JP2021028180A - 鞍乗型車両のメータ支持構造 - Google Patents

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賢司 多湖
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Abstract

【課題】2つのメータの視認性を高めると共に斬新な外観を得ることができる鞍乗型車両のメータ支持構造を提供する。【解決手段】第1メータ(40)および第2メータ(41)を鞍乗型車両(1)の車体前部に支持するようにした鞍乗型車両のメータ支持構造において、第1メータ(40)の車幅方向寸法が第2メータ(41)の車幅方向寸法より大きく、第1メータ(40)および第2メータ(41)を車幅方向で互いにオーバーラップさせる。第2メータ(41)を第1メータ(40)より車体上方側に配設する。第1メータ(40)および第2メータ(41)の一方を揺動式の指針(81a,82a)を有するアナログメータで構成すると共に、他方を画像表示(91)によるデジタルメータで構成する。デジタルメータにパワーユニット(P)の出力特性モードを表示する。【選択図】図4

Description

本発明は、鞍乗型車両のメータ支持構造に係り、特に、鞍乗型車両の操向ハンドルの前方に配設されるメータ装置に適用される鞍乗型車両のメータ支持構造に関する。
従来から、速度計や回転計、水温計等からなる複数のメータを、鞍乗型車両の操向ハンドルの前方に配設した構成が知られている。
特許文献1には、速度計、回転計および水温計からなる3つの正面視円形のメータを、車幅方向に並べて配設したメータ支持構造が開示されている。
また、特許文献2には、車幅方向中央に大径の速度計を配設すると共に、速度計の右側前方に小径の回転計を配設したメータ支持構造が開示されている。
実公昭62−47490号公報 特開昭61−143268号公報
しかし、特許文献1,2の構成は、複数の独立したメータが離間して配置されているため、それぞれのメータの表示情報を確認する際に視線の移動範囲が大きくなる可能性があった。また、2つのメータを用いた場合に、より視認性を高めると共に斬新な外観が得られるメータ支持構造には、依然として工夫の余地があった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、2つのメータの視認性を高めると共に斬新な外観を得ることができる鞍乗型車両のメータ支持構造を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、第1メータ(40)および第2メータ(41)を鞍乗型車両(1)の車体前部に支持するようにした鞍乗型車両のメータ支持構造において、前記第1メータ(40)の車幅方向寸法が、前記第2メータ(41)の車幅方向寸法より大きく、前記第1メータ(40)および前記第2メータ(41)が、車幅方向で互いにオーバーラップするように配設されている点に第1の特徴がある。
また、前記第2メータ(41)が、前記第1メータ(40)より車体上方側に配設されている点に第2の特徴がある。
また、前記第1メータ(40)および前記第2メータ(41)は、一方が揺動式の指針(81a,82a)を有するアナログメータで構成されると共に、他方が画像表示(91)によるデジタルメータで構成される点に第3の特徴がある。
また、前記第1メータ(40)が前記アナログメータで構成されると共に、前記第2メータ(41)が前記デジタルメータで構成されており、前記第2メータ(41)の画像表示(91)は、前記鞍乗型車両(1)のパワーユニット(P)の出力特性モードの表示を含む点に第4の特徴がある。
また、前記第1メータ(40)に、前記指針(82a)によるエンジン回転計(82)が設けられており、前記指針(82a)の揺動軸部分が、前記第2メータ(41)によって隠される点に第5の特徴がある。
また、前記第1メータ(40)および前記第2メータ(41)が、それぞれ所定の厚みを有する略円盤形状とされている点に第6の特徴がある。
さらに、前記鞍乗型車両(1)が、車体フレーム(3)の前端に設けられるヘッドパイプ(10)と、前輪(WF)を回転自在に軸支するフロントフォーク(15)を支持すると共に前記ヘッドパイプ(10)の上方に配置されるトップブリッジ(9)とを有し、前記第1メータ(40)および前記第2メータ(41)が、前記トップブリッジ(9)の下面に固定される単一の取り付けステー(39)によって支持されることで、前記第1メータ(40)の車幅方向右側に前記第2メータ(41)が配設される点に第7の特徴がある。
第1の特徴によれば、第1メータ(40)および第2メータ(41)を鞍乗型車両(1)の車体前部に支持するようにした鞍乗型車両のメータ支持構造において、前記第1メータ(40)の車幅方向寸法が、前記第2メータ(41)の車幅方向寸法より大きく、前記第1メータ(40)および前記第2メータ(41)が、車幅方向で互いにオーバーラップするように配設されているので、2つのメータに表示される情報が車幅方向中央寄りに集約されることとなり、それぞれのメータの視認性を向上させることができる。また、2つのメータをオーバーラップさせる支持構造とすることで、斬新な外観が得られると共に、正面視での2つのメータの占有面積を低減して鞍乗型車両のデザイン自由度を高めることができる。
第2の特徴によれば、前記第2メータ(41)が、前記第1メータ(40)より車体上方側に配設されているので、第2メータが第1メータに隠れることなく全体を外観できるため、第2メータの視認性をより高めることが可能となる。
第3の特徴によれば、前記第1メータ(40)および前記第2メータ(41)は、一方が揺動式の指針(81a,82a)を有するアナログメータで構成されると共に、他方が画像表示(91)によるデジタルメータで構成されるので、第1メータと第2メータとの表示形態を異ならせることで、それぞれのメータの視認性を高めることが可能となる。
第4の特徴によれば、前記第1メータ(40)が前記アナログメータで構成されると共に、前記第2メータ(41)が前記デジタルメータで構成されており、前記第2メータ(41)の画像表示(91)は、前記鞍乗型車両(1)のパワーユニット(P)の出力特性モードの表示を含むので、走行中に運転者が注目したい出力特性モードが、運転者に近い側のデジタルメータに表示されることで利便性が向上する。
第5の特徴によれば、前記第1メータ(40)に、前記指針(82a)によるエンジン回転計(82)が設けられており、前記指針(82a)の揺動軸部分が、前記第2メータ(41)によって隠されるので、第1メータに表示される情報量を減らすことなく、第1メータと第2メータとを車幅方向でオーバーラップして配設することが可能となる。また、2つのメータを目視した際に、エンジン回転計の指針の先端側のみが第2メータの外周部分を移動するという斬新な視覚的効果を得ることができる。
第6の特徴によれば、前記第1メータ(40)および前記第2メータ(41)が、それぞれ所定の厚みを有する略円盤形状とされているので、第1メータと第2メータとを厚さ方向で近接配置することができる。これにより、2つのメータの表示面の高さの差を最小限に抑えて、高い視認性を確保することが可能となる。
第7の特徴によれば、前記鞍乗型車両(1)が、車体フレーム(3)の前端に設けられるヘッドパイプ(10)と、前輪(WF)を回転自在に軸支するフロントフォーク(15)を支持すると共に前記ヘッドパイプ(10)の上方に配置されるトップブリッジ(9)とを有し、前記第1メータ(40)および前記第2メータ(41)が、前記トップブリッジ(9)の下面に固定される単一の取り付けステー(39)によって支持されることで、前記第1メータ(40)の車幅方向右側に前記第2メータ(41)が配設されるので、取り付けステーの基部がトップブリッジの下面に隠されることで、メータの正面視で取り付けステーが外観されにくく、メータまわりの外観を向上させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両のメータ支持構造を適用した自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の一部拡大正面図である。 自動二輪車の一部拡大平面図である。 メータユニットの拡大正面図である。 メータユニットの車体取り付け状態を示す斜視図である。 取り付けステーによる第1メータおよび第2メータの支持構造を示す斜視図である。 取り付けステーによる第1メータおよび第2メータの支持構造を示す底面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両のメータ支持構造を適用した自動二輪車1の左側面図である。鞍乗型車両としての自動二輪車1の車体フレーム3は、ヘッドパイプ10から車体後方に延出して下方に湾曲する車幅方向中央のメインフレーム5を有する。ヘッドパイプ10の下方寄りの位置からは、左右一対のアンダフレーム16が車体下方に延出しており、アンダフレーム16の中間部とメインフレーム5との間には、左右一対の連結パイプ6が架け渡されている。
メインフレーム5の下端部には、スイングアーム23を揺動自在に軸支するピボット18が設けられた左右一対のピボットプレート19が連結されている。ヘッドパイプ10には、ステアリングステムが回転自在に軸支されており、ステアリングステムの上下には、左右一対のフロントフォーク15を支持するトップブリッジ9およびボトムブリッジ12が固定されている。トップブリッジ9には、操向ハンドル7およびメータユニット8が固定されている。ヘッドライト11は、ヘッドパイプ10の前方に配設されている。フロントフォーク15の下端部には、前輪WFが回転自在に軸支されており、フロントフォーク11の中間位置には、前輪WFの上方を覆うフロントフェンダ14が支持されている。
メインフレーム5の下方には、並列4気筒の4サイクルエンジンと変速機とを一体に構成したパワーユニットPが固定されている。ピボット18に揺動自在に軸支されるスイングアーム23は、リヤクッション30によって車体フレーム3に吊り下げられている。パワーユニットPの回転駆動力は、ドライブチェーン24を介して後輪WRに伝達される。スイングアーム23の上部には、ドライブチェーン24の上方を覆うチェーンカバー99が取り付けられている。パワーユニットPの背面側にはスロットルバルブおよび燃料噴射装置を含むスロットルボディ4が取り付けられており、パワーユニットPの燃焼ガスは、排気管17を介して車体後方のマフラに導かれる。パワーユニットPの前方には冷却器13が配設されており、冷却器13の上部にはホーン44が配設されている。
メインフレーム5の上部には、燃料タンク2が配設されている。燃料タンク2の後部には前席と後席とを一体に形成したシート31が配設されている。メインフレーム5の後部には、左右一対の上側リヤフレーム28および下側リヤフレーム29を含む後部フレームユニットFが取り付けられており、シート31は上側リヤフレーム28の上部に近接配置されている。左右の下側リヤフレーム29の間には、電動アクチュエータでブレーキ油圧を制御するABSモジュレータ27が配設されている。スロットルボディ4とABSモジュレータ27との間には、車幅方向に一対のサイドカバー98が配設されている。
ピボットプレート19の後部には、運転者が足を乗せるステップ20を支持するステッププレート21および同乗者用のピリオンステップ79を支持する支持フレーム78が固定されている。ピボットプレート19の下部には、サイドスタンド22が回動可能に軸支されている。シート31の後方には、テールライト25を支持するリヤフェンダ26が配設されている。
図2は、自動二輪車1の一部拡大正面図である。操向ハンドル7を構成するハンドルパイプ38の両側には、ハンドルスイッチ32,36が取り付けられている。ハンドルパイプ38の車幅方向右側には、前輪ブレーキレバー37が揺動操作可能に支持されており、車幅方向左側には、クラッチレバー35が揺動操作可能に支持されている。ハンドルスイッチ32,36の車幅方向内側には、油圧マスタシリンダのリザーバタンク33がそれぞれ配設されている。左右のリザーバタンク33の下方には、それぞれフラッシャライト34が配設されている。
大径の第1メータ40と小径の第2メータ41とを含むメータユニット8は、取り付けステー39によってトップブリッジ9に支持されている。ヘッドライト11は、ボトムブリッジ12の上部に固定されている。
図3は、自動二輪車1の一部拡大平面図である。燃料タンク2の上面の車幅方向中央には、給油キャップ68が取り付けられている。操向ハンドル7を構成するハンドルパイプ38は、トップブリッジ9の上面に取り付けられたハンドルホルダ45によって支持されている。メータユニット8の第1メータ40は、車幅方向中央よりわずかに左方にオフセットして配設されている。小径の第2メータ41は、第1メータ40の車幅方向右側の一部を隠すように、第1メータ40の手前側に重ねられて配設されている。
ブレーキレバー37およびクラッチレバー35の操作によって油圧を生じる油圧マスタシリンダは、同様の構造を有する左右対称形状とされており、レバーピボット71によって両レバー35,37を揺動自在に軸支する構成も共通とされる。レバーピボット71の前部には、ステー部材70を介してフラッシャライト34が取り付けられている。
図4は、メータユニット8の拡大正面図である。トップブリッジ9の車幅方向中央には、ステアリングステムの上端に締結されるステムナット46が配設されている。トップブリッジ9の左右端部には、フロントフォーク15の上端を支持するクランプ部48が設けられている。本実施形態に係るメータ支持構造では、第1メータ40と第2メータ41とを車幅方向でオーバーラップするように配設することで、2つのメータに表示される情報が車幅方向中央寄りに集約されることとなり、それぞれのメータの視認性を向上させることができる。また、2つのメータをオーバーラップさせることで、斬新な外観が得られると共に、正面視での2つのメータの占有面積を低減して鞍乗型車両のデザイン自由度を高めることを可能としている。
第1メータ40は、揺動式の指針81aで車速を示す速度計81と、揺動式の指針82aでエンジン回転数を示す回転計82とを有するアナログメータとされる。速度計81の目盛りは、第1メータ40の外枠に表示される。指針81aの揺動範囲には、上下方向に並んだ5つのインジケータ85〜89(例えば、ハイビーム作動灯、エンジン警告灯、ウインカ作動灯、油温警告灯およびABS警告灯)が設けられており、指針81aの揺動軸の上方には、イモビライザーの作動灯84が配設されている。また、回転計82の指針82aの揺動軸は、オーバーラップする第2メータ41によって隠される外枠80の近傍に設けられており、これにより、指針82aの先端側のみが第2メータ41の外周部分を移動するという斬新な視覚的効果を得ることができる。
第2メータ41は、液晶パネル等による画像表示91で複数の情報を切り替え表示可能としたデジタルメータとされる。第2メータ41には、油温計、燃料計、オドメータ、トリップメータ、時計、ギヤポジション、出力特性モード(例えば、R:レインモード、N:ノーマルモード、S:スポーツモード)を同時に表示することができるほか、切替スイッチの操作により燃費計を表示したり、ナビゲーションシステムによる道案内表示を行うことが可能とされる。特に、出力特性モードの表示は、走行中に運転者が注目したい情報であり、運転者に近い側の第2メータ41に表示されることで利便性を高めることができる。第2メータ41の外枠90には、油温計の上下限を示すCおよびHの文字、燃料計の上下限を示すEおよびFの文字が表示される。
図5は、メータユニット8の車体取り付け状態を示す斜視図である。第1メータ40および第2メータ41は、それぞれ所定の厚みを有する略円盤形状とされており、トップブリッジ9の下面に固定される単一の取り付けステー39に支持されることで、第2メータ41を車体上方側にして車幅方向にオーバーラップした配置構成が実現する。第1メータ40の表示面はトップブリッジ9の上面と略同じ高さとされ、第2メータ41の表示面は、ハンドルパイプ38の下端面と略同じ高さに設定される。
図6は、取り付けステー39による第1メータ40および第2メータ41の支持構造を示す斜視図である。また、図7は同底面図である。取り付けステー39は、アルミ等の金属や合成樹脂等からなる板状の一体成形部品とされ、第1メータ40の下面形状に合わせて曲線部を有して形成された本体部39aと、本体部39aの両端部から車体後方に延びる延出部39cと、車幅方向右側の延出部から車体上方に延びる第2延出部39eとを有する。
本体部39aの前端部には、左右一対の第1メータ取り付けボス39bが形成されており、左右の延出部39cの後端部には、それぞれ、取り付けステー39をトップブリッジ9の下面側に支持するためのトップブリッジ取り付けボス39dが形成されている。
第2延出部39eの上端部には、第2メータ取り付けボス39fが設けられており、取り付けられた第2メータ41の底面と、第1メータ40の上面との間には若干の隙間が形成される。トップブリッジ9と取り付けステー39の間の締結や、取り付けステー39と両メータ40,41の間の締結には、ラバー部材による防振構造を適用することができる。
取り付けステー39の本体部39aおよび延出部39cは、第1メータ40がステアリングステムの支持部69の中心を通る車体中心線Cより少し車幅方向左側にオフセットして配置されるように左右非対称形状とされている。これにより、第1メータ40の右側に第2メータ41をオーバーラップさせて配置しながら、両メータによる表示情報を車体中央に集約させて視認性を高めることを可能としている。なお、第1メータ40または第2メータ41のいずれかを車体中心に配設してもよい。
また、図2に示したように、車体正面視において、取り付けステー39の大部分はヘッドライト11で隠れるように構成され、さらに、第2メータ41を支持する第2延出部39eが車体前後方向に指向する板状部材であることから、取り付けステー39が外観に与える影響が抑えられている。
上記したように、本発明に係る鞍乗型車両のメータ支持構造によれば、第1メータ40の車幅方向寸法が第2メータ41の車幅方向寸法より大きく、第2メータ41が第1メータ40より車体上方側に位置するように、第1メータ40および第2メータ41を車幅方向で互いにオーバーラップするように配設したので、2つのメータに表示される情報が車幅方向中央寄りに集約されることとなり、それぞれのメータの視認性を向上させることができる。また、第2メータが第1メータに隠れることなく全体を外観できるため、第2メータの視認性をより高めることが可能となる。
なお、自動二輪車の形態、トップブリッジやヘッドライトの形状や構造、第1メータおおび第2メータの形状や構造、取り付けステーの形状や構造、第1メータおよび第2メータの表示情報、第2メータの出力特性モードの表示態様等は、上記実施形態に限られず種々の変更が可能である。例えば、第1メータおよび第2メータの外径は、円形に限られず楕円形状や多角形状であってもよい。本発明に係る鞍乗型車両のメータ支持構造は、自動二輪車に限られず、三輪車や四輪車等の鞍乗型車両に適用することが可能である。
1…自動二輪車(鞍乗型車両)、3…車体フレーム、9…トップブリッジ、10…ヘッドパイプ、11…ヘッドライト、15…フロントフォーク、39…取り付けステー、40…第1メータ、41…第2メータ、81…速度計、82…エンジン回転計、81a,82a…指針、91…画像表示、WF…前輪

Claims (7)

  1. 第1メータ(40)および第2メータ(41)を鞍乗型車両(1)の車体前部に支持するようにした鞍乗型車両のメータ支持構造において、
    前記第1メータ(40)の車幅方向寸法が、前記第2メータ(41)の車幅方向寸法より大きく、
    前記第1メータ(40)および前記第2メータ(41)が、車幅方向で互いにオーバーラップするように配設されていることを特徴とする鞍乗型車両のメータ支持構造。
  2. 前記第2メータ(41)が、前記第1メータ(40)より車体上方側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両のメータ支持構造。
  3. 前記第1メータ(40)および前記第2メータ(41)は、一方が揺動式の指針(81a,82a)を有するアナログメータで構成されると共に、他方が画像表示(91)によるデジタルメータで構成されることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両のメータ支持構造。
  4. 前記第1メータ(40)が前記アナログメータで構成されると共に、前記第2メータ(41)が前記デジタルメータで構成されており、
    前記第2メータ(41)の画像表示(91)は、前記鞍乗型車両(1)のパワーユニット(P)の出力特性モードの表示を含むことを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両のメータ支持構造。
  5. 前記第1メータ(40)に、前記指針(82a)によるエンジン回転計(82)が設けられており、
    前記指針(82a)の揺動軸部分が、前記第2メータ(41)によって隠されることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両のメータ支持構造。
  6. 前記第1メータ(40)および前記第2メータ(41)が、それぞれ所定の厚みを有する略円盤形状とされていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の鞍乗型車両のメータ支持構造。
  7. 前記鞍乗型車両(1)が、車体フレーム(3)の前端に設けられるヘッドパイプ(10)と、前輪(WF)を回転自在に軸支するフロントフォーク(15)を支持すると共に前記ヘッドパイプ(10)の上方に配置されるトップブリッジ(9)とを有し、
    前記第1メータ(40)および前記第2メータ(41)が、前記トップブリッジ(9)の下面に固定される単一の取り付けステー(39)によって支持されることで、前記第1メータ(40)の車幅方向右側に前記第2メータ(41)が配設されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の鞍乗型車両のメータ支持構造。
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