JP2009214626A - 鞍乗型車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】外装部品で覆われた車体フレームにグラブバーなどの被取付部品が取り付けられる場合において、外観品質をさらに向上させる。
【解決手段】サイドカバー70Lは、シート60に向かって立ち上がる壁部71Lを有する。サイドカバー70Lには、グラブバー80をシートレール31に取り付けるための切欠き70La,70Raが壁部71Lの一部に形成される。ブラケット100Lは、シート60に向かって立ち上がる壁部110を有し、切欠き70Laに配設される。
【選択図】図4
【解決手段】サイドカバー70Lは、シート60に向かって立ち上がる壁部71Lを有する。サイドカバー70Lには、グラブバー80をシートレール31に取り付けるための切欠き70La,70Raが壁部71Lの一部に形成される。ブラケット100Lは、シート60に向かって立ち上がる壁部110を有し、切欠き70Laに配設される。
【選択図】図4
Description
本発明は、車体フレームと、車体フレームに取り付けられる被取付部品と、車体フレームを覆う外装部品とを備える鞍乗型車両に関する。
自動二輪車などの鞍乗型車両では、車体フレームに様々な部品が取り付けられる。例えば、ライダーが着座するシートを支持するシートレールには、シートの後部に着座するタンデムライダーが把持するグラブバー(被取付部品)が取り付けられる(例えば、特許文献1参照)。
このようなグラブバーは、シートレールに向かって延びる取付部を有する。取付部は、ボルトを用いてシートレールに固定される。車体カバーやシートなどの外装部品には、取付部との干渉を避ける切欠きが形成される。
特開昭63−82888号公報(第1図)
しかしながら、上述した従来の鞍乗型車両には、次のような問題があった。具体的には、車体カバーやシートなどの外装部品には、グラブバーの取付部との干渉を避ける切欠きが形成されるため、グラブバーの取付部を固定するボルト周辺が、切欠きを介して外部から視認され得る。すなわち、上述した従来の鞍乗型車両では、外観品質が低下する問題があった。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、外装部品で覆われた車体フレームにグラブバーなどの被取付部品が取り付けられる場合において、外観品質をさらに向上させた鞍乗型車両を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、車体フレーム(車体フレーム30)と、前記車体フレームに取り付けられる取付部(例えば、取付ステー部81L,81R及びブラケット100L,100R)を有する被取付部品(グラブバー80)と、前記車体フレームを覆う第1外装部品(シート60)と、前記第1外装部品と異なる位置に配設され、前記車体フレームを覆う第2外装部品(サイドカバー70L,70R)とを備える鞍乗型車両(自動二輪車10)であって、前記第2外装部品は、前記第1外装部品に向かって立ち上がる第1壁部分(壁部71L,71R)を有し、前記第2外装部品には、前記第1壁部分の一部が切り欠かれた切欠き(切欠き70La,70Ra)が形成され、前記取付部は、前記切欠きに配設され、前記取付部は、前記第1外装部品に向かって立ち上がる第2壁部分(壁部110)を有することを要旨とする。
このような鞍乗型車両によれば、第1壁部分の一部が切り欠かれた切欠きには、取付部が配設される。取付部には、前記第1外装部品に向かって立ち上がる第1壁部分と同じく、前記第1外装部品に向かって立ち上がる第2壁部分が配設される。すなわち、切欠きの内側は、第2壁部分によって遮られる。
従って、切欠きの内側にある被取付部品の取付部の周辺の構造が外部から視認されない。従って、鞍乗型車両の外観品質を向上させることができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記第2壁部分は、前記第1壁部分が延びる延在方向(延在方向D1)に沿って設けられることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記取付部は、前記被取付部品に形成され、前記切欠きに配設される被固定部分(取付ステー部81L,81R)と、前記被取付部品と別体の取付部材(ブラケット100L,100R)とを含み、前記第2壁部分は、取付部材に設けられることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、前記被固定部分と前記取付部材とは、締結部材(ボルト33)を用いて前記車体フレームに一緒に固定されることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、前記第2壁部分の長さ(長さL1)は、前記被固定部分の長さ(長さL2)よりも長いことを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、前記取付部材は、前記被取付部品と異なる他の部品を前記車体フレームに固定する固定部(シートフック123)を有することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第6の特徴に係り、前記他の部品は、ライダーが着座するシート(シート60)であり、前記被取付部品は、前記シートに着座した前記ライダーが把持するグラブバー(グラブバー80)であることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記第1外装部品は、前記車体フレームの上部を覆い、前記第2外装部品は、前記車体フレームの側部を覆うことを要旨とする。
本発明の特徴によれば、外装部品で覆われた車体フレームにグラブバーなどの被取付部品が取り付けられる場合において、外観品質をさらに向上させた鞍乗型車両を提供することができる。
次に、本発明に係る鞍乗型車両の実施形態について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)全体概略構成、(2)グラブバーの取付構造、(3)ブラケットの取付構造、(4)ブラケットの構造、(5)作用・効果、(6)変形例、(7)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)全体概略構成
まず、図1を用いて、本実施形態に係る鞍乗型車両である自動二輪車10の全体概略構成について説明する。図1は、自動二輪車10の左側面図である。
まず、図1を用いて、本実施形態に係る鞍乗型車両である自動二輪車10の全体概略構成について説明する。図1は、自動二輪車10の左側面図である。
図1に示すように、自動二輪車10は、前輪20、車体フレーム30、エンジン40、燃料タンク50、シート60、サイドカバー70L、グラブバー80、テールライトユニット85、及び後輪90を有する。エンジン40、燃料タンク50、シート60、サイドカバー70L、及びグラブバー80は、車体フレーム30に取り付けられる。
前輪20は、車体フレーム30に連結された一対のフロントフォークによって回転可能に支持される。
エンジン40は、自動二輪車10の駆動力を発生させるパワーユニットである。エンジン40は、自動二輪車10の前後方向の略中央において、車体フレーム30に取り付けられる。エンジン40は、後輪90に伝達される駆動力を発生する。エンジン40において発生された駆動力は、チェーンにより後輪90に伝達される。
燃料タンク50は、エンジン40に供給される燃料を貯留する。燃料タンク50は、エンジン40の上方に配置される。
シート60は、燃料タンク50の後方に配置される。シート60には、ライダーが着
座する。シート60は、ライダー及びライダーの同乗者が同時に着座可能なタンデム型のシートである。
座する。シート60は、ライダー及びライダーの同乗者が同時に着座可能なタンデム型のシートである。
サイドカバー70Lは、自動二輪車10の側部を覆う。自動二輪車10は、車両右側にも同様のサイドカバー70R(図1には不図示)を有する。
グラブバー80は、車体フレーム30の一部(図1には不図示)に取り付けられる。グラブバー80は、自動二輪車10の移動時に自動二輪車10を支えるため、或いはライダーの同乗者が乗車時に把持するために使用される。
テールライトユニット85は、テールライト、フラッシャーランプ等(不図示)を有する。
(2)グラブバー80の取付構造
次に、図2を用いて、グラブバー80の取付構造を説明する。図2は、シート60を取り外した状態における自動二輪車10の後部の斜視図である。
次に、図2を用いて、グラブバー80の取付構造を説明する。図2は、シート60を取り外した状態における自動二輪車10の後部の斜視図である。
車体フレーム30は、シート60を支持するシートレール31を有する。シートレール31には、サイドカバー70L,70R、グラブバー80、及びテールライトユニット85が取り付けられる。
グラブバー80は、取付ステー部81L,81Rとを有する。取付ステー部81L,81Rは、シートレール31に向かって延びる。取付ステー部81L,81Rは、グラブバー80をシートレール31に取り付けるためのものである。取付ステー部81L,81Rには、ブラケット100L,100Rが取り付けられる。
サイドカバー70L,70Rは、シート60に向かって立ち上がる壁部71L,71Rを有する。壁部71L,71Rは、サイドカバー70L,70Rの前方から後方に向けて形成される。壁部71L,71Rは、シート60とサイドカバー70L,70Rとが車体フレーム30に取り付けられた状態で、シート60とサイドカバー70L,70Rとの隙間から内部が視認されることを防止する。
サイドカバー70L,70Rには、壁部71L,71Rの一部が切り欠かれた切欠き70La,70Raが形成される。切欠き70La,70Raは、壁部71L,71Rと取付ステー部81L,81Rとの干渉を防止する。
ブラケット100L,100Rは、取付ステー部81L,81R及びグラブバー80とは別体として形成される。ブラケット100L,100Rは、取付ステー部81L,81Rに配設される。
ブラケット100L,100Rは、ボルト33a、33bによりシートレール31に取り付けられる。
ブラケット100L,100Rは、シート60に向かって立ち上がる壁部110を有する。壁部110は、壁部71Lが延びる延在方向D1(図2参照)に沿って設けられる。
壁部71L,71Rの一部に形成される切欠き70La,70Raの延在方向D1に沿った長さL3は、取付ステー部81L,81Rの長さ(長さL2)よりも長い。図2に示すように、壁部110の長さL1は、取付ステー部81L,81Rの長さ(長さL2)よりも長い。
壁部110の長さは、壁部71Lの延在方向において、ボルト孔120aに挿通されたボルト33aのボルト端部331と、ボルト孔20bに挿通されたボルト33bのボルト端部332との間の長さよりも長い。
本実施形態において、グラブバー80は、被取付部品を構成する。また、取付ステー部81L,81R及びブラケット100L,100Rは、取付部を構成する。本実施形態において、シート60は、第1外装部品を構成する。サイドカバー70L,70Rは、第2外装部品を構成する。本実施形態において、壁部71L,71Rは、第1壁部分を構成し、壁部110L,110Rは、第2壁部分を構成する。
(3)ブラケット100Lの取付構造
次に、図3及び図4を用いてブラケット100Lの構造を説明する。図3は、グラブバー80をシートレール31に取り付ける取付部分の拡大図である。図4は、図3のF−F線に沿った断面図である(但し、図4にはシート60が示されている)。
次に、図3及び図4を用いてブラケット100Lの構造を説明する。図3は、グラブバー80をシートレール31に取り付ける取付部分の拡大図である。図4は、図3のF−F線に沿った断面図である(但し、図4にはシート60が示されている)。
ブラケット100Lは、取付ステー部81Lの上に配設された状態で、ボルト33a,33bを用いて取付ステー部81Lと一緒にフレームブラケット32Lに固定される。フレームブラケット32Lは、シートレール31に固定される。
図4に示すように、シート60は、ブラケット100Lの上部を覆う。シート60には、シートボトム61に係止部62が形成される。係止部62は、取付ステー部81Lの表面に当接し、シート60を支持する。係止部62は、ブラケット100Lに設けられた固定部(後述する。図4に不図示)を係止する。
本実施形態において、取付ステー部81Lは、被固定部分を構成する。ボルト33は、締結部材を構成する。
(4)ブラケット100Lの構造
次に、図5を用いて、ブラケット100Lの構造を説明する。図5(a)は、ブラケット100Lの平面図である。図5(b)は、ブラケット100Lの図5(a)の矢印d1方向からの側面図である。ここで、矢印d1の方向は、ブラケット100Lが取付ステー部81Lに取り付けられた状態において、自動二輪車10の車幅方向の外側から内側に向かう方向である。
次に、図5を用いて、ブラケット100Lの構造を説明する。図5(a)は、ブラケット100Lの平面図である。図5(b)は、ブラケット100Lの図5(a)の矢印d1方向からの側面図である。ここで、矢印d1の方向は、ブラケット100Lが取付ステー部81Lに取り付けられた状態において、自動二輪車10の車幅方向の外側から内側に向かう方向である。
図5(a),(b)に示すように、ブラケット100Lは、台座部105と、壁部110と、ボルト受け部121と、ボルト受け部122とを有する。
ボルト受け部121は、台座部105と同一平面において台座部105に連なる。ボルト受け部121には、ボルト33aが挿入されるボルト孔120aが形成される。また、ボルト受け部121の一部には、他の部品を車体フレーム30に固定するための固定部が形成される。本実施形態においては、固定部としてシートフック123が形成される。シートフック123は、図4の係止部62に係止され、シート60が上下方向に浮くことを防止する。
ボルト受け部122は、台座部105と同一平面において台座部105に連なる。ボルト受け部122には、ボルト33bが挿入されるボルト孔120bが形成される。
台座部105の端部には、壁部110が連なっている。壁部110は、取付ステー部81Lに取り付けられた状態において、シート60に向けて延びる。
(5)作用・効果
自動二輪車10によれば、壁部71L,71Rの一部が切り欠かれた切欠き70La,70Raには、ブラケット100L,100Rが配設されている。ブラケット100L,100Rには、シート60に向かって立ち上がる壁部71L,71Rと同じく、シート60に向かって立ち上がる壁部110が配設される。すなわち、切欠き70Laの内側は、壁部110によって遮られる。
自動二輪車10によれば、壁部71L,71Rの一部が切り欠かれた切欠き70La,70Raには、ブラケット100L,100Rが配設されている。ブラケット100L,100Rには、シート60に向かって立ち上がる壁部71L,71Rと同じく、シート60に向かって立ち上がる壁部110が配設される。すなわち、切欠き70Laの内側は、壁部110によって遮られる。
従って、切欠き70Laの内側にあるグラブバー80の取付部の周辺の構造が外部から視認されない。従って、自動二輪車10の外観品質を向上させることができる。
自動二輪車10によれば、壁部110は、壁部71Lが延びる延在方向D1に沿って設けられる。従って、壁部110と壁部71Lとにより、外装部品の内側をより確実に視認できないようにすることができる。また、壁部110は、壁部71Lの延在方向D1に沿っているため、サイドカバー70L,70Rに切欠き70La,70Raが形成されていることを認識させにくい外観を形成することができる。
自動二輪車10によれば、ブラケット100Lは、グラブバー80とは別体であり、壁部110は、ブラケット100Lに形成される。従って、グラブバー80の取付部の構造が簡易になり、グラブバー80の製造が容易になる。
ブラケット100Lをグラブバー80と別体としたことにより、同様の切欠きを有する他の車種と共用化が図れる。
自動二輪車10は、取付ステー部81L、81Rとブラケット100L,100Rとは、ボルト33を用いてシートレール31に一緒に固定される。
従って、グラブバー80のシートレール31への取付部分(ボルト33)をブラケット100Lに形成される壁部110で遮ることができ、切欠き71Laを介して外部から視認できないようにすることができる。
壁部110の長さL1は、取付ステー部81L,81Rの長さL2よりも長い。従って、取付ステー部81L,81Rの取付部の周辺を切欠き71La,71Raを介して外部から視認できないようにすることができる。更に、切欠き71Laから内部へ水等が侵入することを防止することができる。
ブラケット100Lは、グラブバー80とは異なる他の部品(シート80)を車体フレーム30に固定する固定部として、シートフック123を有する。従って、自動二輪車10の製造にかかる部品点数を削減することができる。
(6)変形例
(6.1)ブラケットの変形例
上述した実施形態では、ブラケット100L,100Rは、シート60をシートレール31に取り付けるための固定部として、シートフック123を有するとした。しかし、固定部を備えていなくてもよい。ブラケット100L,100Rの形状は、図5に示したものに限定されない。
(6.1)ブラケットの変形例
上述した実施形態では、ブラケット100L,100Rは、シート60をシートレール31に取り付けるための固定部として、シートフック123を有するとした。しかし、固定部を備えていなくてもよい。ブラケット100L,100Rの形状は、図5に示したものに限定されない。
図6(a)は、本実施形態の変形例として示すブラケット101の平面図である。図6(b)は、ブラケット101の図6(a)の矢印d2方向からの側面図である。ここで、矢印d2の方向は、ブラケット100Lが取付ステー部81Lに取り付けられた状態において、自動二輪車10の車幅方向の外側から内側に向かう方向である。
図6に示すように、ブラケット101は、台座部131と、壁部110と、ボルト受け部132と、ボルト受け部133とを有する。
ボルト受け部132は、台座部131と同一平面において台座部131に連なる。ボルト受け部132には、ボルト33aが挿入されるボルト孔130aが形成される。
ボルト受け部133は、台座部131と同一平面において台座部131に連なる。ボルト受け部133には、ボルト33bが挿入されるボルト孔130bが形成される。
台座部131の端部には、壁部110が連なる。壁部110は、取付ステー部81Lに取り付けられた状態において、シート60に向けて延びる。
また、例えば、ブラケットは、図6に示すラインLにおいて左右対称に形成されていてもよい。このようなブラケットは、左右において共用可能である。また、ブラケット101には、台座部131に連なってボルト受け部132とボルト受け部133とが形成されるが、台座部131の面積を増して、台座部131にボルト孔を設けてもよい。
(6.2)グラブバーの変形例
上述した実施形態では、ブラケット100L,100Rにシート60に向けて立ち上がる壁部110が形成されているとした。しかし、壁部110、すなわち、第2壁部分は、ブラケット100L,100Rに形成される代わりに、取付ステー部81L,81Rに形成されてもよい。
上述した実施形態では、ブラケット100L,100Rにシート60に向けて立ち上がる壁部110が形成されているとした。しかし、壁部110、すなわち、第2壁部分は、ブラケット100L,100Rに形成される代わりに、取付ステー部81L,81Rに形成されてもよい。
図7に示す自動二輪車10の後部において、グラブバー80Aは、取付ステー部82L,82Rを有する。取付ステー部82Lは、壁部83Lを有する。壁部83Lは、サイドカバー70Lの壁部71Lの延在方向D1に沿って取付ステー部82Lの表面に形成される。また、取付ステー部82Rは、壁部83Rを有する。壁部83Rは、サイドカバー70Rの壁部71Rの延在方向D1に沿って取付ステー部82Rの表面に形成される。
(7)その他の実施形態
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
上述した実施形態では、壁部110は、壁部71Lが延びる延在方向D1に沿って設けられるとした。しかし、壁部110は、必ずしも壁部71Lが延びる延在方向D1に沿う必要はない。壁部110は、壁部71Lに形成された切欠き71Laの内側が外部から視認されない位置に配設されていればよい。
上述した実施形態では、取付ステー部81L,81Rとブラケット100L,100Rとは、ボルト33を用いてシートレール31に一緒に固定されるとしたが、それぞれ別々の締結部材でシートレールに締結されていてもよい。
上述した実施形態では、壁部110の長さL1は、取付ステー部81L,81Rの長さL2よりも長いとしたが、略同一であってもよい。壁部110の長さL1は、壁部71L,71Rの一部に形成される切欠き70La,70Raの延在方向D1の長さL3と略同一であることが好ましい。また、壁部110の長さL1は、切欠70La,70Raの長さL3より大きくてもよい。この場合には、壁部110は、壁部71L,71Rよりも自動二輪車10の車幅方向の内側に配設される。
壁部110の長さL1は、壁部71Lの一部に形成される切欠き71Laの長さに対して、サイドカバー70Lの内部を隠すことのできる長さであればよい。
上述した実施形態では、ブラケット100L,100Rは、シート60を車体フレーム30に固定するシートフック123を有するとした。しかし、シートフックに限定されない。例えば、自動二輪車10の後部に配置される、ワイヤハーネスなどの車両搭載部品を車体フレームに締結するための部材等を共用することができる。
上述した実施形態では、第1外装部品がシート60であり、第2外装部品がサイドカバー70L,70Rであるとした。また、第2外装部品の切欠き71Laを介して車体フレーム30に取り付けられる被取付部品は、グラブバー80であるとして説明した。しかし、被取付部品は、グラブバーに限定されない。例えば、衣服が後輪に巻き込まれることを防ぐための巻き込み防止用部品(サリーガード)、荷台、ナンバープレート又は他の標識等であってもよい。
また、第1外装部品は、車体フレームの上部を覆うものであれば、シート60に限定されない。また、第2外装部品は、車体フレームの側部を覆うものであれば、サイドカバー70L,70Rに限定されない。
本発明は、例えば、フロントカバーと、フロントカバーに連結されるサイドカバーとを有する自動二輪車においてフロントカバーの一部に切り欠きを設けて、車体フレームにバンパー等を取り付ける場合などにも好適に用いることができる。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
10…自動二輪車、20…前輪、30…車体フレーム、31…シートレール、32L…フレームブラケット、33a,33b…ボルト、40…エンジン、50…燃料タンク、60…シート、70L,70R…サイドカバー、70La,70Ra…切欠き、71L,71R…壁部、80…グラブバー、80A…グラブバー、81L,81R…取付ステー部、82L,82R…取付ステー部、83L,83R…壁部、85…テールライトユニット、90…後輪、100L,100R…ブラケット、101…ブラケット、105…台座部、110…壁部、121…ボルト受け部、122…ボルト受け部、120a,120b…ボルト孔、121…ボルト受け部、122…ボルト受け部、123…シートフック、130a,130b…ボルト孔、131…台座部、132…ボルト受け部、133…ボルト受け部、331…ボルト端部、332…ボルト端部、D1…延在方向、L1,L2,L3…長さ
Claims (8)
- 車体フレームと、
前記車体フレームに取り付けられる取付部を有する被取付部品と、
前記車体フレームを覆う第1外装部品と、
前記第1外装部品と異なる位置に配設され、前記車体フレームを覆う第2外装部品と
を備える鞍乗型車両であって、
前記第2外装部品は、前記第1外装部品に向かって立ち上がる第1壁部分を有し、
前記第2外装部品には、前記第1壁部分の一部が切り欠かれた切欠きが形成され、
前記取付部は、前記切欠きに配設され、
前記取付部は、前記第1外装部品に向かって立ち上がる第2壁部分を有する鞍乗型車両。 - 前記第2壁部分は、前記第1壁部分が延びる延在方向に沿って設けられる請求項1に記載の鞍乗型車両。
- 前記取付部は、
前記被取付部品に形成され、前記切欠きに配設される被固定部分と、
前記被取付部品と別体の取付部材と
を含み、
前記第2壁部分は、取付部材に設けられる請求項1に記載の鞍乗型車両。 - 前記被固定部分と前記取付部材とは、締結部材を用いて前記車体フレームに一緒に固定される請求項3に記載の鞍乗型車両。
- 前記第2壁部分の長さは、前記被固定部分の長さよりも長い請求項3に記載の鞍乗型車両。
- 前記取付部材は、前記被取付部品と異なる他の部品を前記車体フレームに固定する固定部を有する請求項3に記載の鞍乗型車両。
- 前記他の部品は、ライダーが着座するシートであり、
前記被取付部品は、前記シートに着座した前記ライダーが把持するグラブバーである請求項6に記載の鞍乗型車両。 - 前記第1外装部品は、前記車体フレームの上部を覆い、
前記第2外装部品は、前記車体フレームの側部を覆う請求項1に記載の鞍乗型車両。
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