JP2009227219A - 車両 - Google Patents

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佳史 葉山
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Abstract

【課題】電装品などの部品を取付部に取り付けるためのスペースを前後方向に関して大きくなるのを抑制することが可能な車両を提供する。
【解決手段】この自動二輪車1(車両)は、固定部29bを有し、電気信号の開閉動作を行うための電装品29と、固定部30bを有し、電気信号の開閉動作を行うための電装品30と、電装品29の固定部29bおよび電装品30の固定部30bの両方が取り付けられる取付リブ22aとを備え、電装品29と電装品30とは、車体の側面から見て互いに少なくとも一部同士がオーバーラップするように取付リブ22aに取り付けられている。
【選択図】図2

Description

この発明は、車両に関し、特に、電装品などの部品を取り付けるための取付部を備える車両に関する。
従来、電装品などの部品を取り付けるための取付部を備える車両が知られている(たとえば、特許文献1参照)。上記特許文献1には、それぞれ突出するように設けられる取付部を含み、電装品である2つのリレー(第1リレー部品および第2リレー部品)と、2つのリレーの取付部に差し込むことによりそれぞれのリレーを固定する2つの差込部を含むリレー支持部(第1取付部および第2取付部)とを備える鞍乗り車両(車両)が開示されている。このリレー支持部の2つの差込部は、互いに直交するように設けられている。そして、2つのリレーは、正面から見て車幅方向にオーバーラップするようにリレー支持部に固定されている。
特開2005―219669号公報
上記特許文献1に開示された鞍乗り車両(車両)では、2つのリレー(第1リレー部品および第2リレー部品)は、正面から見て幅方向にはオーバーラップしている一方で、前後方向に関しては、側面から見てオーバーラップせずに配置されている。このため、2つのリレーをリレー支持部(取付部)に取り付けられるためのスペースが、前後方向に大きくなるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、電装品などの部品を取付部に取り付けるためのスペースが前後方向に大きくなるのを抑制することが可能な車両を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の一の局面による車両は、車体と、第1固定部を有し、電気信号の開閉動作を行うための第1リレー部品と、第2固定部を有し、電気信号の開閉動作を行うための第2リレー部品と、第1リレー部品の第1固定部が取り付けられる第1取付部と、第2リレー部品の第2固定部が取り付けられる第2取付部とを備え、第1リレー部品と第2リレー部品とは、車体の側面から見て互いに少なくとも一部同士がオーバーラップするように第1取付部および第2取付部に取り付けられている。
この一の局面による車両では、上記のように、第1リレー部品の第1固定部が取り付けられる第1取付部と、第2リレー部品の第2固定部が取り付けられる第2取付部とを設けるとともに、第1リレー部品と第2リレー部品とを、車体の側面から見て互いに少なくとも一部同士がオーバーラップするように第1取付部および第2取付部に取り付けることによって、第1リレー部品と第2リレー部品とを側面から見てオーバーラップした状態で第1取付部および第2取付部に取り付けることができるので、第1リレー部品と第2リレー部品とを側面から見て前後方向および上下方向に関してオーバーラップしている分の長さの分、前後方向および上下方向に関して、第1リレー部品と第2リレー部品とを第1取付部および第2取付部に取り付けるためのスペースを小さくすることができる。これにより、第1リレー部品と第2リレー部品とを第1取付部および第2取付部に取り付けるためのスペースが前後方向および上下方向に大きくなるのを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による自動二輪車の全体構造を示した側面図である。図2〜図8は、図1に示した本実施形態による自動二輪車のシートの下側の構造を説明するための図である。なお、本実施形態では、本発明の車両の一例として、自動二輪車について説明する。図中、矢印FWDは、自動二輪車の走行方向の前方を示している。以下、図1〜図8を参照して、本発明の本実施形態による自動二輪車1の構造について詳細に説明する。
本発明の一実施形態による自動二輪車1では、図1に示すように、ヘッドパイプ2の後方に、前後方向に延びるとともに、後述するシート13の下方に位置するシートレール3aを含むメインフレーム3が配置されている。また、シートレール3aの前端部近傍には、図1および図2に示すように、下方向に延びる一対のピボット支持プレート4が設けられている。なお、シートレール3aは、本発明の「フレーム」の一例である。
また、ピボット支持プレート4には、リヤアーム5を、リヤアーム5の前端部近傍を中心に揺動可能に支持するピボット軸6が設けられている。また、リヤアーム5の後端部近傍には、後輪7が回転可能に取り付けられている。また、シートレール3aの前部とピボット支持プレート4との間には、バックステー8が取り付けられている。なお、ヘッドパイプ2、メインフレーム3、シートレール3a、ピボット支持プレート4およびバックステー8によって、自動二輪車1の車体が構成されている。
また、ヘッドパイプ2の上方には、ハンドル9が回動可能に設けられている。また、ヘッドパイプ2の前方には、ヘッドライト10が設けられている。また、ヘッドパイプ2の下方には、上下方向の衝撃を吸収するためのサスペンションを有する一対のフロントフォーク11が配置されている。この一対のフロントフォーク11の下端には、前輪12が回転可能に取り付けられている。
また、シートレール3aの上方には、シート13が配置されている。このシート13の前方には、燃料タンク14が配置されている。
また、メインフレーム3の下方には、エンジン15が配置されている。このエンジン15は、車幅方向に並ぶように4つの気筒(シリンダ)(図示せず)が配置された並列4気筒エンジンである。具体的には、エンジン15は、内部に図示しないクランク軸が車幅方向に延びるように配置されているクランクケース15aと、クランクケース15aの上部から上側前方に延びるとともに、車幅方向に並ぶように4つのシリンダ(図示せず)が配置されたシリンダ部15bと、シリンダ部15bの上部に配置されているシリンダヘッド15cとを含んでいる。
また、クランクケース15aの後方部分からエンジン15において発生された駆動力を後輪7に伝達するためのドライブチェーン16が導出されている。このドライブチェーン16は、後方に延びるように導出されているとともに、後輪7に設けられたドリブンスプロケット17に噛合されている。
また、シリンダヘッド15cの前側部分には、4つの気筒(シリンダ)(図示せず)のそれぞれから排出ガスを導出する4本の排気管18の各々の一方側が取り付けられている。これら排気管18は、それぞれ、シリンダヘッド15cの前側部分から下方に延びた後、後方に湾曲し、エンジン15の後方下部に延びるように構成されている。
また、4本の排気管18の各々の他方側は、1つのサイレンサ19に接続されている。このサイレンサ19は、図1に示すように、エンジン15と後輪7との間に配置されており、エンジン15から排出された排出ガスを浄化するとともに、排気音を小さくする機能を有する。また、サイレンサ19は、その後端部が後輪7の前側部分との間に所定の間隔を有した状態で配置されている。また、サイレンサ19の車幅方向の両側方に、回動中心20aを有するメインスタンド20が設けられている。このメインスタンド20は、上方に回動可能に構成されている。また、ピボット支持プレート4の下方には、車体を傾斜した状態で支持するサイドスタンド21が配置されている。サイドスタンド21は、下方に回動可能に構成されている。
また、後輪7の上方、かつ、シート13の下方には、走行中に後輪7によって巻き上げられる泥や砂等から後述する収納スペース28を保護する樹脂製のリアフェンダー22が配置されている。このリアフェンダー22の後部には、後方に向かって延びるステ−23が配置されており、ステ−23には、フラッシャ24aを有するマットガード24が取り付けられている。また、バックステー8の後端部近傍には、金属製のテールランプ支持部25が取り付けられており、テールランプ支持部25には、テールランプ26が取り付けられている。また、シート13の車幅方向(図8のY方向)の両側の下側には、サイドカバー27が配置されている。このサイドカバー27は、車幅方向(図8のY方向)の外側に膨らむように屈曲した形状(図8参照)を有している。なお、リアフェンダー22は、本発明の「泥除け部材」の一例である。
また、シート13とリアフェンダー22の上面とサイドカバー27とに囲まれた空間には、盗難防止アラーム50(図2参照)、U字ロック100(図2参照)などが収納される収納スペース28が設けられている。この収納スペース28には、図2に示すように、リレーを有する4つの電装品29、30、31および32が配置されている。なお、電装品29は、本発明の「第1リレー部品」の一例であり、電装品30は、本発明の「第2リレー部品」の一例である。また、電装品31は、本発明の「第3リレー部品」の一例であり、電装品32は、本発明の「第4リレー部品」の一例である。電装品29および30は、矢印Y1方向側に配置され、電装品31および32は、矢印Y2方向側に配置されている。また、電装品29、30、31および32は、図示しないバッテリとヘッドライト10、ラジエータファン(図示せず)、セルモータ(図示せず)およびフラッシャ24aとの間に接続されており、それぞれの電気信号の開閉操作を行うためのリレーとしての機能を有している。
ここで、本実施形態では、電装品29は、図3に示すように、リレーが内蔵されている本体部29aと、後述する取付リブ22a(図2参照)に固定するための固定部29bと、配線40が導出される導出部29cとを有している。また、固定部29bは、本体部29aから本体部29aの長手方向と直交する方向に向かって突出するように設けられるとともに、後述する取付リブ22a(図4参照)に取り付けるための差込穴29dを有している。なお、電装品30〜32も電装品29と同様の構成を有している。すなわち、電装品30、および32は、本体部30a、31aおよび32aと、固定部30b、31bおよび32bと、導出部30c、31cおよび32cと、差込穴30d、31dおよび32dとを有している。また、電装品29〜32の導出部29c〜32cは、同一の方向(FWD方向)に向かって配線40がそれぞれ導出されるように構成されている。また、電装品29は、電装品30に対して小さく形成されているとともに、電装品32は、電装品31に対して小さく形成されている。
また、本実施形態では、図2に示すように、電装品29および30は、リアフェンダー22の上面から上方に向かって突出するようにリブ状に設けられた取付リブ22aに取り付けられている。この取付リブ22aは、図4に示すように、前後方向(X方向)と実質的に平行にリアフェンダー22と一体的に形成されている。また、取付リブ22aは、基部22bと、基部22bから上方に延びる二又形状の2つの差込部22cおよび22dとを一体的に有する。また、差込部22cは、図5に示すように、電装品29の差込穴29dに差し込まれるように構成され、差込部22dは、電装品30の差込穴30dに差し込まれるように構成されている。そして、差込部22cおよび差込部22dに電装品29の差込穴29dおよび電装品30の差込穴30dが差し込まれることにより、電装品29および30は、共通の取付リブ22aに取り付けられている。また、取付リブ22aは、シートレール3aよりも車幅方向(Y方向)の外側(矢印Y1方向側)に配置されている。つまり、矢印Y1方向側に配置される電装品29と電装品30とのうち、小さい方の一方である電装品29が車幅方向(Y方向)の外側(矢印Y1方向)に配置されている。なお、取付リブ22aは、本発明の「第1取付部」および「第2取付部」の一例である。また、差込部22cは、本発明の「第1突出部」の一例であり、差込部22dは、本発明の「第2突出部」の一例である。
なお、電装品31および32も、図6に示すように、電装品29および30と同様な構成によって、リアフェンダー22の上面から上方に向かって突出するようにリブ状に設けられた取付リブ22eに取り付けられている。この取付リブ22eは、取付リブ22aと同様に、基部22fと2つの差込部22gおよび22hとを有している。そして、差込部22gには、電装品31の差込穴31dが差し込まれ、差込部22hには、電装品32の差込穴32dが差し込まれるように構成されている。これにより、電装品31および32は、共通の取付リブ22eに取り付けられる。つまり、矢印Y2方向側に配置される電装品31と電装品32とのうち、小さい方の一方である電装品32が車幅方向(Y方向)の外側(矢印Y2方向)に配置されている。なお、取付リブ22eは、本発明の「第3取付部」および「第4取付部」の一例である。
また、本実施形態では、図7に示すように、電装品29と30とは、側面(図5の矢印Y1方向側)から見て、前後方向(X方向)および上下方向(Z方向)に対してオーバーラップするように取付リブ22aに取り付けられている。具体的には、電装品29と30とは、図5に示すように、電装品29の固定部29bと、電装品30の本体部30aおよび導出部30cとが対向するように配置されている。また、電装品29と30とは、前後方向(X方向)に関して長さL1だけオーバーラップするように取付リブ22aに取り付けられている。つまり、電装品29と30とは、取付リブ22aに取り付けられた状態で、互いに前後方向(X方向)にオーバーラップせずに配置する場合(前後方向(X方向)に並べて配置する場合)と比較して、前後方向(X方向)に関して長さL1だけ小さくなるように配置されている。また、電装品29の固定部29bと電装品30の固定部30bとは、車幅方向(Y方向)に関してオーバーラップするように取付リブ22aに取り付けられている。これにより、電装品29と電装品30とを、取付リブ22aに取り付けられた状態において、車幅方向(Y方向)に関して取付スペースの長さが小さくなるように配置することが可能となる。
また、図5に示すように、電装品31と32とは、前後方向(X方向)に対してオーバーラップするように取付リブ22eに取り付けられている。具体的には、電装品31と32とは、電装品31の固定部31bと、電装品32の本体部32aの後部とが対向するとともに、電装品32の固定部32bと、電装品31の本体部31aおよび導出部31cとが対向するように配置されている。また、電装品31と32とは、前後方向(X方向)に長さL2だけオーバーラップするように取付リブ22eに取り付けられている。つまり、電装品31と32とは、取付リブ22eに取り付けられた状態で、互いに前後方向(X方向)にオーバーラップせずに配置する場合(前後方向(X方向)に並べて配置する場合)と比較して、前後方向(X方向)に関して長さL2だけ小さくなるように配置されている。また、電装品31の固定部31bと電装品32の固定部32bとは、車幅方向(Y方向)に関してオーバーラップするように取付リブ22eに取り付けられている。これにより、電装品31と電装品32とを、取付リブ22eに取り付けられた状態において、車幅方向(Y方向)に関して取付スペースの長さが小さくなるように配置することが可能となる。
また、図8に示すように、電装品30および31は、シートレール3aの上方に配置されるように構成されるとともに、電装品29および32は、シートレール3aよりも車幅方向(Y方向)の外側に配置されるように取付リブ22aおよび22eに取り付けられている。また、電装品29および32(図8参照)は、図9に示すように、車幅方向(Y方向)の外側に突出するように屈曲した形状を有するサイドカバー27の内側に配置されるように取付リブ22aおよび22e(図8参照)に取り付けられている。つまり、車幅方向の左右(Y方向)に配置される電装品29および30と電装品31および32とのうち、小さい方の一方である電装品29および32は、それぞれシートレール3aとサイドカバー27との間に配置されるように取付リブ22aおよび22eに取り付けられている。
また、図2に示すように、シートレール3aの車幅方向(Y方向)の内側には、U字ロック100のU字部101が収納されている。また、電装品30および31の後方には、シート13(図1参照)の支持するための荷重受け部33aを有するシート支持部材33が配置されている。このシート支持部材33の後方には、U字ロック100のロックシリンダ102がU字部101の上方に配置されるように収納されている。これにより、収納スペース28に収納されたU字部101の内側にはスペースができるので、このスペースに盗難防止アラーム50を配置することが可能となる。これらU字部101とロックシリンダ102とは、図7に示すように、共通のゴムバンド34によって下方に押し付けられることにより固定されている。また、収納スペース28に収納されたロックシリンダ102の後方には、図2に示すように、テールランプ支持部25を取り付けるためのステー35が配置されている。
本実施形態では、上記のように、電装品29の固定部29bと電装品30の固定部30bとが取り付けられる取付リブ22aを設けるとともに、電装品29と電装品30とを、車体の側面から見て互いに少なくとも一部同士がオーバーラップするように取付リブ22aに取り付けることによって、電装品29と電装品30とを側面から見てオーバーラップした状態で取付リブ22aに取り付けることができるので、電装品29と30とがオーバーラップしている長さL1の分、前後方向(X方向)に関して、電装品29と30とを取付リブ22aに取り付けるためのスペースを小さくすることができる。これにより、電装品29と30とを取付リブ22aに取り付けるためのスペースが前後方向(X方向)および上下方向(Z方向)に大きくなるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、取付リブ22aを、電装品29と30との両方が取り付けられるように構成することによって、1つの取付リブ22aを用いて、電装品29と30との両方を取り付けることができるので、電装品29と30とを取り付けるために別個の部材を設ける場合と比較して、部品点数が増加するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、取付リブ22aを、電装品29の固定部29bの差込穴29dに差し込むことにより電装品29を固定する差込部22cと、電装品30の固定部30bの差込穴30dに差し込むことにより電装品30を固定する差込部22dとを一体的に含むように形成することによって、電装品29を固定するための差込部22cと電装品30を固定するための差込部22dとを別個に設ける場合と比較して、部品点数が増加するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、取付リブ22aを、前後方向(X方向)に対して実質的に平行に形成されたリブ状に形成することによって、前後方向(X方向)に対して交差するように取付リブ22aを設ける場合と比較して、取付リブ22aが車幅方向(Y方向)に大きくなるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、電装品29と電装品30とを、電装品29の突出していない本体部29aおよび導出部29cと、電装品30の車幅方向(Y方向)の外側に向かって突出するように設けられた固定部30bとが前方から見てオーバーラップするように取付リブ22aに取り付けることによって、車幅方向(Y方向)に大きくなるのを抑制しながら、電装品29および30を取付リブ22aに取り付けることができる。
また、本実施形態では、上記のように、電装品29と電装品30とを、電装品29の固定部29bと電装品30の固定部30bとが車幅方向(Y方向)に関してオーバーラップするように取付リブ22aに取り付けることによって、取付スペースの長さが車幅方向(Y方向)に大きくなるのを抑制しながら、電装品29および30を取付リブ22aに取り付けることができる。
また、本実施形態では、上記のように、取付リブ22aを、シートレール3aよりも車幅方向(Y方向)の外側に配置するとともに、電装品29をシートレール3aとサイドカバー27との間に配置することによって、車幅方向(Y方向)の外側に向かって膨らむ形状を有するサイドカバー27の内側に電装品29を配置することができる。これにより、サイドカバー27の内側のスペースを利用して電装品29を配置することができるので、電装品29を取り付けるためのスペースが車幅方向(Y方向)に大きくなるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、電装品30を、上方から見て車幅方向(Y方向)にシートレール3aとオーバーラップするように取付リブ22aに取り付けることによって、電装品30が車幅方向(Y方向)の両側に配置されるシートレール3aの間に配置されないので、シートレール3a間の空間を他の部材の収納スペースとして有効に活用することができる。
また、本実施形態では、上記のように、電装品29を、電装品30よりも小さく形成するとともに、サイドカバー27の突出形状の内側に位置するように取付リブ22aに取り付けることによって、電装品29よりも大きい電装品30をサイドカバー27の内側に配置する場合よりも、サイドカバー27と電装品29とが干渉しないように電装品29を配置することができる。
また、本実施形態では、上記のように、取付リブ22aを、リアフェンダー22から上方に向かって突出するように一体的に設けることによって、取付リブ22aとリアフェンダー22と別個に設ける場合と異なり、部品点数が増加するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、電装品31と電装品32とを、取付リブ22aが設けられる側(矢印Y1方向側)に対して車幅方向(Y方向)の反対側(矢印Y2方向側)に配置される取付リブ22eに取り付けるとともに、電装品31と32とを、車体の側面からみて互いに少なくとも一部同士がオーバーラップするように取付リブ22eに取り付けることによって、電装品31および電装品32に関しても、電装品29および電装品30と同様に、前後方向(X方向)および上下方向(Z方向)に取付スペースの長さが大きくなるのを抑制した状態で、取付リブ22eに取り付けることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、電装品などの部品を備えた車両の一例として自動二輪車を示したが、本発明はこれに限らず、電装品などの部品を備えた車両であれば、自転車、三輪車、ATV(All Terrain Vehicle;不整地走行車両)などの他の車両にも適用可能である。
また、上記実施形態では、取付部の一例としてリブ状に形成された取付リブを示したが、本発明はこれに限らず、リブ状以外の形状を有する取付部を適用してもよい。
また、上記実施形態では、収納スペースに電装品を4個設ける例を示したが、本発明はこれに限らず4個未満、または、5個以上の電装品を収納スペースに設けてもよい。
また、上記実施形態では、電装品が有する差込穴に、取付リブが有する差込部を差し込むことにより電装品が取付リブに固定される例を示したが、本発明はこれに限らず、ネジ止めや係合などによって電装品を取付リブに固定してもよい。
本発明の一実施形態による自動二輪車の全体構造を示した側面図である。 本発明の一実施形態による自動二輪車のシート下の構造を説明するための斜視図である。 本発明の一施形態による自動二輪車の収納部に収納される電装品の構造を説明するための斜視図である。 本発明の一実施形態による自動二輪車の取付リブの構造を説明するための斜視図である。 本発明の一実施形態による自動二輪車のシート下の構造を説明するための平面図である。 本発明の一実施形態による自動二輪車の取付リブおよび電装品の構造を説明するための斜視図である。 本発明の一実施形態による自動二輪車の取付リブおよび電装品の構造を説明するための側面図である。 本発明の一実施形態による自動二輪車の電装品およびサイドカバーの構造を説明するための平面図である。 本発明の一実施形態による自動二輪車の電装品およびサイドカバーの構造を説明するための断面図である。
符号の説明
1 自動二輪車(車両)
2 ヘッドパイプ(車体)
3 メインフレーム(車体)
3a シートレール(車体、フレーム)
4 ピボット支持プレート(車体)
8 バックステー(車体)
22 リアフェンダー(泥除け部材)
22a 取付リブ(第1取付部、第2取付部)
22c 差込部(第1突出部)
22d 差込部(第2突出部)
22e 取付リブ(第3取付部、第4取付部)
27 サイドカバー
29 電装品(第1リレー部品)
29b 固定部(第1固定部)
30 電装品(第2リレー部品)
30b 固定部(第2固定部)
31 電装品(第3リレー部品)
31b 固定部(第3固定部)
32 電装品(第4リレー部品)
32b 固定部(第4固定部)

Claims (12)

  1. 車体と、
    第1固定部を有し、電気信号の開閉動作を行うための第1リレー部品と、
    第2固定部を有し、電気信号の開閉動作を行うための第2リレー部品と、
    前記第1リレー部品の第1固定部が取り付けられる第1取付部と、
    前記第2リレー部品の第2固定部が取り付けられる第2取付部とを備え、
    前記第1リレー部品と前記第2リレー部品とは、前記車体の側面から見て互いに少なくとも一部同士がオーバーラップするように前記第1取付部および前記第2取付部に取り付けられている、車両。
  2. 前記第1取付部と前記第2取付部とは、一体的に形成されている、請求項1に記載の車両。
  3. 前記第1取付部は、前記第1リレー部品の第1固定部を取り付けるための第1突出部を一体的に含み、
    前記第2取付部は、前記第2リレー部品の第2固定部を取り付けるための第2突出部を一体的に含む、請求項1に記載の車両。
  4. 前記第1取付部と前記第2取付部とは、走行方向に対して略平行に延びるリブ状に形成されている、請求項2に記載の車両。
  5. 前記第1リレー部品と前記第2リレー部品とは、前記第1リレー部品の前記第1固定部以外の部分と前記第2リレー部品の第2固定部とが側面から見てオーバーラップするように前記第1取付部および前記第2取付部に取り付けられている、請求項1に記載の車両。
  6. 前記第1リレー部品と前記第2リレー部品とは、前記第1固定部と前記第2固定部とが互いに車幅方向にオーバーラップするように前記第1取付部および前記第2取付部に取り付けられている、請求項1に記載の車両。
  7. 前記第1リレー部品および前記第2リレー部品は、配線が接続されている電装品であり、
    前記第1リレー部品および前記第2リレー部品に接続されている配線は、前記第1リレー部品および前記第2リレー部品から同じ方向に向かって導出されるように構成されている、請求項1に記載の車両。
  8. 前記車体を構成するフレームと、
    前記車体の側方を覆うように取り付けられるサイドカバーとをさらに備え、
    前記第1取付部および前記第2取付部は、前記フレームよりも車幅方向の外側に配置され、
    前記第1リレー部品は、前記フレームと前記サイドカバーとの間に配置されるように前記第1取付部に取り付けられる、請求項1に記載の車両。
  9. 前記第2リレー部品は、上方から見て前記フレームとオーバーラップするように前記第2取付部に取り付けられている、請求項8に記載の車両。
  10. 前記車体の側方を覆うように取り付けられ、車幅方向に突出形状を有するサイドカバーをさらに備え、
    前記第1リレー部品は、前記第2リレー部品よりも小さく形成されるとともに、前記サイドカバーの突出形状の内側に位置するように、前記第1取付部に取り付けられている、請求項1に記載の車両。
  11. 前記車体を構成するフレームと、
    前記フレームの下方に配置される泥除け部材をさらに備え、
    前記第1取付部および第2取付部は、前記泥除け部材から上方に向かって突出するように一体的に設けられている、請求項1に記載の車両。
  12. 第3固定部を有し、電気信号の開閉動作を行うための第3リレー部品と、
    第4固定部を有し、電気信号の開閉動作を行うための第4リレー部品と、
    前記第1取付部および前記第2取付部が設けられる側に対して車幅方向の反対側に設けられるとともに、前記第3リレー部品の第3固定部が取り付けられる第3取付部と、
    前記第3取付部と車幅方向の同じ側に設けられ、前記第4リレー部品の第4固定部が取り付けられる第4取付部とをさらに備え、
    前記第3リレー部品と前記第4リレー部品とは、前記車体の側面から見て互いに少なくとも一部同士がオーバーラップするように前記第3取付部および前記第4取付部に取り付けられている、請求項1に記載の車両。
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