JP2009073419A - 自動二輪車のリヤフェンダ・アセンブリー - Google Patents

自動二輪車のリヤフェンダ・アセンブリー Download PDF

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Abstract

【課題】破損しても容易に修理または交換が可能であり、かつ型費を低減でき、さらに、従来とは異なる外観を与えることにより商品価値を高めることができる自動二輪車のリヤフェンダ・アセンブリーを提供する。
【解決手段】後輪14の上方で車体に装着されるリヤフェンダ27を備えたリヤフェンダ・アセンブリー26であって、リヤフェンダ27の前部を形成するリヤフェンダ・フロント47と、中間部を形成するリヤフェンダ・センタ28と、後部を形成するリヤフェンダ・リヤ29とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、フル装備でストリート走行する以外に、山道などのオフロード(不整地)走行やレース場などでのサーキット走行にも適したタイプの自動二輪車におけるリヤフェンダ・アセンブリーに関するものである。
従来のこの種の自動二輪車のリヤフェンダ・アセンブリーは、後輪の上方に配置されてシートの下方に位置するリヤフェンダ前半体と、シートから後方に延びるリヤフェンダ後半体とを有し、この後半体に、泥除け用のフラップが斜め下方に延びる配置で連結され、リヤフェンダ後半体にテールランプが取り付けられているとともに、フラップにテールランプとライセンスプレートが取り付けられている(特許文献1参照)。そして、オフロード走行やサーキット走行に際しては、フラップをリヤフェンダ後半体から取り外している。
実開昭60−46390号公報
しかしながら、従来の自動二輪車では、シートの後方に露出するリヤフェンダ後半体は、その後端部がサーキット走行時に破損し易いが、破損した場合、リヤフェンダ後半体の全体を修理または交換しなければならないので、不経済である。しかも、長いリヤフェンダ後半体を成形するための成形型が大型になるので、型費が高い。さらに、リヤフェンダ後半体が一体物であるから、単調な外観を与える。また、特にサーキット走行を行う場合、走行に必要な最小限の部品のみを装備すればよいだけであるにも拘らずフラップを取り外せるだけであって、後輪の上方を覆う重量の大きいリヤフェンダ後半体がそのままであるから、サーキット走行に必要な車体の重量の軽減が不十分である。
本発明は、リヤフェンダ後部が破損しても小さな部品の修理または交換だけで済み、かつ型費を低減でき、かつ、従来の一体物のリヤフェンダ後半体とは異なる外観を与えることにより商品価値を高めることができる自動二輪車のリヤフェンダ・アセンブリーを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る自動二輪車のリヤフェンダ・アセンブリーは、後輪の上方で車体に装着されるリヤフェンダを備えたものであって、前記リヤフェンダの前部を形成するリヤフェンダ・フロントと、中間部を形成するリヤフェンダ・センタと、後部を形成するリヤフェンダ・リヤとを有している。
この構成によれば、リヤフェンダがリヤフェンダ・フロント、リヤフェンダ・センタおよびリヤフェンダ・リヤに3分割されているから、リヤフェンダの後部がサーキット走行時などに破損したときでも、小さな部品であるリヤフェンダ・リヤを修理または交換するだけで済むので、修理/交換作業が容易になり、かつ経済的である。また、分割に伴って部品が小型化されることにより、型費が低減される。例えば、従来のリヤフェンダ後半体をリヤフェンダ・センタとリヤフェンダ・リヤに分割した場合、リヤフェンダ・センタとリヤフェンダ・リヤのそれぞれの成形型が小さくなるので、型費が低減する。さらに、製造に際しては、外部に露出する部分を、リヤフェンダ・センタとリヤフェンダ・リヤとに分割して形成できるから、両者の色を異ならせるような手段で従来の一体物のリヤフェンダと異なる外観を与えて商品価値を高めることができる。
本発明において、前記リヤフェンダに連なり、前記後輪の後ろ上方を覆うフラップを備え、少なくとも前記リヤフェンダ・リヤおよび前記フラップが、前記車体に対して着脱自在に設定されているのが好ましい。
この構成によれば、リヤフェンダ・フロント、リヤフェンダ・センタ、リヤフェンダ・リヤおよびフラップをフル装備することによりストリート走行に適応できる。フラップを車体から取り外せば、リヤフェンダ・フロント、リヤフェンダ・センタおよびリヤフェンダ・リヤにより既存のリヤフェンダと同等の防泥機能を確保できるので、オフロード走行に好適に対応できる。さらに、フラップに加えてリヤフェンダ・リヤをも取り外せば、リヤフェンダ・フロントおよびリヤフェンダ・センタによりサーキットで必要な最小限の防泥性を確保しながらも、車体の重量を軽減することができるので、サーキット走行に好適な形態となる。
本発明において、前記リヤフェンダ・リヤは、前記フラップを前記車体に締結する締結部材の少なくとも一部と共通の締結部材により前記車体に締結されていることが好ましい。この構成によれば、共通の締結部材を外すことによりリヤフェンダ・リヤをフラップとともに取り外すことができ、フラップのみを取り外す場合は、締結部材を外したのちに、この締結部材でリヤフェンダ・リヤのみを車体に取り付ければよいので、リヤフェンダ・リヤおよびフラップを個別の締結部材に取り付ける場合に比べて、締結部材の数を減らすことができる。
本発明において、前記フラップにテールランプおよび方向指示器が装着されていることが好ましい。これにより、オフロード走行時やサーキット走行時には不要となるテールランプおよび方向指示器を、フラップの取り外しにより同時に取り外すことができる。ライセンスプレートがフラップに装着されている場合には、このライセンスプレートも同時に取り外される。
本発明において、前記リヤフェンダ・センタの後部と前記リヤフェンダ・リヤの前部とが重合するようにすれば、リヤフェンダ・センタとリヤフェンダ・リヤとが一体物と同様の形状に連続性が保たれるので、外観上好ましい。
本発明の自動二輪車のリヤフェンダ・アセンブリーによれば、リヤフェンダの後部が破損したときでも、小さな部品であるリヤフェンダ・リヤを修理または交換するだけで済むので、修理/交換作業が容易になり、かつ経済的である。また、分割に伴って部品が小型化されることにより、型費が低減される。さらに、製造に際しては、外部に露出する部分を、リヤフェンダ・センタとリヤフェンダ・リヤとに分割して形成できるから、両者の色を異ならせるような手段で従来の一体物のリヤフェンダと異なる外観を与えて商品価値を高めることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るリヤフェンダ・アセンブリーを搭載した自動二輪車を示す側面図である。この自動二輪車は、車体の骨格を形成する車体フレームFRを有し、この車体フレームFRの前半部を構成するメインフレーム1の前端部にヘッドパイプ2が取り付けられ、このヘッドパイプ2に回動自在に支持されたステアリングシャフト(図示せず)を介してアッパブラケット4およびロワブラケット7が支持され、これらアッパブラケット4およびロワブラケット7にフロントフォーク8の上部が支持され、このフロントフォーク8の下端部に前輪9が支持されている。また、フロントフォーク8の上端部のアッパブラケット4にはハンドル10が取り付けられている。
前記メインフレーム1の後端下部には、スイングアームブラケット11が設けられ、このスイングアームブラケット11に、スイングアーム12の前端部がピポット軸13を介して上下揺動自在に支持され、このスイングアーム12の後端部に後輪14が支持されている。メインフレーム1の中央下部にはエンジンEが支持されている。また、エンジン1に接続された排気管18は車体後部の右側上方位置に配置されたマフラ20に接続されている。
前記メインフレーム1の後部に連結されたリヤフレーム33が車体フレームFRの後半部を構成しており、このリヤフレーム33にライダー用のシート22が支持されている。また、リヤフレーム33には、後輪14の上方に位置する本発明のリヤフェンダ・アセンブリー26が取り付けられている。このリヤフェンダ・アセンブリー26は、リヤフェンダ27と、このリヤフェンダ27の後部に連なり、リヤフェンダ27の後方で後輪14の後ろ上方を覆うフラップ30とを備えている。リヤフェンダ27は、後輪14の泥除け用として後輪14の上方前方および上方を覆うもので、例えば樹脂で形成されている。フラップ30は、後輪14の泥除け用として後輪14の上方後方を覆うもので、例えばゴムまたは樹脂で形成される。
前記リヤフェンダ27は、その前部を形成するリヤフェンダ・フロント47と、中間部を形成するリヤフェンダ・センタ28と、後部を形成するリヤフェンダ・リヤ29とを有している。リヤフェンダ・フロント47が従来のリヤフェンダ前半体に相当し、リヤフェンダ・センタ28およびリヤフェンダ・リヤ29が従来のリヤフェンダの後半体に相当する。リヤフェンダ・フロント47はシート22の下方に位置し、リヤフェンダ・センタ28は、その前部がシート22の後部の下方に進入する形となって、シート22の後部により覆われており、後部がシート22の後縁22aから後方に露出している。つまり、リヤフェンダ・センタ28は、その一部分のみがシート22により覆われ、他の部分が、シート22から後方にはみ出す形となって、外部から視認できる。リヤフェンダ・リヤ29は、その前部がリヤフェンダ・センタ28の後部の下方に進入する形となって、リヤフェンダ・センタ28の後部により覆われており、後部が露出して外部から視認できる。フラップ30には、後面にテールランプ31が、両側面に方向指示器32が、それぞれ取り付けられている。
リヤフェンダ・アセンブリー26の前方下方には、後輪14の前方を覆う前フラップ54が配置されている。前フラップ54は、通常、リヤフェンダ27とは異なる材料、例えばゴムまたはリヤフェンダ27と別種の樹脂により形成される。メインフレーム1の上部、つまり、車体上部で、前記ハンドル10とシート22との間には、燃料タンク23が取り付けられている。
図2は前記リヤフェンダ・アセンブリー26の分解斜視図である。図1のメインフレーム1の後部に連結されて車体フレームFRの後半部を形成する前記リヤフレーム33は、ほぼ平行に配置された左右一対のレール部材34,34と、両レール部材34,34の前後方向中央部間に架け渡して溶接により固定されたクロスメンバ35と、両レール部材34の後端部近傍で両レール部材34,34間に架け渡して溶接により固定された第1および第2の取付プレート37,38とを備えている。両レール部材34,34には、溶接により固定された左右一対の取付ブラケット39,39と、一対ずつ前後に離間して溶接により取り付けられた取付ブラケット41,41とが設けられている。前後2つの取付プレート37,38のそれぞれには、左右一対ずつの位置決めピン42,43が設けられている。4つの取付ブラケット41には、これに固定された溶接ナット41aにボルト(図示せず)を螺合して、図1の左右一対のサイドカバー40が取り付けられる。このサイドカバー40により、リヤフェンダ・フロント47の大部分とリヤフェンダ・センタ28の前部とが、両側方から覆われている。
フラップ30は、図2に示すリヤフレーム33の一対の位置決めピン42に嵌め込まれたカラー67がフラップ30に設けられた一対の位置決め孔68に嵌め込まれれて、リヤフレーム33に対し位置決めされる。この状態で、フラップ30は、一対(1本のみ図示)の固定ねじ69が、カラー70およびクロメット71を挿通させた状態で、フラップ30に設けた挿通孔72に挿通されて、リヤフレーム33の取付プレート38の一対のねじ孔38aにねじ込まれることにより、リヤフレーム33に締結される。
前記リヤフェンダ・リヤ29は、これの後部がフラップ30の前部に上方から重ね合わされ、リヤフエンダ・リヤ29の一対のブラケット60の挿通孔がフラップ30の一対の取付孔62に合致するように位置決めされ、この状態で、共通の締結部材である2本(1本のみ図示)の固定ねじ59により、フラップ30とともにリヤフレーム33に締結されている。すなわち、リヤフェンダ・リヤ29の下面には、コ字形状でその下面に挿通孔が形成された左右一対のブラケット60が固着されており、これらブラケット60にそれぞれナット61が差し込まれた状態で、一対の固定ねじ59を、取付プレート37の一対の挿通孔37aと、フラップ30の一対の取付孔62に装備したグロメット63およびカラー64とに挿通したのち、ブラケット60の挿通孔からナット61にねじ込むことにより、リヤフェンダ・リヤ29がフラップ30とともにリヤフレーム33に締結されている。
なお、フラップ30をリヤフレーム33に締結する固定ねじ59,69のうち、一部の締結部材である固定ねじ59のみがリヤフェンダ・リヤ29の締結に共通に使用されているが、フラップ専用の固定ねじ69は割愛することもできる。その場合、フラップ30のすべての締結部材59がリヤフェンダ・リヤ29のリヤフレーム33への締結に共通で使用されることになる。
図2に示すリヤフェンダ・センタ28は、後部がリヤフェンダ・リヤ29の前部に上方から重合した状態で、リヤフェンダ・センタ28の前部がリヤフェンダ・フロント47とともにリヤフレーム33に固定される。すなわち、リヤフェンダ・センタ28に設けられた一対の位置決め孔28aにリヤフレーム33の一対の位置決めピン43を嵌め込んで位置決めし、リヤフェンダ・センタ28の前部内側に設けられた左右一対のボス49の取付孔49aを、リヤフレーム33の一対の取付ブラケット39の溶接ナット孔39aの内側に合致させて、2本の固定ねじ48を、ボス49の取付孔49aおよびリヤフェンダ・フロント47の取付孔50に順次挿通し、取付ブラケット39の溶接ナット39aに螺合して締結することにより、リヤフェンダ・センタ28がリヤフェンダ・フロント47とともにリヤフレーム33に固定される。こうして、リヤフェンダ27およびフラップ30を含むリヤフェンダ・アッセンブリー26が車体フレームFRに、つまり車体に、締結により装着されている。
前記リヤフェンダ・フロント47は、これの取付孔(図示せず)に挿通した2本の固定ねじ51をエアクリーナ44のねじ孔52にねじ込むことにより、エアクリーナ44にも固定される。エアクリーナ44は、図示しない取付具によりリヤフレーム33に取り付けられる。このエアクリーナ44には、2本の固定ねじ53を前フラップ54の取付孔57に挿通してエアクリーナ44のねじ孔58にねじ込むことにより、前フラップ54が取り付けられる。図1からわかるとおり、リヤフエンダ・アセンブリー26は後輪14の真上から後ろ上方にかけて位置し、リヤフェンダ・フロント47は後輪14の前部の上方に位置し、前フラップ54は後輪14の前方に位置している。
図2のフラップ30には、テールランプ31が、フラップ30の挿通孔73を利用してねじ止めにより取り付けられる。さらに、フラップ30には、ライセンスプレート(図示せず)を取り付けるための取付板74が、フラップ30の挿通孔77と取付板74に固定された溶接ナットナット78とを利用してねじ止めにより取り付けられる。また、フラップ30の側部の取付孔79には、図1の方向指示器(後部)32が取り付けられる。
上記構成において、リヤフェンダ27は、リヤフェンダ・センタ28とリヤフェンダ・リヤ29とに分割して形成されているから、リヤフェンダ・リヤ29がサーキット走行時などに破損したときでも、小さな部品であるリヤフェンダ・リヤ29を修理または交換するだけで済むので、修理/交換作業が容易になり、かつ経済的である。また、リヤフェンダ・センタ28とリヤフェンダ・リヤ29のそれぞれの成形金型が、従来の一体物のリヤフェンダ後半体を成形する場合の金型よりも小さくなるのに伴って、型費が低減する利点がある。さらに、製造に際しては、リヤフェンダ・センタ28とリヤフェンダ・リヤ29とを異なる色彩に着色して、従来の一体物のリヤフェンダと異なる外観を与えることにより、商品価値を高めることができる。
リヤフェンダ27は、図2で説明した手順で組み立てることにより、図3に示すフル装備の状態となり、ストリート走行に適した装備となる。
オフロード走行用とする場合は、図2のフラップ30を取り外す。その際、固定ねじ48、59を外してリヤフェンダ・センタ28およびリヤフェンダ・リヤ29をリヤフレーム33から取り外すことにより、フラップ30の上方を開放したのち、2本の固定ねじ69を外してフラップ30とリヤフレーム33との固定を解除して、フラップ30を取り外す。そののち、2本の固定ねじ48により再びリヤフェンダ・センタ28をリヤフレーム33に固定し、2本の固定ねじ59を再びリヤフレーム33の挿通孔37aに挿通してリヤフェンダ・リヤ29のナット61にねじ込み締結することにより、リヤフェンダ・リヤ29をリヤフレーム33に固定して、図4に示す状態となる。このとき、リヤフェンダ・センタ28およびリヤフェンダ・リヤ29により防泥機能を確保できるので、軽量化と相まってオフロード走行に好適となる。
さらに、サーキット走行に際しては、前述の手順によりリヤフェンダ・リヤ29とフラップ30の両方をリヤフレーム33から取り外す。これにより、図5に示す状態となる。このとき、リヤフェンダ・センタ28によりサーキットで必要な最小限の防泥性を確保しながらも、フラップ30に加えてリヤフェンダ・リヤ29を取り外した分だけさらに軽量化できるので、サーキット走行に好適な形態となる。また、サーキット走行時に破損し易いのはリヤフェンダ・リヤ29であるから、これを修理または交換するだけで済む。
さらに、リヤフェンダ・アセンブリー26は、リヤフェンダ・リヤ29とフラップ30とが、固定ねじ59を共通の締結部材としてリヤフレーム33に締結されているから、リヤフェンダ・リヤ29およびフラップ30を個別の締結部材で取り付ける場合に比べて、締結部材の数が減少する。
また、前記リヤフェンダ27は、リヤフェンダ・センタ28の後部とリヤフェンダ・リヤ29の前部とが上下方向に重合されているとともに、リヤフェンダ・リヤ29の後部とフラップ30の前部とが上下方向に重合されているので、リヤフェンダ・センタ28、リヤフェンダ・リヤ29およびフラップ30が、あたかも一体物であるかのように、形状に連続性が保たれるので、従来と同様、泥水の漏れを防ぐとともに、外観上も好ましい。
上記実施形態では、リヤフェンダ・センタ28、リヤフェンダ・リヤ29およびフラップ30を、車体に対して着脱自在に設定したが、リヤフェンダ・センタ28は車体フレームFRから取り外せなくてもよい。したがって、少なくとも、リヤフェンダ・リヤ29およびフラップ30を着脱自在とすれば足りる。
また、フラップ30は割愛されることもあり、その場合、リヤフェンダ・リヤ29を装着してストリート走行用およびオフロード走行用とし、リヤフェンダ・リヤ29を取り外してサーキット走行用とする。したがって、少なくともリヤフェンダ・リヤ29を車体に対して着脱自在に設定すればよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成を追加、削除、変更でき、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
本発明の一実施形態に係るリヤフェンダ・アセンブリーを搭載した自動二輪車を示す側面図である。 同上のリヤフェンダ・アセンブリーの分解斜視図である。 同上のリヤフェンダ・アセンブリーのストリート走行時の形態を示す斜視図である。 同上のリヤフェンダ・アセンブリーのオフロード走行時の形態を示す斜視図である。 同上のリヤフェンダ・アセンブリーのサーキット走行時の形態を示す斜視図である。
符号の説明
14 後輪
22 シート
26 リヤフェンダ・アセンブリー
27 リヤフェンダ
28 リヤフェンダ・センタ
29 リヤフェンダ・リヤ
30 フラップ
31 テールランプ
32 方向指示器
33 リヤフレーム(車体フレームの一部)
47 リヤフェンダ・フロント
59 固定ねじ(共通の締結部材)
FR 車体フレーム

Claims (5)

  1. 後輪の上方で車体に装着されるリヤフェンダを備えたリヤフェンダ・アセンブリーであって、
    前記リヤフェンダの前部を形成するリヤフェンダ・フロントと、中間部を形成するリヤフェンダ・センタと、後部を形成するリヤフェンダ・リヤとを有する自動二輪車のリヤフェンダ・アセンブリー。
  2. 請求項1において、前記リヤフェンダに連なり、前記後輪の後ろ上方を覆うフラップを備え、
    少なくとも前記リヤフェンダ・リヤおよび前記フラップは、前記車体に対して着脱自在に設定されている自動二輪車のリヤフェンダ・アセンブリー。
  3. 請求項2において、前記リヤフェンダ・リヤは、前記フラップを前記車体に締結する締結部材の少なくとも一部と共通の締結部材により前記車体に締結されている自動二輪車のリヤフェンダ・アセンブリー。
  4. 請求項2において、前記フラップにテールランプおよび方向指示器が装着されている自動二輪車のリヤフェンダ・アセンブリー。
  5. 請求項1から3のいずれか一項において、前記リヤフェンダ・センタの後部と前記リヤフェンダ・リヤの前部とが重合している自動二輪車のリヤフェンダ・アセンブリー。
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