JP2007045346A - 自動2輪車の車体カバー - Google Patents

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Abstract

【目的】バックボーン形式の車体フレームにおいて、メインフレームを覆う車体カバーを利用してヘッドライト8及びフロントカウル9の側方を覆う。
【構成】バックボーン式のメインフレーム2の前端にヘッドパイプ1を設け、ステアリングステム10aを回動自在に支持する。ステアリングステム10aの下端に左右方向へ延びるフォークブラケット12を一体化し、フォークブラケット12の左右にフォーク筒13を設けて前輪14を支持する。メインフレーム2の左右を覆うフロントカバー(6、7)の前端40(50)を、フォークブラケット12の上方に形成された開放するフロントカバー配設空間を利用してヘッドパイプ1より前方へ延ばし、ヘッドパイプ1の前方に支持されているヘッドライト8及びフロントカウル9の各側方を覆う。
【選択図】図2

Description

この発明は、車体中心に沿って一本のメインフレームを前後方向へ配したバックボーン形式の車体フレーム構造を有する自動2輪車に好適な車体カバーに関する。
バックボーン形式の車体フレーム構造を有する自動2輪車において、メインフレームの周りを左右のフロントカバー及び上方のトップカバーからなる車体カバーで覆ったものは公知である(特許文献1参照)。
特開平3−167084号公報
上記従来の車体カバー形式では、メインフレームを覆うフロントカバーとは別に、ヘッドパイプ前方に設けられたヘッドライトやその近傍にヘッドパイプの前方を覆うフロントカウルが独立して設けられている。このため、フロントカバー前端とヘッドライトやフロントカウルとの間に隙間が生じてしまうことになり、外観上この隙間の解消が望まれる。本願はこのような要請の実現を目的とする。
上記課題を解決するため自動2輪車の車体カバーに係る請求項1の発明は、
ヘッドパイプから斜め下がりに後方へ延びる一本のメインフレームと、このメインフレームの後部側から後方へ延びるリヤフレームと、メインフレームの左右を覆うフロントカバーと、シリンダが略水平に配置された状態でメインフレーム下部に支持されたエンジンと、ヘッドパイプへ回動自在に支持されたフロントフォークと、このフロントフォークの下端に支持された前輪とを備えた自動2輪車において、
前記フロントフォークは、前輪の上方にて左右方向へ延びるフォークブラケットと、そのフォークブラケットの左右両端部から下方へ延びる左右のフォーク筒と、フォークブラケットの左右方向中間部から上方へ延びて前記ヘッドパイプに支持されるステアリングステムとを備え、このステアリングステム側方かつフォークブラケット上方に開放するフロントカバー配設空間を設けるとともに、
前記左右のフロントカバーは、それぞれ前記フォークブラケットの左右方向両端部上方のフロントカバー配設空間を通って前方へ延出する前部を備え、
これら左右のフロントカバーの各前部が前記ヘッドパイプ前方に設けられているヘッドライトの側方を覆うことを特徴とする。
請求項2の発明は上記請求項1において、前記ヘッドライトを支持するフロントカウルを前記ヘッドパイプ前方に備え、このフロントカウルをカウルステーを介して車体へ取付け、さらにこのフロントカウルの左右に前記左右のフロントカバー前部をそれぞれ取付けたことを特徴とする。
請求項3の発明は上記請求項1において、前記フロントカバー前部の上部にメーターを取付けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、フロントフォークを構成する左右のフォーク筒がフォークブラケットから下方に設けられ、フォークブラケットの左右方向両端部上方にはフォーク筒を存在させず開放するフロントカバー配設空間を形成したので、このフロントカバー配設空間を通って左右のフロントカバーの各前部を前方へ延長させてヘッドライトの左右を覆うようにすることができる。このため、フロントカバーの前端部とヘッドライトとの間における隙間が解消され、フロントカバーを小型化し、かつ簡単な構造で外観向上を図ることができる。
請求項2の発明によれば、ヘッドライトを支持するフロントカウルをカウルステーを介して車体へ取付け、このフロントカウルの左右に左右のフロントカバー前部をそれぞれ取付けたので、フロントカバー前部における剛性向上並びに組付性向上を図ることができる。
請求項3の発明によれば、フロントカバー前部の上部にメーターを取付けたので、メーターをヘッドパイプ等へ直接取付けずに、フロントカバーでメーターを支持できるようになり、メーターの取付が容易になる。
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。なお、上下・左右・前後の各方向は、自動2輪車の使用状態を基準とする。
図1は、本願発明に係る自動2輪車の側面図である。この自動2輪車は、ヘッドパイプ1から車体中心に沿って前後方向かつ後方斜め下がりに一本のメインフレーム2を配設したバックボーン形式の車体フレームを採用している。
メインフレーム2の後部には、屈曲して下方へ延びるピボット部3が連続して設けられている。また、メインフレーム2の中間部左右側面からは、左右にシートレール4が斜め上がり後方へ延出し、その後部と、メインフレーム2のピボット部3への屈曲部近傍部との間にリヤステー5が連結され、これらによって車体フレームが構成されている。シートレール4とリヤステー5は車体フレームの一部をなすリヤフレームを構成する。
メインフレーム2の周囲は、左右割りされた左右のフロントカバーで覆われている。本図は左側面図につき左側フロントカバー6のみが見え、右側フロントカバー7(図3、4参照)は見えていない。以下、本図及び次の図2におけるフロントカバーの説明は左側フロントカバー6のみについて行うが、右側フロントカバー7も同様である。
左側フロントカバー6の前部40はヘッドパイプ1よりも前方へ延長され、ヘッドライト8の側方を覆っている。ヘッドライト8はヘッドパイプ1の前方に配置され、フロントカウル9に支持されている。左側フロントカバー6の前部40はこのフロントカウル9の側面を覆っている。左右のフロントカバーとフロントカウル9は車体カバーを構成する。
ヘッドパイプ1にはフロントフォーク10のステアリングステム10aが回動自在に支持され、このステアリングステム10aはハンドル11にて操向される。フロントフォーク10は、車体中心上に配置される一本のステアリングステム10aと、その下端が取付けられ左右方向へ張り出すフォークブラケット12と、このフォークブラケット12の左右に上端を取付けられて下方へ延びる左右一対のフォーク筒13からなり、ステアリングステム10a側方かつフォークブラケット12上方に開放するフロントカバー配設空間Aを設けるとともに、左右のフォーク筒13間には前輪14が支持される。フォーク筒13はテレスコピック式等公知のものである。
左側フロントカバー6と右側フロントカバーとの間に形成された後部空間内には、エアクリーナ15が配置されてメインフレーム2上に支持され、その左右側面の各外側方をシートレール4が横切っている。
エアクリーナ15の下部から前方へ延出するコネクティングチューブ16は気化器17へ接続し、気化器17はその下方のエンジン18におけるシリンダ部18aの吸気口へ接続している。エンジン18はシリンダ部18aが前後方向へ略水平に寝た水平エンジンであり、メインフレーム2の位置を低くすることができるとともに、メインフレーム2の下方へ配置され、メインフレーム2の後部及びピボット部3により支持されている。
エアクリーナ15のケース後部は、後方へ一体に延出する延出部19をなし、エアクリーナ15の後方に配置される燃料タンク20の側方及び下方を覆う。延出部19の後部はリヤステー5に沿って後方斜め上がりの傾斜面をなし、ここでリヤステー5へボルト等により取付けられている。
燃料タンク20はメインフレーム2とシートレール4及びリヤステー5によって形成される3角形の空間内の後部側に配置され、その左右側方を通過するシートレール4にて支持される。
これらエアクリーナ15及び燃料タンク20の上方は、開閉自在のシート21にて覆われる。シート21の前端部は、シートレール4の前端部に設けられたステー22へヒンジを介して取付けられ、前方へ回動することにより開かれる。
ピボット部3にはピボット軸23でリヤアーム24の前端が揺動自在に支持され、リヤアーム24の後端部には後輪25が支持される。また、リヤアーム24の後端部と、シートレール4におけるリヤステー5の接続部近傍部との間にリヤクッション26が懸架される。
図2は、車体前部を拡大した側面図である。ヘッドライト8の上方かつフロントカウル9の後方には、速度計等のメーター27がビス等の適宜結合部材28で左側フロントカバー6の前端上部に取付けられている。左側フロントカバー6における前部40の上端部はフロントカウル9を支持するヘッドライト枠部30に対してビス等の締結部材もしくは差し込むだけで結合できる公知のファスナー等からなる適宜の結合部材31で取付けられている。
前部40におけるヘッドライト8の側方部はヘッドライト枠部30に対して
差し込みにより係合している。この詳細は後述する。また、左側フロントカバー6におけるヘッドパイプ1の近傍部は、ヘッドパイプ1から後方へ突出しているステー1aへ適宜の結合部材32で取付けられている。
左側フロントカバー6における前部40の下面は、フォークブラケット12の上方に形成された空間(後述)を前後方向へ通過している。前部40は段部40aにてカウル部40bとヘッドパイプ部40cの2段に形成されている。カウル部40bは車体内側へ一段低くなってフロントカウル9の側方を覆う。ヘッドパイプ部40cはカウル部40bより一段高くなって側方へ張り出してヘッドパイプ1の側方を覆う。カウル部40bとヘッドパイプ部40cは連続している。車体フォークブラケット12は前輪14の上端部より上方かつヘッドパイプ1の下方に位置し、左右方向へ張り出している(図3参照)。
ヘッドライト枠部30はカウルステー33(詳細は後述)を介してヘッドパイプ1へ支持されている。すなわちヘッドライト枠部30の左右側部へカウルステー33の左右各上部をボルト34で取付け、このカウルステー33の下部をヘッドパイプ1の前面下部に設けられたステー35へボルト36で締結している。39は左右側フロントカバー6のヘッドパイプ部40cの側面へ取付けられたウィンカである(右側も同様に取付けられている)。
図3は左右のフロントカバーの取付を示す分解斜視図である。フロントカバーは左右に分割され、メインフレーム2の左側を覆う左側フロントカバー6と、メインフレーム2の右側を覆う右側フロントカバー7からなり、合成樹脂等の適宜材料からそれぞれ形成されている。
左側フロントカバー6は、側面視でヘッドパイプ1からヘッドライト8の側方までを覆う前部40と、メインフレーム2の後方かつシート21の前方部分を覆う中間部41及び、シート21の前部下方へ延びる後部42を一体化したものである。
前部40と中間部41は連続して斜め下がり後方へ延びる。前部40と中間部41の接続部上部には段部43が形成され、中間部41と後部42の接続部は湾曲部44をなし、ここから後部42は斜め上がり後方へ延びる。
前部40の上部には、略水平に車体右側へ延びるメーター支持部45が設けられ、その上面に形成された角穴46にメーター27の下部が嵌合される。角穴46の周囲には、結合部材28(図2参照)の取付穴47が角穴46を挟んで対角線上に配置されて形成されている。さらにメーター支持部45の先端部45aにも取付穴48が形成されている。
前部40の上下方向幅は、ヘッドパイプ1の側面視における長さと略同じであり、ヘッドパイプ1全体を側方から覆う程度になっている。但し、前部40の下端はフォークブラケット12の上方を通るようになっている。また、前部40の前端部も、ヘッドライト枠部30の側面全体を覆える程度の幅になっている。
右側フロントカバー7は、側面視形状が左側フロントカバー6と同様であり、前部50,中間部51及び後部52を有する。前部50は左側同様に段部50aを挟んでカウル部50bとヘッドパイプ部50cが2段に形成されている。また、段部53及び湾曲部54も左側フロントカバー6に対応して形成されている。前部50には平面視略コ字状の嵌合枠部55が形成され、その内側にメーター支持部45を収容する空間56が形成されている。
左右のフロントカバーにおいて、中間部41及び中間部51の上部には、車体中心方向へ延出する上面部49及び59が設けられ、これらの先端部が車体中心上で重なり、結合部71,81を重ねて、メインフレーム2の前後方向中間部から上方へ突出しているステー2aの頂部へビス等で相互に結合される。
フロントフォーク10は、この図に明らかなように、左右方向へ張り出すフォークブラケット12を備え、その左右方向両端部から左右のフォーク筒13の各上端部が吊り下げ支持され、フォークブラケット12の左右方向中間部にステアリングステム10aの下端が一体回動するように取付けられている。このため、フォークブラケット12の左右方向両端部上方かつヘッドパイプ1側方に開放するフロントカバー配設空間Aが形成され、このフロントカバー配設空間A内に左右のフロントカバーの各前部40及び50が配設されるようになっている。
図4は、左側フロントカバー6と右側フロントカバー7を接続する際における結合前の平面視状態を示す。Cは車体中心であり、メインフレーム2の軸線と重なる。C1及びC2は左側フロントカバー6及び右側フロントカバー7の合わせラインであり、組立時にこれらの線C1及びC2は車体中心Cと重なるようになっている。
嵌合枠部55の開放端の一部55aは、合わせラインC2まで延出し、ここに取付穴47の車体中心側のものと重なる取付穴57が形成されている。また、嵌合枠部55のうちメーター支持部45の先端45aが重なる位置には、取付穴48と一致する取付穴58が形成されている。
メーター支持部45は先端45aが合わせラインC1を越えて右側へ延出し、空間56に重なってこれを塞ぎ、開放端の一部55aの取付穴57の上に取付穴47が重なるので、ここへ締結部材28(図2)を用いて結合し、同時に取付穴58の上に取付穴48が重なるので、ここへ締結部材29(図2)を用いて結合すれば、前部40と前部50が一体化される。
このとき、取付穴47と取付穴57は重ねられた状態でメーター27の一方の結合部材28を通すことにより、メーター27とメーター支持部45及び開放端の一部55aを共締めできる。
前部40及び50におけるカウル部40b及び50bの各内面から車体中心側へ一体に突出するフック70,80が設けられ、それぞれ後述するようにフロントカウル9へ差し込み係合される。
また、湾曲部44及び後部52の各内面にも車体中心方向へ突出するフック72,82が一体に設けられ、これらがメインフレーム2の側面へ係止される。
さらに、中間部41及び51の下端部にも、車体中心方向へ延出する取付部73,83が形成され、これらの各先端を重ねてメインフレーム2の下方にて相互に結合される。
また、取付部73,83の前方には車体中心方向へ突出するボス74、84が設けられ、ここへ差し込まれた結合部材32(図2)でステー1a(図2及び3)へ係止される。75及び85はウインカの取付座である。
図5はフロントカウル9の斜視図である。フロントカウル9はバイザー部90とヘッドライト枠部30により、正面視で略四角状のヘッドライト収容空間93を形成するようになっており、全体が合成樹脂等の適宜材料で一体に形成される。
バイザー部90はメーター27の前方を覆う、前方へ凸に湾曲し、かつ斜め前下がりの斜面をなす3次元曲面の部材である。ヘッドライト枠部30は左右の側部91と底部92を一体化し、左右の側部91の上部をバイザー部90へ連結することにより、バイザー部90の下方側が枠状をなす。
側部91の上部には側方及び前方へ斜め下がりの取付面94が形成され、ここに設けられた取付穴95へ、前部40及び50の各前端に形成された取付穴を重ね、結合部材31で結合される。
側部91の前方側に形成された取付穴96には、グロメット(図示省略)を介して、前部40及び50におけるカウル部40b及び50bに設けられたフック70、80(図4参照)を差し込むことによって、ワンタッチ式に係合し、防振支持される。側部91の後方側に形成された取付穴97には、カウルステー33の左右各上部がボルト34(図2)で取付けられる。
底部92は略水平に前方へ延出し、その中央に長穴98が前後方向へ長く形成されている。
図中に仮想線で示すカウルステー33は正面視が略U字状をなし、全体がパイプ状部材で形成されるとともに、上下方向に延びる左右の側部33aの各上端部側は、フロントカウル9の左右各側部91へ重なる扁平部33bとされており、ここに設けられた通し穴33cを取付穴97へ重ねてボルト止めされるようになっている。また、左右側部33aの各下端部間を連結するクロス部33dの左右方向中央部にも扁平部33eが設けられ、ここに形成された通し穴33fにてヘッドパイプ1のステー35(図2参照)へボルト止めされるようになっている。
図6はヘッドライト8の支持構造を示す。ヘッドライト8の外形をなすハウジング100の上部中央には、上方へ突出する係合突起101が一体に形成され、この先端102をフロントカウル9のバイザー部90の裏面から一体に後方へ突出形成されたステー37の係止穴37aへ差し込まれる。
ハウジング100の底部中央にはナット103が一体化しており、ここにフロントカウル9における底部92の長穴98を通してエイミングネジ38が締結される。そこでエイミングネジ38を緩めれば、係合突起101の先端102はヘッドライト8の揺動を許容する状態でステー37の係止穴37aへ差し込まれているから、ヘッドライト8は前後へ揺動でき、バルブ104の光軸Lを上下方向へ角度変化させてエイミング調整できる。
次に、本実施例の作用を説明する。フロントフォーク10を構成する左右のフォーク筒13がフォークブラケット12から下方に設けられ、フォークブラケット12の左右方向両端部上方にはフォーク筒13を存在させず、開放するフロントカバー配設空間Aを形成したので、このフロントカバー配設空間Aを通って左右のフロントカバー6、7の各前部40及び50を前方へ延長させてヘッドライト8を支持するフロントカウル9の左右を覆うようにすることができる。このため、側面視の外観において、左右の各フロントカバーの前端部40及び50と、ヘッドライト8及びフロントカウル9との間における隙間が解消され、フロントカバー6、7を小型化し、かつ簡単な構造で外観向上を図ることができる。
また、ヘッドライト8を支持するフロントカウル9をカウルステー33を介して車体側のヘッドパイプ1に設けられたステーへ取付けることにより、ヘッドライト8及びフロントカウル9は車体側へ強固に支持されている。そこでフロントカウル9に設けられたヘッドライト枠部30の左右にフロントカバーの前部40及び50の各前端部を取付けたので、左右のフロントカバーの前部40及び50における剛性向上並びに組付性向上を図ることができる。しかもフック70、80及び結合部材31により簡単に結合及び分離ができるから、組立並びにメンテナンスが容易になる。
また、フロントカバーの前部40及び50に、メーター支持部45及び嵌合枠部55を設けて相互に結合し、メーター支持部45の角穴46へメーター27の底部を嵌合して取付けたので、メーター27をヘッドパイプ1等へ直接取付けずに、左右のフロントカバー前部40及び50でメーター27を支持できるようになり、メーター27の取付が容易になる。しかも、メーター27の結合部材28の一部を利用して、左右のフロントカバーの前部40及び50並びにメーター27を共締めでき、組立時の作業性が向上する。
そのうえ、左右のフロントカバー6、7は、結合部材31、32及びフック70、72及び80、82等で簡単迅速に車体側へ着脱できるから、組立及びメンテナンスの作業性を向上させることができる。
実施例に係る自動2輪車の左側面図 図1の前部を拡大した図 左右のフロントカバーの組み付けを示す分解斜視図 左右のフロントカバーの組み付け状態を示す平面図 フロントカウルの斜視図 ヘッドライトの支持構造を示す図
符号の説明
1:ヘッドパイプ、2:メインフレーム、6:左側フロントカバー、7:右側フロントカバー、8:ヘッドライト、9:フロントカバー、10:フロントフォーク、10a:ステアリングステム、11:ハンドル、12:フォークブラケット、13:フォーク筒、14:前輪、30:ヘッドライト枠部、33:カウルステー、A:フロントカバー配設空間


Claims (3)

  1. ヘッドパイプから斜め下がりに後方へ延びる一本のメインフレームと、このメインフレームの後部側から後方へ延びるリヤフレームと、メインフレームの左右を覆うフロントカバーと、シリンダが略水平に配置された状態でメインフレーム下部に支持されたエンジンと、ヘッドパイプへ回動自在に支持されたフロントフォークと、このフロントフォークの下端に支持された前輪とを備えた自動2輪車において、
    前記フロントフォークは、前輪の上方にて左右方向へ延びるフォークブラケットと、そのフォークブラケットの左右両端部から下方へ延びる左右のフォーク筒と、フォークブラケットの左右方向中間部から上方へ延びて前記ヘッドパイプに支持されるステアリングステムとを備え、このステアリングステム側方かつフォークブラケット上方に開放するフロントカバー配設空間を設けるとともに、
    前記左右のフロントカバーは、それぞれ前記フォークブラケットの左右方向両端部上方の前記フロントカバー配設空間を通って前方へ延出する前部を備え、
    これら左右のフロントカバーの各前部が前記ヘッドパイプ前方に設けられているヘッドライトの側方を覆うことを特徴とする自動2輪車の車体カバー。
  2. 前記ヘッドライトを支持するフロントカウルを前記ヘッドパイプ前方に備え、このフロントカウルをカウルステーを介して車体へ取付け、さらにこのフロントカウルの左右に前記左右のフロントカバー前部をそれぞれ取付けたことを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車の車体カバー。
  3. 前記フロントカバー前部の上部にメーターを取付けたことを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車の車体カバー。




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