JP5788704B2 - 鞍乗り型車両用エンジン - Google Patents

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本発明は、車体フレームに搭載されるエンジン本体のシリンダヘッドに、排気マフラーを下流端に有する排気装置が接続され、前記排気マフラーのケーシングの少なくとも一部の横断面形状が多角形に形成される鞍乗り型車両用エンジンに関する。
自動二輪車が備える排気マフラーのケーシングの横断面形状を多角形状とし、排気マフラーの周囲を車体カバーの一部のサイドカバーで覆うようにしたものが、特許文献1で知られており、また自動二輪車が備える排気マフラーのケーシングの横断面形状を円形とするもののケーシングを覆うプロテクタが後方から見たときに多角形状となるように形成されたものが、特許文献2で知られている。
特開平03−064615号公報 特開2009−162093号公報
ところが、上記特許文献1で開示されるものでは、ケーシング全体が複数の平面から成る多角形の横断面形状を有するように形成されており、音鳴り対策を施すことが必要となるだけでなく製造コストも嵩んでしまう。また上記特許文献2で開示されるものでは、円筒状のケーシングの全体を多角形の横断面形状を有するプロテクタで覆うことで排気マフラー全体を多角形状に見せているので、排気マフラーが必然的に外観上大きくなってしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、排気マフラーを低コストで任意の多角形状に構成し得るようにした鞍乗り型車用エンジンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車体フレームに搭載されるエンジン本体のシリンダヘッドに、排気マフラーを下流端に有する排気装置が接続され、前記排気マフラーのケーシングの少なくとも一部の横断面形状が多角形に形成される鞍乗り型車両用エンジンにおいて、前記ケーシングは、横断面形状を円形とした円形筒部と、少なくとも一部の横断面形状を多角形状として前記ケーシングの最後部に配置される、前記円形筒部とは別体の多角形筒部とを備え前記多角形筒部が、前記ケーシング内を複数に分割するセパレータを前端に有して有底筒状に形成される前部筒部材の後端開口部と、外面を意匠面とした後端壁を後端に有して有底筒状に形成される後部筒部材の前端開口部とが相互に結合されて成り、前部筒部材の前端部が前記円形筒部の後端に結合されることを第の特徴とする。
また本発明は、車体フレームに搭載されるエンジン本体のシリンダヘッドに、排気マフラーを下流端に有する排気装置が接続され、前記排気マフラーのケーシングの少なくとも一部の横断面形状が多角形に形成される鞍乗り型車両用エンジンにおいて、前記ケーシングは、横断面形状を円形とした円形筒部と、前記ケーシングの最後部に配置される多角形筒部とを備え、前記多角形筒部は、前端の横断面形状が円形とされるとともに前端を除く少なくとも一部の横断面形状が多角形状とされて、それの前端部が前記円形筒部の後端に結合され、前記ケーシング内を複数に分割する複数のセパレータのうちの1つのセパレータが前記多角形筒部の前端に配置されるとともに、該セパレータの前方の前記円形筒部内に残りのセパレータが配置されることを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前端の横断面形状を円形とした前記多角形筒部が、後端に向かうにつれて徐々に横断面形状を多角形状に変化させるように形成されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記ケーシングの少なくとも側面を覆うとともに上面の一部を覆うプロテクタが、前記円形筒部および前記多角形筒部の結合部を覆うように配置されることを第4の特徴とする。
本発明は、第4の特徴の構成に加えて、前記プロテクタが、前記ケーシングの前部を覆う前部プロテクタと、前記ケーシングの後部を覆う後部プロテクタとで構成されることを第5の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第5の特徴の構成のいずれかに加えて、前輪および後輪間に配置される前記エンジン本体が、クランクケースと、該クランクケースから前上がりに傾斜して前上方に延びるシリンダブロックと、該シリンダブロックの上部に結合される前記シリンダヘッドとを備え、前記排気装置の一部を構成して前記シリンダヘッドの前部側壁に上流端が接続される排気管が前記エンジン本体の前方から下方に回り込んで後方に延びるように配設され、前記クランクケースの後方かつ前記後輪の側方に配置されて後上がりに傾斜した前記排気マフラーの前記ケーシングに前記排気管が接続されることを第6の特徴とする。
なお実施の形態の前部排気管45が本発明の排気管に対応し、実施の形態の後部セパレータ63が本発明のセパレータまたは1つのセパレータに対応し、実施の形態の前部セパレータ56が本発明の残りのセパレータに対応する。
本発明の第1の特徴によれば、排気マフラーのケーシングは、横断面形状を円形とした円形筒部と、少なくとも一部の横断面形状を多角形状とした多角形筒部とを備えるので、ケーシング全体が複数の平面から成る多角形の横断面形状を有する排気マフラーで生じる音鳴りおよび高製造コストの課題を、円形筒部および多角形筒部の組み合わせで解決することができ、しかも多角形筒部は、任意の横断面形状に形成することが可能であり、外観性の向上に寄与することができる。
しかも、多角形筒部が、セパレータを前端に有して有底筒状に形成される前部筒部材の後端開口部と、外面を意匠面とした後端壁を後端に有して有底筒状に形成される後部筒部材の前端開口部とが相互に結合されて成るものであるので、前部および後部筒部材を絞り成形で形成するようにして製造が困難ではないようにしつつ、従来の円筒状の排気マフラーと同様に製造することができるようにして製造コストを抑えることができる。
特に本発明の第3の特徴によれば、多角形筒部の前端の横断面形状が円形であるので、多角形筒部の円形筒部への溶接による結合を容易とすることができる。
特に本発明の第4の特徴によれば、円形筒部および多角形筒部の結合部がプロテクタで覆われるので、円形筒部および多角形筒部の結合部が外部から見えないようにして外観性を高めることができ、しかも外部からはケーシングの最後部の多角形筒部が視認されるので排気マフラー全体が多角形の横断面形状を有するように見せることができる。
さらに特に本発明の第5の特徴によれば、ケーシングの前部を覆う前部プロテクタと、ケーシングの後部を覆う後部プロテクタとでプロテクタが構成されるので、前部および後部プロテクタを形成する材料や、前部および後部プロテクタの色を異ならせることが容易に可能となる。
自動二輪車の右側面図である。 排気装置の平面図である。 プロテクタを外した状態での排気マフラーの一部切欠き平面図である。 図3の4−4線断面図である。 図4の5矢視図である。
本発明の実施の形態について、添付の図1〜図5を参照しながら説明すると、先ず図1において、鞍乗り型車両である自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを下端部で軸支するフロントフォーク11を操向可能に支承するヘッドパイプ12と、該ヘッドパイプ12の上部から後下がりに延びるメインフレーム13と、該メインフレーム13の後部から下方に延びてメインフレーム13に一体に連なるセンターフレーム14と、前記ヘッドパイプ12の下部から前記メインフレーム13よりも急角度で後下がりに延びるダウンフレーム15と、前記センターフレーム14の下部に設けられる左右一対のピボットプレート16…と、前記メインフレーム13の後部から後方に延びる左右一対のシートレール17…と、前記ピボットプレート16…から後上がりに延びて前記シートレール17…の中間部に連結される左右一対のサブフレーム18…とを備える。
前記ピボットプレート16…には、後輪WRを後部で軸支するスイングアーム19の前端部が支軸20を介して揺動可能に支承されており、前記メインフレーム13および前記センターフレーム14の連設部に設けられた上支持板21と、前記スイングアーム19の上部に設けられた下支持板22との間にリヤクッションユニット23が設けられる。
前記メインフレーム13には、該メインフレーム13を跨ぐ燃料タンク25が支持されており、この燃料タンク25の後方に配置されるタンデム型の乗車用シート26が前記シートレール17…で支持される。
前記前輪WFおよび前記後輪WR間には、空冷4サイクルの単気筒であるエンジンEのエンジン本体27が配置されるものであり、このエンジン本体27は、クランクケース28と、該クランクケース28の前部からわずかに前上がりに傾斜して前上方に延びるシリンダブロック29と、該シリンダブロック29の上部に結合されるシリンダヘッド30と、該シリンダヘッド30に結合されるヘッドカバー31とを備え、前記クランクケース28の前部が前記ダウンフレーム15の下端部に設けられるハンガ32に締結され、前記クランクケース28の後部が前記ピボットプレート16…に締結される。
前記クランクケース28内には、図示しない変速機が内蔵されており、その変速機の出力軸34は前記クランクケース28の左側面から突出され、その出力軸34の突出端部に駆動スプロケット35が固定される。一方、後輪WRの車軸36には被動スプロケット37が固定されており、前記駆動スプロケット35および前記被動スプロケット37に無端状のチェーン38が巻き掛けられる。
前記エンジンEが備える吸気装置39は、前記乗車用シート26の下方に配置されるエアクリーナ40と、該エアクリーナ40に上流端が接続されるコネクティングチューブ41と、該コネクティングチューブ41の下流端に上流端が接続されるスロットルボディ42と、該スロットルボディ42の下流端および前記シリンダヘッド30の後部側壁間を結ぶ吸気管43とを備え、前記スロットルボディ42には、燃料噴射弁(図示せず)が付設される。
図2を併せて参照して、前記エンジンEが備える排気装置44は、前記シリンダヘッド30の前部側壁に上流端が接続されるとともに前記エンジン本体27の前方から下方に回り込んで後方に延びるように屈曲して配設される前部排気管45と、前記エンジン本体27の下方で前部排気管45の下流端部に接続される排気浄化装置46と、該排気浄化装置46に上流端が接続される後部排気管47と、該後部排気管47に接続されて前記後輪WRの右側に配置される排気マフラー48とを備える。
図3および図4を併せて参照して、前記排気装置44が、その下流端に備える排気マフラー48は前記クランクケース28の後方かつ前記後輪WRの側方に配置されて後上がりに傾斜するように配置されており、該排気マフラー48のケーシング49は、前端の横断面形状が円形とされるとともに前端を除く少なくとも一部の横断面形状が多角形となるように形成される。而して前記ケーシング49は、横断面形状を円形とした円形筒部50と、少なくとも一部の横断面形状を多角形状として前記ケーシング49の最後部に配置される、円形筒部50とは別体の多角形筒部51とを備える。
前記円形筒部50は、前部小径端部を前記後部排気管47の中間部が貫通するようにして後方に向かうにつれて大径となるように形成される第1テーパ筒部材52と、第1テーパ筒部材52の後部大径端部に前部小径端部が溶接によって結合されるようにして後方に向かうにつれて大径となる第2テーパ筒部材53と、第2テーパ筒部材53の後部径端部に前端部が溶接によって結合される第1円筒部材54と、第1円筒部材54の後端部に前端部が溶接によって同軸に結合される第2円筒部材55とから成る。
第1円筒部材54の後端部内周面には円板状の前部セパレータ56が溶接によって固着されており、この前部セパレータ56よりも前方で前記円形筒部50内に第1膨張室57が形成される。しかも後部排気管47の下流端は第1膨張室57内に突入されるものであり、第2テーパ筒部材53の後端部内周には、前記後部排気管47の下流端部を挿通、支持するホルダ58が溶接によって固着されており、このホルダ58は、第1膨張室57を前後に分断することがないように複数個たとえば3個の流通孔59,59…を有するように形成される。
図5を併せて参照して、前記円形筒部50とは別体である前記多角形筒部51は、前記ケーシング49内を複数に分割する後部セパレータ63を前端に一体に有して有底筒状に形成される前部筒部材61の後端開口部と、外面を意匠面とした後端壁64を後端に一体に有して有底筒状に形成される後部筒部材62の前端開口部とが相互に結合されて成り、この多角形筒部51の横断面積は前記円形筒部50の横断面積よりも大きく設定される。しかも前部筒部材61および後部筒部材62は、ともに絞り成形される。
前記多角形筒部51は、その前端の横断面形状を円形とするとともに後端に向かうにつれて徐々に横断面形状を多角形状に変化させるように形成されるものであり、多角形筒部51の前端の横断面形状すなわち前部筒部材61の前端の横断面形状は円形とされており、前部筒部材61の前端部が前記円形筒部50の後端部に、溶接によって結合される。
前記多角形筒部51内で後部セパレータ63および後端壁64間には第2膨張室65が形成され、前部セパレータ56および前記後部セパレータ63間で前記円形筒部50の後部内には第3膨張室66が形成される。
第1膨張室57および第2膨張室65間は、前部セパレータ56および後部セパレータ63を貫通する第1連通パイプ67を介して連通されており、第2膨張室65および第3膨張室66間は後部セパレータ63を貫通する第2連通パイプ68を介して連通される。また第3膨張室66にはテールパイプ69の前端部が連通されており、このテールパイプ69は、後部セパレータ63を貫通するとともに後端壁64の中央部に形成される凹部64aを貫通して後方に突出される。
前記ケーシング49における円形筒部50の後端寄りの上部には取付け板75が固着されており、この取付け板75は、前記車体フレームFの後部から垂下されるステイ74の下部に締結される。
ところで前記ケーシング49の少なくとも側面および上面の一部はプロテクタ70で覆われるものであり、このプロテクタ70は、前記ケーシング49の前部を覆う前部プロテクタ71と、前記ケーシング49の後部を覆う後部プロテクタ72とで構成され、前記円形筒部50および前記多角形筒部51の結合部は後部プロテクタ72で覆われる。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、排気装置44がその下流端部に有する排気マフラー48のケーシング49が、横断面形状を円形とした円形筒部50と、少なくとも一部の横断面形状を多角形状として前記ケーシング49の最後部に配置される多角形筒部51とを備えるので、ケーシング全体が複数の平面から成る多角形の横断面形状を有する排気マフラーで生じる音鳴りおよび高製造コストの課題を、円形筒部50および多角形筒部51の組み合わせで解決することができ、しかも多角形筒部51は、任意の横断面形状に形成することが可能であり、外観性の向上に寄与することができる。
また円形筒部50とは別体である多角形筒部51が、ケーシング49内を複数に分割する後部セパレータ63を前端に一体に有して有底筒状に形成される前部筒部材61の後端開口部と、外面を意匠面とした後端壁64を後端に一体に有して有底筒状に形成される後部筒部材62の前端開口部とが相互に結合されて成り、前部筒部材61の前端部が前記円形筒部50の後端に結合されるので、前部および後部筒部材61,62を絞り成形で形成するようにして製造が困難ではないようにしつつ、従来の円筒状の排気マフラーと同様に多角形筒部51を製造することができるようにして製造コストを抑えることができる。
また前端の横断面形状を円形とした多角形筒部51が、後端に向かうにつれて徐々に横断面形状を多角形状に変化させるように形成されるので、多角形筒部51の円形筒部50への溶接による結合を容易とすることができる。
またケーシング49の少なくとも側面を覆うとともに上面の一部を覆うプロテクタ70が、前記円形筒部50および前記多角形筒部51の結合部を覆うように配置されるので、円形筒部50および多角形筒部51の結合部が外部から見えないようにして外観性を高めることができ、しかも外部からはケーシング49の最後部の多角形筒部51が視認されるので排気マフラー48全体が多角形の横断面形状を有するように見せることができる。
またプロテクタ70が、ケーシング49の前部を覆う前部プロテクタ71と、前記ケーシング49の後部を覆う後部プロテクタ72とで構成されるので、前部および後部プロテクタ71,72を形成する材料を、たとえば一方が金属製であるのに対して他方が樹脂製であるように変化させたり、前部および後部プロテクタ71,72の色を異ならせることが容易に可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記実施の形態では、プロテクタ70が前部プロテクタ71および後部プロテクタ72に分割されていたが、分割されないプロテクタで、円形筒部50および多角形筒部51の結合部を覆うようにしてもよい。
27・・・エンジン本体
28・・・クランクケース
29・・・シリンダブロック
30・・・シリンダヘッド
44・・・排気装置
45・・・排気管である前部排気管
48・・・排気マフラー
49・・・ケーシング
50・・・円形筒部
51・・・多角形筒部
56・・・残りのセパレータである前部セパレータ
61・・・前部筒部材
62・・・後部筒部材
63・・・セパレータまたは1つのセパレータである後部セパレータ
64・・・後端壁
70・・・プロテクタ
71・・・前部プロテクタ
72・・・後部プロテクタ
E・・・エンジン
F・・・車体フレーム
WF・・・前輪
WR・・・後輪

Claims (6)

  1. 車体フレーム(F)に搭載されるエンジン本体(27)のシリンダヘッド(30)に、排気マフラー(48)を下流端に有する排気装置(44)が接続され、前記排気マフラー(48)のケーシング(49)の少なくとも一部の横断面形状が多角形に形成される鞍乗り型車両用エンジンにおいて、
    前記ケーシング(49)は、横断面形状を円形とした円形筒部(50)と、少なくとも一部の横断面形状を多角形状として前記ケーシング(49)の最後部に配置される、前記円形筒部(50)とは別体の多角形筒部(51)とを備え、
    前記多角形筒部(51)が、前記ケーシング(49)内を複数に分割するセパレータ(63)を前端に一体に有して有底筒状に形成される前部筒部材(61)の後端開口部と、外面を意匠面とした後端壁(64)を後端に一体に有して有底筒状に形成される後部筒部材(62)の前端開口部とが相互に結合されて成り、
    前部筒部材(61)の前端部が前記円形筒部(50)の後端に結合されることを特徴とする鞍乗り型車両用エンジン。
  2. 車体フレーム(F)に搭載されるエンジン本体(27)のシリンダヘッド(30)に、排気マフラー(48)を下流端に有する排気装置(44)が接続され、前記排気マフラー(48)のケーシング(49)の少なくとも一部の横断面形状が多角形に形成される鞍乗り型車両用エンジンにおいて、
    前記ケーシング(49)は、横断面形状を円形とした円形筒部(50)と、前記ケーシング(49)の最後部に配置される多角形筒部(51)とを備え、
    前記多角形筒部(51)は、前端の横断面形状が円形とされるとともに前端を除く少なくとも一部の横断面形状が多角形状とされて、それの前端部が前記円形筒部(50)の後端に結合され、
    前記ケーシング(49)内を複数に分割する複数のセパレータ(56,63)のうちの1つのセパレータ(63)が前記多角形筒部(51)の前端に配置されるとともに、該セパレータ(63)の前方の前記円形筒部(50)内に残りのセパレータ(56)が配置されることを特徴とする鞍乗り型車両用エンジン。
  3. 前端の横断面形状を円形とした前記多角形筒部(51)が、後端に向かうにつれて徐々に横断面形状を多角形状に変化させるように形成されることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両用エンジン。
  4. 前記ケーシング(49)の少なくとも側面を覆うとともに上面の一部を覆うプロテクタ(70)が、前記円形筒部(50)および前記多角形筒部(51)の結合部を覆うように配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鞍乗り型車両用エンジン。
  5. 前記プロテクタ(70)が、前記ケーシング(49)の前部を覆う前部プロテクタ(71)と、前記ケーシング(49)の後部を覆う後部プロテクタ(72)とで構成されることを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型車両用エンジン。
  6. 前輪(WF)および後輪(WR)間に配置される前記エンジン本体(27)が、クランクケース(28)と、該クランクケース(28)から前上がりに傾斜して前上方に延びるシリンダブロック(29)と、該シリンダブロック(29)の上部に結合される前記シリンダヘッド(30)とを備え、前記排気装置(44)の一部を構成して前記シリンダヘッド(30)の前部側壁に上流端が接続される排気管(45)が前記エンジン本体(27)の前方から下方に回り込んで後方に延びるように配設され、前記クランクケース(28)の後方かつ前記後輪(WR)の側方に配置されて後上がりに傾斜した前記排気マフラー(48)の前記ケーシング(49)に前記排気管(45)が接続されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の鞍乗り型車両用エンジン。
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