JP4476763B2 - 電気式メータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自動二輪車等の車両に適用される電気式メータ装置に関する。
近年、自動二輪車等の車両において、車速又はエンジン回転数をセンサにて検出し、該センサからのパルス発生周波数に基づいて、車速又はエンジン回転数表示を制御する電気式メータ装置が多く採用されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−225246号公報
ところで、上述のような電気式メータ装置を車速メータに適用した場合、車両発車前等、車速表示が0であるとき(車両停車時)に該車両の変速機がニュートラル状態からインギヤ状態に変化した場合には、インギヤ時の変速ショックの影響で車速センサがパルスを発生させることがあり、実際の車速が0であるにも関わらず車速表示が変化してしまうことがあった。また、例えば渋滞走行時の如く変速機がインギヤ状態であって車両が極低速で走行しているような場合に、車速メータの表示が実機に忠実に反応すると、該表示に落ち着きがないという印象を与えることがあった。
そこでこの発明は、インギヤ時の変速ショックに起因する車速表示の変化を防止すると共に、車両の極低速時における落ち着いた車速表示を可能とする電気式メータ装置を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車両(例えば実施例の自動二輪車1)の車速をデジタル表示する車速メータ(例えば実施例の車速メータ73)を有する電気式メータ装置(例えば実施例の電気式メータ装置100)において、前記車両停車時にその変速機(例えば実施例の変速機38)がニュートラル状態からインギヤ状態に変化した場合に、前記車速メータの表示を所定時間だけ「0」に維持することを特徴とする。
具体的には、請求項2に記載した発明のように、前記車両の車速を検出する車速センサ(例えば実施例の車速センサ102)と、前記変速機のニュートラル状態を検出するニュートラルセンサ(例えば実施例のニュートラルセンサ104)とを有し、前記車速センサの出力が「0」であるときにニュートラルセンサの信号が「ON」から「OFF」に変化した場合に、前記車速メータの表示を所定時間だけ「0」に維持することを特徴とする。
上記構成によれば、車両停車時(換言すれば車速センサの出力が「0」であるとき)に、変速機がニュートラル状態からインギヤ状態に変化した場合(換言すればニュートラルセンサの信号が「ON」から「OFF」に変化した場合)には、その変速ショックにより車速センサがパルスを発生させることがあっても、該変速ショックが収まる程度の所定時間(例えば1sec程度)だけ車速メータの表示を「0」に維持するよう設定することで、車両停車時におけるインギヤ時の車速表示の変化を防止することが可能となる。
ここで、請求項3に記載した発明のように、車両(例えば実施例の自動二輪車1)の車速をアナログ表示する車速メータ(例えば実施例の車速メータ123)を有する電気式メータ装置(例えば実施例の電気式メータ装置110)において、前記車両停車時にその変速機(例えば実施例の変速機38)がニュートラル状態からインギヤ状態に変化した場合に、前記車速メータの表示を所定時間だけ「0」に維持するよう構成しても、上記請求項1に記載の発明と同様の作用効果が得られる。
請求項4に記載した発明は、前記車両の変速機(例えば実施例の変速機38)がインギヤ状態でかつ該車両が極低速で走行している場合に、前記車速メータの表示の反応速度を遅らせることを特徴とする。
この構成によれば、車両の極低速時における落ち着いた車速表示が可能となる。
請求項1〜3に記載した発明によれば、車両停車時におけるインギヤ時の車速メータの誤表示を防止することで該車両の商品性を向上させることができる。
請求項4に記載した発明によれば、車両の極低速走行時に落ち着いた高級感を演出することで該車両の商品性をさらに向上させることができる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。
図1に示すように、自動二輪車(車両)1の前輪2を軸支する左右一対のフロントフォーク3はステアリングステム4を介して車体フレーム5のヘッドパイプ6に操舵可能に枢支される。ヘッドパイプ6からは左右一対のメインフレーム7が斜め下後方に延び、該メインフレーム7の中間部及び後端部にて車体中央部に配設されたエンジン10が支持される。また、メインフレーム7の上方には燃料タンク20が配設される。エンジン10のクランクケース31の後部は、変速機38を収容するミッションケース31aとして構成される。なお、変速機38は、二本のシャフトに嵌装された変速ギヤ群と、これら変速ギヤ群の内の動力伝達ギヤ対を変化させる変速機構とを有する周知の常時噛み合い式のものである(何れも不図示)。
クランクケース31(ミッションケース31a)の後端部にはピボットブラケット8が取り付けられ、該ピボットブラケット8及びクランクケース31には、ピボット軸9を介してスイングアーム11の基端部が揺動可能に枢支される。スイングアーム11の後端部には後輪12が軸支され、スイングアーム11の基端部近傍にはリアクッション13が配設される。リアクッション13の上端部はスイングアーム11に連結され、下端部はリンク機構14を介してピボットブラケット8のピボット軸9よりも下方となる部位に連結される。後輪12の左側にはリアスプロケット15が取り付けられ、このリアスプロケット15とエンジン10の後部左側に配設されたドライブスプロケット16とにドライブチェーン17が掛け回されることで、エンジン10の駆動力を後輪12に伝達可能とされる。
メインフレーム7の後端部には、斜め上後方に延びるシートフレーム19の前端部が接続される。このシートフレーム19には、燃料タンク20の後方に位置するシート21が支持される。該シート21は、その前半部が運転者用とされ、後半部が後部搭乗者用とされる。ピボットブラケット8の後部には運転者用のステップ22が取り付けられ、シートフレーム19の下部には後部搭乗者用のステップ23が取り付けられる。また、フロントフォーク3の上端部にはハンドル24が取り付けられる。自動二輪車1の車体前部はフロントカウル25により覆われ、シートフレーム19周辺はリアカウル26により覆われる。フロントカウル25の内側には、メータステー70aを介してヘッドパイプ6に支持されたメータユニット70が配設される。
エンジン10は、車幅方向に沿うクランク軸を有する並列四気筒エンジンであり、そのクランクケース31の斜め上方にシリンダ部32が立設される。シリンダ部32の後部にはスロットルボディを含む吸気通路33が気筒毎に接続され、これら各吸気通路33の後部はエアクリーナケース34に接続される。また、シリンダ部32の前部には、各気筒に対応する排気管35が接続される。各排気管35はシリンダ部32から前方に延びた後に下方に向かって湾曲してクランクケース31下方を通過し、適宜取りまとめられて車体後部右側に配設されたサイレンサ36に接続される。エンジン10の前方には、該エンジン10用のラジエータ37が配設される。
図2は自動二輪車1に乗車した運転者から見たメータユニット70の正面図であり、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ図2に示す正面視における向きと同一とする。
図2に示すように、メータユニット70は、そのハウジング71の正面視略中央に配されるタコメータ72と、該タコメータ72の上方に配される車速メータ73と、該車速メータ73の両側方にそれぞれ配される情報表示装置74,75と、タコメータ72の両側にそれぞれ振り分けて配される各種のインジケータランプ76とを備えてなる。
タコメータ72はエンジン回転数を表示するもので、正面視略円形状の文字盤77上で指針78を回動させて該文字盤77の外周部に記された目盛を指針78で指し示すアナログ式とされる。指針78の回動中心は文字盤77の略中央に位置しており、該回動中心の左斜め下を0rpmとして右回りに数値を増加させるように目盛が記される。なお、文字盤77の目盛における前記回動中心の右斜め下に位置する範囲(例えば10700rpm以上となる範囲)は、エンジン回転数の上限範囲であることを運転者に認識させるべく赤色で記された所謂レッドゾーンとされる。
車速メータ73は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)を用いて車速を文字表示するデジタル式とされる。また、車速メータ73の両側方に位置する各情報表示装置74,75も同様に、LCDを用いて各種の情報をデジタル表示するものである。車速メータ73の左側方に位置する情報表示装置74には、その上段に時刻が表示され、下段に走行距離が表示される。また、車速メータ73の右側方に位置する情報表示装置75には、その上段にエンジン水温(冷却水温)が表示され、下段に燃料残量が表示される。エンジン水温、時刻、及び走行距離は文字表示され、燃料残量は、複数のセグメントを配列してなるバー表示の長さの増減で表示される。
タコメータ72の左側方には、インジケータランプ76としてのFIランプ76a、左ウインカランプ76b、HESD(登録商標:電子制御ステアリングダンパー)ランプ76c、及びニュートラルランプ76dが配され、タコメータ72の右側方には、同じくインジケータランプ76としてのオイルプレッシャーランプ76e、右ウインカランプ76f、ABSランプ76g、及びハイビームランプ76hが配される。
FIランプ76aは燃料噴射装置の異常時等に点灯し、左ウインカランプ76bは左ウインカ作動時に点灯し、HESDランプ76cは電子制御ステアリングダンパー故障時に点灯し、ニュートラルランプ76dは前記変速機38がニュートラル状態であるときに点灯する。また、オイルプレッシャーランプ76eはエンジンオイルの圧力低下時等に点灯し、右ウインカランプ76fは右ウインカ作動時に点灯し、ABSランプ76gはABS(Anti-lock Brake System)装置の異常時等に点灯し、ハイビームランプ76hはヘッドランプ装置がハイビーム(走行用前照灯)であるときに点灯する。なお、タコメータ72の文字盤77の下部には、盗難防止装置の作動時に点滅する作動灯77aが設けられる。
タコメータ72の両側方であって各情報表示装置74,75近傍の部位には、車速メータ73及び各情報表示装置74,75の表示を切り替え等を行うためのプッシュボタン81,82がそれぞれ配される。具体的には、各プッシュボタン81,82の操作により、車速メータ73における車速のkm/h表示とmile/h表示との切り替え、情報表示装置74における走行距離の区間走行距離表示と累計走行距離表示との切り替え及びリセット、同じく走行距離のkm表示とmile表示との切り替え、並びに時刻の調整等が行われる。
図3に示すように、ハウジング71は、前記正面視における奥側に位置するベース部83と手前側に位置するカバー部84とに分割構成される。ベース部83及びカバー部84はそれぞれ樹脂製であり、これらが組み合わされて密閉されたハウジング71の内部空間部85が形成される。
内部空間部85に配されるタコメータ72は、前記指針78及び文字盤77の他に、文字盤77の裏面側に配されるステッピングモータ87、及び該ステッピングモータ87が実装される回路基板88を備える。ここで、指針78、文字盤77、及びステッピングモータ87により、タコメータ72のアナログ表示部86が構成される。ステッピングモータ87の駆動軸は文字盤77を貫通し、この駆動軸の先端部に指針78の基端部が固定される。文字盤77はその裏面側に設けられた脚部77bを介して回路基板88に支持されており、このように一体的に構成されたタコメータ72がベース部83に固定される。
一方、同じく内部空間部85内に配される車速メータ73及び各情報表示装置74,75(図3においては車速メータ73のみを示す)は、LCDからなるデジタル表示部79、及び該デジタル表示部79が実装される回路基板89をそれぞれ備える。このような車速メータ73及び各情報表示装置74,75がベース部83に固定される。
ベース部83の裏面側(奥側)には複数のボス部91及びコネクタ部92が設けられる。各ボス部91は、メータユニット70と前記メータステー70aとを結合するためのものであり、コネクタ部92は、不図示のメインハーネスからメータユニット70の各デバイスに所定の電気信号を供給するためのものである。
カバー部84においては、タコメータ72のアナログ表示部86と対向する部位に開口部93が設けられ、該開口部93には樹脂製の透明板94が装着されて内部空間部85内のタコメータ72を外部から視認可能とされる。同様に、カバー部84においては、車速メータ73及び各情報表示装置74,75のデジタル表示部79と対向する部位に開口部95が設けられ、該開口部95には透明板96が装着されて内部空間部85内の車速メータ73及び情報表示装置74,75を外部から視認可能とされる。
図4は、自動二輪車1の電気式メータ装置100の要部を示す構成図であり、図中符号102で示す制御回路は、タコメータ72のアナログ表示部86並びに車速メータ73及び各表示装置74,75のデジタル表示部79の表示を制御するべく、各回路基板88,89に跨って形成されるもので、該制御回路102には、車速センサ102からの車速情報、クランクセンサ103からのクランク回転数(エンジン回転数)情報、及びニュートラルセンサ104からのON,OFF情報が入力されると共に、時刻情報、残燃料情報、冷却水温情報、及び灯火器作動情報、並びに各プッシュボタン81,82の操作情報等が入力される。
クランクセンサ103は、エンジン10のクランク軸の回転数に応じたパルスを発生するパルス発生器として設けられるもので、このクランクセンサ103からのパルスが制御回路101に入力されることで、該制御回路101が、クランクセンサ103からのパルス発生周波数に応じた回転数をタコメータ72のアナログ表示部86に表示させるべく、ステッピングモータ87を駆動制御する。
また、車速センサ102は、例えばドライブスプロケット16の駆動軸の回転数に応じたパルスを発生するパルス発生器として設けられるもので、この車速センサ102からのパルスが制御回路101に入力されることで、該制御回路101が、車速センサ102からのパルス発生周波数に応じた車速を車速メータ73のデジタル表示部79に表示させるべく、該デジタル表示部79の表示を制御する。
ニュートラルセンサ104は、エンジン10の変速機38がニュートラル状態にあるか否かを検出するもので、このニュートラルセンサ104の「ON」又は「OFF」信号が制御回路101に入力されることで、該制御回路101がニュートラルランプ76dの点灯を制御する。ここで、ニュートラルセンサ104は変速機38の前記変速機構に設けられるもので、該変速機構がニュートラル位置にあるとき、すなわち前記変速ギヤ群の係合が解除されて動力伝達が行われないニュートラルポジションにあるとき(以下、変速機38のニュートラル状態という)には「ON」となり、このときには制御回路101がニュートラルランプ76dを点灯させる。また、ニュートラルセンサ104は、変速機構がインギヤ位置にあるとき、すなわち変速ギヤ群が係合して動力伝達可能となったインギヤ状態にあるとき(以下、変速機38のインギヤ状態という)には「OFF」となり、このときには制御回路101がニュートラルランプ76dを消灯させる。
上述の制御回路101においては、図5に示す如く車速メータ73の制御が行われるようになっている。
すなわち、まず車速表示が「0」(km/h又はmile/h)であるか否か、換言すれば車速センサ102の出力が「0」であるか否か、すなわち自動二輪車1が停車状態であるか否かを判定し(ステップS1)、該車速表示が「0」であると判定された場合には(YES)、ステップS2に進み、次にニュートラルランプ76dが点灯しているか否か、換言すればニュートラルセンサ104の信号が「ON」であるか否か、すなわち変速機38がニュートラル状態であるか否かを判定する。なお、ステップS1において、車速表示が「0」ではない、つまり「1」以上であって停車状態ではないと判定された場合には(NO)、一旦処理を終了した後、最初から処理を開始する。
ステップS2において、ニュートラルランプ76dが点灯していると判定された場合には(YES)、ステップS3に進み、次にこの状態からニュートラルランプ76dが消灯状態に変化したか否か、換言すればニュートラルセンサ104の信号が「ON」から「OFF」に変化したか否か、すなわち変速機38がニュートラル状態からインギヤ状態に変化したか否かを判定する。このとき、ニュートラルランプ76dが点灯状態から消灯状態に変化したと判定された場合には(YES)、1秒間だけ車速センサ102からのパルス入力を遮断するあるいは無視することにより、車速表示を「0」のまま1秒間だけ維持し(ステップS4)、その後に制御回路101における処理を終了する。なお、ステップS2においてニュートラルランプ76dが消灯していると判定された場合(NO)、及びステップS3においてニュートラルランプ76dが点灯状態のままであると判定された場合(NO)には、何れも処理を終了し、ステップS1から再度処理を開始する。
なお、上述のような制御回路101は、車速表示が「0」であるか否かを判定する車速表示判定手段と、変速機38がニュートラル状態からインギヤ状態に変化したか否かを判定するインギヤ判定手段と、これら各手段により車速表示が「0」でありかつ変速機38がニュートラル状態からインギヤ状態に変化したと判定された場合には前記車速表示を所定時間だけ「0」のまま維持する車速表示維持手段とを有しているといえる。
またここで、制御回路101においては、ニュートラルセンサ104の「OFF」信号から変速機38がインギヤ状態にあると判定し、かつ車速センサ102のパルス発生周波数から自動二輪車1が例えば3km/h以下の極低速で走行中であると判定した場合には、車速メータ73の表示の反応速度を遅らせるようになっている。
以上説明したように、上記実施例における電気式メータ装置100は、自動二輪車1の車速をデジタル表示する車速メータ73と、自動二輪車1の車速を検出する車速センサ102と、変速機38のニュートラル状態を検出するニュートラルセンサ104とを有するものであって、自動二輪車1の停車時、すなわち車速センサ102の出力が「0」であるときに、変速機38がニュートラル状態からインギヤ状態に変化した場合、すなわちニュートラルセンサ104の信号が「ON」から「OFF」に変化した場合に、車速メータ73の表示を変速ショックが収まる程度の所定時間(例えば1sec程度)だけ「0」に維持するよう構成したことで、自動二輪車1の停車時におけるインギヤ時の車速表示の変化(誤表示)を防止することが可能となり、電気式メータ装置100ひいては自動二輪車1の商品性を向上させることができる。
また、上記電気式メータ装置100においては、自動二輪車1の変速機38がインギヤ状態でかつ該自動二輪車1が極低速で走行している場合に、車速メータ73の表示の反応速度を遅らせるよう構成したことで、特に自動二輪車1の如く車速が機敏に変化するような車両の極低速走行時においても、その車速表示に落ち着いた高級感を演出することが可能となり、電気式メータ装置100ひいては自動二輪車1の商品性をさらに向上させることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば図6に示す如く、車速をアナログ表示する車速メータ173を有する電気式メータ装置110に適用してもよい。
すなわち、図中符号120で示すメータユニットは、そのハウジング121の正面視右側に配されるタコメータ122及び左側に配される車速メータ123と、これら各メータ122,123間に配される情報表示装置124及びニュートラルランプ126dを含む各種のインジケータランプ126とを備えてなり、タコメータ122及び車速メータ123には、指針128、文字盤127、及び不図示のステッピングモータによりアナログ表示部129がそれぞれ構成され、これら各アナログ表示部129の表示は、制御回路111により制御される。
このような電気式メータ装置110を前記自動二輪車1に適用し、該自動二輪車1の停車時(車速センサ102の出力が「0」であるとき)に変速機38がニュートラル状態からインギヤ状態に変化した場合(ニュートラルセンサ104の信号が「ON」から「OFF」に変化した場合)には、図5に示すフローと同様に車速メータ123の制御を行うと共に、自動二輪車1が極低速で走行している場合には車速メータ123の表示の反応速度を遅らせるよう制御を行うことで、上記実施例と同様の作用効果を得ることができる。
そして、上記実施例における構成は一例であり、自動二輪車への適用に限定されないことはもちろん、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例における自動二輪車の側面図である。 上記自動二輪車のメータユニットの正面図である。 図2のA−A断面図である。 電気式メータ装置の構成図である。 上記電気式メータ装置における制御フローチャート図である。 上記実施例の応用例を示すメータユニットの正面図である。
符号の説明
1 自動二輪車(車両)
38 変速機
100,110 電気式メータ装置
73,123 車速メータ
102 車速センサ
104 ニュートラルセンサ

Claims (4)

  1. 車両の車速をデジタル表示する車速メータを有する電気式メータ装置において、前記車両停車時にその変速機がニュートラル状態からインギヤ状態に変化した場合に、前記車速メータの表示を所定時間だけ「0」に維持することを特徴とする電気式メータ装置。
  2. 前記車両の車速を検出する車速センサと、前記変速機のニュートラル状態を検出するニュートラルセンサとを有し、前記車速センサの出力が「0」であるときにニュートラルセンサの信号が「ON」から「OFF」に変化した場合に、前記車速メータの表示を所定時間だけ「0」に維持することを特徴とする請求項1に記載の電気式メータ装置。
  3. 車両の車速をアナログ表示する車速メータを有する電気式メータ装置において、前記車両停車時にその変速機がニュートラル状態からインギヤ状態に変化した場合に、前記車速メータの表示を所定時間だけ「0」に維持することを特徴とする電気式メータ装置。
  4. 前記車両の変速機がインギヤ状態でかつ該車両が極低速で走行している場合に、前記車速メータの表示の反応速度を遅らせることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の電気式メータ装置。
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