JP4887087B2 - 変速シフト用ハンドルスイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、ハンドル付き車両におけるハンドル端部の把持部近傍に配置された操作部を指先で操作して変速装置の変速比の変更を行う変速シフト用ハンドルスイッチに関する。
従来、変速装置の操作機構として、例えば、旧来の電動式変速装置を備えたオートバイのグリップ部まで伸び出しているシフトレバーの誤操作を防止するために、グリップを軸方向に可動型とし、そのグリップの軸方向へのスライド操作によって電動式変速装置を作動させてオートバイの変速操作を行う機構が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
また、例えば、鞍乗型車両の電動シフト装置を作動させるシーソー式スイッチを備えた操作部を、グリップ部と各動作部のオン/オフを行うスイッチボックスとの間に設けた機構が提案されている。(例えば、特許文献2参照。)
また、オートバイなどの手動式スイッチ構成として、ハンドグリップの隣にボックスを設け、このボックスに、他の各動作部のオン/オフを行うスイッチと共にシフトアップとシフトダウンを指示するロッカー型のギア切り替えスイッチを設けた機構が提案されている。(例えば、特許文献3参照。)
実公平01−041679号公報(3欄43行目〜4欄23行目、第2図) 米国公開2004/0093974A1号公報(要約、図5) 特開2003−226278号公報(要約、図1)
しかしながら、特許文献1の技術は、グリップを軸方向にスライド操作する構成となっており、シフト操作の都度ハンドル軸を横方向に押すことになって、操作性が劣る虞がある。
また、特許文献2の技術は、シフト装置を作動させるシーソー式スイッチの操作部がグリップから著しく離れた位置に配置されており、これでは極めて操作性に劣る虞がある。
また、特許文献3の技術は、グリップの隣接位置のボックスに各種のスイッチを集約した構成となっており、特に警笛押しボタンと親指用のギア切り替えスイッチとが隣接した構成であり、これでは車両運転者が誤操作しないように気をつけて操作する必要があるため、操作性が劣る虞が多分にある。
本発明の目的は、上記従来の実情に鑑み、構成が簡単で、より操作性に優れた変速シフト用ハンドルスイッチを提供することである。
本発明の変速シフト用ハンドルスイッチは、走行方向を制御する回動軸から左右に延びるハンドルを備えた車両において変速装置の変速比をアクチュエータを介して変更する変速シフト用ハンドルスイッチであって、前記ハンドルの端部に組み付けられ少なくとも前記回動軸側にフランジ部を形成された握り把持部と前記回動軸との間において前記ハンドル周りに配設されたスイッチボックス内に配置され、前記アクチュエータを駆動するスイッチ部と、該スイッチ部から、前記ハンドルに沿って前記ハンドルの端部に向かって、前記スイッチボックス外に延在する揺動レバーと、該揺動レバーの外端部に設けられ、前記フランジ部の前記回動軸側の面よりも常に前記回動軸側に位置する第1操作面と第2操作面を有するスイッチ操作部と、前記第1操作面および前記第2操作面は、前記親指での押し操作の間、ニュートラル位置である操作前の位置よりも車両進行方向へ一体となって位置移動し、前記第1操作面および前記第2操作面は、前記人差指での押し操作の間、操作前の位置よりも前記運転者方向へ一体となって位置移動する、ように構成される。
この変速シフト用ハンドルスイッチにおいて、例えば、上記第1操作面は、上記車両の運転者の上記握り把持部を把持する左手の親指でシフトアップダウン操作するための操作面であり、上記第2操作面は、上記運転者の上記握り把持部を把持する左手の人差指でシフトダウンアップ操作するための操作面であるように構成される。
また、この変速シフト用ハンドルスイッチにおいて、例えば、上記スイッチボックスは第1のスイッチボックスと第2のスイッチボックスから成り、上記第1のスイッチボックスは、上記フランジに隣接して配置され、少なくともパッシングスイッチ、風防窓移動スイッチ、ホーン鳴奏スイッチ、フラッシャ駆動スイッチ、ディマースイッチのいずれか又は全てを備え、上記第2のスイッチボックスは、内部に少なくとも上記スイッチ部を配設されて構成される。
この場合、上記揺動レバーは上記第1のスイッチボックスに沿って延在して構成される。また、上記第1操作面の操作前の位置は、上記第1のスイッチボックスの上記運転者側の面よりも車両進行方向側に位置しているように構成される。
また、この変速シフト用ハンドルスイッチにおいて、上記揺動レバーは上記ハンドルの下方に配置されるように構成される。
また、この変速シフト用ハンドルスイッチにおいて、上記車両は、例えば、鞍乗型車両に最適である。例えば、自動二輪車(モーターサイクル、スクータなど)であってもよく、また、例えば三輪または四輪バギーであってもよく、また、例えばスノーモービルであってもよい。
本発明によれば、ハンドルに沿ってその端部に向かって、スイッチボックス外に延在する揺動レバーを取り付け、フランジ部の回動軸側の面よりも常に回動軸側に位置する第1操作面と第2操作面を設けたので、操作しやすい位置でスイッチをハンドルの両側からシーソー操作式に操作できるため、操作性が向上する。
また、他のスイッチ群が配置されているスイッチボックスと別体に揺動レバーと指操作面を配置したので、他のスイッチとの区別が容易であり、この点でも操作性が向上する。
また、揺動レバーのスイッチを用いているので、構成が簡単であってコスト低減に貢献できると共に、操作部のストロークが深くなるので、運転者の操作の意志を確実にすることができ、誤操作しないように気をつけて操作する面倒がなく、この点でも操作性が向上する。
また、シフトダウンを行うための第1操作面を親指で車両進行方向へ押し操作するように配置し、シフトアップを行うための第2操作面を人差指で運転者方向へ押し操作するように配置したので、変速中の操作が容易であり、この点でも操作性が向上する。
また、スイッチボックスを第1のスイッチボックスと第2のスイッチボックスに分けて構成し、第1のスイッチボックスを握り把持部のフランジに隣接するよう配置して従来同様の少なくともパッシングスイッチ、風防窓移動スイッチ、ホーン鳴奏スイッチ、フラッシャ駆動スイッチ、ディマースイッチのいずれか又は全てを備えるようにし、第2のスイッチボックスを第1のスイッチボックスに隣接して配置して内部に揺動スイッチのスイッチ部を設け、スイッチ部からの揺動レバーを第1のスイッチボックスに沿わせハンドルの下方で外部に延在させて配置するので、第1のスイッチボックスのスイッチ操作が容易であると共に第2のスイッチボックのスイッチ操作も容易となって、この点でも操作性が向上する。
また、シフトダウンを行う第1操作面の操作前の位置は、第1のスイッチボックスの運転者側の面よりも車両進行方向側に位置しているので、シフトダウンを行うときに運転者は自然に手の握りを下方に回すことになり、これにより、握り把持部に対する手の握りがシフトダウン時の減速に十分に対応することができるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施の形態における変速シフト用ハンドルスイッチを備えた車両の例として示す自動二輪車の外観側面図である。同図に示すように、自動二輪車1は、前輪2及び後輪3を備えている。
前輪2に取り付けられたフロントフォーク回動軸4の頂部には、車両進行方向に対して横方向に延在するハンドル5が取り付けられている。
このハンドル5の一端(図1では紙面手前側の端部)には、握り把持部6及びスイッチボックス7が取り付けられ、他端には、アクセルグリップ及びブレーキレバー(図1では紙面向う側で陰になって見えない)が取り付けられている。
また、ハンドル5の前方(図1の左方)には、風防窓8が上下に移動可能に配設されている。尚、図1では風防窓8が上位置に在る状態を示している。
そして、上位置に在る風防窓8の下部両脇にフラッシャバックミラー9が配設され、風防窓8から離れた下方には、ヘッドライト11が配設されている。
また、前輪2及び後輪3の間にある自動二輪車1の上部には、ハンドル5の直後に燃料タンク12が設けられ、その後方に隣接してシート13が設けられている。
このシート13に跨って、ライダー(運転者)が自動二輪車1に搭乗することができる。すなわち、この自動二輪車1は鞍乗型の自動二輪車であり、周知の自動二輪車の構成と概ね同様である。
ただし、本例の特徴として、この自動二輪車1には、エンジン14のクランクケース内に設けられたクラッチを、モータによって動作させるクラッチアクチュエータ15が、エンジン14の上後方すなわち燃料タンク12の下方に設置されている。
さらなる特徴として、この自動二輪車1には、エンジン14のミッションケース内に設けられた変速機を、モータにより動作させるシフトアクチュエータ16が設けられている。
上記のクラッチアクチュエータ15は、その動作が後述する制御装置20によって制御され、そのクラッチアクチュエータ15によってクラッチの断接動作が行われるようになっている。
また、シフトアクチュエータ16も、その動作が制御装置20によって制御され、そのシフトアクチュエータ16によって変速機のシフト動作が行われるようになっている。
図2は、自動二輪車1に搭載された制御システムの全体構成を示す図である。同図に示すように、制御装置20は、メインマイコン21、電源回路22、モータドライブ回路23及び24を含んで構成されている。
メインマイコン21には、制御装置20に接続されているセンサ・スイッチ群25から、詳しくは後述するそれぞれの検知信号が入力する。
制御装置20の電源回路22、モータドライブ回路23及び24には、制御装置20に接続されているバッテリ26から電力が供給され、メインマイコン21には、バッテリ26から電源回路22を介して電力が供給される。
メインマイコン21は、バッテリ22から電源回路22を介して供給される電力を用いて動作し、電源回路22の自己保存回路27を介して電源回路22を制御し、更に、制御装置20に接続されているクラッチアクチュエータ15及びシフトアクチュエータ16を制御する。
このメインマイコン21からの制御に基づいて、モータドライブ回路23はクラッチアクチュエータ15に駆動電力を供給し、モータドライブ回路24はシフトアクチュエータ16に駆動電力を供給する。
クラッチアクチュエータ15は、本例では直流モータを含んで構成されており、その直流モータを正転させることによりクラッチを切断状態にし、逆転させることにより再びクラッチを接続状態にする。更には、切断状態と接続状態の間の任意の状態にクラッチ位置を設定できるようになっている。
また、クラッチアクチュエータ15には抵抗器等により構成されたクラッチポテンショメータ28が取り付けられている。
このクラッチポテンショメータ28からは、クラッチアクチュエータ15の状態を示す電圧、すなわちクラッチ位置を示す電圧がメインマイコン21にフィードバックされる。メインマイコン21は上記の電圧値をクラッチ位置情報として用い、これによりクラッチアクチュエータ15の動作を制御する。
また、シフトアクチュエータ16は、直流モータを含んで構成され、変速機のシフトアームに取り付けられている。上記の直流モータを正転させることによりシフトアームを一方向に回転させてシフトアップさせ、逆転させることによりシフトアームを逆方向に回転させてシフトダウンさせることができるようになっている。
このシフトアクチュエータ16には、抵抗器等により構成されたシフトポテンショメータ29が取り付けられている。
このシフトポテンショメータ29からは、シフトアクチュエータ16の状態を示す電圧、すなわちシフトアームの回転角を示す電圧がメインマイコン21にフィードバックされる。メインマイコン21は、上記の電圧値をシフトアクチュエータ回転角度情報として用い、これによりシフトアクチュエータ16の動作を制御する。
図3は、上記各種センサ・スイッチ群25の構成ブロック図である。図3に示すように、各種センサ・スイッチ群25は、ギヤポジションセンサ31、シフトアップスイッチ32、シフトダウンスイッチ33、クラッチのエンジン側の部材に取り付けられたクラッチ回転数センサ(エンジン側クラッチ回転数センサ)34と、クラッチのメイン軸側の部材に取り付けられたクラッチ回転数センサ(メイン軸側クラッチ回転数センサ)35と、キースイッチ36と、を含んでいる。
ギヤポジションセンサ31は、変速機に取り付けられており、シフトカム軸の回転角度に応じた電圧値をギヤ位置情報としてメインマイコン21に入力している。
シフトアップスイッチ32は、運転者のシフトアップ指示を示す変速指示情報を、制御装置20のメインマイコン21に入力している。同様にシフトダウンスイッチ33は、運転者のシフトダウン指示を示す変速指示情報をメインマイコン21に入力している。
エンジン側クラッチ回転数センサ34は、クラッチのエンジン側の部材の回転数を検出し、エンジン側クラッチ回転数情報としてメインマイコン21に入力している。
また、メイン軸側クラッチ回転数センサ35は、クラッチのメイン軸側の部材の回転数を検出し、メイン軸側クラッチ回転数情報としてメインマイコン21に入力している。
キースイッチ36は、自動二輪車1のイグニッションキーがキースイッチ36に差し入れられて、そのイグニッションキーがオン側に回されると、メインマイコン21にその旨を通知する信号(スイッチオン信号)を出力している。スイッチオン信号が入力されると、メインマイコン21が起動するようになっている。
図2に示した制御装置20は、メインマイコン21を中心に動作し、上記の構成において、センサ・スイッチ群25、クラッチポテンショメータ28及びシフトポテンショメータ29から入力される車両各部の状態を示す各種情報に基づいて、クラッチアクチュエータ15の動作、シフトアクチュエータ16の動作を制御する。
具体的には、運転者の操作により変速が指示された後、制御装置20はクラッチアクチュエータ15を動作させて、クラッチを接続状態から切断状態に遷移させている。そして、ギアの切替完了後、制御装置20は再びクラッチアクチュエータ15を動作させて、クラッチを接続状態に遷移させるようになっている。
また、制御装置20は、運転者の操作により変速が指示された後、シフトアクチュエータ16を動作させて、シフトカム軸を回転させてギアの切替を行っている。こうして、制御装置20により運転者が所望する変速が実現されている。
また、図2に示した電源回路22は、自己保持回路27と、キースイッチ36と連動してオンする図2では図示を省略したスイッチとを含んで構成されている。このキースイッチ36と連動するスイッチがオンされると、電源回路22は、バッテリ26の電圧をメインマイコン21の駆動用電圧に変換し、その駆動用電圧をメインマイコン21に供給し始める。
そして、キースイッチ36がオフされた後においても、スイッチは自己保持回路27によりオン状態が保持されている。そして、メインマイコン21のシャットダウン処理が完了するまで、電源回路22は駆動用電圧の供給を継続している。
シャットダウン処理が完了すると、メインマイコン21は自己保持回路27に電力供給の停止を指示し、電源回路22からメインマイコン21への電力供給は停止される。
また、モータドライブ回路23は、公知のHブリッジ回路を含んで構成されており、バッテリ26から電流が供給されている。そして、モータドライブ回路23は、メインマイコン21から供給されるクラッチアクチュエータ制御信号に応じた向き及び速度にて、クラッチアクチュエータ15の直流モータを回転させる電流を、その直流モータに供給している。
同様に、モータドライブ回路24も、公知のHブリッジ回路を含んで構成されており、バッテリ26から電流が供給されている。そして、モータドライブ回路24は、メインマイコン21から供給されるシフトアクチュエータ制御信号に応じた向き及び速度にて、シフトアクチュエータ16の直流モータを回転させる電流を、その直流モータに供給している。
メインマイコン21は、公知のコンピュータを用いて構成されており、上述したようにセンサ・スイッチ群25及びクラッチポテンショメータ28、シフトポテンショメータ29から入力される車両各部の状態を示す各種情報に基いて、クラッチアクチュエータ15及びシフトアクチュエータ16の動作を制御している。
また、メインマイコン21は、キースイッチ36がオフにされた後、シャットダウン処理を実行し、それが終了すると電力供給の停止を自己保持回路27に指示するようになっている。
図4は、上記のメインマイコン21の機能について詳細に説明する図である。尚、同図は、メインマイコン21の機能のうち本発明にかかる部分を中心に機能的に示したブロック図である。
図4に示すように、メインマイコン21は、クラッチアクチュエータ制御部37と、シフトアクチュエータ制御部38とを含んで構成されている。
クラッチアクチュエータ制御部37は、運転者によりシフトアップスイッチ32又はシフトダウンスイッチ33がオンされ、シフトアップ又はシフトダウンを指示する変速指示情報が通知された後、クラッチアクチュエータ15を動作させて、クラッチを切断又は接続している。
クラッチアクチュエータ15の動作は、クラッチアクチュエータ制御部37が、クラッチアクチュエータ制御信号をモータドライブ回路23へ出力することにより実行されている。
シフトアクチュエータ制御部38は、シフトアップ又はシフトダウンを指示する変速指示情報が通知された後、シフトアクチュエータ16を動作させて、シフトアームを一方向に回転させ、又は逆方向に回転させている。
シフトアームの回転により、シフトアームに係合されるシフトカム軸が回転し、ギヤの切替が実現されている。
シフトアクチュエータ16の動作は、シフトアクチュエータ制御部38が、シフトアクチュエータ制御信号をモータドライブ回路24へ出力することにより実行されている。
尚、図4に示すように、シフトスイッチ(シフトアップスイッチ32及びシフトダウンスイッチ33)は共にクラッチアクチュエータ15のみならずシフトアクチュエータ16をも動作させる(駆動する)が、以下の説明では、主としてクラッチの動作についてのみ説明する。
また、図4では、クラッチアクチュエータ15とシフトアクチュエータ16の2つのアクチュエータを示しているが、1個のアクチュエータでクラッチと変速機を動作させるようにしてもよい。
クラッチアクチュエータ制御部37が行うクラッチアクチュエータ15の制御について更に説明する。
クラッチアクチュエータ制御部37は、シフトアップスイッチ32又はシフトダウンスイッチ33から変速指示情報が入力されると、クラッチアクチュエータ15を動作させ、クラッチを接続状態から完全切断状態へ遷移させる。ここで、完全切断状態はエンジンの駆動力が全く車両に伝達されないクラッチ位置である。
その後、クラッチアクチュエータ制御部37はギヤポジションセンサ31からギヤ位置情報を取得し、ギヤの移動が完了したと判断した時点から、クラッチの完全切断状態から接続状態への遷移を開始させる(クラッチ接続動作)。
クラッチ接続動作においては、クラッチアクチュエータ制御部37は、最初は第一接続速度でクラッチの接続動作を行う(第一接続動作)。ここで、第一接続速度は、クラッチアクチュエータ制御部37が予め記憶しているクラッチの接続速度であり、時間的に一定な接続速度である。
その後、クラッチ位置が、クラッチ回転数差に応じて決定される所定のクラッチ位置(第二接続動作開始クラッチ位置)に達した時点から、第二接続速度でのクラッチの接続動作を開始する(第二接続動作)。ここで、第二接続速度は、第一接続速度よりも遅く設定されており、且つクラッチアクチュエータ制御部37がクラッチ回転数差情報に基いて所定時間毎に変化させる接続速度である。
ここで、クラッチアクチュエータ制御部37が行う第二接続動作について、更に説明する。
第二接続動作において、クラッチアクチュエータ制御部37は、所定時間毎(例えば1msec毎)にクラッチ回転数差を取得する。
クラッチアクチュエータ制御部37は、予めクラッチ回転数差と第二接続速度を対応させて第二接続速度マップを記憶している。
そして、クラッチアクチュエータ制御部37は、クラッチ回転数差の取得する度に、該クラッチ回転数差に対応する第二接続速度を、第二接続速度マップから順次取得する。
そして、クラッチアクチュエータ制御部37は、その取得した第二接続速度でクラッチの接続を行っている。
その結果、第二接続動作において、クラッチ回転数差が変化すれば、その変化に応じて第二接続速度も変化するようになっている。
その後、第二接続動作において、クラッチ位置とクラッチ回転数差が、双方についての所定条件(第二接続動作終了条件)を満たした時点で、クラッチアクチュエータ制御部37は第二接続動作を終了する(第二接続動作終了時)。
そして、第二接続動作終了時以降は、第三接続速度でクラッチの接続がなされる(第三接続動作)。
ここで、第三接続速度は、第二接続速度より速い速度に設定されており、且つ時間的に一定なクラッチの接続速度である。
なお、第二接続動作終了条件は、クラッチ回転数差が第二動作終了許可回転数差以下で且つクラッチ位置が第二動作終了許可位置以下であることを条件としている。
クラッチアクチュエータ制御部37の機能についてさらに詳細に説明する。
クラッチアクチュエータ制御部37は、クラッチ切断動作部41と、クラッチ接続動作部42と、クラッチ接続速度変更部43と、クラッチ回転数差演算部44と、ギヤ移動完了判定部45と、第二接続動作開始クラッチ位置取得部46と、から構成される。
クラッチ回転数差演算部44は、クラッチの駆動側と被駆動側の回転数差であるクラッチ回転数差を取得する。
具体的には、クラッチ回転数差演算部44は、クラッチのエンジン側の部材に取り付けられたクラッチ回転数センサ34と、メイン軸側の部材に取り付けられたクラッチ回転数センサ35とからクラッチ回転数情報を取得し、その回転数の差をクラッチ回転数差情報として取得する。
クラッチ回転数差演算部44は、算出したクラッチ回転数差情報を第二接続動作開始クラッチ位置取得部46と、クラッチ接続速度変更部43とに通知する。
クラッチ切断動作部41は、シフトアップスイッチ32又はシフトダウンスイッチ33から変速指示情報が入力された場合には、クラッチアクチュエータ15を動作させて、クラッチを接続状態から完全切断状態に遷移させる(クラッチ切断動作)。
クラッチ切断動作部41は、クラッチ切断動作において、クラッチポテンショメータ28からクラッチ位置情報を取得し、クラッチが完全切断状態に達したか否かを判断する。そして、クラッチが完全切断状態に達した時点で、クラッチ切断動作部41はクラッチアクチュエータ15の動作を停止させる。
クラッチ接続動作部42は、クラッチ接続動作において、クラッチ接続速度変更部43から通知される接続速度に基づいてクラッチアクチュエータ15を動作させる。そして、クラッチ接続速度変更部43から接続速度の通知が停止した場合にはクラッチアクチュエータ15の動作を停止させる。
ギヤ移動完了判定部45は、ギヤポジションセンサ31からギヤ位置情報を取得する。そして、クラッチが切断動作を開始した後、そのギヤ位置情報に基づいてギヤの位置を監視し、ギヤの移動が完了したか否かを判断する。
そして、ギヤ移動完了判定部45は、ギヤがその変速段に対応する位置に達した段階で、ギヤの移動が完了した判断する。ギヤの移動が完了したと判断したギヤ移動判定部45は、その旨をクラッチ接続速度変更部43と、第二接続動作開始クラッチ位置取得部46へ通知する。
第二接続動作開始クラッチ位置取得部46は、ギヤの移動が完了した時点でのクラッチ回転数差に基づいて、第二接続動作開始クラッチ位置を取得する。この第二接続動作開始クラッチ位置に達した時点から第二接続動作が開始される。
ここで、第二接続動作開始クラッチ位置取得部46による第二接続速度動作クラッチ位置の取得について更に説明する。
第二接続動作開始クラッチ位置取得部46は、第二接続動作開始クラッチ位置と、クラッチ回転数差と、を対応させる第二接続動作開始クラッチ位置マップを予め記憶している。
その第二接続動作開始クラッチ位置マップにおいて、第二接続動作開始クラッチ位置は、クラッチの完全切断状態からクラッチの完全接続状態の間に設定されるようになっている。
ギヤ移動完了判定部45からギヤ移動が完了した旨の通知を受けた第二接続動作開始クラッチ位置取得部46は、クラッチ回転数差演算部44からクラッチ回転数差情報を取得する。
そして、第二接続動作開始クラッチ位置取得部46は、第二接続動作開始クラッチ位置マップから、その取得したクラッチ回転数差に対応する第二接続動作開始クラッチ位置を取得する。そして、その第二接続動作開始クラッチ位置は、クラッチ接続速度変更部43に通知される。
ここで、クラッチ接続速度変更部43による第二接続動作における第二接続速度の取得について説明する。第二接続速度の取得は、クラッチ接続速度変更部43のクラッチ接続速度記憶部47に予め記憶されている第二接続速度マップに基づいて行われる。
具体的には、第二接続速度マップはクラッチ回転数差と第二接続速度とを対応させて記憶されている。クラッチ接続速度変更部43は、その第二接続速度マップから、実際にクラッチ回転数差演算部44から取得したクラッチ回転数差に対応する第二接続速度を取得する。
取得された第二接続速度はクラッチ接続動作部42に通知されて、クラッチアクチュエータ41は第二接続動作を開始する。
そして、第二接続動作中においては、第二接続速度を変更する頻度は所定時間毎に行われる。すなわち、クラッチ接続速度変更部43は、所定時間毎(例えば1msec毎)にクラッチ回転数差演算部44からクラッチ回転数差情報を取得している。
そして、そのクラッチ回転数差情報に応じた第二接続速度を第二接続速度マップから取得し、その第二接続速度を順次クラッチ接続動作部42へ通知している。
クラッチ接続動作部42は、この順次通知される第二接続速度に基づいて、クラッチアクチュエータ15を動作させる。こうすることにより、第二接続動作において、クラッチ回転数差に応じたクラッチ接続速度でクラッチを接続させることができ、クラッチの接続が円滑になされる。
図5(a) 〜(e) は、本発明における変速シフト用ハンドルスイッチの構成を示す図である。尚、同図(a) 〜(e) には、図1に示したスイッチボックス7を中心に、その近傍のハンドル5の一部と握り把持部6の一部を示している。
また、図5(a) は自動二輪車1の前方から見た図を示し、同図(b) は運転者側から見た図を示し、同図(c) はハンドル5及び握り把持部6の下方から見た図を示し、同図(d) は握り把持部6の真横から見た図(他の図のように握り把持部6を切り欠かずに示している図)を示し、同図(e) は斜め右下から見上げた図を示している。
図5(a),(b),(c) に示すように、スイッチボックス7は、第1のスイッチボックス7aと第2のスイッチボックス7bから成る。
これらのスイッチボックス(7a、7b)は、握り把持部6のフランジ部6−1とフロントフォーク回動軸4(図1参照)との間において、ハンドル5の周りに配設される。
そして、第1のスイッチボックス7aは、握り把持部6のフランジ部6−1のフロントフォーク回動軸4(図1参照)方向を向く端面に隣接して配置される。
この第1のスイッチボックス7aには、少なくともヘッドライト11を点滅させるパッシングスイッチ48、運転者の顔面を守る風防窓8を上下に移動させる風防窓移動スイッチ49、警笛を鳴らすホーン鳴奏スイッチ51、進路変更や右折左折時にフラッシャを点滅させるフラッシャ駆動スイッチ52、ヘッドライトの上向き下向きを切り替えるディマースイッチ53を備えている。
もちろん、必要に応じて他のスイッチを配置してもよく、また、不要と思われるスイッチは取り除くか他へ移動させることもできる。
他方、第2のスイッチボックス7bには、本発明の変速シフト用ハンドルスイッチの操作部55と、この変速シフト用ハンドルスイッチの手動操作のオン/オフを切り替える手動選択スイッチ56が設けられる。
変速シフト用ハンドルスイッチのスイッチ部は、シフトアクチュエータ16とクラッチアクチュエータ15を駆動するスイッチ部であり、図では見えないが、第2のスイッチボックス7b内に配置されている。
スイッチ部のスイッチがオンになると、図4に示したシフトアクチュエータ16とクラッチアクチュエータ15が駆動されるようになっている。
変速シフト用ハンドルスイッチは、ハンドルの下方において、上記のスイッチ部から、ハンドルに沿ってハンドルの端部に向かって第2のスイッチボックス7bの外に延在する揺動レバー57を備えている。この揺動レバー57の外端部に、上記の操作部55が取り付けられている。
操作部55は、握り把持部6を把持する運転者の左手の、親指でシフトアップダウン操作するための第1操作面55−1と、同じく運転者の握り把持部6を把持する左手の、人差指でシフトダウンアップ操作するための第2操作面55−2を備えている。
この変速シフト用ハンドルスイッチの操作部55は、第1操作面55−1を運転者の左手親指で押し操作されることにより、操作前のニュートラル位置より車両進行方向へ位置移動する。
これにより、操作部55と一体な揺動レバー57が図5(c) の反時計回り方向に揺動し、スイッチ部のシフトアップダウンスイッチ3233をオンさせる。
また、変速シフト用ハンドルスイッチの操作部55は、第2操作面55−2を運転者の左手人差指で押し操作されることにより、操作前のニュートラル位置より運転者方向へ位置移動する。
これにより、操作部55と一体な揺動レバー57が図5(c) の時計回り方向に揺動し、スイッチ部のシフトダウンアップスイッチ3332をオンさせる。
これらの操作部55(第1操作面55−1、第2操作面55−2)は、図5(a),(b),(c) に示すように、握り把持部6のフランジ部6−1の上述したフロントフォーク回動軸4(図1参照)方向を向く端面である回動軸側面6−2よりも常に回動軸4側に位置するように動作範囲を設定されている。
また、第1操作面55−1は、図3(d) に示すように、第1のスイッチボックス7aの運転者側の面よりも車両進行方向に入り込んだ位置で、つまり第1のスイッチボックス7aの運転者側の面よりも運転者側方向に出ないように、動作範囲を設定されている。
上記のような第1操作面55−1及び第2操作面55−2の配置により、運転者は指先操作を確実に、又は択一的に、確認しながら操作することができる。
このように、本発明の変速シフト用ハンドルスイッチは、ハンドルに沿ってその端部に向かって、スイッチボックス外に延在する揺動レバーを取り付けられ、フランジ部の回動軸側の面よりも常に回動軸側に位置する第1操作面と第2操作面を設けたので、操作しやすい位置でスイッチをハンドルの両側からシーソー操作式に操作できるため、操作性が向上する。
また、他のスイッチ群が配置されているスイッチボックスと別体に揺動レバーと指操作面を配置したので、他のスイッチとの区別が容易であり、この点でも操作性が向上する。
また、揺動レバーのスイッチを用いているので、構成が簡単であってコスト低減に貢献できると共に、操作部のストロークが深くなるので、運転者の操作の意志を確実にすることができ、誤操作しないように気をつけて操作する面倒がなく、この点でも操作性が向上する。
また、シフトダウンを行うための第1操作面を親指で車両進行方向へ押し操作するように配置し、シフトアップを行うための第2操作面を人差指で運転者方向へ押し操作するように配置したので、変速中の操作が容易であり、この点でも操作性が向上する。
また、スイッチボックスを第1のスイッチボックスと第2のスイッチボックスに分けて構成し、第1のスイッチボックスを握り把持部のフランジに隣接するよう配置して従来同様の少なくともパッシングスイッチ、風防窓移動スイッチ、ホーン鳴奏スイッチ、フラッシャ駆動スイッチ、ディマースイッチのいずれか又は全てを備えるようにし、第2のスイッチボックスを第1のスイッチボックスに隣接して配置して内部に揺動スイッチのスイッチ部を設け、スイッチ部からの揺動レバーを第1のスイッチボックスに沿わせハンドルの下方で外部に延在させて配置するので、第1のスイッチボックスのスイッチ操作が容易であると共に第2のスイッチボックのスイッチ操作も容易となって、この点でも操作性が向上する。
また、シフトダウンを行う第1操作面の操作前の位置は、第1のスイッチボックスの運転者側の面よりも車両進行方向側に位置しているので、シフトダウンを行うときに運転者は自然に手の握りを下方に回すことになり、これにより、握り把持部に対する手の握りがシフトダウン時の減速に十分に対応することができるようになる。
尚、上記実施の形態では、変速シフト用ハンドルスイッチによる変速のシフトアップ及びシフトダウンを行う変速装置については特に説明しなかったが、本例の変速シフト用ハンドルスイッチを適用する変速装置は多段式変速装置だけではなく、無段式変速装置に適用することもできる。もちろん、本例の変速シフト用ハンドルスイッチを介して無段式変速装置を多段式に制御するようにしても良い。
一実施の形態における変速シフト用ハンドルスイッチを備えた車両の例として示す自動二輪車の外観側面図である。 自動二輪車に搭載された制御システムの全体構成を示す図である。 制御システムにおいて制御装置に接続される各種センサ・スイッチ群の構成ブロック図である。 制御装置のメインマイコンの機能について詳細に説明する図である。 (a) 〜(e) は本発明における変速シフト用ハンドルスイッチの構成を示す図である。
符号の説明
1 自動二輪車
2 前輪
3 後輪
4 フロントフォーク回動軸
5 ハンドル
6 握り把持部
6−1 フランジ部
6−2 回動軸側面
7 スイッチボックス
7a 第1のスイッチボックス
7b 第2のスイッチボックス
8 風防窓
9 フラッシャバックミラー
11 ヘッドライト
12 燃料タンク
13 シート
14 エンジン
15 クラッチアクチュエータ
16 シフトアクチュエータ
20 制御装置
21 メインマイコン
22 電源回路
23、24 モータドライブ回路
25 センサ・スイッチ群
26 バッテリ
27 自己保持回路
28 クラッチポテンショメータ
29 シフトポテンショメータ
31 ギヤポジションセンサ
32 シフトアップダウンスイッチ
33 シフトダウンアップスイッチ
34 エンジン側クラッチ回転数センサ
35 メイン軸側クラッチ回転数センサ
36 キースイッチ
37 クラッチアクチュエータ制御部
38 シフトアクチュエータ制御部
41 クラッチ切断動作部
42 クラッチ接続動作部
43 クラッチ接続速度変更部
44 クラッチ回転数差演算部
45 ギヤ移動完了判定部
46 第二接続動作開始クラッチ位置取得部
47 クラッチ接続速度記憶部
48 パッシングスイッチ
49 風防窓移動スイッチ
51 ホーン鳴奏スイッチ
52 フラッシャ駆動スイッチ
53 ディマースイッチ
55 操作部
56 手動選択スイッチ
57 揺動レバー

Claims (7)

  1. 走行方向を制御する回動軸から左右に延びるハンドルを備えた車両において変速装置の変速比をアクチュエータを介して変更する変速シフト用ハンドルスイッチであって、
    前記ハンドルの端部に組み付けられ少なくとも前記回動軸側にフランジ部を形成された握り把持部と前記回動軸との間において前記ハンドル周りに配設されたスイッチボックス内に配置され、前記アクチュエータを駆動するスイッチ部と、
    該スイッチ部から、前記ハンドルに沿って前記ハンドルの端部に向かって、前記スイッチボックス外に延在する揺動レバーと、
    該揺動レバーの外端部に設けられ、前記フランジ部の前記回動軸側の面よりも常に前記回動軸側に位置する第1操作面と第2操作面を有するスイッチ操作部と、
    前記第1操作面および前記第2操作面は、前記親指での押し操作の間、ニュートラル位置である操作前の位置よりも車両進行方向へ一体となって位置移動し、前記第1操作面および前記第2操作面は、前記人差指での押し操作の間、操作前の位置よりも前記運転者方向へ一体となって位置移動するように構成される
    ことを特徴とする変速シフト用ハンドルスイッチ。
  2. 前記第1操作面は、前記車両の運転者の前記握り把持部を把持する左手の親指でシフトアップダウン操作するための操作面であり、前記第2操作面は、前記運転者の前記握り把持部を把持する左手の人差指でシフトダウンアップ操作するための操作面である、ことを特徴とする請求項1記載の変速シフト用ハンドルスイッチ。
  3. 前記スイッチボックスは第1のスイッチボックスと第2のスイッチボックスから成り、
    前記第1のスイッチボックスは、前記フランジに隣接して配置され、少なくともパッシングスイッチ、風防窓移動スイッチ、ホーン鳴奏スイッチ、フラッシャ駆動スイッチ、ディマースイッチのいずれか又は全てを備え、
    前記第2のスイッチボックスは、内部に少なくとも前記スイッチ部を配設され、前記第1スイッチボックスに隣接配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の変速シフト用ハンドルスイッチ。
  4. 前記揺動レバーは前記第1のスイッチボックスに沿って延在して構成される
    ことを特徴とする請求項3記載の変速シフト用ハンドルスイッチ。
  5. 前記第1操作面の操作前の位置は、前記第1のスイッチボックスの前記運転者側の面よりも車両進行方向側に位置している、
    ことを特徴とする請求項3記載の変速シフト用ハンドルスイッチ。
  6. 前記揺動レバーは前記ハンドルの下方に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の変速シフト用ハンドルスイッチ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の変速シフト用ハンドルスイッチを備えた鞍乗型車両。

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