JPWO2017056771A1 - 鞍乗型車両 - Google Patents

鞍乗型車両

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JPWO2017056771A1 JP2017543007A JP2017543007A JPWO2017056771A1 JP WO2017056771 A1 JPWO2017056771 A1 JP WO2017056771A1 JP 2017543007 A JP2017543007 A JP 2017543007A JP 2017543007 A JP2017543007 A JP 2017543007A JP WO2017056771 A1 JPWO2017056771 A1 JP WO2017056771A1
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Abstract

ホーン用開口を目立ちにくくすることができるとともに、フロントカウルの剛性低下も抑制できる鞍乗型車両を提供する。ヘッドパイプを前方から覆うフロントカウル(20)と、正面視で少なくとも一部が前記フロントカウル(20)に覆われるホーンとを備え、フロントカウル(20)にホーン用開口(21)が形成される。フロントカウル(20)を複数に分割された分割カウル(30),(40)を合わせることで構成し、分割カウル(30),(40)同士が合わせられる合わせ部(22)に隙間(22c)を設けることによって隙間(22c)でホーン用開口(21)を形成した。ホーン用開口(21)をフロントカウル(20)の分割ライン(22)と重ねることで目立ちにくくすることができる。フロントカウル(20)に直接孔を開けてホーン用開口(21)を形成する必要がなくなるため、フロントカウル(20)の剛性低下も抑制することができる。

Description

本発明は、鞍乗型車両に関するものである。
従来、鞍乗型車両として、例えば特許文献1に見られるように、ヘッドパイプ(3)を前方から覆うフロントカウル(50)と、正面視で少なくとも一部がフロントカウル(52)に覆われるホーン(15)とを備え、フロントカウル(50)にホーン用開口(52)が形成される鞍乗型車両が知られている。
特開2006−143176号公報
上述した従来の鞍乗型車両では、フロントカウル(52)に直接穴(52)を設けることによって、該穴(52)でホーン用開口(52)を形成していたため、ホーン用開口(52)が目立ち、外観に大きく影響し易いという難点があった。また、風圧を受けやすいフロントカウル(52)に直接ホーン用開口(52)を開けているため、ホーン用開口(52)の周囲の剛性が低下しやすいという難点もあった。
本発明が解決しようとする課題は、ホーン用開口を目立ちにくくすることができるとともに、フロントカウルの剛性低下も抑制できる鞍乗型車両を提供することである。
上記課題を解決するために本発明の鞍乗型車両は、
ヘッドパイプを前方から覆うフロントカウルと、正面視で少なくとも一部が前記フロントカウルに覆われるホーンとを備え、前記フロントカウルにホーン用開口が形成される鞍乗型車両において、
前記フロントカウルを複数に分割された分割カウルを合わせることで構成し、
前記分割カウル同士が合わせられる合わせ部に隙間を設けることによって該隙間で前記ホーン用開口を形成したことを特徴とする。
この鞍乗型車両によれば、分割カウル同士の合わせ部に隙間を設けることによってホーン用開口が形成されるので、ホーン用開口をフロントカウルの分割ラインと重ねることで目立ちにくくすることができる。さらに、フロントカウルに直接穴を開ける必要がなくなるため、フロントカウルの剛性低下も抑制することができる。
この鞍乗型車両においては、
前記合わせ部は、前記分割カウル同士が接合する接合部と、前記ホーン用開口を形成する非接合部とを有し、該非接合部は前記接合部の中途部に形成される構成とすることができる。
このように構成すると、ホーン用開口が接合部の中途部に形成される結果として、ホーン用開口を間に挟むようにして分割カウル同士が接合することとなり、フロントカウルの剛性を十分に確保することができる。
この鞍乗型車両においては、
前記分割カウルは、少なくとも第1分割カウルと第2分割カウルとを有し、
第1分割カウルに形成される第1ホーン用開口構成部と、第2分割カウルに形成される第2ホーン用開口構成部とで、前記ホーン用開口の少なくとも一部が構成され、
前記第1ホーン用開口構成部と第2ホーン用開口構成部のうち少なくとも一方に、後方へ向けて屈曲する屈曲部が形成されている構成とすることができる。
このように構成すると、後方へ向けて屈曲する屈曲部によって、ホーン用開口周囲のフロントカウルの剛性を高めることができる。さらに、この屈曲部は後方へ向けて屈曲する、すなわちホーンへ近づくように屈曲するため、警報音のガイドとなり得、前方へのホーン警報音の伝達効率も向上する。
この鞍乗型車両においては、
前記合わせ部は、前記分割カウル同士が接合する接合部と、前記ホーン用開口を形成する非接合部とを有し、前記屈曲部は、前記非接合部から前記接合部に亘って連続して形成される構成とすることができる。
このように構成すると、ホーン用開口周囲のフロントカウルの剛性を一層高めることができる上、接合部にも屈曲部が連続して形成されることで、よりホーン用開口を目立たなくすることができ、外観性を高めることができる。
この鞍乗型車両においては、
前輪の上方を覆うフロントフェンダを備え、
側面視で、前記フロントフェンダの上端よりも上方に位置する前記フロントカウルの上下方向に関し、上部寄りの位置に前記ホーン用開口が形成される構成とすることができる。
このように構成すると、ホーン用開口が上部寄りに形成されるので、前方へのホーン警報音の伝達効率が一層向上する。
この鞍乗型車両においては、
前記合わせ部は、正面視でU字状ないしV字状の分割ラインを有するように形成され、
前記ホーン用開口は、当該U字状ないしV字状の分割ラインの頂部を含むように形成される構成とすることができる。
このように構成すると、ホーン用開口を形成する合わせ部の隙間が、正面視でU字状ないしV字状の分割ラインの頂部を含むこととなるため、より一層目立たないようにホーン用開口を形成することができる。さらに、U字状ないしV字状の分割ラインの頂部を含むようにホーン用開口が形成されるので、ホーン用開口周囲のフロントカウルの剛性も高めることができる。
この鞍乗型車両においては、
前記フロントカウルの左右に灯火器が配置され、該灯火器は前記ホーンの左右両側方に配置される構成とすることができる。
このように構成すると、灯火器を利用して、警報音の一部をホーン用開口に導くことが可能になるため、前方へのホーン警報音の伝達効率が向上する。さらに、前後方向のコンパクト化が可能となる。
※灯火器はウイン力、ポジション、ヘッドライトのうち、少なくともいずれか1つを含む灯火器であればよいという旨を明細書に書いておく。
この鞍乗型車両においては、
前記ホーンは、前記灯火器の後端よりも前方に配置される構成とすることができる。
このように構成すると、より一層効果的に前方へのホーン警報音の伝達効率を高めることができ、前後方向のコンパクト化も可能となる。
この鞍乗型車両においては、
正面視で、前記ホーンは、上下方向において前記灯火器と重なる位置に配置される構成とすることができる。
このように構成すると、より一層効果的に前方へのホーン警報音の伝達効率を高めるとができ、上下方向のコンパクト化も可能となる。
本発明に係る鞍乗型車両の実施の形態の正面図。 同じく左側面図。 同じく部分拡大正面図。 同じく部分省略拡大正面図(図3に対し分割カウル30,40を取り外した状態の図)。 同じく部分拡大斜視図。 図3における部分省略6−6断面図。 図6の部分拡大図。 図3における部分省略8−8断面図。 図3における部分省略9−9断面図。 図2における部分省略10−10断面図。
以下、本発明に係る鞍乗型車両の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、操縦者から見た方向に従い、必要に応じて図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。各図において、同一部分ないし相当する部分には、同一の符号を付してある。
図1,図2に示すように、この実施の形態の鞍乗型車両1は、ヘッドパイプ11(図2)を前方から覆うフロントカウル20と、正面視で少なくとも一部がフロントカウル20に覆われるホーン50とを備え、フロントカウル20にホーン用開口21が形成される鞍乗型車両である。
図2に示すように、ヘッドパイプ11は車体フレーム10の前部に設けられている。ヘッドパイプ11に操舵自在にフロントフォーク12が取り付けられ、このフロントフォーク12の下端に前輪WFが取り付けられている。前輪WFの上方はフロントフェンダ18で覆われている。フロントフォーク12の上部にはステアリングハンドル13が取り付けられている。車体フレーム10にピボット14でパワーユニット15が揺動可能に支持されており、パワーユニット15の後端に該パワーユニット15で駆動される後輪WRが設けられている。パワーユニット15の後部と車体フレームとの間にはクッションユニット16が設けられている。ハンドル13の後方には、運転者および同乗者が座るシート17が設けられている。
図3および図5に示すように、フロントカウル20は、複数(図示のものは2つ)に分割された分割カウル30,40を合わせることで構成されており、分割カウル30,40同士が合わせられる合わせ部22に隙間22cを設けることによって該隙間22cで前記ホーン用開口21を形成している。
この鞍乗型車両によれば、分割カウル30,40同士の合わせ部22に隙間22cを設けることによってホーン用開口21が形成されるので、ホーン用開口21をフロントカウル20の分割ライン(22)と重ねることで目立ちにくくすることができる。さらに、フロントカウル20に直接穴を開ける必要がなくなるため、フロントカウル20の剛性低下も抑制することができる。
図5に示すように、合わせ部22は、分割カウル30,40同士が接合する接合部22bと、ホーン用開口21を形成する非接合部(22c)とを有し、該非接合部(22c)は接合部22bの中途部22b1に形成される。
このように構成すると、ホーン用開口21が接合部22bの中途部22b1に形成される結果として、ホーン用開口21を間に挟むようにして分割カウル30,40同士が接合(22b、22b)することとなり、フロントカウル20の剛性を十分に確保することができる。
図5〜図7に示すように、分割カウルは、少なくとも第1分割カウル30と第2分割カウル40とを有し、第1分割カウル30に形成される第1ホーン用開口構成部31と、第2分割カウル40に形成される第2ホーン用開口構成部41とで、ホーン用開口21の少なくとも一部が構成され、第1ホーン用開口構成部31と第2ホーン用開口構成部41のうち少なくとも一方に、後方へ向けて屈曲する屈曲部42が形成されている。
このように構成すると、後方へ向けて屈曲する屈曲部42によって、ホーン用開口21周囲のフロントカウル20の剛性を高めることができる。さらに、この屈曲部42は後方へ向けて屈曲する、すなわちホーン50へ近づくように屈曲するため、警報音のガイドとなり得る。したがって、前方へのホーン警報音の伝達効率も向上する。
なお、図示の実施の形態では、フロントカウル20を上下2つの分割カウル30,40に分割したが、例えば図5に仮想線で示すように一方の分割カウルであるアンダーフロントカウル40をさらに左右のカウル40’、40’に分割して、フロントカウル20の分割数を3つとすることもできるし、さらに分割数を増やすこともできる。
また、図示の実施の形態では、屈曲部は第2ホーン用開口構成部41に形成したが、第1ホーン用開口構成部31に形成しても良いし、両方に形成しても良い。屈曲部はホーン用開口構成部の全体に形成しても良いし、一部にのみ形成しても良い。
本願にいう屈曲部には湾曲部(湾曲形状)も含まれるものとする。
図5,図7に示すように、この実施の形態では、屈曲部42は、第2分割カウル40に設けられており、少なくとも第2ホーン用開口構成部41において、第1屈曲部42aと、第2屈曲部42bとで構成した。屈曲部42は、後方へ向けて屈曲する第1屈曲部42aと、この第1屈曲部42aに連設するとともに第1屈曲部42aよりも急な角度で後方へ向けて屈曲する第2屈曲部42bとを有している。このように構成すると、ホーン警報音の伝達効率をより高めることができると同時に、車両斜め上方からのホーン用開口21を通じた車両内側への視界を小さくすることができるため、外観性が向上する。また、図7に示すように、第2ホーン用開口構成部41の後端41rは、第1ホーン用開口構成部31の前端31fよりも後方に位置するように形成されており、上方からの雨水等がホーン用開口21からフロントカウル20の内部に浸入しにくくなっている。
前述したように(図5参照)、合わせ部22は、分割カウル30,40同士が接合する接合部22bと、ホーン用開口21を形成する非接合部(22c)とを有しているが、屈曲部42は、非接合部(22c)だけにではなく非接合部(22c)から接合部22bに亘って連続して形成されている。
このように構成すると、ホーン用開口21周囲のフロントカウル20の剛性を一層高めることができる上、接合部22bにも屈曲部42が連続して形成されることで、よりホーン用開口21を目立たなくすることができ、外観性を高めることができる。
図7に示すように、側面視で、ホーン用開口21は、フロントフェンダ18(図1)の上端よりも上方に位置するフロントカウル20の上下方向に関し、上部寄りの位置に形成されている。
このように構成すると、ホーン用開口21が上部寄りに形成されるので、前方へのホーン警報音の伝達効率が一層向上する。
より具体的に説明すると、図7に示すように、上下方向に関し、フロントフェンダ18の上端よりも上方に位置するフロントカウル20の高さをH2、フロントフェンダ18の上端よりも上方に位置するフロントカウル20の下端からホーン用開口21の中心までの高さをH1としたとき、(H2)/2<H1となるように、ホーン用開口21を形成する。
尚、H1およびH2の下端の上下方向高さ位置は、フロントフェンダ18の上端の上下方向高さ位置と一致する。
図3に示すように、合わせ部22は、正面視でU字状ないしV字状の分割ライン(22)を有するように形成され、ホーン用開口21は、当該U字状ないしV字状の分割ライン(22)の頂部22d(図3ではU字状ないしV字状の分割ラインの車幅方向中央に相当する部位)を含むように形成される。
このように構成すると、ホーン用開口21を形成する合わせ部22の隙間22cが、正面視でU字状ないしV字状の分割ライン(22)の頂部22dを含むこととなるため、より一層目立たないようにホーン用開口21を形成することができる。さらに、U字状ないしV字状の分割ライン(22)の頂部22dを含むようにホーン用開口21が形成されるので、ホーン用開口21周囲のフロントカウル20の剛性も高めることができる。
なお、図示の実施の形態の場合、頂部22dは分割ライン(22)の谷部となるが、U字状ないしV字状の分割ライン(22)が上下逆になった場合には、頂部22dは分割ライン(22)の山部となる。
図3,図4,および図8,図9に示すようにフロントカウル20の左右に灯火器60が配置され、該灯火器60はホーン50の左右両側方に配置される。
このように構成すると、灯火器60を利用して、警報音の一部をホーン用開口21に導くことが可能になるため、前方へのホーン警報音の伝達効率が向上する。
より詳しくは、図4,図8に示すように、灯火器60のホーン50側の側壁64がホーン警報音のガイドとしての役割を果たすため、前方へのホーン警報音の伝達効率が向上することとなる。
また、フロントカウル20の左右に灯火器60が配置され、該灯火器60がホーン50の左右両側方に配置される結果として、車両前部の前後方向のコンパクト化が可能となる。
灯火器60はウインカ、ポジションライト、ヘッドライトのうち、少なくともいずれか1つを含む灯火器であればよい。
図9に示すように、ホーン50は、灯火器60の後端61よりも前方に配置される。
このように構成すると、より一層効果的に前方へのホーン警報音の伝達効率を高めることができ、前後方向のコンパクト化も可能となる。
図4に示すように、正面視で、ホーン50は、上下方向において灯火器60と重なる位置に配置される。
このように構成すると、より一層効果的に前方へのホーン警報音の伝達効率を高めるとができ、上下方向のコンパクト化も可能となる。
より具体的に説明すると、図4に示すように、上下方向に関し、路面(図示せず)を基準とし、灯火器60の下端62の高さをH3、灯火器60の上端63の高さをH5,ホーン50の中心51までの高さをH4としたとき、H3<H4<H5となるようにホーン50を配置する。
図3に示すように、ホーン用開口21の幅W1は、ホーン50の最大幅と略同等しく構成する。
このように構成すると、前方へのホーン警報音の伝達効率を高めるとができる。
フロントカウル20をなす分割カウル30,40は適宜の手段で結合することができる。この実施の形態では、図3,図6に示すように、一方の分割カウル30の背面前後左右に計4つ設けられた締結部32に対し、他方の分割カウル40を背面側からネジで締結固定することにより結合されて、フロントカウル20が構成されている。
フロントカウル20の車体への取付構造も任意であるが、この実施の形態では、予め分割カウル30,40を小組しておき、小組された分割カウル30,40を左右の灯火器60とアッパーレッグシールド73(図2,図10)とに支持固定する。
灯火器60は、後述する取付部53に取り付けられることで、ヘッドパイプ11に支持される。また、アッパーレッグシールド73は車体フレーム10における図示せぬ所定の部位に支持される。
図1,図2、および図10において、70はフロントサイドカバー、71はガーニッシュ、72は収納ボックス用またはメンテナンス用のリッド、73は前述したアッパーレッグシールド、74は山状に膨らむロアレッグシールドである。ロアレッグシールド74の下端には、後方へ向けてシート17の下方まで延出するステップフロア19が設けられる。
ロアレッグシールド74は、上方および後方へ山状に膨らんでいるので、図10に矢印Wで示すように、上方から伝う雨水は車幅方向外側に案内される。
図6に示すように、ホーン50は、ヘッドパイプ11に設けたステー52に取り付けられている。
ステー52には、前記ガーニッシュ71の取付部53と、前記灯火器60の取付部54とが設けられている。
56はステー52に取り付けられたABSモジュレーターである。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
WF:前輪、1:鞍乗型車両、11:ヘッドパイプ、18:フロントフェンダ、20:フロントカウル、21:ホーン用開口、22:合わせ部(分割ライン)、22b:接合部、22b1:中途部、22c:隙間(非接合部)、22d:頂部、30,40:分割カウル、31:第1ホーン用開口構成部、41:第2ホーン用開口構成部、42:屈曲部、50:ホーン、60:灯火器、61:後端。

Claims (9)

  1. ヘッドパイプ(11)を前方から覆うフロントカウル(20)と、正面視で少なくとも一部が前記フロントカウル(20)に覆われるホーン(50)とを備え、前記フロントカウル(20)にホーン用開口(21)が形成される鞍乗型車両において、
    前記フロントカウル(20)を複数に分割された分割カウル(30,40)を合わせることで構成し、
    前記分割カウル(30,40)同士が合わせられる合わせ部(22)に隙間(22c)を設けることによって該隙間(22c)で前記ホーン用開口(21)を形成したことを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 請求項1において、
    前記合わせ部(22)は、前記分割カウル(30,40)同士が接合する接合部(22b)と、前記ホーン用開口(21)を形成する非接合部(22c)とを有し、該非接合部(22c)は前記接合部(22b)の中途部(22b1)に形成されることを特徴とする鞍乗型車両。
  3. 請求項1において、
    前記分割カウル(30,40)は、少なくとも第1分割カウル(30)と第2分割カウル(40)とを有し、
    第1分割カウル(30)に形成される第1ホーン用開口構成部(31)と、第2分割カウル(30)に形成される第2ホーン用開口構成部(41)とで、前記ホーン用開口(21)の少なくとも一部が構成され、
    前記第1ホーン用開口構成部(31)と第2ホーン用開口構成部(41)のうち少なくとも一方に、後方へ向けて屈曲する屈曲部(42)が形成されていることを特徴とする鞍乗型車両。
  4. 請求項3において、
    前記合わせ部(22)は、前記分割カウル(30,40)同士が接合する接合部(22b)と、前記ホーン用開口(21)を形成する非接合部(22c)とを有し、前記屈曲部(42)は、前記非接合部(22c)から前記接合部(22b)に亘って連続して形成されることを特徴とする鞍乗型車両。
  5. 請求項1において、
    前輪(WF)の上方を覆うフロントフェンダ(18)を備え、
    側面視で、前記フロントフェンダ(18)の上端よりも上方に位置する前記フロントカウル(20)の上下方向に関し、上部寄りの位置に前記ホーン用開口(21)が形成されることを特徴とする鞍乗型車両。
  6. 請求項1において、
    前記合わせ部(22)は、正面視でU字状ないしV字状の分割ライン(22)を有するように形成され、
    前記ホーン用開口(21)は、当該U字状ないしV字状の分割ライン(22)の頂部(22d)を含むように形成されることを特徴とする鞍乗型車両。
  7. 請求項1において、
    前記フロントカウル(20)の左右に灯火器(60)が配置され、該灯火器(60)は前記ホーン(50)の左右両側方に配置されることを特徴とする鞍乗型車両。
  8. 請求項7において、
    前記ホーン(50)は、前記灯火器(60)の後端よりも前方に配置されることを特徴とする鞍乗型車両。
  9. 請求項7において、
    正面視で、前記ホーン(50)は、上下方向において前記灯火器(60)と重なる位置に配置されることを特徴とする鞍乗型車両。
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