JP5921508B2 - 自動二輪車のメータ装置 - Google Patents

自動二輪車のメータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5921508B2
JP5921508B2 JP2013200313A JP2013200313A JP5921508B2 JP 5921508 B2 JP5921508 B2 JP 5921508B2 JP 2013200313 A JP2013200313 A JP 2013200313A JP 2013200313 A JP2013200313 A JP 2013200313A JP 5921508 B2 JP5921508 B2 JP 5921508B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meter device
boss
vent hole
meter
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013200313A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015066989A (ja
Inventor
清隆 田口
清隆 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2013200313A priority Critical patent/JP5921508B2/ja
Priority to BR102014023656-2A priority patent/BR102014023656B1/pt
Priority to CN201410494161.0A priority patent/CN104512501B/zh
Publication of JP2015066989A publication Critical patent/JP2015066989A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5921508B2 publication Critical patent/JP5921508B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • B62J17/02Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for shielding only the rider's front
    • B62J17/04Windscreens
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J23/00Other protectors specially adapted for cycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J50/00Arrangements specially adapted for use on cycles not provided for in main groups B62J1/00 - B62J45/00
    • B62J50/20Information-providing devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

本発明は、自動二輪車のメータ装置に係り、特に、上下割りのハウジングで形成される空間にメータ機器を収納するようにした自動二輪車のメータ装置に関する。
従来から、自動二輪車のメータ装置において、操向ハンドルの近傍に配設されると共に、上下割りのハウジングで形成される空間に、速度計、回転計および各種インジケータ等からなるメータ機器を収納した構成が知られている。
特許文献1には、上下割りのハウジングのうちの上側ハウジングにメータ機器を固定したうえで、下側ハウジングの車体下方側から螺合するボルトでメータ機器と下側ハウジングとを結合することによって、上下のハウジングが結合されるようにした自動二輪車のメータ装置が開示されている。
特開2011−46290号公報
ところで、自動二輪車のハンドルの近傍で外気に触れる位置に配設されているメータ装置には、メータ表示面の曇り等を防ぐため、ハウジングの内外を連通する通気孔が設けられることが多い。
しかしながら、特許文献1のメータ装置では、下側ハウジングに形成されたボスからボルトを螺合することで上下のハウジングを結合できるものの、ハウジングの内外を連通する通気孔を別途設ける必要があるため、この通気孔がメータ装置の外観に影響を与える可能性があった。また、通気孔を設ける際には、部品点数の増加を防ぎつつ、雨や洗車等による水分が浸入しにくい構造とされることが望ましい。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、メータ装置の外観に影響を与えず、かつ部品点数を増加させずに水分が浸入しにくい通気孔を得ることができる自動二輪車のメータ装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、メータ機器(60)と、該メータ機器(60)を収容する上側ハウジング(51)および下側ハウジング(53)とを有し、前記下側ハウジング(53)の下面に前記メータ機器(60)を締結するための締結部材(56)が挿入される締結用孔(70)が設けられた自動二輪車のメータ装置(50)において、前記締結用孔(70)を構成するボス(71)に、前記下側ハウジング(53)の内部空間(50b)と外部とを連通する通気孔(72)が設けられている点に第1の特徴がある。
また、前記ボス(71)は、前記ハウジング(53)の車体上方寄りの位置に設けられている点に第2の特徴がある。
また、前記ボス(71)は、下側ハウジング(53)の底部から車体上方側に立設する有底円筒状の部材からなり、前記通気孔(72)は、前記ボス(71)の底部(73)の上部近傍に設けられている点に第3の特徴がある。
また、前記通気孔(72)は、前記ボス(71)の車体前方側の内側面に設けられている点に第4の特徴がある。
さらに、前記メータ機器(60)には、前記通気孔(72)に対向する位置に庇部材(64)が設けられている点に第5の特徴がある。
第1の特徴によれば、締結用孔を構成するボスに、下側ハウジングの内部空間と外部とを連通する通気孔が設けられているので、下側ハウジングをメータ機器に締結するためのボスに通気機能を兼用させたことで、通気孔を別個に設ける必要がなくなり、部品点数の削減を行うことができる。また、ボスに通気孔を設けることで、通気孔が外方から視認しにくくなり、メータ装置の外観性を向上させることが可能となる。
第2の特徴によれば、ボスは、ハウジングの車体上方寄りの位置に設けられているので、メータ内の空気は、メータ機器の発熱により暖められて車体上方への滞留することが多く、この部分に通気孔を設けることで、通気効率を向上させてハウジング内部の空気循環をスムーズに実行することが可能となる。
第3の特徴によれば、ボスは、下側ハウジングの底部から車体上方側に立設する有底円筒状の部材からなり、通気孔は、ボスの底部の上部近傍に設けられているので、通気孔が有底円筒状のボスの奥まった位置に配設されるため、通気孔をより一層目立たなくすることができる。
第4の特徴によれば、通気孔は、ボスの車体前方側の内側面に設けられているので、ボスの立設方向を鉛直方向に対して車体後方側に傾斜するように形成した場合、通気孔をボスの車体前方側の内側面に設けることで、通気孔がより高い位置に配設されることとなり、通気効率が向上すると共に、通気孔から水分が浸入しにくくすることができる。
第5の特徴によれば、メータ機器には、通気孔に対向する位置に庇部材が設けられているので、通気孔から水分が浸入した場合でも、庇部材で受け止めてその一部または全部を通気孔に戻すことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車のメータ装置を適用した自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の正面図である。 自動二輪車のメータまわりの一部拡大図である。 車体正面側から見たメータ装置の拡大図である。 図4の5−5線断面図である。 メータ機器を裏面側から見た図である。 図5のB方向から見た締結用孔の拡大図である。 通気孔の形状を示す斜視図である。 通気孔と庇部材との位置関係を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車のメータ装置(以下、単にメータ装置と示す)50を適用した自動二輪車1の左側面図である。また、図2は自動二輪車1の正面図である。
車体フレーム2のメインフレーム4の前端部には、不図示のステアリングステムを回動自在に軸支するヘッドパイプ10が設けられている。ステアリングステムの上下端部にそれぞれ固定されるトップブリッジ5およびボトムブリッジ11は、左右一対のフロントフォーク13を支持している。フロントフォーク13の下端部には前輪WFが回転可能に軸支されており、その上方にはフロントフェンダ12が取り付けられている。
車体フレーム2のメインフレーム4の車体前方側には、エンジン20を車体前方側で支持するためのハンガフレーム14が設けられている。ハンガフレーム14の下端部には、ハンガフレーム14とエンジン20とを結合するブラケット18が固定されている。メインフレーム4の後方側で車体下方に湾曲した先には、スイングアーム22を揺動自在に軸支するピボット21が設けられている。
スイングアーム22の後方側は、車幅方向に一対のリヤクッション28を介して、メインフレーム4の後部に連なるシートフレーム27に支持されている。スイングアーム22の後端には、駆動輪としての後輪WRが回転自在に軸支されている。エンジン20によって生じる回転駆動力は、ドライブチェーン23を介して後輪WRへ伝達される。
エンジン20は、メインフレーム4とピボット21とハンガフレーム14とに囲まれる位置に固定されている。エンジン20のシリンダヘッド15の車体前方側には、車体後方側のマフラ45(図2参照)に連結される排気管19が取り付けられている。一方、シリンダヘッド15の車体後方側には、スロットルボディ一体式の燃料噴射装置24およびエアクリーナボックス25が接続されている。シート26やリヤクッション28等を支持するリヤフレーム27は、メインフレーム4が車体下方へ湾曲する部分の後方側に連結されている。
エンジン20の上方の位置には、車体中央のメインフレーム4を車幅方向に跨ぐ形状の燃料タンク3が取り付けられている。燃料タンク3の後方にはシート26が配設されており、シート26の後端部の下方には、テールランプ29、左右一対の後側ウインカ装置30およびリヤフェンダ31が取り付けられている。
燃料タンク3の車体前方上方の位置には、トップブリッジ5の上部に固定された操向ハンドル6が取り付けられている。操向ハンドル6には、左右一対のバックミラー7が固定されている。ヘッドパイプ10の前方の位置には、フロントフォーク13に固定されるステーによって支持されるヘッドライト8が配設されている。ヘッドライト8の車幅方向左右には、前側ウインカ装置9が取り付けられている。
メータ装置50は、操向ハンドル6とヘッドライトと8との間の位置に、メータケース全体が後ろ下がりに傾斜するようにして配設されている。これにより、メータ装置50の表示面50aも後ろ下がりに傾斜して配設される。
操向ハンドル6の車幅方向右側には、前輪ブレーキレバー32が取り付けられている。前輪ブレーキレバー32の操作は、ブレーキワイヤ17を介して、前輪ブレーキドラムに伝達される。操向ハンドル6の右側グリップ6aは回動式のスロットル装置とされており、その操作はスロットルワイヤ46を介して燃料噴射装置24に伝達される。一方、操向ハンドル6の左側にはクラッチレバー33が取り付けられており、その操作は、クラッチケーブル16を介してクランクケース内のクラッチに伝達される。
燃料タンク3の下方でハンガフレーム14には、ホーン47が取り付けられている。エンジン20の車幅方向右側には、エンジン始動時に、セルモータを使わずに人力でクランク軸を回転させるためのキックペダル48が備えられている。左右一対の足乗せステップ44のうち、左側ステップ44の車体前方にはシフトチェンジペダル42が配設され、一方、右側ステップ44の車体前方にはリヤブレーキペダル43が配設されている。
図3は、自動二輪車1のメータまわりの一部拡大図である。この図は、運転者の目線から俯瞰したものに相当する。乗員に対向するように後方に傾斜して配設されたメータ装置50の表示面50aは、メータ装置50の外殻をなす上側ハウジング51に嵌め込まれた無色透明または有色透明の透過部材52によって構成されている。透過部材52からは、メータ装置50のハウジング内に収納されたメータ機器(図4参照)が視認できるように構成されている。
左右一体のパイプ部材からなる操向ハンドル6は、クランプ37によってトップブリッジ5の上面に固定されている。トップブリッジ5およびボトムブリッジ11をヘッドパイプ10に回動自在に支持するステアリングステムの上端部には、ロックナット41が固定されている。トップブリッジ5の車体前方側でメータ装置50に近接する位置には、携帯キーで操作するイグニッションスイッチ36が設けられている。燃料タンク3の中央上部には、携帯キーで開錠できる給油キャップ3aが設けられている。
操向ハンドル6の左側でハンドルグリップ6aに近接する位置には、左側ハンドルスイッチ38が取り付けられている。左側ハンドルスイッチ38には、ヘッドライト8の光軸切替スイッチ39、ホーンスイッチ40およびウインカスイッチ34が設けられる。スロットル装置として回動する右側のハンドルグリップ6aの基部には、スロットルホルダ49が設けられている。スロットルホルダ49には、セルモータによってクランク軸を回転させてエンジンを始動するスタータボタン35が設けられている。
図4は、車体正面側から見たメータ装置50の拡大図である。また、図5は、図4の5−5線断面図である。メータ装置50は、上側ハウジング51および下側ハウジング53からなる上下ハウジングによって形成される空間内に、速度計、回転計およびインジケータ等を含むメータ機器60を収納して構成されている。
具体的には、上側ハウジング51の裏面側(下面側)にメータ機器60の外殻となるケース(以下の説明では、メータ機器のケース全体を単にメータ機器60と示す。)を固定し、さらに、メータ機器60の裏面側(下面側)に対して下側ハウジング53を固定する。これにより、上側ハウジング51および下側ハウジング53との間に形成される内部空間に、メータ機器60が固定的に収納されることとなる。
メータ装置50の表示面50aは、上側ハウジング51に嵌め込まれた透過部材からなり、この透過部材の裏面側にメータ機器60が配設されている。メータ機器60は、LEDによる警告灯や液晶表示のほか、物理的な指針が駆動するアナログ式としてもよい。
上側ハウジング51とメータ機器60との間には、位置決め突起54および位置決め溝55が設けられており、これらは、複数のネジ孔67にネジ等の締結部材(不図示)を螺合することで互いに係合して位置決めがなされる。また、メータ装置50をトップブリッジ5に支持するためのメータステー57は、メータ機器60の裏面側に形成されたボス66にネジ等の締結部材(不図示)を螺合することで互いに固定される。メータステー57は、ゴム等で形成されたグロメット58およびボルト57aによってトップブリッジ5にラバーマウントされる。
そして、メータ機器60と下側ハウジング53とは、下側ハウジング53の車幅方向中央に設けられた締結用孔70と、締結用孔70の車幅方向両側に形成された締結用孔54にそれぞれ挿入される締結部材56によって互いに固定される。
3つの締結用孔のうち、車幅方向中央の締結用孔70は、他の2つの締結用孔54より車体前方側に配設されると共に、締結部材56の軸線方向が他の2つの締結用孔54のそれより鉛直方向に対する傾斜角度が浅くなるように形成されている。これにより、車体前方からメータ装置50を視認した際の開口面積が、他の2つの締結用孔54に比して小さくなっている。
本発明に係るメータ装置50は、下側ハウジング53をメータ機器60に取り付けるための締結用孔70の底部に、メータ装置50の内部空間50bと外部とを連通する通気孔72が形成されている点に特徴がある。
締結用孔70は、円筒状のボス71によって形成されている。ボス71の底部73(図7,8参照)には、締結部材56を通す貫通孔74が形成されており、通気孔72は、底部73寄りのボス71の側面において、車体前方上方の位置に形成されている。この配置により、ボス71の側壁に水分が付着した場合でも、水分がメータ装置50の内部空間50bにまで侵入することを極力防止することができる。
また、通気孔72の前方上方には、該通気孔72と対向するようにメータ機器60の裏面側から延びる庇部材64が配設されている。この庇部材64により、通気孔72から勢いよく水分が浸入した場合でも、庇部材64で受け止めてその一部または全部を通気孔72に戻す効果が得られる。
メータ機器60の裏面側の所定位置に下側ハウジング53を係合させると、ボス71の端部とメータ機器60の裏面から延びるボス62の端部とが当接し、このボス62に形成されたネジ孔61に締結部材56を螺合すると、ボス62とボス71とが締結される。
図6は、メータ機器60を裏面側から見た図である。この図では、メータ機器60を上側ハウジング51に取り付けた状態を示している。メータ機器60の裏面側には、ラビリンス構造を備えた5つの通気孔68が形成されている。また、車幅方向右側にオフセットした位置には、メータ機器60の配線取り出し口を覆うと共に、配線の配索方向を規定するパッキン80が取り付けられている。
通気孔72(図5参照)が形成されたボス71と当接するボス62には、倒れ強度を高めるためのリブ63が形成されている。ボス62の車体前方側に位置する庇部材64は、ボス62の前方を覆うように湾曲した形状とされている。
メータ機器60の図示下方の両側には、メータ機器60をメータステー57に固定するボルト59を通すための張出部69が形成されている。張出部69の間には、メータ機器を上側ハウジング51に固定するためのネジ孔67が形成されている。また、張出部69の車幅方向外側の上部には、締結用孔54に挿入される締結部材56が螺合されるネジ孔54aが形成されている。
図7は、図5のB方向から見た締結用孔70の拡大図である。また、図8は通気孔72の形状を示す斜視図である。通気孔72は、ボス71の側壁に形成された横長の長方形とされ、底部73に接する位置に配設されている。これにより、メータ装置50が通常に視認される位置では通気孔72が見えず、メータ装置50の外観に影響を与えることがない。ボス71の底部73は、トラスネジ等からなる締結部材56の頭部の外径よりやや大径とされており、ネジ頭部によって通気孔72が狭くなることはない。
上下のハウジング51,53は、溶融した樹脂を金型の空間に注入して製品を形成するインジェクション成形等によって形成され、通気孔72は、下側ハウジング53の金型に小加工を施すことで形成することができる。これにより、通気孔72を設けるために部品点数が増加することはなく、簡単な工程によって通気孔72を設けることができる。
さらに、通気孔72は、車体前方上方の位置に配設されているため、締結用孔70に水分が浸入しても、この水分がボス71内の最上部にある通気孔72から内部空間50bに浸入する可能性が低減されると共に、メータ機器60の発熱によって温められて内部空間50bの上方に滞留する空気も効率よく通気されることとなる。また、図9の通気孔72と庇部材64との位置関係を示す断面図に示すように、通気孔72と庇部材64とは近接配置されており、通気孔72から勢いよく水分が浸入した場合でも、庇部材64で受け止めてその一部または全部を通気孔72に戻す効果が得られる。
なお、メータ装置の取り付けられる車両、メータ装置の形状や形態、上下ハウジングの形状、メータ機器の構成、上側ハウジングとメータ機器との締結方法、メータ機器と下側ハウジングとの締結方法、下側ハウジングの形成される締結用孔の形状、通気孔の形状や形成方法等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。例えば、通気孔を、ボス71の底部から離間した位置の内側面に設けたり、通気孔の形状を円形や多角形状とすることもできる。本発明に係るメータ装置は、自動二輪車に限られず、メータ装置が外部に露出する鞍乗型三輪車等の各種車両に適用することが可能である。
1…自動二輪車、50…メータ装置、51…上側ハウジング、53…下側ハウジング、56…締結部材、60…メータ機器、61…ネジ孔、70…締結用孔、71…ボス、72…通気孔、73…底部、74…貫通孔

Claims (4)

  1. メータ機器(60)と、該メータ機器(60)を収容する上側ハウジング(51)および下側ハウジング(53)とを有し、前記下側ハウジング(53)の下面に前記メータ機器(60)を締結するための締結部材(56)が挿入される締結用孔(70)が設けられた自動二輪車のメータ装置(50)において、
    前記締結用孔(70)を構成するボス(71)に、前記下側ハウジング(53)の内部空間(50b)と外部とを連通する通気孔(72)が設けられており、
    前記ボス(71)は、下側ハウジング(53)の底部から車体上方側に立設する有底円筒状の部材からなり、
    前記通気孔(72)は、前記ボス(71)の底部(73)の上部近傍に設けられており、
    前記通気孔(72)と、前記締結部材(56)を通すために前記ボス(71)の底部(73)に形成された貫通孔(74)とが、互いに離間して形成されており、
    前記ボス(71)の内側面全体が、前記下側ハウジング(53)の外部に露出していることを特徴とする自動二輪車のメータ装置。
  2. 前記ボス(71)は、前記ハウジング(53)の車体上方寄りの位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のメータ装置。
  3. 前記通気孔(72)は、前記ボス(71)の車体前方側の内側面に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動二輪車のメータ装置。
  4. 前記メータ機器(60)には、前記通気孔(72)に対向する位置に庇部材(64)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の自動二輪車のメータ装置。
JP2013200313A 2013-09-26 2013-09-26 自動二輪車のメータ装置 Active JP5921508B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013200313A JP5921508B2 (ja) 2013-09-26 2013-09-26 自動二輪車のメータ装置
BR102014023656-2A BR102014023656B1 (pt) 2013-09-26 2014-09-24 dispositivo medidor de motocicleta
CN201410494161.0A CN104512501B (zh) 2013-09-26 2014-09-24 机动二轮车的仪表装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013200313A JP5921508B2 (ja) 2013-09-26 2013-09-26 自動二輪車のメータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015066989A JP2015066989A (ja) 2015-04-13
JP5921508B2 true JP5921508B2 (ja) 2016-05-24

Family

ID=52788480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013200313A Active JP5921508B2 (ja) 2013-09-26 2013-09-26 自動二輪車のメータ装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5921508B2 (ja)
CN (1) CN104512501B (ja)
BR (1) BR102014023656B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6959074B2 (ja) * 2017-08-30 2021-11-02 太陽誘電株式会社 自転車または自動二輪車用表示装置
JP6759268B2 (ja) * 2018-04-02 2020-09-23 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両のメーター周辺構造

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0617047Y2 (ja) * 1989-03-31 1994-05-02 日本精機株式会社 カバー部材の水抜き構造
JP5020736B2 (ja) * 2006-09-25 2012-09-05 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両のメータ支持構造
JP5150337B2 (ja) * 2007-12-04 2013-02-20 本田技研工業株式会社 車両の盗難防止装置
JP5113556B2 (ja) * 2008-02-28 2013-01-09 本田技研工業株式会社 車両のスピードメータケースの配置構造
JP5335617B2 (ja) * 2009-08-27 2013-11-06 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JP5565185B2 (ja) * 2010-08-06 2014-08-06 日本精機株式会社 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
BR102014023656B1 (pt) 2021-05-11
CN104512501A (zh) 2015-04-15
BR102014023656A2 (pt) 2015-10-06
JP2015066989A (ja) 2015-04-13
CN104512501B (zh) 2017-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015098446A1 (ja) ウインカ装置
JP5511460B2 (ja) 車両の表示装置
TWI449646B (zh) 機車
US8261685B2 (en) Horn guard device for motorcycle
JP5328544B2 (ja) 鞍乗り型車両におけるメータカバー構造
JP2010083358A (ja) 鞍乗型車両
JP5697189B2 (ja) 鞍乗り型車両
TWI725293B (zh) 支持構件及包含其之車輛
EP2159147B1 (en) Motorcycle with inclination sensor
JP5921508B2 (ja) 自動二輪車のメータ装置
JP4871349B2 (ja) 車両用メータ装置
JP6759313B2 (ja) 鞍乗り型車両のフロントカウル構造
JP5345484B2 (ja) 自動二輪車
JPWO2017018331A1 (ja) 鞍乗り型車両
JP6166333B2 (ja) 鞍乗り型車両のハーネスガイド構造
JP2013035305A (ja) 自動二輪車
JP7048758B2 (ja) 鞍乗型車両のライセンスライト
JP6719524B2 (ja) 鞍乗型車両のウインカランプ取付構造
JP6935978B2 (ja) 鞍乗型車両
JP5591785B2 (ja) 鞍乗り型車両の灯火器組立体
JP2015013536A (ja) 自動二輪車用メータ装置
JP5952144B2 (ja) 灯火器構造
JP2010042706A (ja) 車両のカウルステー構造
JP4475489B2 (ja) 自動二輪車
JP4683502B2 (ja) ウィンカ取付構造体

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151014

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5921508

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150