JP6861665B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

鞍乗り型車両 Download PDF

Info

Publication number
JP6861665B2
JP6861665B2 JP2018077868A JP2018077868A JP6861665B2 JP 6861665 B2 JP6861665 B2 JP 6861665B2 JP 2018077868 A JP2018077868 A JP 2018077868A JP 2018077868 A JP2018077868 A JP 2018077868A JP 6861665 B2 JP6861665 B2 JP 6861665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saddle
vehicle
cover
vehicle body
supported
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018077868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019182306A (ja
Inventor
佑子 服部
佑子 服部
哲雄 八百川
哲雄 八百川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2018077868A priority Critical patent/JP6861665B2/ja
Publication of JP2019182306A publication Critical patent/JP2019182306A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6861665B2 publication Critical patent/JP6861665B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、鞍乗り型車両に関するものである。
従来、2人乗りの鞍乗り型車両として、後輪を側方から覆うガード部材を備えた車両がある(例えば、特許文献1参照)。この種のガード部材は、シート後部に着座する同乗者の衣服が後輪に接触することを防止する。特許文献1には、シートレールおよびピリオンステップ用ブラケットに連結されたサイドカバーが記載されている。
特開2011−218971号公報
ところで、ガード部材を車体後部に設けると、車体後部に配置される部品が増加し、車体後部の構造が複雑化する場合がある。
そこで本発明は、車体後部の構造を簡素化できる鞍乗り型車両を提供するものである。
本発明の鞍乗り型車両は、車体フレーム(20)と、前記車体フレーム(20)に揺動可能に支持されたスイングアーム(30)と、前記スイングアーム(30)に支持された後輪(3)と、前記車体フレーム(20)の後端部から下方に向けて延び、前記後輪(3)を後方および上方のうち少なくともいずれか一方から覆うリヤフェンダ(57)と、前記後輪(3)の側方を覆い、前記リヤフェンダ(57)に支持された第1取付部(60a,160a)、および前記第1取付部(60a,160a)よりも前方において前記車体フレーム(20)に直接的または間接的に支持された第2取付部(60b,160b)を有するガード部材(60,160)と、排風口(44a)を有するマフラー(44)と、を備え、前記ガード部材(60,160)は、前記後輪(3)を側方から覆うカバー(61)を備え、前記カバー(61)は、複数のカバー(62,63)を備え、前記複数のカバー(62,63)のうち車体の上下方向にて上方にあるカバー(62)は、車体正面視にて、前記後輪(3)と前記マフラー(44)との間に配置され、前記カバー(62)には、前記後輪(3)の上方に向けて車幅方向内方に延びる庇部(64)が設けられている、ことを特徴とする。
本発明によれば、ガード部材がリヤフェンダと車体フレームとの間に介在するとともに、リヤフェンダに支持された第1取付部よりも前方の第2取付部において車体フレームに支持されるので、前後方向の外力に対するリヤフェンダの剛性が向上する。したがって、リヤフェンダに設けられる補強構造を簡略化でき、車体後部の構造を簡素化できる。
上記の鞍乗り型車両において、前記ガード部材(60,160)は、前記リヤフェンダ(57)に締結固定され、前記ガード部材(60,160)と前記リヤフェンダ(57)との締結部は、車両の前後方向から見てライセンスプレート(17)に重なる、ことが望ましい。
本発明によれば、ガード部材とリヤフェンダとの締結部をライセンスプレートによって車両後方から視認できなくすることができる。したがって、鞍乗り型車両の外観を向上させることができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記リヤフェンダ(57)には、灯火器(18,19)が設けられている、ことが望ましい。
本発明によれば、ガード部材によって剛性が向上したリヤフェンダに灯火器が設けられるので、灯火器の支持剛性を向上させることができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記第1取付部(60a,160a)は、前記後輪(3)の車軸よりも後方に設けられ、前記第2取付部(60b,160b)は、前記後輪(3)の車軸よりも前方に設けられている、ことが望ましい。
本発明によれば、後輪の車軸を挟んだ前後両側でガード部材を支持できる。これにより、車幅方向の外力に対するガード部材の剛性を向上させることができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記ガード部材(60,160)は、車両の前後方向から見て前記リヤフェンダ(57)に重なる位置において車幅方向に延びるとともに前記リヤフェンダ(57)に支持されたクロス部(73)を備える、ことが望ましい。
本発明によれば、リヤフェンダにおいて車幅方向の両端部が中心部に対して前後方向に変位する撓みを抑制できる。したがって、リヤフェンダの剛性を向上させることができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記ガード部材(60,160)は、前記カバー(61)を支持するとともに、前記クロス部(73)を含み、前記リヤフェンダ(57)および前記車体フレーム(20)に支持された支持部材(70,170)を備える、ことが望ましい。
本発明によれば、カバーを支持部材に支持させる構成とすることによって、ガード部材の強度を支持部材に持たせつつ、側面視で後輪を覆うカバーのデザインの設計自由度を向上させることができる。したがって、ガード部材の外観の向上、および強度の向上を両立させることができる。
さらに、クロス部が支持部材として一体的に設けられるので、クロス部と支持部材とが別部材により形成されている場合と比較して、部品点数を削減できる。したがって、車体後部の構造を簡素化できる。
上記の鞍乗り型車両において、前記ガード部材(60,160)は、前記カバー(61)を支持するとともに、前記リヤフェンダ(57)および前記車体フレーム(20)に支持された支持部材(70,170)を備える、ことが望ましい。
本発明によれば、カバーを支持部材に支持させる構成とすることによって、ガード部材の強度を支持部材に持たせつつ、側面視で後輪を覆うカバーのデザインの設計自由度を向上させることができる。したがって、ガード部材の外観の向上、および強度の向上を両立させることができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記支持部材(70,170)の一部は、側面視で前記後輪(3)に重なる、ことが望ましい。
本発明によれば、支持部材が側面視で後輪に重ならない場合と比較して、後輪を側方から覆うカバーの支持剛性を向上させることができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記カバー(61)には、前記後輪(3)の上方に向けて車幅方向内方に延びる庇部(64)が設けられている、ことが望ましい。
本発明によれば、庇部によって、後輪が巻き上げた水や泥等が上方に飛散することを抑制することができる。したがって、ガード部材に泥除け性能を付与することができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記カバー(61)のうち側面視で前記排風口(44a)の後方の少なくとも一部は、耐熱材により形成されている、ことが望ましい。
本発明によれば、マフラーの排風口から排出された熱風に対するカバーの耐熱性を向上させることができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記支持部材(170)は、前記第1取付部(60a)および前記第2取付部(60b)よりも下方において側面視で屈曲した屈曲部(172a)を有し、前記屈曲部(172a)から前方に向かうに従い上方へ延びるとともに、前記屈曲部(172a)から後方に向かに従い上方へ延びる、ことが望ましい。
本発明によれば、カバーのうち側面視で屈曲部よりも下方に位置する箇所を小さくできるので、カバー自体の剛性を向上させなくても、カバーの剛性を支持部材に支持された状態で向上させることができる。したがって、ガード部材の剛性を向上させることができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記車体フレーム(20)に支持され、ピリオンステップ(16)を支持するステップホルダ(15)をさらに備え、前記第2取付部(60b)は、前記ステップホルダ(15)に固定されている、ことが望ましい。
本発明によれば、ガード部材が側面視で後輪を横断するように配置されるので、ガード部材を側面視で後輪に重なる位置に容易に配置することができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記第2取付部(160b)は、前記車体フレーム(20)に固定されている、ことが望ましい。
本発明によれば、ガード部材が車体フレームに直接的に支持されるので、ガード部材の支持剛性が向上する。これにより、ガード部材を介して車体フレームに連結されたリヤフェンダの剛性を向上させることができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記車体フレーム(20)に支持され、ピリオンステップ(16)を支持するステップホルダ(15)をさらに備え、前記ガード部材(60,160)は、車体側面視にて前記ステップホルダ(15)の後上部に固設されたステップガード(15a)と重なることが望ましい。
本発明の鞍乗り型車両によれば、車体後部の構造を簡素化できる。
第1実施形態の自動二輪車の左側面図である。 第1実施形態の自動二輪車の後部を示す右側面図である。 第1実施形態の自動二輪車の後部を前方から見た斜視図である。 第1実施形態の第1カバーの斜視図である。 図2のV−V線における断面図である。 第2実施形態の自動二輪車の後部を示す右側面図である。 第3実施形態の自動二輪車の後部を示す右側面図である。 第4実施形態の自動二輪車の後部を示す右側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後上下左右等の方向は、以下に説明する車両における方向と同一とする。すなわち、上下方向は鉛直方向と一致し、左右方向は車幅方向と一致する。また、以下の説明に用いる図中において、矢印UPは上方、矢印FRは前方、矢印LHは左方をそれぞれ示している。また、以下の説明において、車幅方向のうち、車幅中心線から離れる方向を車両外方といい、車幅中心線に向く方向を車両内方という。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の自動二輪車の左側面図である。図2は、第1実施形態の自動二輪車の後部を示す右側面図である。
図1および図2に示すように、自動二輪車1は、鞍乗り型車両である。自動二輪車1は、前輪2と、後輪3と、車体フレーム20と、スイングアーム30と、リヤクッション10と、エンジン40と、燃料タンク12と、シート13と、車体カバー50と、一対のステップホルダ15と、一対のガード部材60と、を備える。
図1に示すように、前輪2は、左右一対のフロントフォーク4の下端部に軸支されている。フロントフォーク4の上部は、ステアリングステム5を介して車体フレーム20の前端に操向可能に支持されている。ステアリングステム5の上部には、操向用のバーハンドル5aが取り付けられている。
車体フレーム20は、ヘッドパイプ21と、メインフレーム22と、ダウンフレーム23と、ハンガーブラケット24と、ピボットブラケット25と、一対のシートレール26と、サポートパイプ27と、を備える。ヘッドパイプ21は、車体フレーム20の前端に設けられている。ヘッドパイプ21は、ステアリングステム5を支持する。メインフレーム22は、ヘッドパイプ21の上部から下方かつ後方へ延びた後、下方へ屈曲して延びている。ダウンフレーム23は、ヘッドパイプ21の下部から下方かつ後方へ延びている。ハンガーブラケット24は、ダウンフレーム23の下端部に連なっている。ピボットブラケット25は、メインフレーム22の後下端部に設けられている。一対のシートレール26は、左右に設けられている。一対のシートレール26は、メインフレーム22の屈曲部から後方へ延びている。サポートパイプ27は、ピボットブラケット25から、左右一対のシートレール26の前後中間部の下方に向けて、上方かつ後方へ延びている。サポートパイプ27は、ピボットブラケット25とシートレール26とを連結している。
スイングアーム30は、車体後部の下方に設けられている。スイングアーム30は、前後に延びている。スイングアーム30の前端部は、車体フレーム20のピボットブラケット25に、ピポット軸31を介して上下揺動可能に支持されている。
後輪3は、スイングアーム30の後端部に軸支されている。後輪3は、原動機であるエンジン40に対して、車体後部の左方に配設されたチェーン式の伝動機構を介して連結されている。伝動機構のドライブチェーン7は、チェーンカバー8によって覆われている。チェーンカバー8は、スイングアーム30に取り付けられている。チェーンカバー8は、ドライブチェーン7におけるスイングアーム30の上方に位置する部分を車両外方および上方から覆っている。
リヤクッション10は、車体後部の車幅中央に設けられている。リヤクッション10は、車体フレーム20とスイングアーム30の前部との間に介在している。
エンジン40は、車体フレーム20に固定的に支持されている。エンジン40は、クランクケース41と、シリンダ42と、を備える。クランクケース41は、エンジン40の下部を構成する。クランクケース41の前端部は、ハンガーブラケット24に支持されている。クランクケース41の後端部は、ピボットブラケット25に支持されている。シリンダ42は、クランクケース41の前部から上方に起立している。
シリンダ42の前部には、排気管43が接続されている。排気管43は、エンジン40の前方および下方を跨いで屈曲し、後方に延びている。排気管43の後端部には、マフラー44(図2参照)が接続されている。
図2に示すように、マフラー44は、車体後部の右方に配置されている。マフラー44は、側面視で後輪3の前方から後輪3の車軸の前方まで延びている。マフラー44の後端部は、側面視で後輪3に重なっている。マフラー44は、後端部に排風口44aを備えている。マフラー44は、後述する車両右側のステップホルダ15の後端部に上方から支持されている。マフラー44の上方には、マフラーカバー45が取り付けられている。マフラーカバー45は、マフラー44の上半部を覆うように形成されている。
図1に示すように、燃料タンク12は、シリンダ42の上方に配置されている。燃料タンク12は、メインフレーム22の上方において、メインフレーム22を車幅方向に跨ぐように配置されている。
シート13は、燃料タンク12の後方に配置されている。シート13の後部は、同乗者が着座するパッセンジャーシート13aを構成している。
一対のステップホルダ15は、車体後部の左右に設けられている。一対のステップホルダ15は、左右対称に形成されている。以下では、一対のステップホルダ15のうち車両左側のステップホルダ15について説明する。ステップホルダ15は、サポートパイプ27に取り付けられている。ステップホルダ15は、側面視で前方へ拡開するV字状に形成されている。ステップホルダ15の上下前端部は、それぞれ溶接によりサポートパイプ27に結合されている。ステップホルダ15の後部には、ピリオンステップ16が取り付けられている。ピリオンステップ16は、パッセンジャーシート13aに着座した同乗者が乗車時に足を乗せるステップである。ピリオンステップ16は、格納位置と使用位置との間で揺動可能となっている。なお、符号15aはステップホルダ15の後上部に固設されたステップガードを示す。
車体カバー50は、車体フレーム20等を覆う。車体カバー50は、例えば合成樹脂によって形成されている。車体カバー50は、フロントカウル51と、フロントフェンダ52と、一対のサイドカバー54と、一対のリヤサイドカバー55と、リヤエンドカバー56と、第1リヤフェンダ57と、第2リヤフェンダ58と、を備える。
フロントカウル51は、ステアリングステム5の前方に取り付けられている。フロントフェンダ52は、左右のフロントフォーク4の間に取り付けられている。一対のサイドカバー54は、左右に設けられている。一対のサイドカバー54は、車体フレーム20の前後中間部の左右側方に取り付けられている。一対のリヤサイドカバー55は、左右に設けられている。一対のリヤサイドカバー55は、車体フレーム20の後部の左右側方に取り付けられている。リヤエンドカバー56は、車体フレーム20の後端部に取り付けられている。第1リヤフェンダ57は、車体フレーム20の後端部に取り付けられている。第1リヤフェンダ57は、車体フレーム20の後端部から下方かつ後方に延びている。第1リヤフェンダ57は、後輪3を後方および上方から覆っている。第1リヤフェンダ57には、ライセンスプレート17、テールライト18およびウィンカーランプ19が設けられている。第2リヤフェンダ58は、スイングアーム30に取り付けられている。第2リヤフェンダ58は、後輪3の車軸より前方に配置されている。第2リヤフェンダ58は、後輪3を前方から覆っている。
図1および図2に示すように、一対のガード部材60は、パッセンジャーシート13aに着座した同乗者の衣服が後輪3に接触することを防止する。一対のガード部材60は、車体後部において左右に設けられている。一対のガード部材60は、後輪3を左右側方から覆う。なお、一対のガード部材60は、左右対称に形成されている。このため、以下の説明では主に車両右側に設けられたガード部材60について説明し、一対のガード部材60において互いに共通する構成の説明は省略する。
図2に示すように、ガード部材60は、主に側面視で後輪3の車軸を通る水平面よりも上方に配置されている。ガード部材60は、第1リヤフェンダ57に支持された第1取付部60a、および第1取付部60aよりも前方において車体フレーム20に間接的に支持された第2取付部60bを備えている。また、ガード部材60は、後輪3の右側方を覆うカバー61と、カバー61を支持する支持部材70と、を備える。
支持部材70は、ガード部材60の骨格を形成する。支持部材70は、中空のパイプ材によって形成されている。支持部材70の一部は、側面視で後輪3に重なっている。支持部材70は、主支持部材71と、副支持部材75と、を備える。
主支持部材71は、パイプ材を曲げ加工することによって形成されている。主支持部材71は、前後に直線状に延びるメインパイプ72と、メインパイプ72の後端部から車両内方に延びるクロスパイプ73と、を備える。
図3は、第1実施形態の自動二輪車の後部を前方から見た斜視図である。
図3に示すように、クロスパイプ73は、前後方向から見て第1リヤフェンダ57に重なる位置において車幅方向に延びている。クロスパイプ73は、第1リヤフェンダ57の上下中間部に支持されている。すなわち、クロスパイプ73は、上述した第1取付部60aを構成している。クロスパイプ73は、第1リヤフェンダ57における後輪3に対向する面に沿って配置されている。クロスパイプ73は、例えば固定金具を介して、第1リヤフェンダ57に締結固定されている。なお、クロスパイプ73は、第1リヤフェンダ57に直接締結されていてもよい。クロスパイプ73と第1リヤフェンダ57との締結部は、前後方向から見てライセンスプレート17に重なっている。なお、クロスパイプ73は、一対のガード部材60で共用している。すなわち、車両左側のガード部材60の主支持部材71と、車両右側のガード部材60の主支持部材71と、は一体形成されている。
図2に示すように、メインパイプ72は、クロスパイプ73の車両外方の端部から屈曲して、前方かつ下方に延びている。メインパイプ72は、前後中間部から前端部72aにわたって、側面視で後輪3に重なっている。メインパイプ72の前端部72aは、後輪3の車軸よりも前方で車体に支持されている。本実施形態では、メインパイプ72の前端部72aは、ステップホルダ15に固定されることで、車体フレーム20に間接的に支持されている。すなわち、メインパイプ72の前端部72aは、上述した第2取付部60bを構成している。これにより、主支持部材71は、後輪3の車軸よりも後方において第1リヤフェンダ57に支持されるとともに、後輪3の車軸よりも前方で車体フレーム20に間接的に支持されている。
副支持部材75は、パイプ材を曲げ加工することによって形成されている。例えば、副支持部材75は、主支持部材71と略同径のパイプ材により形成されている。副支持部材75は、側面視で後輪3に重なっている。副支持部材75は、側面視で主支持部材71の下方に配置されている。副支持部材75は、側面視で前方かつ上方へ開口するU字状に形成されている。副支持部材75は、前後上端部においてそれぞれ溶接によって主支持部材71のメインパイプ72に結合されている。具体的に、副支持部材75は、主支持部材71から下方かつ後方に延びる前枠部76と、前枠部76よりも後方において主支持部材71から下方かつ後方に後枠部77と、前枠部76および後枠部77の下端部同士を接続する下枠部78と、を備える。前枠部76および後枠部77は、互いに平行に延びている。下枠部78は、側面視で前方から後方に向かうに従い上方に延びている。
カバー61は、側面視で略全体が後輪3に重なるように配置されている。カバー61は、合成樹脂によって形成されている。カバー61は、支持部材70に固定的に支持されている。カバー61は、第1カバー62と、第2カバー63と、を備える。
第1カバー62は、側面視で凡そリヤサイドカバー55および第1リヤフェンダ57とマフラー44との間に配置されている。第1カバー62は、上方から下方に向かうに従い車両外方に延びる平面に沿うように形成されている。第1カバー62は、側面視で後輪3の中心に対して後輪3のトレッド面における車両外方の端縁3aよりも後輪3の径方向の外側まで延びている。第1カバー62は、側面視で主支持部材71および副支持部材75の両方に跨るように配置されている。具体的に、第1カバー62は、主支持部材71のメインパイプ72、並びに副支持部材75の前枠部76および後枠部77に跨るように配置されている。第1カバー62は、主支持部材71および副支持部材75に支持されている。なお、第1カバー62と支持部材70との固定方法は、特に限定されない。例えば、第1カバー62は、支持部材70に固定金具を介して締結されていてもよいし、支持部材70と一体的にインサート成形されてもよい。第2カバー63についても同様である。第1カバー62には、車幅方向に貫通する孔部62aが複数形成されている。第1カバー62は、複数の孔部62aによってメッシュ状に形成されている。
図4は、第1実施形態の第1カバーの斜視図である。図5は、図2のV−V線における断面図である。
図4および図5に示すように、第1カバー62には、庇部64が設けられている。庇部64は、第1カバー62の外縁から車両内方に突出している。庇部64は、側面視において、後輪3のトレッド面における車両外方の端縁3aの上方に設けられている(図2参照)。庇部64は、側面視における第1カバー62の外縁のうち上方に向く部分の略全体に設けられている。庇部64における車両内方の端縁は、上下方向から見て車体カバー50の車両外方の端縁よりも車両内方に設けられている。また、庇部64における車両内方の端縁の少なくとも一部は、上下方向から見て後輪3に上方から重なっている。図示の例では、庇部64の上端部における車両内方の端縁は、上下方向から見て後輪3のトレッド面における車両外方の端縁3aに重なっている。
図2に示すように、第2カバー63は、側面視でマフラー44の後方であって、第1カバー62の後方かつ下方に配置されている。第2カバー63は、副支持部材75の下枠部78の後方かつ下方において、下枠部78に沿って配置されている。第2カバー63は、第1カバー62と同一平面に沿うように形成されている。第2カバー63は、副支持部材75の下枠部78に支持されている。第2カバー63の中心には、車幅方向に貫通する孔部63aが形成されている。
ここで、車両左側のガード部材60のうち、車両右側のガード部材60と異なる構成について説明する。
図1に示すように、車両左側のガード部材60において、副支持部材75の下部は、チェーンカバー8の車両外方に配置されている。第1カバー62は、側面視でリヤサイドカバー55および第1リヤフェンダ57とスイングアーム30との間に配置されている。第1カバー62の下部は、チェーンカバー8の車両外方に配置されている。第2カバー63は、側面視でスイングアーム30の後方に配置されている。
以上に詳述したように、本実施形態の自動二輪車1は、車体フレーム20の後端部から下方に向けて延び、後輪3を後方および上方から覆う第1リヤフェンダ57と、後輪3の側方を覆い、第1リヤフェンダ57に支持された第1取付部60a、および第1取付部60aよりも前方において車体フレーム20に間接的に支持された第2取付部60bを有するガード部材60と、を備える。この構成によれば、ガード部材60が第1リヤフェンダ57と車体フレーム20との間に介在するとともに、第1リヤフェンダ57に支持された第1取付部60aよりも前方の第2取付部60bにおいて車体フレーム20に支持されるので、前後方向の外力に対する第1リヤフェンダ57の剛性が向上する。したがって、第1リヤフェンダ57に設けられる補強構造を簡略化でき、車体後部の構造を簡素化できる。
また、ガード部材60は、後輪3を側方から覆うカバー61と、カバー61を支持するとともに、第1リヤフェンダ57および車体フレーム20に支持された支持部材70と、を備える。この構成によれば、カバー61を支持部材70に支持させる構成とすることによって、ガード部材60の強度を支持部材70に持たせつつ、側面視で後輪3を覆うカバー61のデザインの設計自由度を向上させることができる。したがって、ガード部材60の外観の向上、および強度の向上を両立させることができる。
また、ガード部材60と第1リヤフェンダ57との締結部は、前後方向から見てライセンスプレート17に重なる。この構成によれば、ガード部材60と第1リヤフェンダ57との締結部をライセンスプレート17によって車両後方から視認できなくすることができる。したがって、自動二輪車1の外観を向上させることができる。
また、第1リヤフェンダ57には、テールライト18およびウィンカーランプ19が設けられている。この構成によれば、ガード部材60によって剛性が向上した第1リヤフェンダ57にテールライト18およびウィンカーランプ19が設けられるので、テールライト18およびウィンカーランプ19の支持剛性を向上させることができる。
また、ガード部材60の第2取付部60bは、後輪3の車軸よりも前方に設けられている。この構成によれば、後輪3の車軸を挟んだ前後両側でガード部材60を支持できる。これにより、車幅方向の外力に対するガード部材60の剛性を向上させることができる。
また、第2取付部60bは、ステップホルダ15に固定されている。この構成によれば、ガード部材60が側面視で後輪3を横断するように配置されるので、ガード部材60を側面視で後輪3に重なる位置に容易に配置することができる。さらに、支持部材70が側面視で後輪3を横断するように延びるので、カバー61を側面視で後輪3に重なる位置に容易に配置することができる。
また、ガード部材60は、前後方向から見て第1リヤフェンダ57に重なる位置において車幅方向に延びるとともに第1リヤフェンダ57に支持されたクロスパイプ73を備える。この構成によれば、第1リヤフェンダ57において車幅方向の両端部が中心部に対して前後方向に変位する撓みを抑制できる。したがって、第1リヤフェンダ57の剛性を向上させることができる。
また、支持部材70は、クロスパイプ73を含む。この構成によれば、クロス部73が支持部材70として一体的に設けられるので、クロス部と支持部材とが別部材により形成されている場合と比較して、部品点数を削減できる。したがって、車体後部の構造を簡素化できる。
また、支持部材70の一部は、側面視で後輪3に重なる。この構成によれば、支持部材が側面視で後輪に重ならない場合と比較して、後輪3を側方から覆うカバー61の支持剛性を向上させることができる。
また、カバー61には、後輪3の上方に向けて車両内方に延びる庇部64が設けられている。この構成によれば、庇部64によって、後輪3が巻き上げた水や泥等が上方に飛散することを抑制することができる。特に本実施形態では、庇部64における車両内方の端縁は、上下方向から見て車体カバー50の車両外方の端縁よりも車両内方に設けられているので、水や泥等が車体カバー50よりも車両外方に飛散することを庇部64によって効果的に抑制することができる。したがって、ガード部材60に泥除け性能を付与することができる。
[第2実施形態]
次に、図6を参照して、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、支持部材170が車体フレーム20に直接的に支持されている点で、第1実施形態とは異なる。なお、以下で説明する以外の構成は、第1実施形態と同様である。
図6は、第2実施形態の自動二輪車の後部を示す右側面図である。
図6に示すように、ガード部材160は、第1リヤフェンダ57に支持された第1取付部160a、および第1取付部160aよりも前方において車体フレーム20に直接的に支持された第2取付部160bを備えている。また、ガード部材160は、カバー61を支持する支持部材170を備える。支持部材170は、パイプ材を曲げ加工することによって形成されている。支持部材170は、側面視で上方へ拡開するV字状に形成されたメインパイプ172と、メインパイプ172の後上端部から車両内方に延びるクロスパイプ73と、を備える。クロスパイプ73は、第1実施形態と同様に形成され、上述した第1取付部160aを構成している。
メインパイプ172は、側面視で屈曲した屈曲部172aを備える。メインパイプ172は、屈曲部172aから前方に向かうに従い上方へ延びるとともに、屈曲部172aから後方に向かいに従い上方へ延びている。屈曲部172aは、支持部材170の下端部を含む。屈曲部172aは、後輪3の車軸よりも後方に設けられている。メインパイプ172は、上下中間部から下端部(屈曲部172a)にわたって、側面視で後輪3に重なっている。メインパイプ172の前上端部172bは、後輪3の車軸よりも前方で車体に支持されている。本実施形態では、メインパイプ172の前上端部172bは、車両左側のシートレール26から下方に突出するブラケット26aに固定されている。すなわち、メインパイプ172の前上端部172bは、上述した第2取付部160bを構成している。これにより、支持部材170は、後輪3の車軸よりも後方において第1リヤフェンダ57に支持されるとともに、後輪3の車軸よりも前方で車体フレーム20に直接的に支持されている。
第1カバー62は、側面視でメインパイプ172を前後方向に跨るように配置されている。第1カバー62は、メインパイプ172に支持されている。第2カバー63は、メインパイプ172の下端部に支持されている。
以上に詳述したように、本実施形態では、第2取付部160bは、車体フレーム20に固定されている。この構成によれば、ガード部材160が車体フレーム20に直接的に支持されるので、ガード部材160の支持剛性が向上する。これにより、ガード部材160を介して車体フレーム20に連結された第1リヤフェンダ57の剛性を向上させることができる。
また、支持部材170は、ガード部材160の第1取付部160aおよび第2取付部160bよりも下方において側面視で屈曲した屈曲部172aを有し、屈曲部172aから前方に向かうに従い上方へ延びるとともに、屈曲部172aから後方に向かいに従い上方へ延びている。この構成によれば、カバー61のうち側面視で屈曲部172aよりも下方に位置する箇所を小さくできるので、カバー61自体の剛性を向上させなくても、カバー61の剛性を支持部材170に支持された状態で向上させることができる。したがって、ガード部材160の剛性を向上させることができる。
なお、メインパイプ172の前上端部172bは、車体カバー50(例えばリヤサイドカバー55)に固定されることで、車体フレーム20に間接的に支持されていてもよい。ただし、ガード部材160の支持剛性を向上させる点で、上述した第2実施形態のように、メインパイプ172の前上端部172bを車体フレーム20に固定することが望ましい。
[第3実施形態]
次に、図7を参照して、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第1カバー262の一部が耐熱材により形成されている点で、第1実施形態とは異なる。なお、以下で説明する以外の構成は、第1実施形態と同様である。
図7は、第3実施形態の自動二輪車の後部を示す右側面図である。
図7に示すように、第1カバー262は、第1実施形態の第1カバー62の一部を耐熱材により形成した構成を有する。具体的に、第1カバー262の前下部262aは、耐熱材により形成されている。耐熱材としては、例えば金属材料を適用することができる。第1カバー262の前下部262aは、側面視でマフラー44の排風口44aに重なっている。第1カバー262の前下部262aの少なくとも一部は、側面視でマフラー44の排風口44aの後方に位置している。この構成によれば、マフラー44の排風口44aから排出された熱風に対する第1カバー262の耐熱性を向上させることができる。
[第4実施形態]
次に、図8を参照して、第4実施形態について説明する。第4実施形態は、ガード部材60の主支持部材71がクロスパイプ73(図3参照)を備えず、車両左側のガード部材60の主支持部材71と、車両右側のガード部材60の主支持部材71と、が別体として形成されている点で、第1実施形態とは異なる。なお、以下で説明する以外の構成は、第1実施形態と同様である。
図8は、第4実施形態の自動二輪車の後部を示す右側面図である。
図8に示すように、メインパイプ72の後端部は、第1リヤフェンダ57の上下中間部に支持されている。すなわち、メインパイプ72の後端部は、上述した第1取付部60aを構成している。図示の例では、メインパイプ72の後端部は、車両内方に屈曲している。メインパイプ72の後端部における車両内方の端部は、第1実施形態におけるクロスパイプ73と同様に、第1リヤフェンダ57に締結固定されている。この構成によれば、ガード部材60が第1リヤフェンダ57に支持された第1取付部60aを有するので、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、ガード部材60,160が車両の左右に設けられているが、これに限定されない。ガード部材は、車両の左右一方のみに設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、支持部材70,170が中空のパイプ材により形成されているが、これに限定されるものではない。例えば、支持部材は、中実のワイヤや、断面矩形状のステー等によって形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、ガード部材60,160は、合成樹脂により形成されたカバー61を備えているが、これに限定されない。ガード部材は、メッシュ状に形成された金属ワイヤを支持部材70,170に支持させた構成を有していてもよい。
また、上記実施形態では、第1リヤフェンダ57に対するライセンスプレート17、テールライト18およびウィンカーランプ19の固定方法は特に限定していないが、例えば第1リヤフェンダ57を挟んでクロスパイプ73に締結してもよい。これにより、ライセンスプレート17やテールライト18、ウィンカーランプ19の支持構造を補強するステー等の部品を削減できる。よって、車体後部の構造を簡素化できる。
また、本発明は、運転者が車体を跨いで乗車する鞍乗り型車両全般に適用することができる。すわなち、スクータ型車両や三輪車等に上記実施形態の構成を組み合わせてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各実施形態および各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…自動二輪車(鞍乗り型車両) 3…後輪 15…ステップホルダ 16…ピリオンステップ 17…ライセンスプレート 18…テールライト(灯火器) 19…ウィンカーランプ(灯火器) 20…車体フレーム 44…マフラー 44a…排風口 57…第1リヤフェンダ(リヤフェンダ) 60,160…ガード部材 60a,160a…第1取付部 60b,160b…第2取付部 64…庇部 70,170…支持部材 73…クロスパイプ(クロス部)

Claims (13)

  1. 車体フレーム(20)と、
    前記車体フレーム(20)に揺動可能に支持されたスイングアーム(30)と、
    前記スイングアーム(30)に支持された後輪(3)と、
    前記車体フレーム(20)の後端部から下方に向けて延び、前記後輪(3)を後方および上方のうち少なくともいずれか一方から覆うリヤフェンダ(57)と、
    前記後輪(3)の側方を覆い、前記リヤフェンダ(57)に支持された第1取付部(60a,160a)、および前記第1取付部(60a,160a)よりも前方において前記車体フレーム(20)に直接的または間接的に支持された第2取付部(60b,160b)を有するガード部材(60,160)と、
    排風口(44a)を有するマフラー(44)と、
    を備え、
    前記ガード部材(60,160)は、前記後輪(3)を側方から覆うカバー(61)を備え、
    前記カバー(61)は、複数のカバー(62,63)を備え、
    前記複数のカバー(62,63)のうち車体の上下方向にて上方にあるカバー(62)は、車体正面視にて、前記後輪(3)と前記マフラー(44)との間に配置され
    前記カバー(62)には、前記後輪(3)の上方に向けて車幅方向内方に延びる庇部(64)が設けられている、
    ことを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記ガード部材(60,160)は、前記リヤフェンダ(57)に締結固定され、
    前記ガード部材(60,160)と前記リヤフェンダ(57)との締結部は、車両の前後方向から見てライセンスプレート(17)に重なる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記リヤフェンダ(57)には、灯火器(18,19)が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記第1取付部(60a,160a)は、前記後輪(3)の車軸よりも後方に設けられ、
    前記第2取付部(60b,160b)は、前記後輪(3)の車軸よりも前方に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記ガード部材(60,160)は、車両の前後方向から見て前記リヤフェンダ(57)に重なる位置において車幅方向に延びるとともに前記リヤフェンダ(57)に支持されたクロス部(73)を備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記ガード部材(60,160)は、前記カバー(61)を支持するとともに、前記クロス部(73)を含み、前記リヤフェンダ(57)および前記車体フレーム(20)に支持された支持部材(70,170)を備える、
    ことを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記ガード部材(60,160)は、前記カバー(61)を支持するとともに、前記リヤフェンダ(57)および前記車体フレーム(20)に支持された支持部材(70,170)を備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記支持部材(70,170)の一部は、側面視で前記後輪(3)に重なる、
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の鞍乗り型車両。
  9. 前記カバー(61)のうち側面視で前記排風口(44a)の後方の少なくとも一部は、耐熱材により形成されている、
    ことを特徴とする請求項6から請求項のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  10. 前記支持部材(170)は、前記第1取付部(60a)および前記第2取付部(60b)よりも下方において側面視で屈曲した屈曲部(172a)を有し、前記屈曲部(172a)から前方に向かうに従い上方へ延びるとともに、前記屈曲部(172a)から後方に向かうに従い上方へ延びる、
    ことを特徴とする請求項6から請求項のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  11. 前記車体フレーム(20)に支持され、ピリオンステップ(16)を支持するステップホルダ(15)をさらに備え、
    前記第2取付部(60b)は、前記ステップホルダ(15)に固定されている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  12. 前記第2取付部(160b)は、前記車体フレーム(20)に固定されている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  13. 前記車体フレーム(20)に支持され、ピリオンステップ(16)を支持するステップホルダ(15)をさらに備え、
    前記ガード部材(60,160)は、車体側面視にて前記ステップホルダ(15)の後上部に固設されたステップガード(15a)と重なる
    ことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
JP2018077868A 2018-04-13 2018-04-13 鞍乗り型車両 Active JP6861665B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018077868A JP6861665B2 (ja) 2018-04-13 2018-04-13 鞍乗り型車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018077868A JP6861665B2 (ja) 2018-04-13 2018-04-13 鞍乗り型車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019182306A JP2019182306A (ja) 2019-10-24
JP6861665B2 true JP6861665B2 (ja) 2021-04-21

Family

ID=68339111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018077868A Active JP6861665B2 (ja) 2018-04-13 2018-04-13 鞍乗り型車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6861665B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7216134B2 (ja) * 2021-03-29 2023-01-31 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6455187U (ja) * 1987-10-01 1989-04-05
JP5396210B2 (ja) * 2009-09-09 2014-01-22 本田技研工業株式会社 自動二輪車のサイドバッグ支持ステー
JP2012071644A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
JP5576253B2 (ja) * 2010-12-08 2014-08-20 オージーケー技研株式会社 自転車用ドレスガード
JP2013095299A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Suzuki Motor Corp 小型車両用ドレスガード
JP5732504B2 (ja) * 2013-09-27 2015-06-10 本田技研工業株式会社 車両のテールライト構造
JP6395537B2 (ja) * 2014-09-22 2018-09-26 川崎重工業株式会社 自動二輪車のパニア取付構造
JP6576236B2 (ja) * 2015-12-24 2019-09-18 川崎重工業株式会社 自動二輪車のドレスガード

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019182306A (ja) 2019-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5782424B2 (ja) 鞍乗り型車両の後部構造
JP5980250B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP6708687B2 (ja) 自動二輪車のシートフレーム
JP5953100B2 (ja) 鞍乗り型車両のステップ部構造
US11267525B2 (en) Saddle riding vehicle
JP2007112153A (ja) 鞍乗り型車両
JP2012136161A (ja) 鞍乗型車両
JP6861665B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP6415010B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP6323958B2 (ja) 鞍乗り型車両のスタンド支持部構造
JP6578739B2 (ja) 操舵輪懸架装置
JP6166333B2 (ja) 鞍乗り型車両のハーネスガイド構造
JP6861744B2 (ja) ガード部材
JP5743840B2 (ja) 自動二輪車の後部構造
JP6997692B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP6773715B2 (ja) 鞍乗り型車両
WO2019181128A1 (ja) パイプフレームの強化構造
CN110962967B (zh) 跨骑型车辆
JP7385637B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP7390225B2 (ja) 鞍乗型車両
JP7303839B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP6961006B2 (ja) 鞍乗型車両の支持部材構造
JP7171661B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP7454532B2 (ja) 鞍乗型車両
JP7212800B2 (ja) 鞍乗型車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6861665

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150