JP4673789B2 - 排気管 - Google Patents

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本発明は、触媒体を内蔵する排気管の改良に関する。
排気ガスを浄化する触媒体を内蔵する排気管の構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−303236号公報(図3)
特許文献1の図3は排気浄化装置の断面図であり、第1排気管11の他端部11bに、触媒を担持させた内管14の一端部14aが取り付けられ、この内管14の一端部14aに、第2排気管12が取り付けられ、この第2排気管12の膨出部12cに、支持部材16が配置され、この支持部材16で内管14の他端部14bを伸縮自在に支持する。なお、内管14の壁面には多数の孔が形成されている。
触媒体を担持させた内管14に、多数の孔が形成されているので、内管14内の排気ガスは、内管14の内側をそのまま通過するとともに排気ガスの一部は多数の孔を通過し、内管14と第2排気管12間に形成した通路を通過する。
しかし、内管14と第2排気管12間に形成した通路は、体積(容量)が僅かであるとともに略一定の断面積であるため、消音効果が十分ではない。
多機能化を図る上で、触媒体を内蔵する排気管であっても、排気ガスの浄化作用に加えて、消音作用を発揮する排気管が望まれる。
本発明は、排気ガスの浄化作用に加えて、消音作用を十分に発揮する排気管を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、触媒体を内蔵する排気管において、排気管は、断面積が徐々に増加する拡径部を含み、この拡径部の下流側に排気ガスを整流する多孔板を備え、触媒体は、円筒状の筒体を備え、この筒体内を排気ガスが通過することで、排気ガスを浄化すると共に、支持部材を介して拡径部に、この拡径部の内周面と触媒体の外周面との間に隙間を形成した状態で設けられ、支持部材は、拡径部の前部に位置し触媒体の上流側端部を支える上流側支持部材と、触媒体の下流側端部を支える下流側支持部材とからなり、隙間は、上流側支持部材に向かって徐々に小さくなり、多孔板は、排気管の下流側に一体的に設けられる消音器内を前後に第1室と第2室とに区切るものであり、消音器の延出方向に直交する平面を備え、この平面に複数の小孔が設けられ、上流側支持部材は、排気管の一部を内側に折り曲げて形成され、隙間を上流側支持部材で閉塞するようにして触媒体を支持し、
下流側支持部材には、触媒体の周囲にて複数の開口部が設けられ、下流側支持部材と多孔板との間に形成される第1室と隙間とを連通するようにし、触媒体から流出した排気ガスが拡散する第1室は、下流側支持部材と多孔板との間に形成され、円筒状の触媒体は、筒体の軸方向が、多孔板の平面に対して傾斜するように、拡径部内に設けられ、触媒体内を通る排気ガスの一部が多孔板を通過し、一部が多孔板で反転して隙間へ流れ得るように構成し、多孔板で反転され隙間に入った排気ガスを上流側支持部材で再び反転して多孔板側へ戻すようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明では、触媒体は、排気管に沿って延びる筒体と、この筒体の内周に触媒を担持した触媒担体とからなり、筒体の後端に、触媒を担持させない非担持部が設けられ、この非担持部に対応する部位が下流側支持部材で支持されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、排気管は、断面積が徐々に増加する拡径部を含み、この拡径部の下流側に多孔板を備え、排気管を通る排気ガスの一部が多孔板で反転して拡径部と触媒体との間の隙間を流れ得るように構成した。
径が一定の排気管に比較して、断面積が徐々に増加する排気管の方が膨張室の容積を稼ぐことができる。本発明の排気管は、断面積が徐々に増加する拡径部を含み、容積の大きな膨張室を有するので、高い消音効果を発揮することができる。
また、高温の排気ガスの一部は、多孔板により反転し、隙間に還流し、筒体の外側を暖めながら、排気管の下流側に吐出される。隙間に排気ガスを通過させることによって、触媒体は、内側からだけでなく外側からも加熱されるので、エンジン始動後速やかに、触媒体の温度を高めることができる。この結果、触媒体を早期に活性化することができる。
また、上流側支持部材は、排気管の一部と一体成形されるので、触媒体の上流側端部に特別な支持部材を必要としない。従って、部品点数を削減することができる。
請求項2に係る発明では、触媒体は、排気管に沿って延びる筒体と、この筒体の内周に担持した触媒担体とからなるので、筒体の内側と外側から加熱されることから、エンジン始動後一層速やかに、触媒体の温度を高めることができる。
筒体に、触媒担体と非担持部が設けられ、この非担持部に、下流側支持部材が設けられているので、触媒担体から下流側支持部材に伝わる熱影響を小さくできる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。図中、「左」、「右」、「上」、「下」、「前」、「後」は各々運転者からみた方向を示す。なお、図面は符号の向きにみるものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の左側面図であり、自動二輪車10は、車体フレーム11を備え、この車体フレーム11を、前端に設けられるヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12からエンジン13の上部を通過させた後、下方に延出される左右一対のメインフレーム14、14(手前側の符号14のみ示す。)と、ヘッドパイプ12からエンジン13の前部を通過させて下方に延出される左右一対のダウンフレーム15、15(手前側の符号15のみ示す。)と、これらのメインフレーム14、14の屈曲部14k、14k(手前側の符号14kのみ示す。)から後方に延出されるシートレール16、16(手前側の符号16のみ示す。)と、これらのシートレール16、16を支持するようにメインフレーム14、14の下端部との間に連結されるシートステー17、17(手前側の符号17のみ示す。)とで構成した車両である。
なお、車体30には、車体フレーム11が含まれる。
自動二輪車10は、ヘッドパイプ12の内側に操舵軸18が回動可能に設けられ、この操舵軸18の上端及び下端から斜め前方にトップブリッジ19とボトムブリッジ20が延出されており、これらトップブリッジ19とボトムブリッジ20とにフロントフォーク21が取り付けられ、このフロントフォーク21の下端に前輪22が取り付けられ、フロントフォーク21の上部に操舵用ハンドル23が取り付けられ、メインフレーム14、14の後部に備えられるリンク機構24を介してリヤスイングアーム25が上下揺動自在に取り付けられ、このリヤスイングアーム25の後端に後輪26が取り付けられ、リンク機構24とリヤスイングアーム25の間にリヤクッションユニット27が設けられる。
エンジン13の上方に、エアクリーナ31(以下、エアクリーナユニット31とも云う。)が配置される。また、シリンダブロック33、33(手前側の符号33のみ示す。)の左側方には、前部排気管34、34、34、34(手前側の符号34、34のみ示す。)が接続され、これらの前部排気管34、34は、前方から後方に屈曲された後、後方に延出するように設けられる。そして、前部排気管34、34の後端部は、集合管35に連結され1本になるとともに、この集合管35は、後述する触媒体を内蔵する後部排気管37に連結され、この後部排気管37に消音器36が連結されている。後部排気管37と消音器36とは一体化させた。後部排気管37と消音器36を含む排気管39は、シートステー17から後方に延出されるブラケット38に取り付けられる。
すなわち、排気管39は、エンジン13に連結される前部排気管34と、この前部排気管34を1本にまとめる集合管35と、この集合管35の後部に連結される後部排気管37と、からなる。後部排気管37及び消音器36の詳細構造は次図で説明する。
シリンダブロック33の右側方には、左側方と同様に、前方から後方に順に、前部排気管、集合管、後部排気管、消音器が接続されている。
エンジン13の支持部は、ダウンフレーム15の下端部でエンジン13の前部を支持する前支持部41と、メインフレーム14の下端部でエンジン13の後下部を支持する後下支持部42と、ピボット軸24よりも上方でメインフレーム14の後部14bを介してエンジン13の後部を保持する後支持部43とからなる。
車体フレーム11の前端に設けられるヘッドパイプ12の後方でエアクリーナユニット31の上方にエアバックモジュール51が配置され、このエアバックモジュール51の後方及びその周囲を囲うように燃料タンク52が配置され、この燃料タンク52の後方に乗員シート53が配置される。すなわち、エアバッグモジュール51は、乗員シート53の前方に配置される。
図中、56はラジエータユニット、57はフロントカウル、58はフロントフェンダ、59はメインカウル、61はリヤカウル、62はリヤフェンダ、63はサイドトランク、64はメインスタンド、65はサブタンクである。
図2は本発明に係る排気管とこの排気管と一体化される消音器の断面図である。
以下の説明において、集合管(図1の符号35)と消音器36の間に介在され排気ガスを浄化する触媒体71を内蔵する後部排気管37を、排気管70と呼ぶこととする。
排気管70は、集合管(図1の符号35)の後端部に連結される連結管72と、この連結管72の後端部外周に嵌合するキャップ部材73と、このキャップ部材73の外周に嵌合する外排気管74とを備える。外排気管74の前部には、後方に向けその内径を拡大させた拡径部75が含まれている。拡径部75の内側には、触媒体71が備えられている。
また、消音器36は、外排気管74の内側にメッシュスペーサ119を介して設けられる円筒状の内排気管82と、この内排気管82に設けられその内側を前後複数の部屋に区画する第1仕切板83、第2仕切板84及び第3仕切板85と、内排気管82の後端部を塞ぐリヤキャップ86と、このリヤキャップ86の後方に配置するテールキャップ87と、からなる。
排気管70と消音器36は、拡径部75と外排気管74とを連結し一体的に形成されている。
支持部材76と第1仕切板83間に形成される部屋を第1室91、第1仕切板83と第2仕切板84間に形成される部屋を第2室92、第2仕切板84と第3仕切板85間に形成される部屋を第3室93、第3仕切板85とリヤキャップ86間に形成される部屋を第4室94とするとき、消音器36は、第2仕切板84と第3仕切板85とに支持され第2室92と第4室94間を連通させる第1内管96と、第3仕切板85に支持され第3室93と第4室94間を連通させる第2内管97と、第3仕切板85及びリヤキャップ86とに支持され第3室93と消音器36の外側の間を連通させる第3内管98及び第4内管99とを備える。101はステー部材である。
図3は本発明に係る排気管の要部断面図であり、排気管70の構成要素である拡径部75の内側に、上流側支持部材122及び下流側支持部材124を介して触媒体71が配置され、拡径部75と触媒体71との間に隙間111が設けられている。
下流側支持部材124は、拡径部75の内側に備えられる隙間111と触媒体71の出口112との間を連通させる開口部113を有する。詳細は次図で説明する。
下流側支持部材124の下流側に、排気ガスの一部を堰き止める第1仕切板83を兼ねる多孔板114が配置されている。
上流側支持部材122は、キャップ部材73の後端部を内側に折り曲げて形成したものである。
上流支持部材76に、クッションスペーサ116が取り付けられ、このクッションスペーサ116にホルダ部材117を介して触媒体71が取り付けられている。
クッションスペーサ116は、触媒体71の軸方向の伸縮を吸収可能に支持する部材である。
内排気管82の前端部は、メッシュスペーサ119を介して外排気管74によって支持されている。
なお、内排気管82と外排気管74との間に、グラスウール118が設けられている。
すなわち、支持部材76は、触媒体71の上流側端部121を支える上流側支持部材122と、触媒体71の下流側端部123を支える下流側支持部材124とからなり、上流側支持部材122は、排気管70に一体形成されている。
上流側支持部材122は、排気管70の一部と一体成形されるので、特別な支持部材を必要としない。従って、部品点数を削減することができる。
触媒体71は、筒体127と、この筒体127に設けられ触媒を担持する触媒担体12とを備える。筒体127の後端127b触媒を担持させない非担持部128が設けられ、この非担持部128に対応する部位が下流側支持部材124で支持されている。
筒体127に、触媒を担持させない非担持部128が設けられ、この非担持部128に、下流側支持部材124が設けられている。触媒担体129は排気ガスと接触して高温になる。一方、非担持部128は触媒担体129と比較して低温になる。この結果、触媒担体129から下流側支持部材124に伝わる熱量は小さくなり、下流側支持部材124が高温になることを防止することができる。
図4は図3の4−4線断面図であり、排気管(図3の符号70)の上流側と下流側を仕切るとともに触媒体(図3の符号71)の下流側端部を支持する下流側支持部材124は、外排気管74に取り付けられており、触媒体71の周囲に3つの開口部113a、113b、113cが備えられていることを示す。
開口部113は、下流側支持部材124の上部に設けられる第1上開口部113a及び第2上開口部113bと、下流側支持部材124の下部に設けられる下開口部113cとからなる。
図5は図3の5−5線断面図であり、外排気管74の内側に内排気管82が配置され、この内排気管82に多数の小孔131・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を有する多孔板114が取り付けられていることを示す。
多孔板114は、排気ガスの流れを整流する作用を有する。
図3に戻って、排気管70は、断面積が徐々に増加する拡径部75を含み、この拡径部75の下流側に排気ガスを整流する多孔板114を備え、触媒体71は、支持部材76を介して拡径部75に設けられ、排気管70を通る排気ガスの一部が多孔板114で反転して拡径部75と触媒体71との間の隙間111を流れ得るように構成したものである。
以上に述べた排気管の作用を次に述べる。
図6は触媒体を通過した排気ガスが還流することを説明する作用図である。
(a)において、触媒体71の内側を流量A1で通過した排気ガスは、第1室91で膨張し、第1仕切板83としての多孔板114を流量A2で通過し、第2室92に流れる。また、排気ガスの一部は、多孔板114により反転し、流量A3で下開口部113cから隙間111に流れる。流量の関係は、A1=A2+A3である。
触媒体71と拡径部75との間に隙間111を形成するので、第1室91の容積に隙間111の容積を加えた容積が膨張室の容積となる。
触媒体71の筒体127を通過した排気ガスは、膨張室の1つである第1室91で膨張するが、膨張室の容積は第1室91に隙間111を加えた容積となり、膨張室の容積を増やすことができるため、排気管70に排気ガスの音を減らす効果(消音効果)をもたせることができる。
(b)において、下開口部113cを流量A3で通過した排気ガスは、隙間111に入り、触媒体71の周囲で拡径部75の内壁を上方に移動し、下流側支持部材124の上部に備えられている第1上開口部113aから流量A4で通過して第1室91に流れるとともに、第2上開口部113bから流量A5で通過して第1室91に流れる。流量A4の排気ガスと流量A5の排気ガスは、第1室91で混合され、多孔板114に開けた小孔131・・・を流量A6で通過し、第2室に到達する。流量の関係は、A3=A4+A5、A4+A5=A6である。
触媒体71は、排気管70に沿って延びる筒体127と、この筒体127の内周に担持した触媒担体129とからなるので、筒体127の内側を通過した高温の排気ガスの一部は、多孔板114により反転し、隙間111に流れ、筒体127の外側を暖めながら、再度、排気管70の下流側に吐出される。
隙間111に排気ガスを流すことによって、触媒体71の筒体127は、この筒体127の内側及び外側から加熱されるので、エンジン始動後一層速やかに、触媒体71の温度を上昇させることができる。この結果、触媒体71を早期に活性化することができる。
図7は本発明に係る排気管の作用説明図であり、多孔板114で反転させた流量A3の排気ガスは、下開口部113を通過して触媒体71と拡径部75との間に形成した隙間111に入り、熱をもっているため、隙間111を上昇し、第1上開口部113を流量A4で通過するとともに第2上開口部113を流量A5で通過する。流量A4の排気ガス及び流量A5の排気ガスは、多孔板114の手前で混合され、多孔板114を流量A6で通過する。流量の関係は、A3=A4+A5、A4+A5=A6である。
すなわち、拡径部75の下流側に排気ガスを整流する多孔板114が備えられているので、触媒体71の内側を通過した排気ガスの一部は、多孔板114により反転する。排気管70を通る排気ガスの一部が多孔板114で反転して拡径部75と触媒体71との間の隙間111を流れ得るように構成した。
図2に戻って、多孔板114を通過して第2室92に入った排気ガスは、流量B1で第1内管96を通過して第4室94に流れ、第2内管97を通過して第3室93に流れ、第3室93の排気ガスは、流量B21で第3内管98を通過して外部に排出されるとともに、流量B22で第4内管99を通過して外部に排出される。流量の関係は、B1=B21+B22である。
尚、請求項1では、触媒体は、筒体と、この筒体の内周に担持した触媒担体とからなる構造をもつ触媒体でなくても良い。例えば、ハニカム構造をもつ触媒体でも良い。
また、請求項1では、触媒体を支持する支持部材の一部又は全ては、排気管に一体形成されなくても良く、排気管とは別部材で構成することは差し支えない。
さらに、請求項1では、触媒体の支持部は、触媒担体を有する部位を支持することは差し支えない。
本発明の排気管は、自動二輪車に好適である。
本発明に係る排気管を備えた自動二輪車の左側面図である。 本発明に係る排気管とこの排気管と一体化される消音器の断面図である。 本発明に係る排気管の要部断面図である。 図3の4−4線断面図である。 図3の5−5線断面図である。 触媒体を通過した排気ガスが還流することを説明する作用図である。 本発明に係る排気管の作用説明図である。
符号の説明
70…排気管、71…触媒体、75…拡径部、76…支持部材、111…隙間、114…多孔板、121…触媒体の上流側端部、122…上流側支持部材、123…触媒体の下流側端部、124…下流側支持部材、127…筒体、128…非担持部、129…触媒担体。

Claims (2)

  1. 触媒体(71)を内蔵する排気管(70)において、
    前記排気管(70)は、断面積が徐々に増加する拡径部(75)を含み、この拡径部(75)の下流側に排気ガスを整流する多孔板(114)を備え、前記触媒体(71)、円筒状の筒体(127)を備え、この筒体(127)内を排気ガスが通過することで、排気ガスを浄化すると共に、支持部材(76)を介して前記拡径部(75)、この拡径部(75)の内周面と前記触媒体(71)の外周面との間に隙間(111)を形成した状態で設けられ、
    前記支持部材(76)は、前記拡径部(75)の前部に位置し前記触媒体(71)の上流側端部を支える上流側支持部材(122)と、前記触媒体(71)の下流側端部を支える下流側支持部材(124)とからなり、
    前記隙間(111)は、前記上流側支持部材(122)に向かって徐々に小さくなり、
    前記多孔板(114)は、前記排気管(70)の下流側に一体的に設けられる消音器(36)内を前後に第1室(91)と第2室(92)とに区切るものであり、前記消音器(36)の延出方向に直交する平面を備え、この平面に複数の小孔(131)が設けられ、
    前記上流側支持部材(122)は、前記排気管(70)の一部を内側に折り曲げて形成され、前記隙間(111)を前記上流側支持部材(122)で閉塞するようにして前記触媒体(71)を支持し、
    前記下流側支持部材(124)には、前記触媒体(71)の周囲にて複数の開口部(113)が設けられ、前記下流側支持部材(124)と前記多孔板(114)との間に形成される前記第1室(91)と前記隙間(111)とを連通するようにし、
    前記触媒体(71)から流出した排気ガスが拡散する前記第1室(91)は、前記下流側支持部材(124)と前記多孔板(114)との間に形成され、
    円筒状の前記触媒体(71)は、前記筒体(127)の軸方向が、前記多孔板(114)の前記平面に対して傾斜するように、前記拡径部(75)内に設けられ、
    前記触媒体(71)内を通る排気ガスの一部が前記多孔板(114)を通過し、一部が前記多孔板(114)で反転して前記隙間(111)へ流れ得るように構成し
    前記多孔板(114)で反転され前記隙間(111)に入った排気ガスを前記上流側支持部材(122)で再び反転して前記多孔板(114)側へ戻すようにしたことを特徴とする排気管。
  2. 前記触媒体(71)は、前記排気管(70)に沿って延びる前記筒体(127)と、この筒体(127)の内周に触媒を担持した触媒担体(129)とからなり
    前記筒体(127)の後端に、触媒を担持させない非担持部(128)が設けられ、この非担持部(128)に対応する部位が前記下流側支持部材(124)で支持されている
    ることを特徴とする請求項1記載の排気管。
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