JP6117642B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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    • F02M35/162Motorcycles; All-terrain vehicles, e.g. quads, snowmobiles; Small vehicles, e.g. forklifts

Description

本発明は、エアクリーナが備えられている鞍乗り型車両の改良に関する。
ヘッドパイプの近傍にエアを取入れる開口を設け、この開口から取入れたエアを左右一対のメインフレーム内の間に配置したエアクリーナへ導く形態の鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1(図4)参照。)。
特許文献1の図4に示すように、車体フレーム(1)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)は、ヘッドパイプ部(2)を一体に備え平面視Y字形のヘッドボックス(3)と、このヘッドボックス(3)の二股状後部に接合される左右一対のメインフレーム(5、5)とを備える。ヘッドボックス(3)の前端開口(3a)に、エア取入ダクト(35)が接続される。このエア取入ダクト(35)の前端開口(35a)から取入れられたエアは、エア取入ダクト(35)を通り、その後端開口(35b)から排出され、左右一対のメインフレーム(5、5)間に配置されるエアクリーナ(20)へ導かれる。
ところで、左右一対のメインフレームは、フレーム剛性を確保しつつ軽量化を図るため、中空状に形成されることが望ましい。このような中空状でフレーム剛性に富む左右一対のメインフレームの間にエアクリーナが配置される構造において、エアクリーナに大きな容量をもたせたいときがある。しかし、このような中空状のフレームの間にエアクリーナを配置する場合に、エアクリーナに大きな容量をもたせようとすると、左右一対のメインフレームの車幅方向寸法が大きくなり、車幅の拡大につながる可能性がある。
所定のフレーム剛性を確保し、エアクリーナに十分な容量をもたせつつ、車幅の拡大を抑えることができる鞍乗り型車両が望まれる。
特開2006−46301公報
本発明は、所定のフレーム剛性を確保し、エアクリーナに十分な容量をもたせつつ、車幅の拡大を抑えることができる鞍乗り型車両を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ヘッドパイプと、このヘッドパイプから車幅方向左右に分岐して車両後方へ延びる左右一対のメインフレームとを備え、ヘッドパイプの近傍に走行風を取り入れる開口を設け、この開口から左右一対のメインフレームの間に配置されるエアクリーナへエアを導くようにした鞍乗り型車両において、左右一対のメインフレームは、車幅方向内方に開放するコ字状断面を呈しエアクリーナケースの一部を構成する左右のコ字部と、これらの左右のコ字部の下方に設けられ中空状を呈する左右の骨格部とを備え、エアクリーナは、左右のコ字部の間に配置され、左右のコ字部は、車幅方向内方に延びる左右の天井部と、これらの左右の天井部の外端から下方に延びる左右の壁部と、これらの左右の壁部の下端から車幅方向内方に延びる左右の床部とからなり、エアクリーナは、クリーナケースカバーを有し、クリーナケースカバーは、左右の天井部へ取付けられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、右の天井部は、クリーナケースカバーを上方から取付ける取付孔を備え、クリーナケースカバーは、取付孔に締結部材を介して左右の天井部へ取付けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、左右の床部は、連結部で繋がり、この連結部と左右の床部とからなる連結底部を形成し、この連結底部の車両前端は、開口の底部まで連なり、連結底部の車両後端は、エアクリーナの後端まで連なり、左右の天井部の前部は、繋がって連結天井部を形成し、この連結天井部の車両前端は、開口の天井部まで連なっていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、ヘッドパイプから車幅方向左右に分岐して車両後方へ左右一対のメインフレームが延び、これらの左右一対のメインフレームの下方にエンジンが設けられ、このエンジンの吸気系を構成するエアクリーナが左右一対のメインフレームの間に設けられている鞍乗り型車両において、左右一対のメインフレームは、これらの左右一対のメインフレームの間に渡される板状の連結底部と、この板状の連結底部から上方及び下方に延びる左右の外壁部と、これらの左右の外壁部の車幅方向内方にて板状の連結底部から下方に延びる左右の内壁部とを備え、エアクリーナは、エアクリーナケースを有し、このエアクリーナケースは、板状の連結底部の上方に配置されることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、連結底部に第1穴部が設けられ、第1穴部にエンジンにエアを取入れるファンネルが貫通するように配置され、このファンネルの一端は、エンジンに接続され、ファンネルの他端は、エアクリーナ内に配置されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、左右のコ字部の上面に凸部が設けられ、クリーナケースカバーに凸部と嵌合する凹部が設けられ、凸部と凹部の間にOリングが設けられていることを特徴とする。
請求項7に係る発明では、エアクリーナは、クリーナフィルタを備え、クリーナフィルタの一端は、左右一対のメインフレームに形成した第1係止部に係止され、クリーナフィルタの他端は、エアクリーナケースに形成した第2係止部に係止されることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、エアクリーナは、クリーナフィルタを備え、連結天井部の下方で且つクリーナフィルタよりも車両前方位置にて、連結底部に、第2穴部が設けられ、第2穴部は、骨格部の中空部に連通していることを特徴とする。
請求項9に係る発明では、エンジンは、左右のメインフレームの下端と左右のメインフレームの後端によって支持され、左右のメインフレームの下端は、車幅方向に延びる第1締結ボルトでエンジンを支持し、左右のメインフレームの後端は、ヘッドパイプの軸方向に平行に延びる第2締結ボルトでエンジンを支持するようにしたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、左右一対のメインフレームは、車幅方向内方に開放しコ字状断面を呈する左右のコ字部を備え、これらの左右のコ字部の間を、エアクリーナケースの一部にした。すなわち、コ字状スペースを利用してエアクリーナケースの一部に利用したので、エアクリーナに十分な容量をもたせつつ、車幅の拡大を抑えることができる。
また、左右一対のメインフレームは、断面コ字状の左右の骨格部の下方に断面中空状にした左右の骨格部を備えている。この様な左右の骨格部により、所定のフレーム剛性が容易に確保される。結果、所定のフレーム剛性を確保し、エアクリーナに十分な容量をもたせつつ、車幅の拡大を抑えることができる鞍乗り型車両が提供される。
請求項2に係る発明では、左右のコ字部に、クリーナケースカバーを上方から取付けるための取付孔が備えられ、取付孔に上方から締結部材が締結される。たとえば、取付孔に側方から締結部材が締結される構造に比べ、クリーナケースカバーを車幅方向に拡げることなくメインフレームに取付けることができる。
また、左右の天井部は、取付孔を備え、これらの取付孔に、上方から締結部材を介してエアクリーナケースが取付けられている。エアクリーナケースを取付ける際は、上からエアクリーナケースを左右の天井部にセットし、上から締結部材を締結する。エアクリーナケースを外すときは、上から締結部材を外すことで、エアクリーナケースを容易に取外すことができる。すなわち、エアクリーナケースは、上から着脱可能となるので、エアクリーナケースの着脱性が高められる。結果、エアクリーナのメンテナンス性を高めることができる。
請求項3に係る発明では、左右の床部は、下連結部で繋がって連結底部を形成し、左右の天井部の前部は、繋がって連結天井部を形成する。すなわち、コ字部の前部に閉空間が形成されるので、このような閉空間によって、メインフレームの一部をエアクリーナの一部として機能させることができる。結果、閉空間を設けたい場合に比べて、エアクリーナケースを小型化することができる。
請求項4に係る発明では、左右一対のメインフレームは、板状の連結底部と、板状の連結底部から上方及び下方に延びる左右の外壁部と、板状の連結底部から下方に延びる左右の内壁部とを備えている。そして、板状の連結底部の上方をエアクリーナケースとした。
左右の内壁部を備えていない板状の連結底部の上方にエアクリーナケースが配置されるので、左右の内壁部の内方にエアクリーナケースが配置される構造に比べ、エアクリーナに十分な容量をもたせることができる。また、板状の連結底部の下方は、左右の内壁部と左右の外壁部とを有するので、この様な左右の内壁部と左右の外壁部とにより、フレーム剛性を高めることができる。
請求項5に係る発明では、連結底部に第1穴部が設けられ、第1穴部にエンジンにエアを取入れるファンネルが貫通するように配置される。すなわち、エンジンの上方近傍に第1穴部を形成し、第1穴部にファンネルを通すことから、エンジンまでの吸気通路の長さを短くできる。結果、吸気に係るロスを減らすことができる。
請求項6に係る発明では、左右のコ字部の上面に凸部が設けられ、凸部と嵌合する凹部がクリーナケースカバーに設けられ、凸部と凹部の間にOリングが介在されている。このようなOリングによって、メインフレームとクリーナケースカバーの間のシール性能を高めることができる。
また、クリーナケースカバーを取付ける際は、メインフレームの凸部に、クリーナケースカバーの凹部を嵌めるだけで、クリーナケースカバーは位置決め可能となる。結果、クリーナケースカバーのセット作業が容易になる。
請求項7に係る発明では、クリーナフィルタの一端は、メインフレームに形成した第1係止部に係止され、クリーナフィルタの他端は、エアクリーナケースに形成した第2係止部に係止される。すなわち、着脱自在のエアクリーナケースを取付けることで、クリーナフィルタが支持され、エアクリーナケースを取外すだけで、クリーナフィルタが取り外せる。結果、クリーナフィルタのメンテナンス性を高めることができる。
請求項8に係る発明では、第2穴部は、クリーナフィルタの前方で、連結底部に設けられると共に、骨格部に形成される中空部に連通している。吸気の一部は、第2穴部を通って中空部に入ることで、骨格部の中空部をレゾネータとして機能させることができる。
請求項9に係る発明では、左右のメインフレームの後端は、ヘッドパイプの軸方向に平行に延びる第2締結ボルトを介してエンジンを支持するようにした。ヘッドパイプの軸方向と第2締結ボルトの軸方向とを同一方向に一致させることで、ヘッドパイプの孔加工と第2締結ボルトの孔加工とを、段取り替えをすることなく行わせることができる。結果、加工に係る生産性が高まり、加工費用を低減できる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 本発明に係るエアクリーナの分解斜視図である。 エアクリーナを車両長手方向に沿って見たときの要部断面図である。 本発明に係るエアクリーナの側面図である。 図4の5−5線断面図である。 図5の6部拡大図である。 図4の7−7線断面図である。 図5の8部拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、前輪13を操向自在に支持するヘッドパイプ11と、このヘッドパイプ11から車幅方向左右に分岐して車両後方へ延びてエンジン15を支持すると共に燃料タンク16が取付けられる左右一対のメインフレーム12L、12R(図手前側の符号12Lのみ示す。)と、これらの左右一対のメインフレーム12L、12Rの後部に形成されリヤスイングアーム17及び後輪14を揺動自在に支持するピボット部18と、左右一対のメインフレーム12L、12Rの後部上部から車両後上方へ延びて運転者シート21、同乗者シート22及びナンバープレートステー23を支持するリヤフレーム24とを有する鞍乗り型車両である。
車体フレーム20は、ヘッドパイプ11と、このヘッドパイプ11から後方左右に延びる左右一対のメインフレーム12L、12Rと、左右一対のメインフレーム12L、12Rから後方へ延びえるリヤフレーム24とからなる。ヘッドパイプ11に、前輪13を操向するハンドル26が回動自在に取付けられ、このハンドル26から斜め前下方へフロントフォーク27が一体的に延びており、このフロントフォーク27の下端に前輪13が回転自在に取付けられる。
エンジン15は、クランクケース31と、このクランクケース31からこの順に前上方に延びているシリンダブロック32及びシリンダヘッド33と、クランクケース31の底部から下方へ延びるオイルパン34と、シリンダヘッド33の上方に設けられる吸気系35と、シリンダブロック32及びシリンダヘッド33の前方で前輪13の後方に立設されるラジエータユニット36とを主要素とする。エンジン15の吸気系35の構成要素であるエアクリーナ40は、左右一対のメインフレーム12L、12Rの間に設けられている。なお、排気系については省略した。
このようなエンジン15は、左右のメインフレーム12L、12Rの下端41L、41R(図手前側の符号41Lのみ示す。)と左右のメインフレーム12L、12Rの後端42L、42R(図手前側の符号42Lのみ示す。)によって支持される。詳細には、左右のメインフレーム12L、12Rの下端41L、41Rは、車幅方向に延びる第1締結ボルト43、43(図手前側の符号43のみ示す。)を介してエンジン15を支持し、左右のメインフレーム12L、12Rの後端42L、42Rは、ヘッドパイプ11の軸方向に平行に延びる第2締結ボルト44、44(図手前側の符号44のみ示す。)を介してエンジン15を支持している。
次に、車体カバー50について説明する。車体カバー50は、車両前部を覆いヘッドライト51が設けられているアッパカウル52と、このアッパカウル52の下端から下方及び後方へ延びておりエンジン15の側方を覆う左右のフロントカウル53L、53R(図手前側の符号53Lのみ示す。)と、左右のフロントカウル53L、53Rの下部から後方へ延びてエンジン15の下部を覆うアンダカウル54と、車両後部に設けられ同乗者シート22の側方を覆うリヤカウル55L、55R(図手前側の符号55Lのみ示す。)とからなる。フロントフォーク27には、前輪13の泥をよけるフロントフェンダ56が設けられている。
次に、車体フレーム20を利用したエアクリーナ40の構成について説明する。
図2に示すように、左右一対のメインフレーム12L、12Rは、その前端に設けられ走行風を取り入れる開口61を有する箱状部材62と、左右一対のメインフレーム12L、12Rの間に渡される板状の連結底部63とを備えており、この連結底部63の後部に走行風を排出する排出口となる4つの第1穴部65が設けられ、各々の第1穴部65にエンジン15のファンネル67が配置されている。
エアクリーナ40は、上記構成の左右一対のメインフレーム12L、12Rと、左右一対のメインフレーム12L、12Rに係合されるクリーナフィルタ68と、左右一対のメインフレーム12L、12Rを覆うクリーナケースカバー69とを主要素とする。
左右一対のメインフレーム12L、12Rの間に渡される連結底部63に、エンジン15への吸気通路となる4つのファンネル67が車幅方向に並んで配置されている。4つのファンネル67は、各々、連結底部63を貫通して4気筒エンジン15のシリンダヘッド33へ接続される。
連結底部63には、クリーナフィルタ68を係止することができる爪状の第1係止部71が設けられ、第1係止部71に、クリーナフィルタ68の一端(下端73)が係止可能に設けられている。図3に示すように、エアクリーナ40に備えられているクリーナフィルタ68の一端(下端73)は、左右一対のメインフレーム12L、12Rの連結底部63に形成した第1係止部71に係止され、クリーナフィルタ68の他端(上端74)は、クリーナケースカバー69に形成した第2係止部72に係止されている。
左右一対のメインフレーム12L、12Rの天井部80は、クリーナケースカバー69を上方から取付ける複数の取付孔81を備え、クリーナケースカバー69は、取付孔81に締結部材82を介して天井部80に取付可能となっている。クリーナケースカバー69は、上に張出している張出部75と、この張出部75の下端周囲を囲い締結部材82が挿入される孔部hを有するフランジ部76とを備えている。フランジ部76は、前フランジ77と後フランジ78と、前フランジ77と後フランジ78の車幅方向両端間に各々渡される左右フランジ79L、79R(図2参照)とからなる。
左右一対のメインフレーム12L、12Rの天井部80に、クリーナケースカバー69が取付けられるとき、前フランジ77は、左右一対のメインフレーム12L、12Rの連結天井部85に合わせられ、後フランジ78は、左右一対のメインフレーム12L、12Rの連結後天井部86に合わせられ、左フランジ79Lは、左メインフレーム12Lの左天井部87Lに合わせられ、右フランジ79Rは、右メインフレーム12Rの右天井部87Rに合わせられる。
ここで、左右一対のメインフレーム12L、12Rの天井部80は、連結天井部85と連結後天井部86と左天井部87Lと右天井部87Rとからなる。フランジ部76と天井部80との間に、シール部材としてのOリング89が天井部80の全周にわたって介在される。締結部材82による締結構造及びシール構造の詳細については後述する。
左右一対のメインフレーム12L、12Rの天井部80に、上方からクリーナケースカバー69が取付けられ、箱状部材62の後方に設けられる連結底部63とクリーナケースカバー69とによってエアをエンジン15に供給するエアクリーナケース46が形成される。
次に、車両長手方向断面上におけるエアクリーナ40の構造について説明する。
図3に示すように、ヘッドパイプ11を除くヘッドパイプ11の周囲にて、左右一対のメインフレーム12L、12R(図奥側の符号12Rのみ示す。)の一部が切欠かれ、この切欠かれた部分に箱状部材62が挿入されると共に左右一対のメインフレーム12L、12Rに接合され、箱状部材62の内側にエア通路が形成される。このエア通路は、ヘッドパイプ11の周囲にて左右一対のメインフレーム12L、12Rを貫通するように設けられている。
箱状部材62は、上板91と、この上板91に対向配置される下板92と、上板91の左右上端及び左右下端の間に各々渡される左板93L及び右板93R(図奥側の符号93Rのみ示す。)とからなる断面ロ字状の部材であり、下板92に滑らかに連続するように、下板92の後端から後方へメインフレーム12L、12Rの連結底部63が延びている。箱状部材62に形成され、車両前方側へ向いている開口61の底部を構成する下板92には、連結底部63の前端63aが連なり、エアクリーナ40の後端まで連結底部63の後端63bが連なっている。
次に、連結底部63の形状について説明する。エアクリーナ40の底部に延びている連結底部63は、箱状部材62の後端62aに滑らかに連結され斜め後下方に傾いている第1後傾斜部101と、この第1後傾斜部101の後端に滑らかに連結され斜め後上方に傾いている前傾斜部103と、この前傾斜部103の後端に滑らかに連結され斜め後下方に傾いている第2後傾斜部102とからなる。前傾斜部103に略直角にクリーナフィルタ68が立設され、第2後傾斜部102に略直角にエンジン15(図1参照)にエアを取入れるファンネル67が設けられている。
連結底部63の第2後傾斜部102に第1穴部65が設けられ、第1穴部65にファンネル67が貫通するように配置され、このファンネル67の一端(下端67b)は、エンジン15(図1参照)に接続され、ファンネルの他端(上端67a)は、エアクリーナ40内に配置されている。ファンネル67は、エア入口側の上端67aの内径が広く、エア出口側の下端67bの内径が上端67aの内径よりも狭い漏斗状の筒状部材である。
連結底部63を構成する第1後傾斜部101、前傾斜部103及び第2後傾斜部102は、滑らかに連続しているので連結底部63の上方に流れているエアの流れを円滑なものにすることができる。また、前傾斜部103に略直角にクリーナフィルタ68が立設されるので、クリーナフィルタ68の全面を有効に利用して効率良くエアを濾過することができる。
次に、エアクリーナ40の作用について説明する。開口61から進入した(走行風)エアは、箱状部材62を通過した後、連結底部63とこの連結底部63の前部上方に配置される前連結部84とにガイドされた後、クリーナフィルタ68を通過しエア内に含まれる異物が濾過され、次いで、連結底部63とクリーナケースカバー69によってガイドされ、図矢印aの如くファンネル67へ導かれる。
図4に示すように、左右一対のメインフレーム12L、12Rの前端に開口61が設けられ、この開口61の底板(下板92)から取入れたエアが円滑に導かれるように左右のメインフレーム12L、12Rの間に連結底部63が渡され、この連結底部63を上方からクリーナケースカバー69で覆うことで、閉空間が形成され、この閉空間がエアクリーナ40として利用される。
エアクリーナ40は、クリーナフィルタ68の前方側に位置するダーテイサイド105と、クリーナフィルタ68の後方側に位置するクリーンサイド106とに分割される。ダーテイサイド105にて連結底部63に、第2穴部66が設けられている。第2穴部66については後述する。
次に、車幅方向断面上におけるエアクリーナ40の構造について説明する。
図5に示すように、左右一対のメインフレーム12L、12Rは、車幅方向内方に開放するコ字状断面を呈しエアクリーナケース46の一部を構成する左右のコ字部111L、111Rと、これらの左右のコ字部111L、111Rの下方に設けられ中空状を呈する左右の骨格部112L、112Rとを備えている。左右の骨格部112L、112Rは、各々、中空部113L、113Rを有する。左右のコ字部111L、111Rの間に、エアクリーナ40が配置されている。
左右のコ字部111L、111Rは、車幅方向外方に延びる左右の天井部87L、87Rと、これらの左右の天井部87L、87Rの外端から下方に延びる左右の上壁部115L、115Rと、これらの左右の上壁部115L、115Rの下端から車幅方向内方に延びる左右の床部116L、116Rとからなり、左右の床部116L、116Rは、連結部(下連結部117)で繋がり、この下連結部117と左右の床部116L、116Rとからなる連結底部63を形成するようにした。
板状の連結底部63から上方及び下方に左右の外壁部(左右の上壁部115L、115R及び左右の下壁部118L、118R)が延び、これらの左右の外壁部(左右の下壁部118L、118R)の車幅方向内方にて板状の連結底部63から下方に左右の内壁部121L、121Rが延びている。左右の内壁部121L、121Rと左右の壁部115L、115Rの間に各々左右の底部122L、122Rが渡されている。エアクリーナ40に備えられているエアクリーナケース46は、板状の連結底部63の上方に配置される。
次に、クリーナケースカバー69の取付構造等について説明する。
図6に示すように、右のコ字部111Rの上面に凸部124が設けられ、凸部124と嵌合する凹部125がクリーナケースカバー69に設けられ、凸部124と凹部125の間にOリング89が介在される。
図2に戻り、凸部124は、天井部80の全周にわたって設けられている。凹部125と凸部124の間にOリング89を介在することによって、メインフレーム12L、12Rとクリーナケースカバー69の間のシール性能を高めることができる。
また、天井部80に全周にわたり凸部124が設けられているため、クリーナケースカバー69を取付ける際は、凸部124にクリーナケースカバー69の凹部を嵌めるだけで、天井部80にクリーナケースカバー69が位置決め可能となる。結果、クリーナケースカバー69のセット作業が容易になる。
次に、エアクリーナ40を形成する左右一対のメインフレーム12L、12Rの前部が閉断面構造であることを説明する。
図7に示すように、左右の天井部87L、87Rの前部は、上天井部(前連結部84)で繋がり、この前連結部84と左右の天井部87L、87Rの前部とからなる連結天井部85を形成するようにした。連結天井部85の下方で且つクリーナフィルタ68(図4参照)よりも車両前方位置にて、連結底部63に、第2穴部66、66が設けられ、これらの第2穴部66、66は、骨格部112L、112Rの中空部113L、113Rに連通している。
次に、エンジン支持部127と中空部113Lに各々開けた水抜孔128について説明する。
図8に示すように、左のメインフレーム12Lの下端に第1締結ボルト43(図1参照)が差し込まれる座ぐり孔129が形成されている。また、骨格部112Lの中空部113Lの下端には、中空部113Lに入った水を抜く水抜孔128が設けられている。中空部113Lに入った水は、中空部113Lから外へ図矢印bの如く排出される。
なお、車幅方向右側のエンジン支持部及び水抜孔の構造についても、車幅方向中心に対し左右対称なものであり説明を省略する。
以上に述べた鞍乗り型車両の作用を次に述べる。
図5に戻り、左右一対のメインフレーム12L、12Rは、車幅方向内方に開放しコ字状断面を呈する左右のコ字部111L、111Rを備え、これらの左右のコ字部111L、111Rの間を、エアクリーナケース46の一部にした。すなわち、コ字状スペースを利用してエアクリーナケース46の一部に利用したので、車幅の拡大を低く抑えながら、エアクリーナ40に十分な容量をもたせることができる。
また、左右一対のメインフレーム12L、12Rは、断面コ字状の左右のコ字部111L、111Rの下方に断面中空状とした左右の骨格部112L、112Rを備えている。この様な左右の骨格部112L、112Rにより、所定のフレーム剛性が容易に確保される。結果、車幅の拡大を低く抑えながら、エアクリーナ40に十分な容量を確保し、併せて、所定のフレーム剛性を確保できる鞍乗り型車両が提供される。
左右一対のメインフレーム12L、12Rは、板状の連結底部63と、板状の連結底部63から上方及び下方に延びる左右の外壁部(左右の壁部115L、115R)と、板状の連結底部63から下方に延びる左右の内壁部121L、121Rとを備えている。そして、板状の連結底部63の上方をエアクリーナケース46とした。
左右の内壁部121L、121Rを備えていない板状の連結底部63の上方をエアクリーナケース46としたので、エアクリーナ40に十分な容量をもたせることができる。また、板状の連結底部63の下方は、左右の内壁部121L、121Rと左右の外壁部(左右の下壁部118L、118R)とを有するので、この様な左右の内壁部121L、121Rと左右の外壁部(左右の下壁部118L、118R)とにより、フレーム剛性を高めることができる。
図3に戻り、連結底部63に第1穴部65が設けられ、第1穴部65にエンジン15にエアを取入れるファンネル67が貫通するように配置される。すなわち、エンジン15の上方近傍に第1穴部65を形成し、第1穴部65にファンネル67を通すことから、エンジン15(図2参照)までの吸気通路は短いものとなる。結果、吸気に係るロスを減らすことができる。
図2及び図5に戻り、左右のコ字部111L、111Rは、クリーナケースカバー69を上方から取付ける取付孔81を備えている。すなわち、取付孔81に上方から締結部材82が締結される。たとえば、取付孔に側方から締結部材が締結される構造に比べ、クリーナケースカバー69を車幅方向に拡げることなくメインフレーム12L、12Rに取付けることができる。
また、左右の天井部87L、87Rは、取付孔81を備え、これらの取付孔81に、上方から締結部材82を介してクリーナケースカバー69が取付けられている。クリーナケースカバー69を取付ける際は、上からクリーナケースカバー69を左右の天井部87L、87Rを含む天井部80にセットし、上から締結部材82を締結する。クリーナケースカバー69を外す際は、上から締結部材82を外すことで、クリーナケースカバー69を容易に取外すことができる。すなわち、エアクリーナケース46は、上から着脱可能となるので、クリーナケースカバー69の着脱性が高められる。結果、エアクリーナ40のメンテナンス性を高めることができる。
図4及び図7に戻り、左右の床部116L、116Rは、下連結部117で繋がって連結底部63を形成し、左右の天井部87L、87Rの前部は、繋がって連結天井部85を形成する。すなわち、コ字部111L、111Rの前部に閉空間が形成されるので、このような閉空間によって、メインフレーム12L、12Rの一部をエアクリーナ40の一部として機能させることができる。
図3に戻り、クリーナフィルタ68の一端(下端73)は、メインフレーム12L、12Rに形成した第1係止部71に係止され、クリーナフィルタ68の他端(上端74)は、クリーナケースカバー69に形成した第2係止部72に係止される。すなわち、着脱自在のクリーナケースカバー69を取付けることで、クリーナフィルタ68が支持され、クリーナケースカバー69を取外すだけで、クリーナフィルタ68が取り外せる。結果、クリーナフィルタ68のメンテナンス性を高めることができる。
図4に戻り、第2穴部66は、クリーナフィルタ68の前方で、連結底部63に設けられると共に、骨格部112L、112Rに形成される中空部113L、113Rに連通している。吸気の一部は、第2穴部66を通って中空部113L、113Rに入ることで、骨格部112L、112Rの中空部113L、113Rをレゾネータとして機能させることができる。
左右のメインフレーム12L、12Rの後端は、ヘッドパイプ11の軸方向J1に平行に延びる第2締結ボルト44、44を介してエンジン15を支持するようにした。ヘッドパイプ11の軸方向J1と第2締結ボルト44の軸方向J2とを同一方向に一致させることで、ヘッドパイプ11の孔加工と第2締結ボルト44の孔加工とを、段取り替えをすることなく行わせることができる。結果、加工に係る生産性が高まり、加工費用を低減できる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、鞍乗り型三輪車にも適用可能であり、一般の鞍乗り型車両に適用することは差し支えない。
本発明は、左右のメインフレームの間にエアクリーナが備えられている自動二輪車に好適である。
10…鞍乗り型車両(自動二輪車)、11…ヘッドパイプ、12L、12R…左右一対のメインフレーム、15…エンジン、40…エアクリーナ、41L、41R…左右のメインフレームの下端、42L、42R…左右のメインフレームの後端、43…第1締結ボルト、44…第2締結ボルト、46…エアクリーナケース、61…開口、63…連結底部、65…第1穴部、66…第2穴部、67…ファンネル、68…クリーナフィルタ、69…クリーナケースカバー、71…第1係止部、72…第2係止部、81…取付孔、82…締結部材、84…上天井部、85…連結天井部、87L、87R…左右の天井部、89…Oリング、91…開口の天井部(上板)、92…開口の底部(下板)、111L、111R…左右のコ字部、112L、112R…左右の骨格部、113L、113R…中空部、115L、115R…左右の壁部(左右の上壁部)、左右の上外壁部、116L、116R…左右の床部、117…下連結部、118L、118R…左右の壁部(左右の下壁部)、、左右の下外壁部、121L、121R…左右の内壁部、124…凸部、125…凹部。

Claims (9)

  1. ヘッドパイプ(11)と、このヘッドパイプ(11)から車幅方向左右に分岐して車両後方へ延びる左右一対のメインフレーム(12L、12R)とを備え、前記ヘッドパイプ(11)の近傍に走行風を取り入れる開口(61)を設け、この開口(61)から前記左右一対のメインフレーム(12L、12R)の間に配置されるエアクリーナ(40)へエアを導くようにした鞍乗り型車両において、
    前記左右一対のメインフレーム(12L、12R)は、車幅方向内方に開放するコ字状断面を呈しエアクリーナケース(46)の一部を構成する左右のコ字部(111L、111R)と、これらの左右のコ字部(111L、111R)の下方に設けられ中空状を呈する左右の骨格部(112L、112R)とを備え、
    前記エアクリーナ(40)は、前記左右のコ字部(111L、111R)の間に配置され、
    前記左右のコ字部(111L、111R)は、車幅方向内方に延びる左右の天井部(87L、87R)と、これらの左右の天井部(87L、87R)の外端から下方に延びる左右の壁部(115L、115R)と、これらの左右の壁部(115L、115R)の下端から車幅方向内方に延びる左右の床部(116L、116R)とからなり、
    前記エアクリーナ(40)は、クリーナケースカバー(69)を有し、
    前記クリーナケースカバー(69)は、前記左右の天井部(87L、87R)へ取付けられていることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記左右の天井部(87L、87R)は、前記クリーナケースカバー(69)を上方から取付ける取付孔(81)を備え、
    前記クリーナケースカバー(69)は、前記取付孔(81)に締結部材(82)を介して前記左右の天井部(87L、87R)へ取付けられていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記左右の床部(116L、116R)は、下連結部(117)で繋がり、この下連結部(117)と前記左右の床部(116L、116R)とからなる連結底部(63)を形成し、
    この連結底部(63)の車両前端は、前記開口(61)の底部(92)まで連なり、
    前記連結底部(63)の車両後端は、前記エアクリーナ(40)の後端まで連なり、
    前記左右の天井部(87L、87R)の前部は、上天井部(84)で繋がり、この上天井部(84)と前記左右の天井部(87L、87R)とからなる連結天井部(85)を形成し、
    この連結天井部(85)の車両前端は、前記開口(61)の天井部(91)まで連なっていることを特徴とする請求項1又は2記載の鞍乗り型車両。
  4. ヘッドパイプ(11)から車幅方向左右に分岐して車両後方へ左右一対のメインフレーム(12L、12R)が延び、これらの左右一対のメインフレーム(12L、12R)の下方にエンジン(15)が設けられ、このエンジン(15)の吸気系を構成するエアクリーナ(40)が前記左右一対のメインフレーム(12L、12R)の間に設けられている鞍乗り型車両において、
    前記左右一対のメインフレーム(12L、12R)は、これらの左右一対のメインフレーム(12L、12R)の間に渡される板状の連結底部(63)と、この板状の連結底部(63)から上方及び下方に延びる左右の外壁部(115L、115R、118L、118R)と、前記左右の外壁部(115L、115R)の上端から車幅方向内方に延びる左右の天井部(87L、87R)と、前記左右の外壁部(115L、115R)の車幅方向内方にて前記板状の連結底部(63)から下方に延びる左右の内壁部(121L、121R)とを備え、
    前記エアクリーナ(40)は、エアクリーナケース(46)を有し、
    このエアクリーナケース(46)は、前記板状の連結底部(63)の上方に配置されることを特徴とする鞍乗り型車両。
  5. 前記連結底部(63)に第1穴部(65)が設けられ、前記第1穴部(65)に前記エンジン(15)にエアを取入れるファンネル(67)が貫通するように配置され、
    このファンネル(67)の一端は、前記エンジン(15)に接続され、
    前記ファンネル(67)の他端は、前記エアクリーナ(40)内に配置されていることを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記左右の天井部(87L、87R)に凸部(124)が設けられ、
    前記クリーナケースカバー(69)に前記凸部(124)と嵌合する凹部(125)が設けられ、
    前記凸部(124)と前記凹部(125)の間にOリング(89)が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記エアクリーナ(40)は、クリーナフィルタ(68)を備え、
    前記クリーナフィルタ(68)の一端は、前記左右一対のメインフレーム(12L、12R)に形成した第1係止部(71)に係止され、
    前記クリーナフィルタ(68)の他端は、前記クリーナケースカバー(69)に形成した第2係止部(72)に係止されることを特徴とする請求項1、2、3、6のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記エアクリーナ(40)は、クリーナフィルタ(68)を備え、
    前記連結天井部(85)の下方で且つ前記クリーナフィルタ(68)よりも車両前方位置にて、前記連結底部(63)に、第2穴部(66)が設けられ、
    前記第2穴部(66)は、前記骨格部(112L、112R)の中空部(113L、113R)に連通していることを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両。
  9. 前記エンジン(15)は、前記左右のメインフレーム(12L、12R)の下端(41L、41R)と前記左右のメインフレーム(12L、12R)の後端(42L、42R)によって支持され、
    前記左右のメインフレーム(12L、12R)の下端(41L、41R)は、車幅方向に延びる第1締結ボルト(43)を介して前記エンジン(15)を支持し、
    前記左右のメインフレーム(12L、12R)の後端(42L、42R)は、前記ヘッドパイプ(11)の軸方向に平行に延びる第2締結ボルト(44)を介して前記エンジン(15)を支持するようにしたことを特徴とする請求項4又は5記載の鞍乗り型車両
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