JP6793098B2 - 排気装置および鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、排気装置および鞍乗り型車両に関する。
特許文献1には、排気マフラ内に二つの膨張室を区画するとともに、排気マフラの末端側にレゾネータ室を設けた構造が開示されている。レゾネータ室は、排気音低減用のレゾネータを構成するとともに、特定周波数の排気音を低減させることで音質調整を可能としている。
特許第5997307号公報
ところで、排気装置においては、排気浄化用の触媒を排気マフラ内に備えることがある。この場合、反応温度まで加熱された触媒付近の温度がレゾネータ室に伝わると、音質のあわせ込みが困難になる。すなわち、レゾネータ室で抑えられる周波数は温度にも影響されるため、触媒付近の温度がレゾネータ室に伝わると、排気音の音量低減および音質調整の両方に影響を受ける虞がある。
そこで本発明は、排気マフラにレゾネータ室および触媒を備えながらも、排気音の音量低減および音質調整を良好に行うことができる排気装置および鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、エンジン(10)の排ガスを導く排気管(21K)と、前記排気管(21K)に接続されて前記排ガスを排出する排気マフラ(22K)と、前記排気管(21K)の下流端と前記排気マフラ(22K)のマフラ本体(22a)の上流端との間に配置されて前記排ガスを浄化する触媒(52)と、を備え、前記マフラ本体(22a)は、前記触媒(52)に近い上流側から前記触媒(52)と離間した下流側に向けて、第一室(26)と、前記第一室(26)の下流側に第一隔壁(31)を介して隣接する第二室(27)と、前記第二室(27)の下流側に第二隔壁(32)を介して隣接する行き止まりの共鳴室であるレゾネータ室(28)と、を備えている排気装置(20)を提供する。
請求項2に記載した発明は、前記排気マフラ(22K)は、前記触媒(52)の外周を覆うとともに前記マフラ本体(22a)よりも小径の円筒部材で形成される触媒保持部(37)を備え、前記触媒保持部(37)は、前記マフラ本体(22a)の上流端に差し込まれ、軸方向中間部が前記マフラ本体(22a)の上流端に結合されている。
請求項3に記載した発明は、前記第一室(26)には、前記排ガスを前記第二室(27)に至らしめる開口(41b,42b)が設けられ、前記触媒保持部(37)は、下流端が前記第一室(26)に臨み、前記触媒保持部(37)の下流側の延長領域(R1)は、前記開口(41b,42b)を避けている。
請求項4に記載した発明は、前記第一隔壁(31)および第二隔壁(32)の少なくとも一方には、前記第一室(26)および第二室(27)を連通させる連通管(41,42)が貫通状態で支持され、前記第一室(26)および第二室(27)の少なくとも一方には、前記連通管(41,42)を支持するステー(33)が配置され、前記ステー(33)は、前記マフラ本体(22a)の内周面に周方向で部分的に結合される結合部(33a)と、前記マフラ本体(22a)の内周面から離間する離間部(33b)と、を備えている。
請求項5に記載した発明は、前記排気管(21K)の内部に上流触媒(51)を備え、前記上流触媒(51)は、複数の単位触媒(51a)を排気経路に沿って直列に並べ、かつ隣接する前記単位触媒(51a)の間に隙間(51b)を設けている。
請求項6に記載した発明は、前記排気管(21K)は、互いに並列に並ぶ複数の並列排気管(21b)を備え、前記複数の並列排気管(21b)の各々に、前記上流触媒(51)が備えられている。
請求項7に記載した発明は、請求項1から6の何れか一項に記載の排気装置(20)と、運転者の足を載せるメインステップ(15a)と、後部同乗者の足を載せるピリオンステップ(15b)と、を備え、前記触媒(52)は、前記メインステップ(15a)の後方で、車両側面視で前記メインステップ(15a)と後輪車軸(7a)とを結んだ線(L1)よりも上方に配置され、かつ前記ピリオンステップ(15b)よりも前下方に配置されている鞍乗り型車両(1)を提供する。

請求項1に記載した発明によれば、触媒を排気管の近くに配置して反応温度への加熱を促進しつつ、触媒とレゾネータ室とを物理的な距離および排気経路の両面で離間させることで、触媒の熱がレゾネータ室に伝わるのを防ぎ、レゾネータによる排気音の音量低減機能および音質調整機能を良好に維持することができる。
請求項2に記載した発明によれば、マフラ本体の上流端に配置した触媒をマフラ本体内に差し込むことで、排気装置の長さ方向を縮小して車両への搭載性を良好にすることができる。また、触媒を固定する連結バンドなどを不要とし、コスト削減を図ることができる。
請求項3に記載した発明によれば、触媒下流端の排ガスを直接開口に向けず、第二室に至る前に高温の排ガスを第一室で十分に膨張させてから第二室に流すので、排ガスの温度を下げやすく、レゾネータによる排気音の音量低減機能および音質調整機能を良好に維持することができる。
請求項4に記載した発明によれば、連通管を支持するステーを小型化して軽量化および材料費低減を図るとともに、ステーをマフラ本体の内周面に全周に渡って結合する場合に比して組立工数を削減することができる。また、ステーが配置される室内空間は、ステーによって分断されず一体のままなので、十分な容量の室内空間による音量低減作用を維持することができる。
請求項5に記載した発明によれば、排気管内に上流触媒を配置することで、上流触媒を速やかに反応温度まで加熱することができる。また、上流触媒を構成する複数の単位触媒の間に隙間を設けることで、この隙間で排ガスを拡散させてから下流側の単位触媒に流すことができ、排ガスによって単位触媒をムラなく加熱することができる。
請求項6に記載した発明によれば、並列に並ぶ排気管の各々に上流触媒を設けることで、排気浄化機能を高めることができる。
請求項7に記載した発明によれば、触媒がメインステップの後方かつ上方に位置するので、運転者の脚と触媒とを離しやすくなる。また、触媒がピリオンステップの前下方に位置するので、後部同乗者の脚に対しても触媒を離しやすくなる。したがって、乗員の脚周りの快適性を良好に維持することができる。
本発明の実施形態における自動二輪車の右側面図である。 上記自動二輪車の車体後部の平面図である。 上記自動二輪車の車体後部の右側面図である。 上記自動二輪車の排気管組立体の平面図である。 図4のV−V断面図である。 上記自動二輪車の排気マフラ組立体の平面図である。 上記自動二輪車の排気マフラ組立体の側面図である。 図6のVIII−VIII断面図である。 図6のIX−IX断面図である。 図6のX−X断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UP、車体左右中心を示す線CLが示されている。
図1に示すように、自動二輪車(鞍乗り型車両)1の前輪2は、左右一対のフロントフォーク3の下端部に支持されている。左右フロントフォーク3の上部は、ステアリングステム4を介して連結されている。ステアリングステム4は、車体フレーム5の前端部に位置するヘッドパイプ6に操舵可能に支持されている。ステアリングステム4のトップブリッジには、操向用のバーハンドル4aが取り付けられている。
自動二輪車1の後輪7は、スイングアーム8の後端部に支持されている。スイングアーム8の前端部は、車体フレーム5の前後中間部に位置する左右一対のピボットブラケット9に上下揺動可能に支持されている。
なお、本実施形態で用いる「中間」とは、対象の両端間の中央のみならず、対象の両端間の内側の範囲を含む意とする。
車体フレーム5は、自動二輪車1の原動機であるエンジン10を取り囲む所謂クレードルフレームとされている。車体フレーム5の後部はシートフレーム11とされ、このシートフレーム11に乗員着座用のシート12が支持されている。シート12の前方には、エンジン10の燃料を貯留する燃料タンク13が配置されている。シートフレーム11とスイングアーム8との間には、左右一対のリアクッション14が配置されている。車体フレーム5における左右ピボットブラケット9の後方には、運転者用のメインステップ15aおよび後部同乗者用のピリオンステップ15bを前後に支持するステッププレート15が取り付けられている。
エンジン10は、クランク軸を左右方向に沿わせた並列四気筒エンジンである。エンジン10のクランクケース16上には、シリンダ17が前傾姿勢で起立して設けられている。シリンダ17の後側には、スロットルボディ等を含む吸気管18が気筒毎に接続されている。シリンダ17の前側には、排気装置20の単排気管21の基端が気筒毎に接続されている。
排気装置20は、シリンダ17からの排気を車両後方へ導く単排気管21を含む排気管組立体21Kと、排気管組立体21Kの後方に連なる排気マフラ組立体22Kと、を備えている。
単排気管21は、円形鋼管に曲げ加工等を施して形成されている。単排気管21は、シリンダ17の前方で下方に湾曲し、クランクケース16の前方から下方に渡って湾曲して後方へ延びている。
図3、図4を併せて参照し、各気筒に対応する四本の単排気管21は、クランクケース16の下方で左右二本ずつ第一接続管21aを介して一本に集合する。左右二本ずつ集合した単排気管21は、左右並列に並ぶ一対の第一集合管21bに連なる。一対の第一集合管21bは、クランクケース16の下後方でさらに第二接続管21cを介して一本に集合する。一本に集合した第一集合管21bは、右上後方に向けて延びる第二集合管21dに連なる。第二集合管21dは、後輪7の右側に配された排気マフラ組立体22Kの前端接続管35に接続される。
各第一接続管21aには、酸素濃度センサの取付部21a1が設けられている。一対の第一集合管21bには、排気管組立体21Kの後部を車体(例えば車体フレーム5)に支持するための第一ステー21b1が取り付けられている。排気マフラ組立体22Kのマフラ本体22aには、排気マフラ組立体22Kを車体(例えば右ステッププレート15)に支持するための第二ステー22b1が取り付けられている。各第一集合管21bの内部には、円筒状のケースを含む上流触媒51が配置されている。
これら単排気管21、第一接続管21a、第一集合管21b、第二接続管21cおよび第二集合管21dを主に、一体の排気管組立体21Kが構成されている。
図2、図3を参照し、排気マフラ組立体22Kは、排気管組立体21K(特に第二集合管21d)よりも大径の円筒状の外観のマフラ本体22aを備えている。マフラ本体22aは、車体後部右側において円筒形状の軸線C1を後上がりに傾斜させて配置されている。マフラ本体22aは、複数の鋼材を溶接等により一体に結合してなる。
図6、図7を併せて参照し、マフラ本体22aは、その外観を形成する筒体23と、筒体23の前後端部にそれぞれ取り付けられるフロントキャップ24およびリアキャップ25と、を備えている。マフラ本体22aは、筒体23、フロントキャップ24およびリアキャップ25が形成する内部空間K1内に、この内部空間K1を前後三つの部屋26,27,28に区画する前後二つの隔壁31,32を備えている。以下、各部屋26,27,28を前側から順に第一膨張室26、第二膨張室27、レゾネータ室28と称し、前後隔壁31,32を前側から順に第一隔壁31、第二隔壁32と称する。なお、図中矢印FR’はマフラ本体22aの軸線C1に沿う方向での前方、矢印UP’はマフラ本体22aの軸線C1と直行する方向での上方をそれぞれ示す。
筒体23は、その外面を形成する外筒23bと、外筒23bの内側に隙間を空けて配置される内筒23aと、を有する二重構造とされている。内筒23aの前後端部は、外筒23bに接近するように拡径して形成され、これら前後端部が直接あるいは別部材を介して外筒23bに溶接結合されている。内外筒23a,23b間の隙間は、吸音断熱材としての例えばグラスウール23cが充填されて吸音断熱層を構成している。内筒23aは、鋼板に打抜き孔が多数形成された所謂パンチングメタルとされている。
フロントキャップ24は、後方に向けて広がる漏斗状をなし、その後端部外周が外筒23bの前端部内周に嵌入した状態で溶接結合されている。フロントキャップ24の前端部には、排気管組立体21Kの第二集合管21dと同軸をなすように、第二集合管21d側から順に前端接続管35、テーパ管36、フロントパイプ37が接続されている。
前端接続管35は、周方向に並ぶ複数のスリットを有し、第二集合管21dを嵌入させた状態で連結バンド35aで緊縛可能である。テーパ管36は、後方に向けて広がる漏斗状をなし、前端部に前端接続管35の後端部を嵌入した状態で溶接結合されている。フロントパイプ37は、テーパ管36と同軸の円筒状をなし、前端部にテーパ管36の後端部を嵌入した状態で溶接結合されている。フロントパイプ37は、フロントキャップ24の前端部に斜めに挿入され、この前端部に対して前後中間部が溶接結合されている。フロントパイプ37の軸線を符号C2で示す。フロントパイプ37の内部には、円筒状のケースを含む触媒52が配置されている。
これら前端接続管35、テーパ管36、フロントパイプ37およびマフラ本体22aを主に、一体の排気マフラ組立体22Kが構成されている。
テーパ管36には、フロントパイプ37周辺の上外側を覆うマフラプロテクタ38の前部を締結するプロテクタステー38aが取り付けられている。マフラプロテクタ38の後部は、外筒23bの前部に取り付けられた一対のフックに係止されている。
リアキャップ25は、前方に向けて広がる漏斗状をなし、その前端部外周が外筒23bの後端部内周に嵌入した状態で溶接結合されている。リアキャップ25は、エンドプレート25aとその前方に隙間を有して配置されたガイドプレート25bとによる二重構造とされている。ガイドプレート25bの後端部には、テールパイプ44の後部が嵌入状態で溶接結合されている。エンドプレート25aの後端部には、テールパイプ44の後端部を隙間を空けて覆う円筒状のテールパイプキャップ25cの前端部が嵌入して溶接結合されている。
各隔壁31,32は、軸線C1と略直交する円盤状をなし、それぞれの外周に軸方向で起立する接合フランジ31a,32aを有している。各隔壁31,32の接合フランジ31a,32aは、内筒23aの内周に嵌入するとともに溶接結合されている。
第一隔壁31は、筒体23の軸方向の略中央に配置されている。
図9を併せて参照し、第一隔壁31は、第一膨張室26および第二膨張室27を連通させるべく、第一連通管41および第二連通管42を貫通させる貫通孔31cを有している。各連通管41,42は、円形鋼管を筒体23と平行に配置してなる。第一連通管41は、その前後中間部が第一隔壁31の下部右側の貫通孔31cに嵌入した状態で溶接結合されている。第二連通管42は、第一連通管41よりも前部が短く、その前部が第一隔壁31の下部左側の貫通孔31cに嵌入した状態で溶接結合されている。
図10を併せて参照し、各連通管41,42は、その後部がステー33を介して筒体23の内周に支持されている。ステー33は、マフラ本体22aの内周面に周方向で部分的に溶接結合される結合部33aと、マフラ本体22aの内周面から離間する離間部33bと、を備えている。ステー33は、各連通管41,42を貫通させる一対の貫通孔33cを有し、軸方向視で略8の字状に形成されている。各連通管41,42の前端部は、前方に向けて広がるファンネル状に形成されている。
図6、図7を参照し、第一連通管41の後部は、やや縮径して形成されている。第一連通管41は第二連通管42に比して管長が長く、この長い第一連通管41の下流側に縮径部41aを設けたので、各連通管41,42内を流れる排ガスの流速に差が生じる。これら連通管41,42を通る排気の干渉作用により、排ガスを効率よく排出するとともに、排気音を抑えることが可能である。また、隔壁31には、各連通管41,42を避けて複数(三つ)の連通孔31d(図9参照)がさらに形成されている。これら複数の連通孔31dも、排ガスを効率よく排出するとともに排気音を抑えることに寄与する。
第二隔壁32は、第一隔壁31の後方の空間における軸方向の略中央に配置されている。第二隔壁32は、第二膨張室27およびレゾネータ室28を連通させる第三連通管43を貫通させるとともに、第二膨張室27とマフラ本体22a後方の大気とを連通させるテールパイプ44を貫通させている。第三連通管43は、第一および第二連通管42よりも小径かつ短い円形鋼管を筒体23と平行に配置してなる。
第三連通管43は、その前後中間部が第二隔壁32の下部の下部貫通孔32b内に嵌入した状態で溶接結合されている。テールパイプ44は、第一および第二連通管42よりも大径かつ長い円形鋼管を、筒体23に対して後下がりに傾斜させて配置してなる。テールパイプ44の後端開口はマフラ本体22aの排気口44aとなる。符号C3はテールパイプ44の軸線を示す。
テールパイプ44は、その前部が第二隔壁32の上部の貫通孔32c内に嵌入した状態で例えばスライド可能に支持されるとともに、その後部がガイドプレート25bの後端部の貫通孔25b1内に嵌入した状態で溶接結合されている。テールパイプ44の前部をスライド可能とするので、マフラ本体22aの内外に臨むテールパイプ44の熱による伸縮が許容され、かつ溶接工数低減によるコストダウンも図られる。なお、左右連通管41,42も隔壁31,32およびステー33の一方にスライド可能に支持し、熱伸縮を許容するとともにコストダウンを図ってもよい。
レゾネータ室28は、排気経路に連通する行き止まりの共鳴室であり、マフラ本体22aの後端部に排気音低減用のレゾネータを構成している。レゾネータはヘルムホルツ共鳴器であり、レゾネータ室28の共鳴周波数を調整することによって特定周波数の排気音を低減させる。共鳴周波数の調整は、レゾネータ室28の容量を調整することで可能である。例えば、レゾネータ室28の容量の調整は、隔壁32の軸方向位置を変化させること、およびリアキャップ25の形状を変更すること等で可能である。共鳴周波数を調整することによって、排気音の音量低減に加えて音質調整が可能である。リアキャップ25は二重構造なので、マフラ本体22a最下流におけるレゾネータ室28の共鳴等による音鳴りも抑えられ、かつマフラ本体22a後端の表面温度も抑えられる。
図8を併せて参照し、触媒保持部でもあるフロントパイプ37は、マフラ本体22aの上流端(フロントキャップ24)の貫通孔24aに差し込まれ、軸方向中間部がフロントキャップ24の前端部内周に嵌入された状態で溶接結合されている。
第一膨張室26には、前記排ガスを前記第二膨張室27に至らしめる開口として、左右連通管41,42の前端開口41b,42bが臨んでいる。フロントパイプ37は、下流端(後端開口37b)が第一膨張室26に臨んでいるが、この下流端の軸線C2方向の延長領域R1は、左右連通管41,42の前端開口41b,42bを避けている。なお、左右連通管41,42の後端開口41c,42cは、延長領域が第三連通管43およびテールパイプ44の各前端開口43b,44bを避けるように設けられている。
図4、図5を参照し、排気管組立体21Kにおける互いに並列に並ぶ一対の並列排気管(第一集合管21b)の各々には、上流触媒51が内蔵されている。各上流触媒51は、複数(例えば二つ)の単位触媒51aを排気経路(第一集合管21bの軸方向)に沿って直列に並べて構成されている。各上流触媒51において、軸方向に並ぶ単位触媒51aの間には、隙間51bが設けられている。この隙間51bによって、前側の単位触媒51aを流れた後の排ガスが良好に拡散される。拡散された排ガスは、後側の単位触媒51aに対して均等に流され、この単位触媒51aの加熱ムラを抑える。
上述の排気装置20において、エンジン10から排出された排ガスは、排気管組立体21Kに導かれて排気マフラ組立体22K内に導入される。排気マフラ組立体22K内に導入された排ガスは、まず、マフラ本体22aの前半部内に形成された最上流の膨張室である第一膨張室26内に流入する。次に、第一膨張室26内に流入した排ガスは、一対の連通管41,42を介して、隔壁31後方の第二膨張室27内に流入する。マフラ本体22a内に導入された高温かつ高圧な排ガスは、複数の膨張室26,27に流入することで冷却および減圧され、排気音が効果的に低減される。
第二膨張室27内に流入した排ガスは、大部分がテールパイプ44を介して排気マフラ組立体22K後方の大気中へ放出されるとともに、一部が連通管43を介してレゾネータ室28内に流入する。レゾネータ室28では排ガスの流れで共鳴を起こし、排気音と特定周波数の音域を打ち消し合う。
各触媒51,52は、ケース内に保持した白金等の触媒本体を、所定の反応温度に加熱することで、排気浄化機能を発揮する。
上流触媒51は、排気管組立体21Kに設けられることで、反応温度までの加熱がされやすい。触媒52においても、マフラ本体22aの上流端に配置されているので、反応温度までの加熱が早い。
一方、排ガスが大気に放出するテールパイプ44後端の排気口44a付近では、排気音抑制のためにも、排気温度を低く抑えることが望ましい。また、レゾネータ室28で抑えられる周波数は、排気温度にも影響されるため、排気マフラ組立体22Kの下流側で排気温度が高いと、排気音の音量低減および音質調整の両方に影響を受ける虞がある。
これに対し本実施形態では、触媒52の加熱を容易にしつつ、触媒52とレゾネータ室28とを遠ざけることで、レゾネータ室28が排気温度の影響を受け難くし、レゾネータ室28による排気音の音量低減機能および音質調整機能を良好に維持可能としている。
以上説明したように、上記実施形態における排気装置20は、エンジン10の排ガスを導く排気管組立体21Kと、前記排気管組立体21Kに接続されて前記排ガスを排出する排気マフラ組立体22Kと、前記排気管組立体21Kの下流端と前記排気マフラ組立体22Kのマフラ本体22aの上流端との間に配置されて前記排ガスを浄化する触媒52と、を備え、前記マフラ本体22aは、前記触媒52に近い上流側から前記触媒52と離間した下流側に向けて、第一膨張室26と、前記第一膨張室26の下流側に第一隔壁31を介して隣接する第二膨張室27と、前記第二膨張室27の下流側に第二隔壁32を介して隣接するレゾネータ室28と、を備えている。
この構成によれば、触媒52を排気管組立体21Kの近くに配置して反応温度への加熱を促進しつつ、触媒52とレゾネータ室28とを物理的な距離および排気経路の両面で離間させることで、触媒52の熱がレゾネータ室28に伝わるのを防ぎ、レゾネータ室28による排気音の音量低減機能および音質調整機能を良好に維持することができる。
上記排気装置20において、前記排気マフラ組立体22Kは、前記触媒52の外周を覆うとともに前記マフラ本体22aよりも小径の円筒部材で形成されるフロントパイプ37を備え、前記フロントパイプ37は、前記マフラ本体22aの上流端に差し込まれ、軸方向中間部が前記マフラ本体22aの上流端に結合されている。
この構成によれば、マフラ本体22aの上流端に配置した触媒52をマフラ本体22a内に差し込むことで、排気装置20の長さ方向を縮小して車両への搭載性を良好にすることができる。また、触媒52を固定する連結バンドなどを不要とし、コスト削減を図ることができる。
上記排気装置20において、前記第一膨張室26には、前記排ガスを前記第二膨張室27に至らしめる開口41b,42bが設けられ、前記フロントパイプ37は、下流端が前記第一膨張室26に臨み、前記フロントパイプ37の下流側の延長領域R1は、前記開口41b,42bを避けている。
この構成によれば、触媒52下流端の排ガスを直接開口41b,42bに向けず、第二膨張室27に至る前に高温の排ガスを第一膨張室26で十分に膨張させてから第二膨張室27に流すので、排ガスの温度を下げやすく、レゾネータ室28による排気音の音量低減機能および音質調整機能を良好に維持することができる。
上記排気装置20において、前記第一隔壁31および第二隔壁32の少なくとも一方には、前記第一膨張室26および第二膨張室27を連通させる連通管41,42が貫通状態で支持され、前記第一膨張室26および第二膨張室27の少なくとも一方には、前記連通管41,42を支持するステー33が配置され、前記ステー33は、前記マフラ本体22aの内周面に周方向で部分的に結合される結合部33aと、前記マフラ本体22aの内周面から離間する離間部33bと、を備えている。
この構成によれば、連通管41,42を支持するステー33を小型化して軽量化および材料費低減を図るとともに、ステー33をマフラ本体22aの内周面に全周に渡って結合する場合に比して組立工数を削減することができる。また、ステー33が配置される室内空間は、ステー33によって分断されず一体のままなので、十分な容量の室内空間による音量低減作用を維持することができる。
上記排気装置20において、前記排気管組立体21Kの内部に上流触媒51を備え、前記上流触媒51は、複数の単位触媒51aを排気経路に沿って直列に並べ、かつ隣接する前記単位触媒51aの間に隙間51bを設けている。
この構成によれば、排気管組立体21K内に上流触媒51を配置することで、上流触媒52を速やかに反応温度まで加熱することができる。また、上流触媒51を構成する複数の単位触媒51aの間に隙間51bを設けることで、この隙間51bで排ガスを拡散させてから下流側の単位触媒51aに流すことができ、排ガスによって単位触媒51aをムラなく加熱することができる。
上記排気装置20において、前記排気管組立体21Kは、互いに並列に並ぶ複数の第一集合管21bを備え、前記複数の第一集合管21bの各々に、前記上流触媒51が備えられている。
この構成によれば、並列に並ぶ第一集合管21bの各々に上流触媒51を設けることで、排気浄化機能を高めることができる。
ここで、上記排気装置20を備えた自動二輪車1は、図3に示すように、運転者の足を載せるメインステップ15aと、後部同乗者の足を載せるピリオンステップ15bと、を備えている。そして、前記触媒52は、前記メインステップ15aの後方で、車両側面視で前記メインステップ15aの外側端と後輪車軸7aの軸心C7とを結んだ直線L1よりも上方に配置され、かつ前記ピリオンステップ15bよりも前下方に配置されている。
この構成によれば、触媒52がメインステップ15aの後方かつ上方に位置するので、運転者の脚と触媒52とを離しやすくなる。また、触媒52がピリオンステップ15bの前下方に位置するので、後部同乗者の脚に対しても触媒52を離しやすくなる。したがって、乗員の脚周りの快適性を良好に維持することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、マフラ本体内に第一、第二膨張室を形成する例を説明したが、これに限らず、吸音、共鳴および干渉等の他の方法も用いて排気音を低減させる部屋を形成する構成でもよい。ステーは8の字形状に限らず、室内空間を分断しない種々形状であってもよい。四気筒エンジンの排気装置に限らず、三気筒以下や五気筒以上のエンジンに適用してもよい。
前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
7a 後輪車軸
10 エンジン
15a メインステップ
15b ピリオンステップ
20 排気装置
21 単排気管
21b 第一集合管
21K 排気管組立体(排気管)
22K 排気マフラ組立体(排気マフラ)
22a マフラ本体
26 第一膨張室(第一室)
27 第二膨張室(第二室)
28 レゾネータ室
31 第一隔壁
32 第二隔壁
33 ステー
33a 結合部
33b 離間部
37 フロントパイプ(触媒保持部)
41 第一連通管
42 第二連通管
41b,42b 前端開口
51 上流触媒
51a 単位触媒
51b 隙間
52 触媒
R1 延長領域
L1 直線

Claims (7)

  1. エンジン(10)の排ガスを導く排気管(21K)と、前記排気管(21K)に接続されて前記排ガスを排出する排気マフラ(22K)と、前記排気管(21K)の下流端と前記排気マフラ(22K)のマフラ本体(22a)の上流端との間に配置されて前記排ガスを浄化する触媒(52)と、を備え、
    前記マフラ本体(22a)は、前記触媒(52)に近い上流側から前記触媒(52)と離間した下流側に向けて、第一室(26)と、前記第一室(26)の下流側に第一隔壁(31)を介して隣接する第二室(27)と、前記第二室(27)の下流側に第二隔壁(32)を介して隣接する行き止まりの共鳴室であるレゾネータ室(28)と、を備えている排気装置(20)。
  2. 前記排気マフラ(22K)は、前記触媒(52)の外周を覆うとともに前記マフラ本体(22a)よりも小径の円筒部材で形成される触媒保持部(37)を備え、
    前記触媒保持部(37)は、前記マフラ本体(22a)の上流端に差し込まれ、軸方向中間部が前記マフラ本体(22a)の上流端に結合されている請求項1に記載の排気装置(20)。
  3. 前記第一室(26)には、前記排ガスを前記第二室(27)に至らしめる開口(41b,42b)が設けられ、
    前記触媒保持部(37)は、下流端が前記第一室(26)に臨み、前記触媒保持部(37)の下流側の延長領域(R1)は、前記開口(41b,42b)を避けている請求項2に記載の排気装置(20)。
  4. 前記第一隔壁(31)および第二隔壁(32)の少なくとも一方には、前記第一室(26)および第二室(27)を連通させる連通管(41,42)が貫通状態で支持され、
    前記第一室(26)および第二室(27)の少なくとも一方には、前記連通管(41,42)を支持するステー(33)が配置され、
    前記ステー(33)は、前記マフラ本体(22a)の内周面に周方向で部分的に結合される結合部(33a)と、前記マフラ本体(22a)の内周面から離間する離間部(33b)と、を備えている請求項1から3の何れか一項に記載の排気装置(20)。
  5. 前記排気管(21K)の内部に上流触媒(51)を備え、
    前記上流触媒(51)は、複数の単位触媒(51a)を排気経路に沿って直列に並べ、かつ隣接する前記単位触媒(51a)の間に隙間(51b)を設けている請求項1から4の何れか一項に記載の排気装置(20)。
  6. 前記排気管(21K)は、互いに並列に並ぶ複数の並列排気管(21b)を備え、
    前記複数の並列排気管(21b)の各々に、前記上流触媒(51)が備えられている請求項5に記載の排気装置(20)。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の排気装置(20)と、運転者の足を載せるメインステップ(15a)と、後部同乗者の足を載せるピリオンステップ(15b)と、を備え、
    前記触媒(52)は、前記メインステップ(15a)の後方で、車両側面視で前記メインステップ(15a)と後輪車軸(7a)とを結んだ線(L1)よりも上方に配置され、かつ前記ピリオンステップ(15b)よりも前下方に配置されている鞍乗り型車両(1)。
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