JP6254507B2 - リヤグリップを備える鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車両後部にリヤグリップを備える鞍乗り型車両の改良に関する。
車両後部に同乗者が把持することができるリヤグリップを備えた鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1(図6、図7)参照。)。
特許文献1の図6及び図7に示すように、車体フレームの後半部を構成するシートレール(15)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)に、グラブレール(67)(以下、「リヤグリップ(67)」と言う。)が取付けられる。当該リヤグリップ(67)は、車両側方に延び、リヤボディカバー(71)(以下、「サイドカバー(71)」と言う。)の切欠き(71a)を埋めるように、サイドカバー(71)の表面(71c)と連続するように設けられた化粧面(67e)を備えている。
サイドカバー(71)に形成される切欠き(71a)は、車両側面視で上向きに開放したコ字状に成形されており、コ字状の切欠きがある分、サイドカバー(71)の構造が複雑になる。さらに、上記構造をもつサイドカバー(71)を車体側に取付ける場合には、リヤグリップ(67)に、サイドカバー(71)の切欠き(71a)を嵌めるように合わせ、車体側にサイドカバー(71)を取付ける。特に、サイドカバーが大型化するに伴って、サイドカバーの前端から後端まで見ながらの取付けが困難になる。加えて、取付時にサイドカバーがリヤグリップと干渉しないように配慮する必要があるため、着脱作業が煩雑なものになり易い。すなわち、サイドカバーの着脱作業性に改良の余地があった。
サイドカバーの着脱に係る作業性を向上させることができ、併せて、サイドカバーの構造をより簡便なものにする技術が望まれる。
特許第5225778号公報
本発明は、サイドカバーと連続する化粧面を有するリヤグリップが備えられている鞍乗り型車両において、サイドカバーの着脱に係る作業性を向上させることができ、併せて、サイドカバーの構造をより簡便なものにする技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレームの後半部を構成し車両後方へ延びるシートレールと、当該シートレールによって支持され運転者と同乗者とが前後に跨って座ることができるシートと、このシートの両側部に配置され同乗者が把持して同乗者の上体を安定させるリヤグリップと、シートレールの車体側方でシート下方の車体側面を覆うサイドカバーと、このサイドカバーの後方でシート後端の下方に配置されテールライトの少なくとも左右側方を覆うリヤセンタカバーとを備える鞍乗り型車両において、リヤグリップは、シートレールに取付けられる取付座と、当該取付座から延びサイドカバーの外観面に連続しているリヤグリップ化粧面を有する延長部と、当該延長部から延び同乗者が把持する把持部とを有し、リヤグリップ化粧面の上方には、シートの下縁が連続し、リヤグリップ化粧面の前方には、サイドカバーの後端が連続し、リヤグリップ化粧面の後方には、リヤセンタカバーの前端が連続し、リヤグリップ化粧面とシートとサイドカバーとリヤセンタカバーとで車体側面を構成することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、鞍乗り型車両に、更に、車体フレームに取付けられシートを下方から覆い後輪からの水、泥はねをよけるリヤフェンダが備えられ、リヤフェンダは、シートを下方から覆う泥よけ部と、この泥よけ部から車幅方向外方に延びて車両側面に回り込みサイドカバーの側面と連続するリヤフェンダ外観面を有するリヤフェンダ外観部とを備え、リヤグリップ化粧面の下方には、リヤフェンダ外観面の上端が連続し、リヤグリップ化粧面とシートとサイドカバーとリヤフェンダ外観面とリヤセンタカバーとで車体側面を構成することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、リヤグリップ化粧面の後端縁と、リヤフェンダ外観面の後端縁とは、車両側面視で連結され、リヤグリップ化粧面の後端縁とリヤフェンダ外観面の後端縁が、各々、リヤセンタカバーの前端縁に連続していることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、サイドカバーは、車体側に取付けられる取付部を有し、当該取付部のうちの少なくともリヤグリップ近傍に位置する取付部は、車両前方若しくは下方から車体側に取付けられることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、鞍乗り型車両に、車体フレームに取付けられシートを下方から覆い後輪からの水、泥はねをよけるリヤフェンダが備えられ、リヤフェンダに、サイドカバーの取付部が係合される係合部が備えられていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、燃料タンクは、シートの前方に配置され、サイドカバーは、車両前方に延び、その前端は燃料タンクの下方に配置されるタンクシュラウドに取付られることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、サイドカバーは、リヤグリップよりも車両前方に配置され、リヤグリップ化粧面の前方には、サイドカバーの後端が連続しており、リヤグリップ化粧面とサイドカバーとで車体側面の一部を構成している。
従来、シートレールにリヤグリップが取付けられ、このリヤグリップの近傍で車両後部にサイドカバーが設けられ、サイドカバーの一部がリヤグリップの前端部よりも後方に延びている構造では、サイドカバーを着脱する際に、リヤグリップにサイドカバーが干渉しないように配慮しつつ着脱する場合があった。
この点、本発明では、サイドカバーは、リヤグリップよりも前方に配置されるので、サイドカバーを車体側に取付ける際に、サイドカバーを後方に移動させるだけで、リヤグリップと干渉することなくサイドカバーを取付けることができる。サイドカバーの取外しも同様に行える。すなわち、サイドカバーを着脱する際は、リヤグリップとの干渉に配慮することなく、サイドカバーの着脱が可能になる。結果、サイドカバーの着脱に係る作業性を高めることができる。
また、リヤグリップは、サイドカバーの後端よりも後方に配置されている。かかる構成によれば、例えば、サイドカバーの長手方向中間部にリヤグリップが通る切欠き等を形成する必要はなく、サイドカバーの構造をより簡便なものにすることができる。
さらに、本発明では、リヤグリップ化粧面の上方には、シートの下縁が連続し、リヤグリップ化粧面の前方には、サイドカバーの後端が連続し、リヤグリップ化粧面の下方には、リヤフェンダ外観面の上端が連続し、リヤグリップ化粧面の後方には、リヤセンタカバーの前端が連続し、リヤグリップ化粧面とシートとサイドカバーとリヤセンタカバーとで車体側面を構成する。これにより、リヤグリップ回りの外観性が損なわれることなく、サイドカバーの着脱に係る作業性を向上させることができ、併せて、サイドカバーの構造をより簡便なものにすることができる。
請求項2に係る発明では、シートを下方から覆い水、泥はねをよけるリヤフェンダが備えられ、このリヤフェンダに、泥よけ部と、この泥よけ部から車幅方向外方に延びてサイドカバーの側面と連続するリヤフェンダ外観面を有するリヤフェンダ外観部とが備えられる。このリヤフェンダ外観面によって、サイドカバーの後端を前方に移動させることができるので、サイドカバーの長さを一層短くすることができる。サイドカバーの長さが一層短くなることで、サイドカバーが小さくなる。結果、サイドカバーの着脱作業が一層容易になる。
請求項3に係る発明では、リヤグリップ化粧面の後端縁と、リヤフェンダ外観面の後端縁とは連結されると共に、各々、リヤセンタカバーの前端縁に連続している。すなわち、リヤグリップの後端縁とリヤフェンダ後端縁とは連結され、リヤグリップの後端縁とリヤフェンダ後端縁の後方に位置するリヤセンタカバーの前端縁に連続しているので、デザインの統一性を高めることができる。結果、リヤグリップ回りの外観性を一層高めることができる。加えて、複数の部品同士の合わせ構造が単純化され、所定の合わせ品質(精度)を保ち易い。
請求項4に係る発明では、サイドカバーは、車体側に取付けられる取付部を有し、当該取付部のうちの少なくともリヤグリップ近傍に位置する取付部は、車両前方若しくは下方から車体側に取付けられる。かかる配置構造によれば、サイドカバーがリヤグリップに干渉しない車両前方若しくは下方から取付可能となるため、リヤグリップとの干渉に配慮することなく、サイドカバーを取付けることができる。
請求項5に係る発明では、リヤフェンダに、サイドカバーの取付部が係合される係合部が備えられている。サイドカバーの取付部は、リヤフェンダの係合部に係合されるため、車体フレームに専用のステーを設けることなく、サイドカバーを車体側に固定することができる。結果、部品点数の増加を抑えることができる。
請求項6に係る発明では、サイドカバーの前端は、シートの前方で燃料タンクの下方に位置するタンクシュラウドに取付けられる。すなわち、1枚のサイドカバーが、燃料タンクの下方からシートの下方まで前後に延びているので、運転のじゃまになり難くなる。また、サイドカバーの前端を車体フレームに専用のステーを設けることなく固定することができる。従って、部品点数の増加を抑えることができる。
本発明に係る自動二輪車の右側面図である。 図1の要部拡大図である。 図2からシート及びサイドカバーを取外した図である。 サイドカバー取付部と係合部の関係を説明する斜視図である。 リヤグリップ化粧面及びその周辺部を説明する平面図である。 右リヤグリップ及びその周辺部の平面図である。 右リヤグリップ及びその周辺部の背面図である。 後サイドカバーに前サイドカバーが取付けられることを説明する分解図である。 図8の組立完了図である。 車体側へサイドカバーが取付けられることを説明する分解図である。 実施例及び比較例に係るリヤグリップへのサイドカバーの嵌合を説明する分解斜視図である。 図2の別実施例図である。 図12においてリヤグリップ化粧面とその隣接部品の外観面との関係等を説明する図である。 別実施例に係る車体側へサイドカバーが取付けられることを説明する分解図である。 別実施例に係るリヤグリップへのサイドカバーの嵌合を説明する分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11に懸架されるエンジン12と、このエンジン12の前方で車体フレーム11に操向自在に取付けられる前輪操向部13と、エンジン12の後方にて車体フレーム11に揺動自在に取付けられる後輪懸架部14と、エンジン12の上方に配置され車体フレーム11に取付けられる燃料タンク15と、この燃料タンク15の後方に配置され乗員が座るシート16とを備え、このシート16に乗員が跨って座る鞍乗り型車両である。シート16は、運転者と同乗者とが前後に跨って座ることが可能な部材であり、車体フレーム11に取付けられる。
車体フレーム11は、前輪操向部13を操向自在に支えるヘッドパイプ21と、このヘッドパイプ21から後方へ延びるメインフレーム22と、このメインフレーム22の後端からエンジン12の後方を通って下方へ延び後輪懸架部14を支持するピボットフレーム23と、ヘッドパイプ21から後下方へ延びるダウンフレーム24と、車体フレーム11の後半部を構成しメインフレーム22の中間部から車両後方へ延びてシート16を支えるシートレール25と、ピボットフレーム23の下端とシートレール25間に渡されるサポートフレーム26とからなる。
前輪操向部13は、フロントフォーク28と、このフロントフォーク28の上端に取付けられる操向ハンドル29と、フロントフォーク28の下端に回転自在に取付けられる前輪31とを主要素とする。後輪懸架部14は、ピボットフレーム23に設けられるピボット軸33と、ピボット軸33に回動自在に支持され後方へ延びるスイングアーム34と、スイングアーム34と車体フレーム11の間に渡されるクッションユニット36と、スイングアーム34の後端部に回転自在に取付けられる後輪35とからなる。
エンジン12は、クランクケース37と、このクランクケース37の上に取付けられるシリンダ部38とを備え、このシリンダ部38からエンジン12に沿って車両後方側へ排気管41が延び、この排気管41の下流側に消音器42が連結されている。
次に、車体カバーについて説明する。車体カバーの構成要素であるサイドカバー、タンクシュラウドは、車幅方向左右に1つづつ設けられているが、車幅方向中心に対し左右対称な構造である他は同一なものであり、以下説明では、車幅方向右側に係る車体カバーの構造について説明し、車幅方向左側に係る車体カバーの構造については省略する。
車体カバー44において、タンクシュラウド45は、シート16の前方に配置される燃料タンク15の前部を覆っている。このタンクシュラウド45に連続するように設けられるサイドカバー46は、シートレール25の車体側方及びシート16下方の車体側方を覆っている。サイドカバー46の後方に設けられるリヤセンタカバー47は、シート後端16bの下方で、テールライト48の上方及び左右側方を覆っている。リヤセンタカバー47は、シートレール25に取付けられている。
タンクシュラウド45は、燃料タンク15の下方へ延び、このタンクシュラウド45に連続し且つシート16の下端に連続するようにして車両前後方向にサイドカバー46が延びている。サイドカバー46に連続するように、サイドカバー46の後方に、リヤセンタカバー47が配置されている。
サイドカバー46の下方で後輪35の上方には、後輪35からの水、泥はねをよける第1リヤフェンダ51が配置され、この第1リヤフェンダ51に連続するようにして後輪35の後上方で車両後方には、後輪35からの水、泥はねをよける第2リヤフェンダ52が延びている。第2リヤフェンダ52は、後輪35の後上方を覆っており、ナンバープレート取付部53と後部ウインカ54とを備える。第1リヤフェンダ51及び第2リヤフェンダ52は、シートレール25に取付けられている。サイドカバー46とこのサイドカバー46の後方に位置するリヤセンタカバー47にわたって、シート16の側部に、同乗者が把持して同乗者の上体を安定させるリヤグリップ55が備えられている。
図2及び図3に示すように、第1リヤフェンダ51は、シート16を下方から覆う泥よけ部61と、この泥よけ部61から車幅方向外方に延びて車両側面に回り込み、リヤフェンダ外観面151を有するリヤフェンダ外観部62とを備えている。
このような第1リヤフェンダ51に、複数の係合部80が備えられている。複数の係合部80のうちの第1係合部81は、内側がサポートフレーム26の外径に合わせた曲面を備えたツメ形状であり、ステイ等の部品が追加されていないサポートフレーム26に第1リヤフェンダ51が係合される。そして、車体フレーム11に取付けられた第1リヤフェンダ51の第1係合部81の車体側面に向けて開けられた穴81aにサイドカバー46の取付部(第1取付部71(図10参照))が係合される。
リヤフェンダ外観面151は、サイドカバーの側面46s、リヤグリップ化粧面155及びリヤセンタカバー47の前端47aと連続している。複数の係合部80に、サイドカバー46に形成した複数の取付部70が係合される。複数の係合部80は、第1係合部81〜第3係合部83を含み、第1係合部81〜第3係合部83に、サイドカバー46に設けられる複数の取付部70が各々係合される。
燃料タンク15の下方に配置されるタンクシュラウド45には、サイドカバー46と係合するシュラウド側係合部84が備えられている。サイドカバー46の前部は、燃料タンク15の下方に配置される係合部材92に設けられているタンク側係合部85へ係合される。
シートレール25とピボットフレーム23との間に、板状のガセット91が介在される。この板状のガセット91によって、シートレール25とピボットフレーム23とが連結される。ガセット91の車幅方向外方に位置するように、燃料タンク15から下方へ係合部材92が延びており、この係合部材92に設けられるタンク側係合部85にサイドカバー46が係合可能となっている。なお、タンクシュラウド45は、燃料タンク15に取付けられている。サイドカバー46は、車両前後方向に延びており、ピボットフレーム23、シートレール25及びバッテリユニット93を含む電装部品を覆っている。
なお、ピボットフレーム23(図1参照)から後方へピリオンステップステー56が延びており、当該ピリオンステップステー56に車幅方向外方へ同乗者が足を置く同乗者ステップ57が延びている。
次に、サイドカバーの係合構造について更に詳しく説明する。
図4に示すように、サイドカバー46は、車体側に取付けられる複数の取付部70を有する。複数の取付部70のうちの第2取付部72は、車両平面視で車両後方を指向する略L字状のフック部94を有し、このフック部94を第1リヤフェンダ51に形成される第2係合部82に合わせ、フック部94を前から後に移動させることで係合される。すなわち、リヤグリップ55の近傍に位置するサイドカバー46の第2取付部72は、車両前方から車体側に設けられる第2係合部82に取付けられる。これと同様な構造で、第3取付部73は、第3係合部83に取付けられる。なお、図示せぬ他の取付部と係合部も同様な構造であり説明を省略する。
第1リヤフェンダ51に、取付部70が係合される係合部80が備えられている。サイドカバー46の取付部70は、車体側に予め取付けられているリヤフェンダ50の係合部80に係合されるため、車体フレーム11(図3参照)に専用のステーを設けることなく、サイドカバー46を車体側に固定することができる。結果、部品点数を減らすことができる。
次の図5〜6では、車両平面視でリヤグリップ及び周辺部の構造等について説明する。
図5に示すように、シート16の両側部には、同乗者が把持して同乗者の上体を安定させるリヤグリップ55が備えられている。リヤグリップ55(55L、55R)は、シートレール25に取付けられる取付座95(95L、95R)と、当該取付座95(95L、95R)から延びサイドカバー46(46L、46R)の外観面146(146L、146R)に連続しているリヤグリップ化粧面155(155L、155R)を有する延長部96(96L、96R)と、当該延長部96(96L、96R)から延び同乗者が把持することができる把持部97(97L、97R)とを有する。すなわち、リヤグリップ55は、このリヤグリップ55に備えられている取付座95で、締結部材98によってシートレール25に取付けられる。
リヤグリップ55の後方且つサイドカバー46の後方で、シート後端16bの下方には、テールライト48の上方及び左右側方を覆うリヤセンタカバー47が配置される。リヤセンタカバー47は、シートレール25に取付けられている。
次に、サイドカバーの外観面、リヤグリップ化粧面及びセンタカバー外観面の配置関係等について説明する。
図6に示すように、車両平面視で、サイドカバー46の外観面146とリヤグリップ化粧面155とセンタカバー(リヤセンタカバー47)の外観面147とは、この順に滑らかに連続するように配置され、リヤセンタカバー47に形成されるセンタカバー外観面147の前端147aは、リヤグリップ化粧面155の後端155bに連続するように配置される。
リヤグリップ化粧面155の前端155aは、サイドカバー46の上端46uよりも上方に配置される。また、リヤグリップ55は、車両長手方向において、サイドカバー46の後端46bより後方に配置されている。なお、リヤグリップ化粧面155をサイドカバー46の後端46bと長手方向同等位置に配置することは差し支えない。
次に、リヤグリップの把持部について、右のリヤグリップを例にあげて説明する。なお、左のリヤグリップは、車幅方向中心に対し左右対称な構造であるほかは同一構造であり説明を省略する。
図7に示すように、リヤグリップ55の把持部97は、その後端部97bの下面197に高さ方向に凹んだ凹部101を有し、当該凹部101の後端部101bに下方に突設される凸部102を有する。
把持部97の後端部97bに凹部101と凸部102とを形成したので、把持部97を把持した手が滑り難くなる。加えて、荷掛けフックとしても有効となる。また、従来の凸部を有するフックに比べ把持する手のじゃまになり難い。
次の、図8〜10では、サイドカバーが前後2枚のカバーからなり、これらの前後のカバーを予めサブ組立した後、車体側に取付けられることを説明する。
図8に示すように、サイドカバー46は、前サイドカバー121と、この前サイドカバー121の後方に配置される後サイドカバー122とからなる。後サイドカバー122の座部104に車両内方から前サイドカバー121のフランジ105を合わせ、車両内方から外方に向けねじ106で後サイドカバー122に前サイドカバー121を締結する。
図9には、後サイドカバー122に前サイドカバー121が取付けられ、後サイドカバー122と前サイドカバー121とが一体化されてなるサイドカバー46が示される。すなわち、サイドカバー46のサブ組立が完了したものである。
図10に示すように、後サイドカバー122と前サイドカバー121とが一体化されたサイドカバー46の各取付部70を各係合部80に合わせる。具体的には、第1リヤフェンダ51において、前から後に形成される第1係合部81〜第3係合部83に、サイドカバー46の第1取付部71〜第3取付部73が各々係合され、シュラウド側係合部84に、サイドカバー46の前端46aに設けたシュラウド取付部74が係合されると共に、タンク側係合部85に、サイドカバー46のタンク取付部75が係合される。
第1係合部81〜第3係合部83、シュラウド側係合部84及びタンク側係合部85は、各々それらの長軸が車両略前後方向に延びる長孔であって、前述したように、各取付部70を車両前方から後方にずらすことで車体側に係合され、取付けられる。最後に、シートレール25の締結ステー111に、サイドカバー46の締結座部112を合わせ、締結ねじ113でサイドカバー46を車体側に固定する。
図2を併せて参照し、一体化された1枚のサイドカバー46は、燃料タンク15の下方からシート16の下方まで延びているので、運転のじゃまになり難い。また、サイドカバー46の前端46aを車体フレーム11に専用のステーを設けることなく固定することができる。
以上に述べたリヤグリップを備える鞍乗り型車両(自動二輪車)の作用を次に述べる。
図11(a)は、実施例に係るリヤグリップへのサイドカバーの嵌合を説明する分解斜視図であり、図11(b)は、比較例に係るリヤグリップへのサイドカバーの嵌合を説明する分解斜視図である。
図11(a)の実施例において、サイドカバー46の後端46bに、車両後方へ開放され車両側面視でく字状を呈しリヤグリップ55に係合する切欠き114が形成される。車体側にリヤグリップ55が備えられている自動二輪車10の後部構造において、リヤグリップ55は、サイドカバー46の後端46bと略同位置又は後方に配置される。
すなわち、サイドカバー46は、リヤグリップ55よりも前方に配置されるので、車体側にサイドカバー46を組付ける際は、サイドカバー46は、車両前方から後方に図矢印aの如く移動させるので、サイドカバー46がリヤグリップ55に容易に近づけて配置することができる。従って、リヤグリップ55との干渉等に配慮することなくサイドカバー46を車体側に容易に取付けることができる。
図11(b)の比較例において、サイドカバー46Bの後部115に、上方へ開放され側面視でコ字状を呈しリヤグリップ55に係合する切欠き114Bが形成される。車体側にリヤグリップ55が備えられている構造において、サイドカバー46Bは、図矢印bの如く、リヤグリップ55の後部に形成され上方に開放された切欠き114Bを、リヤグリップ55に係合しつつ取付ける必要がある。
図11(b)に示すような構造では、サイドカバー46Bを着脱する際は、リヤグリップ55にサイドカバー46Bが干渉しないように配慮しつつ着脱作業を行うことが必要であった。このため、着脱作業は煩雑なものになり易い。加えて、サイドカバー46Bの切欠き114Bは、側面視で後部に上向きに開放されたコ字状に成形されており、コ字状の切欠き114Bが形成される分だけ、構造が複雑になっていた。
図11(a)にて、本発明では、リヤグリップ55は、サイドカバー46の後端46bと略同位置又はサイドカバー46の後端46bより後方に配置される。かかる配置構造により、サイドカバー46がリヤグリップ55に干渉しない方向となる車両前方から取付可能となるため、リヤグリップ55との干渉に配慮することなく、サイドカバー46を車体側に容易に取付けることができる。
図6を併せて参照し、リヤグリップ化粧面155の後端155bは、サイドカバー46の後端46bよりも上方に配置されると共に、車両長手方向において、サイドカバー46の後端46bよりも後方又は略同位置に配置される。すなわち、サイドカバー46は、リヤグリップ化粧面155よりも下方で、リヤグリップ化粧面155の後端155bよりも前方に配置される。このような構造によれば、サイドカバー46を後方に移動させたときに、リヤグリップ55と干渉することなくサイドカバー46を取付けることができる。
従来、シートレールにリヤグリップが取付けられ、車両後部にサイドカバーが設けられ、リヤグリップにサイドカバーと連続する化粧面を有している構造において、サイドカバーを着脱する際は、リヤグリップにサイドカバーが干渉しないように配慮しつつ着脱作業を行う場合があった。
この点、本発明では、サイドカバー46は、リヤグリップ化粧面155よりも下方で、リヤグリップ化粧面155の後端155bよりも前方に配置される。サイドカバー46を着脱する際は、リヤグリップ55との干渉に配慮することなく、サイドカバー46の着脱が可能になる。結果、サイドカバー46の着脱に係る作業性を高めることができる。
また、リヤグリップ化粧面155の前端155aは、サイドカバー46の後端46bに合わせて、すなわち、車両長手方向略同位置に配置されているため、例えば、図11(b)の比較例に示すように、サイドカバー46の長手方向中間部にリヤグリップ55が通る切欠き114Bを設ける必要はなく、その分だけ、サイドカバー46の構造をより簡便なものにすることができる。
なお、サイドカバーを、リヤグリップ化粧面よりも下方で、リヤグリップ化粧面の後端と長手方向で後方に配置することは差し支えない。
また、リヤセンタカバー47を構成するセンタカバー外観面147の前端147aは、リヤグリップ化粧面155の後端155bに連続するように配置されている。サイドカバー外観面146の後端146bがリヤグリップ化粧面155の前端155aよりも後方に配置される場合であっても、リヤグリップ化粧面155を介して、サイドカバー外観面146とリヤセンタカバー47のセンタカバー外観面147との間で各外観面を連続させることができる。結果、車両後部の外観性を向上させることができる。
図3を併せて参照し、リヤフェンダ50のリヤフェンダ外観部62に、泥よけ部61から車幅方向外方に延びて車両側面に回り込み前リヤセンタカバー47の前端47aと連続するリヤフェンダ外観面151を備えている。リヤフェンダ50にリヤフェンダ外観面151を設けたので、サイドカバー46が小さくなる。サイドカバー46が小さくなれば、サイドカバー46の着脱作業が一層容易になる。
次の図12〜17では、リヤグリップ周辺部の外観性を好適に保ち、サイドカバーの構造をより簡便なものにし、サイドカバーの着脱性を一層高めた構造について説明する。
図12に示すように、リヤグリップ55の上方にシート16が配置され、リヤグリップ55の前方にサイドカバー46が配置され、リヤグリップ55の下方にリヤフェンダ50が配置され、リヤグリップ55の後方にリヤセンタカバー47が配置されている。
図13に示すように、サイドカバー46の外観面146とリヤグリップ化粧面155とセンタカバー(リヤセンタカバー47)の外観面147とは、この順に滑らかに連続するように配置され、リヤセンタカバー47に形成されるセンタカバー外観面147の前端147aは、リヤグリップ化粧面155の後端155bに連続するように配置される。図中、リヤグリップ化粧面155とその周囲を構成する部材間のつながりを理解し易くするため、リヤグリップ55の把持部97は想像線で示されている。
リヤグリップ化粧面155の上方には、シート16の下縁16dが連続し、リヤグリップ化粧面155の前方には、サイドカバー46の後端46bが連続し、リヤグリップ化粧面155の下方には、リヤフェンダ外観面151の上端151cが連続し、リヤグリップ化粧面155の後方には、リヤセンタカバー47の前端47aが連続している。そして、リヤグリップ化粧面155とサイドカバー46とリヤフェンダ50とリヤセンタカバー47とシート16の側面とで車体側面を構成する。
さらに、リヤグリップ化粧面155の後端縁(後端155b)と、リヤフェンダ外観面151の後端縁(後端151b)とが連結されると共に、車両側面視で、これらの後端縁(後端155b)と後端縁(後端151b)とが上下に略直線状に延びており、リヤグリップ化粧面155の後端縁155bとリヤフェンダ外観面151の後端縁151bが、各々、リヤセンタカバー47の前端縁(前端47a)に連続している。
次に、サイドカバーの形状について、実施例との相違点等について説明する。
図14に示すように、前サイドカバー121と後サイドカバー122とを組合わせてなるサイドカバー46の後端46bに、リヤグリップ55に嵌る切欠き114が形成されている。この切欠き114を構成する上側突出部123と下側突出部124のうちの下側突出部124が省かれている。
図13に戻り、省かれた下側突出部124を埋めるように、リヤグリップ55の化粧面155が拡張され延びて車体側面を覆っている。その他、構造に大きく異なる点はなく説明を省略する。
図14に戻り、後サイドカバー122と前サイドカバー121とが一体化されたサイドカバー46の各取付部70を各係合部80に合わせる。具体的には、第1リヤフェンダ51において、前から後に形成される第1係合部81〜第3係合部83に、サイドカバー46の第1取付部71〜第3取付部73を各々係合し、シュラウド側係合部84に、サイドカバー46の前端46aに設けたシュラウド取付部74を係合すると共に、タンク側係合部85に、タンク取付部75を係合する。
各係合部80を構成する孔は、図4に示したように、高さ方向に比べ車両前後に長く延びている、いわゆる、長孔形状を呈する。係合作業に際しては、実施例と同様に、各係合部80に、サイドカバー46の各取付部70を差込み、サイドカバー46を前から後へ移動させることで、各係合部80にサイドカバー46の各取付部70を係合する。
図15に示すように、サイドカバー46の後端46bに、車両後方へ開放され車両側面視でく字状を呈しリヤグリップ55に係合する切欠き114が形成される。この切欠き114は、サイドカバー46の後端46bの高さ方向中間部を車両前方にえぐるように形成される。実施例では、切欠き114の構成要素として、上側突出部123と下側突出部124が設けられている。これに対し、別実施例では、前述したようにサイドカバー46の下側突出部124が省かれている。
図13〜14を併せて参照し、切欠き114の構成要素である下側突出部124を省いたので、サイドカバー46を車体側に取付ける際、サイドカバー46をリヤグリップ55に干渉し難くすることができ、サイドカバー46を車体側に一層容易に取付けることができる。
リヤグリップ化粧面155の上下及び前後に、シート16の下縁16dとリヤフェンダ外観面151の上端151cとサイドカバー46の後端46bとリヤセンタカバー47の前端47aとが各々連続し、リヤグリップ化粧面155とシート16とサイドカバー46とリヤフェンダ外観面151とリヤセンタカバー47とで車体側面を構成するようにした。これにより、リヤグリップ55回りの外観性が損なわれることなく、サイドカバー46の着脱に係る作業性を向上させることができ、併せて、サイドカバー46の構造をより簡便なものにすることができる。
なお、実施例では、サイドカバーに設けられる取付部は、前方から車体側に取付けられる構造にしたが、サイドカバーに設けられる取付部を、下方から車体側に取付けられるような構造にすることは差し支えない。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用しても良い。
本発明は、リヤグリップを備える自動二輪車に好適である。
10…(鞍乗り型車両)自動二輪車、11…車体フレーム、15…燃料タンク、16…シート、25…シートレール、45…タンクシュラウド、46…サイドカバー、47…リヤセンタカバー、48…テールライト、51…リヤフェンダ(第1リヤフェンダ)、55…リヤグリップ、61…泥よけ部、62…リヤフェンダ外観部、70…取付部、71…取付部(第1取付部)、72…取付部(第2取付部)、73…取付部(第3取付部)80…係合部、95…取付座、96…延長部、97…把持部、146…サイドカバーの外観面、147…センタカバー外観面、151…リヤフェンダ外観面、155…リヤグリップ化粧面。

Claims (6)

  1. 車体フレーム(11)の後半部を構成し車両後方へ延びるシートレール(25)と、当該シートレール(25)によって支持され運転者と同乗者とが前後に跨って座ることができるシート(16)と、このシート(16)の両側部に配置され前記同乗者が把持して前記同乗者の上体を安定させるリヤグリップ(55)と、前記シートレール(25)の車体側方で前記シート(16)下方の車体側面を覆うサイドカバー(46)と、このサイドカバー(46)の後方で前記シート(16)後端の下方に配置されテールライト(48)の少なくとも左右側方を覆うリヤセンタカバー(47)とを備える鞍乗り型車両において、
    前記リヤグリップ(55)は、前記シートレール(25)に取付けられる取付座(95)と、当該取付座(95)から延び前記サイドカバー(46)の外観面(146)に連続しているリヤグリップ化粧面(155)を有する延長部(96)と、当該延長部(96)から延び前記同乗者が把持する把持部(97)とを有し、
    前記リヤグリップ化粧面(155)の上方には、前記シート(16)の下縁が連続し、前記リヤグリップ化粧面(155)の前方には、前記サイドカバー(46)の後端が連続し、前記リヤグリップ化粧面(155)の後方には、前記リヤセンタカバー(47)の前端が連続し、前記リヤグリップ化粧面(155)と前記シート(16)と前記サイドカバー(46)と前記リヤセンタカバー(47)とで前記車体側面を構成することを特徴とするリヤグリップを備える鞍乗り型車両。
  2. 前記鞍乗り型車両に、更に、前記車体フレーム(11)に取付けられ前記シート(16)を下方から覆い後輪(35)からの水、泥はねをよけるリヤフェンダ(51)が備えられ、
    前記リヤフェンダ(51)は、前記シート(16)を下方から覆う泥よけ部(61)と、この泥よけ部(61)から車幅方向外方に延びて車両側面に回り込み前記サイドカバー(46)の側面と連続するリヤフェンダ外観面(151)を有するリヤフェンダ外観部(62)とを備え、
    前記リヤグリップ化粧面(155)の下方には、前記リヤフェンダ外観面(151)の上端が連続し、前記リヤグリップ化粧面(155)と前記シート(16)と前記サイドカバー(46)と前記リヤフェンダ外観面(151)と前記リヤセンタカバー(47)とで前記車体側面を構成することを特徴とする請求項1記載のリヤグリップを備える鞍乗り型車両。
  3. 前記リヤグリップ化粧面(155)の後端縁と、前記リヤフェンダ外観面(151)の後端縁とは、車両側面視で連結され、前記リヤグリップ化粧面(155)の後端縁と前記リヤフェンダ外観面(151)の後端縁が、各々、前記リヤセンタカバー(47)の前端縁に連続していることを特徴とする請求項2記載のリヤグリップを備える鞍乗り型車両。
  4. 前記サイドカバー(46)は、車体側に取付けられる取付部(70)を有し、
    当該取付部(70)のうちの少なくとも前記リヤグリップ(55)近傍に位置する取付部(71、72、73)は、車両前方若しくは下方から前記車体側に取付けられることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載のリヤグリップを備える鞍乗り型車両。
  5. 前記鞍乗り型車両に、前記車体フレーム(11)に取付けられ前記シート(16)を下方から覆い後輪(35)からの水、泥はねをよけるリヤフェンダ(51)が備えられ、
    前記リヤフェンダ(51)に、前記取付部(70)が係合される係合部(80)が備えられていることを特徴とする請求項4記載のリヤグリップを備える鞍乗り型車両。
  6. 燃料タンク(15)は、前記シート(16)の前方に配置され、
    前記サイドカバー(46)は、車両前方に延び、その前端は前記燃料タンク(15)の下方に配置されるタンクシュラウド(45)に取付られることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のリヤグリップを備える鞍乗り型車両。
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