JP2023030243A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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範之 森
Noriyuki Mori
一平 芝野
Ippei Shibano
マーティン ペーターソン
Martin Petersson
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【課題】車体カバーの開口部から流出する風を良好に剥離する。【解決手段】自動二輪車は、車両の車体側面を覆う車体カバー40を備え、車体カバー40は、車両の外部に風を流出可能に開口する開口部70を有し、開口部70の近傍には、開口部70から流出する風の流れを整える板状の整流部90が設けられている。【選択図】図5

Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
従来、鞍乗型車両において、サイドカバー内側に熱気をこもりにくくするための構造が知られている。例えば、特許文献1には、シートの下方をサイドカバーで覆い、サイドカバーに通気口を設けた構造が開示されている。サイドカバーにおいて下方に延びる部分は、排気管の一部外側を覆っている。例えば、停車時に触媒等により高温になった排気管の熱気は、サイドカバーの内側へ入るが、通気口から外部へ排出される。
特開2015-58921号公報
ところで、車体カバーの開口部から流出する風を良好に剥離することが望まれている。
本発明は、車体カバーの開口部から流出する風を良好に剥離することを目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明の態様は以下の構成を有する。
(1)本発明の態様に係る鞍乗型車両は、車両の車体側面を覆う車体カバー(40)を備え、前記車体カバー(40)は、前記車両の外部に風を流出可能に開口する開口部(70)を有し、前記開口部(70)の近傍には、前記開口部(70)から流出する風の流れを整える板状の整流部(90)が設けられている。
(2)上記(1)に記載の鞍乗型車両では、前記開口部(70)は、車両前後方向に延びており、前記整流部(90)は、前記開口部(70)に沿うように車両前後方向に延びていてもよい。
(3)上記(2)に記載の鞍乗型車両では、前記整流部(90)は、車両前後方向における前記開口部(70)の後端(72)よりも車両後方に延びていてもよい。
(4)上記(2)又は(3)に記載の鞍乗型車両では、前記整流部(90)は、車両前後方向における前記開口部(70)の前端(71)よりも車両前方に延びていてもよい。
(5)上記(1)から(4)の何れか一項に記載の鞍乗型車両では、前記開口部(70)は、車両上方に向けて開口しており、前記整流部(90)の少なくとも一部は、前記開口部(70)よりも車両上方に配置されていてもよい。
(6)上記(5)に記載の鞍乗型車両では、車両前後方向から見て、前記整流部(90)は、車両上方かつ車幅方向外側に向けて斜めに延びていてもよい。
(7)上記(1)から(6)の何れか一項に記載の鞍乗型車両では、前記車体カバー(40)は、車幅方向内側に窪む窪み部(49)を有し、前記開口部(70)の少なくとも一部は、前記窪み部(49)に配置されていてもよい。
(8)上記(1)から(7)の何れか一項に記載の鞍乗型車両では、前記車体カバー(40)は、車幅方向内側に窪む窪み部(49)を有し、前記整流部(90)の少なくとも一部は、前記窪み部(49)に配置されていてもよい。
本発明の上記(1)に記載の鞍乗型車両によれば、車両の車体側面を覆う車体カバーを備え、車体カバーは、車両の外部に風を流出可能に開口する開口部を有し、開口部の近傍には、開口部から流出する風の流れを整える板状の整流部が設けられていることで、以下の効果を奏する。
車体カバーの開口部から流出する風の流れを、板状の整流部によって整えることができる。例えば仮に、整流部がブロック状である場合、車体カバーの開口部から流出した風の流れはブロック状の整流部によって不規則に乱れ、乱流となる可能性が高い。これに対し本構成によれば、整流部が板状であることで、車体カバーの開口部から流出した風の流れは不規則に乱れず、層流となりやすい。そのため、車体カバーの開口部から流出する風を板状の整流部に沿って剥離しやすい。したがって、車体カバーの開口部から流出する風を良好に剥離することができる。
本発明の上記(2)に記載の鞍乗型車両によれば、開口部は、車両前後方向に延びており、整流部は、開口部に沿うように車両前後方向に延びていることで、以下の効果を奏する。
整流部が車両上下方向に延びている場合と比較して、車体カバーの開口部から流出する風の流れを、整流部により車両前後方向にわたってより効果的に整えることができる。したがって、車体カバーの開口部から流出する風をより一層良好に剥離することができる。加えて、整流部が車幅方向に延びている場合と比較して、車幅方向にコンパクト化することができる。
本発明の上記(3)に記載の鞍乗型車両によれば、整流部は、車両前後方向における開口部の後端よりも車両後方に延びていることで、以下の効果を奏する。
車体カバーの開口部から車両後方へ流れる風も、整流部によって整流することができる。したがって、車体カバーの開口部から流出する風をより一層良好に剥離することができる。
本発明の上記(4)に記載の鞍乗型車両によれば、整流部は、車両前後方向における開口部の前端よりも車両前方に延びていることで、以下の効果を奏する。
車体カバーの開口部から車両前方へ流出する風も、整流部によって整流することができる。したがって、車体カバーの開口部から流出する風をより一層良好に剥離することができる。
本発明の上記(5)に記載の鞍乗型車両によれば、開口部は、車両上方に向けて開口しており、整流部の少なくとも一部は、開口部よりも車両上方に配置されていることで、以下の効果を奏する。
車体カバーの開口部から車両上方へ流出する風も、整流部によって整流することができる。したがって、車体カバーの開口部から流出する風をより一層良好に剥離することができる。加えて、車両上方から開口部に流れようとする水等を整流部で遮ることができるため、水等が開口部に浸入することを抑制することができる。
本発明の上記(6)に記載の鞍乗型車両によれば、車両前後方向から見て、整流部は、車両上方かつ車幅方向外側に向けて斜めに延びていることで、以下の効果を奏する。
車両前後方向から見て整流部が車両上方かつ車幅方向内側に向けて斜めに延びている場合と比較して、車体カバーの開口部から車両上方へ流出する風を整流部によって車幅方向外側に向けて整流しやすい。したがって、車体カバーの開口部から流出する風をより一層良好に剥離することができる。
本発明の上記(7)に記載の鞍乗型車両によれば、車体カバーは、車幅方向内側に窪む窪み部を有し、開口部の少なくとも一部は、窪み部に配置されていることで、以下の効果を奏する。
開口部の全部が窪み部の外部に配置されている場合と比較して、開口部に風が入り込むことを抑制することができる。
本発明の上記(8)に記載の鞍乗型車両によれば、車体カバーは、車幅方向内側に窪む窪み部を有し、整流部の少なくとも一部は、窪み部に配置されていることで、以下の効果を奏する。
整流部の全部が窪み部の外部に配置されている場合と比較して、車幅方向にコンパクト化することができる。加えて、整流部が外部に突出することを抑制することができる。
実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 実施形態に係る自動二輪車の左側部の左側面図である。 図2においてアウターカウルを取り外した状態を示す左側面図である。 図2のIV-IV断面を含む前面図である。 開口部から流出する風の流れの一例を説明するための斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UP、および車両左右中心位置を示す車体左右中心線CLが示されている。
<車両全体>
図1は、鞍乗型車両の一例としての自動二輪車1を示す。図1を参照し、自動二輪車1は、バータイプのハンドル2によって操向される前輪3(操向輪)と、エンジン11(駆動装置)を含むパワーユニット10によって駆動される後輪4(駆動輪)と、を備える。以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。
ハンドル2及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム20前端側のヘッドパイプ21に操向可能に支持されている。前輪3は、左右フロントフォーク5の下端部に支持されている。左右フロントフォーク5の上部は、ステアリングステム6を介してヘッドパイプ21に支持されている。ステアリングステム6の上部には、ハンドル2が取り付けられている。
車体フレーム20は、車両の骨格である。例えば、車体フレーム20は、複数種の鋼材を溶接等により一体に結合して形成されている。車体フレーム20は、ヘッドパイプ21、メインフレーム22、ダウンフレーム23、ピボットプレート24、シートレール25及びサブフレーム26を備える。
ヘッドパイプ21は、ステアリングステム6の軸部が挿通可能な筒状に形成されている。ヘッドパイプ21は、車両側面視で、ヘッドパイプ21の上端が後方に位置し、かつ、ヘッドパイプ21の下端が前方に位置するように傾斜している。
メインフレーム22は、左右一対設けられている。メインフレーム22は、ヘッドパイプ21とピボットプレート24とを連結する。メインフレーム22は、車両側面視で、ヘッドパイプ21から斜め後下方に延びている。
ダウンフレーム23は、左右一対設けられている。ダウンフレーム23は、車両側面視で、ヘッドパイプ21上のメインフレーム22との連結部の下方位置からメインフレーム22よりも急傾斜で斜め後下方に延びている。ダウンフレーム23は、車両側面視で、ヘッドパイプ21から下方に向かうに従ってメインフレーム22に対して徐々に遠ざかっている。
ピボットプレート24は、メインフレーム22の後下部から下方に延びるように左右一対設けられている。ピボットプレート24は、車両側面視で、メインフレーム22の下端から下方に延びた後、前下方へ向かうように湾曲して延びている。
シートレール25は、メインフレーム22の後上部から後上方に延びるように左右一対設けられている。シートレール25は、車両側面視で、シートレール25の前端が下方に位置し、かつ、シートレール25の後端が上方に位置するように傾斜している。
サブフレーム26は、ピボットプレート24の上後端部から後上方に延びるように左右一対設けられている。サブフレーム26は、ピボットプレート24とシートレール25の後部とを連結する。サブフレーム26は、車両側面視で、ピボットプレート24の上後端部からシートレール25よりも急傾斜で斜め後上方に延びている。
エンジン11は、メインフレーム22の下方に配置されている。エンジン11は、車両の動力源である。エンジン11は、車幅方向に平行なクランクシャフト15を備える。例えば、エンジン11は、単気筒エンジンである。エンジン11は、クランクシャフト15を収容するクランクケース16と、クランクケース16の上部から斜め前上方に起立するシリンダ17と、を備える。シリンダ17は、クランクケース16の上部に一体に結合されている。
変速機12は、クランクケース16の後部に設けられている。クランクケース16の後部は、クラッチ及びトランスミッションを収容する変速機ケースを兼ねている。変速機12は、エンジン11の動力を外部に取り出すための図示しない出力軸を備える。
パワーユニット10は、車体フレーム20の前後中央部に配置されている。パワーユニット10の前部は、エンジンハンガ(不図示)を介してダウンフレーム23に支持されている。パワーユニット10の後部は、左右ピボットプレート24に支持されている。左右ピボットプレート24には、スイングアーム36の前端部が揺動可能に支持されている。スイングアーム36の後部には、後輪4の車軸が支持されている。変速機12の出力軸と後輪4の車軸とは、ドライブチェーン等を含む動力伝達機構(不図示、例えば、チェーン式伝動機構)を介して連結されている。スイングアーム36の前部と車体フレーム20との間には、不図示のリアサスペンションが介装されている。
シリンダ17の上方には、燃料タンク7が配置されている。燃料タンク7は、メインフレーム22を上方から覆うように設けられている。燃料タンク7の後方のシートレール25上には、乗員が着座するためのシート8が配置されている。シート8は、前後方向に延びている。シート8の前部は、燃料タンク7の後部上面に支持されている。シート8は、運転者が着座する前シート8aと、同乗者が着座する後シート8bと、を別体に備える。ピボットプレート24には、運転者が足を乗せるメインステップ31が設けられている。サブフレーム26には、同乗者が足を乗せるピリオンステップ32が設けられている。
車体フレーム20の周囲は、例えば合成樹脂製の車体カバー40によって覆われている。車体カバー40は、車体前部の上側を覆うアッパーカウル41と、アッパーカウル41の左右側部の下後方に連なり車体前部の左右両側を覆う左右一対のサイドカウル42と、車体前部の下側を覆うロアカウル43と、左右サイドカウル42の後方に連なり車体側部を覆う左右一対のサイドカバー44と、左右サイドカバー44の後方に連なり車体後部の上側を覆うリアカウル45と、を備える。
<サイドカウルの開口構造>
図2に示すように、サイドカウル42は、車体カバー40の前側左右側部を構成している。図4に示すように、車体カバー40は、車体左右中心線CLを対称軸として左右対称形状である。以下、車体カバー40の左側の構成について詳細に説明する。なお、車体カバー40の右側の構成は左側の構成と同様であるため、詳細説明は省略する。
図4の断面視で、サイドカウル42は、車体側面を覆うインナーカウル50と、インナーカウル50を車幅方向外側から覆うアウターカウル60と、を備える。サイドカウル42は、車両の外部に風を流出可能に開口する開口部70を有する。開口部70は、インナーカウル50及びアウターカウル60により形成されている。
サイドカウル42の前上部には、車幅方向内方に突出する前後一対の爪部(不図示)が設けられている。図3の車両側面視で、アッパーカウル41は、サイドカウル42の前上部に重なる重なり部80を有する。重なり部80は、前後一対の爪部の係合するための前後一対の係合孔81を有する。例えば、前後一対の爪部を各係合孔81に係合することにより、サイドカウル42の前上部をアッパーカウル41の重なり部80に取り付けることができる。
以下、サイドカウル42をアッパーカウル41に取り付けた状態(言い換えると、アッパーカウル41及びサイドカウル42を車体に取り付けた状態)を「カウル取付状態」ともいう。図2に示すように、カウル取付状態において、アッパーカウル41の重なり部80(図3参照)は、サイドカウル42のアウターカウル60により車幅方向外側から覆われるため、外観からは見えない。
図2の車両側面視で、アウターカウル60は、アッパーカウル41の左右側部に連なる位置から後下方へ延びてシリンダ17を車幅方向外側から覆う外カウル本体部61と、外カウル本体部61の前上部に連なり且つヘッドパイプ21と重なる位置から燃料タンクの下縁に沿うように後下方へ延びる外カウル延在部62と、を備える。
図1の車両側面視で、外カウル本体部61は、アッパーカウル41の左右側部に連なる位置からメインフレーム22と重なるように後下方へ延びた後、ダウンフレーム23の前下方へ向けて延びている。図2の車両側面視で、外カウル本体部61は、ヘッドパイプ21と重なる位置からメインフレーム22と重なるように後下方へ傾斜して延びる傾斜上縁63を有する。
図4の断面視で、外カウル本体部61は、傾斜上縁63から車幅方向外方かつ車両下方へ延びた後、車両下側に向かうに従って車幅方向内側に位置するように傾斜して延びている。図4の断面視で、外カウル本体部61の傾斜上縁63は、開口部70の車幅方向外縁を構成している。図2に示すように、外カウル本体部61の後端部には、アウターカウル60を車体側に取り付けるための取付孔64が設けられている。
図2の車両側面視で、外カウル延在部62は、ヘッドパイプ21と重なる位置から後下方へ傾斜して延びる傾斜下縁65を有する。図2の車両側面視で、外カウル延在部62の傾斜下縁65は、外カウル本体部61の傾斜上縁63の前端に連なる位置から傾斜上縁63に対して離間しつつ後下方へ延びている。図4の断面視で、外カウル延在部62は、車幅方向外方へ突出するV字形状を有する。図4の断面視で、外カウル延在部62の突出端66は、外カウル本体部61の車幅方向外端よりも車幅方向内側に配置されている。
図3の車両側面視で、インナーカウル50は、アッパーカウル41の左右側部の近傍位置から後下方へ延びてシリンダ17を車幅方向外側から覆う内カウル本体部51と、内カウル本体部51の前下部に連なり且つシリンダ17の前方位置からアッパーカウル41の下部(図1参照)に向けて延びる内カウル延在部52と、を備える。
図3の車両側面視で、内カウル本体部51は、ヘッドパイプ21と重なる位置からメインフレーム22と重なるように後下方へ延びている。内カウル本体部51の前端部及び後端部並びに内カウル延在部52の上縁部には、インナーカウル50を車体側に連結するための連結部53が設けられている。
図4の断面視で、内カウル本体部51は、外カウル延在部62の下端よりも車幅方向内側の位置から車両下方へ延びた後、車幅方向外方かつ車両下方に向けて屈曲して延びている。カウル取付状態において、開口部70は、インナーカウル50の車幅方向外側面とアウターカウル60の傾斜上縁63とにより区画されている。図4の断面視で、内カウル本体部51の車幅方向外端は、開口部70の車幅方向内縁を構成している。
図4に示すように、開口部70の近傍には、開口部70から流出する風の流れを整える板状の整流部90が設けられている。整流部90は、インナーカウル50と同一の部材で一体に形成されている。整流部90は、内カウル本体部51の屈曲部に結合されている。なお、整流部90は、インナーカウル50と同一の部材で一体に形成されていることに限らない。例えば、整流部90は、インナーカウル50と異なる部材で一体に形成されている。例えば、整流部90の形成態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
図5に示すように、開口部70は、車両前後方向に延びている。整流部90は、開口部70に沿うように車両前後方向に延びている。図3の車両側面視で、整流部90は、ヘッドパイプ21と重なる位置からメインフレーム22と重なるように後下方に延びている。図3の車両側面視で、整流部90の上縁は、ヘッドパイプ21と重なる位置から後上方へ延びた後、メインフレーム22と重なるように後下方に延び、その後、メインフレーム22の上縁と平行に後下方へ延びている。
図5に示すように、整流部90は、車両前後方向における開口部70の後端72よりも車両後方に延びている。整流部90は、車両前後方向における開口部70の前端71よりも車両前方に延びている。開口部70の前端71と整流部90との間隔(最短距離)は、開口部70の後端72と整流部90との間隔(最短距離)よりも小さい。
図4に示すように、開口部70は、車両上方に向けて開口している。開口部70は、インナーカウル50とアウターカウル60との間の空間(車幅方向の隙間)に連通している。図4の断面視で、整流部90の少なくとも一部は、開口部70よりも車両上方に配置されている。
車両前後方向から見て、整流部90は、車両上方かつ車幅方向外側に向けて斜めに延びている。図4の断面視で、整流部90は、内カウル本体部51の屈曲部から車両上方かつ車幅方向外側に向けて斜めに延びている。
図4の断面視で、整流部90の上端91は、車両上下方向において外カウル延在部62の突出端66と外カウル本体部61の傾斜上縁63との間に配置されている。図4の断面視で、整流部90の上端91は、外カウル本体部61の傾斜上縁63よりも車幅方向内側に配置されている。図4の断面視で、整流部90の上端91は、外カウル延在部62の下端よりも車幅方向外側に配置されている。
図4の断面視で、車体カバー40は、車幅方向内側に窪む窪み部49を有する。窪み部49は、図4の断面視で、外カウル延在部62の突出端66と外カウル本体部61の車幅方向外端とを結ぶ仮想直線Kよりも車幅方向内側に凹む部分に相当する。開口部70の少なくとも一部は、窪み部49に配置されている。図4の断面視で、開口部70の全部は、仮想直線Kよりも車幅方向内側に配置されている。
整流部90の少なくとも一部は、窪み部49に配置されている。図4の断面視で、整流部90の全部は、仮想直線Kよりも車幅方向内側に配置されている。図4の断面視で、整流部90の下部は、外カウル本体部61の傾斜上縁63よりも下側に配置されている。
整流部90は、開口部70から流出する風を受けることが可能に広がり、かつ、車両の外部に面する平面92を有する。図4の断面視で、整流部90の平面92は、開口部70に対して車両上方から面するとともに、外カウル本体部61の傾斜上縁63に対して車幅方向内方から面している。
図3に示すように、インナーカウル50は、整流部90よりも車両下方において車幅方向に開口する内側開口54を有する。図4の断面視で、内側開口54は、開口部70よりも車両下側に配置されている。内側開口54及び開口部70は、車両上下方向に連通している。例えば、車両の走行時において、内側開口54を通る風の一部は、開口部70を通じて流出する。
<走行風の流れ>
図5は、開口部70から流出する風の流れの一例を説明するための斜視図である。
例えば、車両の走行時、車両前方からの走行風の一部はサイドカウル42等により外側へ弾かれる(例えば、矢印W1方向)。一方、車両前方からの走行風のうちサイドカウル42等により外側へ弾かれない風は、サイドカウル42の内側(以下「カウル内側」ともいう。)に入る(例えば、矢印W2方向)。
本実施形態のインナーカウル50は、車幅方向に開口する内側開口54を有する。開口部70は、インナーカウル50とアウターカウル60とにより形成され、かつ、内側開口54よりも車両上側に配置されている。そのため、カウル内側に入り込んだ走行風の一部は、内側開口54、開口部70を通じて車両上方(例えば、矢印W3方向)へ流出する。
整流部90は、車両前後方向から見て車両上方かつ車幅方向外側に向けて斜めに延びている。そのため、開口部70を通じて車両上方へ流出する風の一部は、整流部90により整流される。すなわち、車両上方かつ車幅方向外側に向かう矢印W4方向への風の流れを作ることができる。これにより、カウル内側へ流入した走行風の一部は、開口部70を通じて外方(例えば、矢印W4方向)へ流出する。
整流部90は、車両前後方向に延びる板状であることで、開口部70から流出した風の流れは不規則に乱れず、層流となりやすい。そのため、車体カバー40の開口部70から流出する風を板状の整流部90に沿って剥離しやすい。すなわち、カウル内側へ流入した走行風の一部は、乱流になることなく、整流部90の長手部分に沿って外部へ流出する。
<作用効果>
以上説明したように、上記実施形態の自動二輪車1は、車両の車体側面を覆う車体カバー40を備え、車体カバー40は、車両の外部に風を流出可能に開口する開口部70を有し、開口部70の近傍には、開口部70から流出する風の流れを整える板状の整流部90が設けられている。
この構成によれば、車体カバー40の開口部70から流出する風の流れを、板状の整流部90によって整えることができる。例えば仮に、整流部90がブロック状である場合、車体カバー40の開口部70から流出した風の流れはブロック状の整流部90によって不規則に乱れ、乱流となる可能性が高い。これに対し本構成によれば、整流部90が板状であることで、車体カバー40の開口部70から流出した風の流れは不規則に乱れず、層流となりやすい。そのため、車体カバー40の開口部70から流出する風を板状の整流部90に沿って剥離しやすい。したがって、車体カバー40の開口部70から流出する風を良好に剥離することができる。
上記実施形態では、開口部70は、車両前後方向に延びており、整流部90は、開口部70に沿うように車両前後方向に延びている。
この構成によれば、整流部90が車両上下方向に延びている場合と比較して、車体カバー40の開口部70から流出する風の流れを、整流部90により車両前後方向にわたってより効果的に整えることができる。したがって、車体カバー40の開口部70から流出する風をより一層良好に剥離することができる。加えて、整流部90が車幅方向に延びている場合と比較して、車幅方向にコンパクト化することができる。
上記実施形態では、整流部90は、車両前後方向における開口部70の後端72よりも車両後方に延びている。
この構成によれば、車体カバー40の開口部70から車両後方へ流れる風も、整流部90によって整流することができる。したがって、車体カバー40の開口部70から流出する風をより一層良好に剥離することができる。
上記実施形態では、整流部90は、車両前後方向における開口部70の前端71よりも車両前方に延びている。
この構成によれば、車体カバー40の開口部70から車両前方へ流出する風も、整流部90によって整流することができる。したがって、車体カバー40の開口部70から流出する風をより一層良好に剥離することができる。
上記実施形態では、開口部70は、車両上方に向けて開口しており、整流部90の少なくとも一部は、開口部70よりも車両上方に配置されている。
この構成によれば、車体カバー40の開口部70から車両上方へ流出する風も、整流部90によって整流することができる。したがって、車体カバー40の開口部70から流出する風をより一層良好に剥離することができる。加えて、車両上方から開口部70に流れようとする水等を整流部90で遮ることができるため、水等が開口部70に浸入することを抑制することができる。
上記実施形態では、車両前後方向から見て、整流部90は、車両上方かつ車幅方向外側に向けて斜めに延びている。
この構成によれば、車両前後方向から見て整流部90が車両上方かつ車幅方向内側に向けて斜めに延びている場合と比較して、車体カバー40の開口部70から車両上方へ流出する風を整流部90によって車幅方向外側に向けて整流しやすい。したがって、車体カバー40の開口部70から流出する風をより一層良好に剥離することができる。
上記実施形態では、車体カバー40は、車幅方向内側に窪む窪み部49を有し、開口部70の少なくとも一部は、窪み部49に配置されている。
この構成によれば、開口部70の全部が窪み部49の外部に配置されている場合と比較して、開口部70に風が入り込むことを抑制することができる。
上記実施形態では、整流部90の少なくとも一部は、窪み部49に配置されている。
この構成によれば、整流部90の全部が窪み部49の外部に配置されている場合と比較して、車幅方向にコンパクト化することができる。加えて、整流部90が外部に突出することを抑制することができる。
上記実施形態では、整流部90は、開口部70から流出する風を受けることが可能に広がり、かつ、車両の外部に面する平面92を有する。
この構成によれば、車体カバー40の開口部70から流出した風を整流部90の平面92で受け、整流部90の平面92に沿って剥離することができる。したがって、車体カバー40の開口部70から流出する風をより一層良好に剥離することができる。
<変形例>
なお、上記実施形態では、車体側面を覆うサイドカウルを備え、サイドカウルは、車両の外部に風を流出可能に開口する開口部を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、開口部は、車体カバーにおいてサイドカウル以外の部分に設けられていてもよい。例えば、開口部の設置態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、開口部は、車両前後方向に延びている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、開口部は、車両上下方向に延びていてもよい。例えば、開口部は、車幅方向に延びていてもよい。例えば、開口部が延びる態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、整流部は、開口部に沿うように車両前後方向に延びている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、整流部は、開口部に沿うように延びていなくてもよい。例えば、整流部は、車両上下方向に延びていてもよい。例えば、整流部は、車幅方向に延びていてもよい。例えば、整流部が延びる態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、整流部は、車両前後方向における開口部の後端よりも車両後方に延びている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、整流部は、車両前後方向における開口部の後端よりも車両後方に延びていなくてもよい。例えば、整流部の後端は、開口部の後端よりも車両前方に配置されていてもよい。例えば、整流部が延びる態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、整流部は、車両前後方向における開口部の前端よりも車両前方に延びている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、整流部は、車両前後方向における開口部の前端よりも車両前方に延びていなくてもよい。例えば、整流部の前端は、開口部の前端よりも車両後方に配置されていてもよい。例えば、整流部が延びる態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、開口部は、車両上方に向けて開口しており、整流部の少なくとも一部は、開口部よりも車両上方に配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、開口部は、車両下方に向けて開口しており、整流部の少なくとも一部は、開口部よりも車両下方に配置されていてもよい。例えば、開口部の開口方向に対する整流部の配置態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、車両前後方向から見て、整流部は、車両上方かつ車幅方向外側に向けて斜めに延びている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、車両前後方向から見て、整流部は、車両上方かつ車幅方向内側に向けて斜めに延びていてもよい。例えば、整流部が延びる態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、車体カバーは、車幅方向内側に窪む窪み部を有し、開口部の少なくとも一部は、窪み部に配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、開口部の少なくとも一部は、窪み部に配置されていなくてもよい。例えば、開口部の全部は、窪み部の外部に配置されていてもよい。例えば、車体カバーは、窪み部を有しなくてもよい。例えば、窪み部の設置態様及び窪み部に対する開口部の配置態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、整流部の少なくとも一部は、窪み部に配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、整流部の少なくとも一部は、窪み部に配置されていなくてもよい。例えば、整流部の全部は、窪み部の外部に配置されていてもよい。例えば、窪み部に対する整流部の配置態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、整流部は、開口部から流出する風を受けることが可能に広がり、かつ、車両の外部に面する平面を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、整流部は、開口部から流出する風を受けることが可能に広がり、かつ、車両の外部に面する平面を有しなくてもよい。例えば、整流部は、開口部から流出する風を受けることが可能に広がり、かつ、車両の外部に面する曲面を有してもよい。例えば、整流部の表面態様(形状)は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、エンジンが単気筒エンジンである例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、エンジンは多気筒エンジンであってもよい。例えば、エンジンの態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、駆動装置の一例としてエンジンを挙げて説明したが、これに限らない。例えば、駆動装置は、電動機等、エンジン(内燃機関)以外の装置であってもよい。例えば、駆動装置は、電動機、熱機関、流体機械等の原動機、又は前記原動機のうちの少なくとも2つを組み合わせた装置であってもよい。例えば、駆動装置の態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、鞍乗型車両の一例として車体側にエンジンを搭載した自動二輪車を例に挙げて説明したが、これに限らない。例えば、鞍乗型車両は、ユニットスイング式の自動二輪車であってもよい。例えば、鞍乗型車両の態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、自動二輪車以外の鞍乗型車両に適用してもよい。例えば、前記鞍乗型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪且つ後二輪の他に、前二輪且つ後一輪の車両も含む)の車両も含まれる。また、本発明は、自動二輪車のみならず、自動車等の四輪(四輪バギー等)の車両にも適用可能である。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
40 車体カバー
49 窪み部
70 開口部
71 開口部の前端
72 開口部の後端
90 整流部
92 平面

Claims (8)

  1. 車両の車体側面を覆う車体カバー(40)を備え、
    前記車体カバー(40)は、前記車両の外部に風を流出可能に開口する開口部(70)を有し、
    前記開口部(70)の近傍には、前記開口部(70)から流出する風の流れを整える板状の整流部(90)が設けられていることを特徴とする
    鞍乗型車両。
  2. 前記開口部(70)は、車両前後方向に延びており、
    前記整流部(90)は、前記開口部(70)に沿うように車両前後方向に延びていることを特徴とする
    請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記整流部(90)は、車両前後方向における前記開口部(70)の後端(72)よりも車両後方に延びていることを特徴とする
    請求項2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記整流部(90)は、車両前後方向における前記開口部(70)の前端(71)よりも車両前方に延びていることを特徴とする
    請求項2又は3に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記開口部(70)は、車両上方に向けて開口しており、
    前記整流部(90)の少なくとも一部は、前記開口部(70)よりも車両上方に配置されていることを特徴とする
    請求項1から4の何れか一項に記載の鞍乗型車両。
  6. 車両前後方向から見て、前記整流部(90)は、車両上方かつ車幅方向外側に向けて斜めに延びていることを特徴とする
    請求項5に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記車体カバー(40)は、車幅方向内側に窪む窪み部(49)を有し、
    前記開口部(70)の少なくとも一部は、前記窪み部(49)に配置されていることを特徴とする
    請求項1から6の何れか一項に記載の鞍乗型車両。
  8. 前記車体カバー(40)は、車幅方向内側に窪む窪み部(49)を有し、
    前記整流部(90)の少なくとも一部は、前記窪み部(49)に配置されていることを特徴とする
    請求項1から7の何れか一項に記載の鞍乗型車両。
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