JP4104198B2 - 自動2輪車のヘッドライト及びスピードメータ取付装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動2輪車のヘッドライト上面にスピードメータを有利に設けるための車両のスピードメータ取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
実開昭49−119953号には、ヘッドライトの上面にスピードメータを取付けた自動2輪車が示されており、このスピードメータはヘッドライトケースの上面に形成された開口部から内部へ挿入され、ヘッドライトケース内部に設けられたステーへ支持されるとともに、スピードメータの底部には前輪と同期回転するメーターケーブルが接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記スピードメータは機械式のため、フロントフォークにほぼ沿って上下方向へ延びるメーターケーブルの配線穴をヘッドライトケースの下面に設ける必要がある。一方、 ヘッドライトのバルブ用配線はできるだけ最短になるよう前後方向へ配線する必要があるから、そのための配線穴をヘッドライトケースの後部に設けることになる。
【0004】
しかしながら、このようにメーターケーブル専用の配線穴をバルブ用の配線穴と別に設けると、ヘッドライトケース下方からの水や埃の侵入防止手段を特別に講じる必要が生じる。そのうえ、スピードメータを一体にしたヘッドライトは、本来重量のある灯体の存在に加えてスピードメータ分の重量が増加するので、これらを支持するヘッドライトケースの剛性をかなりアップさせなければならない。ところがスピードメータ一体式のヘッドライトケースには上面にスピードメータ挿入用開口を設けざるを得ず、この開口部によって剛性が低下するから、そのうえさらにメーターケーブル専用の配線穴を設けなければならないとすれば、それだけ開口面積が大きくなって剛性が低下することになり、さらなる剛性アップを図る必要が生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため自動2輪車のヘッドライト及びスピードメータ取付装置に係る第1の発明は、前輪を支持する左右一対のフロントフォークをトップブリッジ及びボトムブリッジを介して車体フレームに取付け、フロントフォークの前方にヘッドライト及びスピードメータを設けた自動2輪車のヘッドライト及びスピードメータ取付装置において、
前記ヘッドライトのヘッドライトケース下部をヘッドライトケース内に設けたメータステーとともに前記ボトムブリッジに設けたヘッドライトステーに共締めし、
前記スピードメータを電気式スピードメータとし、
前記ヘッドライトケースの上面に設けたメータ取付穴から前記スピードメータを挿入するとともに、
前記メータステーに取り付けたことを特徴とする。
【0006】
第2の発明は、上記第1の発明において、前記ヘッドライトケース上部を前記メータステー上部に取付け、この取付け部及びスピードメータ外周を覆うメータカバーを設けたことを特徴とする。
第3の発明は、上記第1の発明において、前記スピードメータ内に液晶表示のトリップメータを設け、さらにウインカ等のインジケータをトップブリッジに配置し、上記トリップメータの表示をリセットするリセットスイッチをトップブリッジ近傍に配置したことを特徴とする。
【0007】
【発明の効果】
第1の発明によれば、ヘッドライトのヘッドライトケース下部をヘッドライトケース内に設けたメータステーとともにボトムブリッジに設けたヘッドライトステーに共締めし、ヘッドライトケースの上面に設けたメータ取付穴からスピードメータを挿入してメータステーに取り付けることができる。また、スピードメータに電気式メータを採用したことにより、従来のメーターケーブルを廃止して、その代わりに電線を使用できる。このためスピードメータ用の配線をヘッドライトのバルブ用の配線とひとまとめにして、従来より設けられていたヘッドライトケースの配線穴より内外に通すことができる。したがって、開口部を最小限度にでき、ヘッドライトケース内への水や埃の侵入防止並びにヘッドライトケースの剛性確保に有利となる。
【0008】
第2の発明によれば、ヘッドライトケース上部をメータステー上部に取付け、この取付け部及びスピードメータ外周を覆うメータカバーを設けることができる。
第3の発明によれば、インジケータをスピードメータの外部へ設けたので、スピードメータの小型化が可能になり、かつヘッドライトケースの剛性確保並びにヘッドライト全体のデザイン上でも有利になるとともに、リセットスイッチをトップブリッジ近傍に設けることにより、運転者に近づけることができるので、操作性が良好になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて、アメリカンタイプの自動2輪車に適用された本願発明の実施例を説明する。図1はヘッドライト部分の断面図、図2は本願発明が適用された自動2輪車の側面図、図3はその上面図、図4は同正面図、図5はトップブリッジ及びスピードメータ部分の上面図、図6はスピードメータの取付方を示す分解斜視図、図7はスピードメータ部分の断面図、図8はスピードメータの回路図、図9は車速検出部を示す断面図、図10はヘッドライト内部の配線構造を示す図である。
【0010】
まず、図2乃至図5により自動2輪車の全体構造を概説する。この自動2輪車は、ロングホイールベース、低い運転者用シート、幅広かつグリップが垂れ下がったアップハンドル等からなる外観上の特徴を備えたアメリカンタイプとして構成されている。
【0011】
前輪1と後輪2を前後に支持する車体フレーム3には、水冷式V型エンジン4が支持され、その前シリンダ5及び後シリンダ6の各上方に涙滴型の燃料タンク7が配設され、さらにその後方に、運転者用シート8及び同乗者用シート9が独立して前後に配設されている。
【0012】
駆動形式はシャフトドライブ式であり、車体フレームを構成するセンターフレーム10へピボット軸11により揺動自在に支持された中空のドライブシャフトアーム12中へドライブシャフト13が通され、このドライブシャフト13の前端部をクランクケース14の後部へ配設されたアウトプットギヤ機構15により駆動し、ファイナルギヤケース16内のファイナルギヤ機構17から後輪2側へ回転を伝達するようになっている。
【0013】
前輪1を支持する左右一対のフロントフォーク20は、上部側を大きく後方へ寝かせてキャスター角を大きくしてあり、トップブリッジ21及びボトムブリッジ22を介して車体フレーム3の前端部に設けられたヘッドパイプ23へステアリングステム24(図1)により回動自在に支持され、トップブリッジ21上に設けられているハンドルクランプ25に中央部を支持されているハンドルバー26により操向される。
【0014】
ハンドルバー26はアップ型であり、側面視(図2)で上方へ凸に湾曲しながら後方へ長く延出し、グリップ27の側面視位置はタンクキャップ28の上面後部近傍にある。また、図3において明らかなように、上面視で左右へ大きく広がり、グリップ27の上面視位置が運転者用ステップ29よりも外方へ張り出し、全体として幅広かつ上方へ大きく湾曲したアップ型形状になっている。運転者用ステップ29はプレート状をなして車体フレーム3の下部前方位置左右へ固定されている。
【0015】
ヘッドパイプ23の前方には丸形のヘッドライト30が配設され、ヘッドライトステー31(図1)を介してボトムブリッジ22へ支持されている。ヘッドライト30の上面にはスピードメータ32が取付一体化されている。
【0016】
図5に明らかなように、トップブリッジ21の上面には各種インジケータ及びスイッチが配設され、まず前端部寄り位置がインジケータ取付部をなし、ここにハイビームインジケータ33、オイルインジケータ34、ターンインジケータ35、水温インジケータ36及びニュートラルランプ37が横一列に配設されている。またこれらより後方でステアリングステム24の締結ナット24a近傍位置に後述するリセットスイッチ38が設けられている。なお、図5は図3と上面視角度を若干変えて示してある。
【0017】
図2乃至図4中の符号40は前側のウインカ、41はフロントフォーク20の上部を覆うフォークカバー、42はフロントフェンダ、43はバックミラー、44はラジエタ、45はサイドスタンド、46はサイドカバー、47は折りたたみ式の同乗者用ステップ(図4では車体右側を出し、同左側を折りたたんだ状態で示す)、48は緩衝器、49はリヤフェンダ、50はメッキされているグラブレール、51はストップランプ兼用のテールランプ、52は後側のウインカ、53及び54(図3)は前後各シリンダの排気管及びマフラーである。
【0018】
次に、ヘッドライト30及びスピードメータ32を詳細に説明する。図1に示すように、まずヘッドライト30は、前方が開放された略砲弾型をなすヘッドライトケース60と、その内部に収容される灯体61を備え、灯体61にはバルブ62が着脱自在に取付けられている。
【0019】
灯体61のリフレクタは多数の異なる曲面で構成されたマルチリフレクター形式であり、これに対応して前面を覆うレンズ63は特殊なカットを施さずに全体がほぼ一様な曲面をなすクリアなガラスレンズである。
【0020】
ヘッドライトケース60は樹脂等の適宜材料から成形され、表面はメッキされている。その上面にはメーター取付穴64(図6参照)が形成され、かつ後部には配線穴65が形成されている。また、内部には上部から後部を通って下部まで延びるメーターステー66が取付けられ、このメーターステー66の中央部で配線穴65と重なる部分は開口部66aが形成されている。
【0021】
メーターステー66のヘッドライトケース60に対する取付けは、上端部66bでビス67及びナット68によりメーター取付穴64前方のヘッドライトケース60の上部前方部分裏側へ固定され、中間部はヘッドライトケース60の内面に一体形成されたボス60aへビス60bで取付けられ、さらに下部66cは前側1ヶ所及び後側左右2ヶ所の計3ヶ所で締結することにより行われる。
【0022】
この下部66cの取付部分は、マウントラバー69を介してボルト70及びナット71によりヘッドライトケース60の下部及びヘッドライトステー31と共締めされ、ヘッドライト30は車体側に対して防振支持されている。
【0023】
ヘッドライトステー31はボルト72及びナット73によりボトムブリッジ22へ取付けられる。また、図1の符号74はウインカ40を支持するためのステーであり、ヘッドライトステー31の前端部へボルト74a及びナット74bの締結により支持される。ステー74にはクロスパイプ74cが取付けられ、その左右両端部にウインカ40が支持される。
【0024】
ヘッドライトケース60内の灯体61後方位置には断線検出機能付きの水温インジケータユニット75が配設されている。なお、図1はヘッドライト30及びスピードメータ32部分を車体中心に略沿う中央断面とし、かつトップブリッジ21及びボトムブリッジ22を非断面で表示してある。
【0025】
図6に明らかなように、スピードメータ32はメーター取付穴64へ上方から挿入され、ヘッドライトケース60内において、底部をメーターステー66の上部へ重ね、ヘッドライトケース60の内側からビス76によりスピードメータ32を構成するメーターケース77の底部に形成されたナット部78(図7)へ締結することにより固定される。
【0026】
メーター取付穴64はスピードメータ32上面の表示部79(図7)近傍部分を残してメーターカバー80で覆われている。メーターカバー80は樹脂等の適宜材料から成形され、その表面はヘッドライトケース60と同じにメッキされている。中央にはメーター穴81が形成され、その前方にはビス66を覆う前方突出部82が、また後方には後端部をメーター取付穴64の後部へ嵌合する後方突出部83がそれぞれ一体に突出形成されている。
【0027】
中央部のメーター穴81の前側部分からは下方へ突出する前壁部84が一体に形成され、その下端部はメーターステー66上へ重なる取付底部85をなし、ここに設けられた取付穴86(図6)を介してビス87及びナット88でメーターステー66へ固定される。
【0028】
メーターステー66の上端部66bにはビス67の通し穴66dが形成され、中間部左右には上から順にビス87の通し穴66e、ビス76の通し穴66f及びビス60b(図1)の通し穴66gがそれぞれ左右一対づつ形成されている。また、下部66cにもマウントラバー69(図1)用の通し穴66hが3ヶ所形成されている。
【0029】
なお、メーターカバー66とメーター取付穴64周囲のヘッドライトケース60との間には略ダルマ形のメーター取付穴用シールラバー90が介装される。このメーター取付穴用シールラバー90はメーター取付穴64と略同形であるが、前部に固定部91が形成され、その中央部に通し穴92が形成されている。
【0030】
固定部91はメーター取付穴64の前方部に形成されたヘッドライトケースの取付部64aへ重なり、かつここに形成されている通し穴64bと同92が一致するので、これらの通し穴を利用して前述のビス67及びナット68で締結する。さらに、メーターカバー80とスピードメータ32の間にも円形のメーター用シールラバー93が介装される。
【0031】
図7に明らかなように、スピードメータ32は詳細構造を後述する電気式であり、メーターケース77内に回路基板100を設け、その上面に指針101を駆動する交差コイル102のボビン103と、車速演算手段及び駆動制御手段であるCPU104及び交差コイル102の駆動トランジスタ105がそれぞれ電気的に接続されている。
【0032】
CPU104の上方にはオドメータ及びトリップメータの各表示部をなす液晶表示部106が設けられている。オドメータは車両の総走行距離を積算表示し、トリップメータは車両に燃料を給油した際等のリセット時を始点とする区間走行距離を表示する。
【0033】
液晶表示部106の上方におけるメーターケース77内部は表示板107で仕切られ、この中央部を貫通して交差コイル102から上方へ延出する指針軸108の先端部に指針101が一体回動するように固定されている。表示板107の液晶表示部106の上方部分には、窓穴109が形成され外部から液晶表示を見ることが可能になっている。
【0034】
表示板107表面に形成されている目盛等の表示は、メーターケース77の小区画室110内に収容されているバックライトバルブ111により透過光式に照明される。符号112は透明カバーである。なお、図7におけるメーターステー66の断面部は図1と異なり、ビス76による締結部を通るように示してある。
【0035】
図8に明らかなように、CPU104にはアウトプットギヤ機構15と共に車速検出手段を構成するホール素子113が接続され、このホール素子113はアウトプットギヤ機構15の構成ギヤ(本実施例では後述するアウトプットドリブンギヤ116)に接近配置され、この構成ギヤの歯が通過する毎にパルス出力することにより車速を検出する。
【0036】
CPU104はホール素子113の検出信号に基づいて車速を演算するとともに走行距離を積算し、オドメータ及びトリップメータの各距離情報を作成し、EEPROM106aへ記憶させ、同時に液晶表示部106へそれぞれの距離情報を表示する。なお、EEPROM106a内に記憶されている各距離情報は車両の電源をオフにしても保持される。
【0037】
さらに、CPU104は上記車速の演算に基づく車速信号を駆動トランジスタ105のベースへ入力することにより、駆動トランジスタ105のベース電流を車速に応じて変化させ、このベース電流が出力される交差コイル102の磁界を制御する。
【0038】
交差コイル102に囲まれた内側には指針軸108の下端部に一体化された磁石114が位置し、交差コイル102の励磁変化による磁界の変化に応じて回転するため、これと一体の指針軸108及び指針101が車速に応じた角度だけ回動し、その結果表示板107上の目盛により車速を認識可能になっている。
【0039】
さらに、CPU104はトリップメータの走行距離表示をリセット可能としてあり、CPU104に接続されたリセットスイッチ38を閉じると、リセット信号がCPU104に入力され、これに基づいてCPU104が液晶表示部106におけるトリップメータの表示をリセットするようになっている。
【0040】
図9に示すように、ホール素子113はアウトプットギヤ機構15のギヤボックス115へ取付けられ、アウトプットドリブンギヤ116の近傍に配設されている。アウトプットギヤ機構15は、エンジンのアウトプット軸117に取付けられたかさ歯のアウトプットドライブギヤ118と、これに噛み合う同じくかさ歯ののアウトプットドリブンギヤ116で構成され、アウトプットドリブンギヤ116はアウトプット軸117と同期回転する。アウトプットドリブンギヤ116はユニバーサルジョイント119を介してドライブシャフト13の前端部へ取付けられている。
【0041】
図中の符号15aは変速機(図示省略)のアウトプット軸117へ遊転自在に支持されているアウトプットギヤ、15bはダンパーカム、15cはダンパースプリングであり、変速機の出力はアウトプットギヤ15a、ダンパーカム15b及びアウトプット軸117を介してアウトプットドライブギヤ118へ伝達され、さらにアウトプットドリブンギヤ116からドライブシャフト13へ伝達される。
【0042】
図1及び図10に示すように、ヘッドライトケース60内の電気配線は、灯体61へ接続するバルブ用コード120、スピードメータ32へ接続するメーター用コード121、水温インジケータユニット75へ接続する水温インジケータユニット用コード122、その他のインジケータ用コード123で構成され、それぞれはひとまとめになって配線穴65を通って内外へ配線されている。符号124及び125はカプラーである。
【0043】
次に、本実施例の作用を説明する。まず、スピードメータ32として電気式メータを採用したことにより、従来のメーターケーブルを廃止して、その代わりに電線であるメーター用コード121を使用できる。このためメーター用コード121をバルブ用コード120とひとまとめにして、従来より設けられていたヘッドライトケースの配線穴65より内外に通すことができる。したがって、開口部を最小限度にでき、ヘッドライトケース60の剛性確保が有利になる。また、開口部が少なくかつヘッドライトケース60の下側に開口されていないので、ヘッドライトケース60内への水や埃の侵入防止を図る上で有利となる。
【0044】
さらに、インジケータ類(33〜37)及びリセットスイッチ38をスピードメータ32の外部へ設けることができるので、スピードメータ32の小型化が可能になり、かつヘッドライトケース60の剛性確保さらにはヘッドライト30全体のデザイン上でも有利になる。特に、リセットスイッチ38は機械式スピードメータの場合と異なり、スピードメータ32外部の任意位置へ配設可能になるから、リセットスイッチ38をトップブリッジ21上の運転者近傍位置へ設けることにより運転者に近づけることができ、その結果、スイッチの操作性が良好になる。
【0045】
なお、本願発明は上記実施例に限定されず、種々に変形可能であり、例えば、電気式スピードメータの構造としては、実施例のように速度表示を指針式でなく液晶表示等にしてもよい。もちろん車速演算手段はCPUに代えて公知の電気回路で構成することもできる。また、車速検出手段はホール素子に限らずパルサーコイルなど公知のものを種々利用できる。さらに、適用する車両は自動2輪車に限らず3輪又は4輪バギー車等、ヘッドライトとスピードメータを備える種々の車両に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ヘッドライト部分の断面図
【図2】 本願発明が適用された自動2輪車の側面図
【図3】 その上面図
【図4】 同正面図
【図5】 トップブリッジ及びスピードメータ部分の上面図
【図6】 スピードメータの取付方を示す分解斜視図
【図7】 スピードメータ部分の断面図
【図8】 スピードメータの回路図
【図9】 車速検出部を示す断面図
【図10】ヘッドライト内部の配線構造を示す図
【符号の説明】
30:ヘッドライト、32:スピードメータ、60:ヘッドライトケース、64:メーター穴、65:配線穴、66:ヘッドライトステー、120:バルブ用コード、121:メーター用コード
Claims (3)
- 前輪を支持する左右一対のフロントフォークをトップブリッジ及びボトムブリッジを介して車体フレームに取付け、フロントフォークの前方にヘッドライト及びスピードメータを設けた自動2輪車のヘッドライト及びスピードメータ取付装置において、
前記ヘッドライトのヘッドライトケース下部をヘッドライトケース内に設けたメータステーとともに前記ボトムブリッジに設けたヘッドライトステーに共締めし、
前記スピードメータを電気式スピードメータとし、
前記ヘッドライトケースの上面に設けたメータ取付穴から前記スピードメータを挿入するとともに、
前記メータステーに取り付けたことを特徴とする自動2輪車のヘッドライト及びスピードメータ取付装置。 - 前記ヘッドライトケース上部を前記メータステー上部に取付け、この取付け部及びスピードメータ外周を覆うメータカバーを設けたことを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車のヘッドライト及びスピードメータ取付装置。
- 前記スピードメータ内に液晶表示のトリップメータを設け、さらにウインカ等のインジケータをトップブリッジに配置し、上記トリップメータの表示をリセットするリセットスイッチをトップブリッジ近傍に配置したことを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車のヘッドライト及びスピードメータ取付装置。
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