JP2013226927A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】前後分割構造のリアフェンダが備えられている鞍乗り型車両において、リアフェンダ前半部とリアフェンダ後半部との間の組立性を高める技術を提供する。
【解決手段】リアフェンダが備えられている自動二輪車において、リアフェンダは、リアフェンダ前半部43と、このリアフェンダ前半部43の後方に連続して設けられるリアフェンダ後半部44とに分割され、リアフェンダ前半部43とリアフェンダ後半部44の分割面は、リアフェンダ前半部43から車両後方に延びる差込突起121L、121Rと、リアフェンダ後半部44に設けられ差込突起121L、121Rが差し込まれる嵌合孔122L、122Rとで結合される。
【選択図】図4

Description

本発明は、鞍乗り型車両の改良に関する。
後輪が跳ねた泥をよけるリアフェンダを備えている鞍乗り型車両において、前後分割構造にしたリアフェンダを備えている鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1(図1、図6)参照。)。
特許文献1の図1に示すように、リアフェンダ(10)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。要素名は一部変更した。以下同じ。)は、物入前部(13a)を有するフェンダ別体部と、このフェンダ別体部の車両後方に連続して設けられるフェンダ本体部(15)とからなる分割構造体である。
同文献の図6に示すように、フェンダ別体部とフェンダ本体部(15)とを分割する分割線(14)の近傍に、フェンダ別体部から係合突起(31)が延び、フェンダ本体部(15)から係合突起(32)が延びており、これらの係合突起(31、32)同士は、クリップ(33)によって結合される。係合突起(31、32)は、分割線(14)の近傍に複数形成されており、これらの係合突起(31、32)の各々に、クリップ(33)が係合される。
このように、分割構造のフェンダ別体部とフェンダ本体部(15)とを一体化するために、複数のクリップ(33)が用いられるため、組立作業が煩雑となる。
分割構造のリアフェンダ同士を組立て易くすることができる技術が望まれる。
特許第3285100号公報
本発明は、前後分割構造のリアフェンダが備えられている鞍乗り型車両において、リアフェンダ前半部とリアフェンダ後半部との間の組立性を高める技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレームに支持され上下に揺動するリアスイングアームと、このリアスイングアームの後端部に回転自在に支持される後輪と、この後輪の上方を覆うように車体フレームに支持されるリアフェンダと、を備える鞍乗り型車両において、リアフェンダは、後輪の前方を覆うリアフェンダ前半部と、このリアフェンダ前半部の後方に連続して後輪の上方を覆うリアフェンダ後半部とに分割され、リアフェンダ前半部とリアフェンダ後半部の分割面は、リアフェンダ前半部とリアフェンダ後半部のいずれか一方から車両前後方向に延びる差込突起と、リアフェンダ前半部とリアフェンダ後半部の他方に設けられ差込突起が差し込まれる嵌合孔とで結合され、リアフェンダ後半部の前端は、リアフェンダ前半部の後端によって支持されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、リアフェンダ前半部は、エアクリーナボックスであり、このエアクリーナボックスの車両後面に、泥除け部を備えていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、エアクリーナボックスは、上下に分割可能であり、下半体と、この下半体に上方から載置される上半体とからなり、差込突起は、下半体に設けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、下半体は、上下に分割可能な金型で成形され、差込突起に、上下に延びるリブが設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、嵌合孔は、リアフェンダ後半部に設けられ、嵌合孔の車両後方にて、リアフェンダ後半部に、差込突起を車両後方から覆う壁部が形成されることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、差込突起の基部に、エアクリーナボックスの下半体へエアクリーナボックスの上半体を締結する締結部が設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、リアフェンダ前半部若しくはリアフェンダ後半部のいずれか一方に、差込突起が設けられ、他方に嵌合孔が設けられる。リアフェンダ後半部とリアフェンダ前半部の一方に設けた突起を、他方に設けた嵌合孔に嵌合させることで、リアフェンダ後半部の前端は、リアフェンダ前半部の後端によって支持される。突起を嵌合孔に嵌合するだけで、リアフェンダ後半部の前端は支持されるので、組付工数を低減することができる。加えて、リアフェンダ後半部とリアフェンダ前半部とを締結する締結部材等は不要になるため、部品点数の増加が抑えられる。
請求項2に係る発明では、リアフェンダ前半部は、エアクリーナボックスであるため、部品点数の増加を抑えることができる。
請求項3に係る発明では、エアクリーナボックスは、上下に分割可能であり、差込突起は、エアクリーナボックスの下半体に設けられている。差込突起がエアクリーナボックスの上半体に設けられている場合に比べ、下半体から上半体が取り外し易くなる。従って、エアクリーナボックス内に配置したエレメントの着脱が容易になる。結果、エアクリーナのメンテナンス性が高まる。
請求項4に係る発明では、エアクリーナボックスの下半体は、上下に分割可能な金型で成形される。上下に分割可能な金型であれば、下半体に上下方向のリブを設け易い。また、このようなリブをエアクリーナボックスの下半体側に設けた差込突起に設けたので、差込突起の強度を高めることができる。
請求項5に係る発明では、嵌合孔の車両後方にて、前記リアフェンダ後半部に、車両後方から覆う壁部が形成される。車両後方から壁部で嵌合孔を覆うようにしたので、泥・水等が差込突起を伝わり嵌合孔に達し車両前方に侵入することを防止できる。
請求項6に係る発明では、差込突起の基部に、締結部が設けられている。リブを有し周囲に比べ強度の高いエアクリーナボックスの差込突起の基部に締結部を設けた。差込突起の基部を利用したので、下半体と上半体との締結強度が高められる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 本発明に係る自動二輪車の後部側面図である。 図2の3矢視図である。 リアフェンダの車体フレームへの取付構造を説明する分解斜視図である。 リアフェンダ前半部の差込突起にリアフェンダ後半部の嵌合孔を差し込むことを説明する図である。 図3の6−6線断面図である。 図3の7−7線断面図である。 図7の8部拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11のヘッドパイプ91に回動自在に支持される前輪操向部13と、車体フレーム11に懸架される駆動源としてのエンジン15と、このエンジン15の上方にて車体フレーム11に載置される燃料タンク16と、この燃料タンク16の後方に連続するように配置され車体フレーム11に載置されるシート17と、車体フレーム11から後方に延びており後輪22を揺動自在に支持する後輪懸架部14とを備え、シート17に乗員が跨って座るタイプの鞍乗り型車両である。
エンジン15は、クランクケース31と、このクランクケース31から上方に延びているシリンダ部32と、このシリンダ部の前壁33から延びている排気系35と、シリンダ部の後壁34に接続されるエアクリーナボックス(図2、符号36)を含む吸気系37とからなる。
前輪操向部13は、ヘッドパイプ91に回動自在に設けられるステアリング軸24と、このステアリング軸24の上端及び下端に取付けられるトップブリッジ25及びボトムブリッジ26と、トップブリッジ25に上端が取付けられボトムブリッジ26を貫通するように取付けられ且つ斜め前下方に延びるフロントフォーク27と、このフロントフォーク27の下端部に回転自在に支持される前輪21と、この前輪21を覆うようにフロントフォーク27に支持されるフロントフェンダ41と、トップブリッジ25に取付けられ運転者が前輪21の操向操作を行うハンドル28とからなる。
後輪懸架部14は、車体フレーム11に支持され上下に揺動するリアスイングアーム29と、このリアスイングアーム29の後端部に回転自在に支持される後輪22と、リアスイングアーム29の後端部近傍と車体フレーム11の間に渡されるリアクッションユニット30とからなる。車体フレーム11の後部に、後輪22の上方を覆うようにリアフェンダ42が取付けられている。リアフェンダ42は、車体フレーム11に支持される。
前輪操向部13に、ヘッドライト51を装着したヘッドライトカバー52が取付けられている。このヘッドライトカバー52に、ウインカー53L、53R(手前側の符号53Lのみ示す。)が取付けられ、スピードメータ54が取付けられると共に、ナンバープレートが装着可能なプレート部材55がプレート部材取付ステー56を介して取付けられる。ハンドル28にバックミラー61L、61R(手前側の符号61Lのみ示す。)が取付けられる。リアフェンダ42にリアウインカー63L、63Rが取付けられ、テールライト64が取付けられる。
燃料タンク16の下部に、燃料タンク16の側方を覆うシュラウド66L、66R(手前側の符号66Lのみ示す。)が配置され、これらのシュラウド66L、66Rの後方に、後述するエアクリーナボックス(図2、符号36)を覆うサイドカウル67L、67R(手前側の符号67Lのみ示す。)が配置され、このサイドカウル67L、67Rの後方に、サイドカウル67L、67Rに連続するようにして車体の後部を覆うリアカウル68L、68R(手前側の符号68Lのみ示す。)が配置される。
次に、本発明に係る分割型リヤフェンダの構成及びその支持構造について説明する。
図2に示すように、リアフェンダ42は、後輪22の前方を覆うリアフェンダ前半部43と、このリアフェンダ前半部43の後方に連続して後輪22の上方を覆うリアフェンダ後半部44とに分割される。リアフェンダ前半部43は、エアクリーナボックス36であり、このエアクリーナボックス36の車両後面に、泥除け部45を備えている。
エアクリーナボックス36の上半体47の上面に、空気取入ダクト46が形成され、この空気取入ダクト46の空気入口46aは、車両後方に開口している。
図3に示すように、リアフェンダ後半部44は、更に、上面に物入れのトレイ部71が形成されている第1後半体73と、リアウインカー(図1、符号63L、63R)及びテールライト(図1、符号64)が取付けられる第2後半体74とに分割されている。第1後半体73と第2後半体74とは、締結ボルト85、85によって締結されている。
リアフェンダ前半部43を構成するエアクリーナボックス36は、後述するように上下割り構造であり、上半体47は、複数のクリーナ締結ねじ86を介して図裏面の下方に向け締結されている。
次に、車体フレームの構成を説明した後、この車体フレームに支持されるリアフェンダについて説明する。
図4に示すように、車体フレーム11は、ヘッドパイプ91と、ヘッドパイプ91から車両後方に延びて後、下方に延びるメインフレーム92と、このメインフレーム92の下端部に接合され車幅方向に延びるピボット軸93が挿通されるピボットフレーム94と、ヘッドパイプ91から斜め後下方に延びるダウンフレーム95及びエンジンハンガー96と、メインフレーム92の途中から車幅方向外方に延びた後車両後方に延びる左右のシートレール97L、97Rと、左右のシートレール97L、97Rとピボットフレーム94の間に各々渡される左右のサポートフレーム98L、98Rと、左右のシートレール97L、97Rの間に渡されるセンタクロスフレーム101及びリアクロスフレーム102とを主要素とする。
左右のサポートフレーム98L、98Rに、各々、同乗者が足を置く同乗者ステップを支持するピリオンステップステー103L、103R(符号103Lのみ示す。)が取付けられる。ヘッドパイプ91とメインフレーム92とダウンフレーム95との境界部にガセット部材105L、105R(手前側の符号105Lのみ示す。)が渡されている。
メインフレーム92の後部に、車両後方に向け板状の第1ステー111が延びており、左右のサポートフレーム98L、98Rに、各々、上方へ向け板状の第2ステー112L、112Rが延びており、左右のシートレール97L、97Rに、各々、下方へ向け左右の第3ステー113L、113Rが延びており、リアクロスフレーム102の近傍に、車両後方へ向け左右の第4ステー114L、114Rが延びている。
上記第1ステー111に、リアフェンダ前半部43を兼ねるエアクリーナボックス36の前部が締結ボルト81によって取付けられ、上記第2ステー112L、112Rに、エアクリーナボックス36の側部が締結ボルト82、82によって取付けられている。上記第3ステー113L、113Rに、リアフェンダ後半部44の車両前後方向中間部の側部が締結ボルト83、83によって取付けられ、上記第4ステー114L、114Rに、リアフェンダ後半部44を構成する第1後半体73の後端部が締結ボルト84、84によって取付けられている。
すなわち、リアフェンダ後半部44の前後方向中間部は、締結ボルト83、83で第3ステー113L、113Rに締結され、リアフェンダ後半部44の前後方向後端は、締結ボルト84、84で第4ステー114L、114Rに締結される。次に、リアフェンダ後半部44の前後方向前端となるリアフェンダ前半部43とリアフェンダ後半部44との結合構造について説明する。
図5に示すように、リアフェンダ前半部43に、車両前後方向後ろ向きに左右の差込突起121L、121Rが延びており、リアフェンダ後半部44に、これらの左右の差込突起121L、121Rに差し込まれる左右の嵌合孔122L、122Rが形成される。
リアフェンダの組付手順としては、リアフェンダ前半部43を予め車体フレーム11側に取付けておき、このリアフェンダ前半部43に車両後方から図矢印aの如くリアフェンダ後半部44を差し込むようにした。上記構成により、リアフェンダ後半部の前端124は、リアフェンダ前半部の後端123によって支持されることになる。
なお、本実施例では、リアフェンダ前半部から車両後方へ差込突起を延ばし、リアフェンダ後半部に嵌合孔を形成したが、リアフェンダ前半部に嵌合孔を形成し、リアフェンダ後半部に車両前方に延びる差込突起を延ばし、嵌合孔に差込突起を差し込むようにすることは差し支えない。
次に、差込突起の嵌合等について説明する。
図6に示すように、左右の差込突起121L、121Rは、上面125L、125Rが平坦で下面128L、128Rに、各々、高さ方向に延びる複数のリブ126が形成され、リアフェンダ前半部43側に設けられる左右の差込突起121L、121Rの上面125L、125Rに、リアフェンダ後半部44側に設けられる左右の当接下面129L、129Rを当てることで、左右の差込突起121L、121Rでリアフェンダ後半部44の前端を支持するようにした。
図7に示すように、エアクリーナボックス36は、上下に分割可能であり、下半体48と、この下半体48に上方から載置される上半体47とからなる。下半体48に、差込突起121Lが設けられている。前述のように、差込突起121Lには、上下に延びるリブ126が設けられている。
ところで、このようなリブを含む差込突起121Lが形成される下半体48は、上下に分割可能な金型で成形される。このため、下半体48に高さ方向のリブ126を設け易い。また、このようなリブ126を、エアクリーナボックス36の下半体48側に設けた差込突起121L、121Rに設けたので、差込突起121Lの強度を高めることができる。
以上、左側の差込突起121Lの構造等について説明したが、右側に設けられている差込突起121Rの構造については、車幅方向中心線に対して左右対称である他、左側の差込突起121Lと同様な構造であり説明を省略する。
次に、リアフェンダ後半部の前端とリアフェンダ前半部の後端との結合構造及びその周辺部の詳細について説明する。
図8に示すように、リアフェンダ前半部43とリアフェンダ後半部44の分割面131、132は、リアフェンダ前半部43から後方へ延びる差込突起121Lと、この差込突起121Lに差し込まれリアフェンダ後半部44に設けられる嵌合孔122Lとで結合される。
嵌合孔122Lは、リアフェンダ後半部44に設けられ、嵌合孔122Lの車両後方にて、リアフェンダ後半部44に、リアフェンダ前半部43の側に形成した差込突起121Lを車両後方から覆う壁部133Lが形成される。車両後方から壁部133Lで、嵌合孔122Lを覆うようにしたので、泥・水等が差込突起を伝わって嵌合孔122Lに達し車両前方に侵入することを防止できる。
また、嵌合孔122Lに合わせて差込突起121Lの下面には、車幅方向に延びる幅方向リブ127Lが形成されているので、この幅方向リブ127Lによって、差込突起121Lの剛性が高められ、併せて、嵌合孔122Lを塞ぐことができ、泥・水等が嵌合孔122Lを通り車両前方に侵入し難くなる。
さらに、エアクリーナボックス36の上半体47が載置される締結部134の上面134aは略水平に配置され、この締結部134の上面134aから車両後方に延びる差込突起の上面121Laは、車両後斜め上方へ傾斜する傾斜面135とし、差込突起の上面121Laに当たる当接下面129Lは、傾斜面135に略平行の車両斜め前下方へ傾斜する傾斜面136である。このように、差込突起の上面121Laと当接下面129Lとを水平面に対し車両斜め前下方へ傾斜させたので、差込突起の上面121Laと当接下面129Lとを水平方向又は車両斜め前上方へ傾斜させる場合に比べて、リアフェンダ前半部43からリアフェンダ後半部44を外れ難くすることができ、リアフェンダ前半部43へのリアフェンダ後半部44の結合を強めることができる。
また、差込突起の基部138Lには、エアクリーナボックス36の下半体48へエアクリーナボックス36の上半体47を締結する締結部134が設けられている。リブ126を有し周囲に比べ強度の高いエアクリーナボックス36の差込部の基部138Lに締結部134を設けた。差込部の基部138Lを利用したので、下半体48と上半体47との締結強度が高められる。
以上、左側の差込突起121Lの構造等について説明したが、右側に設けられている差込突起121Rの構造についても、車幅方向中心線に対して左右対称である他、左側の差込突起121Lと同様な構造であり説明を省略する。
以上に述べた自動二輪車の作用を次に述べる。
図4にて、リアフェンダ前半部43に、差込突起121L、121Rが設けられ、リアフェンダ後半部44に嵌合孔122L、122Rが設けられる。リアフェンダ前半部43に設けた差込突起121L、121Rに、リアフェンダ後半部44に設けた嵌合孔122L、122Rを各々嵌合させることで、リアフェンダ後半部の前端124は、リアフェンダ前半部の後端123によって支持される。差込突起121L、121Rを嵌合孔122L、122Rに嵌合するだけで、リアフェンダ後半部の前端124は支持されるので、組付工数を低減することができる。加えて、リアフェンダ後半部44とリアフェンダ前半部43とを締結する締結部材等は不要になるため、部品点数の増加が抑えられる。
図2にて、リアフェンダ前半部43は、エアクリーナボックス36である。すなわち、エアクリーナボックスの後面38に形成した泥除け部45で、リアフェンダ42の一部を構成したので、部品点数の増加を抑えることができる。
図6、図7にて、差込突起121L、121Rは、エアクリーナボックス36の下半体48に設けられている。差込突起121L、121Rがエアクリーナボックスの上半体に設けられている場合に比べ、エアクリーナボックス36内に配置したエレメントの着脱が容易になる。結果、エアクリーナのメンテナンス性が高まる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、鞍乗り型三輪車にも適用可能であり、一般の鞍乗り型車両に適用することは差し支えない。
本発明は、分割構造のリアフェンダを備えた自動二輪車に好適である。
10…鞍乗り型車両(自動二輪車)、11…車体フレーム、22…後輪、29…リアスイングアーム、36…エアクリーナボックス、42…リアフェンダ、43…リアフェンダ前半部、44…リアフェンダ後半部、45…泥除け部、47…上半体、48…下半体、121L、121R…差込突起、122L、122R…嵌合孔、126…リブ。

Claims (6)

  1. 車体フレーム(11)に支持され上下に揺動するリアスイングアーム(29)と、このリアスイングアーム(29)の後端部に回転自在に支持される後輪(22)と、この後輪(22)の上方を覆うように前記車体フレーム(11)に支持されるリアフェンダ(42)と、を備える鞍乗り型車両において、
    前記リアフェンダ(42)は、前記後輪(22)の前方を覆うリアフェンダ前半部(43)と、このリアフェンダ前半部(43)の後方に連続して前記後輪(22)の上方を覆うリアフェンダ後半部(44)とに分割され、
    前記リアフェンダ前半部(43)と前記リアフェンダ後半部(44)の分割面は、前記リアフェンダ前半部(43)と前記リアフェンダ後半部(44)のいずれか一方から車両前後方向に延びる差込突起(121L、121R)と、前記リアフェンダ前半部(43)と前記リアフェンダ後半部(44)の他方に設けられ前記差込突起(121L、121R)が差し込まれる嵌合孔(122L、122R)とで結合され、
    前記リアフェンダ後半部(44)の前端は、前記リアフェンダ前半部(43)の後端によって支持されていることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記リアフェンダ前半部(43)は、エアクリーナボックス(36)であり、このエアクリーナボックス(36)の車両後面に、泥除け部(45)を備えていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記エアクリーナボックス(36)は、上下に分割可能であり、下半体(48)と、この下半体(48)に上方から載置される上半体(47)とからなり、
    前記差込突起(121L、121R)は、前記下半体(48)に設けられていることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記下半体(48)は、上下に分割可能な金型で成形され、
    前記差込突起(121L、121R)に、上下に延びるリブ(126)が設けられていることを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記嵌合孔(122L、122R)は、前記リアフェンダ後半部(44)に設けられ、
    前記嵌合孔(122L、122R)の車両後方にて、前記リアフェンダ後半部(44)に、前記差込突起(121L、121R)を車両後方から覆う壁部(133L、133R)が形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記差込突起(121L、121R)の基部に、前記エアクリーナボックス(36)の下半体(48)へ前記エアクリーナボックス(36)の上半体(47)を締結する締結部(134、134)が設けられていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
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