JP7128787B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
従来、表示手段を備え、この表示手段によって表示される複数の機能を備え、これらの機能を選択する選択操作部(161)と機能の変更を行う変更操作部(162,163)とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000-272376号公報
特許文献1では、機能の選択操作と変更操作とが別々の手段で行われるが、より効率的に操作可能であることが望まれる。
本発明の目的は、機能の選択操作と変更操作とをより効率的に行える表示手段を備えた鞍乗り型車両を提供することにある。
機能を表示する表示手段(53)と、設定の変更が可能な複数の機能とを備える車両であって、各機能の設定を変更操作する操作部(67)を備える鞍乗り型車両において、
前記表示手段(53)は、機能選択及び機能のパラメータを設定変更するセッティング画面(GA03)を備え、前記セッティング画面(GA03)はメンテナンスのセッティング画面(GA17)を含み、前記メンテナンスのパラメータのセッティング画面(GA18)に遷移させる第二操作部(68)を備え、前記操作部(67)を前記第一の所定時間押すことで、前記メンテナンスのセッティング画面(GA17)に表示されたメンテナンス項目を選択可能とし、前記メンテナンス項目が選択された状態で、前記第二操作部(68)を前記第一の所定時間押すことで、前記メンテナンスのパラメータのセッティング画面(GA18)に遷移させて、前記操作部(67)を第の所定時間押すことで、前記メンテナンスのパラメータのセッティング画面(GA18)に表示された複数の機能の切り替えを可能とし、前記操作部(67)を前記第一の所定時間押すことで、切り替えた機能のパラメータの変更を可能とする、ことを特徴とする。
上記構成において、前記操作部(67)は、第一スイッチ(65)及び第二スイッチ(66)の二つのスイッチからなり、前記第一スイッチ(65)は一方向、前記第二スイッチ(66)は他方向へパラメータの数値を増加又は減少可能であっても良い。
また、上記構成において、前記操作部(67)は、操舵輪(2)を転舵するハンドル(21)に設けられるスイッチボックス(55)に配置され、前記第一スイッチ(65)と前記第二スイッチ(66)とは、上下に並べられて配置され、前記第一スイッチ(65)は、パラメータを増加させ、前記第二スイッチ(66)は、パラメータを減少させるようにしても良い。
また、上記構成において、前記表示手段(53)は、液晶からなるメーター(53)であり、機能を表示する機能表示部(114)と車両情報を表示する車両情報表示部(112)とを備えるようにしても良い。
また、上記構成において、前記車両情報表示部(112)は、複数の車両情報の所定数を表示可能であり、前記スイッチボックス(55)に設けられる第二操作部(68)を前記第一の所定時間押すことで前記車両情報表示部(112)に表示される前記車両情報の切り替えが可能であっても良い。
また、上記構成において、前記第二操作部(68)を前記第二の所定時間押すことで、前記表示手段(53)の基本画面(GA01,GA02)を項目の設定変更が可能なセッティング画面(GA03)に遷移させることが可能であり、前記セッティング画面(GA03)にて、前記基本画面(GA01,GA02)で表示される項目以外の項目の設定変更が可能であっても良い。
鞍乗り型車両は、操作部を第一の所定時間押すことで、表示手段に表示される機能のパラメータの変更を可能とし、第二の所定時間押すことで表示手段に表示される機能の切り替えを可能とするので、操作部を押す時間を異ならせて機能の切り替えとパラメータの変更を可能とすることで、操作部をコンパクトに構成して効率的な操作を行うことができる。
上記構成において、操作部は、第一スイッチ及び第二スイッチの二つのスイッチからなり、第一スイッチは一方向、第二スイッチは他方向へパラメータの数値を増加又は減少可能であるので、それぞれパラメータの数値を増加又は減少の方向を決めた二つのスイッチにより、パラメータの変更操作が容易にできる。
また、上記構成において、操作部は、操舵輪を転舵するハンドルに設けられるスイッチボックスに配置され、第一スイッチと第二スイッチとは、上下に並べられて配置され、第一スイッチは、パラメータを増加させ、第二スイッチは、パラメータを減少させるので、パラメータを、上下に配置された第一スイッチ及び第二スイッチで増減させる操作であるため、操作性が良い。
また、上記構成において、表示手段は、液晶からなるメーターであり、機能を表示する機能表示部と車両情報を表示する車両情報表示部とを備えるので、機能表示部と車両情報表示部とを設けることで、機能及び車両情報のそれぞれを把握しやすくできる。
また、上記構成において、車両情報表示部は、複数の車両情報の所定数を表示可能であり、スイッチボックスに設けられる第二操作部を第一の所定時間押すことで車両情報表示部に表示される車両情報の切り替えが可能であるので、複数の車両情報を所定数ずつ表示し、第二操作部で表示される車両情報を切り替えることで、複数の車両情報を容易に且つ迅速に確認できる。
また、上記構成において、第二操作部を第二の所定時間押すことで、表示手段の基本画面を項目の設定変更が可能なセッティング画面に遷移させることが可能であり、セッティング画面にて、基本画面で表示される項目以外の項目の設定変更が可能であるので、項目の設定自由度を増すことができ、使い勝手を向上できる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車を示す左側面図である。 メーターを示す正面図である。 スイッチボックスを示す正面図である。 メーターの表示画面に表示されたメーター表示画面を示す図である。 車両情報表示部の最終ページが表示されたメーター表示画面を示す図である。 メーター表示画面で左長押しして遷移するセッティング画面を示す図である。 FUNCTIONの第2設定項目でABS MODEを選択した状態のセッティング画面を示す図である。 ライディングモード画面を示す図である。 セッティング画面で第1設定項目部をFUNCTIONから一つ下げてDISPLAY CUSTOMIZEを選択したセッティング画面を示す図である。 第1設定項目部でDISPLAYを選択し、第2設定項目部でDISPLAY CUSTOMIZEを選択して右短押しして遷移したディスプレイカスタマイズ画面を示す図である。 ディスプレイカスタマイズにおけるディスプレイタイプのセッティング画面を示す図である。 プラクティスタイプのメーター表示画面を示す図である。 ディスプレイカスタマイズにおける名称入力のセッティング画面を示す図である。 第1設定項目部でDISPLAY CUSTOMIZE以外のDISPLAYの第2設定項目の紹介であり、ディスプレイにおけるブライトネスのセッティング画面を示す図である。 第1設定項目部でGENERAL、第2設定項目部でLAP DATAを選択したラップデータのセッティング画面を示す図である。 第2設定項目部でLAP DATAが選択された状態で第2操作部を右に短押しすることで遷移するラップデータ画面を示す図である。 第1設定項目部でGENERAL、第2設定項目部でLANGAGEを選択した状態の表示言語のセッティング画面を示す図である。 第1設定項目部でSERVICEを選択し、第2設定項目部でMAINTENANCEを選択したメンテナンスのセッティング画面を示す図である。 第1設定項目部でSERVICEを選択し、第2設定項目部でMAINTENANCEを選択した状態で、第二操作部を右に短押しすることで遷移したメンテナンスのセッティング画面を示す図である。 自動二輪車に備える制御装置を示すシステム図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の実施形態に係る自動二輪車1を示す左側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム10にパワーユニットとしてのエンジン11が支持され、前輪2を支持するフロントフォーク12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部に設けられる車両である。
自動二輪車1は、乗員がシート14に跨るようにして着座する鞍乗り型車両であり、シート14は、車体フレーム10の後部の上方に設けられる。
車体フレーム10は、その前端に設けられるヘッドパイプ15と、ヘッドパイプ15から後下方に延びる左右一対のメインフレーム16と、メインフレーム16の後端から下方に延びる左右一対のピボットフレーム17と、ピボットフレーム17の上部から後上方に延びる左右一対のシートフレーム18とを備える。
また、車体フレーム10は、左右のピボットフレーム17の下端部を車幅方向に繋ぐクロスメンバ(不図示)を備える。
メインフレーム16は、その前部から下方に延びてエンジン11を支持するエンジンハンガー部(不図示)を備える。
フロントフォーク12は、ヘッドパイプ15によって左右に操舵自在に軸支される。フロントフォーク12の上端部には、操舵ハンドル21が設けられる。操舵ハンドル21は、一方の端部に、スロットル開度を調整する回動可能なスロットルグリップ(不図示)を備える。
前輪2は、フロントフォーク12の下端部に設けられる車軸2aに軸支される。
スイングアーム13は、左右のピボットフレーム17に支持されるピボット軸22に軸支される。ピボット軸22は、車幅方向に水平に延びる。スイングアーム13は、前端部をピボット軸22に軸支され、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪3は、スイングアーム13の後端部に設けられる車軸3aに軸支される。
エンジン11は、メインフレーム16の下方でピボットフレーム17の前方に配置され、車体フレーム10に固定される。
エンジン11は、車幅方向(左右方向)に水平に延びるクランク軸27を支持するクランクケース28と、クランクケース28の前部から前上方に延びるシリンダー部29とを備える。シリンダー部29には、シリンダー部29内を往復運動するピストン(不図示)が収容される。シリンダー部29のシリンダー軸線29aは鉛直に対し前傾する。
クランクケース28の後部は、変速機(不図示)を収納する変速機ケース部である。エンジン11の出力は、上記変速機の出力軸と後輪3とを接続する駆動チェーン30を介し、後輪3に伝達される。
エアクリーナーボックス31は、シリンダー部29の後上方に配置される。エアクリーナーボックス31は、スロットルボディ(不図示)を介し、シリンダー部29の後面の吸気ポートに接続される。
エンジン11の排気管32は、シリンダー部29の前面の排気ポートから下方に引き出され、エンジン11の下方を通って後方に延びる。排気管32の後端は、後輪3の側方に配置されるマフラー33に接続される。
燃料タンク35は、メインフレーム16の上方で、シート14とエアクリーナーボックス31との間に配置される。
エンジン11の冷却水が通るラジエーター36は、エンジン11の前方に配置される。
自動二輪車1は、車体フレーム10及びエンジン11等の車体を覆う車体カバーとして、フロントフォーク12の上部及びヘッドパイプ15を前方から覆うフロントカウル40と、車体の前部を側方から覆うサイドカウル41と、エンジン11を下方から覆うアンダーカウル42と、エアクリーナーボックス31及び燃料タンク35の一部を覆うタンクカウル43と、車体の後部を覆うリアカウル44とを備える。
前輪2を上方から覆うフロントフェンダー45は、フロントフォーク12に取付けられる。後輪3の前部を上方から覆うインナーフェンダー46は、スイングアーム13に取付けられる。後輪3の後部を上方から覆うリアフェンダー47は、シートフレーム18の後端部から後下方に延びる。
シート14の乗員が足を置くステップ48は、ピボットフレーム17に支持され、ピボットフレーム17の後方に配置される。
ヘッドライト49は、フロントカウル40の前端部に設けられる。
フロントカウル40には、左右の側部に設けられた左右一対のサイドミラー51と、上部中央部に設けられたウインドスクリーン52とが取付けられている。ウインドスクリーン52は、その下方に配置されたメーター53を上方から覆っている。
図2は、メーター53を示す正面図である。
メーター53は、各種情報を表示する表示画面53aと、表示画面53aの周囲に設けられたインジケーター配置部53bとを備える。
表示画面53aは、横長の矩形を成している。インジケーター配置部53bは、上方及び左右側方にそれぞれ設けられた上配置部53c、左配置部53d、右配置部53eからなり、車両各部の作動状態を点灯又は点滅にて表示する。
表示画面53aには、メーター53の通常表示を含むメーター表示画面(例えば、メーター表示画面GA01)と、車両及びエンジンの機能、表示画面53aの表示内容、一般項目、メンテナンスなどの設定を行うセッティング画面(例えば、セッティング画面GA03)が、切り替えて表示される。
メーター表示画面は、車両の速度を表示する車両速度表示部やエンジン回転数を表示するエンジン回転数表示部、機能表示部、車両情報表示部などから構成される。
上記した機能表示部には、エンジンや車両の機能(性能)であるエンジン出力、トラクション、ウィリー、エンジンブレーキ、サスペンション減衰力、ABSなどの設定情報が表示される。これらの設定内容は、スイッチボックス55(図3参照)の操作部により変更することが可能である。詳しくは、操作部を短押し(第一の所定時間)することで、上記した機能のパラメータを変更でき、また、操作部を長押し(第二の所定時間)することで機能を切り替えることができる。
また、上記した車両情報表示部には、上記機能表示部で設定変更された内容が表示されている。
図3は、スイッチボックス55を示す正面図である。
スイッチボックス55は、操舵ハンドル21(図1参照)に設けられ、容器状のスイッチケース56を備える。スイッチケース56には、それぞれ押圧可能又はスライド可能に取付けられたメーター操作スイッチ57、走行モードスイッチ58、ホーンスイッチ61、ウインカースイッチ62、ハザードスイッチ63、ディマースイッチ64を備える。
メーター操作スイッチ57は、メーター53(図2参照)の表示を切り替えるとともにメーター53に表示された各種機能を設定変更することが可能である。メーター操作スイッチ57は、上下一対の上スイッチ65及び下スイッチ66からなる第一操作部(操作部)67と、上スイッチ65及び下スイッチ66のそれぞれの間に配置された左右に操作可能なスイッチである第2操作部68とから構成される。
上スイッチ65は、正面視略台形状で、下端部がスイッチケース56に揺動可能に支持され、上端部側を押圧可能である。下スイッチ66は、正面視略逆台形状で、上端部がスイッチケース56に揺動可能に支持され、下端部側を押圧可能である。
セッティング画面において、上スイッチ65は、1回だけ短押し(第一の所定時間)することにより画面上で選択位置を上方向に一つ変更でき、下スイッチ66は、1回だけ短押しすることにより画面上で選択位置を下方向に変更できる。選択位置を二つ以上変更する場合は、その数だけ短押しを繰り返す。
第2操作部68は、スイッチケース56に車幅方向両側方にスライド可能に支持され、左端を1回だけ短押しすることにより画面上で選択位置を左方向に一つ変更でき、右端を1回だけ短押しすることにより画面上で選択位置を右方向に一つ変更できる。選択位置を二つ以上変更する場合は、その数だけ短押しを繰り返す。
ここで、「短押し(第一の所定時間)」とは、上スイッチ65、下スイッチ66、第2操作部68を押してすぐ(第一の所定時間:第二の所定時間未満)に離す操作をいう。また、後述する「長押し(第二の所定時間)」とは、上スイッチ65、下スイッチ66、第2操作部68を所定時間(第二の所定時間:第一の所定時間よりも長い)押して離す操作で、「短押し」よりも長い時間押す操作をいう。なお、所定の画面において、上スイッチ65、下スイッチ66、第2操作部68を押し続ける(離さない)と、早送りとなる。
走行モードスイッチ58は、運転者の好みに設定された複数の機能を有する走行モードを複数の中から選択可能なスイッチである。ホーンスイッチ61は、ホーンを鳴らすスイッチである。ウインカースイッチ62は、左右中央から左又は右に操作することで、左又は右のウインカー(不図示)を点滅させるスイッチである。ハザードスイッチ63は、非常時等にウインカーなどの灯火器を点滅させるスイッチである。ディマースイッチ64は、ヘッドライト49(図1参照)のロービームとハイビームとを切り替えるスイッチであり、ヘッドライト49のパッシングスイッチも兼ねる。また、ディマースイッチ64は、ラップタイムを計測する際にも操作される。(後述するディスプレイカスタマイズで「LAP」をONにすると、ラップタイムスイッチとして機能する。)
図4は、メーター53の表示画面53aに表示されたメーター表示画面GA01を示す図である。
メーター表示画面GA01は、車両に備えるメインスイッチ(不図示)をオンに操作したときに、オープニングアニメーション(不図示)を介して表示される基本画面である。
メーター表示画面GA01は、車速表示部101、エンジン回転数表示部102、変速ギアポジション表示部103、時刻表示部104、ハイビームインジケーター106、ETCインジケーター107、エンジン冷却水温表示部108、警告等表示部111、車両情報表示部112、走行モード表示部113、機能表示部114、ポップアップ表示部115、ABSモード表示部116を備える。
なお、このメーター表示画面GA01に描かれた記号で、「〈」は第2操作部68(図3参照)を左短押し(左側を短押し)、「〉」は第2操作部68を右短押し(右側を短押し)、「《」は第2操作部68を左長押し(左側を長押し)、「》」は第2操作部68を右長押し(右側を長押し)を示している。
また、上記した「〈」、「《」をそれぞれ90°回転させて尖った方を上に向けた記号は、上スイッチ65(図3参照)の短押し、長押しを示し、「〈」、「《」をそれぞれ90°回転させて尖った方を下に向けた記号は、下スイッチ66(図3参照)の短押し、長押しを示している。
車速表示部101は、車速を示す数値がメーター表示画面GA01の中央部に他の表示部よりも大きく配置されている。エンジン回転数表示部102は、エンジン回転数に応じて長さが増減する帯状部102aと、帯状部102aに沿ってエンジン回転数を示す数値及び点が描かれた数値等配置部102bとからなる。変速ギアポジション表示部103は、着色された着色部の中に変速ギアポジションの段数を示す数値が白抜きで描かれている。
時刻表示部104は、表示画面53aの上部の左隅部に配置されている。ハイビームインジケーター106は、ヘッドライトのハイビームが点灯しているときに表示される。ETCインジケーター107は、ETC(Electronic Toll Collection System)を使用しているときに表示される。エンジン冷却水温表示部108は、エンジン11(図1参照)の冷却水温を表示する。
警告等表示部111は、警告や注意喚起を表示する部分であり、ステアリングダンパーインジケーター122、エンジン油圧インジケーター123、エンジン冷却水温インジケーター124、燃料残量・走行可能距離表示部126を備える。
ステアリングダンパーインジケーター122は、車体フレーム10(図1参照)側と操舵ハンドル21(図1参照)側との間に配置されたステアリングダンパー(不図示)の作動異常を表示する。エンジン油圧インジケーター123は、エンジン11(図1参照)の潤滑油圧異常を表示する。エンジン冷却水温インジケーター124は、エンジン冷却水温の異常を表示する。燃料残量・走行可能距離表示部126は、燃料タンク35(図1参照)内の燃料残量と、その燃料残量での車両の走行可能距離とを表示する。
車両情報表示部112には、複数の車両情報のうちの全走行距離131、平均車速132、スロットルグリップ回動角度133、バッテリ電圧134が表示されている。
他の車両情報については、次ページ以降のページに表示される。ここでは、一度に車両情報表示部112に表示できる表示数を4つに設定しているが、表示数を2つにしたり、表示しないようにしたり設定することもできる。
車両情報表示部112において、各ページに進めるには、第2操作部68(図3参照)を1回ずつ右短押しする。
走行モード表示部113は、選択されているお気に入りの走行モードのモード番号を表示する。
機能表示部114は、選択されている走行モードの機能のパラメータ一つを表示する。
この機能表示部114において、例えば、機能のうちのS(サスペンション減衰力調整)のパラメーター(A1~A3)を切り替えるには、上スイッチ65又は下スイッチ66を短押しする。また、S(サスペンション減衰力調整)から他の機能に切り替えるには、上スイッチ65又は下スイッチ66を長押しする。なお、本操作は走行中にも変更可能である。
ポップアップ表示部115は、サスペンションの初期化や警告、サイドスタンドの警告、メンテナンス時期(定期点検、オイル交換)等が、車両に備えるECUからの指令により必要となった場合にのみ優先度の高いものから表示する。
ABSモード表示部116は、ABSモードで設定されたモード(ABS1又はABS2)を表示する。
例えば、このメーター表示画面GA01から機能選択及び機能のパラメータを設定変更するセッティング画面GA03(図6参照)に移るには、車両情報表示部112の左端上部に「《SETTING」と記載されているように、第2操作部68を左長押しする。また、車両情報表示部112の各数値をリセットするには、車両情報表示部112の右端上部に「RESET》」と記載されているように、第2操作部68を右長押しする。
図5は、車両情報表示部112の最終ページ112Lが表示されたメーター表示画面GA02を示す図である。
メーター表示画面GA02の最終ページ112Lには、調整可能な機能と、介入度合いを表すパラメータ(数値又はモード)が記載されている。
メーター53(図2参照)によって調整可能な機能とは、P(エンジン出力調整)、T(エンジントルク調整)、W(ウィリー角度調整)、EB(エンジンブレーキ調整)、S(サスペンション減衰力調整)、ABS(ABSモード調整)、QS(クイックシフター調整)等である。
QS(クイックシフター調整)とは、クラッチを切らないで変速操作を行う場合に、変速時の操作感を、シフトアップするときとシフトダウンするときとで、それぞれソフト、ミディアム、ハードのいずれかに調整する機能である。また、上下でクイックシフトを不可とする設定もできる。
上記した各機能を表す文字の下方には、それぞれ介入度合いを表す整数値(ABS以外)又はモード(ABS)が記載されている。ここに表示された各パラメータは、既に設定されているものである。
この最終ページ112Lの状態で第2操作部68(図3参照)を左短押しすれば、車両情報表示部112の前ページに切り替わり、この最終ページ112Lの状態で第2操作部68を右短押しすれば、車両情報表示部112の先頭ページに切り替わる。
図6は、メーター表示画面で左長押しして遷移するセッティング画面GA03を示す図である。本操作は、所定車両速度以下で許容される。
セッティング画面GA03は、左端に配置された第1設定項目部03aと、中間部に配置された第2設定項目部03bと、右端に配置された第3設定項目部03cとを備える。
第1設定項目部03aは、複数の大分類の設定項目が縦に並べられて列を成している。第2設定項目部03bは、複数の中分類の設定項目が縦に並べられて列を成している。第3設定項目部03cには、ライディングモード画面GA05(図8参照)があることを知らせるマークが記載されている。
第1設定項目部03aは、大分類として、機能上の設定に関する「FUNCTION」と、画面の設定に関する「DISPLAY」と、表示する言語等の一般項目に関する「GENERAL」と、メンテナンス等のサービスに関する「SERVICE」とを備える。
第2設定項目部03bは、例えば、大分類の設定項目が「FUNCTION」では、モード1~モード3の設定が行える「RIDING MODE」、サスペンションの設定に関する「SUSPENTION」、クイックシフターの設定に関する「QUICK SHIFTER」、ステアリングダンパーの設定に関する「STEERING DAMPER」、ABSモードに関する「ABS MODE」、レブインジケーターに関する「REV INDICATER」等を備える。
第1設定項目部03aにおいて、例えば「FUNCTION」を選択すれば、第2設定項目部03bでは、一番上の「RIDING MODE」が自動的に選択される。この状態から下スイッチ66(図3参照)を1回短押しすれば、第2設定項目部03bでの選択位置を一項目だけ下方に移動できるから、希望する選択位置までは必要回数だけ下スイッチ66を短押しすれば良い。
また、第2設定項目部03bでの選択位置を下方に移動した後に、上スイッチ65(図3参照)を1回短押しすれば、第2設定項目部03bでの選択位置を一項目だけ上方に移動できるから、希望する選択位置までは必要回数だけ上スイッチ65を短押しすれば良い。
また、第2設定項目部03bで中分類の設定項目を選択した後に、第1設定項目部03aにおいて再度大分類の設定項目を別のものに選択し直す場合は、第2操作部68(図3参照)を1回左短押しする。
また、第2設定項目部03bで中分類の設定項目を選択した後に、第3設定項目部03cにおいて選択する場合は、第2操作部68(図3参照)を1回右短押しする。
更に、セッティング画面GA03を表示した状態で、第2操作部68(図3参照)を左長押しすれば、一つ前の画面に戻る。
セッティング画面GA03において、左上部には時刻表示部104が配置され、右上部には車速表示部105が配置されている。時刻表示部104及び車速表示部105は、他のセッティング画面でも表示される。
上記したように、第1設定項目部03aにおいて、「FUNCTION」を選択したときに第2設定項目部03bでは、一番上の「RIDING MODE」が自動的に選択される。
RIDING MODEは、複数の機能の組み合わせを、運転者の好みによって複数(ここでは、3つ)設定することができる中分類の設定項目である。
具体的には、図8に示すライディングモード画面GA05のモード表示部05aに表示されている。詳細説明は、図8で説明する。
図6に示したセッティング画面GA03から下スイッチ66(図3参照)を必要回数短押しすることで、「FUNCTION」の第2設定項目部03bの中分類のいずれかの設定項目が選択可能となる。
図7は、FUNCTIONの第2設定項目でABS MODEを選択した状態のセッティング画面GA04を示す図であり、FUNCTIONのRIDING MODE以外の設定変更を紹介する。
セッティング画面GA04では、第1設定項目部03aで「FUNCTION」が選択され、第2設定項目部03bで「ABS MODE」が選択されている。
「ABS MODE」に対応して、第3設定項目部03cでは、トラック走行に適した「ABS1(TRACK)」及びスポーツ走行に適した「ABS2(SPORT)」のうち、「ABS2(SPORT)」が選択されている。
このように、小分類の設定項目を簡単に設定できるものについては、別画面とせずに同じセッティング画面GA04で小分類の設定項目を設定変更できる。
図8は、ライディングモード画面GA05を示す図である。
ライディングモード画面GA05は、下部に配置されたモード表示部05aと、モード表示部05aの上方に横並びに配置された機能名表示部05b及び機能イメージ表示部05cとを備える。
モード表示部05aは、モードの番号順に上から下へ並べられて配置されたモード1表示部05a1、モード2表示部05a2、モード3表示部05a3からなる。各モードには、それぞれ各機能(P、T、W、EB、S)のパラメータが左から右へ順に並べられて描かれている。
各モードの各機能は、運転者の好みにより任意に設定されている。
ライディングモード画面GA05を表示させた直後は、各モードのいずれか一つ(通常は、一番上側のモード(モード1))が選択され、また、各機能のいずれか一つ(通常は、一番左側の機能(P))が各モードで選択されている。
機能名表示部05bは、モード表示部05aで選択された機能の略称(ここでは、「P」)を正式名称でアルファベット表示する(ここでは、「POWER」を表示している。)。
機能イメージ表示部05cは、横軸が機能のパラメータ(数値)、縦軸が介入度合いに応じた高さで示されるグラフ状に描かれている。
機能がP(POWER)である場合は、パラメータが5から1まで減少するにつれて、機能(エンジン出力調整)の程度は増加する。即ち、エンジン出力は、5が最低、1が最高である。このような機能イメージ表示部05cを設けることで、パラメータを設定しやすくなる。
モード1表示部05a1、モード2表示部05a2及びモード3表示部05a3で、パラメータを変更する場合は、上スイッチ65(図3参照)を1回短押しすれば、パラメータの数値が一つ増え、下スイッチ66(図3参照)を1回短押しすれば、パラメータの数値が一つ減る。
また、モード1表示部05a1、モード2表示部05a2及びモード3表示部05a3で機能を変更するには、第二操作部68を短押しする。
詳しくは、第二操作部68を1回ずつ右短押しすれば、選択位置は、P→T→W→EB→S→P→・・というように右方向に機能を一つずつ移動でき、第二操作部68を1回ずつ左短押しすれば、選択位置は、P←T←W←EB←S←P←・・というように左方向に一つずつ移動できる。
また、設定するモードを変更するには、モード位置を選択した状態で上スイッチ65又は下スイッチ66を短押しすれば、モードを切り替えることができる。なお、モード1表示部05a1のPを選択している場合には、第二操作部68を左短押しすることで、モードを選択でき、上スイッチ65又は下スイッチ66を短押しすることでモードを切り替えることができる。
このように、ライディングモード画面GA05では、第一操作部67及び第二操作部68を単純に上下左右の短押しをするだけで、モード及び機能の変更が可能になり、操作性が良い。
このライディングモード画面GA05からセッティング画面GA03(図6参照)に戻る場合は、第2操作部68を左長押し、このライディングモード画面GA05の他に他の別画面が有る場合は、第2操作部68を右長押しする。
図9は、セッティング画面で第1設定項目部03aをFUNCTIONから一つ下げてDISPLAY CUSTOMIZEを選択したセッティング画面GA06を示す図、図10は、第1設定項目部03aでDISPLAYを選択し、第2設定項目部03bでDISPLAY CUSTOMIZEを選択して右短押しして遷移したディスプレイカスタマイズ画面GA07を示す図である。
図9に示すように、第1設定項目部03aで「DISPLY」が選択され、第2設定項目部03bで「DISPLY CUSTOMIZE」が選択されている。
第3設定項目部03aには、「DISPLY CUSTOMIZE」のディスプレイカスタマイズ画面GA07(図10参照)があることを知らせるマークが記載されている。
セッティング画面GA06の第2設定項目部03bには、全ての中分類項目が表示されているので、この状態で、第二操作部68(図3参照)を右短押しすれば、次のディスプレイカスタマイズ画面GA07(図10参照))に切り替わる。
図10に示すように、ディスプレイカスタマイズ画面GA07では、運転者のお気に入りのメーター表示画面を複数(ここでは、3つ)設定することができる。
ディスプレイカスタマイズ画面GA07は、左側に配置されたメーター表示画面表示部07aと、メーター表示画面表示部07aの右側に配置された編集部07bとを備える。
メーター表示画面表示部07aは、複数のメーター表示画面配置部(第1メーター表示画面配置部07a1、第2メーター表示画面配置部07a2、第3メーター表示画面配置部07a3)が縦に並べて配置されている。
各メーター表示画面配置部は、メーター表示画面列07c、通し番号列07d、メーター表示画面情報列07eを備える。
第1メーター表示画面配置部07a1は、メーター表示画面列07cにメーター表示画面GA08が配置され、通し番号列07dには「01」が記載され、メーター表示画面情報列07eには、メーター表示画面GA08の名称・作成日が記載されている。メーター表示画面GA08は、車速、ギアポジションの表示がいずれも数値で他の各種数値よりも大きく描かれ、エンジン回転数を表示しないNO REVタイプである。
第2メーター表示画面配置部07a2は、メーター表示画面列07cにメーター表示画面GA09が配置され、通し番号列07dには「02」が記載され、メーター表示画面情報列07eには、メーター表示画面GA09の名称・作成日が記載されている。メーター表示画面GA09は、車速が数値で大きく表示され、エンジン回転数の表示がアナログ式メーターのように描かれ、他の各種数値は小さく描かれるANALOGタイプである。
第3メーター表示画面配置部07a3は、メーター表示画面列07cにメーター表示画面GA01が配置され、通し番号列07dには「03」が記載され、メーター表示画面情報列07eには、メーター表示画面GA01の名称・作成日の入力欄が設けられているが、名称、作成日は記載されていない。なお、メーター表示タイプは、メーター表示画面GA01のDIGITALタイプ、メーター表示画面GA08のNO REVタイプ、メーター表示画面GA09のANALOGタイプの他に、BARタイプ(エンジン回転数表示部に横バーが表示される)、PRACTICEタイプ(車両のバンク角、加減速等が表示される。以降詳述する。)を備える。このように、ユーザーの好みに合わせてメーター表示を変更可能である。
上記した第1メーター表示画面配置部07a1、第2メーター表示画面配置部07a2、第3メーター表示画面配置部07a3は、上スイッチ65(図3参照)又は下スイッチ66(図3参照)を短押しすることでいずれかを選択できる。
図11は、ディスプレイカスタマイズにおけるディスプレイタイプのセッティング画面GA10を示す図である。
図10において、ディスプレイカスタマイズ画面GA07の編集部07bを第2操作部68(図3参照)の右短押しにより選択すると、図11に示すように、ディスプレイのセッティング画面GA10が表示される。
セッティング画面GA10は、選択済の第1メーター表示画面配置部07a1(図10参照)における編集画面であり、左から順に、「DISPLAY CUSTOMIZE」に関する大分類項目部10a、小分類項目部10b、編集メーター表示画面10cが配置されている。
大分類項目部10aは、選択項目として表示形式である「DISPLAY TYPE」、エンジン回転数表示部の形式である「REV TYPE」、ラップタイムの表示をオンオフする「LAP」、種々の情報に関する「INFO」が縦に並べられて配置されている。
上記した「REV TYPE」では、小分類項目部10bの項目として、図示していないが、エンジン回転数が直線的に変化する「リニア」、エンジン回転数が高いほど表示が速く変化する「プログレッシブ」、エンジン回転数が5000rpm以上になったら表示する「5000以上」が選択できる。
小分類項目部10bは、選択項目として、車速表示部及びエンジン回転数表示部の形式である「DIGITAL」、「ANALOG」及び「BAR」と、エンジン回転数表示部の無い「NO REV」、「PRACTICE」が縦に並べられて配置されている。
編集メーター表示画面10cには、上部にメーター表示画面の通し番号及び名称、下部にメーター表示画面が描かれている。
編集メーター表示画面10cの最下部に「NAME》」と描かれているように、第2操作部68(図3参照)を右長押しすれば、次の画面(セッティング画面GA11(図12参照))に切り替わり、メーター表示画面の名称を入力、編集できる。また、第2操作部68を左長押しすれば、一つ前の画面(ディスプレイカスタマイズ画面GA07(図10参照))に切り替わる。
図12は、プラクティスタイプのメーター表示画面GA11を示す図である。
セッティング画面11は、車両のバンク角や加速度、減速度などの各種情報を一括して表示するプラクティス(練習)を想定したメーター表示である。
詳しくは、セッティング画面11は、上部に配置されたエンジン回転数表示部11aと、上下方向中間部に横に並べられて配置されたデジタル表示部11b及びグラフィック表示部11cと、下部に配置された車両情報表示部112とを備える。
エンジン回転数表示部11aは、エンジン回転数に応じて長さが増減する帯状部11aaと、帯状部11aaに沿ってエンジン回転数を示す数値及び点が描かれた数値等配置部11abとからなる。
デジタル表示部11bには、最高速度、ラップタイム、ギアポジション、エンジン冷却水温度、走行モード、サスペンションパラメータが表示されている。
グラフィック表示部11cには、上下方向中央よりも上側に減速度、下側に加速度を示す左右対称な複数の曲線が描かれ、また、上下中央から上方に亘って車両の背面図(模式図)が描かれている。また、減速度の曲線よりも上方には、車両の左右へのバンク角を示す目盛りが描かれている。また、グラフィック表示部11cの左上隅部には、時計が配置されている。
即ち、グラフィック表示部11cでは、走行中の車両の減速度及び加速度が増減するように描かれ、また、走行中の車両のバンク角が、メーター表示される模式図の傾斜によって表示されるため、車両の状態を瞬時に且つ容易に把握できる。
図13は、ディスプレイカスタマイズにおける名称入力のセッティング画面GA12を示す図である。
セッティング画面GA12は、下部に配置されたキーボード12aと、キーボード12aの上方に配置されたスイッチイラスト12b及び名称入力部12cとを備える。
キーボード12aは、アルファベット、数字及び記号のキー、削除キー、スペースキー等を備え、所望のキーにタッチし、スイッチイラスト12bに描かれた走行モードスイッチ58(ENTER)を押すことで、名称入力部12cにメーター表示画面の名称をキーインすることができる。
また、「OK」キーをタッチすることで、一つ前の画面(セッティング画面GA10(図11参照))に戻ることができる。
図14は、第1設定項目部03aでDISPLAY CUSTOMIZE以外のDISPLAYの第2設定項目の紹介であり、ディスプレイにおけるブライトネスのセッティング画面GA13を示す図である。
セッティング画面GA13では、第1設定項目部03aで「DISPLAY」、第2設定項目部03bで「BRIGHTNESS」が選択されている。
第3設定項目部03cには、「BRIGHTNESS」(表示画面の明るさ)の程度を表す「1~8」と、「BRIGHTNESS」(表示画面の明るさ)を、例えば、外界の明るさに応じて自動調整する「AUTO」とが描かれている。ここでは「3」が選択されている。
図15は、第1設定項目部03aでGENERAL、第2設定項目部03bでLAP DATAを選択したラップデータのセッティング画面GA14を示す図である。
セッティング画面GA13では、第1設定項目部03aで「GENERAL」、第2設定項目部03bで「LAP DATA」が選択されている。
第3設定項目部03cには、「LAP DATA」のセッティング画面GA14(図16参照)があることを知らせるマークが記載され、第3設定項目部03cを選択することで、ラップデータ画面GA15で「LAP DATA」の内容を確認することができる。
図16は、第2設定項目部03bでLAP DATAが選択された状態で第2操作部68を右に短押しすることで遷移するラップデータ画面GA15を示す図である。
ラップデータ画面GA15は、上部に配置されたラップタイム表示部15aと、ラップタイム表示部15aの下方に配置された情報表示部15b及びバンク角・加速度表示部15cとを備える。
ラップタイム表示部15aには、ラップタイムの通し番号、ラップタイム、ラップタイムが計測された日付、ラップタイムの情報の名称が表示されている。
上記したラップタイムの情報の名称でラップタイムの情報を記録することができる。
情報表示部15bには、「MAX SPEED(最高速度)」、「AVG.SPEED(平均速度)」、「FUEL CONS.(燃料消費量)」、「MAX TEMP(最高水温)」、「AVG.CONS.(平均燃料消費率)」、「MAX REV(エンジン最高回転数)」が表示されている。
バンク角・加速度表示部15cには、横軸に車両のバンク角、縦軸に車両の加速度を示すグラフが表示されている。
バンク角・加速度表示部15cのグラフにおいて、横軸の原点から左側は、車両の左方へのバンク角、横軸の原点から右側は、車両の右方へのバンク角、縦軸の原点から上側は、車両の負の加速度(減速度)、縦軸の原点から下側は、車両の正の加速度をそれぞれ示している。原点から離れるにつれてバンク角及び加速度の程度は大きくなっている。
グラフ中で、実線は、ラップタイム表示部14aに表示されたラップタイムの計測時のものであり、破線は、ベストラップタイムの計測時のものである。
図17は、第1設定項目部03aでGENERAL、第2設定項目部03bでLANGAGEを選択した状態の表示言語のセッティング画面GA16を示す図である。
セッティング画面GA16では、第1設定項目部03aで「GENERAL」、第2設定項目部03bで「LANGUAGE」、第3設定項目部03cで「English」が選択されている。
このように、「LANGUAGE」の項目を設けることで、各国の言語に対応することができる。
図18は、第1設定項目部03aでSERVICEを選択し、第2設定項目部03bでMAINTENANCEを選択したメンテナンスのセッティング画面GA17を示す図である。
セッティング画面GA17では、第1設定項目部03aで「SERVICE」、第2設定項目部03bで「MAINTENANCE」が選択されている。
第3設定項目部03cには、「MAINTENANCE」のセッティング画面GA17(図19参照)があることを知らせるマークが記載されている。
図19は、第1設定項目部03aでSERVICEを選択し、第2設定項目部03bでMAINTENANCEを選択した状態で、第二操作部68を右に短押しすることで遷移したメンテナンスのセッティング画面GA18を示す図である。
セッティング画面GA18は、左側に配置されたメンテナンス選択部18aと、右側に配置されたメンテナンス設定部18bとを備える。
メンテナンス選択部17aは、上部に配置された定期点検と、下部に配置されたオイル交換とが選択可能であり、ここでは、定期点検が選択されている。
メンテナンス設定部18bでは、定期点検及びオイル交換の間隔(例えば、初回が500km走行時)又は初回のメンテナンスの日付を設定可能である。
上記したメンテナンスの間隔に関し、詳細には、定期点検では初回500km走行時、次回600km走行時、次々回700km走行時・・・というように、500kmから100kmずつ増やした間隔で設定でき、また、オイル交換では初回500km走行時、次回520km走行時、次々回540km走行時・・・というように、500kmから20kmずつ増やした間隔で設定できる。
上記した定期点検、オイル交換の時期は、メーター表示画面GA01(図4参照)のポップアップ表示部115(図4参照)に表示される。
図20は、自動二輪車1に備える制御装置141を示すシステム図である。
制御装置141は、スイッチボックス55、BCU(ボディコントロールユニット)142、IMU(イナーシャメジャメントユニット)143、METER(メーター)53、ABSMOD(ABSモジュレータ)144、SCU(サスペンションコントロールユニット)145、ECU(エンジンコントロールユニット)150、TBW(スロットルバイワイヤシステム)151、IG(イグニッションシステム)152、INJ(フューエルインジェクションシステム)153、ESD(エレクトリックステアリングダンパー:リニアソレノイド)154を備る。BCU142、ECU150、IMU143、METER53、ABSMOD144、SCU145は、CAN通信により接続されている。
スイッチボックス55は、BCU142及びECU150を介して各機能(P、T、W、EB、S、ステアリングダンパー、ABS)に接続されている。
P、T、W、EBは、TBW151、IG152、INJ153などによって制御する。
Sは、SCU145を介して電子制御サスペンション161を制御する。
ステアリングダンパーは、ECU150を介してESD154を制御する。
ABSは、ABSMOD144によって制御する。
上記図1、図3及び図8に示したように、鞍乗り型車両としての自動二輪車1は、機能を表示する表示手段としてのメーター53と、設定の変更が可能な複数の機能(P、T,W、EB、S、ABS等)とを備える車両であって、各機能の設定を変更操作する操作部としての第一操作部67を備え、第一操作部67による操作で各機能の選択と各機能のパラメータの変更が可能である。
第一操作部67を第一の所定時間押す(短押しする)ことで、メーター53に表示される機能のパラメータの変更を可能とし、第二の所定時間押す(長押しする)ことでメーター53に表示される機能の切り替えを可能とする。
この構成によれば、第一操作部67を押す時間を異ならせて機能の切り替えとパラメータの変更を可能とすることで、第一操作部67をコンパクトに構成して効率的な操作を行うことができる。
また、図3に示したように、第一操作部67は、第一スイッチとしての上スイッチ65及び第二スイッチとしての下スイッチ66の二つのスイッチからなり、上スイッチ65は一方向(上方向)、下スイッチ66は他方向(下方向)へパラメータの数値を増加又は減少可能である。
この構成によれば、それぞれパラメータの数値を増加又は減少の方向を決めた二つの上スイッチ65及び下スイッチ66により、パラメータの変更操作が容易にできる。
また、図1、図3及び図8に示したように、第一操作部67は、操舵輪としての前輪2を転舵するハンドルとしての操舵ハンドル21に設けられるスイッチボックス55に配置され、上スイッチ65と下スイッチ66とは、上下に並べられて配置され、上スイッチ65は、パラメータを増加させ、下スイッチ66は、パラメータを減少させる。
この構成によれば、パラメータを、上下に配置された上スイッチ65及び下スイッチ66で増減させる操作であるため、操作性が良い。
また、図2及び図4に示したように、表示手段は、液晶からなるメーター53であり、機能を表示する機能表示部114と車両情報を表示する車両情報表示部112とを備える。
この構成によれば、機能表示部114と車両情報表示部112とを設けることで、機能及び車両情報のそれぞれを把握しやすくできる。
また、図3~図5に示したように、車両情報表示部112は、複数の車両情報の所定数を表示可能であり、スイッチボックス55に設けられる第二操作部としての第2操作部68を第一の所定時間押す(短押しする)ことで車両情報表示部112に表示される車両情報の切り替えが可能である。
この構成によれば、複数の車両情報を所定数ずつ表示し、第2操作部68で表示される車両情報を切り替えることで、複数の車両情報を容易に且つ迅速に確認できる。
また、図2~図6に示したように、第2操作部68を第二の所定時間押す(長押しする)ことで、メーター53の基本画面としてのメーター表示画面GA01,GA02を項目の設定変更が可能なセッティング画面GA03に遷移させることが可能であり、セッティング画面GA03にて、メーター表示画面GA01,GA02で表示される項目以外の項目の設定変更が可能である。
この構成によれば、項目の設定自由度を増すことができ、使い勝手を向上できる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施形態において、メーター53の機能としては、上記した他に、ステアリングダンパー減衰力調整、ギアチェンジペダル操作感調整がある。
本発明は、自動二輪車1に適用する場合に限らず、自動二輪車1以外も含む鞍乗り型車両に適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
2 前輪(操舵輪)
21 操舵ハンドル(ハンドル)
53 メーター(表示手段)
55 スイッチボックス
65 上スイッチ(第一スイッチ)
66 下スイッチ(第二スイッチ)
67 第一操作部(操作部)
68 第二操作部
112 車両情報表示部
114 機能表示部
GA01,GA02 メーター表示画面(基本画面)
GA03 セッティング画面

Claims (6)

  1. 機能を表示する表示手段(53)と、設定の変更が可能な複数の機能とを備える車両であって、各機能の設定を変更操作する操作部(67)を備える鞍乗り型車両において、
    前記表示手段(53)は、機能選択及び機能のパラメータを設定変更するセッティング画面(GA03)を備え、前記セッティング画面(GA03)はメンテナンスのセッティング画面(GA17)を含み、前記メンテナンスのパラメータのセッティング画面(GA18)に遷移させる第二操作部(68)を備え、
    前記操作部(67)を前記第一の所定時間押すことで、前記メンテナンスのセッティング画面(GA17)に表示されたメンテナンス項目を選択可能とし、前記メンテナンス項目が選択された状態で、前記第二操作部(68)を前記第一の所定時間押すことで、前記メンテナンスのパラメータのセッティング画面(GA18)に遷移させて、
    前記操作部(67)を第の所定時間押すことで、前記メンテナンスのパラメータのセッティング画面(GA1)に表示された複数の機能の切り替えを可能とし、前記操作部(67)を前記の所定時間押すことで、切り替えた機能のパラメータの変更を可能とする、
    ことを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記操作部(67)は、第一スイッチ(65)及び第二スイッチ(66)の二つのスイッチからなり、前記第一スイッチ(65)は一方向、前記第二スイッチ(66)は他方向へパラメータの数値を増加又は減少可能であることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記操作部(67)は、操舵輪(2)を転舵するハンドル(21)に設けられるスイッチボックス(55)に配置され、前記第一スイッチ(65)と前記第二スイッチ(66)とは、上下に並べられて配置され、前記第一スイッチ(65)は、パラメータを増加させ、前記第二スイッチ(66)は、パラメータを減少させることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記表示手段(53)は、液晶からなるメーター(53)であり、機能を表示する機能表示部(114)と車両情報を表示する車両情報表示部(112)とを備えることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記車両情報表示部(112)は、複数の車両情報の所定数を表示可能であり、前記スイッチボックス(55)に設けられる第二操作部(68)を第一の所定時間押す操作で前記車両情報表示部(112)に表示される前記車両情報の切り替えが可能であることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記第二操作部(68)を前記第二の所定時間押すことで、前記表示手段(53)の基本画面(GA01,GA02)を項目の設定変更が可能なセッティング画面(GA03)に遷移させることが可能であり、前記セッティング画面(GA03)にて、前記基本画面(GA01,GA02)で表示される項目以外の項目の設定変更が可能であることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両。
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