JP6012576B2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの吸気装置の改良に関する。
自動二輪車に搭載されるエンジンの吸気装置において、車両長手方向に延びて空気を取入れる導入通路を備えたものが知られている(例えば、特許文献1(図1、図3)参照。)。
特許文献1の図1及び図3に示すように、エンジンの吸気装置(12)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)は、燃料タンク(13)の直下方で、クリーナケース(20)の上部に、車両長手方向に沿って前端に開口(34)をもつ吸気通路と後端に開口(35)をもつ吸気通路とを備えている。具体的には、エアクリーナケース(20)の上部に、別部材で構成した空気導入通路(26)が配置される。この構造によれば、燃料タンク(13)下の狭い空間に、吸気流路面積を適切な面積だけ確保することができる。
前端の開口(34)から後方に延びる前部空気導入通路と後端の開口(35)から前方へ延びる後部空気導入通路の幅は同じである。前端の開口(34)と後端の開口(35)から取入れられた吸気流は、空気導入通路(26)の長手方向中央部で互いにぶつかり、緩衝され、一方の吸気流が他方の吸気流側へと吹き抜けることもなく吸気流をスムースに下流側のエレメントへと流すことができる。
しかしながら、特許文献1の技術では、エアクリーナケース(20)の上部に、別部材で構成した空気導入通路(26)を配置したので、吸気装置(12)全体の高さが高くなってしまう。吸気装置(12)の高さが高くなると、その直上に燃料タンク(13)が配置される関係上、燃料タンク(13)の配置を高くしない限り、燃料タンクの容量又は、エアクリーナケース(20)側の容量が確保し難くなるという問題がある。
ここで、従来例(特許文献1)の空気導入通路は、前後の吸気通路が導入通路部材の中央で集合される構造であるが、エアクリーナの未浄化室内で前後の吸気通路を集合するようにすれば、未浄化室の対向する側壁に吸気通路を接続するだけで足りるため、吸気装置全体の上下幅を従来例程長くしなくてもよくなる。
ただし、このような構造だと、未浄化室に設けられる前後の吸気通路の幅がラップする場合は、従来例と同じような緩衝空間を未浄化室に設定できる。例えば、吸気通路が前1本、後2本等の構成により、前部空気導入通路と後部空気導入通路の幅が異なり、幅方向で重ならない部分がある場合には、前後の吸気流の流速が高まると、重ならない部分で吸気流が部分的にすれ違うようになる。部分的にすれ違うと、特許文献1のような吸気流を衝突させ流速を落として、緩衝する空間を未浄化室内に十分には構成できなくなる。すれ違った吸気流は、エレメント(21)の上流側の未浄化室の端まで慣性で流れてしまい、エンジンへ繋がるファンネルまでの距離が長くなる。結果、運転領域によっては、ドライバビリテイ(運転性)性能が確保し難くなる場合があった。
吸気装置の大型化を極力抑えながら、且つ、ドライバビリテイ性能を確保することができる吸気装置が望まれる。
特開2005−233098公報
本発明は、吸気装置の大型化を極力抑えながら、互いに反対向きとなる吸気通路を設定して十分な吸気通路面積を設定し、且つ、ドライバビリテイ性能を確保することができるエンジンの吸気装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、エンジンへ浄化空気を供給するエアクリーナの未浄化室側に、一方向を向く第1の吸気通路と、一方向に沿うと共に吸気流の入口が第1の吸気通路を流れる方向と反対向きとなる第2の吸気通路とが接続されるエンジンの吸気装置において、
未浄化室は、一方の側壁部と、この一方の側壁部に対向する他方の側壁部とを有し、第1の吸気通路は、一方の側壁部に接続され、第2の吸気通路は、他方の側壁部に接続され、第2の吸気通路は、一方向と垂直な方向に離間し、且つ、少なくとも、第2の吸気通路の出口が第1の吸気通路幅より外方に出るように、2つ配置され、これらの2つの吸気通路の出口に、吸気流を第1の吸気通路幅に向ける整流部が備えられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、エアクリーナは、未浄化室の下流側に設けられ未浄化空気を浄化するエレメントと、このエレメントの下流側に設けられ浄化された空気を流す浄化室と、この浄化室の空気出口に設けられエンジンへ向かう浄化空気を整流するファンネルとを有し、このファンネルは、第2の吸気通路側に寄せて配置されることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、浄化室は、ファンネルよりも第1の吸気通路側で、且つ、ファンネルの取付座よりもエンジン側へ張り出す浄化室側膨出部を有することを特徴とする。
請求項4に係る発明では、エアクリーナは、上下割りで構成される下側のエアクリーナケースと、上側のエアクリーナカバーと、この上側のエアクリーナカバーと下側のエアクリーナケースの間に介在されエレメントが装着されるエレメントホルダとからなり、未浄化室は、エアクリーナカバーとエレメントホルダの間に形成され、浄化室は、エレメントホルダとエアクリーナケースの間に形成され、第2の吸気通路は、エアクリーナカバーの上面を流用した下面と、この下面を上方から覆うダクトカバーの下面を利用した上面とで形成され、吸気通路の下流側でダクトカバーに、整流部をなす整流壁部が形成されることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、吸気装置は、ヘッドパイプから車両後方に延びる左右一対のメインフレームを備えている鞍乗り型車両に搭載され、吸気装置は、ヘッドパイプの直後方で、且つ、左右一対のメインフレーム間に配置され、エアクリーナカバーに備えられ第1吸気通路が接続される第1吸気通路接続部は、高さ方向に沿うと共にその面が車両前方を向いている座部を有し、第1吸気通路は、座部に設けられる開口に嵌合され、ヘッドパイプ側に延びると共に、車両平面視で、エアクリーナよりも車両前方に延びるゴムダクトにて構成されることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、第1吸気通路の一側の側方位置で座部に、吸気温度センサが取付けられると共に、他側の側方に、第1吸気通路の側方まで膨出する未浄化室側膨出部が備えられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、未浄化室の対向する一方の側壁部に第1の吸気通路を接続し、他方の側壁部に第2の吸気通路を接続した。このように、対向する側壁部に、各々、吸気通路を接続したので、吸気通路が1つの場合に比べ、吸気面積をかせぐことができる。所定の吸気量が確保し易くなるため、吸気通路の高さ方向への張出しが抑えられる。結果、吸気流の流れる方向が反対方向の2つの吸気通路をもつ吸気装置であっても、この吸気装置の大型化を抑えることができる。
また、第2の吸気通路を通る第2の吸気流は、第1の吸気通路の幅外から未浄化室内に導入されるが、吸気流は、整流部によって、第1の吸気通路幅内へと整流、ガイドされ、第1の吸気通路を通る第1の吸気流と、対向する側壁部の間で衝突され、吸気流の速度が落ちる。速度が落ちた吸気流は、エンジン側の負圧によって吸入されるため、エンジンへ最短距離で導かれる。これにより、ドライバビリテイ(運転性)性能が損なわれるという心配もない。
請求項2に係る発明では、エアクリーナは、エレメントの下流側に設けられる浄化室と、この浄化室の空気出口に設けられるファンネルとを有し、このファンネルは、第2の吸気通路側に寄せて配置される。第1の吸気通路を流れる第1の吸気流のうち、第1の吸気通路の幅方向中央部分で、第2の吸気流と衝突せずにすれ違う吸気流が発生する場合がある。
このすれ違った吸気流は、エレメントを通過して他の吸気流よりも距離が短いファンネルに流れ易い。すなわち、すれ違った第1の吸気流は、未浄化室内で第2の吸気通路側に寄せて配置したファンネル側へ流れ易い。このため、第1の吸気流が、ドライバビリテイ(運転性)性能に影響を与え難くすることができる。
請求項3に係る発明では、浄化室は、ファンネルよりも第1の吸気通路側で、且つ、ファンネルの取付座よりもエンジン側へ張り出す浄化室側膨出部を有する。未浄化室内に入った第2の吸気流の多くは、第1の吸気流と衝突する。残りとなる第1の吸気流とすれ違って未浄化室内で第1吸気通路の側壁へ流れる吸気流は限られたものとなる。
そのため、第1吸気通路側で浄化室に、浄化室側膨出部を設定しても、この浄化室側膨出部で渦が発生することは少ない。よって、好ましい位置で浄化室の容量をかせぐことができ、さらに、ドライバビリテイ(運転性)性能を高めることができる。
請求項4に係る発明では、第2の吸気通路は、エアクリーナカバーとダクトカバーとで形成した、第2の吸気通路をエアクリーナカバーで流用したので、部品点数を減らすことができる。また、ダクトカバーに、整流壁部が形成される。整流壁部は、ダクトカバーの一部を流用したので、部品点数を減らすことができる。
請求項5に係る発明では、第1吸気通路は、ヘッドパイプ側に延びると共に、車両平面視で、エアクリーナよりも車両前方に延びている。すなわち、第1吸気通路は、エアクリーナより車両前方に延びているので、第1吸気通路の長さを長く設定できる。第1吸気通路の長さを長く設定できるので、吸気音を低減することができる。
また、第1吸気通路は、ヘッドパイプ側に延びると共にエアクリーナよりも前方に延びるゴムダクトにて構成される。第1吸気通路がゴムダクトであれば、吸気装置を車体フレームに収めて組み立てる際に、部品同士の干渉が起き易い配置であっても、ゴムダクトをずらして配索することで、フレームや部品との干渉を避けつつ、吸気装置を組立易くすることができる。つまり、吸気装置を組立性を高めることができる。
請求項6に係る発明では、第1吸気通路の一側の側方位置の座部に、吸気温度センサが取付けられる。第1吸気通路の一側の側方に、吸気温度センサを取付けたので、デッドスペースになり易い領域を有効活用することができる。
また、第1吸気通路の他側の側方に、未浄化室側膨出部が備えられている。デッドスペースになり易い第1吸気通路の他側の側方を利用して、未浄化室の容量を稼ぐことができる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 エンジンの吸気装置を表す図1の要部拡大図である。 エンジンの吸気装置の側面図である。 図3の4部拡大断面図である。 エンジンの吸気装置及びその周辺部の断面図(図10の5−5線断面図)である。 ダクトカバーの取付に係るエンジンの吸気装置の分解斜視図である。 図6の7矢視図(ダクトカバーの底面図)である。 ダクトカバーの接合工程を説明する図である。 エンジンの吸気装置の斜視図である。 エンジンの吸気装置の平面図である。 実施例及び比較例に係るエンジンの吸気装置の作用説明図である。 吸気の流れを説明する作用図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体カバー11で覆われている。この車体カバー11は、ヘッドライト21の周囲を覆うフロントカバー12と、このフロントカバー12の側方から車両後方へ延び車体の前部側方に配置されラジエータユニット22L、22R(図手前側の符号22Lのみ示す。)の周囲を覆うラジエータカバー13L、13R(図手前側の符号13Lのみ示す。)と、ラジエータカバー13L、13Rの下方に位置しエンジン23の前方を覆うエンジンセンタカバー14と、エンジンセンタカバー14の後方でエンジンの下方を覆うアンダカバー15と、このアンダカバー15の後部上方で後輪18の側方及び上方を覆うリヤカバー16とを主要素とする。前輪17の上方は、泥除けとしてのフロントフェンダ19が配置されている。
このような自動二輪車10は、車体フレーム20の前端に設けられ前輪17を操向可能に支持する前輪操向部25と、車体フレーム20の後部下部に設けられ後輪18を揺動自在に支持する後輪懸架部26と、前輪17の後方にて車体フレーム20に懸架されるエンジン23と、このエンジン23の後上方に設けられると共に車体フレーム20に支持され運転者が跨って乗るシート27と、車体フレーム20の上方に設けられエンジン23に燃料を供給する燃料タンク28とを有している。前述のラジエータカバー13L、13Rは、燃料タンク28の側面から下方に延び車体の側面を覆っている。
自動二輪車10は、前輪17と後輪18の間に配置されるシート27に運転者が跨って乗車する態様の鞍乗型車両である。なお、自動二輪車10に搭載されるエンジン23は、クランク軸が車両前後に延びている水平対向6気筒エンジンである。
前輪操向部25は、フロントフォーク31と、このフロントフォーク31の上端に取付けられ運転者が操向操作を行うハンドル32と、フロントフォーク31の下端に回転自在に取付けられる前輪17とを主要素とする。前輪操向部25には、ヘッドライト21が取付けられている。
後輪懸架部26は、車体フレーム20に設けられるピボット軸36と、このピボット軸36から車両後方へ延びているスイングアーム37と、このスイングアーム37の後端に回転自在に取付けられる後輪18とを有する。エンジン23から車両後方へ消音器39が延びている。
図2に示すように、自動二輪車10の車体フレーム20は、前輪操向部25(図1参照)が支持されるヘッドパイプ41と、このヘッドパイプ41から斜め後下方へ延びてエンジン23が支持される左右一対のメインフレーム42L、42R(図手前側の符号42Lのみ示す。)と、当該左右一対のメインフレーム42L、42Rの下方にてヘッドパイプ41から斜め後下方へ延びてエンジン23が支持される左右一対のダウンフレーム43L、43Rとを有する。エンジン23の上方で、燃料タンク28の底板29の下方で、左右一対のメインフレーム42L、42Rの間に、エンジン23へ吸気を供給する吸気装置40が配置されている。
図3に示すように、吸気装置40の構成要素であるエアクリーナ50は、上下割りで構成されるエアクリーナケース51と、このエアクリーナケース51に上から被せられるエアクリーナカバー52と、このエアクリーナカバー52に前方から接続され第1の吸気通路53を形成するゴムダクト63と、エアクリーナカバー52の上面52aの一部を覆うように取付けられ、エアクリーナカバー52の上面52aとの間で2つの第2の吸気通路54を形成するダクトカバー64L、64R(図手前側の符号64Lのみ示す。)とを備えている。エアクリーナカバー52に、吸気温度センサ55が取付けられている。エアクリーナケース51とエアクリーナカバー52とは、複数の締結ボルト56で結合されている。次図で、締結構造について説明する。
図4に示すように、樹脂製のエアクリーナケース51の合わせ面51aに、めねじ58が形成された金属製のめねじ部59が鋳ぐるみされるが如く埋設され、この合わせ面51aにエアクリーナカバー52の合わせ面52aを当て、上方から締結ボルト56をめねじ58に締め付けるようにした。その他の部分の締結構造についても上記説明と同様な構造であり、説明を省略する。
図5に示すように、エンジンの吸気装置40には、上側のエアクリーナカバー52と下側のエアクリーナケース51の間に介在されるエレメントホルダ61と、エアクリーナカバー52とエレメントホルダ61の間に形成される未浄化室65と、エレメントホルダ61に装着され未浄化空気を浄化するエレメント62と、このエレメント62の下流側にてエレメントホルダ61とエアクリーナケース51の間に形成され浄化された空気を流す浄化室66と、この浄化室66の空気出口67に設けられエンジン23へ向かう浄化空気を整流するファンネル68とが備えられている。
未浄化室65は、一方の側壁部71と、この一方の側壁部71に対向する他方の側壁部75とを有し、第1の吸気通路53は、一方の側壁部71に接続され、第2の吸気通路54は、他方の側壁部75に接続される。ファンネル68は、第2の吸気通路54側に寄せて配置される。浄化室66は、ファンネル68よりも第1の吸気通路53側で、ファンネル68の取付座68aよりもエンジン23側へ張り出す浄化室側膨出部77を有する。
以上をまとめると、エンジン23(図2参照)へ浄化空気を供給するエアクリーナ50の未浄化室65側には、一方向(前後方向)を向く第1の吸気通路53と、一方向に沿うと共に吸気流の入口78が第1の吸気通路53を流れる方向と反対向きとなる第2の吸気通路54とが接続される。
第2の吸気通路54は、エアクリーナカバー52の上面52aを通路の下面152と、この下面152を上方から覆うダクトカバー64L、64R(図手前側の符号64Lのみ示す。)の下面64Lb、64Rb(図手前側の符号64Lbのみ示す。)を通路の上面164L、164R(図手前側の符号164Lのみ示す。)として構成される。
なお、本実施例では、「一方向」は前後方向であるが、これに限定されず、左右方向、上下方向を含む。
また、本実施例では、未浄化室の位置は、吸気装置の上部に配設されるが、これに限定されず、幅方向又は前後方向の一側でも良い。
エアクリーナカバー52に備えられ第1の吸気通路53が接続される第1の吸気通路接続部81は、高さ方向に沿うと共にその面が車両前方を向いている一方の側壁部71に設けられている。一方の側壁部71に座部83が形成され、この座部83に設けられる第1開口85に、第1の吸気通路53が嵌合される。この第1の吸気通路53はヘッドパイプ41(図2参照)側に延びている。すなわち、第1の吸気通路53は、エアクリーナ50よりも車両前方に延びている。
他方の側壁部75に斜面部84が形成され、当該斜面部84に第2開口86L、86R(図手前側の符号86Lのみ示す。)が設けられる。そして、そして、当該第2開口86L、86Rを各々覆うようにして後方にダクトカバー64L、64R(図手前側の符号64Lのみ示す。)が取付けられ、ダクトカバー64L、64Rとエアクリーナカバー52の上面52aとで第2の吸気通路54が構成されている。
次の図6〜8では、第2の吸気通路54を形成するダクトカバー64L、64Rの組付構造等について説明する。
図6に示すように、エアクリーナカバー52の上面は、前から後に、高さ方向に延びる一方の側壁部71と、この一方の側壁部71の上端から略水平に後方へ延びる第1天井部72と、この第1天井部72の後端から斜め後下方へ下がる段部73と、この段部73の後端から略水平に後方へ延びる第2天井部74と、この第2天井部74の後端から斜め後下方へ延びる他方の側壁部75と、この他方の側壁部75から斜め下後方へ緩やかに延びる後上面部76とを有する。第2天井部74から他方の側壁部75、更には、後上面部76に渡って、エアクリーナカバー52の上面52aに、左右のダクトカバー64L、64Rが各々係合可能な左右の溝部88L、88Rが形成されている。
左右のダクトカバーについて説明する。
図7に示すように、左右のダクトカバー64L、64Rの下面に、空気取入口となる後端部を除き、ダクトカバー64L、64Rの輪郭部に沿って、エアクリーナカバー52(図6参照)に形成した左右の溝部88L、88Rに係合可能な係合凸部89L、89Rが延びている。ダクトカバー64L、64Rには、後述するように、吸気を整流する整流部90L、90Rをなす整流壁部91L、91Rが形成されている。
図8(a)〜図8(c)は、ダクトカバーの接合工程を説明する図である。図中、左右の構造は、同一なものであるため、左右を表す添え字を省略した。図8(a)は溝部88に係合凸部89を近づける図であり、図8(b)は溝部88に係合凸部89をセットした図であり、図8(c)は振動溶着よってダクトカバー64をエアクリーナカバー52に溶着させた図である。
図8(a)において、エアクリーナカバー52の溝部88に、ダクトカバー64の係合凸部89を図矢印aの如く近づけ、図8(b)のように、エアクリーナカバー52の所定位置に、ダクトカバー64をセットする。図8(c)では、ダクトカバー64を振動させ、摩擦熱によってダクトカバー64をエアクリーナカバー52に溶着させた。
図6に戻り、第2の吸気通路54は、エアクリーナカバー52とダクトカバー64とで形成されている。第2の吸気通路54の一部をエアクリーナカバー52で構成したので、部品点数を減らすことができる。また、ダクトカバー64には、整流壁部91L、91Rが形成されている。整流壁部91L、91Rは、ダクトカバー64L、64Rの一部を流用したので、整流壁部を別途設ける場合に比べ、部品点数を減らすことができる。
図9には、エアクリーナカバー52にダクトカバー64L、64Rが溶着され取付けられた状態が示されている。ダクトカバー64L、64Rは、左右に設けられているので、第2の吸気通路54L、54Rは幅方向に2つ設けられている。このような吸気装置40は、ヘッドパイプ41の直後方で、且つ、左右一対のメインフレーム42L、42R間に配置されている。
吸気装置40において、第1の吸気通路53の側方(左側)位置で座部83に、吸気温度センサ55が取付けられると共に、他側(右側)に、第1の吸気通路53の側方まで前方に膨出する未浄化室側膨出部79が備えられている。
図10に示すように、エアクリーナカバー52と左右のダクトカバー64L、64Rの各々に、例えば、左側であれば、エアクリーナカバー52のダクトカバー取付部の前側外方に「L」マークが付され、左のダクトカバー64L、64Rの前左側に「L」マークが付される。同様に、右側であれば、エアクリーナカバー52のダクトカバー取付部の前側外方に「R」マークが付され、右のダクトカバー64L、64Rの前右側に「R」マークが付される。「L」、「R」マークは、成形にて刻まれている。
組付時は、例えば、左側のダクトカバーを組付ければ、エアクリーナカバー52側の「L」マークと、ダクトカバー64L、64R側の「L」が隣り合うようになる。同様に、エアクリーナカバー52側の「R」マークと、ダクトカバー64L、64R側の「R」が隣り合うようになる。このようにすることで、整流壁付けダクトカバー64L、64Rの誤組立を抑止することができる。
次に、第1の吸気通路53と左右の第2の吸気通路54の位置関係等について説明する。左右の第2の吸気通路54は、一方向となる車両前後方向と垂直な方向に離間し、且つ、第2の吸気通路54の出口94L、94Rが第1の吸気通路幅(A)より外方に出るように配置されている。これらの2つの第2の吸気通路54L、54Rの出口94L、94Rには、吸気流を第1の吸気通路幅(A)に向ける左右の整流部90L、90Rが備えられている。
図中、Aは前側吸気通路(第1の吸気通路53)の全幅、BLは後左側吸気通路(第2の吸気通路54L)の全幅、BRは後右側吸気通路(第2の吸気通路54R)の全幅、CL、CRは、各々、左右の前後吸気通路の幅ラップ領域、DL、DRは、各々、左右の前後吸気通路の非ラップ領域であり、Eは、未浄化室65に設定される吸気流緩衝領域である。左右の整流部90L、90Rが延長される整流ライン96L、96Rは、第1の吸気通路53へ幅方向内側に傾くように延びており、吸気流緩衝領域(E)内で第1の吸気通路53の全幅A内に収まるように設定されている。
なお、本実施例において、第1の吸気通路53は車両前側に配置され、2つの第2の吸気通路54は車両後側に配置されているが、これに限定されるものではない。例えば、第1の吸気通路53が車両後側に配置され、2つの第2の吸気通路54が車両前側に配置されていても良い。同様に、第1の吸気通路53が車両左側に配置され、第2の吸気通路54が車両右側で前後に2つ配置されていても良い。第1の吸気通路53が車両右側に配置され、第2の吸気通路54が車両左側で前後に2つ配置されていても良い。また同様に、
第1の吸気通路53が車両下側に配置され、第2の吸気通路54が車両上側で左右に2つ配置されていても良い。第1の吸気通路53が車両上側に配置され、第2の吸気通路54が車両下側で左右に2つ配置されていても良い。
以上に述べたエンジンの吸気装置の作用を次に述べる。
図11(a)は、実施例に係るエンジンの吸気装置の作用説明図であり、図11(b)は、比較例に係るエンジンの吸気装置の作用説明図である。
図11(b)の比較例に示すように、第1の吸気通路53から未浄化室65に第1の吸気流が入り、第2の吸気通路54LB、54RBから未浄化室65に第2の吸気流が入る。第2の吸気流のうちの一部の第2の吸気流は、エンジンの高負荷・高回転領域などで、吸気流の流速が高くなると、一部は衝突領域SLb、SRbにて第1の吸気流と衝突するものの、別の一部は第1の吸気流と衝突せず、図矢印b1、b1の如くすれ違う。このすれ違った吸気流は、未浄化室の端まで慣性で流れてしまい、ファンネル68L、68Rまで到達するまでの距離が長くなる。そうすると、いわゆるドライバビリテイが低下する場合があった。
図11(a)の実施例に示すように、本発明では、第2の吸気通路54L、54Rに整流部90L、90Rが設けられているので、第2の吸気通路54を通る第2の吸気流は、第1の吸気通路53の幅外から未浄化室65内に導入され、整流部90L、90Rによって、第1の吸気通路幅(A)内へと整流、ガイドされる。そして、第1の吸気通路53を通る第1の吸気流と、対向する一方の側壁部71及び他方の側壁部75の間に位置する吸気流緩衝領域E(図10参照)の内、詳細には、衝突領域SLa、SRaで衝突され、吸気流の速度が落ちる。衝突領域SLa、SRaは、整流部のガイド効果によって、比較例の衝突領域SLb、SRbよりも衝突領域を拡大できる。速度が落ちた吸気流は、エンジン側の負圧によって吸入されるため、エンジン23(図2参照)へ最短距離で導かれる。これにより、エンジン23の吸気効率が維持され、エンジン23の息つき等の発生が抑えられ、加速感も維持され、いわゆるドライバビリテイ(運転性)性能が損なわれるという心配もない。
図5を併せて参照し、エアクリーナ50は、エレメント62の下流側に設けられる浄化室66と、この浄化室66の空気出口に設けられるファンネル68L、68Rとを有し、当該ファンネル68L、68Rは、第2の吸気通路54L、54R側に寄せて配置される。第1の吸気通路53を流れる第1の吸気流のうち、第1の吸気通路53の幅方向中央部分で、第2の吸気流と衝突せずにすれ違う吸気流a1が発生する場合がある。
このすれ違った吸気流は、エレメント62を通過して他の吸気流よりも距離が短いファンネル68L、68Rに流れ易い。すなわち、すれ違った第1の吸気流は、未浄化室65内で第2の吸気通路54側に寄せて配置したファンネル68L、68R側へ流れ易い。このため、第1の吸気流を、ドライバビリテイ(運転性)性能に影響を与え難くすることができる。
図12に示すように、第1の吸気通路53を通った第1の吸気流と第2の吸気通路54を通った第2の吸気流とは、吸気流緩衝領域(E)で衝突して流速が落ちる。その後は、エンジン側の負圧により吸われスムーズにエレメント62を通過しファンネル68へと至る。結果、吸気流は最短距離でファンネル68へ向かうため、ドライバビリテイ性能を良好に確保することができる。本発明では、未浄化室65内で前後の吸気通路に、図10に示すような非ラップ領域(DL、DR)があっても前後の吸気流を衝突させて流速を下げることができる。
また、未浄化室65の対向する一方の側壁部71に第1の吸気通路53を接続し、他方の側壁部75に第2の吸気通路54を接続した。このように、対向する側壁部71、75に、各々、吸気通路53、54を接続したので、吸気通路が1つの場合に比べ、吸気量をかせぐことができる。所定の吸気力が確保し易くなるため、吸気通路53、54の高さ方向への張出しが抑えられる。結果、吸気流の流れる方向が反対方向の2つの吸気通路53、54をもつ吸気装置40であっても、この吸気装置40の大型化が抑えられる。これにより、燃料タンク28の底板29を下方に移動できるため、燃料タンク28の容量を稼ぐことができる。
さらに、浄化室66は、ファンネル68よりも第1の吸気通路53側で、且つ、ファンネル68の取付座69よりもエンジン23(図2参照)側へ張り出す浄化室側膨出部77を有する。未浄化室65内に入った第2の吸気流の多くは、第1の吸気流と衝突する。残りとなる第1の吸気流とすれ違って未浄化室内で第1の吸気通路の側壁へ流れる吸気流は限られたものとなる。
そのため、第1の吸気通路53側で浄化室に、浄化室側膨出部77を設定しても、この浄化室側膨出部77で渦が発生することは少ない。よって、好ましい位置で浄化室の容量をかせぐことができ、より一層、ドライバビリテイ(運転性)性能を高めることができる。
図9に戻り、第1の吸気通路53は、ヘッドパイプ41側に延びると共に、車両平面視で、エアクリーナ50よりも車両前方に延びている。すなわち、第1の吸気通路53は、エアクリーナ50より車両前方に延びているので、第1の吸気通路53を長く設定できる。第1の吸気通路53を長く設定できるので、吸気音を低減することができる。
また、第1の吸気通路53は、ヘッドパイプ41側に延びると共にエアクリーナ50よりも前方に延びるゴムダクト63にて構成される。第1の吸気通路53がゴムダクト63であれば、吸気装置40を車体フレーム20に収めて組み立てる際に、部品同士の干渉が起き易い配置であっても、ゴムダクト63をずらして配索することで、フレームや部品との干渉を避けつつ、吸気装置を組立易くすることができる。つまり、吸気装置40を組立性を高めることができる。
加えて、第1の吸気通路53の一側(左側)の側方位置の座部83に、吸気温度センサ55が取付けられる。第1の吸気通路53の左側に、吸気温度センサ55を取付けたので、デッドスペースになり易い領域を有効活用することができる。
さらに、第1の吸気通路の他側(右側)の側方に、未浄化室側膨出部79が備えられている。デッドスペースになり易い第1の吸気通路53の右側の側方を利用して、未浄化室65(図5参照)の容量を稼ぐことができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明は、自動二輪車に好適である。
10…鞍乗り型車両(自動二輪車)、23…エンジン、40…エンジンの吸気装置、41…ヘッドパイプ、42L、42R…メインフレーム、50…エアクリーナ、51…エアクリーナケース、52…エアクリーナカバー、53…第1の吸気通路、54…第2の吸気通路、55…吸気温度センサ、61…エレメントホルダ、62…エレメント、63…ゴムダクト、64L、64R…ダクトカバー、65…未浄化室、66…浄化室、67…、68…ファンネル、71…一方の側壁部、75…他方の側壁部、77…浄化室側膨出部、78…吸気流の入口、79…未浄化室側膨出部、81…第1の吸気通路接続部、83…座部、85…開口(第1開口)90L、90R…整流部、91L、91R…整流壁部、94R…第2の吸気通路の出口。

Claims (6)

  1. エンジン(23)へ浄化空気を供給するエアクリーナ(50)の未浄化室(65)側に、一方向を向く第1の吸気通路(53)と、前記一方向に沿うと共に吸気流の入口(78)が前記第1の吸気通路(53)を流れる方向と反対向きとなる第2の吸気通路(54)とが接続されるエンジンの吸気装置において、
    前記未浄化室(65)は、一方の側壁部(71)と、この一方の側壁部(71)に対向する他方の側壁部(75)とを有し、
    前記第1の吸気通路(53)は、前記一方の側壁部(71)に接続され、
    前記第2の吸気通路(54)は、前記他方の側壁部(75)に接続され、
    前記第2の吸気通路(54)は、前記一方向と垂直な方向に離間し、且つ、少なくとも、前記第2の吸気通路の出口(94L、94R)が前記第1の吸気通路(53)幅より外方に出るように、2つ配置され、
    これらの2つの吸気通路の出口(94L、94R)に、吸気流を前記第1の吸気通路(53)幅に向ける整流部(90L、90R)が備えられていることを特徴とするエンジンの吸気装置。
  2. 前記エアクリーナ(50)は、前記未浄化室(65)の下流側に設けられ未浄化空気を浄化するエレメント(62)と、このエレメント(62)の下流側に設けられ浄化された空気を流す浄化室(66)と、この浄化室(66)の空気出口に設けられエンジン(23)へ向かう浄化空気を整流するファンネル(68)とを有し、
    このファンネル(68)は、前記第2の吸気通路(54)側に寄せて配置されることを特徴とする請求項1記載のエンジンの吸気装置。
  3. 前記浄化室(66)は、前記ファンネル(68)よりも前記第1の吸気通路(53)側で、且つ、前記ファンネル(68)の取付座よりも前記エンジン(23)側へ張り出す浄化室側膨出部(77)を有することを特徴とする請求項2記載のエンジンの吸気装置。
  4. 前記エアクリーナ(50)は、上下割りで構成される下側のエアクリーナケース(51)と、上側のエアクリーナカバー(52)と、この上側のエアクリーナカバー(52)と前記下側のエアクリーナケース(51)の間に介在されエレメント(62)が装着されるエレメントホルダ(61)とからなり、
    前記未浄化室(66)(65)は、前記エアクリーナカバー(52)と前記エレメントホルダ(61)の間に形成され、
    前記浄化室(66)は、前記エレメントホルダ(61)と前記エアクリーナケース(51)の間に形成され、
    前記第2の吸気通路(54)は、前記エアクリーナカバー(52)の上面を流用した下面と、この下面を上方から覆うダクトカバー(64L、64R)の下面を利用した上面とで形成され、
    前記第2の吸気通路(54)の下流側で前記ダクトカバー(64L、64R)に、前記整流部(90L、90R)をなす整流壁部(91L、91R)が形成されることを特徴とする請求項1記載のエンジンの吸気装置。
  5. 前記吸気装置(40)は、ヘッドパイプ(41)から車両後方に延びる左右一対のメインフレーム(42L、42R)を備えている鞍乗り型車両に搭載され、
    前記吸気装置は、前記ヘッドパイプ(41)の直後方で、且つ、前記左右一対のメインフレーム(42L、42R)間に配置され、
    前記エアクリーナカバー(52)に備えられ前記第1の吸気通路(53)が接続される第1の吸気通路接続部(81)は、高さ方向に沿うと共にその面が車両前方を向いている座部(83)を有し、
    前記第1の吸気通路(53)は、前記座部(83)に設けられる開口(85)に嵌合され、前記ヘッドパイプ(41)側に延びると共に、車両平面視で、前記エアクリーナ(50)よりも車両前方に延びるゴムダクト(63)にて構成されることを特徴とする請求項4記載のエンジンの吸気装置。
  6. 前記第1の吸気通路(53)の一側の側方位置で前記座部(83)に、吸気温度センサ(55)が取付けられると共に、他側の側方に、前記第1の吸気通路(53)の側方まで膨出する未浄化室側膨出部(79)が備えられていることを特徴とする請求項5記載のエンジンの吸気装置。
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