JP5545937B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、車体が転倒したことを検出可能な転倒センサを備えた自動二輪車に関するものである。
従来のフューエルインジェクションシステム(FIシステム)を用いた自動二輪車では、ECUにより制御されたインジェクタによりエンジンへの吸気通路に燃料を噴射している。このようなFI方式の自動二輪車では、車体中央付近に転倒センサが設けられており、その転倒センサにより車体が所定角度以上に傾いたことが検知されると、ECUがインジェクタによる燃料噴射を中止してエンジンを強制停止させる制御を行うようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−274847号公報
しかしながら、通常の自動二輪車の場合には、ヘッドパイプから後方に向けて延びるメインフレームの下方にエンジンが搭載され、車体中央付近に配置された転倒センサはエンジンの後方に位置することとなる。そうすると、前方からの空気の流れによりエンジンからの熱が転倒センサに伝わり易くなり、転倒センサに耐熱性の高いものを使用しなければならず、部品コストの増加や設計自由度の低下を招くこととなる。
そこで本発明は、エンジンから転倒センサへの熱影響を軽減し、転倒センサの耐熱性の要求を緩和できるようにすることを目的としている。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係る自動二輪車は、ハンドルに接続されたステアリングシャフトを回転自在に支持するヘッドパイプ、及び、前記ヘッドパイプから後方に向けて延びるメインフレームを有する車体フレームと、前記メインフレームの略下方に設けられ、クランクケース及びシリンダを有するエンジンと、車体が転倒したことを検出可能な転倒センサと、前記シリンダの前部に設けられた排気ポートから前記エンジンの車幅方向一方の側方に向けて湾曲して後方へと導かれるエキゾーストパイプと、を備え、前記転倒センサは、前記シリンダの前端部よりも略前方に設けられて前記エンジンよりも車幅方向他方の側方に配置され、かつ、前記メインフレームよりも車幅方向の外側に配置されていることを特徴とする。
前記構成によれば、転倒センサがエンジンからの熱の影響を受け難くなり、転倒センサの耐熱性の要求を緩和することができる。
前記ヘッドパイプと前記エンジンとの間の領域を車体両側から覆う左右一対のシュラウドを更に備え、前記転倒センサは、車幅方向において、前記エンジンと前記シュラウドとの間に配置されていてもよい。
前記車体フレームに固定されて前記シュラウドを支持するブラケットを更に備え、前記転倒センサは、前記ブラケットに取り付けられていてもよい。
前記エンジンは、空冷式の単気筒エンジンであってもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、転倒センサがエンジンからの熱の影響を受け難くなり、転倒センサの耐熱性の要求を緩和することができる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 図1に示す自動二輪車の転倒センサ及びその近傍を表した左前方から見た斜視図である。 図2に示す部分の左側面図である。 図2に示す部分の正面図である。 (a)は図2に示すブラケットの右側面図、(b)はその正面図、(c)はその左側面図である。 図1に示すエンジンのクランクケース、シリンダ及びシリンダヘッドの要部を表した断面図である。 図6に示すパイプを表した断面図である。 図6に示すエンジンのシリンダとシリンダヘッドとの組み付けを説明する一部破断側面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、自動二輪車Vに搭乗した運転者(図示せず)から見た方向を基準とする。
図1は本発明の実施形態に係る自動二輪車Vの左側面図である。図1に示すように、自動二輪車Vは、略上下方向に設けられたフロントフォーク1を備え、該フロントフォーク1の下端部には前輪2が回転自在に支持されている。フロントフォーク1の上部はロアブラケット3やアッパーブラケット4に支持されており、アッパーブラケット4の上部にはバー型のハンドル5が取り付けられている。ハンドル5に接続されたステアリングシャフト6は、車体フレーム7を構成するヘッドパイプ8によって回動自在に支持されており、運転者がハンドル5を左右に傾動させることで前輪2が操舵される。
車体フレーム7は、ヘッドパイプ8と、該ヘッドパイプ8の上部から若干下方に傾斜しながら後方に向けて左右に分かれて延びる一対のメインパイプ9(メインフレーム)とを備えている。ヘッドパイプ8の下部からはダウンチューブ10が若干後方に向きながら下方へ延びている。ダウンチューブ10の下部からはロアパイプ11が後方に延びている。また、メインパイプ9の後部は、左右一対のスイングアームブラケット12によりロアパイプ11の後部に接続されている。スイングアームブラケット12には、略前後方向に延びるスイングアーム13の前部が支持されており、スイングアーム13の後部に駆動輪である後輪14が回転自在に支持されている(なお、車体フレーム7は、ヘッドパイプ8以外はパイプ状に限られず、所要の強度を有するフレームであればよい。)。
メインパイプ9の上方には燃料タンク15が設けられ、燃料タンク15の後方には運転者が跨るシート16が配置されている。車体フレーム7を構成するヘッドパイプ8、メインパイプ9、ダウンチューブ10、ロアパイプ11及びスイングアームブラケット12によって囲まれた空間内にはエンジンEが搭載され、車体フレーム7の各部に固定されている。つまり、エンジンEは、メインパイプ9の下方に配置されている。エンジンEは、空冷式の単気筒4ストロークエンジンである。エンジンEは、クランクシャフト及びトランスミッションを収容するクランクケース17と、クランクケース17から(若干前方に傾斜した)略上方に延びるシリンダ18と、シリンダ18の上部に取り付けられたシリンダヘッド19とを備えている。エンジンEの出力軸20は、チェーン21を介して後輪14に動力を伝達している。
エンジンEの後部に設けられた吸気ポート22には吸気量を調節するスロットル装置23が接続されている。スロットル装置23には、エンジンEへの吸気通路に燃料を噴射するインジェクタ24が設けられている。インジェクタ24は、シート16の下方に形成された空間に収容されたECU25により燃料噴射量や燃料噴射タイミングが電子的に制御される(EFI方式)。エンジンEの前部に設けられた排気ポート26には、エキゾーストパイプ27が接続されている。エキゾーストパイプ27は、排気ポート26からエンジンEの右側に向けて湾曲し、車体29の車幅方向の右側を通って後方へと導かれて排気マフラー28に接続されている。また、ヘッドパイプ8とエンジンEとの間の領域を車体両側から覆うように左右一対のシュラウド30が設けられている。このシュラウド30により前方からの風が整流されてエンジンEに当たり、エンジンEが効率的に冷却される。シュラウド30で覆われた空間には、転倒センサ31が設けられている。
図2は図1に示す自動二輪車Vの転倒センサ31及びその近傍を表した左前方から見た斜視図である。図3は図2に示す部分の左側面図である。図4は図2に示す部分の正面図である。図2〜4に示すように、ダウンチューブ10及びクロスパイプ37には、ブラケット32が固定されている。クロスパイプ37は、ダウンチューブ10の上部から後方に向けて左右に分かれてメインパイプ9まで延びたフレームである。ブラケット32は、メインパイプ9の下方で且つシリンダ18及びシリンダヘッド19の前端部18a,19aよりも前方に位置するように配置されている。このブラケット32には、シュラウド30(図1参照)及び複数の電気部品(リレー33〜35及びヒューズ36)とともに転倒センサ31が取り付けられている。このように、シュラウド30を支持するブラケット32に複数の電気部品33〜36とともに転倒センサ31を取り付けているので、ブラケットが共用化されて部品点数が削減されている。
転倒センサ31は、振子式であり、車体29が車幅方向に所定角度以上傾斜したことを検出できるよう構成されている。転倒センサ31はECU25(図1参照)に電線を介して接続されている。ECU25は、転倒センサ31により車体29が所定角度以上傾斜したことが検出されると、車体29が転倒したと判定してインジェクタ24による燃料噴射を停止する制御を行う。転倒センサ31の位置は、エンジンEのシリンダ18の軸線Lよりも前方であって、より詳しくはシリンダ18及びシリンダヘッド19の前端部18a,19aよりも前方である。また、転倒センサ31の位置は、ヘッドパイプ8よりも後方であり、かつ、エンジンEよりも上方である。また、転倒センサ31は、正面から見て車体中心から側方にずれた位置に設けられており、より詳しくは、エンジンEよりも車幅方向の外側に配置されている。また、転倒センサ31は、エキゾーストパイプ27(図1参照)に対して車幅方向の反対側に位置するように車体29の左側に配置されている。
図5(a)は図2に示すブラケット32の右側面図、(b)はその正面図、(c)はその左側面図である。図5(a)〜(c)に示すように、ブラケット32は、全体として剛性を有するものであり、軸部材や板部材が互いに溶接等により固定されて構成される。ブラケット32は、車幅方向に延びる水平軸部40を備えている。水平軸部40の一端部にはダウンチューブ10(図2参照)に固定するための固定板部41が接続されている。水平軸部40の他端部にはシュラウド30(図1参照)を固定するための固定板部42が接続されている。水平軸部40の中央には、上方に延びて上端部が後方に湾曲した垂直軸部43が接続されている。
垂直軸部43の上端部の右側には、正面視で略U字状の板材からなる取付板部44が接続されている。垂直軸部43の上端部には、その左側から上方に向けて突出するように屈曲板材45が接続されている。屈曲板材45は、垂直軸部43の上端部の左側に接続されてクロスパイプ37(図2参照)に固定される固定板部46と、固定板部46の上端から右側に向けて突出して垂直軸部43の上端部の上面に接続された水平板部47と、水平板部47の右端から上方に向けて突出した垂直板部48とを備えている。垂直板部48は、その中間部分から右側に略L字状に突出した取付板部49と、上端から上方に向けてタブ状に突出した一対の取付板部50,51とを有している。また、水平板部47と垂直板部48との交差部分には、鋭角側である左側に向けて膨出した補強リブ52が形成されている。さらに、水平板部47及び垂直板部48には、それらを斜めに掛け渡すように補強板53が溶接固定されている。
垂直板部48の後端からは背板部54が右側に向けて突出している。垂直板部48と背板部54との交差部分には、鋭角側である前方に向けて膨出した補強リブ60が形成されている。背板部54の上端からは差込板部55が後方に向けた水平方向に突出している。背板部54の下端からは遮熱板部56が後方に向けた水平方向に突出している。遮熱板部56は、差込板部55に対向する支持部57と、支持部57の左右両側に向けて略L字状に突出するフィン部58,59とを有している。
前記した構成のブラケット32は、3つの固定板部41,42,46をそれぞれダウンチューブ10、シュラウド30、クロスパイプ37に対してネジ等で取り付けられている。そして、ブラケット32の取付板部44にはヒューズ36が取り付けられ、取付板部49〜51にはリレー33〜35が取り付けられている。つまり、リレー33〜35及びヒューズ36が、ブラケット32の左右両面に分かれてバランス良く配置されている。さらに、ブラケット32の差込板部55を転倒センサ31の差込口31aに差し込むことで、転倒センサ32がブラケット32に取り付けられている。この状態で、遮熱板部56は、転倒センサ31の下面側に位置して転倒センサ31よりも後方に突出しているとともに、フィン部58,59は、転倒センサ31よりも車幅方向の外側に突出している。
以上に説明した構成によれば、転倒センサ31が高熱源であるエンジンEのシリンダ18及びシリンダヘッド19の前端部18a,19aよりも前方に配置されているので、転倒センサ31はエンジンEからの熱の影響を受け難くなる。また、エンジンEよりも上方に位置する転倒センサ31が、エンジンEよりも車幅方向の外側に配置されているので、転倒センサ31はさらに熱の影響を受け難くなる。さらに、転倒センサ31は、熱源であるエキゾーストパイプ27に対して車幅方向の反対側に配置されているので、さらに熱の影響を受け難くなる。しかも、ブラケット32は、転倒センサ31とエンジンEとの間に介在する遮熱板部56を有しているので、遮熱板部56がエンジンEからの熱を吸収し、転倒センサ31に伝わる熱が低減される。以上より、転倒センサ31の耐熱性の要求を緩和することができ、部品コストの低減及び設計自由度の向上を図ることが可能となる。
図6は図1に示すエンジンEのクランクケース17、シリンダ18及びシリンダヘッド19の要部を表した断面図である。図7は図6に示す潤滑用パイプ76を表した断面図である。図8は図6に示すエンジンEのシリンダ18とシリンダヘッド19との組み付けを説明する一部破断側面図である。図6〜8に示すように、クランクケース17とシリンダ18とシリンダヘッド19とは、アルミ合金製であり、長尺のシリンダヘッドボルト65で締結することにより互いに組み付けられている。シリンダヘッドボルト65は、上方から見てシリンダボア66を囲むように複数本が平行に配置され、ボルト頭部を上にしてシリンダ18及びシリンダヘッド19の通し穴74,75を上下に貫通し、下端部がクランクケース17内のネジ穴67に結合されている。クランクケース17とシリンダ18の接合面、及び、シリンダ18とシリンダヘッド19の接合面にはそれぞれガスケット68,69が介設されている。
クランクケース17には、オイルポンプ70及びオイルフィルター71が設けられている。オイルポンプ70は、クランクシャフト(図示せず)の回転に連動してクランクケース17内に溜まった潤滑オイルを吸入し、オイルフィルター71へ向けて吐出する。オイルフィルター71を通過した潤滑オイルは、クランクケース17内に形成されたオイル通路72を通ってネジ穴67の上部空間である通し穴73に流入し、シリンダヘッドボルト65に沿って通し穴74,75の内側を上方に流れ、シリンダヘッド19内の動弁機構(図示せず)を潤滑するようになっている。
シリンダ18の通し穴74の内側には、特別に潤滑用パイプ76が挿入されており、潤滑用パイプ76とシリンダヘッドボルト65との間の環状空間がオイル通路となっている。これは、シリンダ18はダイキャスト法にて成形されて通し穴74の内面に鋳造時に発生した巣が開口している可能性があるため、通し穴74の内面から巣を通ってエンジンEの外部に潤滑オイルが漏れ出るのを防ぐためである。なお、シリンダヘッド19は、砂型を用いた重力鋳造法により成形されているため、巣が内在する可能性は殆どない。
潤滑用パイプ76は、その下端部に直径の大きな拡大部分76aを有している。潤滑用パイプ76には、その下端部及び上端部にそれぞれ下側鍔部76b及び上側鍔部76cが形成されている。さらに、潤滑用パイプ76には、下側鍔部76bと上側鍔部76cとの間における上側鍔部76c寄りに中間鍔部76dが形成されている。下側鍔部76bはシリンダ18の通し穴74の下端部に位置し、上側鍔部76cはシリンダヘッド19の通し穴75の下端部に位置し、中間鍔部76dはシリンダ18の通し穴74の上部に位置する。下側鍔部76b、上側鍔部76c及び中間鍔部76dの外径は、寸法公差を考慮して、通し穴74,75の対応する部分の内径よりも若干小さくなるように設定されている。下側鍔部76b、上側鍔部76c及び中間鍔部76dの上面には、それぞれOリング77〜79が嵌められている。Oリング77〜79の外径は、各鍔部76b〜dの外径よりも若干大きくなるように設定されている。
そして、潤滑用パイプ76は、その拡大部分76a(下端部)がシリンダ18の通し穴74の下端部に位置し、その上端部がシリンダヘッド19の通し穴75の下端部に位置するようにシリンダ18内に装着されている。下側鍔部76bに嵌めたOリング77は、通し穴74の下端部内面に密着し、上側鍔部76cに嵌めたOリング78は、通し穴75の下端部内面に密着し、それぞれシール部材として機能する。これにより、シリンダヘッドボルト65に沿って流れる潤滑オイルは潤滑用パイプ76内を通り、シリンダ18の通し穴74の内面に接して流れることはないので、潤滑オイルが外部へ漏れることがない。
さらに、中間鍔部76dに嵌めたOリング79は、シリンダ18の通し穴74の上部内面に密着して潤滑用パイプ76を位置決めしている。詳しくは、図8に示すようなシリンダ18にシリンダヘッド19を組み付ける前の状態において、仮に中間鍔部76d及びそれに嵌めたOリング79が無ければ、潤滑用パイプ76が通し穴74の内部で動いて、潤滑用パイプ76の中心軸線と通し穴74,75の中心軸線が一致しなくなる。その状態から、シリンダ18に上方からシリンダヘッド19を組み付けようとすると、上側鍔部76cに嵌めたOリング78がシリンダヘッド19の壁面により損傷する場合がある。しかし、本実施形態では、潤滑用パイプ76に中間鍔部76d及びOリング79が位置決め部材として設けられているので、図8に示すようなシリンダヘッド19をシリンダ18に組み付ける前の状態において、潤滑用パイプ76の中心軸線と通し穴74,75の中心軸線が一致した状態で位置決めされ、組付作業時に上側鍔部76cに嵌めたOリング78が損傷することが防止される。
以上のように、本発明に係る自動二輪車は、転倒センサがエンジンからの熱の影響を受け難くなる優れた効果を有し、この効果の意義を発揮できる中・大型の自動二輪車等に広く適用すると有益である。
5 ハンドル
6 ステアリングシャフト
7 車体フレーム
8 ヘッドパイプ
9 メインパイプ(メインフレーム)
17 クランクケース
18 シリンダ
18a 前端部
19 シリンダヘッド
27 エキゾーストパイプ
30 シュラウド
31 転倒センサ
32 ブラケット
33〜36 電気部品
56 遮熱板部
V 自動二輪車

Claims (4)

  1. ハンドルに接続されたステアリングシャフトを回転自在に支持するヘッドパイプ、及び、前記ヘッドパイプから後方に向けて延びるメインフレームを有する車体フレームと、
    前記メインフレームの略下方に設けられ、クランクケース及びシリンダを有するエンジンと、
    車体が転倒したことを検出可能な転倒センサと、
    前記シリンダの前部に設けられた排気ポートから前記エンジンの車幅方向一方の側方に向けて湾曲して後方へと導かれるエキゾーストパイプと、を備え、
    前記転倒センサは、前記シリンダの前端部よりも略前方に設けられて前記エンジンよりも車幅方向他方の側方に配置され、かつ、前記メインフレームよりも車幅方向の外側に配置されていることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記ヘッドパイプと前記エンジンとの間の領域を車体両側から覆う左右一対のシュラウドを更に備え、
    前記転倒センサは、車幅方向において、前記エンジンと前記シュラウドとの間に配置されている請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 前記車体フレームに固定されて前記シュラウドを支持するブラケットを更に備え、
    前記転倒センサは、前記ブラケットに取り付けられている請求項2に記載の自動二輪車。
  4. 前記エンジンは、空冷式の単気筒エンジンである請求項1乃至3のいずれかに記載の自動二輪車。
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