JP6861744B2 - ガード部材 - Google Patents
ガード部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6861744B2 JP6861744B2 JP2019021025A JP2019021025A JP6861744B2 JP 6861744 B2 JP6861744 B2 JP 6861744B2 JP 2019021025 A JP2019021025 A JP 2019021025A JP 2019021025 A JP2019021025 A JP 2019021025A JP 6861744 B2 JP6861744 B2 JP 6861744B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guard
- outer frame
- vehicle
- frame
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
(2)本発明に係る一態様のガード部材は、鞍乗り型車両(1)の後輪(3)の側方を覆うガード部材(80)であって、第1線材(86)により形成された第1外枠(82)を有する第1ガード部(81)と、前記第1線材(86)よりも小さい線径を有する第2線材(96)により形成された第2外枠(92)を有し、前記第1ガード部(81)の下方に配置された第2ガード部(91)と、を備え、前記第1ガード部(81)は、車両の上方から下方に向かうに従い車幅方向外方に延び、前記第2ガード部(91)の少なくとも一部は、車両の上方から下方に向かうに従い車幅方向外方に延び、前記第2ガード部(91)における車幅方向外方の端部(91r)は、前記第1ガード部(81)における車幅方向外方の端部(81r)よりも車幅方向内方に位置する、ことを特徴とする。
(3)本発明に係る一態様のガード部材は、鞍乗り型車両(1)の後輪(3)の側方を覆うガード部材(80)であって、第1線材(86)により形成された第1外枠(82)を有する第1ガード部(81)と、前記第1線材(86)よりも小さい線径を有する第2線材(96)により形成された第2外枠(92)を有し、前記第1ガード部(81)の下方に配置された第2ガード部(91)と、を備え、前記後輪(3)に対して車幅方向における排気部品(44)側に配置され、前記第2外枠(92)は、屈曲部(92d)を有し、屈曲部(92d)から車両の下方に向かうに従い車幅方向内方に延び、前記第2外枠(92)における前記屈曲部(92d)よりも下方の箇所の少なくとも一部は、前記排気部品(44)よりも車幅方向内方において車幅方向から見て前記排気部品(44)に重なる、ことを特徴とする。
1外枠(62,82)に溶接されていてもよい。
上記のように構成することで、第2外枠を第1外枠に強固に取り付けることができる。また、第1外枠と第2外枠との溶接箇所は、車幅方向内方に向くので、車両の側方から視認しづらくなる。よって、ガード部材の外観を向上させることができる。
(5)上記(3)の態様のガード部材において、前記後輪(3)に対して車幅方向におけるリヤクッション(10)側に配置され、前記屈曲部(92d)は、車両の前後方向から見て、リヤクッション(10)における車幅方向内方の端部よりも車幅方向外方に位置していてもよい。
上記のように構成することで、屈曲部がリヤクッションにおける車幅方向内方の端部よりも車幅方向内方に位置する場合と比較して、後輪よりも車幅方向外方において後輪に干渉しない位置に配置されたリヤクッションよりも、第2外枠が車幅方向外方に配置される。したがって、第2外枠と後輪との干渉をより確実に防止できる。
(6)上記(1)から(5)いずれかの態様のガード部材において、前記第1外枠(62,82)には、車体(20)への取付部(62d,82e)が設けられていてもよい。
図1および図2に示すように、自動二輪車1は、鞍乗り型車両である。自動二輪車1は、前輪2と、後輪3と、車体フレーム20と、スイングアーム30と、一対のリヤクッション10と、エンジン40と、燃料タンク12と、シート13と、車体カバー50と、一対のステップホルダ15と、一対のガード部材60,80と、を備える。
図2および図3に示すように、一対のガード部材60,80は、パッセンジャーシート13aに着座した同乗者の衣服が後輪3に接触することを防止する。一対のガード部材60,80は、車体後部において左右に設けられている。一対のガード部材60,80は、車両左側に設けられた左ガード部材60と、車両右側に設けられた右ガード部材80と、である。
図4は、実施形態の自動二輪車の後部を示す背面図である。
図3および図4に示すように、左ガード部材60は、後輪3の左側方を覆う。左ガード部材60は、後輪3の車軸の中心を通る水平面よりも上方に配置されている。左ガード部材60は、第1ガード部61と、第2ガード部71と、を備える。第1ガード部61は、左ガード部材60における前上部を構成している。第1ガード部61の下部は、パッセンジャーシート13aに着座した同乗者の足を乗せる足置き部を構成している。第1ガード部61は、前記足置き部を除いて、前方から後方に向かうに従い車両内方に延び、かつ上方から下方に向かうに従い車両外方に延びている。第2ガード部71は、左ガード部材60における後下部を構成している。第2ガード部71は、前方から後方に向かうに従い車両内方に延び、かつ上方から下方に向かうに従い車両外方に延びている。第2ガード部71は、第1ガード部61よりも前後方向に対して大きく傾斜している。
図3に示すように、第1ガード部61は、車体フレーム20に固定的に支持されている。第1ガード部61は、側面視で見て凡そリヤサイドカバー55とチェーンカバー8との間に配置されている。第1ガード部61は、後述する第1外枠62の上枠部62aと後枠部62bとの接続部近傍を除き、側面視で後輪3に重なっている。第1ガード部61は、第1外枠62と、第1クロス部64と、を備える。
図2および図4に示すように、右ガード部材80は、後輪3の右側方を覆う。右ガード部材80は、後輪3の車軸の中心を通る水平面よりも上方に配置されている。右ガード部材80は、第1ガード部81と、第2ガード部91と、を備える。第1ガード部81は、右ガード部材80における前上部を構成している。第1ガード部81は、前方から後方に向かうに従い車両内方に延び、かつ上方から下方に向かうに従い車両外方に延びている。第1ガード部81の車両外方の端部81rは、第1ガード部81の下端部に設けられている。第2ガード部91は、右ガード部材80における後下部を構成している。第2ガード部91は、ねじれ曲面に沿って延びている。第2ガード部91の車両外方の端部91rは、第1ガード部81の車両外方端部81rよりも車両内方に位置している。
図2に示すように、第1ガード部81は車体フレーム20に固定的に支持されている。第1ガード部81は、側面視でリヤサイドカバー55とマフラー44およびマフラーカバー45との間に配置されている。第1ガード部81は、車両右側のリヤクッション10よりも後方に配置されている。第1ガード部81は、後述する第1外枠82の上枠部82aと後枠部82bとの接続部近傍を除き、側面視で後輪3に重なっている。第1ガード部81は、第1外枠82と、第1クロス部84と、を備える。
例えば、上記実施形態では、ガード部材60,80が車両の左右に設けられているが、これに限定されない。ガード部材は、車両の左右一方のみに設けられていてもよい。
3 後輪
20 車体フレーム(車体)
44 マフラー(排気部品)
60 左ガード部材(ガード部材)
61 第1ガード部
62 第1外枠
62d 取付部
66 下部クロス部(補助部材)
68 第1線材
69 第1補助線材(第3線材)
71 第2ガード部
72 第2外枠
74 第2クロス部(補助部材)
76 第2線材
77 第2補助線材(第3線材)
80 右ガード部材(ガード部材)
81 第1ガード部
81r 端部
82 第1外枠
82e 取付部
84 第1クロス部(補助部材)
86 第1線材
87 第1補助線材(第3線材)
91 第2ガード部
91r 端部
92 第2外枠
92d 屈曲部
94 第2クロス部(補助部材)
96 第2線材
97 第2補助線材(第3線材)
Claims (8)
- 鞍乗り型車両(1)の後輪(3)の側方を覆うガード部材(60,80)であって、
第1線材(68,86)により形成された第1外枠(62,82)を有する第1ガード部(61,81)と、
前記第1線材(68,86)よりも小さい線径を有する第2線材(76,96)により形成された第2外枠(72,92)を有し、前記第1ガード部(61,81)の下方に配置された第2ガード部(71,91)と、
を備え、
前記第2外枠(72,92)は、前記第1外枠(62,82)における車幅方向内方に向く箇所に取り付けられている、
ガード部材。 - 鞍乗り型車両(1)の後輪(3)の側方を覆うガード部材(80)であって、
第1線材(86)により形成された第1外枠(82)を有する第1ガード部(81)と、
前記第1線材(86)よりも小さい線径を有する第2線材(96)により形成された第2外枠(92)を有し、前記第1ガード部(81)の下方に配置された第2ガード部(91)と、
を備え、
前記第1ガード部(81)は、車両の上方から下方に向かうに従い車幅方向外方に延び、
前記第2ガード部(91)の少なくとも一部は、車両の上方から下方に向かうに従い車幅方向外方に延び、
前記第2ガード部(91)における車幅方向外方の端部(91r)は、前記第1ガード部(81)における車幅方向外方の端部(81r)よりも車幅方向内方に位置する、
ガード部材。 - 鞍乗り型車両(1)の後輪(3)の側方を覆うガード部材(80)であって、
第1線材(86)により形成された第1外枠(82)を有する第1ガード部(81)と、
前記第1線材(86)よりも小さい線径を有する第2線材(96)により形成された第2外枠(92)を有し、前記第1ガード部(81)の下方に配置された第2ガード部(91)と、
を備え、
前記後輪(3)に対して車幅方向における排気部品(44)側に配置され、
前記第2外枠(92)は、屈曲部(92d)を有し、屈曲部(92d)から車両の下方に向かうに従い車幅方向内方に延び、
前記第2外枠(92)における前記屈曲部(92d)よりも下方の箇所の少なくとも一部は、前記排気部品(44)よりも車幅方向内方において車幅方向から見て前記排気部品(44)に重なる、
ガード部材。 - 前記第2外枠(72,92)は、前記第1外枠(62,82)に溶接されている、
請求項1に記載のガード部材。 - 前記後輪(3)に対して車幅方向におけるリヤクッション(10)側に配置され、
前記屈曲部(92d)は、車両の前後方向から見て、リヤクッション(10)における車幅方向内方の端部よりも車幅方向外方に位置する、
請求項3に記載のガード部材。 - 前記第1外枠(62,82)には、車体(20)への取付部(62d,82e)が設けられている、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のガード部材。 - 前記第1ガード部(61,81)は、前記第2ガード部(71,91)よりも面積が大きい、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のガード部材。 - 前記第1外枠(62,82)および前記第2外枠(72,92)のうち少なくともいずれか一方の外枠に囲まれた領域を横断するように延び、少なくとも一端部が前記一方の外枠に接続する補助部材(66,74,84,94)を備え、
前記補助部材(66,74,84,94)は、前記第2線材(76,96)よりも小さい線径を有する第3線材(69,77,87,97)により形成されている、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のガード部材。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IN201811015299 | 2018-04-23 | ||
IN201811015299 | 2018-04-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019189205A JP2019189205A (ja) | 2019-10-31 |
JP6861744B2 true JP6861744B2 (ja) | 2021-04-21 |
Family
ID=68388988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019021025A Active JP6861744B2 (ja) | 2018-04-23 | 2019-02-07 | ガード部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6861744B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6915916B1 (ja) * | 2020-05-26 | 2021-08-04 | 株式会社レーベン | 保護具付き乗り物、及び保護具 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5772382U (ja) * | 1980-10-22 | 1982-05-04 | ||
JPH0736877Y2 (ja) * | 1989-05-08 | 1995-08-23 | オージーケー技研株式会社 | 自転車の衣類巻込み防止カバー |
JP2544609Y2 (ja) * | 1990-07-04 | 1997-08-20 | 宮田工業株式会社 | 自転車用合成樹脂製フレキシブルドレスガード |
JP3585191B2 (ja) * | 1995-11-07 | 2004-11-04 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の補助ステップ装置 |
NL1011785C2 (nl) * | 1999-04-13 | 2000-10-16 | Hesling B V | Bevestigingsorgaan voor de montage van een jasbeschermer aan een spatbord. |
JP4391931B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2009-12-24 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のシート支持構造 |
JP2011246072A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
JP2013095299A (ja) * | 2011-11-02 | 2013-05-20 | Suzuki Motor Corp | 小型車両用ドレスガード |
JP5908014B2 (ja) * | 2014-03-12 | 2016-04-26 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のキャニスタ配置構造 |
JP6576236B2 (ja) * | 2015-12-24 | 2019-09-18 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車のドレスガード |
-
2019
- 2019-02-07 JP JP2019021025A patent/JP6861744B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019189205A (ja) | 2019-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6101452B2 (ja) | 鞍乗型車両のヘッドライト支持構造 | |
JP5782424B2 (ja) | 鞍乗り型車両の後部構造 | |
JP2012071644A (ja) | 自動二輪車 | |
JP6288524B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP5373426B2 (ja) | 車両のシート構造 | |
JP2014237347A (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP6861744B2 (ja) | ガード部材 | |
JP6134589B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6837465B2 (ja) | 鞍乗り型車両のガード構造 | |
JP4097669B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP6648197B2 (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
JP6861665B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6997692B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP5977670B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6501431B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP7171661B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6783880B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP5865882B2 (ja) | 自動2輪車のリザーブタンク配置構造 | |
JP7456981B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP5887152B2 (ja) | 鞍乗型車両の前部構造 | |
JP6878484B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP2007118883A (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP5800649B2 (ja) | 鞍乗型車両の車体フレーム構造 | |
JP2013095299A (ja) | 小型車両用ドレスガード | |
JP7212800B2 (ja) | 鞍乗型車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200630 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200626 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200803 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210303 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210323 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210330 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6861744 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |