JP6721640B2 - 鞍乗り型車両のマフラー - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンから延びる排気管と、排気管の後端に接続されて、排気音を消音するサイレンサーと、サイレンサーの外面を覆う第1プロテクターと、少なくとも部分的に第1プロテクターに覆い被さる第2プロテクターとを備える鞍乗り型車両のマフラーに関する。
第1プロテクターと、第1プロテクターに覆い被さる第2プロテクターとは共通のねじでサイレンサーの外面に共締めされる。共締めなので、1つの作業で第1プロテクターおよび第2プロテクターは同時にサイレンサーに取り付けられることができる。取り付けの作業効率は高められる。
特開2005−344552号公報
しかしながら、第1プロテクターおよび第2プロテクターは板材から成形されることから、共締めのねじから遠ざかるにつれて第1プロテクターおよび第2プロテクターは振動しやすい。特に、第2プロテクターは外縁で第1プロテクターに接近することから、第1プロテクターおよび第2プロテクターの間に十分に間隔が確保されなければ、振動に応じて第1プロテクターおよび第2プロテクターの間で衝突音が発生してしまう。その一方で、間隔が広がると、見栄えは悪化してしまう。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、第2プロテクターの固定強度を高めることができるマフラーを提供することを目的とする。
本発明の第1側面によれば、エンジンから延びる排気管と、前記排気管の後端に接続されて、排気音を消音するサイレンサーと、前記サイレンサーの外面を覆う第1プロテクターと、少なくとも部分的に前記第1プロテクターに覆い被さる第2プロテクターとを備える鞍乗り型車両のマフラーにおいて、前記第1プロテクターおよび前記第2プロテクターは前記サイレンサーに共締めされるとともに、前記第2プロテクターは、前記サイレンサーから前記第1プロテクターを貫通して延びる支持ステーに接続される鞍乗り型車両のマフラーが提供される。
側面によれば、第1側面の構成に加えて、前記第2プロテクターは、共締めにあたって締結具を受け入れる貫通孔を有する第1板部と、前記第1板部から屈曲し、内面で前記支持ステーに連結される第2板部とを有する。
側面によれば、第1または第2側面の構成に加えて、前記第1プロテクターには、前記第2プロテクターで覆われる複数の開口が形成される。
側面によれば、車両の走行中に、間隔から第2プロテクターの内側に気流が流れ込み、第1プロテクターおよび第2プロテクター内の熱籠りは抑制されることができる。
第1側面によれば、外側の第2プロテクターは内側の第1プロテクターを貫通してサイレンサーに直接に連結されるので、第2プロテクターは強固に固定されることができる。
しかも、第1プロテクターおよび第2プロテクターは共締めされるので、第2プロテクターは第1プロテクターに対して簡単に位置決めされることができる。
側面によれば、屈曲域の働きで第2プロテクターの剛性は高められる。屈曲域を挟んで第1板部および第2板部はそれぞれサイレンサーに支持されるので、第2プロテクターは安定して支持されることができる。
側面によれば、サイレンサーの熱は開口から第1プロテクターの外側に抜ける一方で、開口は第2プロテクターで覆われるのでマフラーの見栄えは良好に維持されることができる。
側面によれば、車両の走行中に、間隔から第2プロテクターの内側に気流が流れ込み、第1プロテクターおよび第2プロテクター内の熱籠りは抑制されることができる。
鞍乗り型車両の一具体例である自動二輪車の全体構成を概略的に示す側面図である。 排気管から後方の排気マフラーの構成を概略的に示す拡大上方側面図である。 図2の3−3線に沿った拡大断面図である。 図2の4−4線に沿った拡大断面図である。 第2プロテクターが外された状態でサイレンサーおよび第1プロテクターに組立体を概略的に示す拡大上方側面図である。 図3の6−6線に沿った拡大断面図である。 サイレンサーの拡大上方側面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。ここで、車体の上下前後左右は自動二輪車に乗車した乗員の目線に基づき規定されるものとする。
図1は本発明の一実施形態に係る自動二輪車(鞍乗り型車両)の全体構成を概略的に示す。自動二輪車11は車体フレーム12を備える。車体フレーム12の前端でヘッドパイプ13にはフロントフォーク14が操向可能に支持される。フロントフォーク14には車軸15回りで回転自在に前輪WFが支持される。フロントフォーク14にはヘッドパイプ13の上側でハンドルバー16が結合される。車体フレーム12の後側でピボットフレーム17にはスイングアーム18が車幅方向に水平に延びる支軸19回りで揺動自在に支持される。スイングアーム18の後端には車軸21回りで回転自在に後輪WRが支持される。
前輪WFおよび後輪WRの間で車体フレーム12にはエンジン23が搭載される。エンジン23は回転軸線Rx回りで動力を生み出す。エンジン23の動力は動力伝達装置を経て後輪WRに伝達される。なお、本説明中では既知の内燃機関と同様な構成に関し説明が割愛されることがある。
エンジン23には、浄化機能および消音機能を果たしながらエンジン23の排ガスを車体後方に排出する排気マフラー24が接続される。排気マフラー24は、エンジン23の排気路に上流端で接続されてエンジン23の下方をくぐって後方に延びる排気管25と、後輪WRの前方であってスイングアーム18の下方で排気管25の下流端に接続され、後輪WRの側方で車軸21よりも高い位置に排気口26aを配置するサイレンサー26と、サイレンサー26の外面を覆う第1プロテクター27と、少なくとも部分的に第1プロテクター27に覆い被さる第2プロテクター28とを備える。第1プロテクター27は、上方からサイレンサー26の上側の半円筒体を覆う。第1プロテクター27は例えば樹脂材から成型される。
サイレンサー26は、その外面に溶接で固定される取り付けステー29を介して車体フレーム12に連結される。取り付けステー29は車体フレーム12にボルト31aおよびナット31bで締結される。サイレンサー26はエンジン23の消音機能を果たす。エンジン23の排ガスはサイレンサー26の排気口26aから後方に排出される。
エンジン23の上方で車体フレーム12には燃料を貯蔵する燃料タンク32が搭載される。燃料タンク32の後方で車体フレーム12には乗員シート33が搭載される。燃料タンク32からエンジン23の燃料噴射装置(図示されず)に燃料は供給される。自動二輪車11の運転にあたって乗員は乗員シート33を跨ぐ。
図2に示されるように、第2プロテクター28は、上向きに平たい板面を配置して前下がりに緩く傾斜しながら前後方向に延びる第1板部28aと、前後方向に延びる稜線34を挟んで第1板部28aから連続し、車体左右方向に外側に向かって下りながら広がり、屈曲域35を挟んで前後に区分けされる第2板部28bと、屈曲域35の前後で稜線36を挟んで第2板部28bから連続し、下方に向かって広がる第3板部28cとを有する。第2プロテクター28は、例えばアルミニウムといった1枚の金属板から打ち抜き加工されて成形されればよい。第1プロテクター27には第2プロテクター28を収容する凹部37が形成される。凹部37の輪郭は第2プロテクター28の外縁に倣う。凹部では、図3および図4に示されるように、第2プロテクター28の外縁と第1プロテクター27との間に間隔が形成される。
第1板部28aは、取り付けステー29よりも前方に配置されて、締結具としてのボルト38aの頭を収容する第1小凹部39aと、取り付けステー29よりも後方に配置されて、締結具としてのボルト38bの頭を収容する第2小凹部39bとを有する。図3に示されるように、第1小凹部39aは、第1プロテクター27に取り付けられる樹脂製のブッシュ41とともに、サイレンサー26に溶接される前側の固定用ステー42にボルト38aで共締めされる平板部43を有する。ボルト38aの軸部は、平板部43に形成される貫通孔を通過する。固定用ステー42には、2つの脚部42aでサイレンサー26の外面から距離をおいて保持され、重ねられるブッシュ41および第1小凹部39aの平板部43を受け止める座板42bが形成される。座板42bの内面にはボルト38aの軸部に結合されるナットが固定される。ブッシュ41は、第1プロテクター27に一体に成形されてもよく、第1プロテクター27の貫通孔に嵌め込まれてもよい。
図4に示されるように、第2小凹部39bは、第1プロテクター27に取り付けられる樹脂製のブッシュ44とともに、サイレンサー26に溶接される後側の固定用ステー45にボルト38bで共締めされる平板部46を有する。ボルト38bの軸部は、平板部46に形成される貫通孔を通過する。固定用ステー45には、2つの脚部45aでサイレンサー26の外面から距離をおいて保持され、重ねられるブッシュ44および第2小凹部39bの平板部46を受け止める座板45bが形成される。座板45bの内面にはボルト38bの軸部に結合されるナットが固定される。ブッシュ44は、第1プロテクター27に一体に成形されてもよく、第1プロテクター27の貫通孔に嵌め込まれてもよい。
図5に示されるように、第1プロテクター27には、第2プロテクター28の第1小凹部39aに対応してブッシュ41を支持し、ボルト38aで固定用ステー42に連結される平板状の第1共締め部47aと、第2プロテクター28の第2小凹部39bに対応してブッシュ44を支持し、ボルト38bで固定用ステー45に連結される平板状の第2共締め部47bとが形成される。凹部37内で、第1プロテクター27には、第1共締め部47aの前方に配置されて、第2プロテクター28で覆われる第1開口48と、第1共締め部47aおよび第2共締め部47bの間に配置されて、第2プロテクター28で覆われる第2開口49と、第2共締め部47bの後方に配置されて、第2プロテクター28に覆われる第3開口51とが形成される。
第1開口48および第2開口49の間には、サイレンサー26の外面に溶接されて、サイレンサー26の外面から立ち上がる支持ステー52を受け入れる第4開口53が形成される。図3に示されるように、支持ステー52はサイレンサー26の外面から第1プロテクター27を貫通して延び、第2プロテクター28に接続される。支持ステー52と第1プロテクター27との間には間隔が形成され、支持ステー52は第1プロテクター27に接触していない。
図3に示されるように、第2プロテクター28には、第2板部28bの内面に連結部材54が固定される。連結部材54は例えば樹脂材から成形される。連結部材54は、第2板部28bの内面に溶接で固定される板材55で第2板部28bとの間に挟み込まれる。連結部材54には、例えば図6に示されるように、支持ステー52の連結板52aを受け入れる差し込み口56が形成される。支持ステー52の連結板52aは所定の圧力で連結部材54の差し込み口56に板面に沿って差し込まれて固定される。
図7に示されるように、サイレンサー26の外面には、支持ステー52の前方に配置される第1連結ステー57aと、支持ステー52の後方に配置される第2連結ステー57bとが固定される。第1連結ステー57aおよび第2連結ステー57bはともにサイレンサー26の外面に溶接されればよい。
第1連結ステー57aおよび第2連結ステー57bにそれぞれ対応して第1プロテクター27の内面には連結部材58が固定される。
連結部材58は連結部材54と同様に第1連結ステー57aおよび第2連結ステー57bの連結板に結合される。
サイレンサー26の筒体には、前端に位置するレゾネーター室61と、レゾネーター室61に第1隔壁62で隔てられて、レゾネーター室61の後方に位置する膨張室63と、膨張室63に第2隔壁64で隔てられて、膨張室63の後方に位置する補助膨張室65とが形成される。排気管25は第1隔壁62を貫通して膨張室63で開口する。レゾネーター室61では、排気管25に管壁を貫通する複数の連通孔66が形成される。連通孔66を通じて排気管25の内外で排ガスが行き来することで、共鳴が発生し、消音が実現される。
補助膨張室65内には、第2隔壁64を貫通して膨張室63に開口する第1管材67と、
補助膨張室65内で開口して排気口26aに接続される第2管材68とが配置される。膨張室63から第1管材67を通って補助膨張室65に導入される排ガスは補助膨張室65内で第2管材68に流入して外気に放出される。
本実施形態に係る排気マフラー24は、サイレンサー26から第1プロテクター27を貫通して延びて、第2プロテクター28に接続される支持ステー52を備える。したがって、外側の第2プロテクター28は内側の第1プロテクター27を貫通してサイレンサー26に直接に連結される。第2プロテクター28は強固に固定される。
本実施形態に係る排気マフラー24では第1プロテクター27および第2プロテクター28はサイレンサー26に共締めされる。第1プロテクター27および第2プロテクター28は共締めされるので、第2プロテクター28は第1プロテクター27に対して簡単に位置決めされることができる。しかも、稜線34に直交して、共締めに用いられるボルト38aに後方から接する仮想平面と、稜線34に直交して、共締めに用いられるボルト38bに前方から接する仮想平面との間に支持ステー52は配置されるので、共締めの効果と相俟って第2プロテクター28は強固に固定されることができる。
第2プロテクター28は、共締めにあたってボルト38a、38bを受け入れる貫通孔を有する第1板部28aと、第1板部28aから屈曲し、内面で支持ステー52に連結される第2板部28bとを有する。屈曲域の働きで第2プロテクター28の剛性は高められる。屈曲域を挟んで第1板部28aおよび第2板部28bはそれぞれサイレンサー26に支持されるので、第2プロテクター28は安定して支持される。
第1プロテクター27には、第2プロテクター28で覆われる複数の開口48、49、51が形成される。サイレンサー26の熱は開口48、49、51から第1プロテクター27の外側に抜ける一方で、開口48、49、51は第2プロテクター28で覆われるので排気マフラー24の見栄えは良好に維持される。空気が留まりやすい第1小凹部39aおよび第2小凹部39bの間に開口49が形成されるので、熱籠りは効果的に抑制されることができる。
本実施形態では、第1プロテクター27には、第2プロテクター28を収容する凹部37が形成され、第2プロテクター28の外縁と第1プロテクター27との間には間隔が形成される。したがって、自動二輪車11の走行中に、間隔から第2プロテクター28の内側に気流が流れ込み、第1プロテクター27および第2プロテクター28内の熱籠りは抑制される。特に、凹部37は、前方で第2プロテクター28の第1板部28a、第2板部28bおよび第3板部28cを受け、第2小凹部39bよりも前方で第3板部28cが途切れることで後方にいくにつれて狭まるので、走行中の気流は効率的に集められ、熱籠りはさらに効果的に抑制されることができる。第1プロテクター27の凹部37は第1プロテクター28の前端部を幅広に覆うように形成されるので、前方から流通する走行風は第2プロテクター28の広い範囲にわたって流れることができる。
第1プロテクター27に覆い被さる第2プロテクター28は金属材料から成形されるものの、第2プロテクター28は樹脂製の第1プロテクター27の働きで金属製のサイレンサー26から離隔するので、第2プロテクター28にはサイレンサー26から熱は伝わりにくい。加えて、金属同士の摩擦で生じる異音も回避されることができる。ただし、第1プロテクター27は樹脂材に代わって鉄といった金属材料から成形されてもよい。
11…鞍乗り型車両(自動二輪車)、23…エンジン、25…排気管、26…サイレンサー、27…第1プロテクター、28…第2プロテクター、28a…第1板部、28b…第2板部、37…凹部、38a…締結具(ボルト)、38b…締結具(ボルト)、48…開口(第1開口)、49…開口(第2開口)、51…開口(第3開口)、52…支持ステー。

Claims (4)

  1. エンジン(23)から延びる排気管(25)と、
    前記排気管(25)の後端に接続されて、排気音を消音するサイレンサー(26)と、
    前記サイレンサー(26)の外面を覆う第1プロテクター(27)と、
    少なくとも部分的に前記第1プロテクター(27)に覆い被さる第2プロテクター(28)とを備える鞍乗り型車両のマフラー(24)において、
    前記第1プロテクター(27)および前記第2プロテクター(28)は前記サイレンサー(26)に共締めされるとともに、前記第2プロテクター(28)は、前記サイレンサー(26)から前記第1プロテクター(27)を貫通して延びる支持ステー(52)に接続されることを特徴とする鞍乗り型車両のマフラー。
  2. 請求項1に記載の鞍乗り型車両のマフラーにおいて、前記第2プロテクター(28)は、共締めにあたって締結具(38a、38b)を受け入れる貫通孔を有する第1板部(28a)と、前記第1板部(28a)から屈曲し、内面で前記支持ステー(52)に連結される第2板部(28b)とを有することを特徴とする鞍乗り型車両のマフラー。
  3. 請求項1または2に記載の鞍乗り型車両のマフラーにおいて、前記第1プロテクター(27)には、前記第2プロテクター(28)で覆われる複数の開口(48、49、51)が形成されることを特徴とする鞍乗り型車両のマフラー。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両のマフラーにおいて、前記第1プロテクター(27)には、前記第2プロテクター(28)を収容する凹部(37)が形成され、前記第2プロテクター(28)の外縁と前記第1プロテクター(27)との間には間隔が形成されることを特徴とする鞍乗り型車両のマフラー。
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