JP2006281917A - 自動二輪車のメータパネル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車体への配置自由度を高めかつ視認性を向上できる自動二輪車のメータパネルを提供する。
【解決手段】 スピードメータ73及びタコメータ72の横方向に並んで燃料計75及び水温計74を配置して一体のメータパネル70を構成した自動二輪車のメータパネル構造において、メータパネル70における運転者の正面の領域SAに隣接する左右の領域LA,RAを、運転者側に指向するように折り曲げた。
【選択図】 図3

Description

この発明は、自動二輪車のメータパネル構造に関する。
従来、上記メータパネル構造において、スピードメータ及びタコメータの横方向に並んで水温計や燃料計といった補助的なメータを配置して一体のメータパネルを構成したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−127949号公報
しかしながら、上記従来の構成においては、メータパネルが横方向に長くなり易く、車体における限られた左右幅の配置スペース内に配置し難くなると共に、運転者の視線の左右への移動量が大きくなり易いため、このような点の改善が要望されている。
そこでこの発明は、車体への配置自由度を高めかつ視認性を向上できる自動二輪車のメータパネルを提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、スピードメータ(例えば実施例のスピードメータ73)及びタコメータ(例えば実施例のタコメータ72)の横方向に並んで燃料計(例えば実施例の燃料計75)及び水温計(例えば実施例の水温計74)を配置して一体のメータパネル(例えば実施例のメータパネル70)を構成した自動二輪車(例えば実施例の自動二輪車1)のメータパネル構造において、前記メータパネルにおける運転者の正面の領域(例えば実施例の正面の領域SA)に隣接する左右の領域(例えば実施例の左右の領域LA,RA)を、運転者側に指向するように折り曲げたことを特徴とする。
この構成によれば、メータパネルにおける運転者の正面の領域(左右方向中央寄りの領域)に隣接する左右の領域(左右方向外側の領域)を折り曲げることで、該メータパネルの横方向の長さが抑えられるため、車体への配置自由度を高めると共に運転者の視線移動量を抑えることができることができる。
また、メータパネルの左右の領域が運転者の視点に近づくと共に、運転者の視点からメータパネルの各領域までの距離が概ね均一化されて各メータを確認する際の運転者の焦点の変化が抑えられるため、メータパネルの視認性を向上させることができる。
さらに、メータパネルが運転者を囲むような立体的な構成となり、平面的なものに対して外観性を向上させることができる。
しかも、メータパネルを折り曲げることで、その各領域におけるレンズ面を概ね平坦に保つことが可能となるため、レンズ面が湾曲するものに対して像の歪みや景色等の映り込みを無くして視認性をさらに向上させることができる。
請求項2に記載した発明は、前記左右の領域には前記燃料計及び水温計を配置したことを特徴とする。
また、請求項3に記載した発明は、前記運転者の正面の領域には前記スピードメータ及びタコメータを配置したことを特徴とする。
上記構成によれば、燃料計や水温計といった補助的なメータの視認性を向上できると共に、スピードメータやタコメータといった確認頻度の高いメータは運転者の正面の領域に配置することでその視認性を向上できる。
請求項4に記載した発明は、前記スピードメータとタコメータとの間に、液晶表示部(例えば実施例の情報表示部79)ないし警告灯(例えば実施例のインジケータランプ群76)の少なくとも一方を配置したことを特徴とする。
この構成によれば、液晶表示部ないし警告灯の視認性を向上させつつもメータパネルの横幅を抑え、該メータパネルの車体への配置自由度を高めると共に視認性を向上させることができる。
請求項5に記載した発明は、前記メータパネルをフロントカウル(例えば実施例のフロントカウル25)内に配置したことを特徴とする。
この構成によれば、メータパネルが横幅を抑えたコンパクトな構成であることから、幅方向の制約があるフロントカウル内でのレイアウト自由度を高めることができる。また、メータパネルが両側を折り曲げたラウンド形状であることから、フロントカウル内に無理なく自然に収めることができる。
請求項6に記載した発明は、前記左右の領域に配置されるメータの指針(例えば実施例の指針78b)の回転軌跡を横切るように、前記メータパネルの折り曲げ線(例えば実施例の折り曲げ線L)が設定されることを特徴とする。
この構成によれば、左右の領域に配置されるメータの文字盤が一部を切り欠いた円形となり、左右の領域の横幅を抑えることができる。
請求項7に記載した発明は、前記正面の領域が、正面視扇状に形成されることを特徴とする。
この構成によれば、正面の領域の外観性を向上できると共に、その両側の折り曲げ線を下側ほど横方向内側に位置するように傾斜させることで、メータパネルをフロントカウル内にも配置し易いラウンド形状とすることができる。
請求項1に記載した発明によれば、メータパネルの車体への配置自由度を高めると共に運転者の視線移動量を抑えることができる。また、メータパネルの視認性を向上させると共にその外観性を向上させることができる。
請求項2,3に記載した発明によれば、各メータの視認性を適宜向上させることができる。
請求項4に記載した発明によれば、液晶表示部ないし警告灯をメータ間に配置しつつもメータパネルの車体への配置自由度を高めると共に視認性を向上させることができる。
請求項5に記載した発明によれば、幅方向の制約があるフロントカウル内でのメータパネルのレイアウト自由度を高めると共に、該メータパネルをフロントカウル内に無理なく自然に収めることができる。
請求項6に記載した発明によれば、メータパネルの横幅をより一層抑えることができる。
請求項7に記載した発明によれば、正面の領域の外観性を向上できると共にメータパネルを車体に配置し易いラウンド形状とすることができる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LAは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示すように、自動二輪車(車両)1の前輪2は、左右一対のフロントフォーク3の下端部に軸支される。各フロントフォーク3の上部は、ステアリングステム4を介して車体フレーム5前端部のヘッドパイプ6に操舵可能に枢支される。ステアリングステム4の上部には、前輪転舵用のハンドル24が取り付けられる。ヘッドパイプ6からは左右一対のメインフレーム7が斜め下後方に延び、これら各メインフレーム7の後端部にはスイングアーム11の前端部を揺動可能に枢支するピボットプレート8が設けられる。
スイングアーム11のアーム後端部には後輪12が軸支される。スイングアーム11左側のアームは中空とされ、その内部にエンジン10から導出された不図示のドライブシャフトが挿通される。このドライブシャフトがファイナルギヤボックス13を介して後輪12に連係されることで、エンジン10と後輪12との間での動力伝達が可能となる。
各メインフレーム7の下方には、例えば車幅方向に沿うクランク軸を有するV型二気筒のエンジン10が支持される。また、メインフレーム7の上方には燃料タンク20が配設されると共に、該燃料タンク20の後方には、不図示のシートフレームに支持されるシート21が配設される。このシート21は、その前半部が運転者用とされ、後半部が後部搭乗者用とされる。ピボットプレート8の後部には、運転者用及び後部搭乗者用のステップを支持するステップホルダ9が取り付けられる。
自動二輪車1の車体前部はフロントカウル25により覆われ、車体後部はリアカウル26により覆われる。リアカウル26の下部左右両側には、パニアケース27がリアカウル26と一体にビルトインされている。そして、フロントカウル25の前部内側には、自動二輪車1の各種情報を運転者に表示するメータパネル70が配設されている。
図2は自動二輪車1に乗車した運転者の視点EPからフロントカウル25の内側を見た矢視図であり、本図に示すように、メータパネル70は、ハンドル24前方に位置し、フロントカウル25内側の配置スペース内に収まった状態で、車体フレーム5に固定された不図示のカウルステーにラバーマウントされる。すなわち、メータパネル70は、フロントカウル25と共に車体フレーム5に支持されており、ハンドル24と共に回動することはない。このようなメータパネル70が、運転者の前方を囲むように湾曲するフロントカウル25内側に沿うように配設されている。
図3はメータパネル70の正面図(前記運転者から見た矢視図に相当)であり、以下の説明における上下左右等の向きは、特に記載が無ければ本図に示す向きと同一とする。
図3に示すように、メータパネル70は、そのケーシング71の正面視略中央に位置するインジケータランプ群(警告灯)76と、該インジケータランプ群76左側に配置されるスピードメータ73と、インジケータランプ群76右側に配置されるタコメータ72と、スピードメータ73のさらに左側に配置される燃料計75と、タコメータ72のさらに右側に配置される水温計74と、インジケータランプ群76の上方に配置される情報表示部79とを有してなる。
スピードメータ73及びタコメータ72は、正面視円形をなす文字盤77a上で指針78aを回転させて文字盤77aの外周に記された車速あるいはエンジン回転数の目盛を指針78aで指し示すアナログ式とされる。各指針78aの回転中心は各文字盤77aの略中央に位置し、該回転中心の左斜め下を0km/hあるいは0rpmとして、指針78a先端部の回転軌跡上において右回りに数値を増加させるように目盛が記される。
また、燃料計75及び水温計74も同様に、文字盤77b上で指針78bを回転させて燃料残量あるいはエンジン水温(冷却水温)の目盛を指し示すアナログ式とされる。各文字盤77bは左右方向内側をカットされた正面視半円状とされ、各指針78bの回転中心は各文字盤77bの左右方向内側(スピードメータ73あるいはタコメータ72側)に位置し、燃料計75においては指針78b回転中心の左斜め下となる位置から指針78b先端部の回転軌跡上において右回りに燃料残量を増加させるように目盛が記され、水温計74においては指針78b回転中心の右斜め下となる位置から指針78b先端部の回転軌跡上において左回りにエンジン水温を上昇させるように目盛が記される。
スピードメータ73及びタコメータ72は互いに略同径であり、かつ左右対称となる位置に配置される。また、燃料計75及び水温計74は互いに略同径であり、かつ左右勝手違い対称となるように設けられる。ここで、燃料計75及び水温計74は、スピードメータ73及びタコメータ72に対して比較的小型のものであり、このような各メータ72,73,74,75が、その下端を略同一高さとするように配置されている。
このような各メータ72,73,74,75の配置に伴い、メータパネル70(ケーシング71)の正面視における下縁部は略水平に設けられると共に、上縁部は上方に凸状となるように湾曲して設けられ、かつ両側部は下側ほど横方向(左右方向)内側に位置するように傾斜して設けられる。これら各縁部で囲まれるメータパネル70の外形は、正面視横長に形成されている。
インジケータランプ群76の左側には、上から順にエンジン10の変速機がニュートラル状態であるときに点灯するニュートラルランプ76a、エンジンオイルの圧力低下時等に点灯するオイルプレッシャーランプ76b、及び盗難防止装置の作動時に点灯するHISS(登録商標:イグニッションセキュリティシステム)ランプ76cが配設されると共に、インジケータランプ群76の右側には、上から順に燃料噴射装置の異常時等に点灯するFIランプ76d、ヘッドランプがハイビーム(走行用前照灯)であるときに点灯するハイビームランプ76e、及びABS(Anti-lock Brake System)装置の異常時等に点灯するABSランプ76fが配設される。
情報表示部79は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)79aを用いて各種の情報を文字表示するデジタル式とされるもので、その上段には時刻が、下段には走行距離がそれぞれ表示される。この情報表示部79の表示切り替え等を行うための左右一対のプッシュボタン81,82が、インジケータランプ群76の下方に配設されており、各プッシュボタン81,82の操作により、時刻表示の調整や区間走行距離表示と累計走行距離表示との切り替え及びリセット等が可能である。なお、情報表示部79の左右には、左右ウインカ作動時に点滅するウインカランプ79bが配されている。
図4,5に示すように、ケーシング71は、前記正面視における奥側に位置するケース本体83及び手前側に位置するレンズカバー84とに分割構成され、これらケース本体83及びレンズカバー84を組み合わせることで密閉された内部空間Kを形成してなる。ケース本体83は例えば黒色の合成樹脂からなり、レンズカバー84は透明な合成樹脂からなる。なお、レンズカバー84のケース本体83との合わせ方向(ケーシング71の厚さ方向)での成形深さは、その下部に対して上部が深くされており、これに伴いレンズカバー84のレンズ面84aが傾斜し、かつ内部空間K側に凸となるようややラウンドしている。
前記各メータ72,73,74,75、情報表示部79、及びインジケータランプ群76等は内部空間K内に配置され、レンズカバー84のレンズ面84aを介して運転者側から視認可能とされる。なお、図中符号86は、各メータ72,73,74,75等のエクステンションを構成するインナカバーを示す。
各メータ72,73,74,75は、各指針78a,78b及び文字盤77a,77bの他に、各文字盤77a,77bの裏面側に配されるステッピングモータ87a,87bを備えると共に、各ステッピングモータ87a,87bが実装される回路基板88を介して一体に構成される。また、情報表示部79におけるLCD79a及びインジケータランプ群76等における各ランプ76a〜76f,79bも、回路基板88上に実装されている。各文字盤77a,77b等はベースプレート89上に取り付けられており、該ベースプレート89裏面側の複数の脚部89aが適宜回路基板88に固定されると共に該回路基板88と共にケース本体83に固定される。
ケース本体83の裏面側(奥側)には複数のボス部91及びコネクタ部92が設けられる(図3参照)。各ボス部91は、メータパネル70と前記カウルステーとを結合するためのものであり、コネクタ部92は、不図示のメインハーネスからメータパネル70の各デバイスに所定の電気信号を供給するためのものである。
ここで、図3,5に示すように、メータパネル70におけるスピードメータ73、タコメータ72、及び情報表示部79が配置される領域(運転者の視点EPの正面に位置する領域)を正面の領域SAとし、燃料計75又は水温計74が配置される領域(正面の領域SAの左右に隣接する領域)をそれぞれ左又は右の領域LA,RAとすると、各領域SA,LA,RAは、図5の断面視においてそれぞれ平坦であるが、左右方向に平行な正面の領域SAに対し、左右の領域LA,RAは、その横方向外側ほど後側(運転者側)に位置するように、正面の領域SAに対して傾斜して設けられる。換言すれば、正面の領域SAと左又は右の領域LA,RAとの境界部分において、メータパネル70が折れ曲がるように設けられている。
メータパネル70(レンズ面84a)の左右の折り曲げ線Lは、正面視でメータパネル70の両側縁と略平行に(すなわち、下側ほど横方向内側に位置するように傾斜して)設けられる。これにより、正面の領域SAが正面視扇状をなしている。また、折り曲げ線Lは、スピードメータ73又はタコメータ72の文字盤77aの外側端(指針78aの回転軌跡の外側端)に接するように設けられる一方、燃料計75又は水温計74の文字盤77bの内側端に沿って指針78bの回転軌跡と交差するように、すなわち指針78bの回転軌跡を横切るように設けられる。
両折り曲げ線Lの外側に位置する左右の領域LA,RAは、そのレンズ面84aが運転者側に指向するように、換言すればレンズ面84aの図5の断面視における面直方向と前記視点EPからの視線方向とが略平行となるように傾斜している(図6参照)。レンズ面84aは各領域SA,LA,RAに渡って一体に設けられており、その左右の領域LA,RAの傾斜角度は例えば約10°である。
ここで、図6に示すように、メータパネル70の左右幅Wは、その両側が折れ曲がらない平面的なものである場合(図中符号70’で示す)における左右幅W’に対して狭く、また前記視点EPからメータパネル70のレンズ面84aまでの距離Dは、視点EPから前記平面的なメータパネル70’のレンズ面84a’までの距離に対して近くなっている。
以上説明したように、上記実施例におけるメータパネル構造は、スピードメータ73及びタコメータ72の横方向に並んで燃料計75及び水温計74を配置して一体のメータパネル70を構成した自動二輪車1に適用されるものであって、メータパネル70における運転者の正面の領域SAに隣接する左右の領域LA,RAを、運転者側に指向するように折り曲げたものである。
この構成によれば、メータパネル70における運転者の正面の領域SA(左右方向中央寄りの領域)に隣接する左右の領域LA,RA(左右方向外側の領域)を折り曲げることで、該メータパネル70の横方向の長さが抑えられるため、車体への配置自由度を高めると共に運転者の視線移動量を抑えることができる。
また、メータパネル70の左右の領域LA,RAが運転者の視点EPに近づくと共に、運転者の視点EPからメータパネル70の各領域SA,LA,RAまでの距離が概ね均一化されて各メータ72,73,74,75を確認する際の運転者の焦点の変化が抑えられるため、メータパネル70の視認性を向上させることができる。
さらに、メータパネル70が運転者を囲むような立体的な構成となり、平面的なものに対して外観性を向上させることができる。
しかも、メータパネル70を折り曲げることで、その各領域SA,LA,RAにおけるレンズ面84aを概ね平坦に保つことが可能となるため、レンズ面84aが湾曲するものに対して像の歪みや景色等の映り込みを無くして視認性をさらに向上させることができる。
また、上記メータパネル構造においては、運転者の正面の領域SAにはスピードメータ73及びタコメータ72を配置すると共に、左右の領域LA,RAには燃料計75及び水温計74を配置したことで、スピードメータ73やタコメータ72といった確認頻度の高いメータの視認性を向上させることはもちろん、燃料計75や水温計74といった補助的なメータの視認性をも向上させることができる。
さらに、上記メータパネル構造においては、スピードメータ73とタコメータ72との間に、情報表示部79及びインジケータランプ群76を配置したことで、情報表示部79及びインジケータランプ群76の視認性を向上させつつもメータパネル70の横幅を抑え、該メータパネル70の車体への配置自由度を高めると共に視認性を向上させることができる。
さらにまた、上記メータパネル構造においては、メータパネル70をフロントカウル25内に配置したことで、メータパネル70が横幅を抑えたコンパクトな構成であることから、幅方向の制約があるフロントカウル25内でのレイアウト自由度を高めることができる。また、メータパネル70が両側を折り曲げたラウンド形状であることから、フロントカウル25内に無理なく自然に収めることができる。
しかも、上記メータパネル構造においては、左右の領域LA,RAに配置される燃料計75又は水温計74の指針78bの回転軌跡を横切るように、メータパネル70の折り曲げ線Lが設定されることで、燃料計75及び水温計74の文字盤77bが半円状となり、左右の領域LA,RAの横幅を抑え、もってメータパネル70の横幅をより一層抑えることができる。
また、上記メータパネル構造においては、正面の領域SAが、正面視扇状に形成されることで、正面の領域SAの外観性を向上できると共に、その両側の折り曲げ線Lを下側ほど横方向内側に位置するように傾斜させることで、メータパネル70をフロントカウル25内にも配置し易いラウンド形状とすることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、各メータ72,73,74,75が、数値を文字表示したり、あるいは複数のセグメントを配列してなるバー表示の長さの増減で表示するようなデジタル式のものであってもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、自動二輪車以外の車両にも適用できることはもちろん、該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例における自動二輪車の側面図である。 図1におけるA矢視図である。 上記自動二輪車のメータパネルの正面図である。 図3におけるB−B断面図である。 図3におけるC−C断面図である。 図5に相当するメータパネルの作用説明図である。
符号の説明
1 自動二輪車
25 フロントカウル
70 メータパネル
72 タコメータ
73 スピードメータ
74 水温計
75 燃料計
76 インジケータランプ群(警告灯)
78b 指針
79 情報表示部(液晶表示部)
SA 正面の領域
LA 左の領域
RA 右の領域
L 折り曲げ線

Claims (7)

  1. スピードメータ及びタコメータの横方向に並んで燃料計及び水温計を配置して一体のメータパネルを構成した自動二輪車のメータパネル構造において、前記メータパネルにおける運転者の正面の領域に隣接する左右の領域を、運転者側に指向するように折り曲げたことを特徴とする自動二輪車のメータパネル構造。
  2. 前記左右の領域には前記燃料計及び水温計を配置したことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のメータパネル構造。
  3. 前記運転者の正面の領域には前記スピードメータ及びタコメータを配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動二輪車のメータパネル構造。
  4. 前記スピードメータとタコメータとの間に、液晶表示部ないし警告灯の少なくとも一方を配置したことを特徴とする請求項3に記載の自動二輪車のメータパネル構造。
  5. 前記メータパネルをフロントカウル内に配置したことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の自動二輪車のメータパネル構造。
  6. 前記左右の領域に配置されるメータの指針の回転軌跡を横切るように、前記メータパネルの折り曲げ線が設定されることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の自動二輪車のメータパネル構造。
  7. 前記正面の領域が、正面視扇状に形成されることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の自動二輪車のメータパネル構造。

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