JP7263534B2 - 鞍乗型車両のエアクリーナ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両のエアクリーナ構造に関する。
本願は、2019年9月30日に出願された日本特許出願2019-180525号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、鞍乗型車両のエアクリーナケースに電装部品を設けた構造が知られている。例えば、特許文献1では、エアクリーナケースの上面に凹部を設け、この凹部に電装部品を配置している。電装部品は、エアクリーナケースにおいてクリーンサイドに臨む位置に配置されている。
特開2018-70057号公報
ところで、エアクリーナケースに対する電装部品の配置位置によってはクリーンサイドの有効容積が減少する可能性がある。
本発明は、鞍乗型車両のエアクリーナ構造においてクリーンサイドの有効容積の減少を抑制することを目的とする。
(1)本発明の態様に係る鞍乗型車両のエアクリーナ構造は、鞍乗型車両(1)に搭載されフィルタエレメント(63)によって区画されたダーティサイド(61)及びクリーンサイド(62)を有するエアクリーナケース(60)と、前記クリーンサイド(62)から内燃機関(10)側へ吸気を導入するコネクティングチューブ(52)と、少なくとも一部が前記エアクリーナケース(60)の仮想最外面(SV)よりも内側に位置する電装部品(80)と、を備え、前記コネクティングチューブ(52)は、前記クリーンサイド(62)の内部に延びており、前記電装部品(80)の少なくとも一部は、前記コネクティングチューブ(52)の径方向において前記仮想最外面(SV)と前記コネクティングチューブ(52)の外面との間に配置されている。
(2)上記(1)に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造では、前記エアクリーナケース(60)は、前記仮想最外面(SV)よりも内側に窪む凹部(70)を有し、前記電装部品(80)は、前記凹部(70)に設けられていてもよい。
(3)上記(2)に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造では、前記凹部(70)は、前記吸気の流れ方向(DF)で前記コネクティングチューブ(52)の上流開口端(54)よりも下流側に配置されていてもよい。
(3)上記(2)に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造では、前記凹部(70)は、前記エアクリーナケース(60)の上面に形成されていてもよい。
(4)上記(2)または(3)に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造では、前記凹部(70)は、前記エアクリーナケース(60)の上面に形成されていてもよい。
(5)上記(2)から(4)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造では、前記吸気の流れ方向(DF)で前記凹部(70)よりも上流側であって前記コネクティングチューブ(52)の上流開口端(54)の近傍には、前記吸気の流れ方向(DF)と交差する方向に延びる邪魔板(75)が設けられていてもよい。
(6)上記(5)に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造では、前記邪魔板(75)は、前記吸気の流れ方向(DF)から見て、前記上流開口端(54)を避ける逃げ部(76)を有してもよい。
(7)上記(2)から(6)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造では、前記電装部品(80)は、配線(81)が接続される端子部(82)を有し、前記凹部(70)は、前記端子部(82)の側に傾斜する底面(71)を有してもよい。
(8)上記(2)から(7)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造では、前記エアクリーナケース(60)は、第一半体(65)及び第二半体(66)を備え、前記凹部(70)は、前記第一半体(65)のみに形成されていてもよい。
(9)上記(1)から(8)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造では、前記鞍乗型車両(1)は、ヘッドパイプ(21)から後方に延びる左右一対のフレーム(22)と、前記左右一対のフレーム(22)の上部に設けられる燃料タンク(15)と、を更に備え、前記電装部品(80)は、前記左右一対のフレーム(22)の車幅方向の間に配置され、かつ、前記燃料タンク(15)によって上方から覆われていてもよい。
本発明の上記(1)に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造によれば、コネクティングチューブは、クリーンサイドの内部に延びており、電装部品の少なくとも一部は、コネクティングチューブの径方向において仮想最外面とコネクティングチューブの外面との間に配置されていることで、以下の効果を奏する。
電装部品の少なくとも一部がクリーンサイドにおいてコネクティングチューブの周囲のデッドスペースに配置されるため、クリーンサイドのうち吸気の流れ方向でコネクティングチューブよりも上流側の空間(有効容積)の電装部品による容積減少を抑制することができる。したがって、クリーンサイドの有効容積の減少を抑制することができる。
本発明の上記(2)に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造によれば、エアクリーナケースは、仮想最外面よりも内側に窪む凹部を有し、電装部品は、凹部に設けられていることで、以下の効果を奏する。
電装部品がエアクリーナケースの内側に設けられている場合と比較して、電装部品の保持が容易であり、電装部品をエアクリーナケースに組み付けやすい。
本発明の上記(3)に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造によれば、凹部は、吸気の流れ方向でコネクティングチューブの上流開口端よりも下流側に配置されていることで、以下の効果を奏する。
凹部が吸気の流れ方向でコネクティングチューブの上流開口端よりも上流側に配置されている場合と比較して、凹部によるクリーンサイドの有効容積の減少を抑制することができる。
本発明の上記(4)に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造によれば、凹部は、エアクリーナケースの上面に形成されていることで、以下の効果を奏する。
電装部品の自重をエアクリーナケースの上面で受けることができる。そのため、電装部品が比較的重量物であっても、電装部品の保持が容易であり、電装部品のエアクリーナケースへの組み付け性も向上する。
本発明の上記(5)に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造によれば、吸気の流れ方向で凹部よりも上流側であってコネクティングチューブの上流開口端の近傍には、吸気の流れ方向と交差する方向に延びる邪魔板が設けられていることで、以下の効果を奏する。
邪魔板によって吸気が凹部の周囲の空間に流れ込み、気流の乱れが生じることを抑制することができる。したがって、コネクティングチューブの上流開口端から吸気を効率的に吸入することができる。
本発明の上記(6)に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造によれば、邪魔板は、吸気の流れ方向から見て、上流開口端を避ける逃げ部を有することで、以下の効果を奏する。
逃げ部によってコネクティングチューブの上流開口端からの吸気の吸入の妨げになることを回避することができる。
本発明の上記(7)に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造によれば、電装部品は、配線が接続される端子部を有し、凹部は、端子部の側に傾斜する底面を有することで、以下の効果を奏する。
凹部に入り込んだ水は、凹部の底面の傾斜に沿って流れ、端子部の側から排出される。したがって、凹部の水抜きが可能となる。
本発明の上記(8)に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造によれば、エアクリーナケースは、第一半体及び第二半体を備え、凹部は、第一半体のみに形成されていることで、以下の効果を奏する。
凹部が第一半体及び第二半体に跨って形成されている場合と比較して、凹部を形成しやすい。
本発明の上記(9)に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造によれば、鞍乗型車両は、ヘッドパイプから後方に延びる左右一対のフレームと、左右一対のフレームの上部に設けられる燃料タンクと、を更に備え、電装部品は、左右一対のフレームの車幅方向の間に配置され、かつ、燃料タンクによって上方から覆われていることで、以下の効果を奏する。
電装部品が左右一対のフレーム及び燃料タンクによって囲まれるため、電装部品を外乱から保護することができる。
実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 実施形態に係る自動二輪車の燃料タンクを省略した上面図である。 図2のIII-III断面図である。 図2のIV-IV断面図である。 実施形態に係る邪魔板を吸気方向から見た図である。 実施形態に係るエアクリーナケースに対する電装部品の設置の一例を示す斜視図である。 実施形態に係るエアクリーナケースに対する電装部品の設置の他の例を示す、図6に相当する斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、及び車両上方を示す矢印UPが示されている。図中符号CLは、車体左右中心線を示す。
<車両全体>
図1は、鞍乗型車両の一例としての自動二輪車1を示す。図1を参照し、自動二輪車1は、ハンドル2によって操向される前輪3と、エンジン10(内燃機関)を含むパワーユニット5によって駆動される後輪4と、を備える。例えば、エンジン10は、単気筒エンジンである。以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。
ハンドル2及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム20前端のヘッドパイプ21に操向可能に支持されている。例えば、ハンドル2は、円筒状の一本の金属製ハンドルパイプを曲げて製作したバーハンドルである。ヘッドパイプ21には、ハンドル2に接続されたハンドル操向軸が挿通されている。車体フレーム20の前後中央部にはパワーユニット5が配置されている。パワーユニット5の後側には、スイングアーム6が配置されている。スイングアーム6は、車体フレーム20の後下部において、ピボット軸7を中心に上下に揺動可能に支持されている。スイングアーム6と車体フレーム20の後部との間には、リヤサスペンション8が介装されている。
例えば、車体フレーム20は、複数の鋼材を溶接等により一体に結合して形成されている。車体フレーム20は、前側ほど下方に位置するように傾斜して上下に延びる円筒状のヘッドパイプ21と、ヘッドパイプ21の上部から後下方に延びる左右一対のメインフレーム22(フレーム)と、ヘッドパイプ21の下部から後下方に延びる左右一対のサポートフレーム23と、サポートフレーム23の前部からメインフレーム22よりも急傾斜で後下方へ延びる左右一対のダウンフレーム24と、メインフレーム22の後部から下方に延びる左右一対のピボットプレート25と、メインフレーム22の後上部から後上方に延びる左右一対のシートレール26と、メインフレーム22の後下端部から後上方に延びる左右一対のサポートレール27と、左右のシートレール26の車幅方向の間をわたすクロスプレート28(図2参照)と、を備える。
メインフレーム22の上部には、燃料タンク15が設けられている。燃料タンク15の後方においてシートレール26の上方には、運転者が着座する前部シート16が配置されている。前部シート16の後方には、同乗者が着座する後部シート17が配置されている。
エンジン10は、クランクケース11と、クランクケース11の前部から前上方に突出するシリンダ部12と、を備える。
クランクケース11の前端部は、第一エンジンハンガ13を介して左右ダウンフレーム24の下端部に取り付けられている。クランクケース11の後下部は、第二エンジンハンガ14を介して左右ピボットプレート25の下端部に取り付けられている。
シリンダ部12には、吸気装置30及び排気装置40が接続されている。吸気装置30は、シリンダ部12の後壁に接続され且つ吸気ポート(不図示)に連通して吸気量を調整するスロットルボディ31と、スロットルボディ31への吸気を清浄化してパワーユニット5へ吸気を行うエアクリーナユニット32と、を備える。
排気装置40は、シリンダ部12の前壁に接続され且つ排気ポート(不図示)に連通してパワーユニット5の前方を下方に延びた後に屈曲してパワーユニット5の下方を前後に延びる排気管41と、排気管41の後端に接続されるとともに後輪4の右側方において斜め後上方に延びるマフラ42と、を備える。
なお、図1において、符号45は前輪3の左右に配置される左右一対のフロントフォーク、符号46は前輪3を上方から覆うフロントフェンダ、符号47はメインフレーム22とダウンフレーム24とを連結する左右一対のガセット、符号48はシリンダ部12の前方のラジエタ(不図示)の左右に配置されるカウル、符号49は燃料タンク15の左右に配置されるカバーをそれぞれ示す。
<エアクリーナユニット>
車両前後中央部において左右メインフレーム22の車幅方向内方には、エアクリーナユニット32が設けられている(図2参照)。エアクリーナユニット32は、エアクリーナ50と、エアクリーナ50内に吸気を導くための吸気ダクト51と、エアクリーナ50内とスロットルボディ31とを連通させるコネクティングチューブ52と、を備える。
<エアクリーナ>
図2に示すように、エアクリーナ50は、左右一対のシートレール26の車幅方向の間に配置されている。エアクリーナ50は、左右一対のシートレール26に支持されている。図中符号55は、エアクリーナ50をシートレール26で支持するための左右一対の支持部を示す。
図3に示すように、エアクリーナ50は、エアクリーナケース60と、エアクリーナケース60内をダーティサイド61とクリーンサイド62とに区画するフィルタエレメント63と、を備える。
エアクリーナケース60は、後側ほど上下方向の幅(高さ)が大きい箱状をなしている。エアクリーナケース60は、エアクリーナケース60の前部に位置する第一半体65と、第一半体65の後部に結合された第二半体66と、を備える。
第一半体65は、後方に開放する箱状をなしている。第一半体65は、後側ほど上下方向の幅(高さ)が大きくなっている。第一半体65は、前側ほど車幅方向の幅が小さくなっている(図2参照)。第一半体65は、下方に開放する箱状をなす上部半体67と、上部半体67の下部に結合された下部半体68と、を備える。
第二半体66は、前方に開放する箱状をなしている。図2の上面視で、第二半体66は、後方に凸の外形をなしている。
図3に示すように、フィルタエレメント63は、第一半体65(上部半体67)の後縁部及び第二半体66の前縁部によって支持されている。図3の断面視で、フィルタエレメント63は、前側ほど上方に位置するように傾斜して上下に延びる矩形断面形状をなしている。
<吸気ダクト>
吸気ダクト51は、ダーティサイド61を外部に連通させる。吸気ダクト51は、後側ほど上方に位置するように傾斜して延びる筒状をなしている。吸気ダクト51は、上面視で車体左右中心線CLと重なる位置に配置されている(図2参照)。吸気ダクト51の前部開口は、フィルタエレメント63の後面中央部に向かって指向している。吸気ダクト51の前端部は、第二半体66の後上部に結合されている。吸気ダクト51は、シートレール26に沿うように配置されている(図1参照)。
<コネクティングチューブ>
コネクティングチューブ52は、クリーンサイド62からエンジン10側へ吸気を導入する(図1参照)。コネクティングチューブ52は、上方に凸の湾曲した筒状をなしている。コネクティングチューブ52は、クリーンサイド62の内部に延びている。コネクティングチューブ52の内径は、後側(吸気の流れ方向DFの上流側)ほど大きくなっている。コネクティングチューブ52の後部開口は、フィルタエレメント63の前面に向かって指向している。コネクティングチューブ52は、自身の後端縁から径方向外側に拡がる鍔部53を有する。吸気の流れ方向DFから見て、コネクティングチューブ52の鍔部53は、円環状をなしている(図5参照)。
<吸気の流れ>
エアクリーナ50は、吸気ダクト51の吸気取入口(不図示)に外部から走行中に空気が吸入される。吸入された空気は、エアクリーナ50における第二半体66内(ダーティサイド61)に導かれる。ダーティサイド61に導かれた空気は、フィルタエレメント63を通じて、エアクリーナ50における第一半体65内(クリーンサイド62)に導かれる。クリーンサイド62に導かれた空気は、コネクティングチューブ52を通じてスロットルボディ31(エンジン10側)に導かれる。図中矢印DFは、吸気の流れ方向を示す。
<凹部>
図3に示すように、エアクリーナケース60は、仮想最外面SVよりも内側に窪む凹部70を有する。ここで、「仮想最外面SV」は、エアクリーナケース60の最外面(表面)のうち内側に窪む部分(凹部や溝等)を除いた仮想的な面を意味する。凹部70は、エアクリーナケース60の前部上面に形成されている。凹部70は、第一半体65の上部半体67のみに形成されている。
凹部70は、吸気の流れ方向DFでコネクティングチューブ52の上流開口端(開口端、開口縁)54よりも下流側に配置されている。凹部70の後端は、吸気の流れ方向DFでコネクティングチューブ52の上流開口端54よりも下流側に位置する。すなわち、凹部70全体は、吸気の流れ方向DFでコネクティングチューブ52の上流開口端54よりも下流側に配置されている。
図3の断面視で、凹部70の底面71は、前側ほど下方に位置するように傾斜して延びている。凹部70の底面71は、コネクティングチューブ52の上端(屈曲部)に近接している。図4の断面視で、凹部70の底面71は、左側(不図示のサイドスタンド側)ほど下方に位置するように傾斜して延びている。凹部70は、車幅方向において右側のみに壁部72を有する。すなわち、凹部70は、左側方に開放している。図中において、符号78はエアクリーナケース60に設けられたブリーザ室、符号79はブリーザ室78に連通するブリーザチューブをそれぞれ示す。
<邪魔板>
図3に示すように、エアクリーナケース60の第一半体65(上部半体67)には、邪魔板(仕切板、壁)75が設けられている。邪魔板75は、上部半体67の上部内面(裏面)から前下方に延びている。邪魔板75は、吸気の流れ方向DFで凹部70よりも上流側に配置されている。邪魔板75は、コネクティングチューブ52の上流開口端54の近傍に配置されている。邪魔板75は、吸気の流れ方向DFと略直交する方向に延びている。邪魔板75は、コネクティングチューブ52の鍔部53と隙間をあけて配置されている。
図5に示すように、邪魔板75は、上部半体67上部の左右側壁をわたすように車幅方向に延びている。吸気の流れ方向DFから見て、邪魔板75は、コネクティングチューブ52の上流開口端54を避ける逃げ部76を有する(図3参照)。吸気の流れ方向DFから見て、逃げ部76は、コネクティングチューブ52の鍔部53に沿うように上方に凸の弧状をなしている。
<ECU>
図3に示すように、エアクリーナケース60の仮想最外面SVよりも内側には、電装部品であるエンジンコントロールユニット80(以下「ECU80」ともいう。)が配置されている。ECU80は、各種センサからの信号に基づいて、エンジン10(図1参照)の点火時期、燃料噴射タイミング、アイドル回転数、排ガス還元量などを制御する。図2に示すように、ECU80は、配線81が接続される端子部82を有する。
図3に示すように、ECU80は、吸気の流れ方向DFでエアクリーナケース60とコネクティングチューブ52とが重なる位置に配置されている。図4に示すように、ECU80は、コネクティングチューブ52の径方向に広がる領域に位置している。ECU80は、コネクティングチューブ52の径方向外側に配置されている。ECU80の少なくとも一部は、コネクティングチューブ52の径方向において、エアクリーナケース60の仮想最外面SVとコネクティングチューブ52の外面との間に配置されている。図4の断面視で、ECU80は、凹部70の底面71を介して、コネクティングチューブ52の周囲(コネクティングチューブ52の上部近傍)に配置されている。ECU80の少なくとも一部は、コネクティングチューブ52の径方向において、コネクティングチューブ52の開口端54と邪魔板75の外端(縁)との間の領域内に配置されている。図2の上面視で、ECU80は、コネクティングチューブ52と重なる位置に配置されている。ECU80は、エアクリーナケース60の凹部70に設けられている。ECU80は、左右一対のメインフレーム22の車幅方向の間に配置されている。ECU80は、燃料タンク15によって上方から覆われている(図3参照)。
図2の上面視で、ECU80の中央部は、車体左右中心線CLと重なる位置に配置されている。上面視で、ECU80は、車体左右中心線CLに対して斜めに傾斜して配置されている。上面視で、ECU80は、矩形形状を有している。ECU80は、前後方向に延びるバンド85によって支持されている。凹部70の底面71の大きさは、ECU80のサイズに合わせて設定されている。図中符号86は、バンド85の前後端部を上部半体67に連結するボルトを示す。
図2に示すように、ECU80の端子部82は、ECU80の左側部に配置されている。端子部82の接続口は、左側方に指向している。エアクリーナケース60の凹部70の底面71は、端子部82の側に傾斜している(図4参照)。
<作用効果>
以上説明したように、上記実施形態の自動二輪車1のエアクリーナ構造は、自動二輪車1に搭載されフィルタエレメント63によって区画されたダーティサイド61及びクリーンサイド62を有するエアクリーナケース60と、クリーンサイド62からエンジン10側へ吸気を導入するコネクティングチューブ52と、エアクリーナケース60の仮想最外面SVよりも内側に位置するECU80と、を備え、コネクティングチューブ52は、クリーンサイド62の内部に延びており、ECU80は、コネクティングチューブ52の径方向に広がる領域に位置している。
この構成によれば、ECU80がクリーンサイド62においてコネクティングチューブ52の周囲のデッドスペースに配置されるため、クリーンサイド62のうち吸気の流れ方向DFでコネクティングチューブ52よりも上流側の空間(有効容積)のECU80による容積減少を抑制することができる。したがって、クリーンサイド62の有効容積の減少を抑制することができる。
上記実施形態では、エアクリーナケース60は、仮想最外面SVよりも内側に窪む凹部70を有し、ECU80は、凹部70に設けられていることで、以下の効果を奏する。 ECU80がエアクリーナケース60の内側に設けられている場合と比較して、ECU80の保持が容易であり、ECU80をエアクリーナケース60に組み付けやすい。
上記実施形態では、凹部70は、吸気の流れ方向DFでコネクティングチューブ52の上流開口端54よりも下流側に配置されていることで、以下の効果を奏する。
凹部70が吸気の流れ方向DFでコネクティングチューブ52の上流開口端54よりも上流側に配置されている場合と比較して、凹部70によるクリーンサイド62の有効容積の減少を抑制することができる。
上記実施形態では、凹部70は、エアクリーナケース60の上面に形成されていることで、以下の効果を奏する。
ECU80の自重をエアクリーナケース60の上面で受けることができる。そのため、ECU80が比較的重量物であっても、ECU80の保持が容易であり、ECU80のエアクリーナケース60への組み付け性も向上する。
上記実施形態では、吸気の流れ方向DFで凹部70よりも上流側であってコネクティングチューブ52の上流開口端54の近傍には、吸気の流れ方向DFと交差する方向に延びる邪魔板75が設けられていることで、以下の効果を奏する。
邪魔板75によって吸気が凹部70の周囲の空間に流れ込み、気流の乱れが生じることを抑制することができる。したがって、コネクティングチューブ52の上流開口端54から吸気を効率的に吸入することができる。
上記実施形態では、邪魔板75は、吸気の流れ方向DFから見て、上流開口端54を避ける逃げ部76を有することで、以下の効果を奏する。
逃げ部76によってコネクティングチューブ52の上流開口端54からの吸気の吸入の妨げになることを回避することができる。
上記実施形態では、ECU80は、配線81が接続される端子部82を有し、凹部70は、端子部82の側に傾斜する底面71を有することで、以下の効果を奏する。
凹部70に入り込んだ水は、凹部70の底面71の傾斜に沿って流れ、端子部82の側から排出される。したがって、凹部70の水抜きが可能となる。
上記実施形態では、エアクリーナケース60は、第一半体65及び第二半体66を備え、凹部70は、第一半体65のみに形成されていることで、以下の効果を奏する。
凹部70が第一半体65及び第二半体66に跨って形成されている場合と比較して、凹部70を形成しやすい。
上記実施形態では、自動二輪車1は、ヘッドパイプ21から後方に延びる左右一対のメインフレーム22と、左右一対のメインフレーム22の上部に設けられる燃料タンク15と、を更に備え、ECU80は、左右一対のメインフレーム22の車幅方向の間に配置され、かつ、燃料タンク15によって上方から覆われていることで、以下の効果を奏する。
ECU80が左右一対のメインフレーム22及び燃料タンク15によって囲まれるため、ECU80を外乱から保護することができる。
上記実施形態では、凹部70の底面71の大きさは、ECU80のサイズに合わせて設定されていることで、以下の効果を奏する。
凹部70の底面71にサイズ違いのECU80,180を設置することができる(図6、図7参照)。図6は実施形態のECU80の設置例、図7は図6のECU80よりも小型のECU180の設置例をそれぞれ示す。
<変形例>
なお、上記実施形態では、ECU80全体がエアクリーナケース60の仮想最外面SVよりも内側に位置する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、ECU80の一部のみが仮想最外面SVよりも内側に位置してもよい。すなわち、ECU80の少なくとも一部が仮想最外面SVよりも内側に位置していればよい。
上記実施形態では、ECU80全体が吸気の流れ方向DFでエアクリーナケース60とコネクティングチューブ52とが重なる位置に配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、ECU80の一部のみが吸気の流れ方向DFでエアクリーナケース60とコネクティングチューブ52とが重なる位置に配置されていてもよい。すなわち、ECU80の少なくとも一部が吸気の流れ方向DFでエアクリーナケース60とコネクティングチューブ52とが重なる位置に配置されていればよい。
上記実施形態では、凹部70全体が吸気の流れ方向DFでコネクティングチューブ52の上流開口端54よりも下流側に配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、凹部70の一部のみが吸気の流れ方向DFで上流開口端54よりも下流側に配置されていてもよい。すなわち、凹部70の少なくとも一部が吸気の流れ方向DFで上流開口端54よりも下流側に配置されていればよい。
上記実施形態では、凹部70がエアクリーナケース60の上面に形成されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、凹部70は、エアクリーナケース60の下面または側面に形成されていてもよい。すなわち、凹部70は、エアクリーナケース60の外面に形成されていればよい。
上記実施形態では、エアクリーナケース60が仮想最外面SVよりも内側に窪む凹部70を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、エアクリーナケース60は、凹部70を有しなくてもよい。例えば、ECU80は、凹部70に設けられていなくてもよい。例えば、ECU80は、エアクリーナケース60の内側(内部空間)に設けられていてもよい。
上記実施形態では、邪魔板75が吸気の流れ方向DFと略直交する方向に延びている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、邪魔板75は、吸気の流れ方向DFと直交する方向に延びていなくてもよい。例えば、邪魔板75は、吸気の流れ方向DFに対して斜めに交差する方向に延びていてもよい。
上記実施形態では、邪魔板75が吸気の流れ方向DFから見て上流開口端54を避ける逃げ部76を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、邪魔板75は、逃げ部76を有しなくてもよい。例えば、エアクリーナケース60は、邪魔板75を有しなくてもよい。
上記実施形態では、凹部70が端子部82の側に傾斜する底面71を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、凹部70の底面71は、端子部82の側に傾斜していなくてもよい。例えば、凹部70の底面71は、車幅方向(水平面)に平行な平坦面であってもよい。
上記実施形態では、エアクリーナケース60が第一半体65及び第二半体66を備え、凹部70が第一半体65のみに形成されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、凹部70は、第一半体65及び第二半体66に跨って形成されていてもよい。
上記実施形態では、鞍乗型車両がヘッドパイプ21から後方に延びる左右一対のメインフレーム22と、左右一対のメインフレーム22の上部に設けられる燃料タンク15と、を更に備え、ECU80が左右一対のメインフレーム22の車幅方向の間に配置され、かつ、燃料タンク15によって上方から覆われている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、ECU80は、燃料タンク15から露出していてもよい。
上記実施形態では、端子部82がECU80の左側部に配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、端子部82は、ECU80の右側部に配置されていてもよい。端子部82の配置位置は、要求仕様に応じて種々の態様を採用することができる。
上記実施形態では、ECU80が上面視で矩形形状を有している例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、ECU80は、上面視で矩形以外の多角形形状を有していてもよいし、上面視で円形または楕円形を有していてもよい。ECU80の形状は、要求仕様に応じて種々の形状を有していてもよい。
上記実施形態では、電装部品がECUである例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、電装部品は、パワーコントロールユニット(PCU)であってもよいし、ボルテージコントロールユニット(VCU)であってもよい。電装部品は、要求仕様に応じてECU以外のユニットを採用してもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記鞍乗型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪且つ後二輪の他に、前二輪且つ後一輪の車両も含む)の車両も含まれる。また、本発明は、自動二輪車のみならず、自動車等の四輪の車両にも適用可能である。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
10 エンジン(内燃機関)
15 燃料タンク
21 ヘッドパイプ
22 メインフレーム(フレーム)
52 コネクティングチューブ
54 上流端開口
60 エアクリーナケース
61 ダーティサイド
62 クリーンサイド
63 フィルタエレメント
65 第一半体
66 第二半体
70 凹部
71 底面
75 邪魔板
76 逃げ部
80 ECU(電装部品)
81 配線
82 端子部
DF 吸気の流れ方向
SV 仮想最外面

Claims (10)

  1. 鞍乗型車両(1)に搭載されフィルタエレメント(63)によって区画されたダーティサイド(61)及びクリーンサイド(62)を有するエアクリーナケース(60)と、前記クリーンサイド(62)から内燃機関(10)側へ吸気を導入するコネクティングチューブ(52)と、少なくとも一部が前記エアクリーナケース(60)の仮想最外面(SV)よりも内側に位置する電装部品(80)と、を備え、
    前記コネクティングチューブ(52)は、前記クリーンサイド(62)の内部に延びており、
    前記電装部品(80)の少なくとも一部は、前記コネクティングチューブ(52)の径方向において前記仮想最外面(SV)と前記コネクティングチューブ(52)の外面との間に配置されており、
    前記コネクティングチューブ(52)の上流開口端(54)の近傍には、前記吸気の流れ方向(DF)と交差する方向に延びる邪魔板(75)が設けられている、鞍乗型車両のエアクリーナ構造。
  2. 前記エアクリーナケース(60)は、前記仮想最外面(SV)よりも内側に窪む凹部(70)を有し、
    前記電装部品(80)は、前記凹部(70)に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造。
  3. 前記凹部(70)は、前記吸気の流れ方向(DF)で前記コネクティングチューブ(52)の上流開口端(54)よりも下流側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造。
  4. 前記凹部(70)は、前記エアクリーナケース(60)の上面に形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造。
  5. 前記邪魔板(75)は、前記吸気の流れ方向(DF)で前記凹部(70)よりも上流側に配置されていることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造。
  6. 前記邪魔板(75)は、前記吸気の流れ方向(DF)から見て、前記上流開口端(54)を避ける逃げ部(76)を有することを特徴とする請求項5に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造。
  7. 前記電装部品(80)は、配線(81)が接続される端子部(82)を有し、
    前記凹部(70)は、前記端子部(82)の側に傾斜する底面(71)を有することを特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造。
  8. 前記エアクリーナケース(60)は、第一半体(65)及び第二半体(66)を備え、
    前記凹部(70)は、前記第一半体(65)のみに形成されていることを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造。
  9. 前記鞍乗型車両(1)は、
    ヘッドパイプ(21)から後方に延びる左右一対のフレーム(22)と、
    前記左右一対のフレーム(22)の上部に設けられる燃料タンク(15)と、を更に備え、
    前記電装部品(80)は、前記左右一対のフレーム(22)の車幅方向の間に配置され、かつ、前記燃料タンク(15)によって上方から覆われていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のエアクリーナ構造。
  10. 鞍乗型車両(1)に搭載されフィルタエレメント(63)によって区画されたダーティサイド(61)及びクリーンサイド(62)を有するエアクリーナケース(60)と、前記クリーンサイド(62)から内燃機関(10)側へ吸気を導入するコネクティングチューブ(52)と、少なくとも一部が前記エアクリーナケース(60)の仮想最外面(SV)よりも内側に位置する電装部品(80)と、を備え、
    前記コネクティングチューブ(52)は、前記クリーンサイド(62)の内部に延びており、
    前記電装部品(80)の少なくとも一部は、前記コネクティングチューブ(52)の径方向において前記仮想最外面(SV)と前記コネクティングチューブ(52)の外面との間に配置されており、
    前記エアクリーナケース(60)は、前記仮想最外面(SV)よりも内側に窪む凹部(70)を有し、
    前記電装部品(80)は、前記凹部(70)に設けられており、
    前記コネクティングチューブ(52)の上流開口端(54)と前記凹部(70)との間に、前記吸気の流れ方向(DF)において間隔が設けられており、
    前記コネクティングチューブ(52)は、前記上流開口端(54)から下流側に離間した部分から前記上流開口端(54)に向かって径が大きくなる形状を有し、
    前記吸気の流れ方向(DF)の下流側における前記凹部(70)の端部は、前記上流開口端(54)から下流側に離間した前記部分の近傍に配置されている、鞍乗型車両のエアクリーナ構造。
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