JP2022149088A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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清司 ▲柳▼田
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Abstract

【課題】部品点数および重量を低減できるチェーンガード構造を適用した鞍乗型車両を提供する。【解決手段】車体フレーム(11)に揺動自在に軸支されるスイングアーム(19)と、該スイングアーム(19)の後端に回転自在に軸支される後輪(WR)と、前記車体フレーム(11)に吊り下げられるパワーユニット(P)の駆動力を前記後輪(WR)に伝達するドライブチェーン(25)とを有する鞍乗型車両(1)において、前記スイングアーム(19)に、前記ドライブチェーン(25)の車幅方向外側に対向する内壁面(19a)が設けられており、前記ドライブチェーン(25)を覆うチェーンガード(50)が、前記内壁面(19a)に取り付けられている。前記スイングアーム(19)が、車幅方向外側に向かって凸をなす湾曲部(19c)を有する片持ち式である。【選択図】図7

Description

本発明は、鞍乗型車両に係り、特に、パワーユニットの駆動力をドライブチェーンによって駆動輪に伝達する鞍乗型車両に関する。
従来から、パワーユニットの駆動力をドライブチェーンによって駆動輪に伝達する鞍乗型車両において、ドライブチェーンを覆うチェーンガードを設けた構成が知られている。
特許文献1には、フルカバード式のチェーンガードを、駆動輪としての後輪を回転自在に軸支するスイングアームに取り付けた構成が開示されている。
特開平9-263278号公報
しかし、特許文献1の構造では、チェーンガードをスイングアームに取り付けるために専用のステーを用いており、部品点数および重量が増加するという課題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、部品点数および重量を低減できるチェーンガード構造を適用した鞍乗型車両を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、車体フレーム(11)に揺動自在に軸支されるスイングアーム(19)と、該スイングアーム(19)の後端に回転自在に軸支される後輪(WR)と、前記車体フレーム(11)に吊り下げられるパワーユニット(P)の駆動力を前記後輪(WR)に伝達するドライブチェーン(25)とを有する鞍乗型車両(1)において、前記スイングアーム(19)に、前記ドライブチェーン(25)の車幅方向外側に対向する内壁面(19a)が設けられており、前記ドライブチェーン(25)を覆うチェーンガード(50)が、前記内壁面(19a)に取り付けられている点に第1の特徴がある。
また、前記スイングアーム(19)が、車幅方向外側に向かって凸をなす湾曲部(19c)を有する片持ち式である点に第2の特徴がある。
また、前記湾曲部(19c)から上方に延出する上方延出部(19b)を有し、前記チェーンガード(50)が取り付けられる前記内壁面(19a)が、前記上方延出部(19b)の車幅方向内側の面に設けられている点に第3の特徴がある。
また、前記チェーンガード(50)が取り付けられる前記内壁面(19a)が、前記スイングアーム(19)の内側面(19d)より車幅方向外側に位置する点に第4の特徴がある。
さらに、前記上方延出部(19b)が、前記スイングアーム(19)を前記車体フレーム(11)に吊り下げるリヤクッション(13)の支持部を兼ねる点に第5の特徴がある。
第1の特徴によれば、車体フレーム(11)に揺動自在に軸支されるスイングアーム(19)と、該スイングアーム(19)の後端に回転自在に軸支される後輪(WR)と、前記車体フレーム(11)に吊り下げられるパワーユニット(P)の駆動力を前記後輪(WR)に伝達するドライブチェーン(25)とを有する鞍乗型車両(1)において、前記スイングアーム(19)に、前記ドライブチェーン(25)の車幅方向外側に対向する内壁面(19a)が設けられており、前記ドライブチェーン(25)を覆うチェーンガード(50)が、前記内壁面(19a)に取り付けられているので、専用のステー等を用いることなくスイングアームに直接チェーンガードを取り付けることができ、部品点数および重量の低減が可能となる。
第2の特徴によれば、前記スイングアーム(19)が、車幅方向外側に向かって凸をなす湾曲部(19c)を有する片持ち式であるので、湾曲部によってスイングアームの剛性を確保すると共に、ドライブチェーンや後輪との接触を回避することが可能となる。
第3の特徴によれば、前記湾曲部(19c)から上方に延出する上方延出部(19b)を有し、前記チェーンガード(50)が取り付けられる前記内壁面(19a)が、前記上方延出部(19b)の車幅方向内側の面に設けられているので、チェーンガードの配設が容易となる。
第4の特徴によれば、前記チェーンガード(50)が取り付けられる前記内壁面(19a)が、前記スイングアーム(19)の内側面(19d)より車幅方向外側に位置するので、スイングアームとドライブチェーンとの接触を防ぐことができる。
第5の特徴によれば、前記上方延出部(19b)が、前記スイングアーム(19)を前記車体フレーム(11)に吊り下げるリヤクッション(13)の支持部を兼ねるので、部品点数の削減が可能となる。また、リヤクッションまたはその指示ステーを短くできる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の右側面図である。 自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の正面図である。 自動二輪車の平面図である。 図2の一部拡大図である。 自動二輪車の一部拡大平面図である。 チェーンガードの取付構造を示す説明図である。 図5のVIII-VIII線断面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車1の右側面図である。また、図2は自動二輪車1の左側面図であり、図3は自動二輪車1の正面図であり、図4は自動二輪車1の平面図である。
自動二輪車1は、パワーユニットPの駆動力をドライブチェーン25を介して後輪WRに伝達する鞍乗型車両である。車体フレーム11の前端に位置するヘッドパイプ6には、不図示のステアリングステムが揺動自在に軸支されている。ステアリングステムの上下には、左右一対のフロントフォーク2を支持するボトムブリッジ4およびトップブリッジ7が固定されている。
フロントフォーク2の下端部には前輪WFが回転自在に軸支されている。フロントフォーク2には、フロントフェンダ3およびヘッドライト5が固定されている。トップブリッジ7の上部には、左右一対のバックミラー9を支持する操向ハンドル10が固定されている。トップブリッジ7の前部には、メータ装置8が固定されている。
車体フレーム11の後端下部には、片持ち式のスイングアーム19を揺動自在に軸支するピボット21を支持するピボットフレーム20が左右一対で連結されている。車体フレーム11の下部には、並列4気筒の内燃機関と変速機とを一体に構成したパワーユニットPが吊り下げられている。前輪WFの後方の位置で、パワーユニットPの前面部には、ラジエータ24およびオイルクーラ23が配設されている。
スイングアーム19の上部は、リンク機構14を介してリヤクッション13によって車体フレーム11に吊り下げられている。スイングアーム19の後端部には、後輪WRが回転自在に軸支されている。パワーユニットPの燃焼ガスは、排気管22を介して車幅方向右側のマフラ17から後方に排出される。
車体フレーム2の上部には、燃料タンク12が配設されており、燃料タンク12の後方には、シート15を支持するシートカウル16が配設されている。スイングアーム19の上部には、後輪WRの前方上方を覆う補助フェンダ18が固定されており、スイングアーム19の後端部には、後輪WRの後方上方を覆うリヤフェンダ70が固定されている。リヤフェンダ70には、ライセンスプレート28が取り付けられている。
スイングアーム19の上部には、ドライブチェーン25を覆うチェーンガード50が取り付けられている。また、ラジエータ24の上部には、左右一対のウイングユニット30が取り付けられている。
図3,4を参照して、車幅方向右側の操向ハンドル10には、ブレーキレバー26が揺動自在に軸支されており、車幅方向左側の操向ハンドル10には、クラッチレバー27が揺動自在に軸支されている。
図5は、図2の一部拡大図である。また、図6は自動二輪車1の一部拡大平面図である。図6では、燃料タンク12およびシートカウル16を取り外した状態を示している。パワーユニットPの下方に配策される排気管22の後端部には膨張室22aが連結されており、この膨張室22aの後端部にマフラ17が連結されている。パワーユニットPの駆動力を伝達するドライブチェーン25は、後輪WRと一体回転するドリブンスプロケット25aに巻き掛けられている。
ピボット21によってピボットフレーム20に対して揺動自在に軸支されるスイングアーム19は、リンクロッド14a、リンク機構14およびリヤクッション13を介して車体フレーム11に吊り下げられている。スイングアーム19の後端部には、ステー部材71を介してリヤフェンダ70が取り付けられている。
スイングアーム19は、車幅方向外側に向かって凸をなす湾曲部19cを有する片持ち式とされる。湾曲部19cによってスイングアーム19の剛性を確保すると共に、ドライブチェーン25や後輪WRとの接触を回避することが可能となる。
スイングアーム19には、湾曲部19cから上方に延出する上方延出部19bが設けられている。本実施形態では、ドライブチェーン25の上方を覆うチェーンガード50が、上方延出部19bの裏面側の内壁面(図7,8参照)に取り付けられている点に特徴がある。
図7は、チェーンガード50の取付構造を示す説明図である。また、図8は図5のVIII-VIII線断面図である。スイングアーム19の上方延出部19bには、ドライブチェーン25の車幅方向外側に対向する内壁面19aが設けられている。黒色の樹脂やアルミ等の金属からなるチェーンガード50は、この内壁面19aに対して締結部材51によって固定されている。これにより、専用のステー等を用いることなくスイングアーム19に直接チェーンガード50を取り付けることができ、部品点数および重量の低減が可能となる。締結部材51には、ボルトを適用するほか、ゴム製のグロメットやクイックリリース機構等を適用してもよい。締結部材51は、後輪WRを取り付けると外方から視認しにくくなり、自動二輪車1の外観性を向上させることができる。
チェーンガード50が取り付けられる内壁面19aは、スイングアーム19の内側面19dより車幅方向外側に位置する。これにより、スイングアーム19とドライブチェーン25との接触を防ぐことができる。また、スイングアーム19の上方延出部19bは、リヤクッション13のリンク機構14に連結されるリンクロッド14aの支持部を兼ねており、さらに部品点数の削減が可能となる。
上記したように、本実施形態に係るチェーンガード取付構造によれば、スイングアーム19に、ドライブチェーン25の車幅方向外側に対向する内壁面19aが設けられており、ドライブチェーン25を覆うチェーンガード50が内壁面19aに取り付けられているので、専用のステー等を用いることなくスイングアーム19に直接チェーンガード50を取り付けることができ、部品点数および重量の低減が可能となる。
なお、自動二輪車の形態、スイングアームの形状や構造、チェーンガードの形状や構造、チェーンガードの取付方法等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。例えば、スイングアームは、片持ち式に限られず、2本のアーム部を有する両持ち式としてもよい。本発明に係るチェーンガード取付構造は、自動二輪車に限られず、鞍乗型の三輪車等に適用することが可能である。
1…自動二輪車(鞍乗型車両)、11…車体フレーム、13…リヤクッション、19…スイングアーム、19a…内壁面、19b…上方延出部、19c…湾曲部、19d…前記スイングアームの内側面、25…ドライブチェーン、50…チェーンガード、P…パワーユニット、WR…後輪

Claims (5)

  1. 車体フレーム(11)に揺動自在に軸支されるスイングアーム(19)と、該スイングアーム(19)の後端に回転自在に軸支される後輪(WR)と、前記車体フレーム(11)に吊り下げられるパワーユニット(P)の駆動力を前記後輪(WR)に伝達するドライブチェーン(25)とを有する鞍乗型車両(1)において、
    前記スイングアーム(19)に、前記ドライブチェーン(25)の車幅方向外側に対向する内壁面(19a)が設けられており、
    前記ドライブチェーン(25)を覆うチェーンガード(50)が、前記内壁面(19a)に取り付けられていることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記スイングアーム(19)が、車幅方向外側に向かって凸をなす湾曲部(19c)を有する片持ち式であることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記湾曲部(19c)から上方に延出する上方延出部(19b)を有し、
    前記チェーンガード(50)が取り付けられる前記内壁面(19a)が、前記上方延出部(19b)の車幅方向内側の面に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記チェーンガード(50)が取り付けられる前記内壁面(19a)が、前記スイングアーム(19)の内側面(19d)より車幅方向外側に位置することを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記上方延出部(19b)が、前記スイングアーム(19)を前記車体フレーム(11)に吊り下げるリヤクッション(13)の支持部を兼ねることを特徴とする請求項3または4に記載の鞍乗型車両。
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