JP2012254750A - マフラープロテクタ及び鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】鞍乗型車両のマフラーに用いられ、金属製のプロテクタ部材と合成樹脂製のプロテクタ部材を併用したマフラープロテクタであって、合成樹脂製のプロテクタ部材の表面温度のバラつきを解消するとともに、意匠の自由度に優れたマフラープロテクタを提供すること。
【解決手段】鞍乗型車両のマフラー4の外側面の少なくとも一部を覆うマフラープロテクタ5であって、金属製プロテクタ部材固定部53によりマフラー4に固定される金属製プロテクタ部材51と、合成樹脂製プロテクタ部材固定部により金属製プロテクタ部材51に固定されるとともに、金属製プロテクタ部材固定部53を露出させる開口521を有する合成樹脂製プロテクタ部材52と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、マフラープロテクタ及び鞍乗型車両に関する。
鞍乗型車両、例えば、自動二輪車のマフラーに対して、その側面等の周囲を覆うマフラープロテクタが設けられる場合がある。そして、特許文献1には、放熱性と断熱性を兼ね備え、意匠性にも優れるマフラープロテクタとして、金属製のプロテクタ部材と合成樹脂製のプロテクタ部材を併用したものが記載されている。
特開2008−95509号公報
通常マフラープロテクタは、高温となるマフラーからの熱によりマフラープロテクタ自体が昇温したとしても、乗員や通行人が触れても火傷を負うことがないように考慮して設計されている。
上掲の特許文献1のマフラープロテクタは、断熱性に優れた合成樹脂製のプロテクタ部材を用いることでマフラープロテクタの表面温度を低減することができると思われる。しかしながら、同マフラープロテクタでは、金属製のプロテクタ部材と合成樹脂製のプロテクタ部材をボルトで共締めすることによりマフラーのブラケットに固定している。そのため、この固定部近傍の表面温度は他の部分に比べて高い場合がある。
また、同マフラープロテクタのように金属製のプロテクタ部材と合成樹脂製のプロテクタ部材を共締めすることにより固定する方式では、その固定位置を自由に選択できないため、特に合成樹脂製のプロテクタ部材の形状が制限され、マフラープロテクタの意匠を自由に設定することができない。
本発明はかかる観点に鑑みてなされたものであって、その目的は、鞍乗型車両のマフラーに用いられ、金属製のプロテクタ部材と合成樹脂製のプロテクタ部材を併用したマフラープロテクタであって、合成樹脂製のプロテクタ部材の表面温度のバラつきを解消するとともに、意匠の自由度に優れたマフラープロテクタを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係るマフラープロテクタは、鞍乗型車両のマフラーの外側面の少なくとも一部を覆うマフラープロテクタであって、金属製プロテクタ部材固定部により前記マフラーに固定される金属製プロテクタ部材と、合成樹脂製プロテクタ部材固定部により前記金属製プロテクタ部材に固定されるとともに、前記金属製プロテクタ部材固定部を露出させる開口を有する合成樹脂製プロテクタ部材と、を有する。
上記本発明によれば、鞍乗型車両のマフラーに用いられ、金属製のプロテクタ部材と合成樹脂製のプロテクタ部材を併用したマフラープロテクタであって、合成樹脂製のプロテクタ部材の表面温度のバラつきを解消するとともに、意匠の自由度に優れたマフラープロテクタを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るマフラープロテクタを備えた鞍乗型車両の右側面図である。 図1に示したマフラー及びマフラープロテクタの右側面図である。 マフラーの右側面図である。 金属製プロテクタ部材を表面からみた図である。 合成樹脂製プロテクタ部材を表面からみた図である。 合成樹脂製プロテクタ部材を裏面からみた図である。 マフラーにマフラープロテクタを組みつけた様子を、マフラーの軸方向後方からみた図である。 図2の金属製プロテクタ部材固定部を含むマフラーの軸と直交する断面を示す図である。 図5BのVIII部における合成樹脂製プロテクタ部材固定部の構造を示す部分拡大分解斜視図である。 図5BのIX部における合成樹脂製プロテクタ部材の部分拡大斜視図である。
以下に、本発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るマフラープロテクタ5を備えた鞍乗型車両1の右側面図である。ここで、鞍乗型車両とは、運転者がサドル又はシートにまたがるように着座し操作する車両を指しており、いわゆるスクータやモペットを含む自動二輪車、不整地走行用車両(ATV;All−Terrain Vehicle)と呼ばれる4輪または3輪バギー、スノーモービルを含む。また、本実施形態では鞍乗型車両1はいわゆるモペット型の自動二輪車であるが、これに鞍乗型車両を限定するものではない。
鞍乗型車両1のエンジン2は2ストロークあるいは4ストロークの内燃機関であり、エンジン2内部での燃焼により発生する排気は、排気管3を通ってマフラー4へと導かれる。そして、マフラー4の外側面の少なくとも一部、ここで示した例では、車両幅方向右側の側面を覆うようにマフラープロテクタ5が設けられている。
なお、ここで示した例では、鞍乗型車両1はいわゆるユニットスイング型の自動二輪車であり、エンジン2及び後輪6はスイングアーム7に懸架されている。そして、マフラー4はスイングアーム7にボルト8により直接固定されている。これにより、エンジン2、排気管3、マフラー4及び後輪6はスイングアーム7と共に一体に動くようになっている。なお、本実施形態では、マフラー4はスイングアーム7に固定されているが、これに換え、エンジン2に固定するようにしてもよい。この場合には、マフラー4はボルト8により、エンジン2のクランクケースに固定するとよい。
図2は、図1に示したマフラー4及びマフラープロテクタ5の右側面図である。マフラープロテクタ5は、図示のとおり、マフラー4の右側面を覆い、マフラー4の軸方向に延びる細長い形状をしており、材質の異なる2つのプロテクタ部材、すなわち、金属製プロテクタ部材51と合成樹脂製プロテクタ部材52を有している。そして、車両幅方向の外方(すなわち、同図の手前方向)にむかい、金属製プロテクタ部材51、合成樹脂製プロテクタ部材52の順に重ねて配置されている。従って、金属製プロテクタ部材51の方が、合成樹脂製プロテクタ部材52よりマフラー4に近い位置に配置されている。
ここで、本明細書で「プロテクタ部材」とは、マフラープロテクタ5を構成する部材のうち、マフラー4の少なくとも一側面を覆う板状の部材を指す。そして、金属製プロテクタ部材51は、金属製であればその材質や表面処理に特に限定はないが、ここでは、鋼板にクロムメッキを施したものを用いており、その表面は金属光沢を有する。また、合成樹脂製プロテクタ部材52の材質は合成樹脂であればその材質に特に限定はないが、ここでは、黒色のガラス繊維強化ナイロンを用いている。なお、本明細書で「合成樹脂」とは、各種合成樹脂に機械的性質を改善するためのガラス繊維等の強化材を添加したものを含む。
なお、以降では、マフラー4及びマフラープロテクタ5を説明するにあたり、マフラー4の軸方向(図中Xで示した方向)を長手方向、長手方向に直交し、マフラー4の周面に沿った方向(図中Yで示した方向)を短手方向と称する。また、マフラー4の軸線から外側に向かう面を表面、その反対側の面を裏面と称し、表裏に向く方向を厚さ方向と称する。図2のマフラープロテクタ5は表面が見えている。また、単に前、後、或いは右、左という場合には、図1に示す鞍乗型車両1の進行方向を前としたときの方向を示すものとする。また、内側、外側という場合は図1に示す鞍乗型車両1の中心軸に対する位置関係をいうものとする。
合成樹脂製プロテクタ部材52の短手方向幅は金属製プロテクタ部材51の短手方向幅より狭く、合成樹脂製プロテクタ部材52の上部及び下部には金属製プロテクタ部材51が覆われることなく露出している。また、詳細は後述するが、合成樹脂製プロテクタ部材52は金属製プロテクタ部材51に固定され、マフラー4には直接固定されない。金属製プロテクタ部材51は、この例では2カ所に設けられた金属製プロテクタ部材固定部53によりマフラー4に固定される。金属製プロテクタ部材固定部53の固定方式は特に限定されないが、本実施形態では、ネジによる固定方式を用いている。合成樹脂製プロテクタ部材52には、金属製プロテクタ部材固定部53に対応する位置に、金属製プロテクタ部材固定部53を露出させる開口521が設けられている。このため、合成樹脂製プロテクタ部材52と金属製プロテクタ部材51が互いに一体に固定された状態のまま、金属製プロテクタ部材固定部53によりマフラープロテクタ5をマフラー4に固定することができる。なお、本実施形態の例では、開口521は合成樹脂製プロテクタ部材52に設けられた貫通穴であるが、これに限定されない。すなわち、開口521は金属製プロテクタ部材固定部53を露出させるものであれば、合成樹脂製プロテクタ部材52の外周に設けられた切欠であってもよい。また、かかる切欠の形状はどのようなものであってもよく、半円形状や矩形等であってもよい。
図3は、マフラー4の右側面図である。マフラー4の外周面には、マフラー4をスイングアーム7に固定するための取付部41が設けられている。取付部41は、マフラー4を固定するボルト8(図1参照)のネジ軸が貫通するブッシュをマフラー4に溶接したものである。また、マフラー4の外側側面である右側面には、マフラープロテクタ5を取り付けるためのブラケット42が2カ所に設けられている。ブラケット42は、図2に示した金属製プロテクタ部材固定部53を構成する部材であり、ネジと螺合するナットが溶接されている。
図4は、金属製プロテクタ部材51を表面からみた図である。同図には、2カ所に設けられた金属製プロテクタ部材取り付け穴511及び6カ所に設けられた挿通穴512が示されている。金属製プロテクタ部材取り付け穴511は、前述した金属製プロテクタ部材固定部53を構成するネジボルトが貫通する穴である。挿通穴512は、後述するように、合成樹脂製プロテクタ部材52を金属製プロテクタ部材51に固定するための穴である。なお、ここで示した金属製プロテクタ部材取り付け穴511及び挿通穴512の数は一例であり、これに限定するものではない。
また、金属製プロテクタ部材51の短手方向中央近辺には、長手方向に延びる凹部513が形成されている。凹部513は、合成樹脂製プロテクタ部材52を収容し、意匠上両者の一体感を高めるとともに、金属製プロテクタ部材51の剛性を高める働きをする。また、金属製プロテクタ部材51には、適宜の開口部514が設けられており、軽量化が図られている。開口部514の周縁は金属製プロテクタ部材51の表側又は裏側に突出するリブとなっていることが好ましく、この場合にも金属製プロテクタ部材51の剛性が高められる。また、図中示されているように、金属製プロテクタ部材51の各部に適宜の凹凸を設けることにより金属製プロテクタ部材51の剛性を高めるようにして良い。
図5Aは、合成樹脂製プロテクタ部材52を表面からみた図である。同図には、金属製プロテクタ部材固定部53(図2参照)に対応して2か所に設けられた開口521が見えている。また、同図では向かって右側が前側、左側が後側となっており、合成樹脂製プロテクタ部材52の後端にはマフラー4側に向かって屈曲する屈曲部522が設けられている。屈曲部522には開口が設けられているが、これは意匠上設けられているものであり、開口の有無は任意である。
図5Bは、合成樹脂製プロテクタ部材52を裏面からみた図である。同図では、開口521、屈曲部522のほか、合成樹脂製プロテクタ部材固定部を構成する突出軸523と、突出軸523から延びる補強リブ524、突出軸523の周囲に補強リブ524とは別個に設けられた支持リブ525、突出軸523の周囲に設けられた支持面526が示されている。突出軸523は、合成樹脂製プロテクタ部材52の裏面より突出しており、合成樹脂製プロテクタ部材52を金属製プロテクタ部材51に固定する際に、挿通穴512(図4参照)に挿通される部分である。挿通穴512に挿通された突出軸523を適宜の保持具で抜けないように保持固定することにより、合成樹脂製プロテクタ部材固定部が形成され、合成樹脂製プロテクタ部材52は金属製プロテクタ部材51に固定される。補強リブ524、支持リブ525及び支持面526は、合成樹脂製プロテクタ部材52を金属製プロテクタ部材51に固定する際に、金属製プロテクタ部材51の表面が突き当たる部分であり、これにより合成樹脂製プロテクタ部材52の金属製プロテクタ部材51に対する厚さ方向の位置決めがなされる。また、補強リブ524は、合成樹脂製プロテクタ部材52の剛性を高める働きをする。
続いて、マフラー4にマフラープロテクタ5を組み付けた際の位置関係及び各部材の固定方法についてより詳細に説明する。
図6は、マフラー4にマフラープロテクタ5を組みつけた様子を、マフラー4の軸方向後方からみた図である。同図に示すように、マフラー4の右側面を覆うように金属製プロテクタ部材51が設けられ、さらのその外側を合成樹脂製プロテクタ部材52が覆っている。そして、合成樹脂製プロテクタ部材52の後端の屈曲部522は、マフラー4の中心方向に向かって大きく屈曲し突き出している。そのため、合成樹脂製プロテクタ部材52の後端の位置(図中A)は、金属製プロテクタ部材51の後端の位置(図中B)よりマフラー4の中心側に位置している。
この構造の理由は、次のとおりである。すなわち、マフラー4の排気端部43からは高温の排気がなされ、排気端部43自体の温度も高くなる。この排気端部43を保護するため、鞍乗型車両1によっては、マフラーエンドキャップと呼ばれる部品を取り付ける場合がある。これに対し、本実施形態では、屈曲部522が排気端部43を保護する役割を果たすため、マフラーエンドキャップが不要となり部品点数が削減できるほか、マフラー4全体をシンプルにまとめ意匠性に優れたものとすることができる。なお、屈曲部522を合成樹脂製プロテクタ部材52に設け、金属製プロテクタ部材51に設けなかったのは、合成樹脂製プロテクタ部材52のほうが断熱性に優れるからである。
図7は、図2の金属製プロテクタ部材固定部53を含むマフラー4の軸と直交する断面を示す図である。なお、ここではマフラー4の内部構造については図示を省略した。また、ブラケット42については理解を助けるために、断面に表れない部分を破線で示した。
金属製プロテクタ部材固定部53は、本実施形態では、ネジボルト531により金属製プロテクタ部材51をブラケット42に締結する構造である。ブラケット42の裏側にはナットが溶接されており、ネジボルト531と螺合するようになっている。また、ブラケット42と金属製プロテクタ部材51、及び、金属製プロテクタ部材51とネジボルト531の間には、ワッシャ532が挟み込まれている。このワッシャ532は、マフラー4の発熱がブラケット42及びネジボルト531を介して金属製プロテクタ部材51に伝わりにくいよう、単純な金属製のワッシャに比して、伝熱抵抗の大きい材質により構成されるようにするのが好ましい。本実施形態では、ワッシャ532は、ステンレスのワイヤーメッシュを圧縮して成形したメッシュワッシャを用いている。メッシュワッシャは、その内部に空隙を有するため、通常の金属製ワッシャに比して断熱性が高い。
また、図7には、合成樹脂製プロテクタ部材52が金属製プロテクタ部材51の凹部513に収容されている様子が示されている。凹部513は、図示のように、表側に凹となる断面形状をしている。一方、合成樹脂製プロテクタ部材52は、表側に凸となる断面形状をしている。そして、合成樹脂製プロテクタ部材52の両端527は、凹部513内に位置する。すなわち、凹部513の両側の凸端514A、514Bを結んだ直線C(図中一点鎖線で示した)よりも、両端527はマフラー4の中心側に位置する。このようにすると、視覚的に、金属製プロテクタ部材51と合成樹脂製プロテクタ部材52が一体感があるように認識され、マフラープロテクタ5の意匠性が高くなる。
また、合成樹脂製プロテクタ部材52の車両幅方向の最外端528は、金属製プロテクタ部材51の車両幅方向の最外端である凸端514Aより外側に位置している。このようにすると、断熱性に優れる合成樹脂製プロテクタ部材52が車両幅方向の最も外側に位置するため、マフラープロテクタ5に触れた際に違和感を感じにくい。さらに、金属製プロテクタ部材固定部53は、開口521における合成樹脂製プロテクタ部材52の表面の位置よりもマフラー4の中心側に位置している。すなわち、合成樹脂製プロテクタ部材52の表面からみて、金属製プロテクタ部材固定部53は開口521の奥に引っ込んだ位置に配置される。このため、たとえ乗員や通行人がマフラープロテクタ5に触れたとしても、温度上昇が見込まれる金属製プロテクタ部材固定部53、特にネジボルト531に触れることがない。ここで「開口521における合成樹脂製プロテクタ部材52の表面の位置」とは、合成樹脂製プロテクタ部材52の表面における開口521外周により囲まれる面D(図中二点鎖線で示した)の位置を意味している。なお、この例では、金属製プロテクタ部材固定部53はさらに開口521における合成樹脂製プロテクタ部材52の裏面の位置よりもマフラー4の中心側に位置していることになる。
図8は、図5BのVIII部における合成樹脂製プロテクタ部材固定部54の構造を示す部分拡大分解斜視図である。合成樹脂製プロテクタ部材固定部54は、合成樹脂製プロテクタ部材52の裏面より突出する突出軸523を金属製プロテクタ部材51の挿通穴512に挿通し、金属製プロテクタ部材51の裏面に突き出た突出軸523を適宜の保持部により保持することにより金属製プロテクタ部材51と合成樹脂製プロテクタ部材52を固定する。そして、本実施形態では、保持部は第1の保持具541及び第2の保持具542からなり、第1の保持具541及び第2の保持具542はこの順に取り付けられる。
ここで、第1の保持具541は、板ばねから形成されたものであって、板ばねの弾性作用により、合成樹脂製プロテクタ部材52と金属製プロテクタ部材51を押し付け合う方向に突出軸523を付勢するものであり、日本国内で「スピードナット」として市販されている図示したあるいは図示したものに類する保持具である。また、第2の保持具542は、開口を有する円形の部材で、その内面に爪を複数(図示したものでは6個)有しており、突出軸523に爪が噛みこむことでその位置を固定するものであり、日本国内で「プッシュナット」として市販されている図示したあるいは図示したものに類する保持具である。
保持部の構造は、金属製プロテクタ部材51と合成樹脂製プロテクタ部材52を固定しうるように突出軸523を保持固定するものであればどのようなものであってもよいが、本実施形態で、上述の第1の保持具541と第2の保持具542を重畳して使用する理由を以下に説明する。すなわち、静的な部材の保持であれば第1の保持具541で十分に合成樹脂製プロテクタ部材52を保持できるところ、マフラープロテクタ5には鞍乗型車両1の走行時のエンジンの振動や路面からの振動などにより、種々の方向から振動が加わる。このとき、板ばねの弾性作用により固定する保持具は、ばねの保持力に方向性がある。例えば、図示の第1の保持具541の場合では、短手方向には板ばねの弾性作用が働くが、長手方向には弾性作用は働かない。このため、種々の方向からの振動が作用すると、第1の保持具541単体では、徐々に突出軸523から抜け、締結力が緩んでしまう可能性がある。そこで、保持力に方向性のない第2の保持具542を第1の保持具541に重畳して取り付けることにより、第1の保持具541を支え、種々の振動に対しても締結力が緩むことなく保持するのである。
引き続き図8を参照し、金属製プロテクタ部材51の支持について説明する。合成樹脂製プロテクタ部材52の突出軸523からは、前述したように、補強リブ524が延びている。この補強リブ524は、合成樹脂製プロテクタ部材52の剛性を増す働きをすると同時に、突出軸523を金属製プロテクタ部材51の挿通穴512に挿通した際に、補強リブ524の縁が金属製プロテクタ部材51の表面につきあたり、金属製プロテクタ部材51と合成樹脂製プロテクタ部材52の厚さ方向の位置を決める役割を担っている。そして、支持リブ525は必要に応じ設けられる構造であり、支持リブ525もまた、その縁が金属製プロテクタ部材51の表面につきあたり、金属製プロテクタ部材51と合成樹脂製プロテクタ部材52の厚さ方向の位置を決める役割を果たす。
本実施形態において、補強リブ524に加え、支持リブ525を設ける理由は次のとおりである。すなわち、前述のとおり、マフラープロテクタ5には種々の振動が加わる。このとき、補強リブ524と金属製プロテクタ部材51とが接触する部分において、微細な砂等の異物が噛みこんだり、補強リブ524、すなわち、合成樹脂製プロテクタ部材52自体がガラス繊維等の強化材を含んでいたりして硬度の高い部分が金属製プロテクタ部材51にあたっていると、金属製プロテクタ部材51が摩耗して削れてくる場合がある。そこで、適宜支持リブ525を設け、補強リブ524及び支持リブ525の縁と金属製プロテクタ部材51との接触部における面圧を下げ、金属製プロテクタ部材51の摩耗を低減するのである。従って、支持リブ525を設けるか否か、また支持リブ525の形状や本数は、金属製プロテクタ部材51の摩耗の程度に応じ適宜設定してよいことになる。
図9は、図5BのIX部における合成樹脂製プロテクタ部材52の部分拡大斜視図である。この部分においては、突出軸523の周囲に、支持面526が設けられている。この支持面526もまた、金属製プロテクタ部材51の表面につきあたり、金属製プロテクタ部材51と合成樹脂製プロテクタ部材52の厚さ方向の位置を決める役割を果たす。そして、支持面526は前述の補強リブ524または支持リブ525の縁に比して面積が大きいため、金属製プロテクタ部材51との接触部における面圧を大きく下げることができ、金属製プロテクタ部材51の摩耗を大きく低減する。なお、支持面526はどのように構成されてもよいが、本実施形態では、略矩形の支持面526の3方に垂直壁529を設け支持面526を支えるようにしている。そのため、支持面526は中空の箱状の構造体の一面となっている。
図5Bに戻ると、本実施形態の合成樹脂製プロテクタ部材52では、長手方向の両端付近と中央付近に支持面526が設けられ、その他の部分では支持リブ525が設けられていることがわかる。これは、合成樹脂製プロテクタ部材52の長手方向の両端と中央付近が、振動の際の腹にあたる部分となり、金属製プロテクタ部材51の摩耗が厳しく、そうでない部分はそれほど摩耗が問題とならないためである。また、全ての突出軸523の周囲に支持面526を設けないのは、支持面526の成形は若干難しいため、不必要な場所にまで支持面526を設けると合成樹脂製プロテクタ部材52の製造コストの上昇を招くからである。
また、同図における突出軸523の位置と、開口521の位置をみると、本実施形態のマフラープロテクタ5では、金属製プロテクタ部材固定部53(図7参照)と合成樹脂製プロテクタ部材固定部54(図8参照)の位置が、長手方向にずれており、異なる位置に設けられていることが分かる。このような構造では、マフラー4からの熱が直接合成樹脂製プロテクタ部材52に伝わることがなく、合成樹脂製プロテクタ部材52の昇温が低く抑えられる。
以上説明した本発明の一実施形態の別の観点によれば、マフラープロテクタは、金属製プロテクタ部材固定部と合成樹脂製プロテクタ部材固定部は異なる位置に設けられる。これにより、合成樹脂製プロテクタ部材の昇温が低く抑えられる。
また、本発明の一実施形態のさらに別の観点によれば、マフラープロテクタは、金属製プロテクタ部材固定部は、開口における合成樹脂製プロテクタ部材の表面の位置よりもマフラーの中心側に位置する。これより、乗員や通行人がマフラープロテクタに触れたとしても、金属製プロテクタ部材固定部に触れることがない。
以上説明した本発明の一実施形態のさらに別の観点によれば、マフラープロテクタは、側面視において、金属製プロテクタ部材は、合成樹脂製プロテクタ部材の上部と下部において露出する。これにより、金属製プロテクタ部材の上部の露出部において十分な放熱性を確保するとともに、下部の露出部において、路面から飛散する小石などの異物を金属製プロテクタ部材により受けることで、合成樹脂製プロテクタ部材の破損を防止する。
また、本発明の一実施形態のさらに別の観点によれば、マフラープロテクタは、合成樹脂製プロテクタ部材の車両幅方向の最外端は、金属製プロテクタ部材の車両幅方向の最外端より外側に位置する。これにより、マフラープロテクタに触れた際の違和感を抑制する。
また、本発明の一実施形態のさらに別の観点によれば、マフラープロテクタは、マフラーの軸方向視において、合成樹脂製プロテクタ部材の車両前後方向後端は、金属製プロテクタ部材の車両前後方向後端より、前記マフラーの中心側に位置する。これにより、マフラーエンドキャップを省略することができる。
また、本発明の一実施形態のさらに別の観点によれば、マフラープロテクタは、マフラーの軸と直交する断面において、金属製プロテクタ部材は合成樹脂製プロテクタ部材を収容する凹部を有し、前記合成樹脂製プロテクタ部材の両端は前記凹部内に位置する。これにより、金属製プロテクタ部材と合成樹脂製プロテクタ部材が一体感があるように認識され、マフラープロテクタの意匠性が高くなる。
また、本発明の一実施形態のさらに別の観点によれば、マフラープロテクタは、マフラーの軸と直交する断面において、凹部の両側の凸端を結んだ直線よりも、合成樹脂製プロテクタ部材の両端は前記マフラーの中心側に位置する。これにより、金属製プロテクタ部材と合成樹脂製プロテクタ部材が一体感があるように認識され、マフラープロテクタの意匠性が高くなる。
また、本発明の一実施形態のさらに別の観点によれば、マフラープロテクタは、合成樹脂製プロテクタ部材固定部は、合成樹脂製プロテクタ部材裏面より突出する突出軸と、前記突出軸が挿通する金属製プロテクタ部材に設けられた挿通穴と、前記突出軸を前記金属製プロテクタ部材裏面より保持する保持部とを有する。これにより、合成樹脂製プロテクタ部材固定部がマフラープロテクタの表面から視認されない。
また、本発明の一実施形態のさらに別の観点によれば、マフラープロテクタは、保持部は、板ばねの弾性作用により、合成樹脂製プロテクタ部材固定部と金属製プロテクタ部材を押し付け合う方向に突出軸を付勢する第1の保持具と、前記突出軸に噛みこむことでその位置が固定される第2の保持具を有する。これにより、振動による保持部の緩みが防止される。
また、本発明の一実施形態のさらに別の観点によれば、マフラープロテクタは、突出軸から延び、金属製プロテクタ部材を支持する補強リブを有する。これにより、合成樹脂製プロテクタ部材の剛性が増すとともに、金属製プロテクタ部材の厚さ方向の位置決めがなされる。
また、本発明の一実施形態のさらに別の観点によれば、マフラープロテクタは、さらに、突出軸の周囲に金属性プロテクタ部材を支持する支持リブを有する。これにより、金属性プロテクタ部材の摩耗を低減できる。
また、本発明の一実施形態のさらに別の観点によれば、マフラープロテクタは、さらに、突出軸の周囲に金属性プロテクタ部材を支持する支持面を有する。これにより、金属性プロテクタ部材の摩耗を大きく低減できる。
また、本発明の一実施形態のさらに別の観点によれば、鞍乗型車両は、上記マフラープロテクタを備える。これにより、金属製のプロテクタ部材と合成樹脂製のプロテクタ部材を併用したマフラープロテクタであって、合成樹脂製のプロテクタ部材の表面温度のバラつきを解消するとともに、意匠の自由度に優れたマフラープロテクタを備えた鞍乗型車両が提供される。
また、本発明の一実施形態のさらに別の観点によれば、鞍乗型車両はさらに、後輪を懸架するスイングアームと、マフラーに接続されるエンジンと、を有し、前記マフラーは前記スイングアーム又は前記エンジンに固定される。これにより、マフラーを固定するための追加の部品が必要なく、部品点数が削減される。
なお、以上説明した一実施形態は、本発明を実現するための例であり、その形状や構造は当業者により適宜変更されてよいものである。
1 鞍乗型車両、2 エンジン、3 排気管、4 マフラー、5 マフラープロテクタ、6 後輪、7 スイングアーム、8 ボルト、41 取付部、42 ブラケット、43 排気端部、51 金属製プロテクタ部材、52 合成樹脂製プロテクタ部材、53 金属製プロテクタ部材固定部、54 合成樹脂製プロテクタ部材固定部、511 金属製プロテクタ部材取付穴、512 挿通穴、513 凹部、514A,514B 凸端、521 開口、522 屈曲部、523 突出軸、524 補強リブ、525 支持リブ、526 支持面、527 両端、528 最外端、529 垂直壁、531 ネジボルト、532 ワッシャ、541 第1の保持具、542 第2の保持具。

Claims (15)

  1. 鞍乗型車両のマフラーの外側面の少なくとも一部を覆うマフラープロテクタであって、
    金属製プロテクタ部材固定部により前記マフラーに固定される金属製プロテクタ部材と、
    合成樹脂製プロテクタ部材固定部により前記金属製プロテクタ部材に固定されるとともに、前記金属製プロテクタ部材固定部を露出させる開口を有する合成樹脂製プロテクタ部材と、
    を有するマフラープロテクタ。
  2. 前記金属製プロテクタ部材固定部と前記合成樹脂製プロテクタ部材固定部は異なる位置に設けられる請求項1記載のマフラープロテクタ。
  3. 前記金属製プロテクタ部材固定部は、前記開口における前記合成樹脂製プロテクタ部材の表面の位置よりも前記マフラーの中心側に位置することを特徴とする請求項1又は2記載のマフラープロテクタ。
  4. 側面視において、前記金属製プロテクタ部材は、前記合成樹脂製プロテクタ部材の上部と下部において露出する請求項1乃至3のいずれかに記載のマフラープロテクタ。
  5. 前記合成樹脂製プロテクタ部材の車両幅方向の最外端は、前記金属製プロテクタ部材の車両幅方向の最外端より外側に位置する請求項1乃至4のいずれかに記載のマフラープロテクタ。
  6. 前記マフラーの軸方向視において、前記合成樹脂製プロテクタ部材の車両前後方向後端は、前記金属製プロテクタ部材の車両前後方向後端より、前記マフラーの中心側に位置する請求項1乃至5のいずれかに記載のマフラープロテクタ。
  7. 前記マフラーの軸と直交する断面において、前記金属製プロテクタ部材は前記合成樹脂製プロテクタ部材を収容する凹部を有し、前記合成樹脂製プロテクタ部材の両端は前記凹部内に位置する請求項1乃至6のいずれかに記載のマフラープロテクタ。
  8. 前記マフラーの軸と直交する断面において、前記凹部の両側の凸端を結んだ直線よりも、前記合成樹脂製プロテクタ部材の両端は前記マフラーの中心側に位置する請求項7記載のマフラープロテクタ。
  9. 前記合成樹脂製プロテクタ部材固定部は、前記合成樹脂製プロテクタ部材裏面より突出する突出軸と、前記突出軸が挿通する前記金属製プロテクタ部材に設けられた挿通穴と、前記突出軸を前記金属製プロテクタ部材裏面より保持する保持部とを有する請求項1乃至8のいずれかに記載のマフラープロテクタ。
  10. 前記保持部は、板ばねの弾性作用により、前記合成樹脂製プロテクタ部材固定部と前記金属製プロテクタ部材を押し付け合う方向に前記突出軸を付勢する第1の保持具と、前記突出軸に噛みこむことでその位置が固定される第2の保持具を有する請求項9に記載のマフラープロテクタ。
  11. 前記突出軸から延び、前記金属製プロテクタ部材を支持する補強リブを有する請求項9又は10記載のマフラープロテクタ。
  12. さらに、前記突出軸の周囲に前記金属性プロテクタ部材を支持する支持リブを有する請求項11記載のマフラープロテクタ。
  13. さらに、前記突出軸の周囲に前記金属製プロテクタ部材を支持する支持面を有する請求項11又は12記載のマフラープロテクタ。
  14. 請求項1乃至13のいずれかに記載のマフラープロテクタを備えた鞍乗型車両。
  15. 前記鞍乗型車両はさらに、後輪を懸架するスイングアームと、
    前記マフラーに接続されるエンジンと、を有し、
    前記マフラーは前記スイングアーム又は前記エンジンに固定される請求項14に記載の鞍乗型車両。
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