JP5324401B2 - 鞍乗型車両の前部構造 - Google Patents
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特許文献1には、ナンバープレートを車体の前部に取り付けるナンバープレート取り付けステーを、ヘッドライトの下部に直接取り付けた自動二輪車が提案されている。
しかしながら、ヘッドライトの下方をヘッドライトカバーにより覆う構造を有する自動二輪車においては、ナンバープレート取り付けステーをヘッドライトの下部に直接取り付けることはできない。
先ず、図1を参照しながら、本実施形態の鞍乗型車両としての自動二輪車1の全体構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態の自動二輪車1は、ヘッドパイプ11及びシートレール12を含んで構成される車体フレーム10と、この車体フレーム10の前方に配置されヘッドライト50を含んで構成される前部構造部100と、前輪31と、この前輪31の上方に配置されるフロントフェンダ311と、前輪31を軸支するフロントフォーク32と、このフロントフォーク32をヘッドパイプ11に対して左右に回動自在に連結するステアリングステム33と、車体フレーム10の後方に配置される後輪34と、この後輪34の上方に配置されるリアフェンダ341と、後輪34を軸支するスイングアーム35と、このスイングアーム35を車体フレーム10に上下に揺動自在に連結するピボットプレート36と、スイングアーム35とシートレール12との間に介在するリアクッション37と、燃料タンク38と、シート39と、エンジン40と、を備える。
メインフレーム13は、左右に一対設けられている。一対のメインフレーム13は、側面視で、ヘッドパイプ11から後方に延出し、途中で下方に屈曲する屈曲部13aを有する。
シートレール12は、左右に一対設けられている。一対のシートレール12は、側面視で、一端側がメインフレーム13の屈曲部13aに連結されており、他端側が後方に向かって延びている。
サブフレーム15は、左右に一対設けられている。一対のサブフレーム15は、一端側が一対のメインフレーム13の後部に連結され、他端側が斜め上後方に延びて一対のシートレール12の後部に連結されている。
トップブリッジ33aの上面には、ハンドル16が連結される。
ピボットプレート36は、左右に一対設けられている。一対のピボットプレート36は、一対のメインフレーム13の後部の前側に連結されており、一対のスイングアーム35を軸支している。
リアクッション37は、左右に一対設けられている。一対のリアクッション37は、一端側が一対のスイングアーム35の後部に連結され、他端側がクッションガセット17を介して一対のシートレール12に連結されている。
サイレンサは、後輪34の右側に配置される。
図2に示すように、本実施形態の自動二輪車1における前部構造としての前部構造部100は、一対のフロントフォーク32の前方に配置されるインナカウル20と、このインナカウル20の前方に配置されるヘッドライト50と、このヘッドライト50を覆うフロントカウル60と、ヘッドライト50の下方に配置されるプレート部材としてのフロントナンバープレート70と、このフロントナンバープレート70を車体側に取り付けるプレート部材取り付けステー80と、フロントカウル60に取り付けられる弾性部材90と、を備える。
図2に示すように、ヘッドライト50は、電球(図示せず)と、この電球の後方に配置され電球を収容するハウジング51と、電球の前面を覆うレンズ52と、ハウジング51の下面に設けられヘッドライト50による光の照射角度を変更させるエーミング53と、を備える。このヘッドライト50は、フロントカウル60に固定される。
図2に示すように、上面カバー部61は、後端側が後ろ上がりになるように形成されている。また、図3に示すように、一対の側面カバー部62は、後端が幅広になるように形成されている。
また、フロントカウル60がインナカウル20に固定された状態で、上述のエーミング53の先端は、スリット部634から下方に突出する。
図4及び図5に示すように、プレート部材取り付けステー80は、横長状の板状部材81と、この板状部材81の長手方向の両端部近傍に連結された一対の棒状部材82と、を備える。
板状部材81は、横長の矩形形状を有する板状部材本体811と、この板状部材本体811に設けられた一対のプレート部材締結部812と、後述の弾性部材90を介して下面カバー部63に固定される中央固定部813と、を備える。
一対のプレート部材締結部812は、図5に示すように、板状部材本体811の長手方向の両端近傍にそれぞれ設けられた一対の貫通穴812aと、板状部材本体811の一方の面側における一対の貫通穴812aに対応する位置に接合された一対の溶接ナット812bと、により構成される。フロントナンバープレート70は、一対の貫通穴を、板状部材本体811の一対の貫通穴812aに重ね合わせた状態で、これらの貫通穴にボルト812cを挿通し、このボルト812cを溶接ナット812bに締結することにより板状部材本体811に固定される。
一対の左右固定部821は、図7に示すように、一対の棒状部材82の一端側が平板状に形成された平板状部821aと、この平板状部821aに設けられた貫通穴821bと、を備える。一対の左右固定部821は、貫通穴821bを下面カバー部63の第1傾斜面631の後部に形成された貫通穴(図示せず)に重ね合わせた状態で、平板状部821aを下面カバー部63の下面に当接させ、締結部材としての一対のねじ83により下面カバー部63に固定される(図6参照)。より具体的には、一対のねじ83は、平板状部821aに設けられた貫通穴821b及び第1傾斜面631に形成された貫通穴に挿通されて、第1傾斜面631の裏面における貫通穴に対応する位置に接合されたナット(図示せず)に締結される。
ここで、一対のねじ83は、中央部に向かって下方に傾斜した一対の第1傾斜面631に固定されており、一対のねじ83の軸線の延長線が交差するように構成されている。
ここで、図2及び図4に示すように、突出部635は、下面カバー部63の中央部の前部に設けられている。また、一対の左右固定部821は、下面カバー部63(第1傾斜面631)の後部に固定されている。つまり、中央固定部813は、一対の左右固定部821よりも前方かつ下方で下面カバー部63に固定される。また、上述したエーミング53は、一対の左右固定部821及び中央固定部813により形成される三角形の領域の内部に位置している。
また、図6に示すように、フロントナンバープレート70がプレート部材取り付けステー80に締結された状態では、中央固定部813は、前面視(前方から視た状態)でフロントナンバープレート70と重なり合う位置に配置される。
先ず、下面カバー部63の突出部635の凹部に弾性部材90を挿入して取り付ける。このとき、弾性部材90は、差込部91が露出するように突出部635に取り付けられる。
次に、中央固定部813を前方斜め下方から差込部91に差し込んで固定する。これにより、プレート部材取り付けステー80は、下面カバー部63に保持され、一対の左右固定部821の位置決めがなされる。
次に、位置決めがなされた状態の一対の左右固定部821を一対のねじ83によって一対の第1傾斜面631に固定する。これにより、プレート部材取り付けステー80が下面カバー部63に取り付けられる。
例えば、本実施形態では、本発明を鞍乗型車両としての自動二輪車の前部構造に適用したが、これに限らない。即ち、本発明を三輪又は四輪の鞍乗型車両に適用してもよく、低床の足載せ部を有するスクータ型車両に適用してもよい。つまり、鞍乗型車両とは、車体にまたがって乗車する車両全般を含む。
50 ヘッドライト
63 下面カバー部(ヘッドライトカバー)
70 フロントナンバープレート(プレート部材)
80 プレート部材取り付けステー
81 板状部材
82 棒状部材
83 ねじ(締結部材)
90 弾性部材
91 差込部
100 前部構造部(前部構造)
813 中央固定部
821 左右固定部
Claims (7)
- 車体の前方に配置されるヘッドライトと、
前記ヘッドライトの下方に配置されるプレート部材と、
前記プレート部材を前記車体側に取り付けるプレート部材取り付けステーと、
前記ヘッドライトを覆うヘッドライトカバーと、を備える鞍乗型車両の前部構造であって、
前記ヘッドライトカバーは、前記ヘッドライトの下部を覆うように構成され、
前記プレート部材取り付けステーは、前記車体の幅方向における左右の2箇所で前記ヘッドライトカバーの下面に固定される一対の左右固定部と、前記車体の幅方向における中央部でかつ前記一対の左右固定部よりも前方で前記ヘッドライトカバーの下面に固定される中央固定部と、を備える鞍乗型車両の前部構造。 - 前記ヘッドライトカバーに取り付けられると共に差込部を有する弾性部材を更に備え、
前記プレート部材取り付けステーは、前記中央固定部が前記差込部に差し込まれて前記ヘッドライトカバーに固定される請求項1に記載の鞍乗型車両の前部構造。 - 前記一対の左右固定部は、一対のねじによって前記ヘッドライトカバーに固定されると共に、該一対のねじの軸線の延長線が交差するように構成される請求項1又は2に記載の鞍乗型車両の前部構造。
- 前記中央固定部は、前記一対の左右固定部よりも下方に形成され、
前記一対の左右固定部は、平板状に形成され、前記ヘッドライトカバーに当接して締結部材によって締結され、
前記プレート部材は、該プレート部材の後端が後ろ上がりになるように配置される請求項2に記載の鞍乗型車両の前部構造。 - 前記ヘッドライトカバーの下面は、前記車体の幅方向における中央部が下方に突出するようにV字形状に形成され、前記中央固定部は、該V字形状の頂点に固定される請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗型車両の前部構造。
- 前記中央固定部は、前面視で前記プレート部材と重なり合う位置に配置される請求項5に記載の鞍乗型車両の前部構造。
- 前記プレート部材取り付けステーは、前記中央固定部を有すると共に前記プレート部材に締結されるプレート部材締結部を有する板状部材と、一端側に前記左右固定部を有すると共に他端側が前記板状部材に連結される一対の棒状部材と、を備える請求項1から6のいずれかに記載の鞍乗型車両の前部構造。
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