JP2003320977A - 自動二輪車におけるフロントウインカ取付け構造 - Google Patents

自動二輪車におけるフロントウインカ取付け構造

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JP2003320977A JP2002133542A JP2002133542A JP2003320977A JP 2003320977 A JP2003320977 A JP 2003320977A JP 2002133542 A JP2002133542 A JP 2002133542A JP 2002133542 A JP2002133542 A JP 2002133542A JP 2003320977 A JP2003320977 A JP 2003320977A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • B62J17/02Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for shielding only the rider's front
    • B62J17/06Leg guards
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/05Direction indicators
    • B62J6/055Electrical means, e.g. lamps

Abstract

(57)【要約】 【課題】左右のレッグシールドにフロントウインカがそ
れぞれ取付けられる自動二輪車において、フロントウイ
ンカの取付け構造を単純化した上で、レッグシールドの
小型化をも可能とする。 【解決手段】開口部56を有して前方に臨む前壁33a
と、後方に臨む後壁33bとをそれぞれ一体に有して左
右で独立したレッグシールド33が、車体フレームが備
えるメインパイプの側方を覆うメインパイプサイドカバ
ー32に取付けられ、前壁33a、後壁33bおよびメ
インパイプサイドカバー32で形成されて略三角形の横
断面形状を有する中空部57に、開口部56にレンズ5
9を臨ませてレッグシールド33に取付けられるフロン
トウインカ58が収容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右のレッグシー
ルドにフロントウインカがそれぞれ取付けられる自動二
輪車に関し、特に、フロントウインカの取付け構造の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば特開平6−48344号
公報で開示されたものでは、レッグシールドが前輪を跨
ぐようにして下方を開いた略U字状に形成され、このレ
ッグシールドの上方に配置されるフロントトップカバー
と、前記レッグシールドとの合わせ部に配置されるフロ
ントウインカが、フロントトップカバーおよびレッグシ
ールドに取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、フロントウインカの取付け構造が複雑となり
取付け誤差を厳密に設定しないと、フロントトップカバ
ーおよびレッグシールドの合わせ部に隙間が生じること
がある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、フロントウインカの取付け構造を単純化した
上で、レッグシールドの小型化をも可能とした自動二輪
車におけるフロントウインカ取付け構造を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、左右のレッグシールドにフ
ロントウインカがそれぞれ取付けられる自動二輪車にお
いて、開口部を有して前方に臨む前壁と、後方に臨む後
壁とをそれぞれ一体に有して左右で独立した前記レッグ
シールドが、車体フレームが備えるメインパイプの側方
を覆うメインパイプサイドカバーに取付けられ、前記前
壁、前記後壁および前記メインパイプサイドカバーで形
成されて略三角形の横断面形状を有する中空部に、前記
開口部にレンズを臨ませて前記レッグシールドに取付け
られるフロントウインカが収容されることを特徴とす
る。
【0006】このような構成によれば、レッグシールド
が左右で独立して配置されるものであり、そのレッグシ
ールドにフロントウインカが取付けられるので、フロン
トウインカの取付け構造を単純化することができる。し
かもメインパイプサイドカバーと、レッグシールドの前
壁および後壁とで形成されて略三角形の横断面形状をな
す中空部にフロントウインカが収容されるので、デッド
スペースを有効に利用してフロントウインカを配置する
ことができ、それによりレッグシールドのコンパクト化
を図ることができる。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記前壁の上部には、前方
側に向けた稜線が形成されるとともに、その稜線に跨が
るようにして前記開口部が設けられることを特徴とし、
かかる構成によれば、レンズの面積を大きく設定するこ
とができ、視認性を向上することができる。
【0008】さらに請求項3記載の発明は、上記請求項
1または2記載の発明の構成に加えて、前記メインパイ
プサイドカバーに設けられたコード取出し孔にグロメッ
トが装着され、前記フロントウインカに連なる配線コー
ドが前記グロメットを貫通して前記メインパイプ側に引
き出され、左右一対のレッグシールドの上部がフロント
トップカバーで覆われることを特徴とし、かかる構成に
よれば、フロントウインカの防水性を向上することがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。
【0010】図1〜図17は本発明の一実施例を示すも
のであり、図1は自動二輪車の全体側面図、図2は車体
フレームの側面図、図3は車体フレームの平面図、図4
は図1の4矢視拡大正面図、図5は自動二輪車の前部拡
大図、図6は図5の6−6線に沿う断面図、図7は図5
の7−7線に沿う断面図、図8はメインパイプサイドカ
バー、レッグシールド、インナーカバー、フロントトッ
プカバー、およびアンダーカバーの分解斜視図、図9は
レッグシールドを示すものであって(A)、(B)およ
び(C)は側面図、前面図および上面図、図10はイン
ナーシールドを示すものであって(A)および(B)は
側面図および前面図、図11はメインパイプサイドカバ
ーを示すものであって(A)および(B)は側面図およ
び前面図、図12は図5の12−12線に沿う断面図、
図13はアンダーカバーを示すものであって(A)、
(B)および(C)は側面図、前面図および上面図、図
14は図4の14矢示部拡大図、図15は図14の15
−15線に沿う断面図、図16は図14の16−16線
に沿う断面図、図17はレッグシールドの上部を内面側
から示す斜視図である。
【0011】先ず図1において、自動二輪車の車体フレ
ーム10が前端に備えるヘッドパイプ11には、前輪W
Fを軸支するフロントフォーク12が操向可能に枢支さ
れる。該フロントフォーク12の上端にはバーハンドル
13が連結され、前輪WFの上方を覆うフロントフェン
ダ14がフロントフォーク12に支持される。
【0012】車体フレーム10の中間部には後輪WRを
軸支するリヤフォーク15が枢支され、車体フレーム1
0の後部およびリヤフォーク15間にリヤクッション1
6が設けられる。
【0013】車体フレーム10の中間部には、エンジン
Eおよび変速機Mから成るパワーユニットPが支持され
ており、前記変速機Mの出力はチェーン17を介して後
輪WRに伝達される。
【0014】またエアクリーナ18と、該エアクリーナ
18およびエンジンE間に設けられる気化器19とがエ
ンジンEの上方に配置され、後輪WRの上方に配置され
る燃料タンク20が、車体フレーム10に支持される。
【0015】車体フレーム10の後部および燃料タンク
20は、車体フレーム10に取付けられる合成樹脂製の
後部車体カバー21で覆われており、該後部車体カバー
21に後輪WRの後部上方を覆うリヤフェンダ22が連
設される。また後部車体カバー21上にはピリオンシー
ト23が配置されており、該ピリオンシート23の前半
部にドライバが座乗可能である。
【0016】図2および図3において、車体フレーム1
0は、前部フレーム24と、後部フレーム25とを一体
に結合して構成されている。前部フレーム24は、その
前端のヘッドパイプ11と、該ヘッドパイプ11から後
方に下向きに一体に延びるメインパイプ26とを備え、
メインパイプ26の下端、ならびにメインパイプ26か
ら下方に延びる支持フレーム27の下端に、パワーユニ
ットPが懸吊支持されている。
【0017】後部フレーム25は、左右一対のリヤパイ
プ28,28と、それらのリヤパイプ28,28の後端
に一体に連設されるシートレール29,29とより構成
されている。リヤパイプ28は、その前端が前部フレー
ム24におけるメインパイプ26の後端に固着されて後
上がりに後方に延びており、シートレール29は、リヤ
パイプ28の後端に一体に連設されて略水平に延びる。
またシートレール29,29の前部はクロスパイプ30
により連結され、シートレール29,29の後端はテー
ルフレーム31により連結されている。そして、シート
レール11上に前記ピリオンシート23が支持される。
【0018】図4〜図9を併せて参照して、車体フレー
ム10における前部フレーム24の前部左右には、メイ
ンパイプサイドカバー32を介して左右に独立したレッ
グシールド33,33が対称的にかつ着脱自在にそれぞ
れ取付けられる。
【0019】車体フレーム10の前部フレーム24にお
けるメインパイプ26の前部両側にはブラケット35…
が突設されており、前部フレーム24の前部両側方を覆
うように前後方向に沿って延びる左右のメインパイプサ
イドカバー32は、連結ボルト34…によって前記ブラ
ケット35…に固定されている(図3参照)。
【0020】左右一対のレッグシールド33…は、同じ
構造であるので、以下に、その一方、すなわち左側のレ
ッグシールド33の構造について詳細に説明すると、こ
のレッグシールド33は、前方から後方に向かうにつれ
て車体フレーム10から離れる方向に斜めに延びるよう
にして前方に臨む前壁33aと、前壁33aの後部から
内側に略45°に折れ曲って車体フレーム10側に向か
うととともに乗員の脚部Leに対面するようにして後方
に臨む後壁33bとを有して、硬質の合成樹脂により上
下方向に長く形成される。
【0021】しかもレッグシールド33の横断面形状
は、先端側が車体フレーム10の外側方を向き、開放側
が車体フレーム10に向いたV字状に形成されている。
またレッグシールド33は、上方から下方に向かって漸
次先細り形状となるとともに下方に向かうにつれて後方
側に位置するように形成される。
【0022】図6に明瞭に示すように、レッグシールド
33の前壁33aは、外方に向かって凸の滑らかな凸面
形状に形成され、また後壁33bの内面は前方に向かっ
て凹む凹面形状に形成され、これにより乗員の脚部Le
の自由な動きを保障することができる。さらに後壁33
bの自由端縁は、メインパイプサイドカバー32の外面
にわずかな間隙をあけて対向する。
【0023】前記前壁33aおよび後壁33bの連設部
付近でレッグシールド33の内面には、上下方向に間隔
をあけた位置で車体フレーム10側に向けて長く延びる
複数本の第1の取付ボス36,36…が突設されてい
る。これらの取付ボス36,36…は、図6で示すよう
に、メインパイプサイドカバー32にねじ部材38…で
固定される。
【0024】このように立体的に形成されたレッグシー
ルド33は、特に複雑な形状となることもなく、所期の
剛性を確保することができるとともに立体感を彷彿とさ
せて外観上の体裁を高めることができるものであり、品
質を向上することができる。
【0025】前壁33a前端近くでレッグシールド33
の内面には、上下方向に間隔をあけた位置で車体フレー
ム10側に向けて突出する複数本の第2の取付ボス3
9,39…が突設されており、これらの第2の取付ボス
39,39…は、図6で示すように、インナーシールド
40にねじ部材39…で固定される。
【0026】レッグシールド33の上部内面には、前後
方向に間隔をあけた複数箇所で車体フレーム10側に向
けて突出する第3の取付けボス41,41…が突設され
ており、これらの取付けボス41,41…はメインパイ
プサイドカバー32にねじ部材65…(図15参照)を
介して締結される。
【0027】図10を併せて参照して、インナーシール
ド40は、レッグシールド33の上部を除く開放前半部
を覆うようにして、レッグシールド33と同じ硬質の合
成樹脂により上下方向に長い板状に形成される。このイ
ンナーシールド40の前縁部には、上下方向に間隔をあ
けて複数の前部取付孔42…が設けられ、またインナー
シールド40の後縁部には上下方向に間隔をあけて複数
の後部取付孔43…が設けられる。そして、インナーシ
ールド40は、前部取付孔42…に挿通されるねじ部材
39…を前記第2の取付ボス38…に螺締することによ
り、レッグシールド33の上部を除く開放内側面の前半
部に固定される。またインナーシールド40の後縁部
は、後部取付孔43…に挿通されるねじ部材44…によ
り、メインパイプサイドカバー32に固定される。
【0028】而してインナーシールド40を固定して小
組みされた状態にあるレッグシールド33が、メインパ
イプサイドカバー32を介して車体フレーム10のメイ
ンパイプ26に取付けられるものであり、レッグシール
ド33の車体フレーム10への取付けを容易とするとと
もに、その取付け部が外方から見えないようにして外観
上の体裁を高めることができる。
【0029】図11を併せて参照して、メインパイプサ
イドカバー32は、車体フレーム10の前部フレーム2
4におけるメインパイプ26の側方を覆うようにして、
車体フレーム10の側方を前後方向に延びる。このメイ
ンパイプサイドカバー32のの前縁部には複数の取付ボ
ス45…が列設され、これらの取付ボス45…に、前記
ねじ部材43…によりインナーシールド40の後縁部が
着脱自在に固定される。メインパイプサイドカバー32
の中間部には、取付孔46…が上下に間隔をあけて穿設
され、これらの取付孔46…に挿通されるねじ部材37
…を第1のボス36…に螺締することにより、メインパ
イプサイドカバー32にレッグシールド33が取付けら
れる。
【0030】またメインパイプサイドカバー32の上縁
部は凸曲面に形成され、このメインパイプサイドカバー
32の上縁部にフロントトップカバー50が固定され、
さらにメインパイプサイドカバー32の後縁は、メイン
パイプ26の上面に沿うように凹曲状に形成されてい
て、そのメインパイプサイドカバー32の後縁に、図1
2で示すようにメインパイプトップカバー51が固定さ
れている。
【0031】なおメインパイプサイドカバー32に、フ
ロントトップカバー50、およびメインパイプトップカ
バー51を固定するための固定手段は、従来公知のもの
と変わらないのでその詳細な説明を省略する。
【0032】メインパイプサイドカバー32の後縁部の
上部および後端部には、車体フレーム10への取付孔4
7…が穿設され、これらの取付孔47…に挿通されるね
じ部材34…がメインパイプ26の側面のブラケット3
5に螺締されることにより、メインパイプサイドカバー
32がメインパイプ26に固定される。さらにメインパ
イプサイドカバー32の下部には、アンダーカバー52
を取付けるための取付孔48,49が穿設される。
【0033】図13を併せて参照して、メインパイプサ
イドカバー32の下縁部には、アンダーカバー52が着
脱自在に取付けられる。このアンダーカバー52は、パ
ワーユニットPの前部を覆うように形成され、必要に応
じてメインパイプサイドカバー32に取付けて使用され
るものであり、前記レッグシールド33およびメインパ
イプサイドカバー32と同じ材料で作られる。
【0034】アンダーカバー52は、後面が開放したU
字状に形成され、その両外側面52aは、その前部から
後部に向けて車体フレーム10に対して漸次末広状に拡
開されており、それらの外面は凸曲面に形成されてい
る。このアンダーカバー52の上縁には取付孔53,5
4が設けられており、アンダーカバー52の取付孔53
およびメインパイプサイドカバー32の下端の取付孔4
8に挿通されるねじ部材55がメインパイプ26に螺締
され、アンダーカバー52の取付孔54およびメインパ
イプサイドカバー32の下端の取付孔49に挿通される
ねじ部材56がメインパイプ26に螺締される。
【0035】さらに図14〜図17を併せて参照して、
レッグシールド33における前壁33aの上部には、前
方側に向けて凸の稜線55が形成されるとともに、その
稜線55に跨がるようにして開口部56が設けられる。
【0036】レッグシールド33の上部における前壁3
3aおよび後壁33bと、メインパイプサイドカバー3
2とで、略三角形の横断面形状を有する中空部57が形
成されており、開口部56にレンズ59を臨ませて前記
中空部57に収容されるフロントウインカ58が、レッ
グシールド33に取付けられる。
【0037】フロントウインカ58は、バルブ62を支
持する合成樹脂製のベース60と、該ベース60を前方
から覆うレンズ59とを備えるものであり、前記レッグ
シールド33の稜線55に連なる稜線59aを有して開
口部56に臨むレンズ59が、複数たとえば一対のねじ
部材61,61により前記ベース60に取付けられる。
【0038】前記開口部56の周囲でレッグシールド3
3の内面には複数の取付けボス63,63…が突設され
ており、それらの取付けボス63,63の端部に当接す
るようにして前記ベース60に一体に設けられる取付け
腕部60a,60a…に挿通されるねじ部材64,64
…が前記各取付けボス63,63…に螺締されること
で、ベース60すなわちフロントウインカ58がレッグ
シールド33に取付けられる。
【0039】メインパイプサイドカバー32には、コー
ド取出し孔66が設けられており、このコード取出し孔
66にはグロメット67が装着される。しかもフロント
ウインカ58に連なる配線コード68は、前記グロメッ
ト67を貫通してメインパイプ26側に引き出される。
【0040】ところで、左右のレッグシールド33…の
上部はフロントトップカバー50で覆われており、バー
ハンドル13の中央部を覆うようにしてフロントトップ
カバー50の上方に配置されるハンドルカバー69の前
面中央部に、ヘッドライト70が設けられる。
【0041】次にこの実施例の作用について説明する
と、開口部56を有して前方に臨む前壁33aと、後方
に臨む後壁33bとをそれぞれ一体に有して左右で独立
したレッグシールド33…が、車体フレーム10におけ
るメインパイプ26の側方を覆うメインパイプサイドカ
バー32…に取付けられており、前壁33a、後壁33
bおよびメインパイプサイドカバー32で形成されて略
三角形の横断面形状を有する中空部57に、開口部56
にレンズ59を臨ませてレッグシールド33に取付けら
れるフロントウインカ58が収容される。
【0042】したがって左右で独立して配置されるレッ
グシールド33…にフロントウインカ58…が取付けら
れる構成によってフロントウインカ58…の取付け構造
を単純化することができる。
【0043】しかもメインパイプサイドカバー32と、
レッグシールド33の前壁33aおよび後壁33bとで
形成されて略三角形の横断面形状をなす中空部57にフ
ロントウインカ58が収容されるので、デッドスペース
を有効に利用してフロントウインカ58を配置すること
ができ、それによりレッグシールド33…のコンパクト
化を図ることができる。
【0044】また前壁33aの上部には、前方側に向け
た稜線55が形成されるとともに、その稜線55に跨が
るようにして開口部56が設けられており、その開口部
56にレンズ59を臨ませるので、レンズ59の面積を
大きく設定することができ、視認性を向上することがで
きる。
【0045】さらにメインパイプサイドカバー32に設
けられたコード取出し孔66にグロメット67が装着さ
れ、フロントウインカ58に連なる配線コード68がグ
ロメット67を貫通してメインパイプ26側に引き出さ
れ、左右一対のレッグシールド33…の上部がフロント
トップカバー50で覆われているので、フロントウイン
カ58の防水性を向上することができる。
【0046】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、フロントウインカの取付け構造を単純化することが
でき、デッドスペースを有効に利用してフロントウイン
カを配置するようにしてレッグシールドのコンパクト化
を図ることができる。
【0048】また請求項2記載の発明によれば、レンズ
の面積を大きく設定することができ、視認性を向上する
ことができる。
【0049】さらに請求項3記載の発明によれば、フロ
ントウインカの防水性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動二輪車の全体側面図である。
【図2】車体フレームの側面図である。
【図3】車体フレームの平面図である。
【図4】図1の4矢視拡大正面図である。
【図5】自動二輪車の前部拡大図である。
【図6】図5の6−6線に沿う断面図である。
【図7】図5の7−7線に沿う断面図である。
【図8】メインパイプサイドカバー、レッグシールド、
インナーカバー、フロントトップカバー、およびアンダ
ーカバーの分解斜視図である。
【図9】レッグシールドを示すものであって(A)、
(B)および(C)は側面図、前面図および上面図であ
る。
【図10】インナーシールドを示すものであって(A)
および(B)は側面図および前面図である。
【図11】メインパイプサイドカバーを示すものであっ
て(A)および(B)は側面図および前面図である。
【図12】図5の12−12線に沿う断面図である。
【図13】アンダーカバーを示すものであって(A)、
(B)および(C)は側面図、前面図および上面図であ
る。
【図14】図4の14矢示部拡大図である。
【図15】図14の15−15線に沿う断面図である。
【図16】図14の16−16線に沿う断面図である。
【図17】レッグシールドの上部を内面側から示す斜視
図である。
【符号の説明】
10・・・車体フレーム 26・・・メインパイプ 32・・・メインパイプサイドカバー 33・・・レッグシールド 33a・・・前壁 33b・・・後壁 55・・・稜線 56・・・開口部 57・・・中空部 58・・・フロントウインカ 59・・・レンズ 66・・・コード取出し孔 67・・・グロメット 68・・・配線コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 正昭 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のレッグシールド(33)にフロン
    トウインカ(58)がそれぞれ取付けられる自動二輪車
    において、開口部(56)を有して前方に臨む前壁(3
    3a)と、後方に臨む後壁(33b)とをそれぞれ一体
    に有して左右で独立した前記レッグシールド(33)
    が、車体フレーム(10)が備えるメインパイプ(2
    6)の側方を覆うメインパイプサイドカバー(32)に
    取付けられ、前記前壁(33a)、前記後壁(33b)
    および前記メインパイプサイドカバー(32)で形成さ
    れて略三角形の横断面形状を有する中空部(57)に、
    前記開口部(56)にレンズ(59)を臨ませて前記レ
    ッグシールド(33)に取付けられるフロントウインカ
    (58)が収容されることを特徴とする自動二輪車にお
    けるフロントウインカ取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記前壁(33a)の上部には、前方側
    に向けて凸の稜線(55)が形成されるとともに、その
    稜線(55)に跨がるようにして前記開口部(56)が
    設けられることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車
    におけるフロントウインカ取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記メインパイプサイドカバー(32)
    に設けられたコード取出し孔(66)にグロメット(6
    7)が装着され、前記フロントウインカ(58)に連な
    る配線コード(68)が前記グロメット(67)を貫通
    して前記メインパイプ(26)側に引き出され、左右一
    対のレッグシールド(33)の上部がフロントトップカ
    バー(50)で覆われることを特徴とする請求項1また
    は2記載の自動二輪車におけるフロントウインカ取付け
    構造。
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