JP4549279B2 - 自動二輪車用メータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車用メータ装置に関する。
従来の自動二輪車用メータ装置では、車体側に取り付けられるメータ支持用のメータステーにメータを取り付けると共に、メータ類への配線と主電源回路からの配線とを接続するジョイントボックスをメータステーに支持する構造のものが考案されている(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭59−35180号公報
ところで、上記の構造では、メータと、メータステーと、ジョイントボックスとが別々に設けられるので、部品点数が多く、コストアップになってしまうという課題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、部品点数及びコストを低減することができる自動二輪車用メータ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、メータケース内に表示装置を収納し、該表示装置の上部をレンズで覆う自動二輪車用メータ装置であって、メータケースには、該メータケースを車体側に取り付けるメータステー部と、表示装置のメータ用コードと接続先コードとを接続させるカプラを保持するカプラホルダ部が一体に形成され、且つ、前記カプラホルダ部が前記メータステー部に一体に形成されることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項の構成に加えて、メータケースは、カプラホルダ部と一体に形成されるメータステー部と略対角線上に配置される他のメータステー部を有することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項の構成に加えて、表示装置が、可動指針式ムーブメントを持ったスピードメータを有することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項の構成に加えて、メータケースは、ヘッドライトを支持するヘッドライトカウルに取り付けられることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項の構成に加えて、カプラホルダ部は、メータケースの右側上部に設けられることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項の構成に加えて、カプラは上部に雌カプラが位置し、下部に雄カプラが位置することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、メータケースには、表示装置のメータ用コードと接続先コードとを接続させるカプラを保持するカプラホルダ部が一体に形成されるので、別体のカプラホルダを設ける必要がなく、部品点数及びコストを低減できる。また、メータケースに形成されたカプラホルダ部にカプラを保持するため、メータ用コードに実質的に張力がかからない。よってメータ用コードをメータケースに固定するための別体のコードクランプを設ける必要がなく、この点でも部品点数及びコストを低減できる。さらに、カプラが所定の位置に位置決めされるので、接続先コードとの配線接続が容易となる。
また、メータケースには、メータケースを車体側に取り付けるメータステー部が一体に形成されて強度の高いものとなり、カプラホルダ部はこのメータステー部に一体に形成されるので、カプラホルダ部の強度も高くすることができる。
請求項に係る発明によれば、メータケースは、カプラホルダ部と一体に形成されるメータステー部と略対角線上に配置される他のメータステー部を有するので、メータステー部間の距離を長くでき、メータケースの取付強度を向上することができる。
なお、本発明のメータステー部と他のメータステー部が略対角線上に配置されるとは、メータステー部が対角線の一端に隣接する辺の中間部分よりも一端側に配置されており、他のメータステー部が対角線の他端に隣接する辺の中間部分よりも他端側に配置されている場合を含む。
請求項に係る発明によれば、表示装置が、可動指針式ムーブメントを持ったスピードメータを有するので、配線を少なくすることが可能となる。
請求項に係る発明によれば、メータケースは、ヘッドライトを支持するヘッドライトカウルに取り付けられるので、メータ取付用のステーをフレームに設ける必要がなく、部品点数を低減することができる。
請求項に係る発明によれば、カプラホルダ部は、メータケースの右側上部に設けられるので、左側に来ることが多い運転者から目につくことを少なくすることができる。
請求項に係る発明によれば、カプラは上部に雌カプラが位置し、下部に雄カプラが位置するので、カプラは雨や埃等が入りにくい構成となる。
以下、図1〜図6に基づいて本発明の第1実施形態に係る自動二輪車用メータ装置について説明する。なお、符号は図面の向きに見るものとする。
図1は自動二輪車の側面図である。この自動二輪車は、ヘッドパイプ1から車体中心に沿って前後方向かつ後方斜め下がりに一本のメインフレーム2を配設したバックボーン形式の車体フレームを採用している。
メインフレーム2の後部には、屈曲して下方へ延びるピボット部3が連続して設けられている。また、メインフレーム2の中間部左右側面からは、左右にシートレール4が斜め上がり後方へ延出し、その後部と、メインフレーム2のピボット部3への屈曲部近傍部との間にリヤステー5が連結され、これらによって車体フレームが構成されている。シートレール4とリヤステー5は車体フレームの一部をなすリヤフレームを構成する。
メインフレーム2の周囲は、左右割りされた左右のフロントカバーで覆われている。本図は左側面図につき左側フロントカバー6のみが見え、右側フロントカバーは見えていない。以下、本図及び次の図2におけるフロントカバーの説明は左側フロントカバー6のみについて行うが、右側フロントカバーも同様である。
左側フロントカバー6の前部40はヘッドパイプ1よりも前方に延長され、ヘッドライト8の側方を覆っている。ヘッドライト8はヘッドパイプ1の前方に配置され、その上側にはフロントカウル9が設けられている。左側フロントカバー6の前部40はこのフロントカウル9の側面を覆っている。左右のフロントカバーとフロントカウル9は車体カバーを構成する。
ヘッドパイプ1にはフロントフォーク10のステアリングステム10aが回動自在に支持され、このステアリングステム10aはハンドルバー11にて操向される。フロントフォーク10は、車体中心上に配置される一本のステアリングステム10aと、その下端が取り付けられ左右方向へ張り出すフォークブラケット12と、このフォークブラケット12の左右に上端を取り付けられて下方へ延びる左右一対のフォーク筒13からなり、ステアリングステム10a側方かつフォークブラケット12上方に開放するフロントカバー配設空間を設けるとともに、左右のフォーク筒13間には前輪14が支持される。フォーク筒13はテレスコピック式等公知のものである。
左側フロントカバー6と右側フロントカバーとの間に形成された後部空間内には、エアクリーナ15が配置されてメインフレーム2上に支持され、その左右側面の各外側方をシートレール4が横切っている。
エアクリーナ15の下部から前方へ延出するコネクティングチューブ16は気化器17へ接続し、気化器17はその下方のエンジン18におけるシリンダ部18aの吸気口へ接続している。エンジン18はシリンダ部18aが前後方向へ略水平に寝た水平エンジンであり、メインフレーム2の位置を低くすることができるとともに、メインフレーム2の下方へ配置され、メインフレーム2の後部及びピボット部3により支持されている。
エアクリーナ15のケース後部は、後方へ一体に延出する延出部19をなし、エアクリーナ15の後方に配置される燃料タンク20の側方及び下方を覆う。延出部19の後部はリヤステー5に沿って後方斜め上がりの傾斜面をなし、ここでリヤステー5へボルト等により取り付けられている。
燃料タンク20はメインフレーム2とシートレール4及びリヤステー5によって形成される三角形の空間内の後部側に配置され、その左右側方を通過するシートレール4にて支持される。
これらエアクリーナ15及び燃料タンク20の上方は、開閉自在のシート21にて覆われる。シート21の前端部は、シートレール4の前端部に設けられたステー22へヒンジを介して取り付けられ、前方へ回動することにより開かれる。
ピボット部3にはピボット軸23でリヤアーム24の前端が揺動自在に支持され、リヤアーム24の後端部には後輪25が支持される。また、リヤアーム24の後端部と、シートレール4におけるリヤステー5の接続部近傍部との間にリヤクッション26が懸架される。
図2は、車体前部を拡大した側面図である。ヘッドライト8の上方かつフロントカウル9の後方には、速度及び警告等を表示するメータ装置27が設けられている。フロントカウル9はヘッドライトカウル30に取り付けられている。また、左側フロントカバー6におけるヘッドパイプ1の近傍部は、ヘッドパイプ1から後方へ突出しているステー1aへ適宜の結合部材32で取り付けられている。
左側フロントカバー6における前部40の下面は、フォークブラケット12の上方に形成された空間を前後方向に通過している。前部40は段部40aにてカウル部40bとヘッドパイプ部40cの二段に形成されている。カウル部40bは車体内側へ一段低くなってフロントカウル9の側方を覆う。ヘッドパイプ部40cはカウル部40bより一段高くなって側方へ張り出してヘッドパイプ1の側方を覆う。カウル部40bとヘッドパイプ部40cは連続している。車体フォークブラケット12は前輪14の上端部より上方かつヘッドパイプ1の下方に位置し、左右方向に張り出している。
ヘッドライトカウル30はカウルステー33を介してヘッドパイプ1へ支持されている。すなわちヘッドライトカウル30の左右側部へカウルステー33の左右各上部をボルト34で取り付け、このカウルステー33の下部をヘッドパイプ1の前面下部に設けられたステー35へボルト36で締結している。39は左右側フロントカバー6のヘッドパイプ部40cの側面へ取り付けられたウィンカである(右側も同様に取り付けられている)。
図3は、上記したヘッドライトカウル30とメータ装置27との取付構造を示すものである。ヘッドライトカウル30は、正面視で略四角形状のヘッドライト収納空間50を形成するようになっており、全体が合成樹脂等の適宜材料で一体に形成される。
ヘッドライトカウル30は左右一対の側板部51とこれらの下端部同士を連結する下板部52と一対の側板部51の上端部同士を連結する上板部53とを有している。側板部51に形成された取付孔55には、グロメット(図示省略)を介して、図2に示すフロントカバー6の前部40におけるカウル部40bに設けられたフック56が差し込まれることになり、これにより、フック56がワンタッチ式で係脱され、係合時には防振状態で支持される。
側板部51の後方側に形成された上下の取付孔57には、カウルステー33の左右各上部がボルト34で取り付けられる。下板部52は略水平に配置され、その中央にエーミング用の長孔58が前後方向に長く形成されている。上板部53には図2に示すヘッドライト8の上部に形成された一対の係止片部(図示省略)を係合させる一対の係合孔59(図3は一方のみ示す)が形成されている。ヘッドライト8は、その上部に形成された係止片部が下方からヘッドライトカウル30の係合孔59に係合され、その下部に形成されたネジ孔(図示省略)に、ヘッドライトカウル30の下方から下板部52の長孔58に挿入された図2に示すボルト38が螺合されることでヘッドライトカウル30に取り付けられる。そして、係合孔59に係止片部を挿入した状態のままボルト38を緩めて、ボルト38を長孔58内で前後に移動させることでヘッドライト8のエーミングが行われる。
カウルステー33は、正面視が略U字状をなし、全体がパイプ状部材で形成されるとともに、上下方向に延びる左右の側部33aの各上端部側は、フロントカウル9の左右各側板部51へ重なる扁平部33bとされており、ここに設けられた上下の通し孔33cを取付孔57へ重ねてボルト止めされるようになっている。また、左右側部33aの各下端部間を連結するクロス部33dの左右方向中央部にも扁平部33eが設けられ、ここに形成された通し孔33fにて図2に示すヘッドパイプ1のステー35へボルト36で取り付けられるようになっている。
メータ装置27は、図4に示す表示装置90を収納する略凹状のメータケース61と、メータケース61の開口端側で、表示装置90の上部を覆うレンズ62とを有する。
レンズ62は、表示装置90の上部を視認可能なように透明な合成樹脂によって形成されている。図4及び図5に示すように、レンズ62は、表示装置90の上部と傾斜して対向する平面視略四角形状の上板部63と、その中間位置でメータケース61の開口端に対向する段差部64を有して上板部63の外周縁全周から下方に延出する周壁部65と、を備え、表示装置90の上部を覆うように略凹状に形成される。
周壁部65の開口部側外周面の複数箇所(本実施形態では、3箇所)には、取付フランジ66が設けられており、取付フランジ66には、それぞれ貫通孔67が形成されている。また、周壁部65の開口端68は、取付フランジ66の基部よりも下方に延出して形成されている。
メータケース61もまた、合成樹脂によって形成されており、平面視略四角枠状の壁部70と壁部70の下部側を閉塞させる底部71とを有して上側に開口する。また、メータケース61の底部71には、その略中央に表示装置90の下部を嵌合させるための嵌合孔72が形成されている。また、壁部70の開口端には部分的に、表示装置90の表示板91を間に支持する弾性材料からなる支持部100が上下に間隔をあけて設けられており、表示板91及び支持部100に形成された各孔に、レンズ62の段差部64に形成された突起部64aを差し込むことで、表示部91を保持している。
ここで、表示装置90は、表示板91と、表示板91上に配置された指針92を回動させる可動指針式ムーブメント93とを有しており、可動指針式ムーブメント93の下部が、メータケース61の嵌合孔72に嵌合されている。この可動指針式ムーブメント93は、スピードメータを構成し、嵌合孔72から突出する回転軸94に前輪14側からの回転が不図示のスピードメータケーブルで機械的に入力されることになり、この回転に応じた回動量で指針92を回動させる。なお、メータケース61内には、表示板91、可動指針式ムーブメント93に加え、点灯用のバルブ(図7のバルブ130参照)等が配置される。表示板91には、図4に示すように指針92の回転位置に対応する速度値を表示させる速度表示部91Aと、走行距離を表示する距離表示部91Bと、ハイビーム点灯時に同時に点灯するハイビームランプ表示部91Cと、変速機のニュートラル位置が選択された場合に点灯するニュートラルランプ表示部91D、変速機のギヤ位置を表示するギヤ表示部91Eとが設けられている。
メータケース61には、壁部70の上下方向の中間位置で全周にわたって側方に突出する環状突出部74が形成されており、環状突出部74には上面から下方に凹んで環状のシール部材101を保持する環状凹部75が全周に亘り形成されている。さらに、この環状突出部74には、複数箇所(本実施形態では三箇所)にさらに側方に突出する取付部76が形成されており、各取付部76には上面から下方にネジ孔77が形成されている。
また、図4に示すように、メータケース61には、車体側に設けられるヘッドライトカウル30に取り付けるためのメータステー部78,79が、メータケース61の略対角線上の二箇所に一体形成されている。
また、一方のメータステー部78は、カプラホルダ部84と共にメータケース61の右側上部に設けられ、壁部70の底部71側から底部71と平行に側方に突出する取付板部80と、この取付板部80の周縁部から立ち上がって両端が壁部70に繋がる外周壁部81と、取付板部80の中間部から立ち上がって一端側が外周壁部81に他端側が壁部70に繋がる補強壁部82とを有している。そして、メータステー部78には、補強壁部82に対して取付板部80の一方の側に板厚方向に貫通する取付孔83が形成される。
また、このメータステー部78は、後述するカプラ112を保持するカプラホルダ部84が一体に形成されるものであり、補強壁部82に対して取付板部80の他方の側には板厚方向に貫通する保持孔85が設けられている。即ち、外周壁部81は、取付孔83と保持孔85の周囲を覆うように取付板部80の周縁部に形成されている。
他方のメータステー部79は、壁部70の底部71側から底部70と平行で外方に突出する取付板部86と、この取付板部86の周縁部から立ち上がって両端が壁部70に繋がる外周壁部87と、取付板部86の中間部から立ち上がって壁部70に繋がれる複数の補強壁部88とを有しており、取付板部86には板厚方向に貫通する取付孔89が形成されている。
このように構成されるメータ装置27では、図5に示すように、メータケース61に表示装置90を取り付けた状態で、メータケース61の上部開口を閉塞するようにレンズ62が被せられる。このとき、レンズ62は、その周壁部65の段差面64がメータケース61の壁部70の上側に位置し、周壁部65の開口端68がシール部材101が収容された環状凹部90にその全周にわたって挿入され、且つ、取付フランジ66がメータケース61の取付部76上に配置される。そして、取付フランジ66に形成された貫通孔67と、取付部76のネジ孔77にネジ102を挿通させて螺合させることで、メータケース61とレンズ62とが結合される。同時に、周壁部65の開口端68と環状凹部90とがシール部材101を押圧することで、メータケース61とレンズ62によって画成される空間がシールされる。
そして、図3に示すように、メータケース61の各メータステー部78,79の取付孔83,89にボルト103がそれぞれ挿入され、取付孔83,89に対してヘッドライトカウル30の上板部53にそれぞれ形成された取付台座54(図3において取付孔83に対応する一方のみ示す)のネジ孔54aに螺合されることでメータケース61が取付台座54に固定され、メータ装置27が車体側のヘッドライトカウル30に取り付けられる。
ここで、一方のメータステー部78と一体に形成されるカプラホルダ部84では、保持孔85において、表示装置90のメータ用コード110と車体側の接続先コード111とを接続させるカプラ112を保持する。
図3及び図6に示すように、カプラ112は、メータ用コード110の端末に接続され、保持孔85に取り付けられて上部に位置する雌カプラ113と、車体側のコード111の端末に接続され、雌カプラ113と接続されて下部に位置する雄カプラ114とを備える。
図4に示すように、保持孔85は、雌カプラ113の外形と対応する矩形状の孔本体部85aと、雌カプラ113の外周部から突出する係止爪部115が入り込む凹部85bとを有する略T字状に形成されている。そして、雌カプラ113の係止爪部115を凹部85b内で弾性変形させながら保持孔85内に挿入し、係止爪部115が弾性復帰することで雌カプラ113を保持孔85に係合させる。これにより、雌カプラ113がカプラホルダ部84に固定される。
そして、メータ装置27のカプラホルダ部84に取り付けられた雌カプラ113に、雄カプラ114を下側から嵌合させることで、雌カプラ113の表示装置90のメータ用コード110と雄カプラ114のコード111とが電気的に接続される。
以上に述べた第1実施形態に係るメータ装置27によれば、メータケース61には、表示装置90のメータ用コード110と車体側の接続先コード111とを接続させるカプラ112を保持するカプラホルダ部84が一体に形成されるので、別体のカプラホルダを設ける必要がなく、部品点数及びコストを低減できる。また、メータケース61に形成されたカプラホルダ部84にカプラ112を保持するため、メータケース61に取り付けられたメータ用コード110には実質的に張力がかからない。よってメータ用コード110をメータケース61に固定するための別体のコードクランプ等を設ける必要がなく、この点でも部品点数及びコストを低減できる。さらに、雌カプラ113がカプラホルダ部84に保持されるので、雌カプラ113と雄カプラ114との接合が容易となる。
また、メータケース61には、これを車体側のヘッドライトカウル30に取り付けるためメータステー部78が一体に形成されて強度の高いものとなり、カプラホルダ部84はこのメータステー部78に一体に形成されるので、カプラホルダ部84の強度も高くすることができる。
さらに、メータケース61は、カプラホルダ部84と一体に形成されるメータステー部78と略対角線上に配置される他のメータステー部79を有するので、メータステー部78,79間の距離を長くでき、メータケース61の取付強度を向上することができる。
加えて、表示装置90が可動指針式ムーブメント93を持ったスピードメータを有するので、配線を少なくすることが可能となる。
さらに、メータケース61は、ヘッドライト8を支持するヘッドライトカウル30に取り付けられるので、メータケース61を取り付けるためのステーをフレームに設ける必要がなく、部品点数を低減することができる。
また、カプラホルダ部84は、メータケース61の右側上部に設けられるので、左側に来ることが多い運転者から目につくことを少なくすることができる。
さらに、カプラ112は上部に雌カプラ113が位置し、下部に雄カプラ114が位置するので、カプラ112は雨や埃等が入りにくい構成となる。
次に、図7に基づいて本発明の第2実施形態に係る自動二輪車用メータ装置について説明する。ここでは、第1実施形態との相違部分を中心に説明し、第1実施形態と同等部分については同一符号を付し、その説明は簡略化或いは省略される。
第1実施形態では、メータケース61とレンズ62とをネジ102で結合したが、第2実施形態では、メータケース61に形成された被係合部120をレンズ62に形成された係合部121に係合させる点において異なっている。つまり、メータケース61に、その環状突出部74の外周側から突出するとともに先端側内面に爪部122を有する環状の被係合部120が形成されている。これに対し、レンズ62には周壁部65の下部に外側に突出する係合部121が形成されている。レンズ62の係合部121とメータケース61の爪部122には、互いの係合を容易とする傾斜面がそれぞれ形成されている。
そして、第2実施形態では、メータケース61に表示装置90を取り付けた状態で、メータケース61の上部開口を閉塞させるように、レンズ62を、段差部64より下方の周壁部65でメータケース61の壁部70の上部を覆うように被せる。すると、レンズ62の係合部121が、メータケース61の被係合部120を外側に弾性変形させながら爪部122を乗り越え、弾性復帰する爪部122に係合することでレンズ62はメータケース61に取り付けられる。なお、符号130は、メータケース61内に設けられた点灯用のバルブである。
従って、第2実施形態の自動二輪車用メータ装置では、メータケース61へのレンズ62の取り付けがワンタッチで行えることになるため、取り付けが容易となる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良等が可能である。
本発明のカプラホルダ部は、メータケースと一体に形成されるものに限定されず、レンズ側に設けられてもよい。また、カプラホルダ部は、メータ装置に特に限定されることもなく、任意のケースに適用可能である。
さらに、メータ装置はヘッドライトカウルで支持されるものに限らず、灯体のカウルで支持されてもよい。
加えて、カプラホルダ部が保持するカプラは、メータ用コード以外のコードを接続するものであってもよい。
本発明の第1実施形態に係る自動二輪車用メータ装置が適用された自動二輪車の左側面図である。 図1の前部を拡大した図である。 第1実施形態に係る自動二輪車用メータ装置の取付構造を示す斜視図である。 第1実施形態に係る自動二輪車用メータ装置の平面図である。 第1実施形態に係る自動二輪車用メータ装置の正断面図である。 (a)は、第1実施形態に係る自動二輪車用メータ装置の正面図であり、(c)はその側面図である。 本発明の第2実施形態に係る自動二輪車用メータ装置の側断面図である。
符号の説明
8 ヘッドライト
27 メータ装置(自動二輪車用メータ装置)
30 ヘッドライトカウル
61 メータケース
62 レンズ
90 表示装置
93 可動指針式ムーブメント
78 メータステー部
79 メータステー部(他のメータステー部)
84 カプラホルダ部
110 メータ用コード
111 接続先コード
112 カプラ

Claims (6)

  1. メータケース内に表示装置を収納し、該表示装置の上部をレンズで覆う自動二輪車用メータ装置であって、
    前記メータケースには、該メータケースを車体側に取り付けるメータステー部と、前記表示装置のメータ用コードと接続先コードとを接続させるカプラを保持するカプラホルダ部が一体に形成され、且つ、前記カプラホルダ部が前記メータステー部に一体に形成されることを特徴とする自動二輪車用メータ装置。
  2. 前記メータケースは、前記カプラホルダ部と一体に形成される前記メータステー部と略対角線上に配置される他のメータステー部を有することを特徴とする請求項に記載の自動二輪車用メータ装置。
  3. 前記表示装置が、可動指針式ムーブメントを持ったスピードメータを有することを特徴とする請求項に記載の自動二輪車用メータ装置。
  4. 前記メータケースは、ヘッドライトを支持するヘッドライトカウルに取り付けられることを特徴とする請求項に記載の自動二輪車用メータ装置。
  5. 前記カプラホルダ部は、前記メータケースの右側上部に設けられることを特徴とする請求項に記載の自動二輪車用メータ装置。
  6. 前記カプラは上部に雌カプラが位置し、下部に雄カプラが位置することを特徴とする請求項に記載の自動二輪車用メータ装置。
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