JP6842556B2 - 鞍乗り型車両の前部構造 - Google Patents
鞍乗り型車両の前部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6842556B2 JP6842556B2 JP2019540779A JP2019540779A JP6842556B2 JP 6842556 B2 JP6842556 B2 JP 6842556B2 JP 2019540779 A JP2019540779 A JP 2019540779A JP 2019540779 A JP2019540779 A JP 2019540779A JP 6842556 B2 JP6842556 B2 JP 6842556B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- head pipe
- brake hose
- fixing member
- meter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K11/00—Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
- B62K11/02—Frames
- B62K11/04—Frames characterised by the engine being between front and rear wheels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J11/00—Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps
- B62J11/10—Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps for mechanical cables, hoses, pipes or electric wires, e.g. cable guides
- B62J11/16—Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps for mechanical cables, hoses, pipes or electric wires, e.g. cable guides specially adapted for hoses or pipes, e.g. hydraulic, pneumatic, coolant or air filter hoses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J50/00—Arrangements specially adapted for use on cycles not provided for in main groups B62J1/00 - B62J45/00
- B62J50/20—Information-providing devices
- B62J50/21—Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger
- B62J50/225—Mounting arrangements therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K21/00—Steering devices
- B62K21/04—Fork crowns
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62L—BRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
- B62L3/00—Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof
- B62L3/02—Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof for control by a hand lever
- B62L3/023—Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof for control by a hand lever acting on fluid pressure systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J6/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
- B62J6/02—Headlights
- B62J6/022—Headlights specially adapted for motorcycles or the like
- B62J6/027—Supporting means therefor, e.g. mounting brackets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
本発明は、鞍乗り型車両の前部構造に関する。
従来、鞍乗り型車両の前部構造において、操舵系のトップブリッジとボトムブリッジとの間にヘッドライトが配置され、ブレーキホースが、トップブリッジ側からヘッドライトを避けるように下方に延びてボトムブリッジに取り付けられるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記従来の鞍乗り型車両の前部構造では、ブレーキホースがトップブリッジ側からヘッドライトを避けるように下方に延びてボトムブリッジに取り付けられるため、ブレーキホースが外側から視認され易く、外観性に影響することがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両の前部構造において、ブレーキホースを簡単な構造で視認され難くし、外観性を向上できるようにすることを目的とする。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両の前部構造において、ブレーキホースを簡単な構造で視認され難くし、外観性を向上できるようにすることを目的とする。
この明細書には、2017年9月7日に出願された日本国特許出願・特願2017−172040の全ての内容が含まれる。
本発明は、ボトムブリッジ(26)、前記ボトムブリッジ(26)の上方に設けられるトップブリッジ(25)、及びハンドル(27)を備える操舵系(12)と、前記操舵系(12)を回動自在に支持するヘッドパイプ(15)と、前記トップブリッジ(25)と前記ボトムブリッジ(26)との間に配置されるヘッドライト(40)と、前記ハンドル(27)に支持されるブレーキマスターシリンダー(56)と、前記ブレーキマスターシリンダー(56)から前記ヘッドパイプ(15)側に延びるブレーキホース(59)とを備える鞍乗り型車両の前部構造において、前記ブレーキホース(59)を固定する固定部材(85)が、前記ヘッドライト(40)の後方で前記トップブリッジ(25)の下面側に取り付けられることを特徴とする。
本発明は、ボトムブリッジ(26)、前記ボトムブリッジ(26)の上方に設けられるトップブリッジ(25)、及びハンドル(27)を備える操舵系(12)と、前記操舵系(12)を回動自在に支持するヘッドパイプ(15)と、前記トップブリッジ(25)と前記ボトムブリッジ(26)との間に配置されるヘッドライト(40)と、前記ハンドル(27)に支持されるブレーキマスターシリンダー(56)と、前記ブレーキマスターシリンダー(56)から前記ヘッドパイプ(15)側に延びるブレーキホース(59)とを備える鞍乗り型車両の前部構造において、前記ブレーキホース(59)を固定する固定部材(85)が、前記ヘッドライト(40)の後方で前記トップブリッジ(25)の下面側に取り付けられることを特徴とする。
また、上記発明において、前記固定部材(85)は、前記ブレーキホース(59)の配索経路を180°以下の角度で屈曲させるジョイント部(93)を備えても良い。
また、上記発明において、前記ジョイント部(93)は、前記ブレーキマスターシリンダー(56)から左右の一方に延びて前記ジョイント部(93)に接続される前記ブレーキホース(59)の前記配索経路を、左右の他方に延びる向きに変更する構成としても良い。
さらに、上記発明において前記ブレーキマスターシリンダー(56)は、前記ヘッドパイプ(15)に対し右側に配置され、前記固定部材(85)は、前記ヘッドパイプ(15)に対し左側に配置され、前記ブレーキマスターシリンダー(56)から左側に延びて前記ジョイント部(93)に接続される前記ブレーキホース(59)は、前記ジョイント部(93)から出て前記ヘッドパイプ(15)の前方を通って右後方に配索されても良い。
また、上記発明において、前記ジョイント部(93)は、前記ブレーキマスターシリンダー(56)から左右の一方に延びて前記ジョイント部(93)に接続される前記ブレーキホース(59)の前記配索経路を、左右の他方に延びる向きに変更する構成としても良い。
さらに、上記発明において前記ブレーキマスターシリンダー(56)は、前記ヘッドパイプ(15)に対し右側に配置され、前記固定部材(85)は、前記ヘッドパイプ(15)に対し左側に配置され、前記ブレーキマスターシリンダー(56)から左側に延びて前記ジョイント部(93)に接続される前記ブレーキホース(59)は、前記ジョイント部(93)から出て前記ヘッドパイプ(15)の前方を通って右後方に配索されても良い。
また、上記発明において、前記固定部材(85)は、前記ヘッドパイプ(15)の前方に配置され、前記ジョイント部(93)は、前記ジョイント部(93)を出る前記ブレーキホース(59)を前記ヘッドパイプ(15)側に指向させても良い。
また、上記発明において、前記ヘッドパイプ(15)から後方に延びる左右一対のメインフレーム(16)と、前記メインフレーム(16)と前記ヘッドパイプ(15)とを繋ぐサブフレーム(17)とが設けられ、前記ジョイント部(93)から出て前記ヘッドパイプ(15)の前方を通って右側に配索される前記ブレーキホース(59)は、前記ヘッドパイプ(15)と前記メインフレーム(16)と前記サブフレーム(17)とで区画される空間(S)を通って車体内部に配索されても良い。
また、上記発明において、前記ヘッドパイプ(15)から後方に延びる左右一対のメインフレーム(16)と、前記メインフレーム(16)と前記ヘッドパイプ(15)とを繋ぐサブフレーム(17)とが設けられ、前記ジョイント部(93)から出て前記ヘッドパイプ(15)の前方を通って右側に配索される前記ブレーキホース(59)は、前記ヘッドパイプ(15)と前記メインフレーム(16)と前記サブフレーム(17)とで区画される空間(S)を通って車体内部に配索されても良い。
さらに、上記発明において、前記ブレーキマスターシリンダー(56)の操作による液圧に応じてブレーキ装置(52)の液圧を制御するブレーキ制御装置(60)が前記ヘッドパイプ(15)よりも後方に設けられ、前記ブレーキ制御装置(60)は前記ブレーキホース(59)が接続される入力部(60a)を備え、前記入力部(60a)は、車体の右側に配置されても良い。
また、上記発明において、前記ハンドル(27)は、前記トップブリッジ(25)の上面に設けられるハンドルホルダ(53)に支持され、前記ハンドルホルダ(53)は、上面視において、前記固定部材(85)に重なっても良い。
また、上記発明において、前記トップブリッジ(25)の前記下面には、メーター(42)を支持するメーターステー(61)が設けられ、前記固定部材(85)は、前記メーターステー(61)に取り付けられても良い。
また、上記発明において、前記ハンドル(27)は、前記トップブリッジ(25)の上面に設けられるハンドルホルダ(53)に支持され、前記ハンドルホルダ(53)は、上面視において、前記固定部材(85)に重なっても良い。
また、上記発明において、前記トップブリッジ(25)の前記下面には、メーター(42)を支持するメーターステー(61)が設けられ、前記固定部材(85)は、前記メーターステー(61)に取り付けられても良い。
本発明に係る鞍乗り型車両の前部構造によれば、ボトムブリッジ、ボトムブリッジの上方に設けられるトップブリッジ、及びハンドルを備える操舵系と、操舵系を回動自在に支持するヘッドパイプと、トップブリッジとボトムブリッジとの間に配置されるヘッドライトと、ハンドルに支持されるブレーキマスターシリンダーと、ブレーキマスターシリンダーからヘッドパイプ側に延びるブレーキホースとを備え、ブレーキホースを固定する固定部材が、ヘッドライトの後方でトップブリッジの下面側に取り付けられる。
これにより、固定部材によってヘッドライトの後方でトップブリッジの下面側に取り付けられるブレーキホースは、ヘッドライトによって隠れ、外側から視認され難い。このため、ブレーキホースが目立つことを防止でき、外観性を向上できる。
これにより、固定部材によってヘッドライトの後方でトップブリッジの下面側に取り付けられるブレーキホースは、ヘッドライトによって隠れ、外側から視認され難い。このため、ブレーキホースが目立つことを防止でき、外観性を向上できる。
また、上記発明において、固定部材は、ブレーキホースの配索経路を180°以下の角度で屈曲させるジョイント部を備えても良い。この構成によれば、ジョイント部によって、ブレーキホースの配索経路をトップブリッジの下面側の位置で屈曲させることができるため、操舵系の回動動作に対応してブレーキホースを配索し易い。
また、上記発明において、ジョイント部は、ブレーキマスターシリンダーから左右の一方に延びてジョイント部に接続されるブレーキホースの配索経路を、左右の他方に延びる向きに変更しても良い。この構成によれば、ブレーキホースの配索経路をジョイント部によって左右方向に反転させることができるため、ブレーキホースの配索経路の自由度を向上できる。
また、上記発明において、ジョイント部は、ブレーキマスターシリンダーから左右の一方に延びてジョイント部に接続されるブレーキホースの配索経路を、左右の他方に延びる向きに変更しても良い。この構成によれば、ブレーキホースの配索経路をジョイント部によって左右方向に反転させることができるため、ブレーキホースの配索経路の自由度を向上できる。
さらに、上記発明において、ブレーキマスターシリンダーは、ヘッドパイプに対し右側に配置され、固定部材は、ヘッドパイプに対し左側に配置され、ブレーキマスターシリンダーから左側に延びてジョイント部に接続されるブレーキホースは、ジョイント部から出てヘッドパイプの前方を通って右側に配索されても良い。この構成によれば、ブレーキホースは、ヘッドパイプの右側のブレーキマスターシリンダーからヘッドパイプの左側の固定部材に延び、ジョイント部で向きを変えてヘッドパイプの前方を通って右後方に配索される。このため、ブレーキマスターシリンダーをヘッドパイプの右側に配置する構成であっても、ブレーキホースをヘッドパイプの前方を通して右後方に配索でき、操舵系の回動動作の際のブレーキホースの撓みに対応し易い。
また、上記発明において、固定部材は、ヘッドパイプの前方に配置され、ジョイント部は、ジョイント部を出るブレーキホースをヘッドパイプ側に指向させても良い。この構成によれば、ブレーキホースをヘッドパイプの周囲に通すことができ、操舵系の回動動作の際のブレーキホースの撓みに対応し易い。
また、上記発明において、ヘッドパイプから後方に延びる左右一対のメインフレームと、メインフレームとヘッドパイプとを繋ぐサブフレームとが設けられ、ジョイント部から出てヘッドパイプの前方を通って右側に配索されるブレーキホースは、ヘッドパイプとメインフレームとサブフレームとで区画される空間を通って車体内部に配索されても良い。この構成によれば、ヘッドパイプとメインフレームとサブフレームとで区画される空間を利用してブレーキホースをガイドできる。
また、上記発明において、固定部材は、ヘッドパイプの前方に配置され、ジョイント部は、ジョイント部を出るブレーキホースをヘッドパイプ側に指向させても良い。この構成によれば、ブレーキホースをヘッドパイプの周囲に通すことができ、操舵系の回動動作の際のブレーキホースの撓みに対応し易い。
また、上記発明において、ヘッドパイプから後方に延びる左右一対のメインフレームと、メインフレームとヘッドパイプとを繋ぐサブフレームとが設けられ、ジョイント部から出てヘッドパイプの前方を通って右側に配索されるブレーキホースは、ヘッドパイプとメインフレームとサブフレームとで区画される空間を通って車体内部に配索されても良い。この構成によれば、ヘッドパイプとメインフレームとサブフレームとで区画される空間を利用してブレーキホースをガイドできる。
さらに、上記発明において、ブレーキマスターシリンダーの操作による液圧に応じてブレーキ装置の液圧を制御するブレーキ制御装置がヘッドパイプよりも後方に設けられ、ブレーキ制御装置はブレーキホースが接続される入力部を備え、入力部は、車体の右側に配置されても良い。この構成によれば、ヘッドパイプの前方を通って右後方に配索されるブレーキホースが車体の右側の入力部に近くなるため、ブレーキホースをブレーキ制御装置に接続し易い。
また、上記発明において、ハンドルは、トップブリッジの上面に設けられるハンドルホルダに支持され、ハンドルホルダは、上面視において、固定部材に重なっても良い。この構成によれば、固定部材がハンドルホルダに隠れて視認され難いため、外観性が良い。
また、上記発明において、トップブリッジの下面には、メーターを支持するメーターステーが設けられ、固定部材は、メーターステーに取り付けられても良い。この構成によれば、メーターステーを利用して、トップブリッジの下面側に固定部材を取り付けできる。
また、上記発明において、ハンドルは、トップブリッジの上面に設けられるハンドルホルダに支持され、ハンドルホルダは、上面視において、固定部材に重なっても良い。この構成によれば、固定部材がハンドルホルダに隠れて視認され難いため、外観性が良い。
また、上記発明において、トップブリッジの下面には、メーターを支持するメーターステーが設けられ、固定部材は、メーターステーに取り付けられても良い。この構成によれば、メーターステーを利用して、トップブリッジの下面側に固定部材を取り付けできる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。また、各図では、車体右方を符号RHで示すことがある。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。なお、図1では、左右一対で設けられるものは、符号を含め左側のものだけが図示されている。
自動二輪車1は、車体フレーム10にパワーユニットとしてのエンジン11が支持され、前輪2を操舵可能に支持する操舵系12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部側に設けられた車両である。自動二輪車1は、乗員が跨るようにして着座するシート14が車体フレーム10の後部の上方に設けられる鞍乗り型車両である。
自動二輪車1は、車体フレーム10にパワーユニットとしてのエンジン11が支持され、前輪2を操舵可能に支持する操舵系12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部側に設けられた車両である。自動二輪車1は、乗員が跨るようにして着座するシート14が車体フレーム10の後部の上方に設けられる鞍乗り型車両である。
車体フレーム10は、車幅の中央に位置する単一のヘッドパイプ15と、左右一対のメインフレーム16,16と、左右一対のサブフレーム17,17と、左右一対のダウンフレーム18,18と、左右一対のピボットフレーム19,19と、左右一対のシートフレーム20,20と、左右一対の後部サブフレーム21,21とを備える。
ヘッドパイプ15は、車体フレーム10の前端に設けられ、操舵系12を支持する。
メインフレーム16,16は、ヘッドパイプ15の上部から後下がりに後方へ延びる。
サブフレーム17,17は、ヘッドパイプ15の下部から後方に延びてメインフレーム16,16の前部に連結される。
ダウンフレーム18,18は、サブフレーム17,17から下方に延びる。
ヘッドパイプ15は、車体フレーム10の前端に設けられ、操舵系12を支持する。
メインフレーム16,16は、ヘッドパイプ15の上部から後下がりに後方へ延びる。
サブフレーム17,17は、ヘッドパイプ15の下部から後方に延びてメインフレーム16,16の前部に連結される。
ダウンフレーム18,18は、サブフレーム17,17から下方に延びる。
ピボットフレーム19,19は、メインフレーム16,16の後端部から下方に延びる。
シートフレーム20,20は、メインフレーム16,16の後端部から後上がりに後方へ延びる。
後部サブフレーム21,21は、ピボットフレーム19,19の上端部から後上方へ延びてシートフレーム20,20の後部に連結される。
車体フレーム10の前端部には、ヘッドパイプ15、メインフレーム16,16、及びサブフレーム17,17によって区画される略三角形の空間Sが左右に形成される。
シートフレーム20,20は、メインフレーム16,16の後端部から後上がりに後方へ延びる。
後部サブフレーム21,21は、ピボットフレーム19,19の上端部から後上方へ延びてシートフレーム20,20の後部に連結される。
車体フレーム10の前端部には、ヘッドパイプ15、メインフレーム16,16、及びサブフレーム17,17によって区画される略三角形の空間Sが左右に形成される。
操舵系12は、ヘッドパイプ15に回動自在に軸支されるステアリングシャフト23と、前輪2の左右の両側に配置され前輪2を支持する左右一対のフロントフォーク24,24と、ステアリングシャフト23の上端に固定され左右のフロントフォーク24,24の上部を連結するトップブリッジ25と、ステアリングシャフト23の下端に固定され左右のフロントフォーク24,24を連結するボトムブリッジ26と、トップブリッジ25の上部に固定されるハンドル27とを備える。
トップブリッジ25は、ヘッドパイプ15の上方でステアリングシャフト23に固定され、ボトムブリッジ26は、ヘッドパイプ15の下方でステアリングシャフト23に固定される。
フロントフォーク24,24は、自動二輪車1に設定されるキャスター角の分だけ、鉛直方向に対し後方に傾斜して設けられる。ヘッドパイプ15もキャスター角の分だけ後傾している。
前輪2は、フロントフォーク24,24の下端部間に渡される車軸2aに軸支される。
フロントフォーク24,24は、自動二輪車1に設定されるキャスター角の分だけ、鉛直方向に対し後方に傾斜して設けられる。ヘッドパイプ15もキャスター角の分だけ後傾している。
前輪2は、フロントフォーク24,24の下端部間に渡される車軸2aに軸支される。
スイングアーム13は、左右のピボットフレーム19,19間に渡されるピボット軸28に前端部を支持され、ピボット軸28を中心に上下に揺動自在である。スイングアーム13と車体フレーム10との間にはリアサスペンション(不図示)が掛け渡される。
エンジン11は、メインフレーム16,16の下方でダウンフレーム18,18とピボットフレーム19,19との間に配置され、車体フレーム10に支持される。
エンジン11は、クランク軸(不図示)を収容するクランクケース31と、クランクケース31の前部の上部から上方に延びるシリンダ部32とを備える。
エンジン11は、クランク軸(不図示)を収容するクランクケース31と、クランクケース31の前部の上部から上方に延びるシリンダ部32とを備える。
クランクケース31の後部には、エンジン11の回転を減速して出力する変速機(不図示)が内蔵される。エンジン11の出力は、上記変速機の出力軸と後輪3との間に掛け渡される駆動チェーン33を介して後輪3に伝達される。
エンジン11の排気管34は、シリンダ部32の前面から下方に引き出され、クランクケース31の下方を通って後方に延びる。排気管34の後端は、右側のピボットフレーム19の後下方に配置されるマフラー35に接続される。
エンジン11の吸気装置36は、シリンダ部32の後面に接続される。
エンジン11の排気管34は、シリンダ部32の前面から下方に引き出され、クランクケース31の下方を通って後方に延びる。排気管34の後端は、右側のピボットフレーム19の後下方に配置されるマフラー35に接続される。
エンジン11の吸気装置36は、シリンダ部32の後面に接続される。
シート14は、シートフレーム20,20の上方に配置され、シートフレーム20,20に支持される。
燃料タンク38は、前後方向においてシート14とヘッドパイプ15との間に配置される。燃料タンク38は、メインフレーム16,16の上方に配置され、メインフレーム16,16に支持される。
乗員用の左右一対のステップ39,39は、ピボットフレーム19,19に支持される。
ヘッドライト40は、ヘッドパイプ15の前方に設けられる。左右一対の前側ウインカー41,41は、左右のフロントフォーク24,24の上端部にそれぞれ取り付けられる。
車速等の情報を表示するメーターユニット42(メーター)は、ヘッドライト40の上方で、ハンドル27の前方に配置される。
メーターユニット42は、ヘッドライト40の上方に配置されるウインドスクリーン43によって前方から覆われる。
サイドスタンド44は、左側のピボットフレーム19の下端に設けられる。
燃料タンク38は、前後方向においてシート14とヘッドパイプ15との間に配置される。燃料タンク38は、メインフレーム16,16の上方に配置され、メインフレーム16,16に支持される。
乗員用の左右一対のステップ39,39は、ピボットフレーム19,19に支持される。
ヘッドライト40は、ヘッドパイプ15の前方に設けられる。左右一対の前側ウインカー41,41は、左右のフロントフォーク24,24の上端部にそれぞれ取り付けられる。
車速等の情報を表示するメーターユニット42(メーター)は、ヘッドライト40の上方で、ハンドル27の前方に配置される。
メーターユニット42は、ヘッドライト40の上方に配置されるウインドスクリーン43によって前方から覆われる。
サイドスタンド44は、左側のピボットフレーム19の下端に設けられる。
自動二輪車1は、車体フレーム10、エンジン11、及び操舵系12等で構成される車体を覆う車体カバー45を備える。
車体カバー45は、メインフレーム16,16の前端部及びサブフレーム17,17を側方から覆う左右一対のフロントサイドカバー46,46と、シート14の下方でシートフレーム20,20を側方から覆う左右一対のリアサイドカバー47,47と、テールカウル48とを備える。
自動二輪車1は、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー50と、後輪3を上方から覆うリアフェンダー51とを備える。
また、自動二輪車1は、前輪2を制動する電子制御式のブレーキ装置52を備える。
車体カバー45は、メインフレーム16,16の前端部及びサブフレーム17,17を側方から覆う左右一対のフロントサイドカバー46,46と、シート14の下方でシートフレーム20,20を側方から覆う左右一対のリアサイドカバー47,47と、テールカウル48とを備える。
自動二輪車1は、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー50と、後輪3を上方から覆うリアフェンダー51とを備える。
また、自動二輪車1は、前輪2を制動する電子制御式のブレーキ装置52を備える。
図2は、自動二輪車1の前部構造において操舵系12の周辺部を前方側から見た斜視図である。図3は、操舵系12の周辺部をフロントフォーク24,24の軸方向に上方側から見た図である。図4は、操舵系12の上部の右側面図である。なお、図3及び図4では前側ウインカー41,41は不図示である。図4ではフロントサイドカバー46は不図示である。
図2〜図4を参照し、トップブリッジ25は、車幅方向に延びるプレート部25aを備える。トップブリッジ25は、プレート部25aの左右方向(車幅方向)の中央部がステアリングシャフト23の上端部に固定される。トップブリッジ25は、フロントフォーク24,24の上端部を支持するフォーク支持孔部25b,25bを、プレート部25aの左右の端部にそれぞれ備える。フォーク支持孔部25b,25bは、ステアリングシャフト23よりも前方にオフセットして設けられる。
図2〜図4を参照し、トップブリッジ25は、車幅方向に延びるプレート部25aを備える。トップブリッジ25は、プレート部25aの左右方向(車幅方向)の中央部がステアリングシャフト23の上端部に固定される。トップブリッジ25は、フロントフォーク24,24の上端部を支持するフォーク支持孔部25b,25bを、プレート部25aの左右の端部にそれぞれ備える。フォーク支持孔部25b,25bは、ステアリングシャフト23よりも前方にオフセットして設けられる。
トップブリッジ25の上面には、ハンドル27を支持するハンドルホルダ53が設けられる。ハンドルホルダ53は、トップブリッジ25の上面に固定される左右一対のベース部材53a,53aと、ベース部材53a,53aの上面に固定されるキャップ53bとを備える。キャップ53bは、左右のベース部材53a,53aに跨って設けられる板状部材である。
ベース部材53a,53aは、車幅方向において、フォーク支持孔部25b,25bの内側且つステアリングシャフト23の外側に設けられる。
ベース部材53a,53aは、車幅方向において、フォーク支持孔部25b,25bの内側且つステアリングシャフト23の外側に設けられる。
ハンドル27は、車幅方向に一本で延びるバーハンドルであり、左右の中央部27aがキャップ53bとベース部材53a,53aとの間に狭持されることでハンドルホルダ53に固定される。
ハンドル27の右端部には、乗員がエンジン11の出力を制御するためのアクセルグリップ54が設けられる。ハンドル27の左端部には、乗員がエンジン11のクラッチを操作するためのクラッチ操作部55が設けられる。
ハンドル27の右端部には、乗員がエンジン11の出力を制御するためのアクセルグリップ54が設けられる。ハンドル27の左端部には、乗員がエンジン11のクラッチを操作するためのクラッチ操作部55が設けられる。
ハンドル27の右端部においてアクセルグリップ54と中央部27aとの間には、ブレーキ装置52のブレーキマスターシリンダー56が設けられる。
ブレーキ装置52は、ブレーキマスターシリンダー56と、前輪2に設けられるブレーキディスク57(図1)と、フロントフォーク24,24に設けられるブレーキキャリパー58(図1)と、ブレーキマスターシリンダー56とブレーキキャリパー58とを接続するブレーキホース59と、ブレーキホース59の途中に設けられるブレーキ制御装置60(図1)とを備える。
ブレーキ制御装置60は、ブレーキマスターシリンダー56のブレーキレバー56aによって入力される液圧に応じて、ブレーキキャリパー58に出力する液圧を制御する。
ブレーキ装置52は、ブレーキマスターシリンダー56と、前輪2に設けられるブレーキディスク57(図1)と、フロントフォーク24,24に設けられるブレーキキャリパー58(図1)と、ブレーキマスターシリンダー56とブレーキキャリパー58とを接続するブレーキホース59と、ブレーキホース59の途中に設けられるブレーキ制御装置60(図1)とを備える。
ブレーキ制御装置60は、ブレーキマスターシリンダー56のブレーキレバー56aによって入力される液圧に応じて、ブレーキキャリパー58に出力する液圧を制御する。
ヘッドライト40は、上下方向ではトップブリッジ25とボトムブリッジ26との間に配置され、左右方向ではフロントフォーク24,24の間に配置される。ヘッドライト40は、操舵系12に取り付けられ、操舵系12と一体にステアリングシャフト23を中心に回動する。
ヘッドライト40は、正面視では、略円形に形成されている。ヘッドライト40は、光源40aと、光源40aを収納するハウジング40bと、ハウジング40bの前面の開口を塞ぐレンズ40cと、レンズ40cの周縁部に沿って設けられるヘッドライトカバー40dとを備える。
ヘッドライト40は、正面視では、略円形に形成されている。ヘッドライト40は、光源40aと、光源40aを収納するハウジング40bと、ハウジング40bの前面の開口を塞ぐレンズ40cと、レンズ40cの周縁部に沿って設けられるヘッドライトカバー40dとを備える。
ヘッドライト40は、ハウジング40bの上面から上方に延びる連結部40eを備え、連結部40eを介して車体側に連結される。
ヘッドライト40の下部は、不図示の下部固定部を介して操舵系12に固定される。上記下部固定部は、例えばボトムブリッジ26に固定される。
図4に示すように車両側面視では、ヘッドライト40のハウジング40bの後部の下部は、フロントフォーク24,24とヘッドパイプ15との間に配置され、フロントフォーク24,24に重なる。このため、操舵系12からのヘッドライト40の前方への出っ張り量を小さくでき、自動二輪車1の外観をシンプルにできる。
ヘッドライト40の下部は、不図示の下部固定部を介して操舵系12に固定される。上記下部固定部は、例えばボトムブリッジ26に固定される。
図4に示すように車両側面視では、ヘッドライト40のハウジング40bの後部の下部は、フロントフォーク24,24とヘッドパイプ15との間に配置され、フロントフォーク24,24に重なる。このため、操舵系12からのヘッドライト40の前方への出っ張り量を小さくでき、自動二輪車1の外観をシンプルにできる。
メーターユニット42は、トップブリッジ25に固定されるメーターステー61を介し、トップブリッジ25に取り付けられる。
メーターユニット42は、前後方向よりも車幅方向に長い略矩形の板状に形成されており、車速等の情報を表示する表示部42aを上面に備える。メーターユニット42は、トップブリッジ25の前方でヘッドライト40のハウジング40bの上方に配置され、表示部42が乗員側に面するように前傾している。
メーターユニット42は、前後方向よりも車幅方向に長い略矩形の板状に形成されており、車速等の情報を表示する表示部42aを上面に備える。メーターユニット42は、トップブリッジ25の前方でヘッドライト40のハウジング40bの上方に配置され、表示部42が乗員側に面するように前傾している。
図5は、メーターユニット42及びメーターステー61を表示部42aの裏側から見た図である。図6は、メーターユニット42及びメーターステー61の左側面図である。図7は、メーターステー61を表示部42aの裏側から見た図である。
図5に示すように、メーターユニット42は、裏面の下部の右部(左右の一方側)に、メーターステー61が締結される下側固定部42Rを備え、裏面の下部の左部(左右の他方側)に、メーターステー61が締結される下側固定部42Lを備える。
また、メーターユニット42は、裏面の上部の右部(左右の一方側)に、メーターステー61が締結される上側固定部42U(下側固定部及び上側固定部の他方、1点で設けられる固定部)を備え、裏面の上部の左部(左右の他方側)に、ハーネス接続部42Hを備える。
下側固定部42L,42R(下側固定部及び上側固定部の一方、左右の少なくとも2点に設けられる固定部)及び上側固定部42Uは、メーターステー61に挿通される各メーター固定ボルト62が締結されるネジ穴である。
ハーネス接続部42Hは、左右方向において上側固定部42Uの反対側且つ下側固定部42Lの上方の空きスペースに設けられる。
図5に示すように、メーターユニット42は、裏面の下部の右部(左右の一方側)に、メーターステー61が締結される下側固定部42Rを備え、裏面の下部の左部(左右の他方側)に、メーターステー61が締結される下側固定部42Lを備える。
また、メーターユニット42は、裏面の上部の右部(左右の一方側)に、メーターステー61が締結される上側固定部42U(下側固定部及び上側固定部の他方、1点で設けられる固定部)を備え、裏面の上部の左部(左右の他方側)に、ハーネス接続部42Hを備える。
下側固定部42L,42R(下側固定部及び上側固定部の一方、左右の少なくとも2点に設けられる固定部)及び上側固定部42Uは、メーターステー61に挿通される各メーター固定ボルト62が締結されるネジ穴である。
ハーネス接続部42Hは、左右方向において上側固定部42Uの反対側且つ下側固定部42Lの上方の空きスペースに設けられる。
図4〜図7を参照し、メーターステー61は、トップブリッジ25のプレート部25aの下面に固定される車体取付部65と、車体取付部65から前方に延出する棒状の中央部66と、中央部66からメーターユニット42の下側固定部42Lに向かって左側に延びる左アーム部67と、中央部66からメーターユニット42の下側固定部42Rに向かって右側に延びる右アーム部68と、右アーム部68の前上方で中央部66からメーターユニット42の上側固定部42Uに向かって右側に延びる上アーム部69とを備える。
メーターステー61の車体取付部65は、左右のフォーク支持孔部25b,25b(図3)の間で車幅方向に延びる板状に形成され、プレート部25aの前部の下面に固定される。車体取付部65は、左右の両端部に下方から挿通されるステー固定ボルト70,70によってトップブリッジ25に締結される。
メーターステー61の中央部66は、車体取付部65の左右の中央部から前方へ真っ直ぐに延出し、車幅の中央に位置する。中央部66は、トップブリッジ25の下面に沿って前上がりに延びる後部66aと、後部66aよりも鉛直に近い傾斜で前上がりに延びる前部66bとを備える。
中央部66の前部66bは、前下方に延出するヘッドライト支持部71を備える。ヘッドライト支持部71は、車幅方向に貫通する支持孔71aを備える。ヘッドライト支持部71は、左右方向ではメーターユニット42の下側固定部42L,42Rの間に位置し、上下方向では上側固定部42Uと下側固定部42L,42Rとの間に位置する。
メーターステー61の中央部66は、車体取付部65の左右の中央部から前方へ真っ直ぐに延出し、車幅の中央に位置する。中央部66は、トップブリッジ25の下面に沿って前上がりに延びる後部66aと、後部66aよりも鉛直に近い傾斜で前上がりに延びる前部66bとを備える。
中央部66の前部66bは、前下方に延出するヘッドライト支持部71を備える。ヘッドライト支持部71は、車幅方向に貫通する支持孔71aを備える。ヘッドライト支持部71は、左右方向ではメーターユニット42の下側固定部42L,42Rの間に位置し、上下方向では上側固定部42Uと下側固定部42L,42Rとの間に位置する。
メーターステー61の左アーム部67は、中央部66の前部66bから左側に延びる。左アーム部67の先端部には、メーター固定ボルト62が下方から挿通される挿通孔67aが設けられる。
右アーム部68は、中央部66の前部66bから右側に延びる。右アーム部68の先端部には、メーター固定ボルト62が下方から挿通される挿通孔68aが設けられる。右アーム部68及び左アーム部67は、前後方向では同一の位置に設けられるとともに、左右方向の長さが等しい。
右アーム部68は、中央部66の前部66bから右側に延びる。右アーム部68の先端部には、メーター固定ボルト62が下方から挿通される挿通孔68aが設けられる。右アーム部68及び左アーム部67は、前後方向では同一の位置に設けられるとともに、左右方向の長さが等しい。
上アーム部69は、中央部66の前部66bの先端部から右上方に延びる。上アーム部69の先端部には、メーター固定ボルト62が下方から挿通される挿通孔69aが設けられる。上アーム部69は、左右方向において右アーム部68よりも長い。
各メーター固定ボルト62と各挿通孔67a,68a,69aとの間には、円筒状の防振カラー72がそれぞれ介装される。
各メーター固定ボルト62と各挿通孔67a,68a,69aとの間には、円筒状の防振カラー72がそれぞれ介装される。
メーターユニット42は、メーターステー61の左アーム部67、右アーム部68、及び上アーム部69の上面に配置され、下方から各挿通孔67a,68a,69aに挿通されるメーター固定ボルト62によってメーターステー61に締結される。
本実施の形態では、メーターユニット42は、メーターユニット42の左側に配置される下側固定部42Lと、メーターユニット42の左右の中央部を跨いで右側に配置される下側固定部42R及び上側固定部42Uとを介し、各メーター固定ボルト62によってメーターステー61に締結される。これにより、互いに左右に離れた下側固定部42Lと下側固定部42R及び上側固定部42Uとによってメーターユニット42を固定でき、メーターユニット42を左右方向に強固に固定できる。
さらに、下側固定部42L,42Rと上側固定部42Uとは、上下方向に離れているため、上下の広い範囲に亘りメーターステー61でメーターユニット42を支持でき、メーターユニット42を上下方向に強固に固定できる。
本実施の形態では、メーターユニット42は、メーターユニット42の左側に配置される下側固定部42Lと、メーターユニット42の左右の中央部を跨いで右側に配置される下側固定部42R及び上側固定部42Uとを介し、各メーター固定ボルト62によってメーターステー61に締結される。これにより、互いに左右に離れた下側固定部42Lと下側固定部42R及び上側固定部42Uとによってメーターユニット42を固定でき、メーターユニット42を左右方向に強固に固定できる。
さらに、下側固定部42L,42Rと上側固定部42Uとは、上下方向に離れているため、上下の広い範囲に亘りメーターステー61でメーターユニット42を支持でき、メーターユニット42を上下方向に強固に固定できる。
図8は、メーターユニット42の固定状態を前上方側から見た斜視図である。なお、図8では後述のウインドスクリーンステー75,75は不図示である。
図8に示すように、ヘッドライト40の上部の連結部40eは、上方に延出する壁部40f,40fを左右一対備える。壁部40f,40fの間には、メーターステー61のヘッドライト支持部71が配置される。
図4、図6及び図8を参照し、ヘッドライト40の上部は、連結部40eの壁部40f,40f及びヘッドライト支持部71の支持孔71aに車幅方向に挿通されるヘッドライト支持軸74を介し、メーターステー61に軸支される。すなわち、ヘッドライト40の上部は、メーターステー61を介して操舵系12に支持される。
図8に示すように、ヘッドライト40の上部の連結部40eは、上方に延出する壁部40f,40fを左右一対備える。壁部40f,40fの間には、メーターステー61のヘッドライト支持部71が配置される。
図4、図6及び図8を参照し、ヘッドライト40の上部は、連結部40eの壁部40f,40f及びヘッドライト支持部71の支持孔71aに車幅方向に挿通されるヘッドライト支持軸74を介し、メーターステー61に軸支される。すなわち、ヘッドライト40の上部は、メーターステー61を介して操舵系12に支持される。
ヘッドライト40は、上記下部固定部(段落0027参照)による下部の固定が解除されることで、ヘッドライト支持軸74を中心に回動可能となる。これにより、ヘッドライト支持軸74を中心にヘッドライト40を回動させてヘッドライト40の角度を微調整でき、ヘッドライト40の光軸の調整が容易である。
図2及び図4に示すように、ウインドスクリーン43は、ヘッドライト40の上方に位置する左右一対のウインドスクリーンステー75,75に支持される。
左右のウインドスクリーンステー75,75は、ヘッドライト支持軸74の左右の両端部にそれぞれ固定される。ウインドスクリーンステー75,75は、ヘッドライト支持軸74から前方に延びてウインドスクリーン43の下部の裏面にボルトで結合される。
左右のウインドスクリーンステー75,75は、ヘッドライト支持軸74の左右の両端部にそれぞれ固定される。ウインドスクリーンステー75,75は、ヘッドライト支持軸74から前方に延びてウインドスクリーン43の下部の裏面にボルトで結合される。
図5、図6及び図8を参照し、メーターユニット42のハーネス接続部42Hには、ハーネス73(図8)が接続される。メーターユニット42は、ハーネス73を介し、自動二輪車1の制御装置(不図示)に電気的に接続される。
ハーネス73は、上記制御装置から引き出される線状部材73aの端に、線状部材73aよりも大型のコネクタ部73b(他の部品)を備え、コネクタ部73bがハーネス接続部42Hに接続される。
ハーネス73は、上記制御装置から引き出される線状部材73aの端に、線状部材73aよりも大型のコネクタ部73b(他の部品)を備え、コネクタ部73bがハーネス接続部42Hに接続される。
コネクタ部73bは、ハーネス接続部42Hに前下方から差し込まれることで接続される。コネクタ部73bのハーネス接続部42Hに対する接続方向A(差込方向)は、図6に示すように、側面視においてメーターユニット42の裏面に略直交する方向である。
本実施の形態では、メーターユニット42の上部の裏面の固定を右側の上側固定部42Uのみとし、メーターユニット42の上部の裏面の左側にはハーネス接続部42Hが設けられる。このため、上側固定部42Uによってメーターユニット42の固定強度を確保しながら、メーターユニット42の裏面の左側には、コネクタ部73bを設けることができる。
本実施の形態では、メーターユニット42の上部の裏面の固定を右側の上側固定部42Uのみとし、メーターユニット42の上部の裏面の左側にはハーネス接続部42Hが設けられる。このため、上側固定部42Uによってメーターユニット42の固定強度を確保しながら、メーターユニット42の裏面の左側には、コネクタ部73bを設けることができる。
図2、図4、図6及び図8を参照し、ヘッドライト40の連結部40eの壁部40f及びヘッドライト支持軸74は、コネクタ部73bの前下方に位置し、接続方向Aにおいてコネクタ部73bに重なる。これにより、連結部40e及びヘッドライト支持軸74がコネクタ部73bの引き抜きの邪魔になるため、コネクタ部73bが抜かれてしまうことを抑制できる。
また、右側のウインドスクリーンステー75は、コネクタ部73bを前方から覆う。このため、ウインドスクリーンステー75によってコネクタ部73bを保護できる。
また、右側のウインドスクリーンステー75は、コネクタ部73bを前方から覆う。このため、ウインドスクリーンステー75によってコネクタ部73bを保護できる。
次に、ブレーキホース59の固定構造について説明する。
図9は、ブレーキホース59の配索状態を上方側から見た図である。図10は、ブレーキホース59の配索状態を下方側から見た図である。
図1、図9及び図10を参照し、ブレーキ装置52のブレーキ制御装置60は、シリンダ部32の後方且つクランクケース31の後部の上方に配置される。ブレーキ制御装置60は、車幅方向に長い箱状部材であり、左右のメインフレーム16,16の後部の間に設けられる。
図9は、ブレーキホース59の配索状態を上方側から見た図である。図10は、ブレーキホース59の配索状態を下方側から見た図である。
図1、図9及び図10を参照し、ブレーキ装置52のブレーキ制御装置60は、シリンダ部32の後方且つクランクケース31の後部の上方に配置される。ブレーキ制御装置60は、車幅方向に長い箱状部材であり、左右のメインフレーム16,16の後部の間に設けられる。
図9及び図10に示すように、ブレーキホース59は、ブレーキマスターシリンダー56とブレーキ制御装置60とを接続する入力側ブレーキホース80と、ブレーキ制御装置60と前輪2側のブレーキキャリパー58とを接続する出力側ブレーキホース81とを備える。
ブレーキマスターシリンダー56に入力される液圧は、入力側ブレーキホース80を介してブレーキ制御装置60に入力される。ブレーキ制御装置60が出力する液圧は、出力側ブレーキホース81を介してブレーキキャリパー58に伝達される。
ブレーキマスターシリンダー56に入力される液圧は、入力側ブレーキホース80を介してブレーキ制御装置60に入力される。ブレーキ制御装置60が出力する液圧は、出力側ブレーキホース81を介してブレーキキャリパー58に伝達される。
ブレーキ制御装置60は、入力側ブレーキホース80の下流端が接続される入力部60aを上面に備える。また、ブレーキ制御装置60は、出力側ブレーキホース81の上流端が接続される出力部60bを上面に備える。
入力部60a及び出力部60bは、車幅の中央で前後に延びる中心線Cに対し、右側に位置する。すなわち、入力部60a及び出力部60bは、車体の右側に寄せて配置される。
入力部60a及び出力部60bは、車幅の中央で前後に延びる中心線Cに対し、右側に位置する。すなわち、入力部60a及び出力部60bは、車体の右側に寄せて配置される。
また、ブレーキ装置52は、後輪3を制動するリアブレーキキャリパー82(図1)と、乗員によるブレーキ操作が入力されるリアブレーキマスターシリンダー(不図示)と、上記リアブレーキマスターシリンダーとリアブレーキキャリパー82とを接続するリアブレーキホース83(図9)とを備える。ブレーキ制御装置60は、リアブレーキホース83の途中に接続される。
上記リアブレーキマスターシリンダー、リアブレーキホース83、及びリアブレーキキャリパー82は、車体の右側に配置される。詳細には、リアブレーキキャリパー82は、後輪3の右側方に配置される。リアブレーキホース83は、スイングアーム13において後輪3の右側方に位置するアーム部に沿って配置される。
リアブレーキホース83は、上記リアブレーキマスターシリンダーとブレーキ制御装置60とを接続する入力側ブレーキホース83aと、ブレーキ制御装置60とリアブレーキキャリパー82とを接続する出力側ブレーキホース83bとを備える。
入力側ブレーキホース83aの下流端をブレーキ制御装置60に接続するリア側入力部60c、及び、出力側ブレーキホース83bの上流端をブレーキ制御装置60に接続するリア側出力部60dは、車体の右側に寄せて配置される。
リアブレーキホース83は、上記リアブレーキマスターシリンダーとブレーキ制御装置60とを接続する入力側ブレーキホース83aと、ブレーキ制御装置60とリアブレーキキャリパー82とを接続する出力側ブレーキホース83bとを備える。
入力側ブレーキホース83aの下流端をブレーキ制御装置60に接続するリア側入力部60c、及び、出力側ブレーキホース83bの上流端をブレーキ制御装置60に接続するリア側出力部60dは、車体の右側に寄せて配置される。
ブレーキ装置52は、前輪2側の入力側ブレーキホース80の途中に、入力側ブレーキホース80を車体側に固定する固定部材85を備える。固定部材85は、トップブリッジ25の下面側に固定される。
図11は、固定部材85による入力側ブレーキホース80の固定状態を上方側から見た図である。なお、図11では、ハンドル27及びハンドルホルダ53等は不図示であるとともに、メーターステー61及びブレーキマスターシリンダー56は仮想線で示されている。
固定部材85は、ブロック状の固定片86と、固定片86から右側方に延出する入口管87と、入口管87の後方で固定片86から右側方に延出する出口管88とを備える。
固定部材85は、ブロック状の固定片86と、固定片86から右側方に延出する入口管87と、入口管87の後方で固定片86から右側方に延出する出口管88とを備える。
固定片86は、入口管87と出口管88とを連通させる通路89を内部に備える。また、固定片86は、固定片86を上下に貫通する固定孔90を備える。
固定部材85は、入力側ブレーキホース80の配索方向を規制できるように、入力側ブレーキホース80よりも剛性が高い金属材料等の素材で形成される。
固定部材85は、車幅の中央に位置するヘッドパイプ15に対し左側に配置されるとともに、ヘッドパイプ15よりも前方に配置される。また、図4及び図11に示すように、固定部材85は、ヘッドライト40の上部の後方で、左右のフロントフォーク24,24の間に配置される。
固定部材85は、入力側ブレーキホース80の配索方向を規制できるように、入力側ブレーキホース80よりも剛性が高い金属材料等の素材で形成される。
固定部材85は、車幅の中央に位置するヘッドパイプ15に対し左側に配置されるとともに、ヘッドパイプ15よりも前方に配置される。また、図4及び図11に示すように、固定部材85は、ヘッドライト40の上部の後方で、左右のフロントフォーク24,24の間に配置される。
詳細には、固定部材85は、前後に長い直方体状に形成されるとともに、上面視で前面85aが左前方を向くように傾斜して配置される。
入口管87は、固定片86の右側面からブレーキマスターシリンダー56側へ右側に延出し、ヘッドパイプ15の前方を車幅の中央部まで延びる。入口管87は、真横ではなく、やや右前方に向かって斜めに延びる。
出口管88は、固定片86の後面から右後方に延出する。出口管88は、固定片86の後面に対し略垂直に延びてヘッドパイプ15に向かって延びた後、屈曲して右側へ延び、ヘッドパイプ15の前方を右側に延びる。出口管88は、固定片86から車幅の中央部まで延びる。出口管88は、真横ではなく、やや右後方に向かって斜めに延びる。
入口管87は、固定片86の右側面からブレーキマスターシリンダー56側へ右側に延出し、ヘッドパイプ15の前方を車幅の中央部まで延びる。入口管87は、真横ではなく、やや右前方に向かって斜めに延びる。
出口管88は、固定片86の後面から右後方に延出する。出口管88は、固定片86の後面に対し略垂直に延びてヘッドパイプ15に向かって延びた後、屈曲して右側へ延び、ヘッドパイプ15の前方を右側に延びる。出口管88は、固定片86から車幅の中央部まで延びる。出口管88は、真横ではなく、やや右後方に向かって斜めに延びる。
通路89は、入口管87と出口管88とを繋ぐようにL字状に形成される。通路89は、固定部材85の後部に設けられる。
固定孔90は、固定部材85の前部に設けられ、通路89の前方に位置する。固定孔90には、固定部材固定ボルト90a(図4)が下方から挿通される。
図4及び図5に示すように、メーターステー61の車体取付部65の下面の左端部には、固定部材固定ボルト90aが締結される孔部65aが設けられる。
固定部材85は、固定部材固定ボルト90aによって、メーターステー61の車体取付部65の下面に締結される。すなわち、固定部材85は、メーターステー61を介してトップブリッジ25の下面に固定される。
固定孔90は、固定部材85の前部に設けられ、通路89の前方に位置する。固定孔90には、固定部材固定ボルト90a(図4)が下方から挿通される。
図4及び図5に示すように、メーターステー61の車体取付部65の下面の左端部には、固定部材固定ボルト90aが締結される孔部65aが設けられる。
固定部材85は、固定部材固定ボルト90aによって、メーターステー61の車体取付部65の下面に締結される。すなわち、固定部材85は、メーターステー61を介してトップブリッジ25の下面に固定される。
図9及び図11を参照し、入力側ブレーキホース80は、ブレーキマスターシリンダー56と固定部材85の入口管87とを接続する第1の入力側ブレーキホース91と、固定部材85の出口管88とブレーキ制御装置60の入力部60aとを接続する第2の入力側ブレーキホース92とを備える。
第1の入力側ブレーキホース91と第2の入力側ブレーキホース92とは、入口管87、通路89、及び出口管88によって接続される。すなわち、入口管87、通路89、及び出口管88は、第1の入力側ブレーキホース91と第2の入力側ブレーキホース92とを接続するジョイント部93を構成する。
第1の入力側ブレーキホース91と第2の入力側ブレーキホース92とは、入口管87、通路89、及び出口管88によって接続される。すなわち、入口管87、通路89、及び出口管88は、第1の入力側ブレーキホース91と第2の入力側ブレーキホース92とを接続するジョイント部93を構成する。
図4及び図11を参照し、ブレーキホース59の第1の入力側ブレーキホース91は、ヘッドパイプ15に対し右側且つトップブリッジ25に対し上方に位置するブレーキマスターシリンダー56から左側(左右の一方)且つ下方に延び、右側のフロントフォーク24及びヘッドパイプ15の前方を通って入口管87に接続される。
第2の入力側ブレーキホース92は、ヘッドパイプ15に対し左側且つトップブリッジ25に対し下方に位置する出口管88から右側(左右の他方)且つ後下方に延びる。
第2の入力側ブレーキホース92は、ヘッドパイプ15に対し左側且つトップブリッジ25に対し下方に位置する出口管88から右側(左右の他方)且つ後下方に延びる。
詳細には、第2の入力側ブレーキホース92は、出口管88からヘッドパイプ15の前方及びヘッドパイプ15の右側方を通って後下方に延びる。ここで、第2の入力側ブレーキホース92は、ヘッドパイプ15と右側のフロントフォーク24との間且つトップブリッジ25とボトムブリッジ26との間に形成される空間94を通って後下方に延びる。
空間94を通過した第2の入力側ブレーキホース92は、車体フレーム10の右側の空間Sを通って車体フレーム10の内側に入り、右側のメインフレーム16の内面に沿って後方へ延び、ブレーキ制御装置60の入力部60aに接続される。
空間94を通過した第2の入力側ブレーキホース92は、車体フレーム10の右側の空間Sを通って車体フレーム10の内側に入り、右側のメインフレーム16の内面に沿って後方へ延び、ブレーキ制御装置60の入力部60aに接続される。
すなわち、入力側ブレーキホース80の配索経路は、ブレーキマスターシリンダー56から中心線Cを越えて左側に延び、固定部材85のジョイント部93で左右の向きが反転され、中心線Cを再び越えて右側へ延び、空間94及び右側の空間Sを通り、入力部60aに向けて後方へ延びる。
入口管87の基端部の軸線87aと出口管88の基端部の軸線88aとは、略直角に交差する。これにより、ジョイント部93では、入力側ブレーキホース80の配索経路は略90°の角度で屈曲する。すなわち、ジョイント部93は、入力側ブレーキホース80の配索経路を180°以下の角度で屈曲させる。ここで、入力側ブレーキホース80の配索経路を左右に反転させるためには、ジョイント部93は、入力側ブレーキホース80の配索経路を略90°〜180°の範囲で屈曲させると良い。
出口管88は、入力側ブレーキホース80の配索経路がヘッドパイプ15側に向かうように右後方に指向する。
出口管88は、入力側ブレーキホース80の配索経路がヘッドパイプ15側に向かうように右後方に指向する。
図11に示すように、操舵系12が左右に操舵されていない状態では、固定部材85は、第2の入力側ブレーキホース92がヘッドパイプ15及び右側のフロントフォーク24に接触しない状態で空間94を通るように、第2の入力側ブレーキホース92の配索経路を規制している。
本実施の形態では、固定部材85がヘッドパイプ15及びフロントフォーク24に近いトップブリッジ25の下面側に設けられるため、第2の入力側ブレーキホース92が空間94を適切に通るように配索経路を精度良く規制できる。
また、右側のブレーキマスターシリンダー56から延びる入力側ブレーキホース80が、ヘッドパイプ15の左に位置する固定部材85で折り返されて反転して右側に延びるため、入力側ブレーキホース80(第2の入力側ブレーキホース92)を中心線Cに略直交する向きでヘッドパイプ15の前方を右側へ通すことができる。このため、入力側ブレーキホース80を緩やかに後方に屈曲させて空間94に通すことができる。
本実施の形態では、固定部材85がヘッドパイプ15及びフロントフォーク24に近いトップブリッジ25の下面側に設けられるため、第2の入力側ブレーキホース92が空間94を適切に通るように配索経路を精度良く規制できる。
また、右側のブレーキマスターシリンダー56から延びる入力側ブレーキホース80が、ヘッドパイプ15の左に位置する固定部材85で折り返されて反転して右側に延びるため、入力側ブレーキホース80(第2の入力側ブレーキホース92)を中心線Cに略直交する向きでヘッドパイプ15の前方を右側へ通すことができる。このため、入力側ブレーキホース80を緩やかに後方に屈曲させて空間94に通すことができる。
操舵系12が操舵されると、固定部材85がトップブリッジ25と一体に回動するとともに、第2の入力側ブレーキホース92が撓む。
操舵系12が左に操舵された状態では、第2の入力側ブレーキホース92は、仮想線で示される第2の入力側ブレーキホース92Lのように屈曲し、ヘッドパイプ15に近づく。
操舵系12が右に操舵された状態では、第2の入力側ブレーキホース92は、仮想線で示される第2の入力側ブレーキホース92Rのように屈曲し、右側のフロントフォーク24に近づく。
操舵系12が左に操舵された状態では、第2の入力側ブレーキホース92は、仮想線で示される第2の入力側ブレーキホース92Lのように屈曲し、ヘッドパイプ15に近づく。
操舵系12が右に操舵された状態では、第2の入力側ブレーキホース92は、仮想線で示される第2の入力側ブレーキホース92Rのように屈曲し、右側のフロントフォーク24に近づく。
本実施の形態では、操舵系12が操舵されていない状態で、第2の入力側ブレーキホース92がヘッドパイプ15と右側のフロントフォーク24との間の略中間部を通るように固定部材85によって配索経路を規制される。これにより、操舵系12が左右に操舵された状態であっても、第2の入力側ブレーキホース92が第2の入力側ブレーキホース92の周囲の部材に強く接触することが抑制される。このため、第2の入力側ブレーキホース92が操舵系12の操舵の抵抗になることを抑制でき、操舵性が良い。
固定部材85は、ヘッドライト40の後方でトップブリッジ25の下面側に取り付けられるため、固定部材85によって配索経路を規制される入力側ブレーキホース80及び固定部材85は、ヘッドライト40及びトップブリッジ25によって外側から隠れる。このため、入力側ブレーキホース80及び固定部材85が目立つことを防止でき、自動二輪車1の外観性が良い。
固定部材85は、ヘッドライト40の後方でトップブリッジ25の下面側に取り付けられるため、固定部材85によって配索経路を規制される入力側ブレーキホース80及び固定部材85は、ヘッドライト40及びトップブリッジ25によって外側から隠れる。このため、入力側ブレーキホース80及び固定部材85が目立つことを防止でき、自動二輪車1の外観性が良い。
また、車体フレーム10の前端部の右部に形成される空間Sによって第2の入力側ブレーキホース92の配索方向をガイドできる。空間Sを通った第2の入力側ブレーキホース92は、ブレーキ制御装置60に向かって後方へ延び、車体の右側に位置する入力部60aに接続される。このため、第2の入力側ブレーキホース92の配索経路を短くできる。
さらに、車体右側のリアブレーキキャリパー82に接続されるリアブレーキホース83も車体の右側に配索されるため、リアブレーキホース83の配索経路を短くできる。
また、ブレーキ制御装置60の入力部60a、出力部60b、リア側入力部60c、及びリア側出力部60dが車体の右側にまとめて配置されるため、ブレーキ制御装置60の構造をシンプルにできる。
さらに、車体右側のリアブレーキキャリパー82に接続されるリアブレーキホース83も車体の右側に配索されるため、リアブレーキホース83の配索経路を短くできる。
また、ブレーキ制御装置60の入力部60a、出力部60b、リア側入力部60c、及びリア側出力部60dが車体の右側にまとめて配置されるため、ブレーキ制御装置60の構造をシンプルにできる。
図1に示されるブレーキディスク57及びブレーキキャリパー58は、前輪2の左右に一対設けられる。
図10に示すように、出力側ブレーキホース81は、ブレーキ制御装置60の出力部60bから右側のメインフレーム16に沿って前方に配索され、ボトムブリッジ26の下方で左右に分岐し、その後、下方に延びて左右のブレーキキャリパー58,58に接続される。
図10に示すように、出力側ブレーキホース81は、ブレーキ制御装置60の出力部60bから右側のメインフレーム16に沿って前方に配索され、ボトムブリッジ26の下方で左右に分岐し、その後、下方に延びて左右のブレーキキャリパー58,58に接続される。
図3に示すように、上方から見た場合、ハンドルホルダ53の左部の前部は、固定部材85に上方から重なる。特に、シート14の乗員側から前下方の操舵系12を見下ろす場合、ハンドルホルダ53が固定部材85に大きく重なる。このため、固定部材85をハンドルホルダ53で隠すことができ、外観性が良い。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、自動二輪車1は、前部に設けられるメーターユニット42と、メーターユニット42を車体に支持するメーターステー61とを備え、メーターステー61は、メーターユニット42の裏面の下部に設けられる下側固定部42L,42R、及び、メーターユニット42の裏面の上部に設けられる上側固定部42Uによって、メーターユニット42に締結される。
この構成によれば、メーターユニット42の裏面の下部に設けられる下側固定部42L,42Rと、メーターユニット42の裏面の上部に設けられる上側固定部42Uとによって、メーターステー61とメーターユニット42とを、上下に離れた複数の固定部で固定できる。このため、簡単な構造でメーターユニット42を強固に支持できる。また、上側固定部42Uの左右の側方にスペースを確保できるため、このスペースに他の部品(ハーネス73)を配置できる。
この構成によれば、メーターユニット42の裏面の下部に設けられる下側固定部42L,42Rと、メーターユニット42の裏面の上部に設けられる上側固定部42Uとによって、メーターステー61とメーターユニット42とを、上下に離れた複数の固定部で固定できる。このため、簡単な構造でメーターユニット42を強固に支持できる。また、上側固定部42Uの左右の側方にスペースを確保できるため、このスペースに他の部品(ハーネス73)を配置できる。
また、メーターユニット42の裏面の左右に配置される下側固定部42L,42Rと、下側固定部42L,42Rに対し上下に離れて配置される上側固定部42Uとによって、メーターステー61とメーターユニット42とを、左右及び上下に離れた複数の固定部で固定できる。このため、簡単な構造でメーターユニット42を強固に支持できる。また、上側固定部42Uが1点であって大きなスペースを占めないため、メーターユニット42の裏面に他の部品の配置スペースを確保できる。
また、下側固定部42L,42Rは、メーターユニット42の裏面の左右の2点に設けられ、上側固定部42Uは、裏面に1点で設けられる。この構成によれば、左右に2点配置される下側固定部42L,42Rと、下側固定部下側固定部42L,42Rに対し上方に離れる上側固定部42Uとによって、簡単な構造でメーターユニット42を強固に支持できる。また、上側固定部42Uが裏面に1点で設けられるため、メーターユニット42の裏面の上部に他の部品の配置スペースを確保できる。
さらに、1点で設けられる上側固定部42Uは、裏面の上部で左右の一方側に設けられ、上側固定部42が設けられた上部で左右の他方側には、ハーネス73が接続されるハーネス接続部42Hが設けられる。これにより、メーターユニット42の裏面の上部の左右の一方側の上側固定部42Uによってメーターユニット42を強固に支持できるとともに、メーターユニット42の裏面の上部の左右の他方側のスペースを利用してハーネス接続部42Hを効率良く設けることができる。
また、メーターステー61は、メーターユニット42の裏面の左右の少なくとも2点に設けられる下側固定部42L,42Rの間の位置に、ヘッドライト40を支持するヘッドライト支持部71を備える。これにより、左右の下側固定部42L,42Rの間のスペースを利用して、ヘッドライト支持部71を効率良く設けることができる。
また、下側固定部42L,42Rは、メーターユニット42の裏面の左右の2点に設けられ、上側固定部42Uは、裏面に1点で設けられる。この構成によれば、左右に2点配置される下側固定部42L,42Rと、下側固定部下側固定部42L,42Rに対し上方に離れる上側固定部42Uとによって、簡単な構造でメーターユニット42を強固に支持できる。また、上側固定部42Uが裏面に1点で設けられるため、メーターユニット42の裏面の上部に他の部品の配置スペースを確保できる。
さらに、1点で設けられる上側固定部42Uは、裏面の上部で左右の一方側に設けられ、上側固定部42が設けられた上部で左右の他方側には、ハーネス73が接続されるハーネス接続部42Hが設けられる。これにより、メーターユニット42の裏面の上部の左右の一方側の上側固定部42Uによってメーターユニット42を強固に支持できるとともに、メーターユニット42の裏面の上部の左右の他方側のスペースを利用してハーネス接続部42Hを効率良く設けることができる。
また、メーターステー61は、メーターユニット42の裏面の左右の少なくとも2点に設けられる下側固定部42L,42Rの間の位置に、ヘッドライト40を支持するヘッドライト支持部71を備える。これにより、左右の下側固定部42L,42Rの間のスペースを利用して、ヘッドライト支持部71を効率良く設けることができる。
さらに、ヘッドライト支持部71は、ヘッドライト40を回動可能に軸支する。この構成によれば、ヘッドライト支持部71を軸にしてヘッドライト40を回動させてヘッドライト40の光軸調整を容易に行うことができる。
また、ハーネス73は、ハーネス接続部42Hに接続されるコネクタ部73bを備え、ヘッドライト40は、ハーネス接続部42Hに対するコネクタ部73bの接続方向Aにおいてコネクタ部73bに重なる。これにより、コネクタ部73bの移動をヘッドライト40によって妨げることができ、コネクタ部73bがハーネス接続部42Hから抜かれることをヘッドライト40によって防止できる。
また、ハーネス73は、ハーネス接続部42Hに接続されるコネクタ部73bを備え、ヘッドライト40は、ハーネス接続部42Hに対するコネクタ部73bの接続方向Aにおいてコネクタ部73bに重なる。これにより、コネクタ部73bの移動をヘッドライト40によって妨げることができ、コネクタ部73bがハーネス接続部42Hから抜かれることをヘッドライト40によって防止できる。
また、コネクタ部73bは、ウインドスクリーン43を支持するウインドスクリーンステー75によって前方から覆われる。これにより、ウインドスクリーンステー75を利用して、コネクタ部73bを簡単な構造で保護できる。
また、メーターステー61は、メーターユニット42の裏面の左右の中央部に位置する中央部66と、中央部66から延びて左側の下側固定部42Lに固定される左アーム部67と、中央部66から延びて右側の下側固定部42Rに固定される右アーム部68と、中央部66から延びて上側固定部42Uに固定される上アーム部69とを備える。これにより、メーターステー61は、中央部66から左アーム部67、右アーム部68、及び上アーム部69が左右に延びる。このため、メーターステー61の体積を小さくでき、メーターステー61を軽量にできる。
また、メーターステー61は、メーターユニット42の裏面の左右の中央部に位置する中央部66と、中央部66から延びて左側の下側固定部42Lに固定される左アーム部67と、中央部66から延びて右側の下側固定部42Rに固定される右アーム部68と、中央部66から延びて上側固定部42Uに固定される上アーム部69とを備える。これにより、メーターステー61は、中央部66から左アーム部67、右アーム部68、及び上アーム部69が左右に延びる。このため、メーターステー61の体積を小さくでき、メーターステー61を軽量にできる。
さらに、前輪2を支持する左右一対のフロントフォーク24,24と、フロントフォーク24,24を左右に連結するボトムブリッジ26と、ボトムブリッジ26の上方でフロントフォーク24,24を左右に連結するトップブリッジ25とを備え、メーターステー61は、トップブリッジ25に取り付けられる。これにより、トップブリッジ25を利用して、簡単な構造でメーターステー61を車体側に固定できる。
また、本発明を適用した実施の形態によれば、自動二輪車1は、ボトムブリッジ26、ボトムブリッジ26の上方に設けられるトップブリッジ25、及びハンドル27を備える操舵系12と、操舵系12を回動自在に支持するヘッドパイプ15と、トップブリッジ25とボトムブリッジ26との間に配置されるヘッドライト40と、ハンドル27に支持されるブレーキマスターシリンダー56と、ブレーキマスターシリンダー56からヘッドパイプ15側に延びるブレーキホース59とを備え、ブレーキホース59を固定する固定部材85が、ヘッドライト40の後方でトップブリッジ25の下面側に取り付けられる。
これにより、固定部材85によってヘッドライト40の後方でトップブリッジ25の下面側に取り付けられるブレーキホース59は、ヘッドライト40によって隠れ、外側から視認され難い。このため、ブレーキホース59が目立つことを防止でき、外観性を向上できる。なお、本実施の形態では、ブレーキホース59はヘッドライト40によって隠れるものとして説明したが、ブレーキホース59は、トップブリッジ25及びヘッドライト40によって外側から隠れても良い。
これにより、固定部材85によってヘッドライト40の後方でトップブリッジ25の下面側に取り付けられるブレーキホース59は、ヘッドライト40によって隠れ、外側から視認され難い。このため、ブレーキホース59が目立つことを防止でき、外観性を向上できる。なお、本実施の形態では、ブレーキホース59はヘッドライト40によって隠れるものとして説明したが、ブレーキホース59は、トップブリッジ25及びヘッドライト40によって外側から隠れても良い。
また、固定部材85は、ブレーキホース59の配索経路を180°以下の角度で屈曲させるジョイント部93を備える。これにより、ジョイント部93によって、ブレーキホース59の配索経路をトップブリッジ25の下面側の位置で屈曲させることができるため、操舵系12の回動動作に対応してブレーキホース59を配索し易い。
また、ジョイント部93は、ブレーキマスターシリンダー56から左右の一方に延びてジョイント部93に接続されるブレーキホース59の配索経路を、左右の他方に延びる向きに変更する。これにより、ブレーキホース59の配索経路をジョイント部93によって左右方向に反転させることができるため、ブレーキホース59の配索経路の自由度を向上できる。
また、ジョイント部93は、ブレーキマスターシリンダー56から左右の一方に延びてジョイント部93に接続されるブレーキホース59の配索経路を、左右の他方に延びる向きに変更する。これにより、ブレーキホース59の配索経路をジョイント部93によって左右方向に反転させることができるため、ブレーキホース59の配索経路の自由度を向上できる。
さらに、ブレーキマスターシリンダー56は、ヘッドパイプ15に対し右側に配置され、固定部材85は、ヘッドパイプ15に対し左側に配置され、ブレーキマスターシリンダー56から左側に延びてジョイント部93に接続されるブレーキホース59は、ジョイント部93から出てヘッドパイプ15の前方を通って右側に配索される。これにより、ブレーキホース59は、ヘッドパイプ15の右側のブレーキマスターシリンダー56からヘッドパイプ15の左側の固定部材85に延び、ジョイント部93で向きを変えてヘッドパイプ15の前方を通って右後方に配索される。このため、ブレーキマスターシリンダー56をヘッドパイプ15の右側に配置する構成であっても、ブレーキホース59をヘッドパイプ15の前方を通して右後方に配索でき、操舵系12の回動動作の際のブレーキホース59の撓みに対応し易い。
また、固定部材85は、ヘッドパイプ15の前方に配置され、ジョイント部93は、ジョイント部93を出るブレーキホース59をヘッドパイプ15側に指向させる。これにより、ブレーキホース59をヘッドパイプ15の周囲に通すことができ、操舵系12の回動動作の際のブレーキホース59の撓みに対応し易い。
また、固定部材85は、ヘッドパイプ15の前方に配置され、ジョイント部93は、ジョイント部93を出るブレーキホース59をヘッドパイプ15側に指向させる。これにより、ブレーキホース59をヘッドパイプ15の周囲に通すことができ、操舵系12の回動動作の際のブレーキホース59の撓みに対応し易い。
また、ヘッドパイプ15から後方に延びる左右一対のメインフレーム16,16と、メインフレーム16,16とヘッドパイプ15とを繋ぐサブフレーム17,17とが設けられ、ジョイント部93から出てヘッドパイプ15の前方を通って右側に配索されるブレーキホース59は、ヘッドパイプ15とメインフレーム16とサブフレーム17とで区画される空間Sを通って車体内部に配索される。これにより、ヘッドパイプ15とメインフレーム16とサブフレーム17とで区画される空間Sを利用してブレーキホース59をガイドできる。
さらに、ブレーキマスターシリンダー56の操作による液圧に応じてブレーキ装置52の液圧を制御するブレーキ制御装置60がヘッドパイプ15よりも後方に設けられ、ブレーキ制御装置60はブレーキホース59が接続される入力部60aを備え、入力部60aは、車体の右側に配置される。これにより、ヘッドパイプ15の前方を通って右後方に配索されるブレーキホース59が車体の右側の入力部60aに近くなるため、ブレーキホース59をブレーキ制御装置60に接続し易いとともに、配索経路を短くできる。
さらに、ブレーキマスターシリンダー56の操作による液圧に応じてブレーキ装置52の液圧を制御するブレーキ制御装置60がヘッドパイプ15よりも後方に設けられ、ブレーキ制御装置60はブレーキホース59が接続される入力部60aを備え、入力部60aは、車体の右側に配置される。これにより、ヘッドパイプ15の前方を通って右後方に配索されるブレーキホース59が車体の右側の入力部60aに近くなるため、ブレーキホース59をブレーキ制御装置60に接続し易いとともに、配索経路を短くできる。
また、ハンドル27は、トップブリッジ25の上面に設けられるハンドルホルダ53に支持され、ハンドルホルダ53は、上面視において、固定部材85に重なる。これにより、固定部材85がハンドルホルダ53に隠れて視認され難いため、外観性が良い。
また、トップブリッジ25の下面には、メーターユニット42を支持するメーターステー61が設けられ、固定部材85は、メーターステー61に取り付けられる。これにより、メーターステー61を利用して、トップブリッジ25の下面側に固定部材85を取り付けできる。
また、トップブリッジ25の下面には、メーターユニット42を支持するメーターステー61が設けられ、固定部材85は、メーターステー61に取り付けられる。これにより、メーターステー61を利用して、トップブリッジ25の下面側に固定部材85を取り付けできる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、下側固定部42L,42Rがメーターユニット42の裏面の左右の少なくとも2点に設けられ、上側固定部42Uが裏面に1点で設けられるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、下側固定部42Rがメーターユニット42の裏面に1点で設けられ、上側固定部42U,42Uがメーターユニット42の裏面の上部の左右に分かれて2点で設けられ、メーターユニット42の裏面の下部の左側に、ハーネス接続部が設けられても良い。
また、上記実施の形態では、メーターユニット42の裏面の下部の左右に2点の下側固定部42L,42Rが設けられるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。下側固定部は、メーターユニット42の裏面の下部の左右に亘って少なくとも2点設けられれば良く、3点以上の複数点が設けられても良い。
また、上記実施の形態では、固定部材85は、メーターステー61を介してトップブリッジ25の下面に固定されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、固定部材85は、トップブリッジ25の下面に直接締結されても良い。また、固定部材85とトップブリッジ25との間に介在する部材はメーターステー61に限定されるものではなく、固定部材85は、部品を支持するステー部材(例えば、電装品ステー)に取り付けられても良い。
また、上記実施の形態では、第2の入力側ブレーキホース92は、ブレーキ制御装置60の入力部60aに接続されるものとして説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、固定部材85を出て右側に延びて空間94を通る第2の入力側ブレーキホース92を下方に延ばし、右側のブレーキキャリパー58に直接接続する構成としても良い。この場合、第2の入力側ブレーキホース92を短くできる。なお、左右のブレーキキャリパー58,58は、少なくとも右側のものが設けられていれば良い。
上記実施の形態では鞍乗り型車両として自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両などに適用可能である。
上記実施の形態では、下側固定部42L,42Rがメーターユニット42の裏面の左右の少なくとも2点に設けられ、上側固定部42Uが裏面に1点で設けられるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、下側固定部42Rがメーターユニット42の裏面に1点で設けられ、上側固定部42U,42Uがメーターユニット42の裏面の上部の左右に分かれて2点で設けられ、メーターユニット42の裏面の下部の左側に、ハーネス接続部が設けられても良い。
また、上記実施の形態では、メーターユニット42の裏面の下部の左右に2点の下側固定部42L,42Rが設けられるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。下側固定部は、メーターユニット42の裏面の下部の左右に亘って少なくとも2点設けられれば良く、3点以上の複数点が設けられても良い。
また、上記実施の形態では、固定部材85は、メーターステー61を介してトップブリッジ25の下面に固定されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、固定部材85は、トップブリッジ25の下面に直接締結されても良い。また、固定部材85とトップブリッジ25との間に介在する部材はメーターステー61に限定されるものではなく、固定部材85は、部品を支持するステー部材(例えば、電装品ステー)に取り付けられても良い。
また、上記実施の形態では、第2の入力側ブレーキホース92は、ブレーキ制御装置60の入力部60aに接続されるものとして説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、固定部材85を出て右側に延びて空間94を通る第2の入力側ブレーキホース92を下方に延ばし、右側のブレーキキャリパー58に直接接続する構成としても良い。この場合、第2の入力側ブレーキホース92を短くできる。なお、左右のブレーキキャリパー58,58は、少なくとも右側のものが設けられていれば良い。
上記実施の形態では鞍乗り型車両として自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両などに適用可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
12 操舵系
15 ヘッドパイプ
16,16 メインフレーム
17,17 サブフレーム
25 トップブリッジ
26 ボトムブリッジ
27 ハンドル
40 ヘッドライト
42 メーターユニット(メーター)
52 ブレーキ装置
53 ハンドルホルダ
56 ブレーキマスターシリンダー
59 ブレーキホース
60 ブレーキ制御装置
61 メーターステー
60a 入力部
85 固定部材
93 ジョイント部
S 空間
12 操舵系
15 ヘッドパイプ
16,16 メインフレーム
17,17 サブフレーム
25 トップブリッジ
26 ボトムブリッジ
27 ハンドル
40 ヘッドライト
42 メーターユニット(メーター)
52 ブレーキ装置
53 ハンドルホルダ
56 ブレーキマスターシリンダー
59 ブレーキホース
60 ブレーキ制御装置
61 メーターステー
60a 入力部
85 固定部材
93 ジョイント部
S 空間
Claims (9)
- ボトムブリッジ(26)、前記ボトムブリッジ(26)の上方に設けられるトップブリッジ(25)、及びハンドル(27)を備える操舵系(12)と、前記操舵系(12)を回動自在に支持するヘッドパイプ(15)と、前記トップブリッジ(25)と前記ボトムブリッジ(26)との間に配置されるヘッドライト(40)と、前記ハンドル(27)に支持されるブレーキマスターシリンダー(56)と、前記ブレーキマスターシリンダー(56)から前記ヘッドパイプ(15)側に延びるブレーキホース(59)とを備える鞍乗り型車両の前部構造において、
前記ブレーキホース(59)を固定する固定部材(85)が、前記ヘッドライト(40)の後方で前記トップブリッジ(25)の下面側に取り付けられることを特徴とする鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記固定部材(85)は、前記ブレーキホース(59)の配索経路を180°以下の角度で屈曲させるジョイント部(93)を備えることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の前部構造。
- 前記ジョイント部(93)は、前記ブレーキマスターシリンダー(56)から左右の一方に延びて前記ジョイント部(93)に接続される前記ブレーキホース(59)の前記配索経路を、左右の他方に延びる向きに変更することを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両の前部構造。
- 前記ブレーキマスターシリンダー(56)は、前記ヘッドパイプ(15)に対し右側に配置され、前記固定部材(85)は、前記ヘッドパイプ(15)に対し左側に配置され、
前記ブレーキマスターシリンダー(56)から左側に延びて前記ジョイント部(93)に接続される前記ブレーキホース(59)は、前記ジョイント部(93)から出て前記ヘッドパイプ(15)の前方を通って右後方に配索されることを特徴とする請求項2または3記載の鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記固定部材(85)は、前記ヘッドパイプ(15)の前方に配置され、前記ジョイント部(93)は、前記ジョイント部(93)を出る前記ブレーキホース(59)を前記ヘッドパイプ(15)側に指向させることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両の前部構造。
- 前記ヘッドパイプ(15)から後方に延びる左右一対のメインフレーム(16)と、前記メインフレーム(16)と前記ヘッドパイプ(15)とを繋ぐサブフレーム(17)とが設けられ、
前記ジョイント部(93)から出て前記ヘッドパイプ(15)の前方を通って右側に配索される前記ブレーキホース(59)は、前記ヘッドパイプ(15)と前記メインフレーム(16)と前記サブフレーム(17)とで区画される空間(S)を通って車体内部に配索されることを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記ブレーキマスターシリンダー(56)の操作による液圧に応じてブレーキ装置(52)の液圧を制御するブレーキ制御装置(60)が前記ヘッドパイプ(15)よりも後方に設けられ、
前記ブレーキ制御装置(60)は前記ブレーキホース(59)が接続される入力部(60a)を備え、前記入力部(60a)は、車体の右側に配置されることを特徴とする請求項4または6記載の鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記ハンドル(27)は、前記トップブリッジ(25)の上面に設けられるハンドルホルダ(53)に支持され、
前記ハンドルホルダ(53)は、上面視において、前記固定部材(85)に重なることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記トップブリッジ(25)の前記下面には、メーター(42)を支持するメーターステー(61)が設けられ、前記固定部材(85)は、前記メーターステー(61)に取り付けられることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の鞍乗り型車両の前部構造。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017172040 | 2017-09-07 | ||
JP2017172040 | 2017-09-07 | ||
PCT/JP2018/023343 WO2019049467A1 (ja) | 2017-09-07 | 2018-06-19 | 鞍乗り型車両の前部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2019049467A1 JPWO2019049467A1 (ja) | 2020-07-02 |
JP6842556B2 true JP6842556B2 (ja) | 2021-03-17 |
Family
ID=65634788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019540779A Active JP6842556B2 (ja) | 2017-09-07 | 2018-06-19 | 鞍乗り型車両の前部構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6842556B2 (ja) |
CN (1) | CN111032502B (ja) |
DE (1) | DE112018004939T5 (ja) |
WO (1) | WO2019049467A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112021001788T5 (de) * | 2020-03-24 | 2023-01-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Fahrzeug |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63173776A (ja) * | 1987-08-25 | 1988-07-18 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車におけるヘッドライト及びフロントバイザの取付け構造 |
JP2005082024A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Honda Motor Co Ltd | ブレーキホースの支持構造 |
JP4580292B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2010-11-10 | 本田技研工業株式会社 | 車両の前輪懸架装置 |
JP5172419B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2013-03-27 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
JP5300142B2 (ja) * | 2009-08-31 | 2013-09-25 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
JP5478307B2 (ja) * | 2010-03-19 | 2014-04-23 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両の制動装置 |
EP2829463B1 (en) | 2012-03-21 | 2017-04-05 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddled vehicle |
BR112015032716A2 (pt) * | 2013-07-01 | 2017-07-25 | Yamaha Motor Co Ltd | veículo equipado com uma armação do chassi capaz de inclinar e duas rodas dianteiras |
EP3409571B1 (en) * | 2016-01-28 | 2020-01-22 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Saddled vehicle equipped with combined brake system |
JP6862926B2 (ja) | 2016-03-16 | 2021-04-21 | 三菱ケミカル株式会社 | ガスバリア性膜の成膜装置及び成膜方法とガスバリア性膜付プラスチック容器の製造方法 |
-
2018
- 2018-06-19 WO PCT/JP2018/023343 patent/WO2019049467A1/ja active Application Filing
- 2018-06-19 DE DE112018004939.6T patent/DE112018004939T5/de active Pending
- 2018-06-19 CN CN201880055760.9A patent/CN111032502B/zh active Active
- 2018-06-19 JP JP2019540779A patent/JP6842556B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2019049467A1 (ja) | 2020-07-02 |
CN111032502B (zh) | 2021-06-08 |
WO2019049467A1 (ja) | 2019-03-14 |
BR112020002245A2 (pt) | 2020-09-08 |
DE112018004939T5 (de) | 2020-06-04 |
CN111032502A (zh) | 2020-04-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3135572B1 (en) | Straddle type vehicle | |
JP6404308B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP5593274B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP5789392B2 (ja) | 自動二輪車 | |
CN110015368B (zh) | 鞍座式骑乘车辆 | |
EP3135571B1 (en) | Straddle type vehicle | |
EP3437969A1 (en) | Straddle-type vehicle | |
JP6842556B2 (ja) | 鞍乗り型車両の前部構造 | |
JP6251615B2 (ja) | 鞍乗型車両の懸架装置 | |
JP6855585B2 (ja) | 鞍乗り型車両の前部構造 | |
JP6636645B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6790045B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP4906692B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6894357B2 (ja) | 鞍乗型車両のブレーキ配管構造 | |
JP2013035305A (ja) | 自動二輪車 | |
JP2017052483A (ja) | 鞍乗り型車両のステアリング構造 | |
JP6547064B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP2019019930A (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6165012B2 (ja) | 鞍乗り型車両の連動ブレーキ部品配置構造 | |
JP2017109565A (ja) | 鞍乗り型車両のハーネスガイド構造 | |
JP2018140761A (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP7456981B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP7083041B2 (ja) | 車輪速センサの取付構造 | |
JP2024108032A (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2022167396A (ja) | 鞍乗型車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6842556 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |