JP7212800B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、排気管の上流部に排気触媒を備えた鞍乗型車両に関する。
従来より、排気管の上流部に排気触媒を備えた鞍乗型車両が提案されている。例えば、特開2006-194113号公報には、排気管の上流部に排気触媒を設けるとともに、排気触媒の下流側の排気管を、運転者の足を載せるステップよりも上の位置を通して、後方に延びるように配置した構造の鞍乗型車両が示されている。
排気触媒では発熱反応が起こり排気ガスの温度が上昇するため、排気触媒の下流側の排気管の温度が高くなる。そのため、特開2006-194113号公報の鞍乗型車両では、運転者の脚部を保護するために、ステップよりも上の部分の排気管がカバーで覆われている。
しかしながら、従来の鞍乗型車両では、排気管と運転者の脚部とを十分に離間するようにカバーを配置する必要があり、運転者の脚部を通す空間が車幅方向の外側に追いやられて居住性を損ないやすい。
本発明は、排気管を運転者の足を載せるステップよりも上の位置を通して、後方に延びるように配置する鞍乗型車両において、運転者の居住性を向上させることを目的とする。
本発明の一観点は、エンジンと、前記エンジンの排気ポートよりも車両進行方向の後方に配置され、運転者の足を載せるステップと、前記排気ポートに接続されるとともに、前記ステップよりも上方を通して車両進行方向の後方に延びて配置された排気管と、前記ステップよりも車両進行方向の前方の前記排気管の途上に設けられた触媒収容部と、を備え、前記排気管は、前記触媒収容部よりも下流側の触媒下流管部を有し、前記触媒下流管部には、前記排気管を車幅方向内側から覆うように配置される内側ヒートガードが設けられている、鞍乗型車両にある。
上記観点の鞍乗型車両において、前記排気管の前記触媒下流管部には、車幅方向の外側から前記排気管を覆うように配置された外観ヒートガードと、前記外観ヒートガードと前記排気管との間に設けられた中間ヒートガードと、を備えてもよい。
上記観点の鞍乗型車両において、前記内側ヒートガードと前記中間ヒートガードとが一体的に形成されていてもよい。
上記観点の鞍乗型車両において、前記内側ヒートガードと前記中間ヒートガードとが、前記排気管の前記触媒下流管部と同軸であって、且つ、前記排気管の前記触媒下流管部から半径方向に離間して配置された筒状の外筒部材で構成してもよい。
上記観点の鞍乗型車両において、前記外筒部材には、前記排気管との間の空間と外気とを連通させる連通孔が設けられていてもよい。
上記観点の鞍乗型車両において、前記外観ヒートガードが前記外筒部材に支持されていてもよい。
上記観点の鞍乗型車両において、前記触媒収容部は、筒状の容器本体に収容されるとともに、前記容器本体の軸線が上流側よりも下流側が車幅方向内側に接近するように傾斜して配置されていてもよい。
上記観点の鞍乗型車両において、前記排気管の前記触媒下流管部において前記ステップよりも後方の部分は、上流側よりも下流側が前記車幅方向外側に離間するように傾斜してもよい。
上記観点の鞍乗型車両によれば、内側ヒートガードによって、車体部品への熱の伝達が抑制され、排気管を車体の近くに配置することができるため、運転者の居住性が向上する。
また、外観ヒートガードと排気管との間に中間ヒートガードを設けることにより、外観ヒートガードを排気管に近づけて配置することができ、外観ヒートガードを車幅方向内側に近づけて配置することができる。その結果、運転者の居住性が向上する。
さらに、内側ヒートガードと中間ヒートガードとが一体的に形成されていることにより、部品点数を削減できる。
さらに、内側ヒートガードと中間ヒートガードとを外筒部材として構成することにより、構造が簡素化される。
さらに、外筒部材の連通孔を通じて排気管との間の空気が入れ替わることで表面温度を下げることができる。
さらに、外観ヒートガードが外筒部材に固定されることで、排気管の熱が直接、外観ヒートガードに伝達されるのを防ぐことができ、外観ヒートガードの昇温を抑制できる。
さらに、容器本体の軸線が上流側よりも下流側が車幅方向内側に接近するように傾斜して配置されていることにより、排気管の触媒下流管部を車幅方向内側に配置することができ、運転者の居住性を向上させることができる。
さらに、排気管の触媒下流管部においてステップよりも後方の部分は、上流側よりも下流側が車幅方向外側に離間するように傾斜するため、運転者の足が配置される部分の排気管を車幅方向内側に配置でき、運転者の居住性が向上する。
自動二輪車の右側の側面図である。 図1の排気装置から外観ヒートガードを取り外した状態を示す側面図である。 図1の自動二輪車からエンジンガードの一部を取り外した状態で底面視して、排気管の触媒上流管部を示す図である。 図1のIV-IV線に示す部分の部分拡大断面図である。 図2のV-V線で切断して排気装置のレイアウトを前側から見て示す図である。 図1の自動二輪車の外観ヒートガードを取り除いた状態の上面図である。 図7Aは、図1の遮熱カバー及び外側プロテクタの取付構造を示す図であり、図7Bは図2のVIIB-VIIB線に沿った断面図であり、図7Aの遮熱カバーの取付構造を示し、図7Cは図7AのVIIC-VIIC線に沿って外側プロテクタの取付構造を示す断面図である。
以下、本発明に係る鞍乗型車両について、好適な実施形態を掲げ、添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
[1.自動二輪車10の概略構成]
図1は、本実施形態に係る鞍乗型車両としての自動二輪車10の右側の側面図である。なお、本実施形態では、自動二輪車10のシート12に着座した運転者から見た方向を基準に、自動二輪車10の前後、左右及び上下の方向を説明する。また、左右一対の構成要素については、左側の構成要素の参照数字に「L」、右側の構成要素の参照数字に「R」の符号を付けて説明する場合がある。
自動二輪車10は、車体14を有する。車体14は、ヘッドパイプ16と、ヘッドパイプ16から斜め下方に延びるダウンフレーム18(図5参照)と、ダウンフレーム18の下端部から下方に延びるピボットプレート19と、ピボットプレート19から後方に向けて左右方向に延びる一対のスイングアーム20L、20Rと、ダウンフレーム18の後端から上後方に向けて延びるリアフレーム22とを備える。
ヘッドパイプ16は、左右一対のフロントフォーク24L、24Rを操舵可能に支持する。ヘッドパイプ16の上部には、運転者が操向するバーハンドル26が取り付けられている。フロントフォーク24L、24Rの下端部には、前輪28が回転可能に支持されている。ダウンフレーム18には、エンジン38の前方及び下方を覆うエンジンガード30が取り付けられている。エンジンガード30の後端部はエンジン搭載フレーム31に接合されている。エンジン搭載フレーム31は、運転者が足を載せるステップ34を支持する。また、スイングアーム20L、20Rには、荷台37(後部座席)に着座した乗員の足を載せるタンデムステップ35が設けられている。リアフレーム22は、シート12や、シート12下の燃料タンク32及びシート12の後ろの荷台37等を支持する。なお、ダウンフレーム18及びリアフレーム22は、車体カバー36で覆われている。
車体14は、エンジン38を下方に支持する。エンジン38は、クランクケース41から前方に向けて略水平に突出するように配置されたシリンダ39を備え、シリンダ39の下側には、排気ポート39aが設けられている。排気ポート39aには、排気装置40の排気管42が接続されている。排気装置40は、エンジン38の右側に配置されている。排気装置40は、前端部がエンジン38の排気ポート39aに連結される排気管42を有する。排気管42の後端部には、エンジン38の排気ポート39aからの排気音を消音する消音器44が連結されている。消音器44は、略円柱形状のマフラーであって、後輪46の右方でやや斜め上後方に延びている。消音器44の右側には、遮熱カバー50がステー66(図7A参照)やボルト70(図7B参照)等の締結手段によって消音器44に取り付けられている。また、遮熱カバー50の外側には樹脂製の外側プロテクタ52が設けられている。
[2.排気装置40の構成]
次に、本実施形態に係る自動二輪車10の排気装置40の構成について、図2~図6を参照しながら説明する。
図2に示すように、排気装置40の排気管42は、エンジン38の右側部を通り、ステップ34よりも前方で車体14に向けて上方に延びている。そして、排気管42は車体14の車体カバー36の側部で後方に向けて屈曲し、ステップ34の上方を通過して後方に向けて延在している。排気管42には、排気触媒を収容する触媒収容部48が介装されており、排気管42は触媒収容部48の上流側の触媒上流管部42aと触媒収容部48の下流側の触媒下流管部42bとで構成される。触媒収容部48は、ステップ34の前方のエンジン38の近傍に設けられている。
触媒上流管部42aは、単層構造の一重管よりなり、図3に示すように、上流側の端部がエンジン38の下端部の排気ポート39aに接続されている。触媒上流管部42aは、エンジン38の下方において車体14の右側に向けて屈曲して延び、下流側の端部が触媒収容部48に接続されている。なお、触媒上流管部42aは、一重管に限定されるものではなく、二重管で構成してもよい。
図2に示すように、触媒収容部48は、ステップ34よりも前方に配置されている。触媒収容部48は、円筒状の容器本体54を有し、容器本体54の内部に排気ガス中の未燃焼の有機物と酸素とを反応させる排気触媒が収容されている。容器本体54(触媒収容部48)の軸線Aは、右側から見て触媒収容部48の下流側が車体14の後上方に向けて傾いている。また、図5に示すように、触媒収容部48の軸線Aは、正面視にて下流側が上流側よりも車幅方向の内側に傾いている。なお、VLは、鉛直線を示す。
触媒収容部48の上端(下流端)には、排気管42の触媒下流管部42bが接続されている。触媒下流管部42bの上流側は、触媒上流管部42aの下流側の端部よりも車幅方向内側に配置されている。触媒下流管部42bは、図4に示すように、排気管42の車幅方向内側に配置された内側ヒートガード56と、排気管42の車幅方向外側に配置された中間ヒートガード58とを備える。内側ヒートガード56及び中間ヒートガード58は、触媒下流管部42bと同軸であって、且つ、触媒下流管部42bから半径方向外側に離間して配置された筒状の外筒部材60を構成している。すなわち、排気管42の触媒下流管部42bは2重管構造となっている。外筒部材60には、内側の排気管42との間の空間と外気とを連通させる連通孔43(図2参照)が設けられている。
さらに、中間ヒートガード58の車幅方向外側には、外観ヒートガード62が設けられている。外観ヒートガード62は、図1に示すように、車体14の右側の側面の外観に現れるヒートガードであり、触媒下流管部42bと、触媒収容部48の外方を覆っている。この外観ヒートガード62の一端は、運転者の足が配置されるステップ34の上方付近の昇温を防ぐべく、図2のステー42cを介して外筒部材60に接合されている。また、外観ヒートガード62の他端は、触媒収容部48の容器本体54にステー42dを介して接合されている。
触媒下流管部42bの下流側の端部は、消音器44に接続されている。消音器44の近くの触媒下流管部42bの軸線Bは、図6に示すように、下流側の端部が車幅方向外側に離間するように傾斜している。図示のように、排気管42は、少なくとも運転者が足を配置するステップ34の上方付近において、車幅方向内側に寄せて配置されている。
なお、内側ヒートガード56及び中間ヒートガード58は、図4に示すような筒状に形成されていなくてもよく、例えば、C字状に形成されていてもよい。また、内側ヒートガード56及び中間ヒートガード58は、別体として形成され、各々が排気管42に接合されてもよい。
[3.消音器44の構成]
次に、本実施形態の自動二輪車10の消音器44及びその周辺の構成について説明する。
図1に示すように、排気管42の下流側の端部には消音器44が接続されている。消音器44は、略円柱形状のマフラーよりなり、その消音器44の外周部を覆うように、遮熱カバー50が設けられている。図7A及び図7Bに示すように、消音器44の所定位置には、外方に突出するステー66が設けられており、そのステー66に遮熱カバー50の取付部68が当接され、さらにステー66と取付部68とがボルト70で締結されている。このようにして、遮熱カバー50は消音器44の外方に離間して配置されている。
遮熱カバー50は、プレス成形してなる半円形状のクロムめっき鋼板等の金属板よりなり、市松状に配置された複数の孔部72を備える。遮熱カバー50の孔部72は、外側プロテクタ52の取付構造を構成している。すなわち、図7Cに示すように、孔部72には、外側プロテクタ52の裏面側に設けられた取付突起74が挿入され、取付突起74が溶着カシメにより孔部72に接合されている。
外側プロテクタ52は、後席に着座した乗員の足に近いところを覆うように配置される。外側プロテクタ52の形状や色は、外観デザインの必要に応じて適宜変更され得る。遮熱カバー50には、予め複数の孔部72が設けられているため、外側プロテクタ52の固定位置の自由度が高く、外側プロテクタ52の固定位置の変更への対応が容易となる。
[4.本実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態は、エンジン38と、エンジン38の排気ポート39aよりも車両進行方向の後方に配置され、運転者の足を載せるステップ34と、排気ポート39aに接続されるとともに、ステップ34の上の位置を通して車両進行方向の後方に延びて配置された排気管42と、ステップ34よりも車両進行方向の前方の排気管42の途上に設けられた触媒収容部48と、を備えた自動二輪車10(鞍乗型車両)に関する。
自動二輪車10は、排気管42が、触媒収容部48よりも下流側の触媒下流管部42bを有し、触媒下流管部42bには、排気管42を車幅方向内側から覆うように配置され、車体部品への熱伝導を妨げる内側ヒートガード56が設けられている。
この構成によれば、排気管42の触媒下流管部42bを車体カバー36に接近させて配置することができ、結果として触媒下流管部42b及びその外観ヒートガード62が車幅方向内側に配置されるため、運転者の居住性が向上する。
また、排気管42の触媒下流管部42bには、車幅方向の外側から排気管42を覆うように配置された外観ヒートガード62と、外観ヒートガード62と排気管42との間に設けられた中間ヒートガード58とが設けられる。このように、中間ヒートガード58を設けることで、外観ヒートガード62を排気管42に近づけて配置することができ、外観ヒートガード62を車幅方向内側に近づけて配置することができる。その結果、運転者の居住性が向上する。
また、内側ヒートガード56と中間ヒートガード58とが一体的に形成されてもよい。また、内側ヒートガード56と中間ヒートガード58とが、排気管42の触媒下流管部42bと同軸であって、且つ、排気管42の触媒下流管部42bから半径方向に離間して配置された筒状の外筒部材60で構成してもよい。これにより、構造が簡素化され、部品点数を削減できる。
また、外筒部材60には、排気管42との間の空間と外気とを連通させる連通孔43が設けられていてもよい。この構成により、外筒部材60の連通孔43を通じて排気管42との間の空気が入れ替わることで外筒部材60の温度上昇が抑制されて遮熱性が向上する。
また、外観ヒートガード62が外筒部材60に支持されることで、排気管42の熱が直接外観ヒートガード62に伝達されるのを防ぐことができ、外観ヒートガード62の昇温を防止することができる。
また、触媒収容部48は、筒状の容器本体54に収容されるとともに、容器本体54(触媒収容部48)の軸線Aが上流側よりも下流側が車幅方向内側に接近するように傾斜して配置されている。これにより、排気管42の触媒下流管部42bをより車幅方向内側に配置することができ、運転者の居住性が向上する。
また、排気管42の触媒下流管部42bにおいてステップ34よりも後方の部分は、その軸線Bが上流側よりも下流側が車幅方向外側に離間するように傾斜している。これにより、運転者の脚部が配置される部分において、排気管42及び外観ヒートガード62を、少なくとも消音器44よりも車幅方向内側に配置できるため、運転者の居住性が向上する。
以上、本発明について好適な実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記の実施形態の記載範囲に限定されることはない。上記の実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることは、当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も、本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。また、請求の範囲に記載された括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号をつけた要素に限定されて解釈されるものではない。

Claims (8)

  1. エンジン(38)と、
    前記エンジン(38)の排気ポート(39a)よりも車両進行方向の後方に配置され、運転者の足を載せるステップ(34)と、
    前記排気ポート(39a)に接続されるとともに、前記ステップ(34)よりも上方を通して車両進行方向の後方に延びて配置された排気管(42)と、
    前記ステップ(34)よりも車両進行方向の前方の前記排気管(42)の途上に設けられた触媒収容部(48)と、を備え、
    前記排気管(42)は、前記触媒収容部(48)よりも下流側の触媒下流管部(42b)を有し、前記触媒下流管部(42b)には、前記排気管(42)を車幅方向内側から覆うように配置される内側ヒートガード(56)が設けられており、
    前記排気管(42)の前記触媒下流管部(42b)には、車幅方向の外側から前記排気管(42)を覆うように配置された外観ヒートガード(62)と、前記外観ヒートガード(62)と前記排気管(42)との間に設けられた中間ヒートガード(58)と、を備え、
    前記外観ヒートガード(62)の下流側の一端がステー(42c)を介して前記中間ヒートガード(58)に接合され、前記外観ヒートガード(62)の上流側の一端がステー(42d)を介して前記触媒収容部(48)に接合され、前記外観ヒートガード(62)が前記触媒収容部(48)を覆う、鞍乗型車両(10)。
  2. (削除)
  3. 請求項1記載の鞍乗型車両(10)であって、前記内側ヒートガード(56)と前記中間ヒートガード(58)とが一体的に形成されている、鞍乗型車両(10)。
  4. 請求項3記載の鞍乗型車両(10)であって、前記内側ヒートガード(56)と前記中間ヒートガード(58)とが、前記排気管(42)の前記触媒下流管部(42b)と同軸であって、且つ、前記排気管(42)の前記触媒下流管部(42b)から半径方向に離間して配置された筒状の外筒部材(60)よりなる、鞍乗型車両(10)。
  5. 請求項4記載の鞍乗型車両(10)であって、前記外筒部材(60)には、前記排気管(42)との間の空間と外気とを連通させる連通孔(43)が設けられている、鞍乗型車両(10)。
  6. 請求項4又は5に記載の鞍乗型車両(10)であって、前記外観ヒートガード(62)が前記外筒部材(60)に支持されている、鞍乗型車両(10)。
  7. 請求項1、3~6のいずれか1項に記載の鞍乗型車両(10)であって、前記触媒収容部(48)は、筒状の容器本体(54)に収容されるとともに、前記容器本体(54)の軸線が上流側よりも下流側が車幅方向内側に接近するように傾斜して配置されている、鞍乗型車両(10)。
  8. 請求項1、3~7のいずれか1項に記載の鞍乗型車両(10)であって、前記排気管(42)の前記触媒下流管部(42b)において前記ステップ(34)よりも後方の部分は、上流側よりも下流側が車幅方向外側に離間するように傾斜している、鞍乗型車両(10)。
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