JPH0241297Y2 - - Google Patents

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JPH0241297Y2
JPH0241297Y2 JP1984138444U JP13844484U JPH0241297Y2 JP H0241297 Y2 JPH0241297 Y2 JP H0241297Y2 JP 1984138444 U JP1984138444 U JP 1984138444U JP 13844484 U JP13844484 U JP 13844484U JP H0241297 Y2 JPH0241297 Y2 JP H0241297Y2
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JP
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pipe
fixed
cover
muffler
mounting plate
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JP1984138444U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、マフラの外筒を形成するアウタパ
イプの端部に、別体の取付板を固定するととも
に、上記取付板の内周に、排気通路の一部を形成
するパイプを溶接して固定したものにおいて、上
記溶接した部分を外部から覆うカバーを固定した
マフラのカバー構造に関する。
(従来技術) たとえば、自動2輪車においては、エンジンか
らの排気パイプを後向きに延出し、第2図のよう
に、その排気パイプ1の後端にマフラ4を接続し
てあるが、この場合、排気パイプ1に取付板6を
溶接によつて固定するとともに、取付板6の外周
にアウタパイプ5を取り付けてある。
こうした構造であると、上記溶接した部分Wa
が外部から見えるため、その溶接部分Waにタツ
チアツプ(錆止め処理)を施すのが一般的であ
る。
ところが、タツチアツプだけでは商品として今
一つ好ましくないので、ここに上記溶接部分を覆
うカバーを設けておくのが通常である。
その従来のカバー取付構造は第2図に示されて
いる。つまり、ウエルデイングナツト30を排気
パイプ1とアウタパイプ5の各外周に溶接してお
き、前カバー17をその外周のやや離れた位置に
着脱自在にビス止めする構造たとえば、図示する
ように、上記ナツト30に、ボルト31をねじ込
むことによつて、前カバー17を排気パイプ1な
らびにアウタパイプ5の各外周に固定する構造と
されていた。
こうした取付構造をとつていたため、これらを
自動2輪車に装着した場合には、前カバー17が
出つ張るばかりではなく、ボルト31の頭がさら
に出つ張るので、マフラ4の外観美を損なうこと
となり、しかも、前カバー17が出つ張つている
と、車体側との取合上、不都合が生じる。
一方、補用品としてマフラ4つき排気パイプ1
を保管しておく場合には、前カバー17だけは取
り外しておくから、その際の防錆のため溶接部分
Waを予めタツチアツプしておく必要がある一
方、タツチアツプしておいても、そのタツチアツ
プ部分が剥がれて、錆つくおそれがあり、これが
商品価値を損うこととなつていた。
(考案の目的) この考案は、上記問題に鑑みてなされたもので
あつて、取り付けられたカバーがマフラから出つ
張らず、それが外観的にも、また車体との取合関
係上においても有利となり、しかも、とくにタツ
チアツプしなくとも補用品としての商品価値を維
持するようにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するため、この考案は、アウタ
パイプの軸方向への延出部の内周に、上記溶接し
た部分を外部から覆うカバーを固定してある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図は自動2輪車に搭載されたエンジンの排
気管系を示す。1は排気パイプで、図示しないエ
ンジンから後向きに延出する。2は入口側消音パ
イプで、パンチングメタルで形成され、上記排気
パイプ1の後端部内周に固定されている。
3は入口側消音材で、上記排気パイプ1と入口
側消音パイプ2間に設けられている。4はマフラ
で、その外周にストレートなアウタパイプ5を有
する。
6は前部取付板で、排気パイプ1とアウタパイ
プ5間に設けられ、アウタパイプ5に対しては、
スポツト溶接によつて、また、排気パイプ1に対
しては隅肉溶接(以下溶接部分Waと称する)に
よつて固定されている。
7は第1中間プレートで、排気パイプ1とアウ
タパイプ5間に固定されている。
一方、マフラ4の後部は、第2、第3中間プレ
ート8,9を介して複数本の連通パイプ10,1
1が固定されており、この連通パイプ10,11
には排気パイプ1からの排気が導入されて後方の
室に導かれ、その排気が、Uターンして中間室1
2から最終の端部パイプ13に導かれる。この端
部パイプ13は、上記第3中間プレート9に前部
が固定される一方、後端は、後部取付板14の内
周に固定された中間パイプ15の後端に溶接によ
つて固定されている。上記後部取付板14は、排
気パイプ1に対してスポツト溶接される一方、中
間パイプ15の外周に対して隅肉溶接(以下、溶
接部分Wbと称する)されて固定されている。こ
こで16は出口側消音材を示す。
このような構造のマフラ4において、上記アウ
タパイプ5の前端部と後端部をそれぞれ前後に延
出して、前部延出部5aと後部延出部5bを形成
し、これら各延出部5a,5bに前カバー17と
後カバー18とをそれぞれ固定してある。
前カバー17は、アウタパイプ5の内周面に嵩
張らない固着手段(リベツト)19によつて固定
され、その内周を、振動防止用の隙間Sをもつて
排気パイプ1の外周に近接させた状態としてあ
る。これによつて上記溶接部分Waが覆われてい
る。
後カバー18も、アウタパイプ5の内周面に固
着手段(リベツト)19によつて固定され、その
内周を端部パイプ13の後端内周にまで延出して
上記溶接部分Wbを覆い隠すようにしてある。
ここにおいて、上記固着手段19は、アウタパ
イプ5に形成された孔に栓溶接をする方法によつ
てもよい。この場合、車両に取り付けた状態で、
車両側の面または底面などの外部から容易に見え
ない数個所に固着手段19を配置する。一方、固
着手段19として、リベツトと栓溶接とを併用
し、見える個所にリベツトを、見えない個所に栓
溶接を施すこともある。
また、前カバー17は全周型である。
上記構成においては、カバー17,18がマフ
ラ4と一体をなし、従来(第2図)のように出つ
張らないので、簡素でまとまつた外観をもつマフ
ラ4を提供できるとともに、マフラ4に出つ張り
がないので、車体側とマフラ4との取合関係も容
易化する。また、カバー17,18が常にマフラ
4に付帯された状態にあるため、あえて、溶接部
分Wa,Wbをタツチアツプしておく必要がなく、
とくに、上記補用品としておく場合に、カバー1
7,18が常に付帯されているので、タツチアツ
プ部が剥がれて錆つき商品価格を低下させる問題
も生じない。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、アウ
タパイプの軸方向への延出部の内周に、上記溶接
した部分を外部から覆うカバーを固定したので、
取り付けられたカバーがマフラから出つ張らず、
しかも、上記カバーの固定はリベツトなどの嵩張
らない固着手段によるので、外観的にも、また車
体との取合関係上においても有利となり、しか
も、とくにタツチアツプしなくとも補用品として
の商品価値が維持される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す排気管系の
断面図、第2図は従来例を示す断面図である。 1……排気パイプ、4……マフラ、5……アウ
タパイプ、5a……前部延出部、5b……後部延
出部、6……前部取付板、13……端部パイプ、
14……後部取付板、17……前カバー、18…
…後カバー、Wa,Wb……溶接部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マフラの外筒を形成するアウタパイプの端部内
    周面に、別体の取付板を固定するとともに、上記
    取付板の内周に、排気通路の一部を形成するパイ
    プを溶接して固定し、かつ、アウタパイプの軸方
    向への延出部の内周に、上記溶接した部分を外部
    から覆うカバーを固定したことを特徴とするマフ
    ラのカバー構造。
JP1984138444U 1984-09-12 1984-09-12 Expired JPH0241297Y2 (ja)

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JP1984138444U JPH0241297Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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JP1984138444U JPH0241297Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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JPS6153514U JPS6153514U (ja) 1986-04-10
JPH0241297Y2 true JPH0241297Y2 (ja) 1990-11-02

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JPS541719U (ja) * 1977-06-07 1979-01-08

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JPS6153514U (ja) 1986-04-10

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