JP2858353B2 - 自動二輪車のフートレスト取付け装置 - Google Patents
自動二輪車のフートレスト取付け装置Info
- Publication number
- JP2858353B2 JP2858353B2 JP2132542A JP13254290A JP2858353B2 JP 2858353 B2 JP2858353 B2 JP 2858353B2 JP 2132542 A JP2132542 A JP 2132542A JP 13254290 A JP13254290 A JP 13254290A JP 2858353 B2 JP2858353 B2 JP 2858353B2
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- JP
- Japan
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- welded
- bracket
- footrest
- plate
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動二輪車のフートレスト取付け装置に
関する。
関する。
(従来の技術) 一般に、自動二輪車のフレームは、鋼管を適宜切断曲
げ加工などしたものを溶着して結合して作っている。こ
の場合には、左右のフレーム下部にホルダーを溶着し、
フートレストを連結したフートレストブラケットをホル
ダーに締着して取付けている。例えば、特開昭60−6728
3号公報参照。ところが、全体に鋼管で構成するフレー
ムは、フレーム中央部分に、エンジンの後部を懸架した
り、後ホークを取付けたりする部品を溶着する必要があ
り、溶着部品が多く、溶着コストが高くつく不都合があ
る。これに対し、各種の部品を取付けるフレーム中央部
分を、鋼板で外板と内板を箱状に形成したもので構成す
ると、形状の自由度が広がり、剛性が保てると共に、各
種の部品取付け部分の精度が高く保てて、製造コストも
安くできる。この場合には、フートレストブラケットを
取付ける部分には、外板の内側にスペーサーを溶着し
て、締付けたときの外板と内板の変形を防ぐようにして
いる。
げ加工などしたものを溶着して結合して作っている。こ
の場合には、左右のフレーム下部にホルダーを溶着し、
フートレストを連結したフートレストブラケットをホル
ダーに締着して取付けている。例えば、特開昭60−6728
3号公報参照。ところが、全体に鋼管で構成するフレー
ムは、フレーム中央部分に、エンジンの後部を懸架した
り、後ホークを取付けたりする部品を溶着する必要があ
り、溶着部品が多く、溶着コストが高くつく不都合があ
る。これに対し、各種の部品を取付けるフレーム中央部
分を、鋼板で外板と内板を箱状に形成したもので構成す
ると、形状の自由度が広がり、剛性が保てると共に、各
種の部品取付け部分の精度が高く保てて、製造コストも
安くできる。この場合には、フートレストブラケットを
取付ける部分には、外板の内側にスペーサーを溶着し
て、締付けたときの外板と内板の変形を防ぐようにして
いる。
(発明が解決しようとする課題) 外板に溶着したスペーサーと内板との間に、僅かでも
隙間があると、フートレストブラケットをナットで締着
しても、確実に締り切らない。そして時間経過と共に隙
間がなじんでなくなり、ナットに弛みができて、締付け
不十分になることがあって具合が悪い。
隙間があると、フートレストブラケットをナットで締着
しても、確実に締り切らない。そして時間経過と共に隙
間がなじんでなくなり、ナットに弛みができて、締付け
不十分になることがあって具合が悪い。
この発明は、かかる点に鑑み、フレーム中央部分を鋼
板製とすると共に、フートレストブラケットを確実に締
付けできて弛まないようにできる自動二輪車のフートレ
スト取付け装置を得ることを目的とする。
板製とすると共に、フートレストブラケットを確実に締
付けできて弛まないようにできる自動二輪車のフートレ
スト取付け装置を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明の自動二輪車の
フートレスト取付け装置は、左右のセンターフレームの
鋼板の外板と内板で箱状に形成し、該左右のセンターフ
レームの前上端に左右の前パイプを溶着すると共に後上
端に左右の後パイプを溶着するようにし、左右のセンタ
ーフレームの外板の下部内側にスペーサーとガードブラ
ケットを溶着し、内側のガードブラケットに内板のナッ
ト座面より大きくした孔の周りを溶着し、外板とスペー
サー及びガードブラケットに設けた長孔にフートレスト
を連結したフートレストブラケットのボスを挿入し、ボ
ス先端にナットを締着するようにしたことにある。
フートレスト取付け装置は、左右のセンターフレームの
鋼板の外板と内板で箱状に形成し、該左右のセンターフ
レームの前上端に左右の前パイプを溶着すると共に後上
端に左右の後パイプを溶着するようにし、左右のセンタ
ーフレームの外板の下部内側にスペーサーとガードブラ
ケットを溶着し、内側のガードブラケットに内板のナッ
ト座面より大きくした孔の周りを溶着し、外板とスペー
サー及びガードブラケットに設けた長孔にフートレスト
を連結したフートレストブラケットのボスを挿入し、ボ
ス先端にナットを締着するようにしたことにある。
(作 用) 外板の内側には、スペーサーとガードブラケットを重
ねて隙間なく溶着できる。そして、内側のガードブラケ
ットと内板の孔は、ガードブラケットと内板の間に僅か
に隙間があっても、溶着するので支障がない。フートレ
ストブラケットのボスは、外板に密着させて溶着したス
ペーサーとガードブラケットの三部品に設けた長孔に通
して、先端にナットを螺合して締着するので、隙間なし
に確実に締着できて、高い締付けトルクが得られ、途中
で弛むことがないようにできる。
ねて隙間なく溶着できる。そして、内側のガードブラケ
ットと内板の孔は、ガードブラケットと内板の間に僅か
に隙間があっても、溶着するので支障がない。フートレ
ストブラケットのボスは、外板に密着させて溶着したス
ペーサーとガードブラケットの三部品に設けた長孔に通
して、先端にナットを螺合して締着するので、隙間なし
に確実に締着できて、高い締付けトルクが得られ、途中
で弛むことがないようにできる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
センターフレーム1は、左右一対あって、鋼板を外板
2と内板3に分けてプレス成形し、箱状に合せて溶着す
るようにしてある。左右のセンターフレーム1には、前
上端に、左右の前パイプ4の後端を溶着し、後上端に、
左右の後パイプ5の前端を溶着する。センターフレーム
1の外板2の下部内側には、スペーサー6とガードブラ
ケット7の下部を重ね合せて溶着する。ガードブラケッ
ト7の下部は、溶着部をスペーサー6に合せて溶着し、
溶着個所を少くするものである。そして、内側のガード
ブラケット7には、内板3に設けたナット8の座面より
大きくした孔9の縁を溶着する。外板2とスペーサー6
及びガードブラケット7には、貫通させて欠円状の長孔
10を穿設してある。フートレストブラケット11は、外端
にフートレスト12の内端を軸着連結し、その内側にチェ
ンジペタル13を挿入して、回動自在に軸着するようにな
っている。フートレストブラケット11の内側のボス14
は、長孔10に挿入し、断面が長孔10に合せてあって、回
り止めできるようにしてある。そして、ボス14の先端
に、ナット8を螺合して締着する。外板2とスペーサー
6及びガードブラケット7は、密着させて溶着してある
ので、ナット8の強いトルクで締着でき、使用している
間に弛むことがないようにできる。センターフレーム1
には、エンジンケース15を取付け、後ホーク16の前端も
取付ける。ガードブラケット7には、ガードプレート17
を締着する。
2と内板3に分けてプレス成形し、箱状に合せて溶着す
るようにしてある。左右のセンターフレーム1には、前
上端に、左右の前パイプ4の後端を溶着し、後上端に、
左右の後パイプ5の前端を溶着する。センターフレーム
1の外板2の下部内側には、スペーサー6とガードブラ
ケット7の下部を重ね合せて溶着する。ガードブラケッ
ト7の下部は、溶着部をスペーサー6に合せて溶着し、
溶着個所を少くするものである。そして、内側のガード
ブラケット7には、内板3に設けたナット8の座面より
大きくした孔9の縁を溶着する。外板2とスペーサー6
及びガードブラケット7には、貫通させて欠円状の長孔
10を穿設してある。フートレストブラケット11は、外端
にフートレスト12の内端を軸着連結し、その内側にチェ
ンジペタル13を挿入して、回動自在に軸着するようにな
っている。フートレストブラケット11の内側のボス14
は、長孔10に挿入し、断面が長孔10に合せてあって、回
り止めできるようにしてある。そして、ボス14の先端
に、ナット8を螺合して締着する。外板2とスペーサー
6及びガードブラケット7は、密着させて溶着してある
ので、ナット8の強いトルクで締着でき、使用している
間に弛むことがないようにできる。センターフレーム1
には、エンジンケース15を取付け、後ホーク16の前端も
取付ける。ガードブラケット7には、ガードプレート17
を締着する。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明は、上述のように構成
したので、フートレストブラケットのボスをセンターフ
レームの外板とスペーサー及びガードブラケットに通し
てナットで確実に締着できて弛むことがなく剛性高くで
きる。そして、フートレストを取付けたフートレストブ
ラケットを直接センターフレームに締着するので、振動
を少くでき、ナットが内側に入って見えることがなく外
観がよくて、フレーム全体を安価に生産できる。
したので、フートレストブラケットのボスをセンターフ
レームの外板とスペーサー及びガードブラケットに通し
てナットで確実に締着できて弛むことがなく剛性高くで
きる。そして、フートレストを取付けたフートレストブ
ラケットを直接センターフレームに締着するので、振動
を少くでき、ナットが内側に入って見えることがなく外
観がよくて、フレーム全体を安価に生産できる。
図は本発明の一実施例を示し、 第1図は側面図、 第2図はセンターフレームの要部の側面図、 第3図は縦断背面図、 第4図は第3図の一部拡大図、 第5図はフレーム全体の側面図、 である。 1……センターフレーム、2……外板、3……内板、4
……前パイプ、5……後パイプ、6……スペーサー、7
……ガードブラケット、8……ナット、9……孔、10…
…長孔、11……フートレストブラケット、12……フート
レスト、14……ボス。
……前パイプ、5……後パイプ、6……スペーサー、7
……ガードブラケット、8……ナット、9……孔、10…
…長孔、11……フートレストブラケット、12……フート
レスト、14……ボス。
Claims (1)
- 【請求項1】左右のセンターフレームを鋼板の外板と内
板で箱状に形成し、該左右のセンターフレームの前上端
に左右の前パイプを溶着すると共に後上端に左右の後パ
イプを溶着するようにし、左右のセンターフレームの外
板の下部内側にスペーサーとガードブラケットを溶着
し、内側のガードブラケットに内板のナット座面より大
きくした孔の周りを溶着し、外板とスペーサー及びガー
ドブラケットに設けた長孔にフートレストを連結したフ
ートレストブラケットのボスを挿入し、ボス先端にナッ
トを締着するようにしたことを特徴とする自動二輪車の
フートレスト取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2132542A JP2858353B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 自動二輪車のフートレスト取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2132542A JP2858353B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 自動二輪車のフートレスト取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0427682A JPH0427682A (ja) | 1992-01-30 |
JP2858353B2 true JP2858353B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=15083716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2132542A Expired - Fee Related JP2858353B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 自動二輪車のフートレスト取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2858353B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7048083B1 (en) * | 2002-07-12 | 2006-05-23 | Paradigm Technologies, L.L.P. | Motorcycle including a unique frame and drive unit |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP2132542A patent/JP2858353B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0427682A (ja) | 1992-01-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |