JP5312212B2 - 自動二輪車におけるメータ装置配設構造 - Google Patents

自動二輪車におけるメータ装置配設構造 Download PDF

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本発明は、少なくともヘッドライトを覆うフロントカウルが車体前部に配設され、前記フロントカウルにその上方から近接してメータ装置が配置される自動二輪車に関し、特に、メータ装置配設構造の改良に関する。
車体前部に、ヘッドライトと、該ヘッドライトの上方のメータ装置とが配置されるようにした自動二輪車が、特許文献1で既に知られており、このような自動二輪車では、ヘッドライトおよびメータ装置間の隙間から内部のハーネス類が視認されることがないようにするために、ヘッドライトおよびメータ装置を極力近接させて配置するようにしている。また特許文献2で開示されるようにヘッドライトおよびメータ装置をフロントカウルで覆うようにした自動二輪車も既に知られている。
特開2007−276624号公報 特開平01−262275号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、ヘッドライトおよびメータ装置を近接させ過ぎると、車体の振動による相互干渉が生じ、振動音が発生したり、傷つき等が生じる可能性がある。また上記特許文献2で開示されたものでは、車体の振動によってメータ装置およびフロントカウルが干渉しないようにするためにフロントカウルを大型化する必要がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、車体前部の外観性を高めつつ、他の部品とのメータ装置の干渉を防止し、しかもフロントカウルの大型化を回避し得るようにした自動二輪車におけるメータ装置配設構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、少なくともヘッドライトを覆うフロントカウルが車体前部に配設され、前記フロントカウルにその上方から近接してメータ装置が配置される自動二輪車において、前記フロントカウルの上部に、上方および後方に開放した開口部が設けられ、該開口部を上方から覆うように配置される前記メータ装置に、前記開口部の周縁に沿う突出壁が側面視で前記開口部の上縁と重なるようにして設けられ、前記突出壁のうち該突出壁の前部だけに、前記開口部の周縁で前記フロントカウルに当接する緩衝部材が固定されることを第1の特徴とする。
また本発明は、少なくともヘッドライトを覆うフロントカウルが車体前部に配設され、前記フロントカウルにその上方から近接してメータ装置が配置される自動二輪車において、前記フロントカウルの上部に、上方および後方に開放した開口部が設けられ、該開口部を上方から覆うように配置される前記メータ装置に、前記開口部の周縁に沿う突出壁が側面視で前記開口部の上縁と重なるようにして設けられ、前記突出壁に、前記開口部の周縁で前記フロントカウルに当接する緩衝部材が固定され、前記ヘッドライトおよび前記フロントカウル間に、該フロントカウル内での前記ヘッドライトの位置を定める位置決め部が設けられ、その位置決め部の両側に配置されて前記緩衝部材を当接、支持する一対の支持面が、前記フロントカウルの内面に形成されることを第2の特徴とする。
本発明は、第の特徴の構成に加えて、前記支持面が、その中間部に屈曲部を配置するようにして全体として略L字状となる横断面形状を有するように形成され、前記緩衝部材が、前記屈曲部に当接されることを第の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第3の特徴の何れかに加えて、前記突出壁が、車幅方向に延びて直線状に形成される前壁部と、該前壁部の左右両端から後方に延びる左右一対の側壁部とから成り、前記緩衝部材が、前記突出壁のうち前記前壁部にだけ固定されることを第の特徴とする。
本発明によれば、フロントカウルの上部に設けられた開口部の周縁に沿う突出壁が、側面視で開口部の上縁と重なるようにしてメータ装置に設けられるので、側面視でフロントカウルおよびメータ装置間に隙間ができるのを回避して、車体前部の外観性を高めることができる。また上方および後方に開放する開口部がフロントカウルの上部に設けられ、その開口部を上方から覆うようにメータ装置が配置されるので、フロントカウルの小型化を図ることができる。また開口部の周縁でフロントカウルに当接する緩衝部材が突出壁に固定されるので、メータ装置およびフロントカウルの位置合わせを容易として位置合わせ精度を高めつつ、メータ装置をフロントカウルに近接させて配置することを可能とし、フロントカウル側からメータ装置側への振動の伝達を抑えつつ、振動による相互干渉時の音や傷付きが発生するのを防止することができる。さらに突出壁がフロントカウル側ではなくメータ装置側に設けられることにより、突出壁や緩衝部材がフロントカウルの内側に配置されることになり、これによっても外観性を高めることができる。
また特に請求項1の発明によれば、緩衝部材が突出壁の前部だけに固定されるので、自動二輪車の側面から緩衝部材を見え難くして、外観性をより高めることができる。
また特に請求項2の発明によれば、フロントカウルの内面に形成される支持面に緩衝部材が当接、支持されるので、自動二輪車の外側から視認されない位置で緩衝部材をフロントカウルに当接させるようにして外観性を高めるとともに、緩衝部材を面で支持して緩衝効果を高め、フロントカウルおよびメータ装置の位置合わせも容易とすることができる。その上、フロントカウル内でのヘッドライトの位置を定めるようにしてヘッドライトおよびフロントカウル間に設けられる位置決め部を避けて、一対の前記支持面がフロントカウル内面に形成されるので、フロントカウルおよびヘッドライトの組付け性を高めることができる。
また特に請求項3の発明によれば、支持面が略L字状の横断面形状を有するように形成され、支持面の中間部の屈曲部に緩衝部材が当接されるので、支持面の広い範囲で緩衝部材を支持して緩衝効果をより高めることができ、しかも当接面積の増大によって支持強度を高めることができる。
また特に請求項4の発明によれば、前壁部と、前壁部の左右両端から後方に延びる左右一対の側壁部とから成る突出壁のうち直線状の前壁部に緩衝部材が固定されるので、緩衝部材の支持面積を広くし易くし、支持面積を広くすることで緩衝効率の向上を図ることができる。
自動二輪車の左側面図 自動二輪車の前部拡大左側面図 フロントフォークおよびメータ装置を省略した状態での図2の3−3線矢視図 図2の4矢視図 図4の5矢視図 図2の6矢視拡大図 図6の7−7線に沿ってフロントカウルの上部を切欠いて示すフロントカウルおよびメータ装置の一部切欠き縦断側面図
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態にについて図1〜図7を参照しながら説明すると、先ず図1において、この自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを下端部で軸支するフロントフォーク11ならびに該フロントフォーク11の上部に連なる操向ハンドル12を操向可能に支承するヘッドパイプ13と、該ヘッドパイプ13からわずかに後下がりに延びる前半傾斜部14aならびに前半傾斜部14aよりも急傾斜で前半傾斜部14aの後端から後下がりに延びる後半傾斜部14bを有する左右一対のメインパイプ14…と、該メインパイプ14…の前半傾斜部14aよりも急角度に傾斜して前記ヘッドパイプ13から後下がりに延びる左右一対のダウンパイプ15…と、前記メインパイプ14…における前半傾斜部14aの後部から後方に延びる左右一対のシートレール16…と、前記メインパイプ14…における後半傾斜部14b…の下部から後上がりに延びて前記両シートレール16…の中間部に連設される左右一対のサブパイプ17…とを備える。
車体フレームFには、エンジンEのエンジン本体18が、前記メインパイプ14…における後半傾斜部14b…の下部、ならびに前記ダウンパイプ15…の下部で支持されるようにして搭載される。また前記車体フレームFにおけるメインパイプ14…の前半傾斜部14a…には、エンジン本体18の上方に配置される燃料タンク19が搭載され、その燃料タンク19の後方には、前記車体フレームFにおけるシートレール16…で支持されるようにしてタンデム型の乗車用シート20が配置される。
エンジン本体18の下部すなわちクランクケース21には、車幅方向に沿う軸線を有するクランクシャフト22が回転自在に支承されるとともに、前記クランクシャフト22からの回転動力を変速するための変速機(図示せず)が収容され、クランクケース21の後部には、前記変速機からの回転動力を出力する出力軸23が回転自在に支承される。
前記車体フレームFのメインパイプ14…における後半傾斜部14b…の下部にはピボットプレート24…が固着されており、後端で後輪WRを軸支するスイングアーム25の前端が支軸26を介して前記ピボットプレート24…に揺動可能に支承される。また車体フレームFのシートレール16および前記スイングアーム25の後部間にはリヤクッションユニット27が設けられる。また前記後輪WRには前記出力軸23からの回転動力が、チェーン式伝動手段28を介して伝達される。
エンジン本体18におけるシリンダヘッド30の後部側面には、吸気系31が接続されるものであり、該吸気系31は、乗車用シート20の前部下方に配置されるエアクリーナ32と、該エアクリーナ32に上流端が接続される気化器33と、該気化器33の下流端および前記シリンダヘッド30間を結ぶインレットパイプ34とを備える。
前記シリンダヘッド30の前部側面には排気系35が接続されるものであり、該排気系35は、シリンダヘッド30の前部側面から下方に延びる排気管36と、エンジン本体18の下方に配置されて前記排気管36の下流端に接続される触媒コンバータ37と、該触媒コンバータ37の下流端に接続されて後輪WRの右側に配置される排気マフラー38とを備える。
車体前部には、前記ヘッドパイプ13の前方に位置するようにしてヘッドライト40が配置されるとともに、少なくともヘッドライト40を覆うフロントカウル41が配設されており、そのフロントカウル41に上方から近接するようにしてメータ装置42が配置される。
図2および図3を併せて参照して、前記ヘッドライト40、前記フロントカウル41および前記メータ装置42は、前記フロントフォーク11に取付けられるステー43で支持されるものであり、このステー43は、左右に間隔をあけた位置で上下に延びる一対のバー44,44と、それらのバー44…の上下方向中間部にそれぞれ固着される一対の第1支持板45,45と、両バー44…の上部間に設けられる第2支持板46とを備える。
前記バー44,44は、上下に延びる鉛直部44a,44aと、それらの鉛直部44a…の上端から後方に向かうにつれて相互に近接するように傾斜して後側下方に延びる上傾斜部44b,44bと、上傾斜部44b…の後端から上方にわずかに延びる上支持部44c,44cと、前記鉛直部44a…の下端から後方に向かうにつれて相互に近接するように傾斜して後側下方に延びる下傾斜部44d,44dと、それらの下傾斜部44d…の後端から下方に延びる下支持部44e,44eとを一体に有するようにして、金属棒材を屈曲成形して成り、第1支持板45…は前記鉛直部44a…にそれぞれ固着され、第2支持板46は左右の上傾斜部44b…間に設けられる。
前記上支持部44c…および下支持部44e…は、ヘッドパイプ15の軸線と平行に延びるものであり、上支持部44c…は、フロントフォーク11におけるトップブリッジ47に設けられた上支持孔49…に下方から差し込まれる。また下支持部44e…は、前記フロントフォーク11におけるボトムブリッジ48に設けられる下支持孔50…に上方から差し込まれるものであり、両下支持部44e…には、前記ボトムブリッジ48の上面に当接する鍔部材51,51がそれぞれ固着される。而して鍔部材51…をボトムブリッジ48の上面に当接するまで前記両下支持部44e…を下支持孔50…にそれぞれ挿入した状態で、上支持部44c…を上支持孔49…に下方から差し込むことでステー43がフロントフォーク11に取付けられることになる。
前記フロントカウル41は、前記ステー43が備える第1支持板45,45の下部にボルト53,53によって固定され、該フロントカウル41の前部に設けられた前部開口54にレンズ55を臨ませるようにしてフロントカウル41内に配置されるヘッドライト40のヘッドライトハウジング56が、フロントカウル41に支持される。すなわちヘッドライトハウジング56の上部両側には一対の上部取付け板部56a,56aが設けられ、ヘッドライトハウジング56の下部には左右一対の下部取付け板部56b,56bが設けられており、上部取付け板部56a…がボルト57,57でフロントカウル41の上部に締結され、下部取付け板部56b…がボルト58,58でフロントカウル41の下部に締結される。
またヘッドライト40およびフロントカウル41間には、該フロントカウル41内でのヘッドライト40の位置を定める位置決め部60が設けられており、該位置決め部60は、ヘッドライトハウジング56の上部中央に設けられた位置決め孔83と、該位置決め孔83に嵌合するようにしてフロントカウル41の上部中央に突設されたピン84とから成る。
前記ステー43における第1支持板45…の上部には、ボルト61,61によってウインカステー62,62が締結されており、フロントカウル41の左右両側壁を前記ウインカステー62…との間に挟むようにして、ウインカ63…が一対ずつのボルト64,64によって前記ウインカステー62…に取付けられる。
図4および図5において、メータ装置42は、スピードメータ65、タコメータ66および燃料メータ67が、合成樹脂から成るメータケース68内に設けられて成るものであり、メータケース68にインサート結合された一対のボルト69,69が、前記ステー43における第2支持板46に設けられた一対の挿通孔70,70(図3参照)に挿通され、それらのボルト69…にナット71…(図2参照)を螺合して締め付けることにより、前記メータケース68が前記ステー43の上部に取付けられる。
また前記スピードメータ65には、オドメータ72およびトリップメータ73が付設されており、トリップリセットノブ74が、前記トリップメータ73に連なるようにして前記メータケース68の左側方に配置される。
図6および図7を併せて参照して、前記フロントカウル41の上部には、上方および後方に開放した開口部76が設けられており、その開口部76を上方から覆うように前記メータ装置42が配置され、そのメータ装置42のメータケース68に、前記開口部76の周縁に沿う突出壁77が側面視で前記開口部76の上縁と重なるようにして設けられる。この突出壁77は、車幅方向に延びて直線状に形成される前壁部77aと、該前壁部77aの左右両端から後方に延びる左右一対の側壁部77b,77bとから成る。しかも両側壁部77b…は、前記前壁部77aの左右両端から相互にほぼ平行として後方に延びる第1側壁部分77ba…と、後方に向かうにつれて相互に近接するように彎曲しつつ第1側壁部分77ba…の後端に連なる第2側壁部分77bb…とから成るものであり、突出壁77は、全体として前記開口部76の形状に対応した形状に形成される。
しかも前記突出壁77には、前記開口部76の周縁で前記フロントカウル41に当接する緩衝部材が固定されるものであり、この実施の形態では、前記突出壁77のうち前部だけに、すなわち直線状である前壁部77aだけにゴム等の弾性材から成る緩衝部材78が、たとえば弾発嵌合によって固定される。
一方、前記フロントカウル41の上部内面には、前記緩衝部材78を当接、支持する支持面80,80を形成する一対の支持突部79,79が、図3で明示するように、フロントカウル41内でのヘッドライト40の位置を定めるようにしてヘッドライト40およびフロントカウル41間に設けられる位置決め部60の両側に一体に突設され、前記支持突部79…およびフロントカウル41の内面間には、複数個ずつたとえば3個ずつの補強リブ85,85,85…が一体に設けられる。各支持面80…は、その中間部に屈曲部80a,80aを配置するようにして全体として略L字状となる横断面形状を有するように形成されており、前記緩衝部材78は、前記屈曲部80a…に当接される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、フロントカウル41の上部に、上方および後方に開放した開口部76が設けられ、該開口部76を上方から覆うように配置されるメータ装置42に、開口部76の周縁に沿う突出壁77が側面視で開口部76の上縁と重なるようにして設けられるので、側面視でフロントカウル41およびメータ装置42間に隙間ができるのを回避して、車体前部の外観性を高めることができる。しかも開口部76を上方から覆うようにメータ装置42が配置されることによってフロントカウル41の小型化を図ることができる。
また突出壁77に、開口部76の周縁でフロントカウル41に当接する緩衝部材78が固定されるので、メータ装置42およびフロントカウル41の位置合わせを容易として位置合わせ精度を高めつつ、メータ装置42をフロントカウル41に近接させて配置することを可能とし、フロントカウル41側からメータ装置42側への振動の伝達を抑えつつ、振動による相互干渉時の音や傷付きが発生するのを防止することができる。さらに突出壁77がフロントカウル41側ではなくメータ装置42側に設けられることにより、突出壁77や緩衝部材78がフロントカウル41の内側に配置されることになり、これによっても外観性を高めることができる。
また緩衝部材78が、突出壁77のうち前部だけに固定されるので、自動二輪車の側面から緩衝部材78を見え難くして、外観性をより高めることができる。
またフロントカウル41の内面に、緩衝部材78を当接、支持する支持面80…が形成されるので、自動二輪車の外側から視認されない位置で緩衝部材78をフロントカウル41に当接させるようにして外観性を高めるとともに、緩衝部材78を面で支持して緩衝効果を高め、フロントカウル41およびメータ装置42の位置合わせも容易とすることができる。
また支持面80…が、その中間部に屈曲部80a…を配置するようにして全体として略L字状となる横断面形状を有するように形成され、緩衝部材78が、前記屈曲部80a…に当接されるので、支持面80…の広い範囲で緩衝部材78を支持して緩衝効果をより高めることができ、当接面積の増大によって支持強度を高めることができる。
またヘッドライト40およびフロントカウル41間には、フロントカウル41内でのヘッドライト40の位置を定める位置決め部60が設けられており、その位置決め部60の両側に配置される一対の支持面80…がフロントカウル41の内面に形成されるので、位置決め部60を避けて両支持面80…がフロントカウル41の内面に形成されることになり、フロントカウル41およびヘッドライト40の組付け性を高めることができる。
さらに前記突出壁77が、車幅方向に延びて直線状に形成される前壁部77aと、該前壁部77aの左右両端から後方に延びる左右一対の側壁部77b,77bとから成り、緩衝部材78が、前壁部77aに固定されるので、直線状の前壁部77aに緩衝部材78を固定することで緩衝部材78の支持面積を広くし易くし、支持面積を広くすることで緩衝効率の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上述の実施の形態では、メータ装置42の突出壁77の前部の2箇所だけに緩衝部材78が固定されるようにしたが、請求項2の発明に対応する実施形態では、突出壁77の全長にわたる緩衝部材を突出壁77に固定するようにしてもよい。
40・・・ヘッドライト
41・・・フロントカウル
42・・・メータ装置
60・・・位置決め部
76・・・開口部
77・・・突出壁
77a・・・前壁部
77b・・・側壁部
78・・・緩衝部材
80・・・支持面
80a・・・屈曲部

Claims (4)

  1. 少なくともヘッドライト(40)を覆うフロントカウル(41)が車体前部に配設され、前記フロントカウル(41)にその上方から近接してメータ装置(42)が配置される自動二輪車において、
    前記フロントカウル(41)の上部に、上方および後方に開放した開口部(76)が設けられ、該開口部(76)を上方から覆うように配置される前記メータ装置(42)に、前記開口部(76)の周縁に沿う突出壁(77)が側面視で前記開口部(76)の上縁と重なるようにして設けられ、前記突出壁(77)のうち該突出壁(77)の前部だけに、前記開口部(76)の周縁で前記フロントカウル(41)に当接する緩衝部材(78)が固定されることを特徴とする自動二輪車におけるメータ装置配設構造。
  2. 少なくともヘッドライト(40)を覆うフロントカウル(41)が車体前部に配設され、前記フロントカウル(41)にその上方から近接してメータ装置(42)が配置される自動二輪車において、
    前記フロントカウル(41)の上部に、上方および後方に開放した開口部(76)が設けられ、該開口部(76)を上方から覆うように配置される前記メータ装置(42)に、前記開口部(76)の周縁に沿う突出壁(77)が側面視で前記開口部(76)の上縁と重なるようにして設けられ、前記突出壁(77)に、前記開口部(76)の周縁で前記フロントカウル(41)に当接する緩衝部材(78)が固定され、前記ヘッドライト(40)および前記フロントカウル(41)間に、該フロントカウル(41)内での前記ヘッドライト(40)の位置を定める位置決め部(60)が設けられ、その位置決め部(60)の両側に配置されて前記緩衝部材(78)を当接、支持する一対の支持面(80)が、前記フロントカウル(41)の内面に形成されることを特徴とする自動二輪車におけるメータ装置配設構造。
  3. 前記支持面(80)が、その中間部に屈曲部(80a)を配置するようにして全体として略L字状となる横断面形状を有するように形成され、前記緩衝部材(78)が、前記屈曲部(80a)に当接されることを特徴とする請求項記載の自動二輪車におけるメータ装置配設構造。
  4. 前記突出壁(77)が、車幅方向に延びて直線状に形成される前壁部(77a)と、該前壁部(77a)の左右両端から後方に延びる左右一対の側壁部(77b)とから成り、前記緩衝部材(78)が、前記突出壁(77)のうち前記前壁部(77a)にだけ固定されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の自動二輪車におけるメータ装置配設構造。
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