JP2012051444A - 自動二輪車の前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、車体の前部にライセンスプレートを取付けた自動二輪車において、フロントカウルの大型化を回避することができる構造を提供することを課題とする。
【解決手段】車体の前部にライセンスプレート38が取付けられている自動二輪車10であって、この自動二輪車10は、車体フレーム20に取付けられ、車体フレーム20の前方に配置されるヘッドライト37を囲うフロントカウル36と、このフロントカウルの底面54に取付けられライセンスプレート38を支持するライセンスプレートステー39と、を備えている。フロントカウルの底面54に、ライセンスプレートステー39を収納する収納凹部71が設けられている。フロントカウルの下面55と、ライセンスプレートステーの下面56は、略面一にする。
【選択図】図9

Description

本発明は、車体の前部にライセンスプレートを取付けた自動二輪車の前部構造の改良に関する。
法規制によっては、車体の前部にライセンスプレートが取付けられている。そこで、車体の前部にライセンスプレートを取付けた自動二輪車の前部構造が提案されてきた(例えば、特許文献1(図2、図3)参照。)。
特許文献1の図3に示されるように、ヘッドパイプ(12)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)の前部に取付けた前部ステー(24)によってヘッドランプ(26)が支持され、このヘッドランプ(26)の外側に樹脂製のハウジング(166)を備え、このハウジング(166)の下端に下部支持部(174)が一体に形成され、この下部支持部(174)にライセンスプレートステー(28)が車両前方に延ばされ、このライセンスプレートステー(28)にライセンスプレート(31)が取付けられる。
特許文献1の図2に示されるように、ライセンスプレートステー(28)の車幅方向左右側方にフロントカウル(78)が配置され、このフロントカウル(78)でライセンスプレートステー(28)の下部支持部(174)が覆われる。フロントカウル(78)でライセンスプレートステー(28)の側方を覆うことで、車両前部の外観性を高めることができる。
ところで、特許文献1の技術では、ライセンスプレートステー(28)の側方は、フロントカウル(78)で覆われている。ライセンスプレートステー(28)は、フロントカウル(78)と異なる部材であるハウジング(166)によって支持されているため、ハウジング(166)から延ばされているライセンスプレートステー(28)は大型になる。このようなライセンスプレートステー(28)を覆うフロントカウルも大型化する。
車両の小型化が求められる中、フロントカウルの大型化を回避することができる技術が望まれていた。
特許第4307874号明細書
本発明は、車体の前部にライセンスプレートを取付けた自動二輪車において、フロントカウルの大型化を回避することができる構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体の前部にライセンスプレートを取付ける自動二輪車の前部構造において、車体フレームに取付けられ、車体フレームの前方に配置されるヘッドライトを囲うフロントカウルと、このフロントカウルの底面に車両側面視で一部が見えないように取付けられライセンスプレートを支持するライセンスプレートステーと、を備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、フロントカウルの底面に、ライセンスプレートステーを収納する収納凹部が設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、フロントカウルの下面と、ライセンスプレートステーの下面は、略面一にすることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、フロントカウルの底面に、下からライセンスプレートステーを当て、フロントカウルの上から下向きに締結部材を差し込み、この締結部材でフロントカウルにライセンスプレートステーを締結したことを特徴とする。
請求項5に係る発明では、ライセンスプレートステーは、樹脂で成形されることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、ヘッドライトは、車両側面視で、レンズの下部が車両後方へ後退するように湾曲したレンズを備え、このようなレンズの下部後面に、フロントカウルの下部前面が当たると共に、レンズより下方に延び、フロントカウルの下部前面より前でレンズの先端部より車両後方でレンズ下方のスペースに、ライセンスプレートが配置されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、フロントカウルでライセンスプレートステーの一部が見えなくなるように、フロントカウルの底面にライセンスプレートステーを取付けた。車両側面視で、ライセンスプレートステーの一部がフロントカウルにより覆われるので、ライセンスプレートステーを目立たなくするとことができる。従って、フロントカウル周りの外観性を高めることができる。
また、ライセンスプレートステーは、フロントカウルの底面に取付けられている。
仮に、ライセンスプレートステーがヘッドライトに取付けられている場合において、ライセンスプレートステーを目立たなくしてヘッドライト周りの外観性を高めるためには、ヘッドライトへのライセンスプレートステー取付部の周辺をフロントカウルで覆う必要がある。ライセンスプレートステー取付部の周辺をフロントカウルで覆うことにより、フロントカウルが大きくなる可能性がある。
この点、本発明では、フロントカウルの底面にライセンスプレートステーを取付けた。ライセンスプレートステーの一部を、取付部材であるフロントカウルで覆ったので、フロントカウルの大型化が回避される。
従って、車体の前部にライセンスプレートを取付ける自動二輪車において、フロントカウル周りの良好な外観性が維持され、フロントカウルの大型化が回避される。
請求項2に係る発明では、フロントカウルの底面に、収納凹部が設けられている。この収納凹部にライセンスプレートステーが収納されるので、車両側方から見たときに、ライセンスプレートステーを一層見え難くすることができる。従って、フロントカウル周りの外観性を一層高めることができる。
請求項3に係る発明では、フロントカウルの下面と、ライセンスプレートステーの下面は、略面一とした。ライセンスプレートステーの下面がフロントカウルの下面に揃っているため、ライセンスプレートステーが一層目立たなくなる。
請求項4に係る発明では、フロントカウルの底面に下からライセンスプレートステーを当て、フロントカウルの上から下向きに締結部材を差し込み締結した。締結部材は、上から差し込まれ、締結部材の頭が露出しないため、フロントカウル周りの外観性が損なわれる心配はない。加えて、上から締結作業を行うことができるので、下から締結作業をする場合に較べて締結に係る作業性を高めることができる。
請求項5に係る発明では、ライセンスプレートステーは、樹脂で成形される。樹脂製のライセンスプレートステーであれば、軽量化を図ることができる。加えて、樹脂成形品であれば、フロントカウルの底面に設けた収納凹部に嵌合可能な形状を容易に成形することができる。
請求項6に係る発明では、レンズより下方に延び、フロントカウルの下部前面より前でレンズの先端部より車両後方でレンズ下方のスペースに、ライセンスプレートが配置されている。
レンズの先端部より車両後方でレンズ下方のスペースにライセンスプレートを配置したので、レンズの先端部より車両前方にライセンスプレートが配置されている場合に較べて、ライセンスプレートステーの長さを短くできる。加えて、フロントカウルの下部前面より前のスペースにライセンスプレートが配置されているので、ライセンスプレートを見え易い位置に配置することができる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の要部左側面図である。 自動二輪車の要部正面図である。 フロントカウルにライセンスプレートステーを取付けることを説明する分解斜視図である。 図2の5矢視図である(ヘッドライトを外したとき)。 図5の6−6線断面図である。 図5の7−7線断面図である。 ライセンスプレートステーの平面図である。 図8の9矢視図である。 カバーステーの車体フレーム側への取付構造を説明する斜視図である。 フロントカウルの取付構造を説明する分解斜視図である。 ヘッドライトの取付構造を説明する側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示されているように、自動二輪車10は、ヘッドパイプ11と、ヘッドパイプ11から車両後方へ延ばされるメインフレーム12と、ヘッドパイプ11から車両斜め後ろ後方へ延ばされるダウンフレーム13と、メインフレーム12の下端から下方へ延ばされる左右一対のピボットフレーム15L、15R(図手前側の符号15Lのみ示す。)と、メインフレーム12の後部から車両後方へ延ばされる左右一対のシートレール16L、16R(図手前側の符号16Lのみ示す。)と、これらの左右一対のシートレール16L、16Rの中間部と左右一対のピボットフレーム15L、15Rの間に各々渡され左右一対のシートレール16L、16Rを各々支持する左右一対のサポートステー17L、17R(図手前側の符号17Lのみ示す。)とから車体フレーム20を構成し、ヘッドパイプ11に前輪21とこの前輪21を支持するフロントフォーク22とこのフロントフォーク22の上端に取付けられる操向ハンドル23とを含む前輪操向系24を操向可能に設け、ダウンフレーム13とピボットフレーム15L、15Rとにエンジン25を懸架し、ピボットフレーム15L、15Rからピボット軸26を介して車両後方にスイングアーム27を延ばし、このスイングアーム27の後端にチェーン28を介してエンジン25の駆動力が伝達される後輪29を設け、ヘッドパイプ11の車両後方位置でメインフレーム12に燃料タンク31を載せ、この燃料タンク31の車両後方側で左右一対のシートレール16L、16Rに乗員シート32を載置してなる車両である。
次に、車両前部の構造について説明する。
フロントフォーク22の前方にフロントカウル36が配置され、このフロントカウル36にヘッドライト37が設けられ、このヘッドライト37の下方位置にてフロントカウル36には、ライセンスプレート38が取付けられるライセンスプレートステー39が設けられている。フロントカウル36から車両斜め後ろ上方へウインドスクリーン41が延ばされている。フロントカウル36の左右側面にから車幅方向外方へ左右の前ウインカ42L、42R(図手前側の符号42Lのみ示す。)が延ばされている。
前輪21の上方位置でフロントフォーク22にフロントフェンダ45が取付けられている。
次に、車両後部の構造について説明する。
乗員シート32の下方位置で燃料タンク31の後部から車両後方へ左右一対のサイドカウル47L、47R(図手前側の符号47Lのみ示す。)が各々延ばされ、この左右一対のサイドカウル47L、47Rに連続するように車両後方へ左右一対のリヤカウル48L、48R図手前側の符号48Lのみ示す。)が各々延ばされている。また、左右一対のサイドカウル47L、47Rの下方に、左右一対のセンタカウル49L、49R(図手前側の符号49Lのみ示す。)がピボットフレーム15L、15Rに沿って各々下方へ延ばされている。
左右一対のリヤカウル48L、48Rの下方で後輪29の上方にリヤフェンダ46が配置され、このリヤフェンダ46の上方で乗員シート32の後部にグラブレール51が設けられ、このグラブレール51の後方にテールライト52が配置されている。
次に、自動二輪車の前部構造としてのフロントカウル周りの構成について説明する
図2に示されているように、フロントカウル36の前部に、ヘッドランプ37(以下、「ヘッドライト37」と云う。)が取付けられ、フロントカウルの底面54から車両前方へライセンスプレートステー39が延ばされ、このライセンスプレートステー39の先にライセンススプレート38が取付けられている。
すなわち、自動二輪車の前部構造において、車体フレーム20の前方にヘッドライト37が配置されると共に、このヘッドライト37を囲うフロントカウル36が備えられている。また、車体の前部にライセンスプレート38を支持するライセンスプレートステー39が取付けられている。
ライセンスプレートステー39は、フロントカウルの底面54に車両側面視でライセンスプレートステー39の一部(後部)が見えなくなるように取付けられている。また、フロントカウルの下面55と、ライセンスプレートステーの下面56は、略面一となるように配置されている。
次に、ライセンスプレートとヘッドライトとの位置関係について説明する。
ヘッドライト37は、車両側面視で、レンズ61の下部が車両後方へ後退するように湾曲したレンズ61を備え、このようなレンズの下部後面62に、フロントカウルの下部前面63が当たると共に、レンズ61より下方に延び、フロントカウルの下部前面63より前でレンズの先端部64より車両後方でレンズ下方のスペースに、ライセンスプレート38が配置されている。
図3に示されているように、フロントカウル36の前面に開口65が開けられ、この開口65にヘッドライト37が設けられ、このヘッドライト37の上方位置にてフロントカウル36の上縁に、ウインドスクリーン41が取付けられている。このウインドスクリーン41は上方に延ばされている。
図4〜図7では、ライセンスプレートステーの取付構造について説明する。
図4に示されているように、フロントカウルの底面54に、下からライセンスプレートステー39を当て、フロントカウル36の上から下向きに2つ締結部材67を差し込み、これらの締結部材67でフロントカウル36にライセンスプレートステー39を締結した。
図5に示されているように、フロントカウル36からヘッドライト(図3、符号37)を取り外した状態で、収納凹部71を車両斜め上前方から見たときに、この収納凹部71にライセンスプレートステー39が収納されている。ライセンスプレートステー39は、上から締結部材67、67によって締結されている。
図6に示されているように、フロントカウル36の下部に、下方に開放され上方に凹んでおりライセンスプレートステー39を収納する収納凹部71が設けられている。
図5を併せて参照して、収納凹部71は、ライセンスプレートステー39の腕部上面72が当接する底面73と、この底面73の車幅方向外方位置で下方に延ばされる左右の側壁74L、74Rと、左右の側壁74L、74Rの車両後方側に設けられる後壁75と、車幅方向中心位置に形成され下方に形成される凸部76と、を備えている。凸部76に、ヘッドライト37が前後に揺動可能になるようにヘッドライト37の下部が締付されるねじ(図12、符号111)が差し込まれ締結される長穴77が開けられている。
図7に示されているように、底面73に、締結部材67が通る締結穴81と、この締結穴81の車両前方側に設け後述するライセンスプレートステーの中爪82が係合する中爪係合穴84と、締結穴81の車両後方側に位置する後壁75に設け後述するライセンスプレートステーの後爪83が係合する後爪係合穴85と、が形成されている。
底面73に沿って車両後方にライセンスプレートステー39が挿入され、中爪82を中爪係合穴84に係合させると共に、後爪83を後爪係合穴85に係合させ。上方から締結部材67を差し込み、フロントカウル36にライセンスプレートステー39を締結した。すなわち、ライセンスプレートステー39の前部を構成するライセンスプレート支持部92は、ライセンスプレートステー39が配置され締結ねじ94によって締結されている。
次に、図8〜図9ではライセンスプレートステーの構造について説明する。
図8に示されているように、上から見たときに、ライセンスプレートステー39は、車両前方に延びている左右の腕部91L、91Rと、これらの左右の腕部91L、91Rの先に車幅方向に延びているライセンスプレート支持部92とからなる。ライセンスプレートステー39は、樹脂で一体的に成形されている。
左右の腕部91L、91Rの前後方向中間部に、各々、上方に突設された後、車両後方に延ばされる左右の中爪82、82が形成されている。また、左右の腕部91L、91Rの前後方向後端部に、各々、車両後方に延ばされる左右の後爪83、83が形成されている。
ライセンスプレート支持部92に、ライセンスプレートステー39をフロントカウル(図7、符号36)に締結する締結穴81、81が開けられている。締結穴81、81は、左右の中爪82、82の車両後方且つ車幅方向外方位置に開けられている。
樹脂製のライセンスプレートステー39の縁に沿ってリブ96が形成されている。このリブ96により、ライセンスプレートステー39の剛性を高めつつライセンスプレートステー39を一層軽量にすることができる。加えて、樹脂成形品であれば、収納凹部71に嵌合可能な形状を容易に成形することができる。
図9に示されているように、左右の腕部91L、91Rで締結穴81の周囲には、締結ボス97、97が設けられ、締結ボス97、97に締結部材(図6、符号67、67)が締結可能となっている。
図8を併せて参照して、腕部91の縁にリブ96が形成されている。リブ96の締結部材67の軸方向高さと、締結ボス97の締結部材67の軸方向高さとは略同一高さである。締結部材67の軸直角方向且つ車両側面視で、締結ボスの下面97bとリブの下面96bとは略同一で、締結ボス97がリブ96から殆ど飛び出ないため、締結ボス97が設けられているにも拘わらず、ライセンスプレートステー39の外観性が損なわれる心配はない。
以下、図10〜図12では、フロントカウル及びヘッドライトの取付構造について説明する。
図10に示されているように、車両斜め前下方から車両斜め後上方を見たときに、前輪操向系24は、ヘッドパイプ11に回動可能に設けられフロントフォーク22を上下で支持するトップブリッジ101及びボトムブリッジ102を備えている。トップブリッジ101及びボトムブリッジ102に、各々、フロントカウル36を支持するカバーステー103が4つの締結ボルト104によって締結されている。
図11に示されているように、カバーステー103に、カバーステー103を前輪操向系(図10、符号24)に締結する4つの締結穴116が形成されている。これらの締結穴116の車幅方向外方でカバーステー103に、4つのカウル締結穴117が形成され、これらのカウル締結穴117に合う位置に車両前方側からフロントカウル36がセットされ、4つのカウルボルト105でフロントカウル36をカバーステー103に締結した。
また、フロントカウル36の上部に、ウインドスクリーン41が配置され、このウインドスクリーン41は、複数のスクリーン締結ボルト106を介してフロントカウル36に締結される。
図12に示されているように、ヘッドライト37は、レンズ61と、このレンズ61を車両後方から支持するケース部113とを備えている。ケース部113の上部及び下部に被支持部114L、114R(図手前側の符号114Lのみ示す。)、下被支持部115が各々設けられている。
フロントカウル36の上部裏面107に、ヘッドライト37の被支持部114L、114Rを前後揺動可能に支持する支持部108L、108R(図手前側の符号108Lのみ示す。)が設けられ、フロントカウル36の下端部に、長穴(図10、符号77)に挿入され所定のエイミング位置にてフロントカウル36にヘッドライト37の下被支持部115を固定するねじ111が締結される。
以上に述べた鞍乗り型車両の作用を次に述べる。
図2に戻って、フロントカウル36でライセンスプレートステー39の一部が隠れるように、フロントカウルの底面54にライセンスプレートステー39を取付けたので、ライセンスプレートステー39を目立たなくするとことができ、フロントカウル周りの外観性を高めることができる。
ライセンスプレートステー39は、フロントカウルの底面54に取付けられている。
仮に、ライセンスプレートステーがヘッドライトに取付けられている場合には、ライセンスプレートステーを目立たなくしてヘッドライト周りの外観性を高めるために、ヘッドライトへのライセンスプレートステー取付部の周辺をフロントカウルで覆う。これにより、フロントカウルが大きくなる可能性がある。
この点、本発明では、フロントカウルの底面54にライセンスプレートステー39を取付けた。ライセンスプレートステー39の一部が、取付部材であるフロントカウル36で覆ったので、フロントカウル36の大型化が回避される。
従って、本発明によれば、フロントカウル周りの良好な外観性が維持され、フロントカウル36の大型化が回避される。
フロントカウルの下面55と、ライセンスプレートステーの下面56は、略面一とした。略面一であれば、ライセンスプレートステー39がフロントカウルの下面55から見えなくなり、ライセンスプレートステー39を一層目立たなくすることができる。
ライセンスプレートステー39は、収納凹部71に収納されるので、車両側方から見たときに、ライセンスプレートステー39を一層見え難くすることができる。従って、フロントカウル周りの外観性を一層高めることができる。
さらに、レンズの先端部64より車両後方でレンズ下方のスペースにライセンスプレート38を配置したので、このライセンスプレート38を支持するライセンスプレートステー39の長さを短くできる。加えて、フロントカウルの下部前面63より前のスペースにライセンスプレート38が配置されているので、ライセンスプレート38を見え易い位置に配置することができる。
図5〜図7を参照して、フロントカウルの底面54に下からライセンスプレートステー39を当て、フロントカウル36の上から下向きに締結部材67、67を差し込み締結した。締結部材67、67は、上から差し込まれるので、締結部材67、67の頭が露出する心配はなくフロントカウル周りの外観性が損なわれる心配はない。加えて、上から締結作業を行うことができるので、下から締結作業をする場合に較べて締結に係る作業性を高めることができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明は、車体前部にライセンスプレートステーを取付ける自動二輪車に好適である。
10…自動二輪車、20…車体フレーム、36…フロントカウル、37…ヘッドライト、38…ライセンスプレート、39…ライセンスプレートステー、54…フロントカウルの底面、55…フロントカウルの下面、56…ライセンスプレートステーの下面、61…レンズ、62…レンズの下部後面、63…フロントカウルの下部前面。

Claims (6)

  1. 車体の前部にライセンスプレート(38)を取付ける自動二輪車の前部構造において、
    車体フレーム(20)に取付けられ、この車体フレーム(20)の前方に配置されヘッドライト(37)を囲うフロントカウル(36)と、このフロントカウル(36)の底面に車両側面視で一部が見えないように取付けられ前記ライセンスプレート(38)を支持するライセンスプレートステー(39)と、を備えていることを特徴とする自動二輪車の前部構造。
  2. 前記フロントカウルの底面(54)に、前記ライセンスプレートステー(39)を収納する収納凹部(71)が設けられていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の前部構造。
  3. 前記フロントカウルの下面(55)と、前記ライセンスプレートステーの下面(56)は、略面一にすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車の前部構造。
  4. 前記フロントカウルの底面(54)に、下から前記ライセンスプレートステー(39)を当て、前記フロントカウル(36)の上から下向きに締結部材(67)を差し込み、この締結部材(67)で前記フロントカウル(36)に前記ライセンスプレートステー(39)を締結したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の自動二輪車の前部構造。
  5. 前記ライセンスプレートステー(39)は、樹脂で成形されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の自動二輪車の前部構造。
  6. 前記ヘッドライト(37)は、車両側面視で、レンズ(61)の下部が車両後方へ後退するように湾曲したレンズ(61)を備え、このようなレンズの下部後面(62)に、前記フロントカウルの下部前面(63)が当たると共に、前記レンズ(61)より下方に延び、前記フロントカウルの下部前面(63)より前で前記レンズ(61)の先端部より車両後方で前記レンズ(61)下方のスペースに、前記ライセンスプレート(38)が配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の自動二輪車の前部構造。
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