBには、第2右締結具80RB(図5参照)が挿入される。
図11に示すように、第3右貫通孔43RAの周縁部43RCには、第2右ボス部44Rが形成されている。第2右ボス部44Rは、周縁部43RCから下方に延びる。第2右ボス部44Rは、第1右貫通孔37RA(図9参照)を貫通する。第2右ボス部44Rは、第4右貫通孔43RBの周縁部43RDに形成されていてもよい。このとき、第2右ボス部44Rは、第2右貫通孔37RB(図9参照)を貫通する。
図11に示すように、左カバー延出部42Lは、第3左貫通孔43LAの周縁部43LCから前方に延びる左前端部45Lを備えている。右カバー延出部42Rは、第3右貫通孔43RAの周縁部43RCから前方に延びる右前端部45Rを備えている。図12に示すように、左前端部45Lは、左テールフラッシャー64Lより前方に配置されている。右前端部45Rは、右テールフラッシャー64Rより前方に配置されている。車両平面視において、左前端部45Lと右前端部45Rとの間には、燃料タンク3の少なくとも一部が配置されている。左前端部45Lと右前端部45Rとの間には、燃料タンク3のタンクキャップ3Aが配置されている。タンクキャップ3Aは、図示しない給油孔を開閉自在に覆っている。
図10に示すように、リアカバー38は、メインカバー部40の前端40F(図11参照)から上方に延びる縦壁47を備えている。
図1に示すように、自動二輪車1は、グラブバー70を備えている。グラブバー70は、第2シート14に座る同乗者が体を支えるときに同乗者によって掴まれる部材である。グラブバー70は、第1シート12より後方に配置されている。グラブバー70は、左サイドカバー36Lおよび右サイドカバー36Rより上方に配置されている。図10に示すように、グラブバー70の上端70Tは、シート10の上端10Tより下方に位置する。
図4に示すように、グラブバー70は、左側部72Lと、右側部72Rと、連結部72Xとを備えている。左側部72Lは、シート10の左側方から後方に延びる。左側部72Lは、第2シート14の左側方から後方に延びる。右側部72Rは、シート10の右側方から後方に延びる。右側部72Rは、第2シート14の右側方から後方に延びる。連結部72Xは、シート10の後方において、左側部72Lと右側部72Rとを連結する。連結部72Xは、シート10の後端10Rより後方に配置されている。連結部72Xは、車両平面視において、リアカバー38のメインカバー部40と重なる。図5に示すように、左側部72Lは、左連結部73L(図14も参照)を備えている。左連結部73Lは、左カバー延出部42Lの上方に配置されている。右側部72Rは、右連結部73R(図14も参照)を備えている。右連結部73Rは、右カバー延出部42Rの上方に配置されている。
図14に示すように、左連結部73Lには、第5左貫通孔74LAと、第5左貫通孔74LAの後方に配置された第6左貫通孔74LBとが形成されている。第5左貫通孔74LAの周縁部75LAには、第3左ボス部76LA(図15も参照)が形成されている。第3左ボス部76LAは、周縁部75LAから下方に延びる。第3左ボス部76LAは、第1左貫通孔37LA(図9参照)と第3左貫通孔43LA(図12参照)とを貫通する。第6左貫通孔74LBの周縁部75LBには、第4左ボス部76LB(図15も参照)が形成されている。第4左ボス部76LBは、周縁部75LBから下方に延びる。第4左ボス部76LBは、第2左貫通孔37LB(図9参照)と第4左貫通孔43LB(図12参照)とを貫通する。図8に示すように、第5左貫通孔74LAには、第1左締結具80LAが挿入される。第6左貫通孔74LBには、第2左締結具80LBが挿入される。
図14に示すように、右連結部73Rには、第5右貫通孔74RAと、第5右貫通孔74RAの後方に配置された第6右貫通孔74RBとが形成されている。第5右貫通孔74RAの周縁部75RAには、第3右ボス部76RAが形成されている。第3右ボス部76RAは、周縁部75RAから下方に延びる。第3右ボス部76RAは、第1右貫通孔37RA(図9参照)と第3右貫通孔43RA(図12参照)とを貫通する。第6右貫通孔74RBの周縁部75RBには、第4右ボス部76RBが形成されている。第4右ボス部76RBは、周縁部75RBから下方に延びる。第4右ボス部76RBは、第2右貫通孔37RB(図9参照)と第4右貫通孔43RB(図12参照)とを貫通する。第5右貫通孔74RAには、第1右締結具80RA(図5参照)が挿入される。第6右貫通孔74RBには、第2右締結具80RB(図5参照)が挿入される。
図14に示すように、グラブバー70は、左縦部78Lと、右縦部78Rとを備えている。左縦部78Lは、左連結部73Lから上方に延びる。右縦部78Rは、右連結部73Rから上方に延びる。図10に示すように、左縦部78Lは、リアカバー38の縦壁47の左端部47Lの左側方に配置されている。右縦部78Rは、リアカバー38の縦壁47の右端部47Rの右側方に配置されている。車両背面視で、左縦部78Lの上端78LTは、縦壁47の上端47Tと同一の高さに位置する。車両背面視で、右縦部78Rの上端78RTは、縦壁47の上端47Tと同一の高さに位置する。なお、車両背面視で、左縦部78Lの上端78LTは、少なくとも縦壁47の左端部47Lの上端47LTと同一の高さに位置するとよい。車両背面視で、右縦部78Rの上端78RTは、少なくとも縦壁47の右端部47Rの上端47RTと同一の高さに位置するとよい。
図5に示すように、左サイドカバー36Lと、左カバー延出部42Lと、左連結部73Lとは、第1左締結具80LAおよび第2左締結具80LBによって左シートフレーム22L(図2参照)に固定されている。より詳細には、図8に示すように、左サイドカバー36Lと、左カバー延出部42Lと、左連結部73Lとは、第1左締結具80LAおよび第2左締結具80LBによって左シートフレーム22Lに設けられた左ブラケット84Lに固定されている。第1左締結具80LAは、左サイドカバー36Lに形成された第1左貫通孔37LAと、左カバー延出部42Lに形成された第3左貫通孔43LAと、左連結部73Lに形成された第5左貫通孔74LAと、左ブラケット84Lに形成された第7左貫通孔85LAとに挿入されている。第2左締結具80LBは、左サイドカバー36Lに形成された第2左貫通孔37LBと、左カバー延出部42Lに形成された第4左貫通孔43LBと、左連結部73Lに形成された第6左貫通孔74LBと、左ブラケット84Lに形成された第8左貫通孔85LBとに挿入されている。第1左締結具80LAおよび第2左締結具80LBは、左サイドカバー36Lと、左カバー延出部42Lと、左連結部73Lと、左ブラケット84Lとを一体に固定している。
図5に示すように、右サイドカバー36Rと、右カバー延出部42Rと、右連結部73Rとは、第1右締結具80RAおよび第2右締結具80RBによって右シートフレーム22R(図2参照)に固定されている。より詳細には、右サイドカバー36Rと、右カバー延出部42Rと、右連結部73Rとは、第1右締結具80RAおよび第2右締結具80RBによって右シートフレーム22Rに設けられた右ブラケット84R(図2参照)に固定されている。第1右締結具80RAは、右サイドカバー36Rに形成された第1右貫通孔37RA(図9参照)と、右カバー延出部42Rに形成された第3右貫通孔43RA(図12参照)と、右連結部73Rに形成された第5右貫通孔74RA(図14参照)と、右ブラケット84Rに形成された第7右貫通孔85RA(図2参照)とに挿入されている。第2右締結具80RBは、右サイドカバー36Rに形成された第2右貫通孔37RB(図9参照)と、右カバー延出部42Rに形成された第4右貫通孔43RB(図12参照)と、右連結部73Rに形成された第6右貫通孔74RB(図14参照)と、右ブラケット84Rに形成された第8右貫通孔85RB(図2参照)とに挿入されている。第1右締結具80RAおよび第2右締結具80RBは、右サイドカバー36Rと、右カバー延出部42Rと、右連結部73Rと、右ブラケット84Rとを一体に固定している。
本実施形態では、図5に示すように、シート10の後端10Rより前方において、左サイドカバー36Lと、左カバー延出部42Lと、左連結部73Lとは、第1左締結具80LAおよび第2左締結具80LBによって左シートフレーム22L(図2参照)に固定され、かつ、右サイドカバー36Rと、右カバー延出部42Rと、右連結部73Rとは、第1右締結具80RAおよび第2右締結具80RBによって右シートフレーム22R(図2参照)に固定されているが、シート10の後端10Rより後方であってもよい。
図1に示すように、自動二輪車1は、テールランプ60と、左テールフラッシャー64Lと、右テールフラッシャー64R(図4も参照)とを備えている。テールランプ60は、リアカバー38の少なくとも一部の下方に配置されている。図10に示すように、テールランプ60は、左サイドカバー36Lより右方に配置されている。テールランプ60は、右サイドカバー36Rより左方に配置されている。図9に示すように、テールランプ60は、テールランプ用バルブ62を備えている。図12に示すように、テールランプ用バルブ62は、車両平面視でリアカバー38と重なる。
図1に示すように、左テールフラッシャー64Lは、左サイドカバー36Lの少なくとも一部の後方に配置されている。右テールフラッシャー64Rは、右サイドカバー36Rの少なくとも一部の後方に配置されている。左テールフラッシャー64Lおよび右テールフラッシャー64Rは、車両側面視でリアカバー38の少なくとも一部の下方に配置されている。左テールフラッシャー64Lは、車両側面視で左カバー延出部42Lより下方に配置されている。右テールフラッシャー64Rは、車両側面視で右カバー延出部42Rより下方に配置されている。図4に示すように、左テールフラッシャー64Lおよび右テールフラッシャー64Rは、車両平面視でグラブバー70と重なる。左テールフラッシャー64Lは、車両平面視でグラブバー70の左側部72Lと重なる。右テールフラッシャー64Rは、車両平面視でグラブバー70の右側部72Rと重なる。図10に示すように、左テールフラッシャー64Lは、車両背面視でテールランプ60の左方に配置されている。右テールフラッシャー64Rは、車両背面視でテールランプ60の右方に配置されている。図9に示すように、左テールフラッシャー64Lは、左テールフラッシャー用バルブ65Lを備えている。右テールフラッシャー64Rは、右テールフラッシャー用バルブ65Rを備えている。図12に示すように、車両平面視で、左テールフラッシャー用バルブ65Lの一部は、リアカバー38と重なる。車両平面視で、右テールフラッシャー用バルブ65Rの一部は、リアカバー38と重なる。
図9に示すように、テールランプ用バルブ62の前方、左テールフラッシャー用バルブ65Lの右方および右テールフラッシャー用バルブ65Rの左方には、メンテナンス用の空間68が形成されている。自動二輪車1から、グラブバー70およびリアカバー38を取り外すと、空間68が外部に露出する。
以上のように、自動二輪車1によれば、左サイドカバー36Lと左カバー延出部42Lと左連結部73Lとが第1左締結具80LAおよび第2左締結具80LBによって左シートフレーム22Lに固定され、右サイドカバー36Rと右カバー延出部42Rと右連結部73Rとが第1右締結具80RAおよび第2右締結具80RBによって右シートフレーム22Rに固定されることによって、左サイドカバー36Lと右サイドカバー36Rとリアカバー38とグラブバー70とは一体に固定されている。これにより、左サイドカバー36L、右サイドカバー36R、リアカバー38およびグラブバー70の少なくともいずれか一つの部材に外力が加わったとき、左サイドカバー36L、右サイドカバー36Rおよびリアカバー38は一体に動く。このため、部材同士に隙間が生じることを抑制することができる。この結果、隙間から埃や水が左サイドカバー36L内部、右サイドカバー36R内部およびリアカバー38内部に侵入することが抑制される。また、テールランプ60のメンテナンスのときには、第1左右締結具80LA、80RAおよび第2左右締結具80LB、80RBを左右シートフレーム22L、22Rからそれぞれ取り外すことによって、グラブバー70とリアカバー38とを取り外すことができる。グラブバー70とリアカバー38とが別々に左右シートフレーム22L、22Rに固定されている場合と比較して、テールランプ60のメンテナンスが容易となる。なお、リアカバー38の左右カバー延出部42L、42Rは、それぞれ左右サイドカバー36L、36Rの上方に配置されている。このため、テールランプ60のメンテナンスのときには、左右サイドカバー36L、36Rを取り外さなくても、グラブバー70とリアカバー38とを左右シートフレーム22L、22Rから取り外すことができる。
本実施形態の自動二輪車1によれば、左サイドカバー36Lとリアカバー38とグラブバー70とを左シートフレーム22Lに固定するとき、左サイドカバー36Lに形成された第1左ボス部35Lは、第6左貫通孔74LBの周縁部75LBによって押しつぶされ、左カバー延出部42Lに形成された第2左44Lは、第5左貫通孔74LAの周縁部75LAによって押しつぶされる。右サイドカバー36Rとリアカバー38とグラブバー70とを右シートフレーム22Rに固定するとき、右サイドカバー36Rに形成された第1右ボス部35Rは、第6右貫通孔74RBの周縁部75RBによって押しつぶされ、右カバー延出部42Rに形成された第2右44Rは、第5右貫通孔74RBの周縁部75RBによって押しつぶされる。このため、左右サイドカバー36L、36Rとリアカバー38との固定がより安定すると共に、左右サイドカバー36L、36Rとリアカバー38との隙間の発生を抑制することができる。
本実施形態の自動二輪車1によれば、図5に示すように、左カバー延出部42Lは、第3左貫通孔43LAの周縁部43LCから前方に延びる左前端部43Lを備え、右カバー延出部42Rは、第3右貫通孔43RAの周縁部43RCから前方に延びる右前端部45Rを備えている。左右カバー延出部42L、42Rがそれぞれ左右前端部45L、45Rを備えていない場合と比較して、第3左右貫通孔43LA、43Rの周辺において左右サイドカバー36L、36Rとリアカバー38との隙間が発生することを抑制することできる。
本実施形態の自動二輪車1によれば、図5に示すように、シート10の後端10Rより前方において、左サイドカバー36Lと、左カバー延出部42Lと、左連結部73Lとは、第1左締結具80LAおよび第2左締結具80LBによって左シートフレーム22Lに固定され、シート10の後端10Rより前方において、右サイドカバー36Rと、右カバー延出部42Rと、右連結部73Rとは、第1右締結具80RAおよび第2右締結具80RBによって右シートフレーム22Rに固定されている。これにより、自動二輪車1の前後方向の長さを大きくすることなく、テールランプ60のメンテナンス空間を確保することができる。
本実施形態の自動二輪車1によれば、左右テールフラッシャー64L、64Rのメンテナンスのときには、第1左右締結具80LA、80RAおよび第2左右締結具80LB、80RBを左右シートフレーム22L、22Rからそれぞれ取り外すことによって、グラブバー70とリアカバー38とを取り外すことができる。グラブバー70とリアカバー38とが別々に左右シートフレーム22L、22Rに固定されている場合と比較して、左右テールフラッシャー64L、64Rのメンテナンスが容易となる。
本実施形態の自動二輪車1によれば、図12に示すように、左右カバー延出部42L、42Rが左右テールフラッシャー64L、64Rより前方に配置されているため、リアカバー38を左右シートフレーム22L、22Rから取り外したときに、左右テールフラッシャー64L、64Rの上方の開口の面積が広くなる。このため、左右テールフラッシャー64L、64Rのメンテナンスが容易となる。
本実施形態の自動二輪車1によれば、図10に示すように、車両背面視で、グラブバー70の左縦部78Lの上端78LTおよび右縦部78Rの上端78RTは、リアカバー38の縦壁47の上端47Tと同一の高さに位置する。これにより、グラブバー70とリアカバー38との隙間を小さくすることができるため、埃等がリアカバー38の内部に侵入することを抑制することができる。
10 シート
22L 左シートフレーム
22R 右シートフレーム
36L 左サイドカバー
36R 右サイドカバー
38 リアカバー
42L 左カバー延出部
42R 右カバー延出部
60 テールランプ
70 グラブバー
72L 左側部
72R 右側部
73L 左連結部
73R 右連結部

Claims (7)

  1. メインフレームから後方に延びる左シートフレームと、
    前記メインフレームから後方に延び、前記左シートフレームの右側方に配置された右シートフレームと、
    前記左シートフレームおよび前記右シートフレームに支持されたシートと、
    前記左シートフレームの左側方に配置された左サイドカバーと、
    前記右シートフレームの右側方に配置された右サイドカバーと、
    前記左サイドカバーの後部と前記右サイドカバーの後部との間に配置されたメインカバー部と、前記メインカバー部から前方に延び、前記左サイドカバーの上方に配置された左カバー延出部と、前記メインカバー部から前方に延び、前記右サイドカバーの上方に配置された右カバー延出部と、を備えたリアカバーと、
    前記リアカバーの少なくとも一部の下方に配置されたテールランプと、
    前記シートの左側方から後方に延びる左側部と、前記シートの右側方から後方に延びる右側部と、前記シートの後方において、前記左側部と前記右側部とを連結する連結部と、を備えたグラブバーと、を備え、
    車両平面視において、前記連結部は、前記リアカバーの前記メインカバー部と重なり、
    前記左側部は、前記左カバー延出部の上方に配置された左連結部を備え、
    前記右側部は、前記右カバー延出部の上方に配置された右連結部を備え、
    前記左サイドカバーと、前記左カバー延出部と、前記左連結部とは、左締結具によって前記左シートフレームに固定され、
    前記右サイドカバーと、前記右カバー延出部と、前記右連結部とは、右締結具によって前記右シートフレームに固定されている、鞍乗型車両。
  2. 前記左締結具は、第1左締結具と、前記第1左締結具の後方に配置された第2左締結具とを備え、
    前記左サイドカバーには、前記第1左締結具が挿入された第1左貫通孔と、前記第2左締結具が挿入され、前記第1左貫通孔の後方に配置された第2左貫通孔とが形成され、
    前記左カバー延出部には、前記第1左締結具が挿入され、前記第1左貫通孔の上方に配置された第3左貫通孔と、前記第2左締結具が挿入され、前記第3左貫通孔の後方かつ前記第2左貫通孔の上方に配置された第4左貫通孔とが形成され、
    前記第1左貫通孔の周縁部または前記第2左貫通孔の周縁部には、上方に延び、前記第3左貫通孔または前記第4左貫通孔を貫通する第1左ボス部が形成され、
    前記第3左貫通孔の周縁部または前記第4左貫通孔の周縁部には、下方に延び、前記第1左ボス部が形成されていない前記第1左貫通孔または前記第2左貫通孔を貫通する第2左ボス部が形成され、
    前記右締結具は、第1右締結具と、前記第1右締結具の後方に配置された第2右締結具とを備え、
    前記右サイドカバーには、前記第1右締結具が挿入された第1右貫通孔と、前記第2右締結具が挿入され、前記第1右貫通孔の後方に配置された第2右貫通孔とが形成され、
    前記右カバー延出部には、前記第1右締結具が挿入され、前記第1右貫通孔の上方に配置された第3右貫通孔と、前記第2右締結具が挿入され、前記第3右貫通孔の後方かつ前記第2右貫通孔の上方に配置された第4右貫通孔とが形成され、
    前記第1右貫通孔の周縁部または前記第2右貫通孔の周縁部には、上方に延び、前記第3右貫通孔または前記第4右貫通孔を貫通する第1右ボス部が形成され、
    前記第3右貫通孔の周縁部または前記第4右貫通孔の周縁部には、下方に延び、前記第1右ボス部が形成されていない前記第1右貫通孔または前記第2右貫通孔を貫通する第2右ボス部が形成されている、請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記左カバー延出部は、前記第3左貫通孔の周縁部から前方に延びる左前端部を備え、
    前記右カバー延出部は、前記第3右貫通孔の周縁部から前方に延びる右前端部を備えている、請求項2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記シートの後端より前方において、前記左サイドカバーと、前記左カバー延出部と、前記左連結部とは、左締結具によって前記左シートフレームに固定され、
    前記シートの後端より前方において、前記右サイドカバーと、前記右カバー延出部と、前記右連結部とは、右締結具によって前記右シートフレームに固定されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記左サイドカバーの少なくとも一部の後方に配置され、かつ、車両背面視で前記テールランプの左方に配置された左テールフラッシャーと、
    前記右サイドカバーの少なくとも一部の後方に配置され、かつ、車両背面視で前記テールランプの右方に配置された右テールフラッシャーと、を備え、
    前記左テールフラッシャーおよび前記右テールフラッシャーは、車両平面視で前記グラブバーと重なり、かつ、車両側面視で前記リアカバーの少なくとも一部の下方に配置されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記左カバー延出部は、前記左テールフラッシャーより前方に配置され、
    前記右カバー延出部は、前記右テールフラッシャーより前方に配置されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記リアカバーは、前記メインカバー部の前端から上方に延びる縦壁を備え、
    前記グラブバーは、前記左連結部から上方に延び、前記縦壁の左端部の左側方に配置された左縦部と、前記右連結部から上方に延び、前記縦壁の右端部の右側方に配置された右縦部と、を備え、
    車両背面視で、前記左縦部の上端および前記右縦部の上端は、前記縦壁の上端と同一の高さに位置する、請求項1から6のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
JP2014226061A 2014-11-06 2014-11-06 鞍乗型車両 Pending JP2016088330A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014226061A JP2016088330A (ja) 2014-11-06 2014-11-06 鞍乗型車両
EP15164333.5A EP3018045B1 (en) 2014-11-06 2015-04-20 Straddle-type vehicle
TW104117495A TWI554424B (zh) 2014-11-06 2015-05-29 跨坐型車輛

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014226061A JP2016088330A (ja) 2014-11-06 2014-11-06 鞍乗型車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016088330A true JP2016088330A (ja) 2016-05-23

Family

ID=52997309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014226061A Pending JP2016088330A (ja) 2014-11-06 2014-11-06 鞍乗型車両

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP3018045B1 (ja)
JP (1) JP2016088330A (ja)
TW (1) TWI554424B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110901808A (zh) * 2018-09-14 2020-03-24 雅马哈发动机株式会社 骑乘型车辆

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102022114895A1 (de) * 2022-06-14 2023-12-14 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Befestigungsvorrichtung für ein zumindest abschnittsweise flächiges Schalenelement und Rahmenelement für ein einspuriges Kraftfahrzeug mit der Befestigungsvorrichtung

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2777846B2 (ja) 1991-07-08 1998-07-23 本田技研工業株式会社 自動二輪車のシートロック構造
JP2007210486A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
JP2009214626A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両
JP5315214B2 (ja) * 2009-11-10 2013-10-16 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の後部構造
TWI460094B (zh) * 2011-10-25 2014-11-11 Kwang Yang Motor Co After the locomotive center cover structure
JP2013112309A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両
JP2013173472A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110901808A (zh) * 2018-09-14 2020-03-24 雅马哈发动机株式会社 骑乘型车辆
CN110901808B (zh) * 2018-09-14 2020-12-01 雅马哈发动机株式会社 骑乘型车辆

Also Published As

Publication number Publication date
TW201617259A (zh) 2016-05-16
TWI554424B (zh) 2016-10-21
EP3018045B1 (en) 2017-09-13
EP3018045A1 (en) 2016-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2669165B1 (en) Saddle-ride type vehicle
US9765731B2 (en) Canister arrangement structure for saddle-ride type vehicle
JP6117642B2 (ja) 鞍乗り型車両
EP2457815B1 (en) Saddle-ride type vehicle
US9156513B2 (en) Front cowl stay attachment structure for saddle-ride type vehicle
US8967649B2 (en) Motorcycle rear body structure
JP2016088330A (ja) 鞍乗型車両
JPWO2017056771A1 (ja) 鞍乗型車両
JP6151896B2 (ja) 鞍乗り型車両の配索構造
EP2557025B1 (en) Back part structure of body in saddle-ride type vehicle
EP2949558B1 (en) Straddle-type vehicle
JP5460885B2 (ja) 自動二輪車の前部構造
US10071783B2 (en) Saddle-ride vehicle
JP2020082823A (ja) 鞍乗り型車両の吸気構造
JPWO2019064965A1 (ja) 鞍乗り型車両のカバー構造
JP2017132435A (ja) 鞍乗型車両
JP6773752B2 (ja) 鞍乗り型車両
US9062588B2 (en) Exhaust system of saddle-ride type vehicle
JP6108986B2 (ja) 鞍乗型車両の収納ボックス構造
JP2010058731A (ja) 鞍乗型車両のフレーム及びそれを備えた鞍乗型車両
JP2023030244A (ja) 鞍乗型車両
JP2023050871A (ja) 鞍乗型車両
JP2009067284A (ja) 自動二輪車
JP2016078519A (ja) 車体後部構造
JP2023030243A (ja) 鞍乗型車両