JP2012171375A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、複数のメータを備える自動二輪車において、各メータの視認性を向上させることにある。
【解決手段】自動二輪車において、第2のメータ13は、第1のメータ12とは別体に設けられる。第1のメータ12は、ヘッドパイプの軸線X1方向から見て、ハンドルバー31の前方に配置される。第2のメータ13は、ヘッドパイプの軸線X1方向から見て、ハンドルバー31の後方に配置される。第2のメータ13は、ハンドル部材11に固定される。第2のメータ13は、ヘッドパイプの軸線X1よりも左方に配置される。メインスイッチ41は、ヘッドパイプの軸線X1方向から見て、ハンドルバー31の後方に配置される。メインスイッチ41は、ヘッドパイプの軸線X1よりも右方に配置される。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動二輪車に関する。
自動二輪車には、車速、エンジンの回転速度、燃料の残量などの様々な情報をライダーに提示するためのメータが設けられている。例えば、特許文献1には、メータユニットが搭載された自動二輪車が開示されている。メータユニットは、車速、エンジン回転速度、燃料の残量、冷却水温度の各メータを備えている。
特開2006−281917号公報
上記のようなメータユニットでは、様々なメータが一箇所に集中して配置されている。このため、各メータが近接し過ぎることにより、ライダーが求める情報を瞬時に読み取ることが困難になる場合がある。本発明の目的は、複数のメータを備える自動二輪車において、各メータの視認性を向上させることにある。
本発明の第1の態様に係る自動二輪車は、車体フレームと、ハンドル部材と、メインスイッチと、第1のメータと、第2のメータと、を備える。車体フレームは、ヘッドパイプを含む。ハンドル部材は、ハンドルバーを含む。また、ハンドル部材は、ヘッドパイプに対して回転可能に設けられる。メインスイッチは、車両を始動させるための部材である。第1のメータは、車両に関する情報を表示する。第2のメータは、車両に関する情報を表示する。また、第2のメータは、第1のメータとは別体に設けられる。第1のメータは、ヘッドパイプの軸線方向から見て、ハンドルバーの前方に配置される。第2のメータは、ヘッドパイプの軸線方向から見て、ハンドルバーの後方に配置される。第2のメータは、ハンドル部材に固定される。第2のメータは、ヘッドパイプの軸線よりも左方に配置される。メインスイッチは、ヘッドパイプの軸線方向から見て、ハンドルバーの後方に配置される。メインスイッチは、ヘッドパイプの軸線よりも右方に配置される。
本発明の第2の態様に係る自動二輪車は、第1の態様に係る自動二輪車であって、ハンドルバーは、第1屈曲部と第2屈曲部とにおいて屈曲した形状を有する。第1屈曲部は、ハンドルバーの車幅方向における中央部よりも左方に位置する。第2屈曲部は、第1屈曲部よりも左方且つ前方に位置する。第2のメータは、ハンドルバーのうち第1屈曲部と第2屈曲部との間の部分の後方に配置される。
本発明の第3の態様に係る自動二輪車は、第1の態様に係る自動二輪車であって、ハンドル部材は、ハンドルバーを固定するハンドル固定部をさらに含む。第2のメータの少なくとも一部は、ヘッドパイプの軸線方向から見て、ハンドル固定部の後端よりも前方に位置する。
本発明の第4の態様に係る自動二輪車は、第1の態様に係る自動二輪車であって、第2のメータは、ハンドル部材のステアリング角が最大である状態で、ヘッドパイプの軸線方向から見て、メインスイッチと重ならない。
本発明の第5の態様に係る自動二輪車は、第1の態様に係る自動二輪車であって、第2のメータの頂上部は、ハンドルバーの車幅方向における中央部より上方に位置する。第2のメータの底部は、ハンドルバーの車幅方向における中央部より下方に位置する。
本発明の第6の態様に係る自動二輪車は、第1の態様に係る自動二輪車であって、ハンドル部材は、ハンドルバーを固定するハンドル固定部と、ハンドル固定部を支持するハンドル支持部と、をさらに含む。ハンドル支持部は、ハンドルバーの下方に配置される。第2のメータは、ハンドル支持部に固定される。
本発明の第7の態様に係る自動二輪車は、第1の態様に係る自動二輪車であって、シートと、車体カバーとをさらに備える。シートは、ハンドル部材の後方に配置される。車体カバーは、車体フレームを覆う。また、車体カバーは、ハンドル部材とシートとの間で下方に凹んだ外形を有する。
本発明の第8の態様に係る自動二輪車は、第1の態様に係る自動二輪車であって、メインスイッチは、キーが挿し込まれるキーシリンダを含む。キーシリンダの軸線は、キーシリンダの上面から斜め後上方に向って延びるように配置されている。
本発明の第9の態様に係る自動二輪車は、第1の態様に係る自動二輪車であって、車体フレームを覆う車体カバーをさらに備える。車体カバーは、ヘッドパイプの後方を覆う背面カバー部を含む。メインスイッチは、背面カバー部に設けられる。
本発明の第1の態様に係る自動二輪車では、第1のメータと第2のメータとが別体にされており、ハンドルバーを間に挟んで前後に分けて配置されている。このため、それぞれのメータを明確に区別して認識できる。これにより、各メータの視認性が向上する。また、第2のメータとメインスイッチとが左右に分かれて配置されるので、ハンドルバーを操作したときに第2のメータがメインスイッチと重なり難い。このため、第2のメータがライダーによるメインスイッチの操作の邪魔になることを抑えることができる。
本発明の第2の態様に係る自動二輪車では、第2のメータとシートとの間の距離を大きく確保できる。このため、第2のメータがライダーの膝に当たることを抑えることができる。
本発明の第3の態様に係る自動二輪車では、第2のメータとシートとの間の距離を大きく確保できる。このため、第2のメータがライダーの膝に当たることを抑えることができる。
本発明の第4の態様に係る自動二輪車では、ハンドル部材のステアリング角が最大である状態で、第2のメータとメインスイッチとが重ならない。このため、ハンドル部材がライダーによるメインスイッチの操作の邪魔になることをさらに抑えることができる。
本発明の第5の態様に係る自動二輪車では、ハンドルバーの上方にメータユニットが配置される場合と比べて、第2のメータをコンパクトに配置することができる。
本発明の第6の態様に係る自動二輪車では、第2のメータが、ハンドルバーの下方に配置されるハンドル支持部に固定される。このため、ハンドルバーの着脱時に第2のメータが邪魔になることを抑えることができる。
本発明の第7の態様に係る自動二輪車では、ライダーの膝は、ハンドル部材とシートとの間の空間に位置する。本態様に係る自動二輪車では、第2のメータとシートとの間の距離を大きく確保できるため、上記のようにハンドル部材とシートとの間の空間にライダーの膝が配置されても、第2のメータがライダーの膝に当たることを抑えることができる。
本発明の第8の態様に係る自動二輪車では、ライダーは、メインスイッチの斜め後上方からキーをキーシリンダに挿し込む。このような自動二輪車では、第2のメータがメインスイッチの操作の邪魔になるという問題が特に発生し易い。本態様に係る自動二輪車では、第2のメータとメインスイッチとが左右に分かれて配置されるので、第2のメータがメインスイッチの操作の邪魔になることを抑えることができる。
本発明の第9の態様に係る自動二輪車では、メインスイッチが背面カバー部に設けられる。このような自動二輪車では、第2のメータとメインスイッチとの干渉が特に問題になり易い。本態様に係る自動二輪車では、第2のメータとメインスイッチとが左右に分かれて配置されるので、第2のメータがメインスイッチの操作の邪魔になることを抑えることができる。
本実施形態に係る自動二輪車の側面図。 正面視における自動二輪車の一部を示す図。 図2におけるIII−III断面図。 ハンドル部材の周囲の構成を後方から見た図。 ハンドル部材の周囲の構成をヘッドパイプの軸線方向から見た図。 ハンドル支持部と第2のメータとの取り付け構造を示す分解斜視図。 第1のメータ及び第2のメータの周囲の構造を示す左側面図。 第1のメータ及び第2のメータの周囲の構造を示す右側面図。 ステアリング角が最大であるときの第2のメータの位置を示す図。
以下、本発明の一実施形態に係る自動二輪車について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る自動二輪車1の側面図である。自動二輪車1は、スクーター型の自動二輪車である。自動二輪車1は、車体フレーム2と、ステアリングシャフト3と、フロントフォーク4と、前輪5と、シート6と、エンジンユニット7と、後輪8と、車体カバー9とを備える。なお、以下の説明において、特に説明が無い限り、前後方向は、シート6に着座したライダーから視たときの車体前後方向をいうものとする。また、左方及び右方は、シート6に着座したライダーから視たときの車体の左方及び右方をいうものとする。また、本実施形態において、「車幅方向における内方」とは、車幅方向において、車幅方向における中心を通り前後方向に延びる軸線に近づく方向を意味する。
車体フレーム2の大部分は、パイプ状の部材により形成されている。車体フレーム2は、ヘッドパイプ21と、ダウンフレーム部22と、アンダーフレーム部24と、リアフレーム部26と、を備えている。
ヘッドパイプ21は、車幅方向において、車体中心に位置している。ヘッドパイプ21には、ステアリングシャフト3が回転可能に挿入されている。ステアリングシャフト3の上部には、ハンドル部材11が連結されている。従って、ハンドル部材11は、ヘッドパイプ21に対して回転可能に設けられている。ハンドル部材11の周囲には、第1のメータ12と第2のメータ13とが配置されている。ハンドル部材11と第1のメータ12と第2のメータ13とについては後に詳細に説明する。ステアリングシャフト3の下部には、伸縮可能なフロントフォーク4が連結されている。フロントフォーク4の下部には、前輪5が回転可能に支持されている。
ヘッドパイプ21には、ダウンフレーム部22が接続されている。ダウンフレーム部22は、ヘッドパイプ21から下方に向かって延びている。アンダーフレーム部24は、ダウンフレーム部22の下部に接続されている。アンダーフレーム部24は、ダウンフレーム部22の下部から後方へ延びている。リアフレーム部26は、アンダーフレーム部24の後部に接続されている。リアフレーム部26は、アンダーフレーム部24の後部から、後方且つ上方に向かって延びている。
シート6は、リアフレーム部26の上方に配置されている。シート6は、アンダーフレーム部24の上方に配置されている。より具体的には、シート6の一部がアンダーフレーム部24の上方に配置される。シート6は、ヘッドパイプ21より後方に位置している。シート6は、ハンドル部材11より後方に位置している。
エンジンユニット7は、車体フレーム2に支持されている。エンジンユニット7は、図示しないピボット軸を介して車体フレーム2に揺動可能に取り付けられている。エンジンユニット7は、図示しない出力軸を有している。この出力軸には、後輪8が支持されている。
車体カバー9は、車体フレーム2を覆っている。車体カバー9は、前車体カバー部51と後車体カバー部52とアンダーカバー部53とを含む。前車体カバー部51は、ヘッドパイプ21とダウンフレーム部22の周囲を覆う。前車体カバー部51は、前面カバー部54と背面カバー部55とを含む。前面カバー部54はヘッドパイプ21とダウンフレーム部22の前方を覆う。背面カバー部55は、ヘッドパイプ21とダウンフレーム部22の後方を覆う。背面カバー部55はシート6の前方に位置している。なお、前輪5の上方には、フロントフェンダー56が配置されている。
図2は、正面視における自動二輪車1の一部を示している。図2に示すように、前面カバー部54の上部には、ヘッドライト部61と左右のフラッシャライト部62,63が設けられている。ヘッドライト部61は左右のフラッシャライト部62,63の間に位置している。ヘッドライト部61は、第1ライト部64と第2ライト部65とを含む。第1ライト部64と第2ライト部65とは上下方向に並んで配置されている。
図3は、図2におけるIII−III断面図である。図3に示すように、第1ライト部64は、第1反射部材66と、第1バルブ67と、第1レンズ部68と、を有している。第1反射部材66は後方へ向けて凹んだ形状を有している。第1反射部材66には第1バルブ67が取り付けられている。第1反射部材66は第1バルブ67からの光を前方へ向けて反射する。第1レンズ部68は透光性のある材料で形成されている。第1レンズ部68は、第1反射部材66の前方を覆っている。第2ライト部65は、第2反射部材71と、第2バルブ72と、第2レンズ部73と、を有している。第2反射部材71は後方へ向けて凹んだ形状を有している。第2反射部材71には第2バルブ72が取り付けられている。第2反射部材71は第2バルブ72からの光を前方へ向けて反射する。第2レンズ部73は透光性のある材料で形成されている。第2レンズ部73は、第2反射部材71の前方を覆っている。第2レンズ部73は、第1レンズ部68よりも小さな外径を有する。第2レンズ部73は、第1レンズ部68と一体的に成形されている。すなわち、第1レンズ部68と第2レンズ部73は一部品により構成されている。第2レンズ部73の周囲には段部73aが形成されている。段部73aは、正面視において環状の形状を有する。この段部73aには、リング部材74が取り付けられている。リング部材74は、第1レンズ部68及び第2レンズ部73を構成する部品とは別体であり、異なる色の材料で形成されている。このリング部材74により、外観視において、第1レンズ部68と第2レンズ部73とは別体の部品であるように見える。
図1に示すように、後車体カバー部52は、シート6の下方に位置している。後車体カバー部52は、シート6の下方に配置されるリアフレーム部26の前方及び両側方を覆っている。
アンダーカバー部53は、前車体カバー部51と後車体カバー部52との間に位置している。アンダーカバー部53は、前車体カバー部51と後車体カバー部52とを連結する。アンダーカバー部53は、フートボード531を含む。フートボード531は、アンダーフレーム部24の上方に位置している。フートボード531は、前後方向において前輪5とシート6との間に位置している。フートボード531は、シート6より下方に位置している。従って、車体カバー9は、ハンドル部材11とシート6との間で下方に凹んだ外形を有している。フートボード531は、シート6に着座したライダーが走行中に足を載せる面である。フートボード531は、車幅方向にわたって概ね平坦に形成されている。
図4は、ハンドル部材11の周囲の構成を後方から見た図である。図5は、ハンドル部材11の周囲の構成をヘッドパイプ21の軸線X1方向(図1参照)から見た図である。ハンドル部材11は、ハンドルバー31と、左右のグリップ部32a,32bと、左右のスイッチ部33a,33bと、ハンドル固定部34と、ハンドル支持部35(図6参照)とを含む。なお、以下のハンドル部材11と第1のメータ12と第2のメータ13とに関する説明において前後及び左右の方向は、ハンドル部材11のステアリング角がゼロの状態でヘッドパイプ21の軸線X1方向(図1参照)から見たときの前後及び左右の方向を意味するものとする。
ハンドルバー31は、車幅方向に延びるパイプ状の部材である。ハンドルバー31は、左右対称の形状を有する。図5に示すように、ハンドルバー31は、第1左屈曲部311aと第2左屈曲部312aと第1右屈曲部311bと第2右屈曲部312bとにおいて屈曲した形状を有する。第1左屈曲部311aは、ハンドルバー31の車幅方向における中央部よりも左方に位置する。第2左屈曲部312aは、第1左屈曲部311aよりも左方且つ前方に位置している。第1右屈曲部311bは、ハンドルバー31の車幅方向における中央部よりも右方に位置する。第2右屈曲部312bは、第1右屈曲部311bよりも右方且つ前方に位置している。ハンドルバー31は中間部320と、第1左部321aと、第2左部322aと、第1右部321bと、第2右部322bと、を含む。中間部320は、ハンドルバー31において車幅方向における中央部に位置している。中間部320は車幅方向に延びる直線状の形状を有している。
第1左部321aは、中間部320の左方に位置する。第1左部321aは、左方且つ前方へ向かって斜めに延びている。上述した第1左屈曲部311aは第1左部321aと中間部320との間に位置する。第2左部322aは、第1左部321aの左方に位置する。第2左部322aは、左方且つ後方へ向かって斜めに延びている。上述した第2左屈曲部312aは、第2左部322aと第1左部321aとの間に位置している。第2左部322aには、左グリップ部32aと左スイッチ部33aとが取り付けられている。左スイッチ部33aは左グリップ部32aの車幅方向における内方に位置している。左スイッチ部33aは、ライダーが操作する各種のスイッチを含む。また、左スイッチ部33a及び左グリップ部32aの前方には、左ブレーキレバー36aが配置されている。
第1右部321bは、中間部320の右方に位置する。第1右部321bは、右方且つ前方へ向かって斜めに延びている。上述した第1右屈曲部311bは第1右部321bと中間部320との間に位置する。第2右部322bは、第1右部321bの右方に位置する。第2右部322bは、右方且つ後方へ向かって斜めに延びている。上述した第2右屈曲部312bは、第2右部322bと第1右部321bとの間に位置している。第2右部322bには、右グリップ部32bと右スイッチ部33bとが取り付けられている。右スイッチ部33bは右グリップ部32bの車幅方向における内方に位置している。右スイッチ部33bは、ライダーが操作する各種のスイッチを含む。また、右スイッチ部33b及び右グリップ部32bの前方には、右ブレーキレバー36bが配置されている。また、第2右部322bの前方には、ブレーキフルードタンク37が配置されている。ブレーキフルードタンク37は、右グリップ部32b及び右スイッチ部33bよりも、車幅方向における内方に配置されている。
ハンドル固定部34は、ハンドルバー31を固定している部分である。ハンドル固定部34は、ハンドルバー31をハンドル支持部35(図6参照)に固定している。ハンドル固定部34は、左ハンドル固定部材34aと右ハンドル固定部材34bとを有する。左ハンドル固定部材34aと右ハンドル固定部材34bとは車幅方向に間隔をおいて配置されている。左ハンドル固定部材34aと右ハンドル固定部材34bとは、ハンドルバー31の中間部320をハンドル支持部35に固定している。
図4に示すように、左ハンドル固定部材34aは、第1クランプ部材341aと第2クランプ部材342aとを有する。ハンドルバー31は、第1クランプ部材341aと第2クランプ部材342aとの間に配置される。第1クランプ部材341aはハンドルバー31の下方に配置される。第2クランプ部材342aは、ハンドルバー31の上方に配置される。第1クランプ部材341aと第2クランプ部材342aとはボルトによって互いに固定される。また、右ハンドル固定部材34bは、第3クランプ部材341bと第4クランプ部材342bとを有する。ハンドルバー31は、第3クランプ部材341bと第4クランプ部材342bとの間に配置される。第3クランプ部材341bはハンドルバー31の下方に配置される。第4クランプ部材342bは、ハンドルバー31の上方に配置される。第3クランプ部材341bと第4クランプ部材342bとはボルトによって互いに固定される。
図6はハンドル支持部35と、後述する第2のメータ13との取り付け構造を示す分解斜視図である。ハンドル支持部35は、ハンドル固定部34の下方に配置されており、ハンドル固定部34を支持する。ハンドル支持部35は、ハンドルバー31の下方に配置されている。ハンドル支持部35は、第1取付部351と第2取付部352とを含む。第1取付部351は、円筒状の形状を有している。第1取付部351は、上述したステアリングシャフト3に取り付けられる。第2取付部352は、第1取付部351の上方に位置している。第2取付部352は、第1取付部351の周面から突出しており概ね平坦な形状を有する。第2取付部352には、第1の孔353と第2の孔354とが形成されている。第1の孔353には、上述した第1クランプ部材341aから下方に突出するボルト部343aが挿入される。第1クランプ部材341aは、ボルト部343aとナット344aとによって第2取付部352に固定される。同様に、第2の孔354には、上述した第3クランプ部材341bから下方に突出するボルト部(図示せず)が挿入される。第3クランプ部材341bはボルト部とナット(図示せず)とによって第2取付部352に固定される。なお、ハンドル支持部35は、図4に示すカバー部材38によって覆われる。
図4に示すように、ハンドル部材11の下方にはメインスイッチ41が配置されている。メインスイッチ41は、車両を始動させるための部材である。メインスイッチ41は、図示しないキーが挿し込まれるスイッチを含む。メインスイッチ41は、例えばエンジンを始動するためのスイッチを含む。メインスイッチ41は、上述した背面カバー部55に取り付けられている。メインスイッチ41は、背面カバー部55の車幅方向における中央部よりも右方に配置されている。また、図5に示すように、メインスイッチ41は、ヘッドパイプ21の軸線X1方向から見て、ハンドルバー31の後方に配置されている。より詳細には、メインスイッチ41は、ヘッドパイプ21の軸線X1方向から見て、ハンドルバー31の第1右屈曲部311bの後方に位置している。メインスイッチ41は、ヘッドパイプ21の軸線X1よりも右方に配置されている。また、図1に示すように、メインスイッチ41は、シート6の前方に位置している。すなわち、メインスイッチ41は、シート6と概ね同じ高さに位置している。また、図1に示すように、メインスイッチ41は、キーが挿し込まれるキーシリンダ43を含む。キーシリンダ43の軸線X2は、キーシリンダ43の上面から斜め後上方に向かって延びている。また、側面視において、キーシリンダ43の軸線X2は、シート6の上方を通る。すなわち、側面視において、キーシリンダ43の軸線X2は、シート6に重ならない。
第1のメータ12は、車両に関する情報を表示する。例えば、第1のメータ12は、車速を表示する速度計を含む。第1のメータ12は、概ね円筒状の形状を有する。第1のメータ12の上面は概ね平坦な形状を有する。第1のメータ12は、ヘッドパイプ21の軸線X1方向から見て、ハンドルバー31の前方に配置されている。より具体的には、第1のメータ12は、ヘッドパイプ21の軸線X1方向から見て、ハンドルバー31の中間部320の前方に配置されている。図7は、第1のメータ12及び第2のメータ13の周囲の構造を示す左側面図である。理解の容易のため図7では、左グリップ部32a、左スイッチ部33a、ハンドルバー31の一部などを省略している。図8は、第1のメータ12及び第2のメータ13の周囲の構造を示す右側面図である。理解の容易のため図8では、右グリップ部32b、右スイッチ部33b、ハンドルバー31の一部などを省略している。図7及び図8に示すように、第1のメータ12の上面121は、左ハンドル固定部材34aの頂上部345a及び右ハンドル固定部材34bの頂上部345bよりも上方に位置している。また、第1のメータ12の上面121は、ハンドルバー31よりも上方に位置している。第1のメータ12の底部122は、左ハンドル固定部材34aの頂上部345a及び右ハンドル固定部材34bの頂上部345bよりも下方に位置している。また、第1のメータ12の少なくとも一部は、側面視において、左ハンドル固定部材34aと右ハンドル固定部材34bと重なるように配置されている。第1のメータ12の側面には、左ハンドル固定部材34aと右ハンドル固定部材34bとの干渉を避けるための凹部123,124が形成されている。
第2のメータ13は、車両に関する情報を表示する。例えば、第2のメータ13は、燃料の残量を示す燃料計を含む。第2のメータ13は、第1のメータ12とは別体に設けられている。第2のメータ13は、第1のメータ12よりも小さな直径を有する概ね円筒状の形状を有する。第2のメータ13の上面は概ね平坦な形状を有する。図5に示すように、第2のメータ13は、ヘッドパイプ21の軸線X1方向から見て、ハンドルバー31の後方に配置される。第2のメータ13は、ヘッドパイプ21の軸線X1よりも左方に配置される。より具体的には、第2のメータ13は、ハンドルバー31のうち第1左屈曲部311aと第2左屈曲部312aとの間の部分の後方に配置される。すなわち、第2のメータ13は、ハンドルバー31のうち第1左部321aの後方に配置される。また、第2のメータ13の少なくとも一部は、ヘッドパイプ21の軸線X1方向から見て、ハンドル固定部34の後端よりも前方に位置している。具体的には、ヘッドパイプ21の軸線X1方向から見て、第2のメータ13の前端はハンドル固定部34の後端よりも前方に位置している。従って、図7及び図8に示すように、第2のメータ13の少なくとも一部は、左ハンドル固定部材34aと右ハンドル固定部材34bと重なるように配置されている。また、図5に示すように、ヘッドパイプ21の軸線X1方向から見て、第2のメータ13の前端は、ハンドルバー31の中間部320の後端よりも前方に位置している。ヘッドパイプ21の軸線X1方向から見て、第2のメータ13の前端は、上述したカバー部材38の後端よりも前方に位置している。さらに、ヘッドパイプ21の軸線X1方向から見て、第2のメータ13の前端は、上述した左スイッチ部33aの後端よりも前方に位置している。また、図7に示すように、第2のメータ13の頂上部131は、ハンドルバー31の車幅方向における中央部すなわち中間部320より上方に位置する。第2のメータ13の底部132は、ハンドルバー31の車幅方向における中央部すなわち中間部320より下方に位置する。
第2のメータ13の上面133は、側面視において、第1のメータ12の上面121と概ね同じ角度で傾斜している。側面視において、第2のメータ13の上面133は、第1のメータ12の上面121よりも下方に位置している。第2のメータ13の頂上部131は、第1のメータ12の底部122よりも上方に位置している。また、図7に示すように、第2のメータ13の底部132は、第1のメータ12の底部122よりも下方に位置している。
図9(a)は、ハンドル部材11のステアリング角が最大である状態でヘッドパイプ21の軸線X1方向から見たハンドル部材11の周囲の構成を示している。図9(a)に示すように、第2のメータ13は、ハンドル部材11のステアリング角が最大である状態で、ヘッドパイプ21の軸線X1方向から見て、メインスイッチ41と重ならない。
第2のメータ13は、ハンドル部材11に固定されている。具体的には、図6に示すように、第2のメータ13は、ハンドル支持部35に固定されている。第2のメータ13には取付ブラケット42が固定されており、第2のメータ13は、取付ブラケット42を介してハンドル支持部35に固定されている。取付ブラケット42は、取付部421と連結部422とを有する。取付部421は板状の形状を有している。取付部421には孔423が形成されている。上述した第1クランプ部材341aのボルト部343aが、取付部421の孔423に通されることにより、取付ブラケット42がハンドル支持部35に固定される。従って、ハンドル固定部34は、ハンドルバー31をハンドル支持部35に固定すると共に、第2のメータ13をハンドル支持部35に固定する。連結部422は、屈曲した細い線材で形成されている。連結部422は、第2のメータ13と取付部421とを連結している。連結部422は、第2のメータ13から下方に延び、取付部421に向かって屈曲した形状を有する。図7に示すように、連結部422は、上述したカバー部材38の側面に形成された切欠き部381を通ってハンドル支持部35に向かって延びている。従って、連結部422は、第2のメータ13の下部からカバー部材38に向かって伸びている。また、取付部421は、カバー部材38によって覆われている。このため、取付ブラケット42は、ライダーにとって見え難い位置に配置されている。これにより、第2のメータ13の取付構造によって自動二輪車1の美観が損なわれることが抑えられている。
本実施形態に係る自動二輪車1は、次の特徴を有する。
図5に示すように、第1のメータ12と第2のメータ13とが別体にされており、ハンドルバー31を間に挟んで前後に分けて配置されている。このため、それぞれのメータを明確に区別して認識できる。これにより、各メータの視認性が向上する。また、第2のメータ13とメインスイッチ41とが左右に分かれて配置されているため、第2のメータ13がライダーによるメインスイッチ41の操作の邪魔になることを抑えることができる。
図9(b)に仮想の比較例を示す。この比較例では第2のメータ13はハンドルバー31の中央部の真後ろに配置されており、ハンドル部材11のステアリング角が図9(a)と同じステアリング角である。図9(b)に示すように、第2のメータ13がハンドルバー31の真後ろに配置されている場合には、ハンドルバー31を操作したときに第2のメータ13がメインスイッチ41と重なってしまう。これに対して、図9(a)に示すように、本実施形態にかかる自動二輪車1では、ステアリング角が最大であっても第2のメータ13がメインスイッチ41と重ならない。このため、第2のメータ13がライダーによるメインスイッチ41の操作の邪魔になることを抑えることができる。
図5に示すように、第2のメータ13が、ハンドルバー31のうち第1左屈曲部311aと第2左屈曲部312aとの間の部分の後方に配置されている。このため、第2のメータ13をできるだけ前方に配置することができる。従って、第2のメータ13とシート6との間の距離を大きく確保できる。このため、第2のメータ13がライダーの膝に当たることを抑えることができる。
図5に示すように、第2のメータ13の少なくとも一部が、ヘッドパイプ21の軸線X1方向から見て、ハンドル固定部34の後端よりも前方に位置している。このため、第2のメータ13をできるだけ前方に配置することができる。従って、第2のメータ13とシート6との間の距離を大きく確保できる。このため、第2のメータ13がライダーの膝に当たることを抑えることができる。
図7に示すように、第2のメータ13の頂上部131が、ハンドルバー31の車幅方向における中央部より上方に位置する。また、第2のメータ13の底部132が、ハンドルバー31の車幅方向における中央部より下方に位置する。このため、ハンドルバー31の上方にメータユニットが配置される場合と比べて、第2のメータ13をコンパクトに配置することができる。
第2のメータ13が、ハンドルバー31の下方に配置されるハンドル支持部35に固定される。このため、ハンドルバー31に第2のメータ13が固定される場合と比べて、ハンドルバー31の着脱時に第2のメータ13が邪魔になることを抑えることができる。特に、第2のメータ13をハンドル支持部35から取り外すことなく、ハンドルバー31をハンドル支持部35から取り外すことができる。このため、ハンドルバー31を容易に取り外すことができる。
本実施形態の自動二輪車1のように、車体カバー9が、ハンドル部材11とシート6との間で下方に凹んだ外形を有する場合、ライダーの膝は、ハンドル部材11とシート6との間の空間に位置する。このため、第2のメータ13の配置によってはライダーの膝との干渉が問題になり易い。しかし、本実施形態に係る自動二輪車1では、上述したように第2のメータ13とシート6との間の距離を大きく確保できるため、ハンドル部材11とシート6との間の空間にライダーの膝が配置されても、第2のメータ13がライダーの膝に当たることを抑えることができる。
本実施形態の自動二輪車1のように、メインスイッチ41のキーシリンダ43の軸線X2が、キーシリンダ43の上面から斜め後上方に向って延びている場合、ライダーは、メインスイッチ41の斜め後上方からキーをキーシリンダ43に差し込む。従って、このような自動二輪車では、第2のメータ13がメインスイッチ41の操作の邪魔になるという問題が特に発生し易い。しかし、本実施形態に係る自動二輪車1では、上述したように第2のメータ13とメインスイッチ41とが左右に分かれて配置されるので、第2のメータ13がメインスイッチ41の操作の邪魔になることを抑えることができる。
本実施形態の自動二輪車1のように、メインスイッチ41が背面カバー部55に設けられる場合には、第2のメータ13とメインスイッチ41との干渉が特に問題になり易い。しかし、本実施形態に係る自動二輪車1では、第2のメータ13とメインスイッチ41とが左右に分かれて配置されるので、第2のメータ13がメインスイッチ41の操作の邪魔になることを抑えることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態に係る自動二輪車1は、スクーター型の自動二輪車である。但し、本発明において、自動二輪車は、スクーター型に限定されず、オンロード型、オフロード型、或いは、モペッド型などの自動二輪車であってもよい。
ハンドルバー31の詳細な形状は上記の実施形態のものに限られない。例えば、ハンドルバー31の屈曲の方向や位置が変更されてもよい。
フートボード531は、必ずしも完全に平坦である必要はなく、凹凸を有してもよい。また、フートボード531は、曲面であってもよい。
ハンドル部材11のステアリング角が最大である状態で、ヘッドパイプ21の軸線X1方向から見て、第2のメータ13とメインスイッチ41とが重なってもよい。この場合も、第2のメータ13がハンドルバー31の真後ろに位置している場合と比べれば、第2のメータ13とメインスイッチ41とが重なる状態となるステアリング角の範囲が小さい。このため、ハンドル部材11がライダーによるメインスイッチ41の操作の邪魔になることを抑えることができる。
第1のメータ12が表示する車両に関する情報は、車速に限らず他の情報であってもよい。また、第2のメータ13が表示する車両に関する情報は、燃料の残量に限らず他の情報であってもよい。例えば、第1のメータ12が燃料の残量を表示し、第2のメータ13が車速を表示してもよい。
ハンドル固定部34の具体的な構造は上記の実施形態のものに限られず、上記の実施形態のハンドル固定部34の構造と異なる構造が採用されてもよい。
メインスイッチ41は、エンジンを始動するためのスイッチに限らず、車両のECUの起動など電気系統を起動するためのスイッチであってもよい。
上記の実施形態では、図5に示すように、ヘッドパイプ21の軸線方向から見て第1のメータ12がハンドルバー31の前端と離間して前方に配置されているが、第1のメータ12の一部がハンドルバー31一部と重なっていてもよい。また、第2メータの13の一部が、ヘッドパイプ21の軸線方向からみてハンドルバー31と重なっていてもよい。すなわち、本発明において、第1のメータがヘッドパイプの軸線方向から見て、ハンドルバーの前方に配置されるとは、第1のメータの前後方向の中心がハンドルバーの軸線よりも前方に位置していればよいことを意味する。また、本発明において、第2のメータがヘッドパイプの軸線方向から見て、ハンドルバーの後方に配置されるとは、第2のメータの前後方向の中心がハンドルバーの軸線よりも後方に位置していればよいことを意味する。
本発明によれば、複数のメータを備える自動二輪車において、各メータの視認性を向上させることができる。
2 車体フレーム
6 シート
9 車体カバー
11 ハンドル部材
12 第1のメータ
13 第2のメータ
21 ヘッドパイプ
31 ハンドルバー
34 ハンドル固定部
35 ハンドル支持部
41 メインスイッチ
43 キーシリンダ
55 背面カバー部
311a 第1左屈曲部
312a 第2左屈曲部

Claims (9)

  1. ヘッドパイプを含む車体フレームと、
    ハンドルバーを含み、前記ヘッドパイプに対して回転可能に設けられるハンドル部材と、
    車両を始動させるためのメインスイッチと、
    車両に関する情報を表示する第1のメータと、
    車両に関する情報を表示し、前記第1のメータとは別体に設けられる第2のメータと、
    を備え、
    前記第1のメータは、前記ヘッドパイプの軸線方向から見て、前記ハンドルバーの前方に配置され、
    前記第2のメータは、前記ヘッドパイプの軸線方向から見て、前記ハンドルバーの後方に配置され、
    前記第2のメータは、前記ハンドル部材に固定され、
    前記第2のメータは、前記ヘッドパイプの軸線よりも左方に配置され、
    前記メインスイッチは、前記ヘッドパイプの軸線方向から見て、前記ハンドルバーの後方に配置され、
    前記メインスイッチは、前記ヘッドパイプの軸線よりも右方に配置される、
    自動二輪車。
  2. 前記ハンドルバーは、前記ハンドルバーの車幅方向における中央部よりも左方に位置する第1屈曲部と、前記第1屈曲部よりも左方且つ前方に位置する第2屈曲部とにおいて屈曲した形状を有し、
    前記第2のメータは、前記ハンドルバーのうち前記第1屈曲部と前記第2屈曲部との間の部分の後方に配置される、
    請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 前記ハンドル部材は、前記ハンドルバーを固定するハンドル固定部をさらに含み、
    前記第2のメータの少なくとも一部は、前記ヘッドパイプの軸線方向から見て、前記ハンドル固定部の後端よりも前方に位置する、
    請求項1に記載の自動二輪車。
  4. 前記第2のメータは、前記ハンドル部材のステアリング角が最大である状態で、前記ヘッドパイプの軸線方向から見て、前記メインスイッチと重ならない、
    請求項1に記載の自動二輪車。
  5. 前記第2のメータの頂上部は、前記ハンドルバーの車幅方向における中央部より上方に位置し、
    前記第2のメータの底部は、前記ハンドルバーの車幅方向における中央部より下方に位置する、
    請求項1に記載の自動二輪車。
  6. 前記ハンドル部材は、前記ハンドルバーを固定するハンドル固定部と、前記ハンドル固定部を支持するハンドル支持部と、をさらに含み、
    前記ハンドル支持部は、前記ハンドルバーの下方に配置され、
    前記第2のメータは、前記ハンドル支持部に固定される、
    請求項1に記載の自動二輪車。
  7. 前記ハンドル部材の後方に配置されるシートと、
    前記車体フレームを覆う車体カバーと、
    をさらに備え、
    前記車体カバーは、前記ハンドル部材と前記シートとの間で下方に凹んだ外形を有する、
    請求項1に記載の自動二輪車。
  8. 前記メインスイッチは、キーが挿し込まれるキーシリンダを含み、
    前記キーシリンダの軸線は、前記キーシリンダの上面から斜め後上方に向って延びるように配置されている、
    請求項1に記載の自動二輪車。
  9. 前記車体フレームを覆う車体カバーをさらに備え、
    前記車体カバーは、前記ヘッドパイプの後方を覆う背面カバー部を含み、
    前記メインスイッチは、前記背面カバー部に設けられる、
    請求項1に記載の自動二輪車。
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