JP5916119B2 - 鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置 - Google Patents

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本発明は、触媒コンバータの少なくとも一部が排気マフラー内に収容されるようにした内燃機関の排気ガス浄化装置に関する。
上流側排気管の下流端と、下流側排気管の上流端との間に、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)といった有害物質の無害化を図るための触媒コンバータが介設され、上流側排気管の下流側の一部と、触媒コンバータおよび下流側排気管の全部とが、排気マフラー内に収容されるようにしたものが、特許文献1で知られている。
特許第4383303号公報
ところで、触媒による浄化率を高めるためには触媒を所定の温度まで昇温することが必要であり、上記特許文献1で開示されるものでは、排気マフラー内に収容される排気管のうち極力上流側に介設されるようにして触媒コンバータが排気マフラー内に収容され、触媒コンバータで生じる熱を排気マフラー内に保てるようにして触媒の早期活性化を図るようにしているが、近年の排気ガス規制は益々厳しくなる傾向にあり、触媒をより早期に活性化することが望まれている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、触媒をより早期に活性化することを可能とした内燃機関の排気ガス浄化装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、機関本体のシリンダヘッドに上流端が接続されるとともに下流側の一部が排気マフラー内に収容される上流側排気管の下流端と、前記排気マフラー内に収容される下流側排気管の上流端との間に、前記排気マフラーに収容される触媒コンバータが介設される鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置において、前記排気マフラー内で、前記下流側排気管の下流端に、前記上流側排気管のうち前記排気マフラー内に収容される部分もしくは前記触媒コンバータに対して、導出された排気ガスが車幅方向内側から導かれるように開口する排気ガス導出口が設けられることを第1の特徴とする。
また本発明は、機関本体のシリンダヘッドに上流端が接続されるとともに下流端が排気マフラー外に配置される上流側排気管の下流端と、前記排気マフラー内に収容される下流側排気管の上流端との間に、前記排気マフラーに少なくとも一部が収容される触媒コンバータが介設される鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置において、前記排気マフラー内で、前記下流側排気管の下流端に、前記触媒コンバータに対して、導出された排気ガスが車幅方向内側から導かれるように開口する排気ガス導出口が設けられることを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記排気マフラーの内部に、前記排気ガス導出口から導出される排気ガスを順次流通させるようにして仕切られた複数の膨張室が形成され、それらの膨張室のうち最も上流側の膨張室内に前記触媒コンバータの少なくとも一部が配置されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記排気マフラーに、前記下流側排気管の下流端部を支持するステーが設けられることを第4の特徴とする。
本発明は、第1〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、前記排気マフラーが、鞍乗り型車両の乗車用シートの下方かつ後輪の外側方に配置され、前記排気ガス導出口が、前記触媒コンバータよりも車幅方向内側に配置されることを第5の特徴とする。
本発明は、第5の特徴の構成に加えて、前記排気マフラーの車幅方向内側の外表面に、該排気マフラーを車体側に支持するための支持ステーが、側面視で前記触媒コンバータの少なくとも一部および前記排気ガス導出口に重なるようにして取付けられることを第6の特徴とする。
本発明は、第1の特徴の構成に加えて、車両搭載状態で前記排気マフラー内の下半部に収容される前記触媒コンバータの前上方に前記排気ガス導出口が配置され、前記排気マフラーのケーシングが、前記触媒コンバータに下方から近接する下壁と、該下壁の前端に連なる前壁とを備え、前記排気ガス導出口に対応する部分から後下がりに延びて前記下壁の前端に連なる傾斜壁部が前記前壁の下部に形成されることを第7の特徴とする。
発明は、第7の特徴の構成に加えて、前記排気マフラーに、前記排気ガス導出口および前記触媒コンバータがともに配置される膨張室を前記前壁との間に形成して前記触媒コンバータよりも車両の前後方向後方に配置されるセパレータが設けられることを第8の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記触媒コンバータは筒状であり、該触媒コンバータの軸線と、前記排気ガス導出口の軸線は、排気マフラー内において交差していることを第9の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記排気マフラーが鞍乗り型車両の乗車用シートの下方に配置され、前記排気マフラー内において、前記排気ガス導出口よりも車幅方向外側に前記触媒コンバータが設けられることを第10の特徴とする。
さらに本発明は、第1特徴の構成に加えて、前記排気ガス導出口は、前記触媒コンバータの上流側に指向することを第11の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、触媒コンバータを通過した後の比較的高温である排気ガスが有する排気熱を、上流側排気管のうち排気マフラー内に収容される部分もしくは触媒コンバータに積極的に導き、この排気熱によって触媒コンバータの上流側もしくは触媒コンバータの昇温を早め、触媒の早期活性化を図ることができる。しかも触媒が発生する熱、もしくは触媒が発生する熱に加えて上流側排気管のうち排気マフラー内に収容される部分から発せられる熱を排気マフラー内に保つこととの相乗効果によってより一層迅速な触媒の昇温を図ることができる。
また、排気ガス導出口から導出される排気ガスは上流側排気管のうち排気マフラー内に収容される部分もしくは触媒コンバータの車幅方向内側に導かれることになり、排気マフラーの車幅方向外側の外面が排気ガス導出口から導出される排気ガスによって必要以上に温められるのを抑制し、乗車用シートに座った乗員の居住性を高めることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、触媒コンバータを通過した後の比較的高温である排気ガスが有する排気熱を触媒コンバータに積極的に導き、この排気熱によって触媒コンバータの昇温を早め、触媒の早期活性化を図ることができる。しかも触媒が発生する熱を排気マフラー内に保つこととの相乗効果によってより一層迅速な触媒の昇温を図ることができる。
また、排気ガス導出口から導出される排気ガスは上流側排気管のうち排気マフラー内に収容される部分もしくは触媒コンバータの車幅方向内側に導かれることになり、排気マフラーの車幅方向外側の外面が排気ガス導出口から導出される排気ガスによって必要以上に温められるのを抑制し、乗車用シートに座った乗員の居住性を高めることができる。
本発明の第3の特徴によれば、触媒コンバータが発生する熱と、下流側排気管の排気ガス導出口から導出される排気ガスが有する熱とで複数の膨張室のうち最も高温となる膨張室に、触媒コンバータの少なくとも一部が配置されることによって、触媒の昇温を促進することができる。
本発明の第4の特徴によれば、下流側排気管の下流端部が排気マフラーに設けられたステーで支持されるので、排気ガス導出口の指向方向によって下流側排気管の下流端部を屈曲せざるを得ない場合でも下流側排気管の下流端部を安定して支持することを可能とし、下流側排気管の下流端部を機関本体の振動等に対して強固に支持することができる。
本発明の第5の特徴によれば、乗車用シートの下方かつ後輪の外側方に配置される排気マフラー内で、排気ガス導出口が触媒コンバータよりも車幅方向内側に配置されるので、排気ガス導出口から導出される排気ガスは上流側排気管のうち排気マフラー内に収容される部分もしくは触媒コンバータの車幅方向内側に導かれることになり、排気マフラーの車幅方向外側の外面が排気ガス導出口から導出される排気ガスによって必要以上に温められるのを抑制し、乗車用シートに座った乗員の居住性を高めることができる。
本発明の第6の特徴によれば、排気マフラーを車体側に支持するための支持ステーが、側面視で前記触媒コンバータの少なくとも一部および排気ガス導出口に重なるようにして排気マフラーの車幅方向内側の外表面に取付けられるので、後輪や、排気マフラーの車幅方向内側に配置される部品に及ぶ熱害を軽減することができる。
本発明の第7の特徴によれば、排気マフラー内で触媒コンバータの前上方に排気ガス導出口が配置され、排気マフラーの下壁が触媒コンバータに下方から近接し、下壁の前端に連なる前壁の下部に、下流端開口部に対応する部分から後下がりに延びて下壁の前端に連なる傾斜壁部が形成されるので、排気ガス導出口から導出される排気ガスを前壁の傾斜壁部および下壁で案内させて触媒コンバータの周囲に導くことを可能とし、より一層効率よく触媒を昇温させることができる。しかも触媒コンバータが排気マフラー内の下半部に収容されるので、排気マフラーの低重心化ひいては車両の低重心化を図ることができる。
さらに本発明の第8の特徴によれば、排気ガス導出口から導出される排気ガスを、触媒コンバータの後方のセパレータに当てて滞留させることができ、触媒コンバータを、排気ガス導出口およびセパレータ間でより一層効率よく昇温することができる。
第1の実施の形態の自動二輪車の右側面図である。 排気マフラーの縦断側面図である。 図2の3−3線に沿う断面図である。 排気マフラー内での触媒コンバータおよび下流側排気管を図2の4矢視方向から見て示す図である。 図2の5−5線に沿う断面図である。 第2の実施の形態の図2に対応した排気マフラーの縦断側面図である。 第3の実施の形態の自動二輪車の要部右側面図である。 図2に対応した排気マフラーの縦断側面図である。 第4の実施の形態の図2に対応した排気マフラーの縦断側面図である。
本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお以下の説明で、前後、左右および上下は、自動二輪車に乗車した乗員から見た方向を言うものとする。
本発明の第1の実施の形態について図1〜図5を参照しながら説明すると、先ず図1において、鞍乗り型車両であるスクータ型自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク11ならびに該フロントフォーク11に連結される操向ハンドル12を操向可能に支承するヘッドパイプ13と、該ヘッドパイプ13から後下がりに延びるダウンチューブ14と、車幅方向に延びてダウンチューブ14の後端に固着されるクロスメンバ15と、該クロスメンバ15の左右両側に前端が固着されて後上がりに延びる左右一対のリヤフレームパイプ16…とを備える。
車体フレームFにおける両リヤフレームパイプ16…の前端部にはブラケット17が設けられる。このブラケット17にはパワーユニットPの前部がリンク機構18を介して上下に揺動可能に支承されており、該パワーユニットPの後部右側に配置される後輪WRがパワーユニットPの後部に軸支される。
車体フレームFは、該車体フレームFと協働して車体Bを構成する合成樹脂製の車体カバー19で覆われるものであり、この車体カバー19は、前記ヘッドパイプ13を前方から覆うフロントカバー20と、運転者の足の前方を覆うようにして前記フロントカバー20に連なるレッグシールド21と、乗員の足を載せるべくレッグシールド21の下部に連なるステップフロア22と、ステップフロア22に連なって車体後部を両側から覆うサイドカバー23とを備え、サイドカバー23上にはタンデム型の乗車用シート24が設けられ、乗車用シート24の後部に乗った同乗者が足を載せるための左右一対のピリオンステップ27…が前記ステップフロア22の後部左右両側に配置されるようにして前記リヤフレームパイプ16…に支持される。
前記パワーユニットPは、内燃機関Eと、該内燃機関Eおよび後輪WR間に設けられる伝動装置(図示せず)とで構成されるものであり、前記内燃機関Eにおける機関本体25のシリンダヘッド26に上流側排気管28の上流端が接続される。
図2を併せて参照して、前記上流側排気管28の下流側の一部は、乗車用シート24の下方かつ後輪WRの外側方に配置される排気マフラー29A内に収容されており、この上流側排気管28の下流端と、排気マフラー29A内に収容される下流側排気管30Aの上流端との間に、排気マフラー29Aに収容される触媒コンバータ31が介設される。
図3を併せて参照して、前記排気マフラー29Aのケーシング32Aは、外側ケース33と、多数の細孔36,36…を有するパンチングメタルによって形成されるとともに前記外側ケース33の内側に配置される内側ケース34とが複数箇所で相互に溶接されて成り、外側ケース33および内側ケース34間にはグラスウール35が充填される。
前記触媒コンバータ31は、触媒を担持する触媒担体37が排気ガスの流通を許容するようにして円筒状の筒体38内に収容されて成る。また上流側排気管28は、上流端が前記シリンダヘッド26に接続されて後輪WRの右側方まで延出される第1排気管39と、前記触媒コンバータ31における筒体38の一端部および第1排気管39の下流端間を連結する上流側接続管40とから成るものであり、上流側接続管40の一部(この実施の形態では下流側半部)が前記排気マフラー29Aのケーシング32A内に収容される。
図4を併せて参照して、前記下流側排気管30Aは、前記触媒コンバータ31における筒体38の一端部に上流端が接続される下流側接続管41と、この下流側接続管41の下流端に上流端が接続される第2排気管42Aと、第2排気管42Aの下流端に上流端が接続される第3排気管43Aとから成り、この下流側排気管30Aの下流端すなわち第3排気管43Aの下流端に、排気ガス導出口44Aが設けられる。
前記排気マフラー29Aの内部には、前記排気ガス導出口44から導出される排気ガスを順次流通させるようにして仕切られた複数の膨張室、この実施の形態では第1および第2の膨張室45A,46が形成されており、前記排気ガス導出口44Aは第1の膨張室45Aに配置される。
前記触媒コンバータ31の少なくとも一部(この第1の実施の形態では全部)は、第1および第2の膨張室45A,46のうち最も上流側である第1の膨張室45A内に配置されるものであり、前記ケーシング32Aの下壁50に近接するようにして排気マフラー29内の下半部に収容され、前記排気ガス導出口44Aは前記触媒コンバータ31の前上方に配置される。而して前記触媒コンバータ31よりも後方に配置されるセパレータ47が、前記ケーシング32Aの内面に固定されており、このセパレータ47およびケーシング32Aの前壁48間で前記ケーシング32A内に第1の膨張室45Aが形成され、第2の膨張室46は、ケーシング32Aの後壁49および前記セパレータ47間で前記ケーシング32A内に形成される。
また前記前壁48の下部には、前記排気ガス導出口44Aに対応する部分から後下がりに延びて前記下壁50の前端に連なる傾斜壁部48aが形成される。
ところで前記排気ガス導出口44Aから導出される排気ガスは、第1の膨張室45Aから第2の膨張室46に流通するものであり、第1および第2の膨張室45A,46間を連通する連通管51が前記セパレータ47の上部を貫通するように配設される。
前記ケーシング32Aの前壁48における傾斜壁部48aには、外側ケース33に連なって前方に突出する筒部52が設けられており、前記上流側排気管28の上流側接続管40は前記筒部52を気密に貫通するようにして該筒部52に溶接される。また第2の膨張室46に内端を通じさせる排出管53が、前記ケーシング32Aの後壁49を気密に貫通して該後壁49に溶接される。
前記下流側排気管30Aの下流側接続管41は前記セパレータ47の下部を気密に貫通する。また第2の膨張室46内で前記下流側接続管41の下流端に上流端が接続される第2排気管42Aは、その下流端が第2の膨張室46内で前記セパレータ47の上部に対向するように略U字状に湾曲して形成される。さらに第3排気管43Aは、その上流端を第2の膨張室46内で第2排気管42Aの下流端に接続するようにして前記連通管51の上方で前記セパレータ47の上部を気密に貫通する。
前記ケーシング32Aの内面には、前記セパレータ47の前方に配置されるとともに第1の膨張室45A内の上部を上下に延びるブラケット54が固定されており、第3排気管43Aの中間部は前記ブラケット54を貫通して該ブラケット54に支持される。また前記連通管51は、その一端部が前記ブラケット54の上下方向中間部を貫通して該ブラケット54に支持され、前記連通管51の他端部は前記セパレータ47を貫通して該セパレータ47で支持される。
ところで排気マフラー29Aの第1の膨張室45A内で、下流側排気管30Aの下流端すなわち第3排気管43Aの下流端に設けられる排気ガス導出口44Aは、前記上流側排気管28のうち排気マフラー29内に収容される部分すなわち上流側接続管40の下流端部に指向して矢印55で示す指向方向に開口するものであり、そのために第3排気管43Aは略J字状に湾曲して形成される。
また排気マフラー29Aの前記ケーシング32Aの内面すなわち内側ケース34の内面に、前記下流側排気管30Aの下流端部すなわち第3排気管43Aの下流端部を支持するステー56が設けられる。
ところで前記下流側排気管30Aにおける第3排気管43Aは、図4で示すように、前記触媒コンバータ31よりも後輪WR側すなわち車幅方向内側に配置されており、排気ガス導出口44Aの指向方向55は、その排気ガス導出口44Aから導出される排気ガスが上流側接続管40の下流端部に車幅方向内側から導かれる方向となる。
図5を併せて参照して、前記排気マフラー29Aの車幅方向内側の外表面すなわちケーシング32Aにおける外側ケース33の車幅方向内側の外表面に、排気マフラー29Aを車体B側に支持するための第1の支持ステー57が取付けられ、この第1の支持ステー57は、図2で明示するように、側面視で前記触媒コンバータ31の少なくとも一部(この実施の形態では略前半部)および前記排気ガス導出口44Aに重なるように形成される。
第1の支持ステー57には、第1アーム部57aと、第1アーム部57aよりも下方に配置される第2アーム部57bとが前記排気マフラー29Aから前方に突出するようにして一体に形成される。また前記ケーシング32Aの前壁48の上部には、第1の支持ステー57の第1アーム部57aに対応する位置で前記排気マフラー29Aから前方に突出するアーム部58aを有する第2の支持ステー58が取付けられ、前記ケーシング32Aの前壁48の下部すなわち傾斜壁部48aには、第1の支持ステー57の第2アーム部57bに対応する位置で前記排気マフラー29Aから前方に突出するアーム部59aを有する第3の支持ステー59が取付けられる。
第1の支持ステー57の第1アーム部57aおよび第2の支持ステー58のアーム部58aは協働して第1支持アーム60を構成し、第1の支持ステー57の第2アーム部57bおよび第3の支持ステー59のアーム部59aは協働して第2支持アーム61を構成する。第1および第2支持アーム60,61の先端部は、車体Bに支持される機関本体25にボルト62,63で締結されるものであり、排気マフラー29Aは、前記機関本体25を介して車体B側に支持されることになる。
前記排気マフラー29Aの車幅方向外側の外表面下部すなわちケーシング32Aにおける外側ケース33の車幅方向外側下部の外表面には、前後に間隔をあけてプロテクタ支持ステー64,65が取付けられ、それらのプロテクタ支持ステー64,65にはウエルドナット66,67が設けられる。
前記排気マフラー29Aの車幅方向外側の外表面下部はプロテクタ68で覆われるものであり、このプロテクタ68は、前記ウエルドナット66,67にねじ込まれるボルト69,70で前記プロテクタ支持ステー64,65に固定される。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、シリンダヘッド26に上流端が接続されるとともに下流側の一部が排気マフラー29A内に収容される上流側排気管28の下流端と、排気マフラー29A内に収容される下流側排気管30Aの上流端との間に、排気マフラー29Aに収容される触媒コンバータ31が介設されるのであるが、排気マフラー29A内で、下流側排気管30Aの下流端に、上流側排気管28のうち排気マフラー29内に収容される部分に指向して開口する排気ガス導出口44Aが設けられるので、触媒コンバータ31を通過した後の比較的高温である排気ガスが有する排気熱を、上流側排気管28のうち排気マフラー29A内に収容される部分に積極的に導き、この排気熱によって触媒コンバータ31の上流側の昇温を早め、触媒の早期活性化を図ることができる。しかも触媒が発生する熱に加えて上流側排気管28のうち排気マフラー29A内に収容される部分から発せられる熱を排気マフラー29A内に保つこととの相乗効果によってより一層迅速な触媒の昇温を図ることができる。
また排気マフラー29Aの内部に、排気ガス導出口44Aから導出される排気ガスを順次流通させるようにして仕切られた第1および第2の膨張室45A,46が形成され、それらの膨張室45A,46のうち最も上流側の膨張室である第1の膨張室45A内に前記触媒コンバータ31の少なくとも一部(この第1の実施形態では全部)が配置されるので、触媒コンバータ31が発生する熱と、下流側排気管30Aの排気ガス導出口44Aから導出される排気ガスが有する熱とで第1および第2の膨張室45A,46のうち最も高温となる第1の膨張室45Aに、触媒コンバータ31が配置されることになり、触媒の昇温を促進することができる。
また排気マフラー29Aに、下流側排気管30Aの下流端部すなわち第3排気管43Aの下流端部を支持するステー56が設けられるので、排気ガス導出口44Aの指向する方向によって下流側排気管30Aの下流端部すなわち第3排気管43Aの下流端部を屈曲せざるを得ない場合でも第3排気管43Aの下流端部を安定して支持することを可能とし、第3排気管43Aの下流端部を機関本体25の振動等に対して強固に支持することができる。
また排気マフラー29Aが、乗車用シート24の下方かつ後輪WRの外側方に配置され、排気ガス導出口44Aが、触媒コンバータ31よりも車幅方向内側に配置されるので、排気ガス導出口44Aから導出される排気ガスは上流側排気管28のうち排気マフラー29A内に収容される部分の車幅方向内側に導かれることになり、排気マフラー29Aの車幅方向外側の外面が排気ガス導出口44から導出される排気ガスによって必要以上に温められるのを抑制し、乗車用シート24に座った乗員の居住性を高めることができる。
また排気マフラー29Aの車幅方向内側の外表面に、該排気マフラー29Aを車体B側に支持するための支持ステー57が、側面視で触媒コンバータ31の少なくとも一部および排気ガス導出口44Aに重なるようにして取付けられるので、後輪WRや、排気マフラー29Aの車幅方向内側に配置される部品に及ぶ熱害を軽減することができる。
また排気マフラー29A内の下半部に収容される前記触媒コンバータ31の前上方に排気ガス導出口44Aが配置され、排気マフラー29Aのケーシング32Aが、触媒コンバータ31に下方から近接する下壁50と、該下壁50の前端に連なる前壁48とを備え、排気ガス導出口44Aに対応する部分から後下がりに延びて下壁50の前端に連なる傾斜壁部48aが前壁48の下部に形成されるので、排気ガス導出口44Aから導出される排気ガスを前壁48の傾斜壁部48aおよび下壁50で案内させて触媒コンバータ31の周囲に導くことを可能とし、より一層効率よく触媒を昇温させることができる。しかも触媒コンバータ31が排気マフラー29A内の下半部に収容されるので、排気マフラー29Aの低重心化ひいては車両の低重心化を図ることができる。
さらに排気マフラー29Aに、排気ガス導出口44Aおよび触媒コンバータ31がともに配置される第1の膨張室45Aを前壁48との間に形成して触媒コンバータ31よりも車両の前後方向後方に配置されるセパレータ47が設けられるので、排気ガス導出口44Aから導出される排気ガスを、触媒コンバータ31の後方のセパレータ47に当てて滞留させることができ、触媒コンバータ31を、排気ガス導出口44Aおよびセパレータ47間でより一層効率よく昇温することができる。
図6は本発明の第2の実施の形態を示すものであり、上記第1の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
上流側排気管28の下流側の一部である上流側接続管40の下流側半部は排気マフラー29A内に収容されており、この上流側排気管28の下流端と、排気マフラー29A内に収容される下流側排気管30Bの上流端との間に、排気マフラー29Aに収容される触媒コンバータ31が介設される。
下流側排気管30Bは、触媒コンバータ31における筒体38の一端部に上流端が接続される下流側接続管41と、この下流側接続管41の下流端に上流端が接続される第2排気管42Aと、第2排気管42Aの下流端に上流端が接続される第3排気管43Bとから成り、この下流側排気管30Bの下流端すなわち第3排気管43Bの下流端に、排気ガス導出口44Bが設けられ、第1の膨張室45A内に、前記触媒コンバータ31と、該触媒コンバータ31の前上方に配置される前記排気ガス導出口44Bが配置され、排気ガス導出口44Bは、前記触媒コンバータ31に指向して矢印71で示す指向方向に開口するものであり、そのために第3排気管43Bは略J字状に湾曲して形成される。
また排気マフラー29Aの前記ケーシング32Aの内面すなわち内側ケース34の内面に、前記下流側排気管30Bの下流端部すなわち第3排気管43Bの下流端部を支持するステー56が設けられる。
この第2の実施の形態によれば、排気マフラー29A内で、下流側排気管30Bの下流端に、触媒コンバータ31に指向して開口する排気ガス導出口44Bが設けられるので、触媒コンバータ31を通過した後の比較的高温である排気ガスが有する排気熱を触媒コンバータ31に積極的に導き、この排気熱によって触媒コンバータ31の昇温を早め、触媒の早期活性化を図ることができる。
本発明の第3の実施の形態について図7および図8を参照しながら説明するが、上記第1および第2の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
内燃機関Eにおける機関本体25のシリンダヘッド26に上流端が接続される上流側排気管28の下流側の一部は、乗車用シート24の下方かつ後輪WRの外側方に配置される排気マフラー29B内に収容されており、この上流側排気管28の下流端と、排気マフラー29B内に収容される下流側排気管30Cの上流端との間に、排気マフラー29Bに収容される触媒コンバータ31が介設される。
前記排気マフラー29Bのケーシング32Bは、外側ケース33と、該外側ケース33との間にグラスウール35が充填されるようにして外側ケース33の内側に配置されて外側ケース33に複数箇所で溶接される内側ケース34と、前記外側ケース33の前側下部に連なって前方に突出する筒部52に接続されるとともに触媒コンバータ31の周囲を近接して覆う筒体72と、該筒体72の先端部に結合されるキャップ73とで構成される。
前記排気マフラー29Bの内部には、複数の膨張室、この実施の形態では第1および第2の膨張室45B、46が形成されており、第1の膨張室45Bは、前記内側ケース34に周縁部が固定されるセパレータ47と、前記内側ケース34の前部、前記筒体72および前記キャップ73とで形成され、第2の膨張室46は、前記セパレータ47と、前記内側ケース34の後部とで形成される。
触媒コンバータ31の少なくとも一部(この実施の形態では全部)は第1の膨張室45Bに収容されるものであり、前記筒体72内に大部分が配置されるようにして第1の膨張室45Bに収容される。
前記上流側排気管28のうち前記触媒コンバータ31における筒体38の一端部に下流端部が接続される上流側接続管40は、その一部が第1の膨張室45B内に突入するようにして前記キャップ73を気密に貫通する。
下流側排気管30Cは、前記触媒コンバータ31に上流端が接続される下流側接続管41と、この下流側接続管41の下流端に上流端が接続される第2排気管42Bと、第2排気管42Bの下流端に上流端が接続される第3排気管43Cとから成り、この下流側排気管30Cの下流端すなわち第3排気管43Cの下流端に、第1の膨張室45B内に配置されるようにして排気ガス導出口44Cが設けられる。
また前記下流側排気管30Cの下流側接続管41は第1の膨張室45Bに配置されており、第1の膨張室45B内で前記下流側接続管41の下流端に上流端が接続される第2排気管42Bは、前記セパレータ47を貫通するとともに、その下流端が第2の膨張室46内で前記セパレータ47の上部に対向するように略J字状に湾曲して形成される。さらに第3排気管43Cは、その上流端を第2の膨張室46内で第2排気管42Aの下流端に接続するようにして前記セパレータ47の上部を気密に貫通する。
前記内側ケース34の内面には、前記セパレータ47の前方に配置されるとともに第1の膨張室45B内の上部を上下に延びるブラケット54が固定されており、第3排気管43Cの中間部は前記ブラケット54を貫通して該ブラケット54に支持される。また第1および第2の膨張室45B,46間を連通する連通管51は、その一端部が前記ブラケット54の上下方向中間部を貫通して該ブラケット54に支持され、前記連通管51の他端部は前記セパレータ47を貫通して該セパレータ47で支持される。
第1の膨張室45B内で、下流側排気管30Cの下流端すなわち第3排気管43Cの下流端に設けられる排気ガス導出口44Cは、前記触媒コンバータ31の下流部に指向して矢印75で示す指向方向に開口するものであり、そのために第3排気管43Cは略J字状に湾曲して形成される。
また排気マフラー29Bの前記ケーシング32Bの内面すなわち内側ケース34の内面に、前記下流側排気管30Cの下流端部すなわち第3排気管43Cの下流端部を支持するステー56が設けられる。
図7に注目して、前記排気マフラー29Bの車幅方向外側の外表面下部すなわちケーシング32Bにおける外側ケース33の車幅方向外側下部の外表面下部はプロテクタ68で覆われており、前記ケーシング32Bの一部を構成する前記筒体72および前記キャップ73と、前記上流側排気管28の大部分とは第2のプロテクタ74で覆われる。しかもプロテクタ68の前部は第2のプロテクタ74の後部を外側方から覆うように形成されている。
この第3の実施の形態によっても上記第2の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
図9は本発明の第4の実施の形態を示すものであり、上記第1〜第3の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
排気マフラー29A外に配置される上流側排気管28の下流端と、排気マフラー29A内に収容される下流側排気管30Cの上流端との間に、排気マフラー29Aに少なくとも一部が収容される触媒コンバータ31が介設され、排気マフラー29A内で、前記下流側排気管30Cの下流端に、前記触媒コンバータ31に指向して開口する排気ガス導出口44Cが設けられる。
前記触媒コンバータ31は、その前部が前記排気マフラー29Aにおけるケーシング32Aの前部から前方に突出するようにして前記ケーシング32Aに固定されており、触媒コンバータ31の下流側の一部が排気マフラー29Aの第1の膨張室45A内に収容される。
而して第1の膨張室45B内で、下流側排気管30Cの下流端すなわち第3排気管43Cの下流端に設けられる排気ガス導出口44Cは、前記触媒コンバータ31の下流部に指向して矢印75で示す指向方向に開口する。
この第4の実施の形態によれば、触媒コンバータ31を通過した後の比較的高温である排気ガスが有する排気熱を触媒コンバータ31に積極的に導き、この排気熱によって触媒コンバータ31の昇温を早め、触媒の早期活性化を図ることができる。しかも触媒が発生する熱を排気マフラー29A内に保つこととの相乗効果によってより一層迅速な触媒の昇温を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
24・・・乗車用シート
25・・・機関本体
26・・・シリンダヘッド
28・・・上流側排気管
29A,29B・・・排気マフラー
30A,30B,30C・・・下流側排気管
31・・・触媒コンバータ
32A・・・ケーシング
44A,44B,44C・・・排気ガス導出口
45A,45B,46・・・膨張室
47・・・セパレータ
48・・・前壁
48a・・・傾斜壁部
50・・・下壁
56・・・ステー
57・・・支持ステー
B・・・車体
WR・・・後輪

Claims (11)

  1. 機関本体(25)のシリンダヘッド(26)に上流端が接続されるとともに下流側の一部が排気マフラー(29A)内に収容される上流側排気管(28)の下流端と、前記排気マフラー(29A)内に収容される下流側排気管(30A,30B)の上流端との間に、前記排気マフラー(29A)に収容される触媒コンバータ(31)が介設される鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置において、
    前記排気マフラー(29A)内で、前記下流側排気管(30A,30B)の下流端に、前記上流側排気管(28)のうち前記排気マフラー(29)内に収容される部分もしくは前記触媒コンバータ(31)に対して、導出された排気ガスが車幅方向内側から導かれるように開口する排気ガス導出口(44A,44B,44C)が設けられることを特徴とする鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置。
  2. 機関本体(25)のシリンダヘッド(26)に上流端が接続されるとともに下流端が排気マフラー(29A)外に配置される上流側排気管(28)の下流端と、前記排気マフラー(29A)内に収容される下流側排気管(30C)の上流端との間に、前記排気マフラー(29A)に少なくとも一部が収容される触媒コンバータ(31)が介設される鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置において、
    前記排気マフラー(29A)内で、前記下流側排気管(30C)の下流端に、前記触媒コンバータ(31)に対して、導出された排気ガスが車幅方向内側から導かれるように開口する排気ガス導出口(44C)が設けられることを特徴とする鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置。
  3. 前記排気マフラー(29A,29B)の内部に、前記排気ガス導出口(44A,44B,44C)から導出される排気ガスを順次流通させるようにして仕切られた複数の膨張室(45A,45B;46)が形成され、それらの膨張室(45A,45B;46)のうち最も上流側の膨張室(45A,45B)内に前記触媒コンバータ(31)の少なくとも一部が配置されることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置。
  4. 前記排気マフラー(29A,29B)に、前記下流側排気管(30A〜30C)の下流端部を支持するステー(56)が設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置。
  5. 前記排気マフラー(29A,29B)が、鞍乗り型車両の乗車用シート(24)の下方かつ後輪(WR)の外側方に配置され、前記排気ガス導出口(44A,44B,44C)が、前記触媒コンバータ(31)よりも車幅方向内側に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置。
  6. 前記排気マフラー(29A,29B)の車幅方向内側の外表面に、該排気マフラー(29A,29B)を車体(B)側に支持するための支持ステー(57)が、側面視で前記触媒コンバータ(31)の少なくとも一部および前記排気ガス導出口(44A,44B,44C)に重なるようにして取付けられることを特徴とする請求項5記載の鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置。
  7. 車両搭載状態で前記排気マフラー(29A)内の下半部に収容される前記触媒コンバータ(31)の前上方に前記排気ガス導出口(44A,44B)が配置され、前記排気マフラー(29A)のケーシング(32A)が、前記触媒コンバータ(31)に下方から近接する下壁(50)と、該下壁(50)の前端に連なる前壁(48)とを備え、前記排気ガス導出口(44A,44B)に対応する部分から後下がりに延びて前記下壁(50)の前端に連なる傾斜壁部(48a)が前記前壁(48)の下部に形成されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置。
  8. 前記排気マフラー(29A)に、前記排気ガス導出口(44A,44B)および前記触媒コンバータ(31)がともに配置される膨張室(45A)を前記前壁(48)との間に形成して前記触媒コンバータ(31)よりも車両の前後方向後方に配置されるセパレータ(47)が設けられることを特徴とする請求項7記載の鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置。
  9. 前記触媒コンバータ(31)は筒状であり、該触媒コンバータ(31)の軸線と、前記排気ガス導出口(44A,44B,44C)の軸線は、排気マフラー(29A,29B)内において交差していることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置。
  10. 前記排気マフラー(29A,29B)が鞍乗り型車両の乗車用シート(24)の下方に配置され、前記排気マフラー(29A,29B)内において、前記排気ガス導出口(44A,44B,44C)よりも車幅方向外側に前記触媒コンバータ(31)が設けられることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置。
  11. 前記排気ガス導出口(44A,44B,44C)は、前記触媒コンバータ(31)の上流側に指向することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の内燃機関の排気ガス浄化装置。
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