JP2014118099A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】リヤフェンダを大形化することなく、リヤフェンダとサイドカバーとの間の隙間が生じるのを抑制することができる自動二輪車を提供する。
【解決手段】後輪の上方を覆うリヤフェンダ32がシート30の後方に配置され、シート30の下方で前記シートの下方でリヤフェンダ32の前方斜め下方に、サイドカバーが配置されている。サイドカバー34はリヤフレームを外側方から覆っている。リヤフェンダ32の外側部の下部にフェンダ重合部が形成され、サイドカバー34の後部に、フェンダ重合部に重合されるカバー重合部60が形成されている。フェンダ重合部下面に突片58が設けられ、カバー重合部60に突片58が挿入される係止孔62が設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、後輪の上方を覆うリヤフェンダと、シートの下方で車体フレームを外側方から覆うサイドカバーとを備えた自動二輪車に関するものである。
自動二輪車において、後輪の上方に配置されたリヤフェンダと、シートの外側方を覆うサイドカバーとは、別々に車体フレームに取り付けられており、互いに連結されていないことが多い。その場合、サイドカバーの後部が左右方向に開いて、リヤフェンダとサイドカバーとの間に隙間が生じることがあった。また、後輪の全体の上方を覆うような大形のリヤフェンダを設け、この大形のリヤフェンダにサイドカバーをボルトにより連結したものもある(例えば、特許文献1)。
特開2010−083325号公報
特許文献1の自動二輪車では、リヤフェンダとサイドカバーとの間に隙間が生じることはないが、リヤフェンダが大形化するので、自動二輪車の外観が鈍重なイメージとなるうえに、リヤフェンダの製造コストも高くなる。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたもので、リヤフェンダを大形化することなく、リヤフェンダとサイドカバーとの間の隙間が生じるのを抑制することができる自動二輪車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の自動二輪車は、後輪の上方を覆うリヤフェンダと、シートの下方で車体フレームを外側方から覆うサイドカバーとを備え、前記リヤフェンダは前記シートの後方に配置され、前記サイドカバーは前記シートの下方で前記リヤフェンダの前方に配置されている自動二輪車であって、前記リヤフェンダの外側部の下部に、フェンダ重合部が形成され、前記サイドカバーの後部に、前記フェンダ重合部に重合されるカバー重合部が形成され、前記フェンダ重合部と前記カバー重合部の一方に係止部が、他方に前記係止部と係止してサイドカバーの左右方向の位置を規制する被係止部が形成されている。
この構成によれば、リヤフェンダの前部とサイドカバー後部とが係止されるので、サイドカバーの後部が左右方向に開くのが抑制され、リヤフェンダとサイドカバーとの間に隙間が生じない。また、サイドカバーの後部がリヤフェンダの前部に係止されるだけなので、リヤフェンダを前方に延在させて、サイドカバーに重合してボルト止めする必要がないから、リヤフェンダが大形化するのも抑制できる。
本発明において、前記フェンダ重合部および前記カバー重合部は、車幅方向に延びて車体後部を持ち上げる際の把持部を構成することが好ましい。この構成によれば、把持部は両重合部によって形成されているから、剛性が高くなるので、把持部に手を掛けて車体後部を持ち上げる操作が容易になる。
前記フェンダ重合部および前記カバー重合部が車幅方向に延びている場合、前記フェンダ重合部の下面に、前記係止部である突片が設けられ、前記カバー重合部に前記突片が挿入される係止孔が設けられていることが好ましい。この構成によれば、簡単な構造で、係止部と被係止部を構成できる。また、突片からなる係止部がフェンダ重合部の剛性を向上させる。
本発明において、前記フェンダ重合部および前記カバー重合部が車幅方向の外側に向かって斜め上方に延びていることが好ましい。この構成によれば、車体の一側のハンドルを持ち、他側の把持部に手を掛けて車体の後部を持ち上げる際に、把持部に対して上方斜め内側に向かう手の力が、把持部に対して直角に付加されるので、車体後部の持ち上げが容易になる。
本発明において、前記サイドカバーは、前記カバー重合部よりも前方の部位で前記車体フレームに締結部材により連結されていることが好ましい。この構成によれば、締結部と係止部で、サイドカバーを安定して支持できる。
本発明の自動二輪車によれば、リヤフェンダの前部とサイドカバー後部とが係止されるので、サイドカバーの後部が左右方向に開くのが抑制され、リヤフェンダとサイドカバーとの間に隙間が生じない。また、サイドカバーの後部がリヤフェンダの前部に係止されるだけなので、リヤフェンダを前方に延在させて、サイドカバーに重合してボルト止めする必要がないから、リヤフェンダが大形化するのも抑制できる。
本発明の第1実施形態に係る自動二輪車を示す側面図である。 同自動二輪車の後部のサイドカバーを取り外した状態を示す側面図である。 同自動二輪車のリヤフレームを拡大して示す側面図である。 同自動二輪車のリヤフェンダおよびサイドカバーの分解した状態を示す側面図である。 同自動二輪車の後部のサイドカバーを取り外した状態を上方斜め側方から見た斜視図である。 同自動二輪車の後端部を拡大して示す側面図である。 同リヤフェンダとサイドカバーとの係合部を示す縦断面図である。 同サイドカバーの車体フレームへの締結部を示す縦断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本明細書において、「左側」および「右側」は、車両に乗車した操縦者から見た左右側をいう。図1は本発明の第1実施形態に係る自動二輪車を示す側面図である。この自動二輪車は、ストリート走行する以外に、山道などのオフロード(不整地)走行やレース場などでのサーキット走行にも適したタイプのものである。
この自動二輪車の車体フレームFRは、前半部を構成するメインフレーム1と、メインフレーム1に連結されて車体フレームFRの後半部を構成するリヤフレーム2とを有する。メインフレーム1は、エンジンEの上方を後方斜め下方に延びる上部メインフレーム片1aと、エンジンEの前方を下方に延びたのち、エンジンEの下を後方に延びて上部メインフレーム片1aの後端に連結される下部メインフレーム片1bとからなる。リヤフレーム2は、上部メインフレーム1aの前後方向中間部から後方に延びる左右一対のシートレール3と、上部メインフレーム1aの後端部から後方斜め上方に延びてシートレール3の後端に連結される左右一対の補強部材4とからなる。
メインフレーム1の前端部にヘッドパイプ5が取り付けられ、このヘッドパイプ5に回動自在に支持されたステアリングシャフト(図示せず)を介してアッパブラケット6およびアンダーブラケット8が支持され、これらアッパブラケット6およびアンダーブラケット8にフロントフォーク10の上部が支持されている。
フロントフォーク10の下端部に前輪12が支持され、前輪12の上方にフロントフェンダ14が取り付けられている。フロントフェンダ14の上方で、フロントフォーク10の前方にゼッケンプレート15が配置されている。フロントフォーク10の上端部のアッパブラケット6にはハンドル16が取り付けられている。
上部メインフレーム片1aの後端部に、スイングアームブラケット18が設けられ、このスイングアームブラケット18に、スイングアーム20が、前端部に挿通されたピポット軸23を介して上下揺動自在に支持されている。スイングアーム20の後端部に後輪22が支持されている。上部メインフレーム片1aと下部メインフレーム片1bとの間に前記エンジンEが配置され、このエンジンEがチェーンのような動力伝達機構24を介して後輪22を駆動する。エンジンEに接続された排気管26は車体後部の左側上方位置に配置されたマフラ28に接続されている。
前記リヤフレーム2にライダー用のシート30が支持されている。リヤフレーム2に、後輪22の上方に位置する樹脂製のリヤフェンダ32が取り付けられている。リヤフェンダ32は、シート30の後方に配置され、後輪22の真上から後ろ上方にかけて位置している。シート30の下方でエンジンEの後方に、エンジンEに供給する空気を浄化するエアクリーナ31が配置され、リヤフレーム2に支持されている。エアクリーナ31は樹脂製で、図2に示すように、リヤフェンダ32の前端は、エアクリーナ31の後端に当接している。
図1のシート30の下方でリヤフェンダ32の前方に左右一対の樹脂製のサイドカバー34が配置され、このサイドカバー34が、リヤフレーム2およびエアクリーナ31と、マフラ28の一部とを外側方から覆っている。
上部メインフレーム片1aの上部、つまり、車体上部で、前記ハンドル16とシート30との間に、燃料タンク35が取り付けられている。ヘッドパイプ5の後方からシート30の前部の下方にまで延びるシュラウド36が車体フレームFRに取り付けられており、シュラウド36の上部により燃料タンク35が覆われている。シュラウド36の後端がサイドカバー34に連なっている。
図2はサイドカバー34を取り外した状態の車体の後部を示す側面図である。同図に示すように、リヤフレーム2の後端に左右の一対の取付プレート40L,40Rが溶接により固着されている。左右の取付プレート40L,40Rには、シート30の後部、リヤフェンダ32の前部およびサイドカバー34(図1)の後部が取り付けられ、さらに、左側の取付プレート40Lには、マフラ28が取り付けられている。
図3に示すように、左側の取付プレート40Lは、前後方向に並んで形成されたサイドカバー取付孔42とリヤフェンダ取付孔44とを有している。両取付孔42,44は、車幅方向を向いた貫通孔からなる。左側の取付プレート40Lの車幅方向内面におけるサイドカバー取付孔42に対応する位置に、溶接ナット43が固着されている。
左側の取付プレート40Lの下部に、車幅方向に延びる鍔付きの筒状体からなるマフラ取付部50が溶接により取り付けられ、マフラ取付部50の中心孔がマフラ取付ねじ孔50aを構成している。右側の取付プレート40Rは、マフラ取付部50が設けられていない点を除いて、左側の取付プレート40Lと同様の構成である。
図4に示すように、リヤフェンダ32は、前部に車幅方向を向いた左右一対の第1挿通孔52を有し、さらに、前端部に、前後方向を向いた2つの第2挿通孔54が車幅方向に並んで形成されている。リヤフェンダ32の外側部の下部に、フェンダ重合部56が形成されている。
図5に示すように、フェンダ重合部56は、リヤフェンダ32の外側部の下端から車幅方向の外側に向かって斜め上方に延びている。フェンダ重合部56の後部の下面に、下方に突出する突片58が設けられている。第1および第2挿通孔52,54は突片58の前方に設けられている。
図4に示すサイドカバー34は、左側のサイドカバー34である。左右のサイドカバー34は同一構造であるから、ここでは代表して左側のサイドカバー34について説明する。サイドカバー34の後部に、リヤフェンダ32のフェンダ重合部56に重合されるカバー重合部60が形成され、このカバー重合部60に、リヤフェンダ32の突片58が挿入される溝状の係止孔62が設けられている。カバー重合部60は、リヤフェンダ32のフェンダ重合部56と平行であり、サイドカバー34の後部の下端から車幅方向の内側に向かって斜め下方に延びている。
図7に示すように、フェンダ重合部56の下側に、サイドカバー34のカバー重合部60が重合している。これら重合部56、60が、車体後部を持ち上げる際の把持部69を構成する。両重合部56、60の横断面内の傾斜角度αは、空車状態で、水平面Hに対して15〜25°(この例では、約20°)程度である。また、図4に示すフェンダ重合部56とカバー重合部60の後ろ上がりの傾斜角度βは、空車状態で、水平面Hに対して15〜30°(この例では、約23°)程度である。フェンダ重合部56とカバー重合部60は、横断面において直線状に延びていればよく、側面視では、完全に真直である必要はなく、若干上方に突出するように湾曲していてもよい。
図6に示すように、組立状態で、リヤフェンダ32の突片58がサイドカバー34の係止孔62に係止され、サイドカバー34の左右方向の位置を規制する。つまり、突片58は左右方向の位置を規制する係止部を構成し、係止孔62は被係止部を構成する。サイドカバー34の前後方向の位置は後述する締結部材であるボルト82により規制されている。
図4に示すサイドカバー34の後部における係止孔62の前方に、車幅方向を向いた第3挿通孔64が形成されている。さらに、サイドカバー34の前部の上端に、差込片66が形成され、サイドカバー34の前部の下部に、車幅方向を向いた第4挿通孔68が形成されている。
つぎに、リヤフェンダ32およびサイドカバー34の車体への取付けについて説明する。まず、図5に示すリヤフェンダ32を取り付ける。リヤフェンダ32の前端の第2挿通孔54(図4)に、後方からボルト70が挿通され、リヤフレーム2に支持されたエアクリーナ31の後端にインサート成形されたインサートナット72に締め付けることで、リヤフェンダ32の前端がエアクリーナ31を介してリヤフレーム2に支持される。
さらに、取付プレート40L,40Rのリヤフェンダ取付孔44およびリヤフェンダ32の前部の第1挿通孔52(図4)の順に、車幅方向外側から締結部材であるボルト74が挿通され、リヤフェンダ32の内側でナット(図示せず)に締め付けることで、リヤフェンダ32の前部がリヤフレーム2に支持される。
サイドカバー34を取り付ける前に、左側の取付プレート40Lにマフラ28を取り付ける。具体的には、マフラ28の上部に取り付けたマフラブラケット76のボルト挿通孔76a(図2)に外側方からボルト78を挿通し、取付プレート40Lのマフラ取付部50のマフラ取付ねじ孔50a(図3)にねじ込むことで、マフラ28が取付プレート40Lを介してリヤフレーム2に支持される。
つづいて、サイドカバー34を取り付ける。まず、図7に示すリヤフェンダ32のフェンダ重合部56の下面に、サイドカバー34のカバー重合部60の上面を重合させ、リヤフェンダ32の突片58を、サイドカバー34の係止孔62に係止させる。
さらに、図1のボルト82,86により、サイドカバー34をリヤフレーム2に取り付ける。サイドカバー34の後部は、図8に示すように、シート30と共締めにより取付プレート40Lに取り付けられる。具体的には、サイドカバー34の第3挿通孔64およびシート30に設けられたシートブラケット80のボルト挿通孔80aの順に、車幅方向外側からボルト82が挿通され、リヤフレーム2の取付プレート40Lのサイドカバー取付孔42の溶接ナット43に締め付けることで、サイドカバー34の後部およびシート30の後部がリヤフレーム2に支持される。シート30の前部および前後方向中間部は、別途手段によりリヤフレーム2に支持される。
図1のサイドカバー34の前部の上部は、差込片66(図4)をシュラウド36の後部の被差込部(図示せず)に差し込むことで、シュラウド36に取り付けられる。サイドカバー34の前部の下部は、ボルト86でリヤフレーム2の下部カバー取付ブラケット90(図2)に取り付けられる。具体的には、サイドカバー34の第4挿通孔68(図4)にボルト86を外側方から挿通し、下部カバー取付ブラケット90のねじ孔90a(図2)に締め付ける。
上記構成において、図6に示すように、リヤフェンダ32の前部とサイドカバー34の後部とが係止されているので、サイドカバー34の後部が左右方向に開くのが抑制され、リヤフェンダ32とサイドカバー34との間に隙間が生じない。また、サイドカバー34の後部がリヤフェンダ32の前部に係止されるだけなので、リヤフェンダ32を前方に延在させて、サイドカバー34に重合してボルト止めする必要がないから、リヤフェンダ32が大形化するのも抑制できる。
図1に示すサーキット走行用の自動二輪車では、整備をする際に、片方の手で車体一側のハンドル16を握った状態で、もう片方の手を他側の把持部69に掛けて車体の後部を持ち上げて、別置きの整備スタンド100の上に下部メインフレーム片1bを載せる。本実施形態では、図7に示す把持部69が車幅方向に延びているので、車体の後部を持ち上げる際に手を掛けやすいうえに、リヤフェンダ32とサイドカバー34とが重合しているので、把持部69の強度が高い。ここで、把持部69が外側方に向かって斜め上方に傾斜角度αで傾斜し、さらに、図1に示すように、後方に向かって斜め上方に傾斜角度βで傾斜しているから、手の力Fが把持部69に対して直角に、つまり、上方の斜め前方でかつ車体内側(図7)に向かって効率的に付加されるので、車体後部の持ち上げが容易になる。
図7のフェンダ重合部56の下面に下方に突出した突片58を設け、平坦面からなるカバー重合部60に上下方向を向く係止孔62を設けることで、簡単な構造により係止部と被係止部を実現できる。また、突片58からなる係止部がフェンダ重合部56の剛性を向上させる。
図6に示すように、サイドカバー34は、カバー重合部60よりも前方の部位で、リヤフレーム2(図1)にボルト82により連結されているので、ボルト締結部と係止部で、サイドカバー34の後部を安定して支持できる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。例えば、上記実施形態では、サーキット走行用の自動二輪車について説明しているが、本発明は自動二輪車全般に適用できる。また、上記実施形態では、フェンダ重合部56に突片(係止部)58が、カバー重合部60に係止孔(被係止部)62がそれぞれ形成されているが、フェンダ重合部56に係止孔を、カバー重合部60に突片をそれぞれ形成してもよい。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
2 リヤフレーム(車体フレーム)
22 後輪
30 シート
32 リヤフェンダ
34 サイドカバー
56 フェンダ重合部
58 突片(係止部)
60 カバー重合部
62 係止孔(被係止部)
69 把持部

Claims (5)

  1. 後輪の上方を覆うリヤフェンダと、シートの下方で車体フレームを外側方から覆うサイドカバーとを備え、前記リヤフェンダは前記シートの後方に配置され、前記サイドカバーは前記シートの下方で前記リヤフェンダの前方に配置されている自動二輪車であって、
    前記リヤフェンダの外側部の下部に、フェンダ重合部が形成され、
    前記サイドカバーの後部に、前記フェンダ重合部に重合されるカバー重合部が形成され、
    前記フェンダ重合部と前記カバー重合部の一方に係止部が、他方に前記係止部と係止してサイドカバーの左右方向の位置を規制する被係止部が形成されている自動二輪車。
  2. 請求項1に記載の自動二輪車において、前記フェンダ重合部および前記カバー重合部は、車幅方向に延びて車体後部を持ち上げる際の把持部を構成する自動二輪車。
  3. 請求項2に記載の自動二輪車において、前記フェンダ重合部の下面に、前記係止部である突片が設けられ、前記カバー重合部に前記突片が挿入される係止孔が設けられている自動二輪車。
  4. 請求項1,2または3に記載の自動二輪車において、前記フェンダ重合部および前記カバー重合部が車幅方向の外側に向かって斜め上方に延びている自動二輪車。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の自動二輪車において、前記サイドカバーは、前記カバー重合部よりも前方の部位で前記車体フレームに締結部材により連結されている自動二輪車。
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