JP2800120B2 - 自動二輪車の走行情報表示器支持構造 - Google Patents
自動二輪車の走行情報表示器支持構造Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J50/00—Arrangements specially adapted for use on cycles not provided for in main groups B62J1/00 - B62J45/00
- B62J50/20—Information-providing devices
- B62J50/21—Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger
- B62J50/225—Mounting arrangements therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B62J6/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
- B62J6/02—Headlights
- B62J6/022—Headlights specially adapted for motorcycles or the like
- B62J6/027—Supporting means therefor, e.g. mounting brackets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動二輪車の走行情報表示器支持構造に関す
るものである。
るものである。
カウリングを備えた自動二輪車において速度計やトリ
ップメータなどの走行情報を表示する表示器を取付ける
場合、例えば実開昭62−106887号公報に開示されている
ように、車体フレームにステイを前方へ延出させ、この
ステイで表示器を支持するのが一般的である。
ップメータなどの走行情報を表示する表示器を取付ける
場合、例えば実開昭62−106887号公報に開示されている
ように、車体フレームにステイを前方へ延出させ、この
ステイで表示器を支持するのが一般的である。
しかし、このように表示器を支持する構造では、表示
器とカウリングとの間隙からヘットランプの光がもれて
しまい表示が見にくくなるという不具合があった。しか
も、車体フレームの振動がステイを介して表示器に伝達
されるため、不整地などを走行して車体フレームが激し
く振動すると、表示器が破損してしまうおそれがある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、表示器
を弾性的に支持しつつ表示が見にくくなるのを抑えるこ
とができる自動二輪車の走行情報表示器支持構造を提供
するものである。
器とカウリングとの間隙からヘットランプの光がもれて
しまい表示が見にくくなるという不具合があった。しか
も、車体フレームの振動がステイを介して表示器に伝達
されるため、不整地などを走行して車体フレームが激し
く振動すると、表示器が破損してしまうおそれがある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、表示器
を弾性的に支持しつつ表示が見にくくなるのを抑えるこ
とができる自動二輪車の走行情報表示器支持構造を提供
するものである。
本発明に係る走行情報表示器支持構造は、ヘッドラン
プを支持しかつ車体フレームから前方へ延出する補助枠
を設け、この補助枠にカウリングを弾性部材を介して支
持させ、この補助枠の上部に、軸線方向が車幅方向を指
向する取付ボルトで補助枠上の取付板に固定される円筒
状の弾性部材を介して第1の表示器を取付けるととも
に、補助枠に一体的に形成して補助枠から上方に延びる
取付バーを介して第2の表示器を取付け、前記第1の表
示器の周囲を囲繞する平面視台形状の弾性板を第1の表
示器に取付け、かつ弾性板の外周面の一部を前記カウリ
ングの内面に当接させ、前記弾性板における前記第1の
表示器の上方となる部分に貫通穴を形成し、この貫通穴
に前記取付バーの上面を貫通させて第2の表示器の取付
部を嵌合させたものである。
プを支持しかつ車体フレームから前方へ延出する補助枠
を設け、この補助枠にカウリングを弾性部材を介して支
持させ、この補助枠の上部に、軸線方向が車幅方向を指
向する取付ボルトで補助枠上の取付板に固定される円筒
状の弾性部材を介して第1の表示器を取付けるととも
に、補助枠に一体的に形成して補助枠から上方に延びる
取付バーを介して第2の表示器を取付け、前記第1の表
示器の周囲を囲繞する平面視台形状の弾性板を第1の表
示器に取付け、かつ弾性板の外周面の一部を前記カウリ
ングの内面に当接させ、前記弾性板における前記第1の
表示器の上方となる部分に貫通穴を形成し、この貫通穴
に前記取付バーの上面を貫通させて第2の表示器の取付
部を嵌合させたものである。
本発明においては、弾性板は第1の表示器を弾性的に
支持し、カウリングが振動しても当接している状態に保
たれるので、運転者側にヘッドランプの光が洩れにくく
なる。また、補助枠に弾性部材によって上下方向に僅か
に移動可能に弾性支持させた第1の表示器がこれ自体の
重量と弾性板の重量とによって下がると、弾性板の貫通
穴壁面が第2の表示器の取付部に当接する。
支持し、カウリングが振動しても当接している状態に保
たれるので、運転者側にヘッドランプの光が洩れにくく
なる。また、補助枠に弾性部材によって上下方向に僅か
に移動可能に弾性支持させた第1の表示器がこれ自体の
重量と弾性板の重量とによって下がると、弾性板の貫通
穴壁面が第2の表示器の取付部に当接する。
以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。
第1図は本発明に係る自動二輪車の走行情報表示器支持
構造を示す一部破断側面図、第2図は同じく一部破断正
面図、第3図は平面図、第4図は要部を示す斜視図、第
5図は自動二輪車を示す側面図で、第5図において符号
1で示すものはラリーなどに使用される荒地走行用の自
動二輪車を示す。2は車体フレームであり、ヘッドパイ
プ3と、このヘッドパイプ3に連結され前燃料タンク4
およびラジエータ5aを備えた水冷式のエンジン5を支持
する主フレーム6などからなり、シート7は後部フレー
ムを兼ねる後燃料タンク8で支持されている。ヘッドパ
イプ3の上下にはハンドルクラウン11およびフロントフ
ォークブラケット12が枢着されており、前輪13を懸架す
るフロントフォーク14および操向ハンドル15が回動自在
に支持されている。前記ヘッドパイプ3には前方へ向か
って延出する上下一対の支持ステイ16が設けられてい
る。17はこの支持ステイ16の前部に取付けられた右側面
視逆コ字状の支持部材で、ヘッドランプ18およびカウリ
ング19を取付ける楕円状枠体20を支持している。前記支
持ステイ16と、支持部材17と、楕円状枠体20とが本発明
に係る補助枠を構成している。カウリング19は操向ハン
ドル15まわり、エンジン5およびラジエータ5aの外側を
覆うことによって空気抵抗を減少させると同時に運転員
を風圧から保護するものである。
第1図は本発明に係る自動二輪車の走行情報表示器支持
構造を示す一部破断側面図、第2図は同じく一部破断正
面図、第3図は平面図、第4図は要部を示す斜視図、第
5図は自動二輪車を示す側面図で、第5図において符号
1で示すものはラリーなどに使用される荒地走行用の自
動二輪車を示す。2は車体フレームであり、ヘッドパイ
プ3と、このヘッドパイプ3に連結され前燃料タンク4
およびラジエータ5aを備えた水冷式のエンジン5を支持
する主フレーム6などからなり、シート7は後部フレー
ムを兼ねる後燃料タンク8で支持されている。ヘッドパ
イプ3の上下にはハンドルクラウン11およびフロントフ
ォークブラケット12が枢着されており、前輪13を懸架す
るフロントフォーク14および操向ハンドル15が回動自在
に支持されている。前記ヘッドパイプ3には前方へ向か
って延出する上下一対の支持ステイ16が設けられてい
る。17はこの支持ステイ16の前部に取付けられた右側面
視逆コ字状の支持部材で、ヘッドランプ18およびカウリ
ング19を取付ける楕円状枠体20を支持している。前記支
持ステイ16と、支持部材17と、楕円状枠体20とが本発明
に係る補助枠を構成している。カウリング19は操向ハン
ドル15まわり、エンジン5およびラジエータ5aの外側を
覆うことによって空気抵抗を減少させると同時に運転員
を風圧から保護するものである。
21は走行情報表示装置であり、前輪13の回転を検出し
前輪13の回転速度に比例した電気信号を出力する検出器
22と、この検出器22の電気信号に基づいて走行情報を表
示する表示器23となどからなる。前記表示器23が本発明
に係る第1の表示器を構成している。検出器22はフロン
トフォークブラケット12に取付けられ、可撓ケーブル25
を介して前輪車軸26に連結された円板状磁石を有してお
り、この円板状磁石の回転によって発信されるパルス信
号のパルス数をカウントすることによって前輪13の回転
速度に比例した電気信号を出力する。表示器23は前記ヘ
ッドランプ18およびカウリング19を取付ける正面視楕円
形を呈する楕円状枠体20に弾性部材を介して車幅方向に
支持されており、ラリー競技においてその当日における
走行距離を示すトリップメータ31と、ラリーコースのセ
クションにおける走行距離を示すセクショントリップメ
ータ32と、速度計33と、これら計器の表示される値を一
定の前輪回転速度に対して増減する補正用つまみとが一
体的に組込まれている。トリップメータ31、セクション
トリップメータ32、速度計33はそれぞれ液晶盤を有して
いる。液晶盤の大きさはラリー競技における情報の重要
性を考慮して決定されている。すなわち、一番重要な情
報を示すトリップメータ31が一番大きく、次いでセクシ
ョントリップメータ32が大きく、速度計33が一番小さく
設定されている。
前輪13の回転速度に比例した電気信号を出力する検出器
22と、この検出器22の電気信号に基づいて走行情報を表
示する表示器23となどからなる。前記表示器23が本発明
に係る第1の表示器を構成している。検出器22はフロン
トフォークブラケット12に取付けられ、可撓ケーブル25
を介して前輪車軸26に連結された円板状磁石を有してお
り、この円板状磁石の回転によって発信されるパルス信
号のパルス数をカウントすることによって前輪13の回転
速度に比例した電気信号を出力する。表示器23は前記ヘ
ッドランプ18およびカウリング19を取付ける正面視楕円
形を呈する楕円状枠体20に弾性部材を介して車幅方向に
支持されており、ラリー競技においてその当日における
走行距離を示すトリップメータ31と、ラリーコースのセ
クションにおける走行距離を示すセクショントリップメ
ータ32と、速度計33と、これら計器の表示される値を一
定の前輪回転速度に対して増減する補正用つまみとが一
体的に組込まれている。トリップメータ31、セクション
トリップメータ32、速度計33はそれぞれ液晶盤を有して
いる。液晶盤の大きさはラリー競技における情報の重要
性を考慮して決定されている。すなわち、一番重要な情
報を示すトリップメータ31が一番大きく、次いでセクシ
ョントリップメータ32が大きく、速度計33が一番小さく
設定されている。
前記表示器23は周囲を弾性板42で囲繞されている。弾
性板42の前方および側方はカウリング19で覆われ、上方
はウインドシールド43で覆われている。前記弾性板42は
ウレタンフォームなどの弾性材からなる厚板であり、外
周面の前部および側部はカウリング19の内面に当接され
ている。45は表示器23の左側に配設された水温計、46は
同じく右側に配設されたコンパスであり、これらの表示
器は、第6図に拡大して示すように取付ねじ61で弾性板
42と共に表示器23の取付フランジに共締めされている。
性板42の前方および側方はカウリング19で覆われ、上方
はウインドシールド43で覆われている。前記弾性板42は
ウレタンフォームなどの弾性材からなる厚板であり、外
周面の前部および側部はカウリング19の内面に当接され
ている。45は表示器23の左側に配設された水温計、46は
同じく右側に配設されたコンパスであり、これらの表示
器は、第6図に拡大して示すように取付ねじ61で弾性板
42と共に表示器23の取付フランジに共締めされている。
47は表示器23の前側に車幅方向に配設されたマップ保
持装置であり、ラリーコースに関する走行情報を表示し
たロール状のマップ48を車体前後方向にスクロール可能
に保持している。このマップ48には左端の欄48aにその
当日のコースにおける積算距離が表示され、その右側の
欄48bにコースの各セクションにおける積算距離が表示
されており、右端の欄48cにはコースの状態が文字など
で表示されている。すなわち、マップ保持装置47はマッ
プ48を走行に伴ってスクロールさせることによって、自
動二輪車の走行状態を運転者に知らせる表示器として機
能している。このマップ保持装置47が本発明に係る第2
の表示器を構成している。そして、前記トリップメータ
31は、マップ48の当日の積算距離が表示された欄48aに
対応して左側に、セクショントリップメータ32は、セク
ションにおける積算距離が表示された欄48bに対応して
右側に配置されている。
持装置であり、ラリーコースに関する走行情報を表示し
たロール状のマップ48を車体前後方向にスクロール可能
に保持している。このマップ48には左端の欄48aにその
当日のコースにおける積算距離が表示され、その右側の
欄48bにコースの各セクションにおける積算距離が表示
されており、右端の欄48cにはコースの状態が文字など
で表示されている。すなわち、マップ保持装置47はマッ
プ48を走行に伴ってスクロールさせることによって、自
動二輪車の走行状態を運転者に知らせる表示器として機
能している。このマップ保持装置47が本発明に係る第2
の表示器を構成している。そして、前記トリップメータ
31は、マップ48の当日の積算距離が表示された欄48aに
対応して左側に、セクショントリップメータ32は、セク
ションにおける積算距離が表示された欄48bに対応して
右側に配置されている。
次に表示器23の支持構造について詳述すると、上記一
対の支持ステイ16は連結管51を介してヘッドパイプ3に
連結されている。連結管51は先端部に支持ステイ16を挿
入挾持するためのすり割を有し、基端部はゴムブッシュ
52を介してヘッドパイプ3に枢着されている。表示器23
は下面に取付脚を有し、楕円状枠体20から上方へ突設さ
れた取付板53にゴムブッシュ54を介して取付けられてい
る。コ字状の支持部材17の先端は楕円状枠体20よりも前
方へ延出され、この先端部にカウリング19およびヘッド
ランプ18の保護ネット55が蝶ねじ56で共締めされてい
る。マップ保持装置47は楕円状枠体20から上方へ延出さ
れた後に水平方向に延在する取付バー57に取付けられて
いる。この取付バー57は、第1図に示すように、楕円状
枠体20に一体的に形成されており、前記弾性板42におけ
る表示器23の上方に形成した貫通穴に上面を貫通させて
いる。また、前記弾性板42の貫通穴にマップ保持装置47
の取付部を嵌合させている。58は楕円状枠体20の両側に
突設されて固定部で、カウリング19の側部がゴムブッシ
ュ59を介して固定されている。
対の支持ステイ16は連結管51を介してヘッドパイプ3に
連結されている。連結管51は先端部に支持ステイ16を挿
入挾持するためのすり割を有し、基端部はゴムブッシュ
52を介してヘッドパイプ3に枢着されている。表示器23
は下面に取付脚を有し、楕円状枠体20から上方へ突設さ
れた取付板53にゴムブッシュ54を介して取付けられてい
る。コ字状の支持部材17の先端は楕円状枠体20よりも前
方へ延出され、この先端部にカウリング19およびヘッド
ランプ18の保護ネット55が蝶ねじ56で共締めされてい
る。マップ保持装置47は楕円状枠体20から上方へ延出さ
れた後に水平方向に延在する取付バー57に取付けられて
いる。この取付バー57は、第1図に示すように、楕円状
枠体20に一体的に形成されており、前記弾性板42におけ
る表示器23の上方に形成した貫通穴に上面を貫通させて
いる。また、前記弾性板42の貫通穴にマップ保持装置47
の取付部を嵌合させている。58は楕円状枠体20の両側に
突設されて固定部で、カウリング19の側部がゴムブッシ
ュ59を介して固定されている。
このように構成された自動二輪車の走行情報表示器支
持構造においては、弾性板42はカウリング19の内面に当
接され、カウリング19が振動しても、カウリング19に当
接している状態を保持することができるから、カウリン
グ19との間に間隙が形成されるのを防止し、ヘッドラン
プ18の光がカウリング19の内側から運転者側へ洩れるの
を防止することができる。
持構造においては、弾性板42はカウリング19の内面に当
接され、カウリング19が振動しても、カウリング19に当
接している状態を保持することができるから、カウリン
グ19との間に間隙が形成されるのを防止し、ヘッドラン
プ18の光がカウリング19の内側から運転者側へ洩れるの
を防止することができる。
また、表示器23を連結管51のゴムブッシュ52、取付板
53のゴムブッシュ54、弾性板42によって弾性的に支持す
ることができる。したがって、ヘッドパイプ3から表示
器23に伝達される振動を緩衝し、表示器23が破損するの
を防止することができる。ここで、弾性板42はボルト支
持のように表示器23の局部を支持する構造と異なり、表
示器23を全体的に支持することができ、より効果的に振
動を防止することができる。そして、実施例において
は、下部をゴムブッシュ54を介して枢着し、上部を弾性
板42で支持しているので、車体フレーム1と表示器23と
カウリング19とを弾性的に連結し、表示器23およびカウ
リング19の振動を一体的に抑えることができる。
53のゴムブッシュ54、弾性板42によって弾性的に支持す
ることができる。したがって、ヘッドパイプ3から表示
器23に伝達される振動を緩衝し、表示器23が破損するの
を防止することができる。ここで、弾性板42はボルト支
持のように表示器23の局部を支持する構造と異なり、表
示器23を全体的に支持することができ、より効果的に振
動を防止することができる。そして、実施例において
は、下部をゴムブッシュ54を介して枢着し、上部を弾性
板42で支持しているので、車体フレーム1と表示器23と
カウリング19とを弾性的に連結し、表示器23およびカウ
リング19の振動を一体的に抑えることができる。
また、マップ保持装置47を支持する取付バー57の上面
を弾性板42の貫通穴に貫通させ、マップ保持装置47の取
付部を前記弾性板42の貫通穴に嵌合させたから、補助枠
にゴムブッシュ54によって上下方向に僅かに移動可能に
弾性支持させた表示器23がこれ自体の重量と弾性板42の
重量とによって下がるのを、弾性板42の貫通穴壁面がマ
ップ保持装置47の取付部に当接することによって阻止す
ることができる。
を弾性板42の貫通穴に貫通させ、マップ保持装置47の取
付部を前記弾性板42の貫通穴に嵌合させたから、補助枠
にゴムブッシュ54によって上下方向に僅かに移動可能に
弾性支持させた表示器23がこれ自体の重量と弾性板42の
重量とによって下がるのを、弾性板42の貫通穴壁面がマ
ップ保持装置47の取付部に当接することによって阻止す
ることができる。
したがって、振動伝達を阻止するために表示器23を補
助枠に弾性支持する構造でも、弾性板42とカウリング19
との間に隙間が形成されることはない。
助枠に弾性支持する構造でも、弾性板42とカウリング19
との間に隙間が形成されることはない。
以上説明したように本発明によれば、ヘッドランプを
支持しかつ車体フレームから前方へ延出する補助枠を設
け、この補助枠にカウリングを弾性部材を介して支持さ
せ、この補助枠の上部に、軸線方向が車幅方向を指向す
る取付ボルトで補助枠上の取付板に固定される円筒状の
弾性部材を介して第1の表示器を取付けるとともに、補
助枠に一体的に形成して補助枠から上方に延びる取付バ
ーを介して第2の表示器を取付け、前記第1の表示器の
周囲を囲繞する平面視台形状の弾性板を第1の表示器に
取付け、かつ弾性板の外周面の一部を前記カウリングの
内面に当接させ、前記弾性板における前記第1の表示器
の上方となる部分に貫通穴を形成し、この貫通穴に前記
取付バーの上面を貫通させて第2の表示器の取付部を嵌
合させたため、第1の表示器を弾性部材および弾性板で
弾性的に支持し、カウリングが振動しても弾性板がカウ
リングに当接している状態を保持することができる。し
かも、補助枠に弾性部材上下方向に僅かに移動可能に弾
性支持させた第1の表示器がこれ自体の重量と弾性板の
重量とによって下がるのを、弾性板の貫通穴壁面が第2
の表示器の取付部に当接することによって阻止すること
ができる。このため、振動伝達を阻止するために第1の
表示器を補助枠に弾性支持する構造でも、弾性板とカウ
リングとの間に隙間が形成されることはない。
支持しかつ車体フレームから前方へ延出する補助枠を設
け、この補助枠にカウリングを弾性部材を介して支持さ
せ、この補助枠の上部に、軸線方向が車幅方向を指向す
る取付ボルトで補助枠上の取付板に固定される円筒状の
弾性部材を介して第1の表示器を取付けるとともに、補
助枠に一体的に形成して補助枠から上方に延びる取付バ
ーを介して第2の表示器を取付け、前記第1の表示器の
周囲を囲繞する平面視台形状の弾性板を第1の表示器に
取付け、かつ弾性板の外周面の一部を前記カウリングの
内面に当接させ、前記弾性板における前記第1の表示器
の上方となる部分に貫通穴を形成し、この貫通穴に前記
取付バーの上面を貫通させて第2の表示器の取付部を嵌
合させたため、第1の表示器を弾性部材および弾性板で
弾性的に支持し、カウリングが振動しても弾性板がカウ
リングに当接している状態を保持することができる。し
かも、補助枠に弾性部材上下方向に僅かに移動可能に弾
性支持させた第1の表示器がこれ自体の重量と弾性板の
重量とによって下がるのを、弾性板の貫通穴壁面が第2
の表示器の取付部に当接することによって阻止すること
ができる。このため、振動伝達を阻止するために第1の
表示器を補助枠に弾性支持する構造でも、弾性板とカウ
リングとの間に隙間が形成されることはない。
したがって、カウリングと弾性板との間に間隙が形成
されるのを防止し、運転者側にヘッドランプの光が洩れ
にくくすることができる。そのため、第1の表示器が振
動によって破損するのを防止しつつ表示が見にくくなる
のを抑えることができる。さらには、弾性板によってカ
ウリングの振動も抑えることができる。
されるのを防止し、運転者側にヘッドランプの光が洩れ
にくくすることができる。そのため、第1の表示器が振
動によって破損するのを防止しつつ表示が見にくくなる
のを抑えることができる。さらには、弾性板によってカ
ウリングの振動も抑えることができる。
第1図は本発明に係る自動二輪車の走行情報表示器支持
構造を示す一部破断側面図、第2図は同じく一部破断正
面図、第3図は平面図、第4図は要部を示す斜視図、第
5図は自動二輪車を示す側面図、第6図は第3図のVI−
VI線断面図である。 1……自動二輪車、16……支持ステイ、19……カウリン
グ、23……表示器、42……弾性板、54……ゴムブッシ
ュ。
構造を示す一部破断側面図、第2図は同じく一部破断正
面図、第3図は平面図、第4図は要部を示す斜視図、第
5図は自動二輪車を示す側面図、第6図は第3図のVI−
VI線断面図である。 1……自動二輪車、16……支持ステイ、19……カウリン
グ、23……表示器、42……弾性板、54……ゴムブッシ
ュ。
Claims (1)
- 【請求項1】ヘッドランプを支持しかつ車体フレームか
ら前方へ延出する補助枠を設け、この補助枠にカウリン
グを弾性部材を介して支持させ、この補助枠の上部に、
軸線方向が車幅方向を指向する取付ボルトで補助枠上の
取付板に固定される円筒状の弾性部材を介して第1の表
示器を取付けるとともに、補助枠に一体的に形成して補
助枠から上方に延びる取付バーを介して第2の表示器を
取付け、前記第1の表示器の周囲を囲繞する平面視台形
状の弾性板を第1の表示器に取付け、かつ弾性板の外周
面の一部を前記カウリングの内面に当接させ、前記弾性
板における前記第1の表示器の上方となる部分に貫通穴
を形成し、この貫通穴に前記取付バーの上面を貫通させ
て第2の表示器の取付部を嵌合させたことを特徴とする
自動二輪車の走行情報表示器支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63106949A JP2800120B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 自動二輪車の走行情報表示器支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63106949A JP2800120B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 自動二輪車の走行情報表示器支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01275285A JPH01275285A (ja) | 1989-11-02 |
JP2800120B2 true JP2800120B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=14446617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63106949A Expired - Fee Related JP2800120B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 自動二輪車の走行情報表示器支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2800120B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3509457B2 (ja) * | 1997-03-31 | 2004-03-22 | スズキ株式会社 | 自動二輪車のカウリングブレース |
CN102582735A (zh) * | 2012-03-06 | 2012-07-18 | 力帆实业(集团)股份有限公司 | 启动继电器与车架的安装结构 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5989787U (ja) * | 1982-12-09 | 1984-06-18 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車におけるメ−タユニツトの取付構造 |
JPS62196792U (ja) * | 1986-06-05 | 1987-12-14 |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP63106949A patent/JP2800120B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01275285A (ja) | 1989-11-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |