JPH06234383A - 自動二輪車のサイドグリップ構造 - Google Patents

自動二輪車のサイドグリップ構造

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Publication number
JPH06234383A
JPH06234383A JP5023991A JP2399193A JPH06234383A JP H06234383 A JPH06234383 A JP H06234383A JP 5023991 A JP5023991 A JP 5023991A JP 2399193 A JP2399193 A JP 2399193A JP H06234383 A JPH06234383 A JP H06234383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tail cover
mudguard
motorcycle
seat rail
ribs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5023991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Kubo
裕 久保
Yasuyuki Kobayashi
泰之 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP5023991A priority Critical patent/JPH06234383A/ja
Publication of JPH06234383A publication Critical patent/JPH06234383A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 シートレールの外側方及び下方がテールカバ
ーによって覆われるタイプの自動二輪車で、メインスタ
ンドを立てたり、車体を横にズラす作業を支障なく容易
に行なうことを可能ならしめるサイドグリップ構造を提
供する。 【構成】 マッドガード19の両側部に車体前後方向に
長いボックス状部20Lを形成し、該ボックス状部20
Lに複数のリブ21を車体前後方向に適当な間隔で形成
するとともに、該リブ21をシートレール18の下部に
当接せしめ、テールカバー10の下端周縁10aを内側
に折り曲げてこれをマッドガード19のボックス状部2
0Lの下部に当接せしめてサイドグリップ構造を構成
し、メインスタンドを立てたり、車体を横にズラす作業
に際して、ライダーがテールカバー10に手を掛けてこ
れを持ち上げれば、ライダーの力はリブ21を介してシ
ートレール18に伝達されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にシートレールの外
側方及び下方がテールカバーによって覆われるタイプの
自動二輪車のサイドグリップ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車のメインスタンドを立てた
り、或いは車体を横にズラすときに用いられるサイドグ
リップは、一般には、シートレールに結着された金属製
の把手で構成されている。この場合、把手は少なくとも
その一部がテールカバーから露出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デザイン或
いは機能上の理由から、テールカバーの下部周縁を内側
に折り曲げてシートレールの側方及び下方を該テールカ
バーで覆うように構成する場合があるが、斯かる場合に
は、従来のようにサイドグリップをシートレールに結着
することができず、メインスタンドを立てたり、車体を
横にズラす作業が事実上できないことになる。この場
合、テールカバーをそのまま持って作業を行なうと、テ
ールカバーの剛性及び強度不足のためにこれが変形した
り、破損したりするという不具合が生ずる。
【0004】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、シートレールの外側方及び下
方がテールカバーによって覆われるタイプの自動二輪車
であっても、メインスタンドを立てたり、車体を横にズ
ラす作業を支障なく容易に行なうことができる自動二輪
車のサイドグリップ構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、マッドガードの両側部に車体前後方向に長いボ
ックス状部を形成し、該ボックス状部に複数のリブを車
体前後方向に適当な間隔で形成するとともに、該リブを
シートレールの下部に当接せしめ、テールカバーの下端
部周縁を内側に折り曲げてマッドガードの前記ボックス
状部の下部に当接せしめて自動二輪車のサイドグリップ
構造を構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明に係るサイドグリップ構造によれば、メ
インスタンドを立てたり、車体を横にズラす作業を行な
う場合には、テールカバーの内側に折り曲げられた下端
部周縁にライダーが手を掛けてこれを持ち上げれば、ラ
イダーの力はマッドガードのボックス状部に形成された
リブを介してシートレールに伝達され、車体後部が持ち
上げられて所要の作業がなされる。そして、この場合、
テールカバーの剛性及び強度は複数のリブによって補強
されるため、これに変形や破損が生じず、シートレール
の外側方及び下方がテールカバーによって覆われるタイ
プの自動二輪車であっても、メインスタンドを立てた
り、車体を横にズラす作業を支障なく容易に行なうこと
ができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0008】先ず、自動二輪車の概略構成を図6に基づ
いて説明する。
【0009】図6は自動二輪車の側面図であり、同図
中、1は車体フレームの一部を構成するヘッドパイプで
あり、このヘッドパイプ1には不図示のステアリングシ
ャフトが回動自在に挿通しており、該ステアリングシャ
フトの上端にはハンドル2が取り付けられている。又、
上記ステアリングシャフトにはフロントフォーク3の上
端部が取り付けられており、該フロントフォーク3の下
端部には前輪4が回転自在に軸支されている。
【0010】一方、前記ヘッドパイプ1からは車体フレ
ームを構成する左右一対のタンクレール5とダウンチュ
ーブ6が後方に向かって上下に延出しており、両者によ
って形成される空間部には4サイクル4気筒エンジン7
が収納されている。そして、エンジン7の上方には燃料
タンク8が配され、該燃料タンク8の後方にはタンデム
シート9が配され、更にその後方には樹脂製のテールカ
バー10が配されている。尚、エンジン7からは4本の
排気管11が延出しており、これらの排気管11は集合
されて車体の右側に配された1つのマフラー12に接続
されている。
【0011】又、上記タンクレール5とダウンチューブ
6とが結合されるコーナー部には左右一対のリヤアーム
ブラケット13が結着されており、該リヤアームブラケ
ット13にはリヤアーム14の前端がピボットシャフト
15にて上下に回動自在に支承されている。
【0012】そして、上記リヤアーム14の後端部には
駆動輪である後輪16が回転自在に軸支されており、リ
ヤアーム14は左右一対のリヤクッション17を介して
車体フレームに懸架されている。
【0013】ここで、本発明に係るサイドグリップ構造
を図1乃至図5に基づいて説明する。尚、図1は自動二
輪車のテールカバー部の側面図、図2は図1のA−A線
拡大断面図、図3はマッドガードの側面図、図4はマッ
ドガードの平面図、図5はマッドガードの部分斜視図で
ある。
【0014】図1に示すように、タンデムシート9の後
方に配される前記樹脂製のテールカバー10は、これの
内側に配される左右一対の金属パイプ製のシートレール
18と樹脂製のマッドガード19を覆っている。
【0015】上記マッドガード19は、図3乃至図5に
示すような形状に樹脂にて一体成形され、その後半部の
左右両側部には、図4に示すように、車体前後方向(図
4の左右方向)に長いボックス状部20L,20Rがそ
れぞれ一体に形成されている。尚、本実施例において
は、右側のボックス状部20Rの長さの方が左側のボッ
クス状部20Lのそれよりも長く設定されている。
【0016】そして、上記各ボックス状部20L,20
Rには複数の板状リブ21が車体前後方向に適当な間隔
で一体に形成されており、各リブ21の上面は前記シー
トレール18の外形形状の合わせて円弧状に成形され、
図2に示すように、該リブ21の上面はシートレール1
8の下部に当接せしめられている。尚、リブ21とシー
トレール18の間に隙間が形成されていても良い。
【0017】従って、左右一対のシートレール18は、
マッドガード19の左右のボックス状部20L,20R
に形成された複数のリブ21によってその下面が各々受
けられていることになる。
【0018】又、シートレール18とマッドガード19
を覆う前記テールカバー10は、図2に示すように、そ
の下端部周縁10aが内側に略直角に折り曲げられてマ
ッドガード19のボックス状部20Lの下面に当接せし
められている。尚、テールカバー10の下端部周縁10
aとマッドガード19の間に隙間が形成されていても良
い。
【0019】以上、図2に示す構造が本発明に係るサイ
ドグリップ構造の一方(車体左側部分)を構成するが、
他方(車体右側部分)の構成も同様であるため、それに
ついての図示及び説明は省略する。
【0020】而して、以上説明したサイドグリップ構造
を有する自動二輪車において、ライダーがメインスタン
ドを立てたり、車体を横にズラす作業を行なう場合、図
2に示すように、テールカバー10の内側に折り曲げら
れた下端部周縁10aにライダーが手を掛けてこれを持
ち上げれば、ライダーの力はマッドガード19のボック
ス状部20Lに形成されたリブ21を介してシートレー
ル18に伝達され、車体後部が持ち上げられて所要の作
業がなされる。そして、この場合、テールカバー10及
びマッドガード19の剛性及び強度は複数のリブ21に
よって補強されるため、これらに変形や破損が生じず、
シートレール18の外側方及び下方がテールカバー10
によって覆われるタイプの本実施例に係るような自動二
輪車であっても、メインスタンドを立てたり、車体を横
にズラす作業を支障なく容易に行なうことができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、マッドガードの両側部に車体前後方向に長いボッ
クス状部を形成し、該ボックス状部に複数のリブを車体
前後方向に適当な間隔で形成するとともに、該リブをシ
ートレールの下部に当接せしめ、テールカバーの下端部
周縁を内側に折り曲げてマッドガードの前記ボックス状
部の下部に当接せしめて自動二輪車のサイドグリップ構
造を構成したため、シートレールの外側方及び下方がテ
ールカバーによって覆われるタイプの自動二輪車であっ
ても、メインスタンドを立てたり、車体を横にズラす作
業を支障なく容易に行なうことができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動二輪車のテールカバー部の側面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】自動二輪車のマッドガードの側面図である。
【図4】自動二輪車のマッドガードの平面図である。
【図5】自動二輪車のマッドガードの部分斜視図であ
る。
【図6】自動二輪車の側面図である。
【符号の説明】
10 テールカバー 10a テールカバーの下端部周縁 18 シートレール 19 マッドガード 20L ボックス状部 20R ボックス状部 21 リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マッドガードの両側部に車体前後方向に
    長いボックス状部を形成し、該ボックス状部に複数のリ
    ブを車体前後方向に適当な間隔で形成するとともに、該
    リブをシートレールの下部に当接せしめ、テールカバー
    の下端部周縁を内側に折り曲げてマッドガードの前記ボ
    ックス状部の下部に当接せしめて構成されることを特徴
    とする自動二輪車のサイドグリップ構造。
JP5023991A 1993-02-12 1993-02-12 自動二輪車のサイドグリップ構造 Pending JPH06234383A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5023991A JPH06234383A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 自動二輪車のサイドグリップ構造

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JP5023991A JPH06234383A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 自動二輪車のサイドグリップ構造

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JPH06234383A true JPH06234383A (ja) 1994-08-23

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ID=12126053

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JP5023991A Pending JPH06234383A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 自動二輪車のサイドグリップ構造

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JP (1) JPH06234383A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002029475A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車用リヤフェンダー
JP2008213534A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車のグリップ構造
JP2009073279A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車
JP2010228572A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008213534A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車のグリップ構造
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