JP2008201332A - 自動二輪車の前部車体カバー構造 - Google Patents

自動二輪車の前部車体カバー構造 Download PDF

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Abstract

【課題】操向ステムを操向自在に支承して車体フレームの前端に設けられるヘッドパイプおよび操向ステムを後方から覆う後側カバーに、ヘッドパイプおよび操向ステムを避けて後方に凸に彎曲した膨出部が形成される自動二輪車の前部車体カバー構造において、後側カバーを成形するための成形型の単純化を図るとともに後側カバーの成形の自由度を高める。
【解決手段】後側カバー37Aが、後側カバー主体65と、膨出部を形成するようにして後側カバー主体65に取付けられるカバー部材66Aとから成る。
【選択図】 図2

Description

本発明は、操向ステムを操向自在に支承して車体フレームの前端に設けられるヘッドパイプおよび前記操向ステムを後方から覆う後側カバーを有し、前記ヘッドパイプおよび前記操向ステムを避けて後方に凸に彎曲した膨出部が前記後側カバーに形成される自動二輪車の前部車体カバー構造に関する。
スクータ型自動二輪車において、操向ステムおよびヘッドパイプを後方から覆う後側カバーであるレッグシールドが、ステップフロアからハンドルカバーに至るまで合成樹脂によって一体に形成されるようにしたものが、特許文献1で知られている。
特許第3875029号公報
ところで、上記特許文献1で開示されたレッグシールドの幅方向中央部には、操向ステムおよびヘッドパイプを避けて後方に凸に彎曲した膨出部が一体に形成されているが、この膨出部は、その膨出部の左右に配置される部分よりも曲率が大きいので、レッグシールドを型成形する成形型が複雑となり、その結果、レッグシールドの設計自由度が制限される可能性がある。またその制約により、多様化するユーザーの嗜好を満足するデザインの自由度にも影響を与えることがある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、後側カバーを成形するための成形型の単純化を図るとともに後側カバーの成形の自由度を高め得るようにした自動二輪車の前部車体カバー構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、操向ステムを操向自在に支承して車体フレームの前端に設けられるヘッドパイプおよび前記操向ステムを後方から覆う後側カバーを有し、前記ヘッドパイプおよび前記操向ステムを避けて後方に凸に彎曲した膨出部が前記後側カバーに形成される自動二輪車の前部車体カバー構造において、前記後側カバーが、後側カバー主体と、前記膨出部を形成するようにして前記後側カバー主体に取付けられるカバー部材とから成ることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記操向ステムの上部ならびに該操向ステムの上端に連結されるバー状の操向ハンドルの中央部を覆うハンドルカバーに色調を合わせるとともに前記後側カバー主体とは色調を異ならせた前記カバー部材が、前記ハンドルカバーの中央部背面に滑らかに連なる形状に形成されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記カバー部材にアクセサリーが付設されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の構成に加えて、前記アクセサリーが、前記カバー部材と一体に形成された荷掛け用フックであることを特徴とする。
さらに請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明の構成に加えて、前記ヘッドパイプの前方にバッテリが配置され、前記アクセサリーであるスピーカまたはナビゲーションユニットが前記カバー部材に配設されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、後側カバーの膨出部を、後側カバー主体に取付けられるカバー部材で形成するようにしたので、後側カバー主体を成形する際の成形型の形状を単純化することができ、しかも後側カバー全体の形状の自由度を高めることができる。
また請求項2記載の発明によれば、カバー部材をその上方のハンドルカバーに滑らかに連ならせるとともにハンドルカバーに合わせた色調としたので、ハンドルカバーとの一体感を出すことができ、車体全体のデザインを引き締める効果が得られるとともに、車体デザインのアクセントとすることで自動二輪車の差別化を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、車体カバー全体を交換することなく、カバー部材だけを交換することで、アクセサリーの機能を有する自動二輪車を得ることができ、低コストで自動二輪車の差別化を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、カバー部材に荷掛け用フックが一体に形成されるので、荷掛け用フックを車体カバーとは別に設ける場合に比べて、部品点数の増加を回避しつつカバー部材を交換するだけで荷掛け用フックを備える自動二輪車を得ることができる。
さらに請求項5記載の発明によれば、車体カバー全体を交換することなく、バッテリに近い位置にスピーカまたはナビゲーションユニットが配設された自動二輪車を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図10は本発明の第1実施例を示すものであり、図1はスクータ型自動二輪車の側面図、図2はスクータ型自動二輪車の前部拡大側面図、図3は図2の3矢視図、図4は図2の4矢視背面図、図5はカバー部材を取外した状態での図4に対応した背面図、図6は図4の6−6線拡大断面図、図7は図4の7−7線拡大断面図、図8は図4の8−8線拡大断面図、図9は図4の9−9線拡大断面図、図10は図4の10−10線拡大断面図である。
先ず図1において、スクータ型である自動二輪車の車体フレームFは、前端にヘッドパイプ16が固着されたメインフレームパイプ17と、該メインフレームパイプ17の後端に直角に固着されるクロスパイプ18と、クロスパイプ18の両端部に前端がそれぞれ連設される左右一対のリヤフレームパイプ19…とを備える。
メインフレームパイプ17は、ヘッドパイプ16から後ろ下がりに傾斜したダウンフレーム部17aと、ダウンフレーム部17aの後端からほぼ水平にして後方に延びるロアフレーム部17bとが一体に連設されて成る。クロスパイプ18は車体フレームFの左右方向に延びるものであり、該クロスパイプ18の軸方中央部がメインフレームパイプ17の後端部に直角に固着される。
前記ヘッドパイプ16には操向ステム20が操向可能に支承され、下端部で前輪WFを軸支するフロントフォーク21が前記操向ステム20の下端に連結され、バー状の操向ハンドル22の中央部が前記操向ステム20の上端に連結される。
車体フレームFにおける両リヤフレームパイプ19…の前部には、後輪WRの前方側に配置されるエンジンEと、後輪WRの左側方に配置される伝動装置Mとから成るユニットスイング式のパワーユニットPが、上下に揺動することを可能としつつリンク23を介して上下揺動可能に支承され、後輪WRはパワーユニットPの後部に軸支される。左右一対のリヤフレームパイプ19…のうち左側のリヤフレームパイプ19およびパワーユニットPの後部との間にはリヤクッションユニット24が設けられる。
またエンジンEにおけるシリンダヘッド25の上部側壁には吸気管26が接続されており、この吸気管26は、後輪WRの左側方に配置されるエアクリーナ27に気化器28を介して接続される。また前記シリンダヘッド25の下部側壁には、排気ガスを導くようにして後輪WRの右側方側に延出される排気管29の上流端が接続され、この排気管29の下流端は、後輪WRの右側方に配置される排気マフラー30に接続される。
車体フレームFにおける両リヤフレームパイプ19…の前部間には、前記エンジンEの上方に配置される収納ボックス31が支持されており、該収納ボックス31を上方から覆う乗員用シート32が開閉可能として前記収納ボックス31の前側上部に支持される。さらに収納ボックス32の後方には、前記両リヤフレームパイプ19…で支持されるようにして燃料タンク33が配置される。
図2を併せて参照して、前記車体フレームF、前記エンジンE、収納ボックス32および燃料タンク33は、車体カバー35Aで覆われており、この車体カバー35Aは、ヘッドパイプ16および操向ステム20を前方から覆うフロントカウル36と、前記ヘッドパイプ16、前記操向ステム20および前記メインフレームパイプ17におけるダウンフレーム部17aの上部を後方側から覆う後側カバーとしてのセンターカウル37Aと、該センターカウル37Aの下部に連設されるステップフロア38と、フロントカウル36、センターカウル37Aおよびステップフロア38の両側を連結する左右一対のレッグシールド39…と、前記メインフレームパイプ17におけるロアフレーム部17bを側方から覆って両レッグシールド39…の下端から後方に延びるとともに前記ステップフロア38の両側に連設される左右一対の上部サイドアンダーカウル40…と、両上部サイドアンダーカウル40…の下縁から下方に垂下される左右一対の下部サイドアンダーカウル41…と、収納ボックス31および燃料タンク33を両側から覆うとともに前記上部サイドアンダーカウル40…および下部サイドアンダーカウル41…の後端に連なるリヤカバー42…とを備え、前記乗員用シート32は前記リヤカバー42…上に配置される。
前記ステップフロア38は、乗員用シート32に座ったライダーの足を載せるようにして平坦に形成されるフロア部38aと、前記メインフレームパイプ17におけるダウンフレーム部17aの下部を後方側から覆うようにして前記フロア部38aの前端から上方に立ち上がる立ち上がり部38bとを一体に備え、立ち上がり部38bの両側に前記レッグシールド39…が連結され、前記フロア部38aの両側に前記上部サイドアンダーカウル40…が連結される。また前記立ち上がり部38bの上端には、前記センターカウル37Aの下端が連設される。
また前輪WFは、フェンダ前半部材43およびフェンダ後半部材44から成るフロントフェンダ45で上方から覆われ、このフロントフェンダ45は、前記フロントフォーク17で支持される。また前記後輪WRは、前記リヤカバー42の後部から下方に垂下されるように配置されるリヤフェンダ46で後側上方から覆われ、このリヤフェンダ46は前記リヤフレームパイプ19…で支持される。
ところで前記車体カバー35Aのうちレッグシールド39…および前記上部サイドアンダーカウル40…は金属たとえば鉄製であり、レッグシールド39…および上部サイドアンダーカウル40…を除く部分は合成樹脂製であり、またフロントフェンダ45のうちフェンダ前半部材43は金属たとえば鉄製であり、フェンダ後半部材44は合成樹脂製である。
前記操向ステム20の上部および前記操向ハンドル22の中央部は、合成樹脂から成るハンドルカバー47で覆われており、このハンドルカバー47の前部には、ヘッドライト48が配設され、前記フロントカウル36の左右両側にはウインカ49…が配設される。またヘッドパイプ16の前方には、フロントカウル36で前方から覆われるようにしてバッテリ50およびホーン51が配設され、バッテリ50およびホーン51は、前記ヘッドパイプ16で固着された支持枠52で支持される。しかも前記支持枠52から前下がりに延びてフロントカウル36よりも前方に突出される一対の棒状の支持部材53…の前端に前部ライセンスプレート54が固定され、後部ライセンスプレート55は、図1で示すように、リヤフェンダ46に取付けられる。
図3において、前記ハンドルカバー47の上部には、スピードメータおよび燃料計を含むメータユニット58が配設され、ハンドルカバー47の左側端部には、ディマスイッチ59、ウインカスイッチ60およびホーンスイッチ61が配設され、ハンドルカバー47の右側端部には、ヘッドライト48用のオン・オフスイッチ62およびスタータ/ライティングスイッチ63が配設される。
図4および図5を併せて参照して、センターカウル37Aの上部には、ヘッドパイプ16および操向ステム20を避けて後方に凸に彎曲した膨出部が形成されるものであり、センターカウル37Aは、後側カバー主体であるセンターカウル主体65と、前記膨出部を形成するようにして前記センターカウル主体65に取付けられるカバー部材66Aとから成るものである。
前記センターカウル主体65の上部左側にはチョークノブ67が配設され、また前記センターカウル主体65の上部右側にはメーンスイッチ68が配設される。而してチョークノブ67およびメーンスイッチ68間で前記センターカウル主体65の幅方向中央の上部には、正面視で略逆三角形状となる開口部69が形成されており、カバー部材66Aはその開口部69を塞ぐようにして前記センターカウル主体65に取付けられる。しかもカバー部材66Aは、前記ハンドルカバー47に色調を合わせるとともに、センターカウル主体65とは色調を異ならせるように着色されており、ハンドルカバー47の中央部背面に滑らかに連なる形状に形成される。
図6において、前記開口部69の上部両側側縁で前記センターカウル主体65には挿通孔71…を有する取付け部70…が一体に設けられており、前記カバー部材66Aの上部両側に一体に突設されるボス72…が、自動二輪車の進行方向に沿う後方側から前記取付け部70…に当接され、取付け部70…の挿通孔71…に前方側から挿通されるねじ部材73…が前記ボス70…に螺合される。
図7において、前記開口部69の下部側縁で前記センターカウル主体65には開口部69内で上方に延びる取付け部74が一体に設けられ、この取付け部74には、挿通孔75と、該挿通孔75の上方に位置する位置決め孔76とが設けられる。一方、カバー部材66Aの下部には、後方側に開放した凹部77を形成するようにして前方に突出する突部78がその先端を前記挿通孔75に対応する部分で取付け部74に後方側から当接させるようにして一体に設けられるとともに、前記位置決め孔76に嵌合する位置決めピン79が一体に突設される。また車体フレームFの前端のヘッドパイプ16には、前記センターカウル主体65における前記取付け部74の前記挿通孔75に対応する部分に前方側から当接するステー80が固着されており、拡径頭部82aを前記凹部77に収容するようにして前記突部78の先端、前記取付け部74の挿通孔75および前記ステー80に挿通されるねじ部材82が、前記ステー80に固着されたウエルドナット81に螺合される。
すなわちカバー部材66Aの上部の左右2個所がセンターカウル主体65に締結されるとともに、前記カバー部材66Aの下部がセンターカウル主体65とともに前記ステー80に締結されることになる。
図8において、ステップフロア38における立ち上がり部38bの上端の左右方向中央部には、前記メインフレームパイプ17のダウンフレーム部17aに後方側から当接する弾性部材83が装着される。しかも前記立ち上がり部38bの上端には左右方向に間隔をあけて複数の差し込み孔84…が設けられる。またセンターカウル主体65の下端には前記差し込み孔84…にそれぞれ上方から差し込み可能な差し込み突部85…が突設されており、差し込み孔84…に差し込み突部85…を差し込むようにしてセンターカウル主体65の下端部が前記ステップフロア38における立ち上がり部38bの上端に当接される。
図9を併せて参照して、前記センターカウル主体65の左右両側の上下に間隔をあけた2個所ずつには、後方側に開放した凹部87…を形成するようにして前方に突出する突部88…がその先端をレッグシールド39…に後方側から当接させるようにして一体に設けられ、拡径頭部89a…を前記凹部87…に収容するようにして前記突部88の先端および前記レッグシールド39…に挿通されるねじ部材89…が、前記レッグシールド39…の内面に固着されたウエルドナット90…に螺合される。すなわちセンターカウル主体65の左右両側部は、レッグシールド39…に締結される。
図10において、前記フロントカウル36の上部の左右両側には、後方に延びる取付け部91…が一体に設けられており、前記センターカウル主体65の上部の左右両側には、後方側に開放した凹部92…を形成するようにして前方に突出する突部93…がその先端を前記取付け部91…に後方側から当接させるようにして一体に設けられ、拡径頭部94a…を前記凹部92…に収容するようにして前記突部93の先端および前記取付け部91…に挿通されるねじ部材94…が、前記取付け部91…に前方から当接、係合するナット95…に螺合される。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、車体フレームFの前端のヘッドパイプ16ならびに該ヘッドパイプ16で操向可能に支承される操向ステム20を後方から覆うセンターカウル37Aに、ヘッドパイプ16および操向ステム20を避けて後方に凸に彎曲した膨出部が形成されるのであるが、センターカウル37Aは、センターカウル主体65と、前記膨出部を形成するようにして前記センターカウル主体65に取付けられるカバー部材66Aとから成るものであるので、センターカウル主体65を成形する際の成形型の形状を単純化することができ、しかもセンターカウル37A全体の形状の自由度を高めることができる。
また前記カバー部材66Aは、操向ステム20の上部および操向ハンドル22の中央部を覆うハンドルカバー47に色調を合わせるとともにセンターカウル主体65とは色調を異ならせるように着色されており、しかもハンドルカバー47の中央部背面に滑らかに連なる形状に形成されるので、ハンドルカバー47との一体感を出すことができ、車体全体のデザインを引き締める効果が得られるとともに、車体デザインのアクセントとすることで自動二輪車の差別化を図ることができる。
本発明の第2実施例について図11を参照しながら説明すると、車体カバー35Bの一部を構成するセンターカウル37Bは、センターカウル主体65と、ヘッドパイプ16および操向ステム20を避けて後方に凸に彎曲した膨出部を形成するようにして前記センターカウル主体65に取付けられるカバー部材66Bとから成るものであり、カバー部材66Bには、アクセサリーである荷掛け用フック98が一体に形成される。
この第2実施例によれば、車体カバー35B全体を交換することなく、カバー部材66Bだけを交換することで、アクセサリーである荷掛け用フック98を有する自動二輪車を得ることができ、低コストで自動二輪車の差別化を図ることができる。しかも荷掛け用フック98は、カバー部材66Bに一体に形成されるので、荷掛け用フック98を車体カバーとは別に設ける場合に比べて、部品点数の増加を回避することができる。
図12および図13は本発明の第3実施例を示すものであり、図12は第1実施例の図2に対応した側面図、図13は図12の13矢視図である。
車体カバー35Cの一部を構成するセンターカウル37Cは、センターカウル主体65と、ヘッドパイプ16および操向ステム20を避けて後方に凸に彎曲した膨出部を形成するようにして前記センターカウル主体65に取付けられるカバー部材66Cとから成るものであり、カバー部材66Cには、アクセサリーであるタコメータ99が付設される。
この第3実施例によっても車体カバー35C全体を交換することなく、カバー部材66Cだけを交換することで、タコメータ99を有する自動二輪車を得ることができ、低コストで自動二輪車の差別化を図ることができる。
図14は本発明の第4実施例を示すものであり、車体カバー35Dの一部を構成するセンターカウル37Dは、センターカウル主体65と、ヘッドパイプ16および操向ステム20を避けて後方に凸に彎曲した膨出部を形成するようにして前記センターカウル主体65に取付けられるカバー部材66Dとから成るものであり、カバー部材66Dには、アクセサリーである一対のスピーカ100,100が付設される。
この第4実施例によれば、車体カバー35D全体を交換することなく、カバー部材66Dだけを交換することで、スピーカ100…を有する自動二輪車を得ることができ、低コストで自動二輪車の差別化を図ることができる。しかもヘッドパイプ16の前方にバッテリ50が配置されているので、バッテリ50に近い位置にスピーカ100…を配置することができる。
図15は本発明の第5実施例を示すものであり、車体カバー35Eの一部を構成するセンターカウル37Eは、センターカウル主体65と、ヘッドパイプ16および操向ステム20を避けて後方に凸に彎曲した膨出部を形成するようにして前記センターカウル主体65に取付けられるカバー部材66Eとから成るものであり、カバー部材66Eには、アクセサリーであるナビゲーションユニット101が付設される。
この第4実施例によれば、車体カバー35E全体を交換することなく、カバー部材66Eだけを交換することで、バッテリ50に近い位置に配置されるナビゲーションユニット101を有する自動二輪車を得ることができ、低コストで自動二輪車の差別化を図ることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
第1実施例のスクータ型自動二輪車の側面図である。 スクータ型自動二輪車の前部拡大側面図である。 図2の3矢視図である。 図2の4矢視背面図である。 カバー部材を取外した状態での図4に対応した背面図である。 図4の6−6線拡大断面図である。 図4の7−7線拡大断面図である。 図4の8−8線拡大断面図である。 図4の9−9線拡大断面図である。 図4の10−10線拡大断面図である。 第2実施例の図2に対応した側面図である。 第3実施例の図2に対応した側面図である。 図12の13矢視図である。 第4実施例の図3に対応した図である。 第5実施例の図3に対応した図である。
符号の説明
16・・・ヘッドパイプ
20・・・操向ステム
F・・・車体フレーム
37A,37B,37C,37D,37E・・・後側カバーであるセンターカウル
65・・・後側カバー主体であるセンターカウル主体
66A,66B,66C,66D,66E・・・カバー部材
22・・・操向ハンドル
47・・・ハンドルカバー
98・・・アクセサリーである荷掛け用フック
99・・・アクセサリーであるタコメータ
100・・・アクセサリーであるスピーカ
101・・・アクセサリーであるナビゲーションユニット

Claims (5)

  1. 操向ステム(20)を操向自在に支承して車体フレーム(F)の前端に設けられるヘッドパイプ(16)および前記操向ステム(20)を後方から覆う後側カバー(37A,37B,37C,37D,37E)を有し、前記ヘッドパイプ(16)および前記操向ステム(20)を避けて後方に凸に彎曲した膨出部が前記後側カバー(37A〜37E)に形成される自動二輪車の前部車体カバー構造において、前記後側カバー(37A〜37E)が、後側カバー主体(65)と、前記膨出部を形成するようにして前記後側カバー主体(65)に取付けられるカバー部材(66A,66B,66C,66D,66E)とから成ることを特徴とする自動二輪車の前部車体カバー構造。
  2. 前記操向ステム(20)の上部ならびに該操向ステム(20)の上端に連結されるバー状の操向ハンドル(22)の中央部を覆うハンドルカバー(47)に色調を合わせるとともに前記後側カバー主体(65)とは色調を異ならせた前記カバー部材(66A〜66E)が、前記ハンドルカバー(47)の中央部背面に滑らかに連なる形状に形成されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の前部車体カバー構造。
  3. 前記カバー部材(66B,66C,66D,66E)にアクセサリー(98,99,100,101)が付設されることを特徴とする請求項1または2記載の自動二輪車の前部車体カバー構造。
  4. 前記アクセサリーが、前記カバー部材(66B)と一体に形成された荷掛け用フック(98)であることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車の前部車体カバー構造。
  5. 前記ヘッドパイプ(16)の前方にバッテリ(50)が配置され、前記アクセサリーであるスピーカ(100)またはナビゲーションユニット(101)が前記カバー部材(66D,66E)に配設されることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車における前部車体カバー構造。
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