JP6878484B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、サイドスタンドバーを回動可能に支持し車体に締結固定されるサイドスタンドブラケットを備える鞍乗型車両に関する。
下記、特許文献1では、サイドスタンドバー(サイドスタンド)を回動可能に支持するサイドスタンドブラケットと車体(車体フレーム)とをボルトにより締結する鞍乗型車両(自動二輪車)が開示されている。
特開2001−071957号公報
サイドスタンドブラケットは、一般的に車体とボルトにより締結されることにより、車体に固定されるが、鞍乗型車両の外観魅力の向上のため、外から見えるボルトの数を少なくすることが望まれる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、外から見える、サイドスタンドブラケットと車体とを締結固定するボルトの数を少なくすることができる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
本発明は、車体(16)に上下に揺動可能に軸支され、後端部に後輪(30)を支持するスイングアーム(28L、28R)と、サイドスタンドバー(86)を回動可能に支持し前記車体(16)に締結固定されるサイドスタンドブラケット(84)と、乗員の左足を載せるステップ(102)が取り付けられるステップブラケット(100)と、を備える鞍乗型車両(10)であって、以下の特徴を有する。
第1の特徴;前記サイドスタンドブラケット(84)は、スタンドブラケット側第1締結部(94)ならびにスタンドブラケット側第2締結部(96)の少なくとも2か所にて前記車体(16)に締結固定されるものであり、前記スタンドブラケット側第1締結部(94)は、前記スイングアーム(28L、28R)を前記車体(16)に対して揺動可能に支持するスイングアーム締結ボルト(26)によって固定され、前記ステップブラケット(100)は、前記サイドスタンドブラケット(84)よりも厚肉の金属製部品であって、前記サイドスタンドブラケット(84)に固定される。
第2の特徴;前記ステップブラケット(100)は、ステップブラケット側第1締結部(104)ならびにステップブラケット側第2締結部(106)の少なくとも2か所にて前記車体(16)に締結固定されるものであり、前記ステップブラケット側第1締結部(104)は、前記スタンドブラケット側第1締結部(94)とともに前記スイングアーム締結ボルト(26)により共締めされる。
第3の特徴;前記ステップブラケット(100)は、前記ステップブラケット側第2締結部(106)にて前記サイドスタンドブラケット(84)に締結固定される。
第4の特徴;前記ステップブラケット側第2締結部(106)は、前記車体(16)の内側から締結固定される。
第5の特徴;前記スタンドブラケット側第2締結部(96)は、前記サイドスタンドブラケット(84)のスタンドバー支持部(88)よりも車両幅方向内側であって、前記スタンドブラケット側第1締結部(94)より下方に配置される。
本発明により、外から見える、サイドスタンドブラケットと車体とを締結固定するボルトの数を少なくすることができる。
鞍乗型車両の左側面図である。 鞍乗型車両の右側面図である。 鞍乗型車両の左側面図である。 鞍乗型車両の断面図である。 鞍乗型車両の断面図である。 鞍乗型車両の断面図である。 鞍乗型車両の右側面図である。 鞍乗型車両の断面図である。
〔第1の実施の形態〕
[鞍乗型車両の構成]
図1は、鞍乗型車両10の左側面図である。図2は、鞍乗型車両10の右側面図である。図2には、鞍乗型車両10から車体カバー12が取り外された状態の図が示されている。図3は、鞍乗型車両10の左側面図である。図3には、サイドスタンド14付近の拡大図が示されている。図4は、鞍乗型車両10の断面図である。図4に示される断面は、図3におけるIV−IV線において切断された断面であって、左ステップブラケット側第1締結部104の後方において、鞍乗型車両10の進行方向に対して直交する平面で切断された断面である。図5は、鞍乗型車両10の断面図である。図5に示される断面は、図3におけるV−V線において切断された断面であって、左ステップブラケット側第1締結部104の中心とスタンドブラケット側第2締結部96の中心を通る平面で切断された断面である。図6は、鞍乗型車両10の断面図である。図6に示される断面は、図3におけるVI−VI線において切断された断面であって、左ステップブラケット側第1締結部104の中心と回動支持部88の中心を通る平面で切断された断面である。図7は、鞍乗型車両10の右側面図である。図7には、鞍乗型車両10から車体カバー12が取り外された状態であって、バッテリ15付近の拡大図が示されている。図8は、鞍乗型車両10の断面図である。図8に示される断面は、図1におけるVIII−VIII線において切断された断面であって、リアキャリア締結部73の中心と図示しないクランク軸の中心Oを通る平面で切断された断面である。各図には、前後、左右および上下を示す矢印が記載されている。以下、各図に示された方向に基づいて、前後、左右および上下の方向を記載する。
本実施の形態の鞍乗型車両10には、車体フレーム16としてバックボーンタイプのパイプフレームが用いられている(図2)。
車体フレーム16の前方には、サスペンション18を介して、前輪20を軸支するフロントフォーク22が取り付けられている(図1)。サスペンション18は、ダブルウィッシュボーン式サスペンションが用いられている。また、車体フレーム16の前方には、バーハンドル24がフロントフォーク22とともに回動するように取り付けられている。
車体フレーム16の前後方向中央部には、車体フレーム16を左右方向に貫通するスイングアーム締結ボルト26が取り付けられている(図1、図2)。スイングアーム締結ボルト26には、車体フレーム16を挟んで左右それぞれに、スイングアーム28L、28Rの前端が取り付けられている。スイングアーム28L、28Rは、その後端において、後輪30を軸支している。スイングアーム28L、28Rは、スイングアーム締結ボルト26を中心として揺動可能に取り付けられている。左側のスイングアーム28Lには、チェーンカバー32が取り付けられている。スイングアーム締結ボルト26は、所謂、ピボットシャフトである。なお、本実施の形態では、スイングアーム締結ボルト26が車体フレーム16に取り付けられているが、後述するエンジン34に取り付けられていてもよい。
車体フレーム16のスイングアーム締結ボルト26が取り付けられる部分の前方には、エンジン34が取り付けられている(図1、図2)。エンジン34は、車体フレーム16を左右方向に貫通する2本のエンジンハンガボルト36a、36bによって車体フレーム16に固定されている。エンジン34は、図示しないクランクシャフト、クラッチ、トランスミッション等が収容されるクランクケース38と、図示しないピストン等が収容されるシリンダ40と、図示しないカムシャフト等が収容されるシリンダヘッド42を有している。
クランクケース38の左側には、乗員に操作されることによりトランスミッションの変速を行うチェンジペダル44が配置されている(図1)。
シリンダヘッド42には、スロットルボディ46が取り付けられている(図2)。スロットルボディ46には、図示しないスロットルバルブの開度を調整するスロットルケーブル48が接続されている。スロットルケーブル48は、バーハンドル24の図示しないスロットルパイプから延びている。本実施の形態の鞍乗型車両10は、引き側スロットルケーブル48aと戻し側スロットルケーブル48bの2本のスロットルケーブル48を有している。スロットルボディ46には、エアクリーナボックス50から延びるコネクティングチューブ52が接続されている。
エアクリーナボックス50は、車体フレーム16の右側であって、スイングアーム締結ボルト26の上方に設けられている(図2)。エアクリーナボックス50内には、エアクリーナエレメント54が収容されている(図8)。エアクリーナエレメント54によって外気に含まれる塵や埃等の異物が取り除かれ、コネクティングチューブ52を介してスロットルボディ46に空気が供給される。
シリンダヘッド42には、エンジン34の排気をマフラー56に送るための排気管58が接続されている(図2)。排気管58は、後方に延びて配置され、マフラー56が接続されている。
車体フレーム16の左側であって、チェーンカバー32の上方には、バッテリ15およびECU60が設けられている(図8)。バッテリ15およびECU60は、バッテリボックス62に収容されている。バッテリ15は、車幅方向外側(図8において左側)からバッテリボックス62に挿入されて、金属バンド64によりバッテリボックス62に固定されている。ECU60は、車幅方向内側(図8において右側)からバッテリボックス62に挿入されて、スナップフィット62aによりバッテリボックス62に固定されている。
ECU60が車体フレーム16に組み付けられるときには、バッテリボックス62にECU60が組み付けられて小組とされたのちに、バッテリボックス62が、ボルト66a、66bにより車体フレーム16に締結されることにより、ECU60とバッテリボックス62とが車体フレーム16に固定される。
バッテリボックス62の体積は、エアクリーナボックス50の体積に比べて小さい。そのため、バッテリボックス62が、チェーンカバー32が設けられている車体フレーム16の左側に配置され、エアクリーナボックス50が車体フレーム16の右側に配置されることにより、チェーンカバー32が揺動したときの干渉を気にすることなく、エアクリーナボックス50の体積を大きく設定できる。
エアクリーナボックス50の上方であって、車体フレーム16の上面にガソリンタンク68が取り付けられている(図2)。ガソリンタンク68の上面には、乗員が着座するシート70が取り付けられている。
シート70の後方には、リアキャリア71が設けられている。リアキャリア71は、ボルト71aにより、車体フレーム16のリアキャリア締結部73に締結固定されている(図1)。
車体フレーム16の下部には、メインスタンド72が取り付けられている(図1)。メインスタンド72は、車体フレーム16を左右方向に貫通するメインスタンドシャフト74によって、回動可能に取り付けられている。
車体フレーム16の右側には、右ステップブラケット76を介して右ステップ78が取り付けられている(図2、図4、図5、図6、図8)。右ステップブラケット76は、アルミニウムを鋳造して形成される。右ステップブラケット76は、右ステップブラケット側第1締結部79と車体フレーム16とがスイングアーム締結ボルト26により締結されて、車体フレーム16に固定されている。右ステップブラケット76は、右ステップブラケット側第1締結部79から前方斜め下方向に延びるように形成されており、その先端に右ステップ78が設けられている。右ステップブラケット76は、右ステップブラケット側第1締結部79から後方斜め下方向に延びるように形成されており、その先端に右ステップブラケット側第2締結部80が設けられている。右ステップブラケット76は、右ステップブラケット側第2締結部80において、ボルト82により、車体フレーム16に締結固定されている。
車体フレーム16の左側には、サイドスタンド14が取り付けられている(図1、図3、図4、図5、図6、図8)。サイドスタンド14は、サイドスタンドブラケット84とサイドスタンドバー86を備えている。
サイドスタンドブラケット84は、サイドスタンドバー86を回動可能に支持する回動支持部88を有するブラケット本体部90と、ブラケット本体部90からスイングアーム締結ボルト26の方に延びるブラケット延出部92とを備えている。
ブラケット延出部92は、ブラケット本体部90に溶接固定されている。ブラケット延出部92は、スタンドブラケット側第1締結部94において、後述する左ステップブラケット100とともに、スイングアーム締結ボルト26により、車体フレーム16に締結固定されている。
ブラケット本体部90には、回動支持部88よりも車幅方向内側であって、スタンドブラケット側第1締結部94よりも下方において、スタンドブラケット側第2締結部96が設けられている。ブラケット本体部90は、スタンドブラケット側第2締結部96において、ボルト98により、車体フレーム16に締結固定されている。
本実施の形態のサイドスタンドブラケット84は、スタンドブラケット側第1締結部94とスタンドブラケット側第2締結部96の2か所において、鞍乗型車両10の車体(車体フレーム16)に固定されているが、サイドスタンドブラケット84の固定箇所は3か所以上であってもよい。
車体フレーム16の左側には、左ステップブラケット100を介して左ステップ102が取り付けられている(図1、図3、図4、図5、図6、図8)。
左ステップブラケット100は、アルミニウムを鋳造して形成される。左ステップブラケット100は、サイドスタンドブラケット84のブラケット延出部92よりも厚肉に形成されている。
左ステップブラケット100は、左ステップブラケット側第1締結部104において、サイドスタンドブラケット84およびスイングアーム28L、28Rとともに、スイングアーム締結ボルト26により、車体フレーム16に共締めされて固定されている。なお、スイングアーム締結ボルト26がエンジン34に取り付けられる場合には、左ステップブラケット100およびサイドスタンドブラケット84は、エンジン34に締結固定される。
左ステップブラケット100は、左ステップブラケット側第1締結部104から前方斜め下方向に延びるように形成されており、その先端に左ステップ102が設けられている。
左ステップブラケット100の左ステップブラケット側第1締結部104と左ステップ102が設けられる部分の中間部には、左ステップブラケット側第2締結部106が設けられている。左ステップブラケット100は、左ステップブラケット側第2締結部106において、ボルト110により、サイドスタンドブラケット84のブラケット本体部90のスタンドブラケット側第3締結部108に締結固定される。図4に示されるように、ボルト110は、車幅方向の内側から、左ステップブラケット100の左ステップブラケット側第2締結部106、および、サイドスタンドブラケット84のブラケット本体部90のスタンドブラケット側第3締結部108に挿入されている。
左ステップブラケット100は、ブラケット延出部92の基端部と先端部において、サイドスタンドブラケット84に固定され、サイドスタンドブラケット84は、鞍乗型車両10の車体(車体フレーム16)に固定されている。つまり、左ステップブラケット100は、サイドスタンドブラケット84を介して、車体(車体フレーム16)に固定されている。本実施の形態の左ステップブラケット100は、左ステップブラケット側第1締結部104と左ステップブラケット側第2締結部106の2か所において、鞍乗型車両10の車体(車体フレーム16)に固定されているが、左ステップブラケット100の固定箇所は3か所以上であってもよい。
左ステップブラケット100およびサイドスタンドブラケット84が車体フレーム16に組み付けられるときには、まず、左ステップブラケット100が、左ステップブラケット側第2締結部106において、ボルト110により、サイドスタンドブラケット84のブラケット本体部90のスタンドブラケット側第3締結部108に締結固定される。これにより、左ステップブラケット100とサイドスタンドブラケット84とが小組とされる。
そして、小組された左ステップブラケット100およびサイドスタンドブラケット84が、左ステップブラケット側第1締結部104およびスタンドブラケット側第1締結部94において、スイングアーム締結ボルト26により、車体フレーム16に共締めされるとともに、サイドスタンドブラケット84が、スタンドブラケット側第2締結部96において、ボルト98により、車体フレーム16に締結固定される。
なお、本実施の形態の鞍乗型車両10は二輪車であるが、三輪車または四輪車等であってもよい。
[作用効果]
鞍乗型車両10のスタイリング性を向上させるため、鞍乗型車両10の外から見えるボルトの数を少なくすることが望まれる。
そこで、本実施の形態の鞍乗型車両10では、サイドスタンドバー86を回動可能に支持するサイドスタンドブラケット84が、スタンドブラケット側第1締結部94と、スタンドブラケット側第2締結部96の少なくとも2か所で車体に固定される。そして、サイドスタンドブラケット84は、スタンドブラケット側第1締結部94において、スイングアーム締結ボルト26により、車体フレーム16に締結固定される。これにより、スイングアーム28L、28Rが取り付けられるスイングアーム締結ボルト26により、サイドスタンドブラケット84が車体フレーム16に固定されるため、鞍乗型車両10の外から視認されるボルトの数を少なくすることができる。よって、鞍乗型車両10の外観魅力を向上させることができるとともに、軽量化およびコスト削減を図ることができる。
また、本実施の形態の鞍乗型車両10では、左ステップ102が取り付けられる左ステップブラケット100が、左ステップブラケット側第1締結部104と、左ステップブラケット側第2締結部106の少なくとも2か所で車体フレーム16に固定される。そして、左ステップブラケット100は、左ステップブラケット側第1締結部104において、スイングアーム締結ボルト26により、車体フレーム16に締結固定される。これにより、スイングアーム28L、28Rが取り付けられるスイングアーム締結ボルト26により、左ステップブラケット100が車体フレーム16に固定されるため、鞍乗型車両10の外から視認されるボルトの数を少なくすることができる。よって、鞍乗型車両10の外観魅力を向上させることができるとともに、軽量化およびコスト削減を図ることができる。
また、本実施の形態の鞍乗型車両10では、左ステップブラケット100は、左ステップブラケット側第2締結部106において、ボルト110により、サイドスタンドブラケット84のスタンドブラケット側第3締結部108に締結固定される。これにより、左ステップブラケット100とサイドスタンドブラケット84とをあらかじめ小組することができ、左ステップブラケット100およびサイドスタンドブラケット84の組み付け性を向上させることができる。
また、本実施の形態の鞍乗型車両10では、左ステップブラケット100は、左ステップブラケット側第2締結部106において、鞍乗型車両10の内側からボルト110が挿入されて、サイドスタンドブラケット84のスタンドブラケット側第3締結部108に締結固定される。これにより、鞍乗型車両10の外側からボルト110が見えないため、鞍乗型車両10の外観魅力を向上させることができる。
また、本実施の形態の鞍乗型車両10では、スタンドブラケット側第2締結部96は、サイドスタンドブラケット84の回動支持部88よりも車幅方向内側であって、スタンドブラケット側第1締結部94よりも下方に配置される。スタンドブラケット側第2締結部96が、サイドスタンドブラケット84の回動支持部88よりも車幅方向内側に配置されるため、鞍乗型車両10の外側からボルト98が見えにくくできるため、鞍乗型車両10の外観魅力を向上させることができる。また、スタンドブラケット側第1締結部94とスタンドブラケット側第2締結部96とを上下方向に離間させることができるため、サイドスタンドブラケット84を強固に固定することができる。
また、本実施の形態の鞍乗型車両10では、左ステップブラケット100が、サイドスタンドブラケット84のブラケット延出部92よりも厚肉に形成されている。左ステップブラケット100によりブラケット延出部92の剛性を確保することができ、ブラケット延出部92を必要以上に厚肉化する必要がなく、軽量化を図ることができる。
また、本実施の形態の鞍乗型車両10では、左ステップブラケット100および右ステップブラケット76は、アルミニウムを鋳造することにより形成される。左ステップブラケット100および右ステップブラケット76の質感を向上させることができ、鞍乗型車両10の外観魅力を向上させることができる。
〔実施の形態から得られる技術的思想〕
上記実施の形態から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
鞍乗型車両(10)において、サイドスタンドブラケット(84)は、サイドスタンドバー(86)を回動可能に支持する回動支持部(88)を備えるブラケット本体部(90)と、ブラケット本体部(90)に溶接固定されるとともに、ブラケット本体部(90)よりも薄板の鋼板から成り、ブラケット本体部(90)からスイングアーム(28L、28R)用ボルトの方に延びるとともにスタンドブラケット側第1締結部(94)を備えるブラケット延出部(92)から成り、鞍乗型車両(10)は、乗員の左足を載せるステップ(102)を備え、ステップ(102)はステップブラケット(100)に取り付けられるものであり、ステップブラケット(100)はブラケット延出部(92)よりも厚肉の金属製部品であって、ステップブラケット(100)は、ブラケット延出部(92)の基端部と先端部にて固定されてもよい。これにより、ステップブラケット(100)によりブラケット延出部(92)の剛性を確保することができ、ブラケット延出部(92)を必要以上に厚肉化する必要がなく、軽量化を図ることができる。
鞍乗型車両(10)において、ステップブラケット(100)はアルミ鋳造品であってもよい。ステップブラケット(100)の質感を向上させることができ、鞍乗型車両(10)の外観魅力を向上させることができる。
10…鞍乗型車両 16…車体フレーム
26…スイングアーム締結ボルト 28L、28R…スイングアーム
30…後輪 84…サイドスタンドブラケット
86…サイドスタンドバー 88…回動支持部
90…ブラケット本体部 92…ブラケット延出部
94…スタンドブラケット側第1締結部 96…スタンドブラケット側第2締結部
100…左ステップブラケット(ステップブラケット)
102…左ステップ(ステップ)
104…左ステップブラケット側第1締結部(ステップブラケット側第1締結部)
106…左ステップブラケット側第2締結部(ステップブラケット側第2締結部)

Claims (5)

  1. 車体(16)に上下に揺動可能に軸支され、後端部に後輪(30)を支持するスイングアーム(28L、28R)と、
    サイドスタンドバー(86)を回動可能に支持し前記車体(16)に締結固定されるサイドスタンドブラケット(84)と、
    乗員の左足を載せるステップ(102)が取り付けられるステップブラケット(100)と、
    を備える鞍乗型車両(10)であって、
    前記サイドスタンドブラケット(84)は、スタンドブラケット側第1締結部(94)ならびにスタンドブラケット側第2締結部(96)の少なくとも2か所にて前記車体(16)に締結固定されるものであり、
    前記スタンドブラケット側第1締結部(94)は、前記スイングアーム(28L、28R)を前記車体(16)に対して揺動可能に支持するスイングアーム締結ボルト(26)によって固定され
    前記ステップブラケット(100)は、前記サイドスタンドブラケット(84)よりも厚肉の金属製部品であって、前記サイドスタンドブラケット(84)に固定される、鞍乗型車両(10)。
  2. 請求項1に記載の鞍乗型車両(10)であって
    記ステップブラケット(100)は、ステップブラケット側第1締結部(104)ならびにステップブラケット側第2締結部(106)の少なくとも2か所にて前記車体(16)に締結固定されるものであり、
    前記ステップブラケット側第1締結部(104)は、前記スタンドブラケット側第1締結部(94)とともに前記スイングアーム締結ボルト(26)により共締めされる、鞍乗型車両(10)。
  3. 請求項2に記載の鞍乗型車両(10)であって、
    前記ステップブラケット(100)は、前記ステップブラケット側第2締結部(106)にて前記サイドスタンドブラケット(84)に締結固定される、鞍乗型車両(10)。
  4. 請求項3に記載の鞍乗型車両(10)であって、
    前記ステップブラケット側第2締結部(106)は、前記車体(16)の内側から締結固定される、鞍乗型車両(10)。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の鞍乗型車両(10)であって、
    前記スタンドブラケット側第2締結部(96)は、前記サイドスタンドブラケット(84)のスタンドバー支持部(88)よりも車両幅方向内側であって、前記スタンドブラケット側第1締結部(94)より下方に配置される、鞍乗型車両(10)。
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