JP6861665B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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さらに、クロス部が支持部材として一体的に設けられるので、クロス部と支持部材とが別部材により形成されている場合と比較して、部品点数を削減できる。したがって、車体後部の構造を簡素化できる。
上記の鞍乗り型車両において、前記車体フレーム(20)に支持され、ピリオンステップ(16)を支持するステップホルダ(15)をさらに備え、前記第2取付部(60b)は、前記ステップホルダ(15)に固定されている、ことが望ましい。
本発明によれば、ガード部材が側面視で後輪を横断するように配置されるので、ガード部材を側面視で後輪に重なる位置に容易に配置することができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記第2取付部(160b)は、前記車体フレーム(20)に固定されている、ことが望ましい。
本発明によれば、ガード部材が車体フレームに直接的に支持されるので、ガード部材の支持剛性が向上する。これにより、ガード部材を介して車体フレームに連結されたリヤフェンダの剛性を向上させることができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記車体フレーム(20)に支持され、ピリオンステップ(16)を支持するステップホルダ(15)をさらに備え、前記ガード部材(60,160)は、車体側面視にて前記ステップホルダ(15)の後上部に固設されたステップガード(15a)と重なることが望ましい。
図1は、第1実施形態の自動二輪車の左側面図である。図2は、第1実施形態の自動二輪車の後部を示す右側面図である。
図1および図2に示すように、自動二輪車1は、鞍乗り型車両である。自動二輪車1は、前輪2と、後輪3と、車体フレーム20と、スイングアーム30と、リヤクッション10と、エンジン40と、燃料タンク12と、シート13と、車体カバー50と、一対のステップホルダ15と、一対のガード部材60と、を備える。
図3に示すように、クロスパイプ73は、前後方向から見て第1リヤフェンダ57に重なる位置において車幅方向に延びている。クロスパイプ73は、第1リヤフェンダ57の上下中間部に支持されている。すなわち、クロスパイプ73は、上述した第1取付部60aを構成している。クロスパイプ73は、第1リヤフェンダ57における後輪3に対向する面に沿って配置されている。クロスパイプ73は、例えば固定金具を介して、第1リヤフェンダ57に締結固定されている。なお、クロスパイプ73は、第1リヤフェンダ57に直接締結されていてもよい。クロスパイプ73と第1リヤフェンダ57との締結部は、前後方向から見てライセンスプレート17に重なっている。なお、クロスパイプ73は、一対のガード部材60で共用している。すなわち、車両左側のガード部材60の主支持部材71と、車両右側のガード部材60の主支持部材71と、は一体形成されている。
図4および図5に示すように、第1カバー62には、庇部64が設けられている。庇部64は、第1カバー62の外縁から車両内方に突出している。庇部64は、側面視において、後輪3のトレッド面における車両外方の端縁3aの上方に設けられている(図2参照)。庇部64は、側面視における第1カバー62の外縁のうち上方に向く部分の略全体に設けられている。庇部64における車両内方の端縁は、上下方向から見て車体カバー50の車両外方の端縁よりも車両内方に設けられている。また、庇部64における車両内方の端縁の少なくとも一部は、上下方向から見て後輪3に上方から重なっている。図示の例では、庇部64の上端部における車両内方の端縁は、上下方向から見て後輪3のトレッド面における車両外方の端縁3aに重なっている。
図1に示すように、車両左側のガード部材60において、副支持部材75の下部は、チェーンカバー8の車両外方に配置されている。第1カバー62は、側面視でリヤサイドカバー55および第1リヤフェンダ57とスイングアーム30との間に配置されている。第1カバー62の下部は、チェーンカバー8の車両外方に配置されている。第2カバー63は、側面視でスイングアーム30の後方に配置されている。
次に、図6を参照して、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、支持部材170が車体フレーム20に直接的に支持されている点で、第1実施形態とは異なる。なお、以下で説明する以外の構成は、第1実施形態と同様である。
図6に示すように、ガード部材160は、第1リヤフェンダ57に支持された第1取付部160a、および第1取付部160aよりも前方において車体フレーム20に直接的に支持された第2取付部160bを備えている。また、ガード部材160は、カバー61を支持する支持部材170を備える。支持部材170は、パイプ材を曲げ加工することによって形成されている。支持部材170は、側面視で上方へ拡開するV字状に形成されたメインパイプ172と、メインパイプ172の後上端部から車両内方に延びるクロスパイプ73と、を備える。クロスパイプ73は、第1実施形態と同様に形成され、上述した第1取付部160aを構成している。
次に、図7を参照して、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第1カバー262の一部が耐熱材により形成されている点で、第1実施形態とは異なる。なお、以下で説明する以外の構成は、第1実施形態と同様である。
図7に示すように、第1カバー262は、第1実施形態の第1カバー62の一部を耐熱材により形成した構成を有する。具体的に、第1カバー262の前下部262aは、耐熱材により形成されている。耐熱材としては、例えば金属材料を適用することができる。第1カバー262の前下部262aは、側面視でマフラー44の排風口44aに重なっている。第1カバー262の前下部262aの少なくとも一部は、側面視でマフラー44の排風口44aの後方に位置している。この構成によれば、マフラー44の排風口44aから排出された熱風に対する第1カバー262の耐熱性を向上させることができる。
次に、図8を参照して、第4実施形態について説明する。第4実施形態は、ガード部材60の主支持部材71がクロスパイプ73(図3参照)を備えず、車両左側のガード部材60の主支持部材71と、車両右側のガード部材60の主支持部材71と、が別体として形成されている点で、第1実施形態とは異なる。なお、以下で説明する以外の構成は、第1実施形態と同様である。
図8に示すように、メインパイプ72の後端部は、第1リヤフェンダ57の上下中間部に支持されている。すなわち、メインパイプ72の後端部は、上述した第1取付部60aを構成している。図示の例では、メインパイプ72の後端部は、車両内方に屈曲している。メインパイプ72の後端部における車両内方の端部は、第1実施形態におけるクロスパイプ73と同様に、第1リヤフェンダ57に締結固定されている。この構成によれば、ガード部材60が第1リヤフェンダ57に支持された第1取付部60aを有するので、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
例えば、上記実施形態では、ガード部材60,160が車両の左右に設けられているが、これに限定されない。ガード部材は、車両の左右一方のみに設けられていてもよい。
Claims (13)
- 車体フレーム(20)と、
前記車体フレーム(20)に揺動可能に支持されたスイングアーム(30)と、
前記スイングアーム(30)に支持された後輪(3)と、
前記車体フレーム(20)の後端部から下方に向けて延び、前記後輪(3)を後方および上方のうち少なくともいずれか一方から覆うリヤフェンダ(57)と、
前記後輪(3)の側方を覆い、前記リヤフェンダ(57)に支持された第1取付部(60a,160a)、および前記第1取付部(60a,160a)よりも前方において前記車体フレーム(20)に直接的または間接的に支持された第2取付部(60b,160b)を有するガード部材(60,160)と、
排風口(44a)を有するマフラー(44)と、
を備え、
前記ガード部材(60,160)は、前記後輪(3)を側方から覆うカバー(61)を備え、
前記カバー(61)は、複数のカバー(62,63)を備え、
前記複数のカバー(62,63)のうち車体の上下方向にて上方にあるカバー(62)は、車体正面視にて、前記後輪(3)と前記マフラー(44)との間に配置され、
前記カバー(62)には、前記後輪(3)の上方に向けて車幅方向内方に延びる庇部(64)が設けられている、
ことを特徴とする鞍乗り型車両。 - 前記ガード部材(60,160)は、前記リヤフェンダ(57)に締結固定され、
前記ガード部材(60,160)と前記リヤフェンダ(57)との締結部は、車両の前後方向から見てライセンスプレート(17)に重なる、
ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。 - 前記リヤフェンダ(57)には、灯火器(18,19)が設けられている、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鞍乗り型車両。 - 前記第1取付部(60a,160a)は、前記後輪(3)の車軸よりも後方に設けられ、
前記第2取付部(60b,160b)は、前記後輪(3)の車軸よりも前方に設けられている、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。 - 前記ガード部材(60,160)は、車両の前後方向から見て前記リヤフェンダ(57)に重なる位置において車幅方向に延びるとともに前記リヤフェンダ(57)に支持されたクロス部(73)を備える、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。 - 前記ガード部材(60,160)は、前記カバー(61)を支持するとともに、前記クロス部(73)を含み、前記リヤフェンダ(57)および前記車体フレーム(20)に支持された支持部材(70,170)を備える、
ことを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両。 - 前記ガード部材(60,160)は、前記カバー(61)を支持するとともに、前記リヤフェンダ(57)および前記車体フレーム(20)に支持された支持部材(70,170)を備える、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。 - 前記支持部材(70,170)の一部は、側面視で前記後輪(3)に重なる、
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の鞍乗り型車両。 - 前記カバー(61)のうち側面視で前記排風口(44a)の後方の少なくとも一部は、耐熱材により形成されている、
ことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。 - 前記支持部材(170)は、前記第1取付部(60a)および前記第2取付部(60b)よりも下方において側面視で屈曲した屈曲部(172a)を有し、前記屈曲部(172a)から前方に向かうに従い上方へ延びるとともに、前記屈曲部(172a)から後方に向かうに従い上方へ延びる、
ことを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。 - 前記車体フレーム(20)に支持され、ピリオンステップ(16)を支持するステップホルダ(15)をさらに備え、
前記第2取付部(60b)は、前記ステップホルダ(15)に固定されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。 - 前記第2取付部(160b)は、前記車体フレーム(20)に固定されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。 - 前記車体フレーム(20)に支持され、ピリオンステップ(16)を支持するステップホルダ(15)をさらに備え、
前記ガード部材(60,160)は、車体側面視にて前記ステップホルダ(15)の後上部に固設されたステップガード(15a)と重なる
ことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
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