JP2006035908A - 車両カバーおよび自動二輪車 - Google Patents

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敏彦 金野
Yoshiharu Matsumoto
義治 松本
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Abstract

【課題】 スライドして着脱するカバーとこのカバーが取り付けられるカバーとの接続部分を補強すること。
【解決手段】 サイドカバー10の上縁前方には、係止爪10a〜10bが突設されている。また、係止爪10aと係止爪10bとの間であって、かつ、サイドカバー10の内壁面中央には、係止突起10dが突設されている。サイドカバー10を中央カバー7に固定した状態では、係止爪10aおよび係止爪10bがそれぞれ係止孔7aおよび係止孔7bに係止され、係止突起10dが係止孔7eに係止されている。このとき、係止突起10dは、サイドカバー10の内壁面中央に位置しており、係止爪10a〜10bとは同一直線上に並んでいない。したがって、同一直線上に並んだ係止爪10a〜10bのみに力がかかることが無く、係止爪10a〜10bの破損を防止することができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、車両カバーおよび自動二輪車に関する。
一般に、自動二輪車などの車体のフレームを覆う車両カバーは、複数に分割されており、それぞれのカバーがフレームに取り付けられる。隣接するカバーは、端部同士が重ねられ、それぞれ例えばボルトなどによってフレームに固定される。このとき、隣接するカバーの一方の端部には係止爪が突設され、他方の端部には係止孔が形成され、一方のカバーの係止爪が他方のカバーの係止孔に押し込まれて取り付けられることがある。
このような押し込み方式を採用することにより、隣接するカバーの互いの位置を決定することができる。しかし、このような単純な押し込み方式では、取り付けや取り外し時に係止爪が破損することがあり、また、取り付けおよび取り外しの作業効率があまり良好ではない。
そこで、例えば特許文献1などには、係止爪を係止孔内でスライドさせて係止するスライド方式が開示されている。
特開平10−067365号公報
しかしながら、一般にスライド方式の係止爪は、カバーの周縁に設けられ、カバーの面積に比して非常に小さい突起からなっているため、係止爪の根元を軸とした回転方向の力に対しては脆いという問題がある。すなわち、例えば車両側面のカバーを前後方向にスライドして取り付ける際、このカバーに車幅方向の力がかかると、係止爪が破損したり変形したりすることがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、スライドして着脱するカバーとこのカバーが取り付けられるカバーとの接続部分を補強することができる車両カバーおよび自動二輪車を提供することを目的とする。
本発明に係る車両カバーは、車体フレームに対する寸法位置基準に取り付けられる基準カバーに隣接し、前記基準カバーに対してスライドすることによって着脱される車両カバーであって、前記基準カバーに接する周縁に突設され、取り付け時に前記基準カバーに係止される複数の係止爪と、前記複数の係止爪のうち任意の2つの係止爪を結ぶ線分上以外の位置に形成され、取り付け時に前記基準カバーに係止される係止部と、を有する構成を採る。
この構成によれば、2つの係止爪とは同一直線上に並ばない位置に係止部が設けられるため、係止部が係止爪にかかる力を受け、スライドして着脱するカバー(車両カバー)とこのカバー(車両カバー)が取り付けられるカバー(基準カバー)との接続部分を補強することができる。
本発明に係る自動二輪車は、寸法位置基準を有する車体フレームと、前記寸法位置基準に取り付けられる第1のカバー部材と、前記寸法位置基準に近づく方向へスライドし、前記第1のカバー部材に接する周縁に突設された複数の係止爪によって前記第1のカバー部材に係止される第2のカバー部材と、を有し、前記第2のカバー部材は、前記複数の係止爪のうち最も寸法位置基準に近い2つの係止爪の間であって自カバー部材内壁面の領域内に前記第1のカバー部材に係止する係止突起を有する構成を採る。
この構成によれば、第2のカバー部材が寸法位置基準に近づく方向へスライドし、周縁の係止爪および自カバー部材内壁面の係止突起によって第1のカバー部材に係止されるため、周縁の係止爪とは同一直線上にない係止突起が係止爪にかかる力を受け、スライドして着脱するカバー(第2のカバー部材)とこのカバー(第2のカバー部材)が取り付けられるカバー(第1のカバー部材)との接続部分を補強することができる。
本発明の車両カバー取付方法は、第1のカバー部材を寸法位置基準を有する車体フレームに取り付ける工程と、前記第1のカバー部材に接する周縁に突設された複数の係止爪および前記複数の係止爪のうち任意の2つの係止爪を結ぶ線分上以外の位置に形成された係止部を有する第2のカバー部材を前記第1のカバー部材に取り付ける工程と、を有するようにした。
この方法によれば、寸法位置基準に取り付けられた第1のカバー部材に、第2のカバー部材が周縁の係止爪および係止爪を結ぶ線分上以外の位置の係止部によって係止されるため、周縁の係止爪とは同一直線上にない係止突起が係止爪にかかる力を受け、第1のカバー部材と第2のカバー部材との接続部分を補強することができる。
本発明によれば、スライドして着脱するカバーとこのカバーが取り付けられるカバーとの接続部分を補強することができる。
本発明の骨子は、スライドさせて着脱するカバーの周縁に設けられた2つの係止爪の間であって、かつ、このカバーの内壁面中央に係止突起を設けることである。なお、本発明において、カバーの内壁面中央とはカバーの周縁以外の全体を指し、必ずしもカバーの中心近傍を指すものではない。要するに、カバーの内壁面の範囲内であればいずれの位置も中央という。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る自動二輪車の側面図である。同図においては、紙面向かって左が前方であり、右が後方である。図1において、フロントカバー1の上部に設けられた孔からはライト2が膨出形成されている。ハンドル3は、図示しないステアリング軸を介してフロントフォーク4に接続されており、フロントフォーク4の下端には、前輪5が軸支されている。
インナーパネル6は、フロントカバー1をボルト止め固定しており、インナーパネル6の後方には中央カバー7が取り付けられ、さらに、中央カバー7の下方には下部カバー8が取り付けられ、中央カバー7の後方にはサイドカバー10が取り付けられている。中央カバー7およびサイドカバー10の上方にはシート9が配設されている。サイドカバー10に囲まれるシート9の真下の空間には、ヘルメットなどを収納可能なボックスが設けられている。そして、下部カバー8の下方には、フートレスト11が車幅方向(図中奥−手前方向)に突出するように形成され、フートレスト11の下方を底部カバー12が覆っている。
フロントカバー1およびサイドカバー10などは、車両の外観を良くするために、例えば塗装可能なABS(Acrylonitorile-Butadiene-Styrene:アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂などを材料としている。また、インナーパネル6および中央カバー7などは、一定の強度を得るために、例えばPP(PolyPropylene:ポリプロピレン)樹脂などを材料としている。
これらのフロントカバー1、インナーパネル6、中央カバー7、下部カバー8、サイドカバー10、フートレスト11、および底部カバー12は、車両カバーとして図1の自動二輪車全体を覆っている。
また、車体左側面の下部カバー8の内側から後方には、図示しないスイングアームが延びており、このスイングアームに後輪14が軸支されている。また、図示しないスイングアームにはエンジンユニット13が取り付けられている。つまり、図1に示す自動二輪車のエンジンはユニットスイング式となっており、車両の走行中は、エンジンユニット13と後輪14が一体的に上下に揺動する。
図2は、車両カバーおよび車両カバー内側のフレームの構造を模式的に示す図である。本実施の形態に係る自動二輪車のフレームは、ヘッドパイプ20、メインフレーム21、サブフレーム22、エンジンブラケット23、およびシートレール24から主に構成されている。
インナーパネル6は、運転者がシート9に着座した時に運転者の両膝に対向する位置の車両カバーであり、主にヘッドパイプ20およびメインフレーム21の上部を覆っている。より具体的には、インナーパネル6は、ヘッドパイプ20と、メインフレーム21のヘッドパイプ20との接続部分からサブフレーム22との接続部分近傍までとを覆っている。インナーパネル6は、ヘッドパイプ20、メインフレーム21、およびサブフレーム22に固定されており、インナーパネル6にフロントカバー1がボルト止め固定されている。
なお、ヘッドパイプ20には、図示しないステアリング軸が貫通しており、ステアリング軸の上端には図1に示したハンドル3が接続し、ステアリング軸の下端には図1に示したフロントフォーク4が接続している。
中央カバー7は、インナーパネル6の後方にインナーパネル6と連続する面を形成する車両カバーであり、主にメインフレーム21の水平部を覆っている。より具体的には、中央カバー7は、メインフレーム21のサブフレーム22との接続部分近傍からシートレール24との接続部分近傍までを覆っている。中央カバー7は、シート9の真下の空間に配設されたボックスおよびメインフレーム21に固定されている。
インナーパネル6と中央カバー7との境界付近においては、図示しないブラケットがメインフレーム21に固定されており、この図示しないブラケットに、インナーパネル6および中央カバー7がボルト25によって共締めされている。このボルト25の締着位置が本実施の形態に係る自動二輪車の寸法位置基準となっている。すなわち、ボルト25が貫通するインナーパネル6および中央カバー7の孔には遊びがない一方、この孔から離れるにつれてボルトを貫通させる孔の遊びが大きくなって、車両カバー成形時の寸法の誤差を吸収するようになっている。
下部カバー8は、車両の左右に一対設けられ、インナーパネル6および中央カバー7の下縁からフートレスト11までを覆っている。下部カバー8は、カバー内側の部品のメンテナンス時などのために頻繁に着脱されるため、他の車両カバーを取り外さなくても下部カバー8のみを取り外すことができるように、車両カバー組み付け時には、最後に取り付けられる。そして、下部カバー8は、隣接するインナーパネル6、サイドカバー10、およびフートレスト11にボルト止め固定されており、サブフレーム22やエンジンブラケット23などのフレームには固定されていない。下部カバー8の下縁は、ほぼサブフレーム22の水平部と同じ高さに位置し、サブフレーム22の水平部から車幅方向(図中奥−手前方向)に延びる図示しないブラケットによってフートレスト11が支持されている。フートレスト11の下面は、底部カバー12によって覆われている。
なお、エンジンブラケット23は、メインフレーム21を挟んで車両の左右に一対設けられており、上端と下端が図示しないクロスメンバーによって接続されている。上端のクロスメンバーの車幅方向中央にはメインフレーム21が接続しており、下端のクロスメンバーの車幅方向中央には、サブフレーム22が接続している。
サイドカバー10は、車両の左右に一対設けられ、それぞれ中央カバー7の下縁に取り付けられてシート9の下方のシートレール24を覆っている。サイドカバー10は、中央カバー7の下縁に取り付けられる前端から、シートレール24に沿うように後上がりの形状を有しており、中央付近は車幅方向外方へ膨らむように湾曲している。
後に詳述するが、サイドカバー10と中央カバー7の境界においては、サイドカバー10の上縁に突設された係止爪を中央カバー7の下縁に設けられた係止孔内前方へスライドさせることにより取り付けられる。このとき、サイドカバー10は、寸法位置基準であるボルト25の締着位置へ向かって(すなわち、前方に向かって)スライドさせることにより取り付けられるため、より寸法の誤差が小さい位置で固定されることになる。このため、サイドカバー10の取り付け・取り外しを円滑に行うことができ、作業効率が向上する。また、中央カバー7とサイドカバー10の境界および下部カバー8とサイドカバー10の境界に隙間が生じず、外観を改善することができる。
図3は、中央カバー7の形状を示す側面図である。
同図に示すように、中央カバー7の下縁後方には、サイドカバー10との接続部分となる3つの係止孔7a〜7cが設けられている。これらの係止孔7a〜7cは、後方から前方(図中右から左方向)にかけて先細り形状となっており、前端の溝状部でサイドカバー10の上縁に突設された係止爪を狭持するようになっている。
また、係止孔7aと係止孔7bとの間には、中央カバー7の下縁が下方へ拡張されて鍔部7dが形成されている。鍔部7dの中央にはサイドカバー10の内壁面中央に設けられた係止突起を固定するための係止孔7eが形成されている。係止孔7eは、後方から前方にかけて先細り形状となっており、前端の溝状部でサイドカバー10の内壁面中央に設けられた係止突起を狭持するようになっている。ここで、係止孔7eは、係止孔7a〜7cよりも上下方向の幅が大きく、輪郭が主に曲線で構成されている。
中央カバー7の前方の車幅方向中心には、中央カバー7をメインフレーム21に固定するためのボルト孔7fが設けられており、図2に示したように、ボルト25によって中央カバー7およびインナーパネル6がメインフレーム21に共締めされている。そして、上述したように、このボルト孔7fは寸法位置基準にあるため、ボルト25が貫通した状態で遊びがまったく無くなる径を有する孔となっている。
図4は、サイドカバー10の形状を示す側面図である。
同図に示すように、サイドカバー10の上縁前方には、中央カバー7の係止孔7a〜7cに係止する係止爪10a〜10cが突設されている。これらの係止爪10a〜10cは、根元がサイドカバー10の上縁から車幅方向内側(図中奥方向)へ延伸されており、その先が略垂直に屈曲して上方へ向かっている。サイドカバー10が中央カバー7に固定された状態では、係止爪10a〜10cの根元部分が係止孔7a〜7cの溝状部に狭持されるとともに、上方へ向かう先端部分が係止孔7a〜7c上方の内壁面に係止される。
また、係止爪10aと係止爪10bとの間であって、かつ、サイドカバー10の内壁面中央には、係止爪10a〜10cよりも大きい係止突起10dが車幅方向内側へ向かって突設されている。換言すれば、寸法位置基準に近い前方の2つの係止爪10aと係止爪10bとを結ぶ線分の下方に係止突起10dが形成されている。係止突起10dは、車幅方向内側へ突出する軸部の先端に後方が半円状の傘部を有しており、軸部が係止孔7eの溝状部に狭持されるとともに、傘部が鍔部7dに係止される。なお、係止突起10dの形状については、後に詳述する。
ここで、係止突起10dは、サイドカバー10の内壁面中央に位置しており、サイドカバー10の上縁に位置する係止爪10a〜10cと同一直線上に並んでいない。このため、サイドカバー10に係止爪10a〜10cの根元を軸とした回転方向の力がかかった場合に、この力を係止突起10dが受けることになる。したがって、同一直線上に並んだ係止爪10a〜10cのみに力がかかることが無く、係止爪10a〜10cの破損を防止することができる。
特に、サイドカバー10は、車両の外観を良くするためにABS樹脂などの塗装可能な材料で成形されるが、一般にこのような樹脂は、PP樹脂などに比べて強度が低く、スライドによる取り付け・取り外し作業時に係止爪10a〜10cが破損しやすい。しかし、本実施の形態によれば、係止突起10dが力を受けるため、係止爪10a〜10cが破損したり変形したりすることがない。
サイドカバー10の下縁前方には、下部カバー8を固定するためのボルト孔10eが設けられており、車両カバーの組み付け時には、サイドカバー10の取り付け後、下部カバー8がボルトによってサイドカバー10に固定される。
図5は、車両の左側面に取り付けられるサイドカバー10を上方から見た平面図である。
同図に示すように、サイドカバー10は、係止爪10c近傍で最も車幅方向外側(図中下方向)に膨らんで湾曲している。そして、中央カバー7に取り付けられた状態で、前方(図中左方向)にある寸法位置基準に最も近い係止爪10aと係止爪10bとの間には係止突起10dが突出している。サイドカバー10の後方には、ボルト孔10fが設けられており、サイドカバー10は前方にスライドした位置で、図2に示したシートレール24の上面にボルト止め固定される。
さらに、係止爪10cより前方を拡大した図を図6に示す。
係止突起10dは、サイドカバー10の内壁面に形成された台状の基底部10gと、基底部10gから車幅方向内側(図中上方向)へ向かって突出する軸部10hと、軸部10hの先端において後方(図中右方向)が半円状に広がっている傘部10iとからなっている。
基底部10gは、サイドカバー10の内壁面に設けられ、台状の形状を有している。また、基底部10gを形成する立体には、車両後方側(図中右方向)の面がなく、基底部10gは、後方に開口するような形状を有している。
軸部10hは、基底部10gを形成する立体の車幅方向内側(図中上方向)の面から突出する円筒形状の軸である。サイドカバー10を中央カバー7に取り付けた状態では、軸部10hが中央カバー7の係止孔7eの前方の溝状部に狭持されることになる。
傘部10iは、軸部10hの先端後方に形成され、車幅方向(図中上下方向)に対して垂直な方向の断面のみが軸部10hより大径の半円形状となる形状を有している。サイドカバー10を中央カバー7に取り付けた状態では、傘部10iが中央カバー7の鍔部7dに係止されることになる。
このように、基底部10gから突出する軸部10hの先端に傘部10iを形成しているため、サイドカバー10の内壁面から直接細長い円筒形状の軸が突出するよりも、係止突起10dの強度を向上することができる。同時に、係止突起10dは、サイドカバー10の内壁面中央に位置するため、隣接する車両カバーによる寸法の制限が無く、他の係止爪10a〜10cよりも太くて大きいものにすることができる。したがって、サイドカバー10を支持するのに十分な寸法の係止突起10dを成形することができ、係止突起10dの強度が確保される。
そして、強度が確保された係止突起10dの傘部10iが中央カバー7の鍔部7dに係止されているため、サイドカバー10の上縁に突設された係止爪10a〜10cの根元を軸とした回転方向の力がサイドカバー10にかかった場合でも、この力が確実に係止突起10dによって受けられる。結果として、係止爪10a〜10cの破損を防止することができる。
また、係止突起10dの後部のみに軸部10hより大径の傘部10iが形成されるため、サイドカバー10の前端に近い係止突起10dの前部には段差がなく、サイドカバー10成形時に型とサイドカバー10を分離しやすい。すなわち、係止突起10dの前部を成形するための型を軸部10hの突出方向に移動させるのみで型とサイドカバー10を分離することができる。一方、係止突起10dの後部を成形するための型は、傘部10iによる段差の分だけ後方へ移動させてから軸部10hの突出方向に移動させることによって分離するが、係止突起10dの後部はサイドカバー10の後端から離れているため、型を後方へ移動させる余裕がある。
次いで、上記のような構成を有するサイドカバー10を中央カバー7に取り付けた状態について説明する。
図7は、サイドカバー10を前方にスライドさせて中央カバー7に固定した状態の両カバーの境界付近を示す図である(以下、係止爪10cと係止孔7cについては、説明および図示を省略する)。同図に示すように、サイドカバー10を中央カバー7に固定した状態では、係止爪10aおよび係止爪10bがそれぞれ係止孔7aおよび係止孔7bに係止されるとともに、係止突起10dが係止孔7eに係止されている。
すなわち、係止爪10aおよび係止爪10bは、係止孔7aおよび係止孔7bの前方の溝状部に狭持されるとともに、溝状部の上方の内壁に係止される。また、係止突起10dは、係止孔7eの前端に当接して、軸部10hが係止孔7eの前方の溝状部に狭持されるとともに、傘部10iが鍔部7dに係止される。
さらに具体的に、図7中のI−I線断面図を図8(a)に示し、II−II線断面図を図8(b)に示す。
図8(a)に示すように、サイドカバー10は、係止突起10dの軸部10hが係止孔7eの前端に当接した状態で中央カバー7に固定されることになる。これは、本実施の形態においては、係止突起10dがサイドカバー10の位置基準となっていることを意味している。つまり、サイドカバー10は、係止突起10dを基準とした寸法で成形され、取り付け時には、係止突起10dが所定の位置に固定されることになる。したがって、サイドカバー10が中央カバー7に固定された状態で、係止爪10a〜10cは、必ずしも係止孔7a〜7cの前端に当接しなくても良く、サイドカバー10の成形時に生じる寸法の誤差を吸収することができる。
また、係止突起10dが位置基準であるため、中央カバー7に接する部分に寸法の誤差が生じておらず、傘部10iは鍔部7dに密接して係止されている。したがって、係止突起10dは、係止爪10a〜10cにかかる力をより確実に受けることになり、2つの車両カバーの接続部分を補強する効果を高めている。なお、本実施の形態においては、係止突起10dがサイドカバー10の位置基準になるものとしたが、係止突起10dは、係止爪10aおよび係止爪10bの比較的近くに位置しているため、係止爪10aまたは係止爪10bをサイドカバー10の位置基準にしたとしても係止突起10dにおける寸法の誤差は無視できるほど小さい。したがって、係止爪10aまたは係止爪10bをサイドカバー10の位置基準としても、係止突起10dが係止爪10a〜10cにかかる力を受けることには変わりない。
さらに、係止突起10dは、前後方向に関しては寸法位置基準に最も近い係止爪10aと係止爪10bとの間に位置し、かつ、サイドカバー10は、寸法位置基準にある中央カバー7のボルト孔7fに向かって(すなわち、前方に向かって)スライドして取り付けられる。このため、サイドカバー10が中央カバー7に固定された状態では、サイドカバー10の位置基準が寸法位置基準に近づくことになる。このため、寸法位置基準から離れるにつれて累積していく車両カバー成形時の寸法の誤差を小さくすることができる。
一方、図8(b)に示すように、係止爪10bは、中央カバー7の下端に設けられた係止孔7bに係止されている。具体的には、係止爪10bの先端が中央カバー7の内壁面に沿うように起立して、係止孔7bの上方に当接している。
サイドカバー10を中央カバー7に取り付ける際には、まず、係止爪10a〜10cおよび係止突起10dをそれぞれ係止孔7a〜7cおよび係止孔7e後方の広い孔部に挿入する。そして、図9に示すように、サイドカバー10を寸法位置基準に近づく方向(すなわち、前方)へスライドさせる。このとき、係止突起10dの軸部10hが円筒形状を有しているとともに、係止孔7eの輪郭が主に曲線から構成されているため、係止爪10a〜10cより大きい係止突起10dが引っ掛かることなくスムーズにスライドさせることができ、作業効率を向上することができる。
そして、サイドカバー10の位置基準である係止突起10dが係止孔7eの前端に当接する位置でサイドカバー10を固定することにより、サイドカバー10の取り付けが完了する。取り外しの際は、逆に、サイドカバー10を寸法位置基準から遠ざかる方向(すなわち、後方)へスライドさせ、係止爪10a〜10cおよび係止突起10dを係止孔7a〜7cおよび係止孔7eから抜き出せば良い。
このように、本実施の形態によれば、サイドカバーの上縁に突設された寸法位置基準に近い2つの係止爪の間であって、かつ、サイドカバーの内壁面中央に係止爪を形成するため、この係止爪が隣接するカバーの接続部分に突設された係止爪にかかる力を受け、スライドして着脱するカバーとこのカバーが取り付けられるカバーとの接続部分を補強することができる。
本発明の第1の態様に係る車両カバーは、車体フレームに対する寸法位置基準に取り付けられる基準カバーに隣接し、前記基準カバーに対してスライドすることによって着脱される車両カバーであって、前記基準カバーに接する周縁に突設され、取り付け時に前記基準カバーに係止される複数の係止爪と、前記複数の係止爪のうち任意の2つの係止爪を結ぶ線分上以外の位置に形成され、取り付け時に前記基準カバーに係止される係止部と、を有する構成を採る。
この構成によれば、2つの係止爪とは同一直線上に並ばない位置に係止部が設けられるため、係止部が係止爪にかかる力を受け、スライドして着脱するカバー(車両カバー)とこのカバー(車両カバー)が取り付けられるカバー(基準カバー)との接続部分を補強することができる。
本発明の第2の態様に係る車両カバーは、上記第1の態様において、前記係止部は、前記基準カバーの寸法位置基準に最も近い係止爪と2番目に近い係止爪との間に形成され、自カバーの厚み方向に突出する係止突起を含む構成を採る。
この構成によれば、係止突起が寸法位置基準に最も近い2つの係止爪の間に設けられるため、車両カバー成形時の寸法の誤差の影響を最小限に抑制することができ、係止突起を基準カバーに密接させて確実に力を受けることができる。
本発明の第3の態様に係る車両カバーは、上記第2の態様において、前記係止突起を位置基準として成形される構成を採る。
この構成によれば、係止突起を位置基準として成形されるため、係止突起近傍においては基準カバーに対する寸法の誤差が無く、係止突起を基準カバーに密接させて確実に力を受けることができる。
本発明の第4の態様に係る車両カバーは、上記第2の態様において、前記係止突起は、自カバー内壁面に突設され、この突設方向の先端に突設方向に垂直な方向の断面積が他の部分の断面積より大きい傘部を有する構成を採る。
この構成によれば、車両カバー内壁面に突設された係止突起が、先端に他の部分よりも断面積が大きい傘部を有するため、傘部を基準カバーに係止させて車両カバーを基準カバーから離間させる方向に働く力を受けることができる。
本発明の第5の態様に係る車両カバーは、上記第4の態様において、前記傘部は、寸法位置基準から遠い側の前記係止突起の突設方向に垂直な方向の断面が他の部分の断面積より大きい半円形状である構成を採る。
この構成によれば、傘部の寸法位置基準から遠い側の断面が他の部分よりも大径の半円形状であるため、車両カバー成形時に、係止突起の寸法位置基準に近い側を成形するための型を係止突起の突設方向に移動させるのみで型と車両カバーを分離することができる。したがって、係止突起が寸法位置基準に近い位置に設けられた場合でも、型が車両カバーの周縁に当たることが無く、型と車両カバーを分離しやすい。
本発明の第6の態様に係る車両カバーは、上記第2の態様において、前記係止突起は、自カバー内壁面に形成される基底部と、前記基底部から自カバー内壁面の厚み方向に突設される円筒形状の軸部と、前記軸部の先端の寸法位置基準から遠い側に形成され、前記軸部の突設方向に垂直な方向の断面積が前記軸部の断面積より大きい半円形状の傘部と、を有する構成を採る。
この構成によれば、車両カバー内壁面の基底部に円筒形状の軸部と半円形状の傘部が突設されるため、車両カバー内壁面から直接細長い円筒形状の軸が突出するよりも、係止突起の強度を向上することができる。
本発明の第7の態様に係る自動二輪車は、上記第1の態様に係る車両カバーを有する構成を採る。
この構成によれば、上記第1の態様に係る車両カバーと同様の作用効果を自動二輪車において実現することができる。
本発明の第8の態様に係る自動二輪車は、寸法位置基準を有する車体フレームと、前記寸法位置基準に取り付けられる第1のカバー部材と、前記寸法位置基準に近づく方向へスライドし、前記第1のカバー部材に接する周縁に突設された複数の係止爪によって前記第1のカバー部材に係止される第2のカバー部材と、を有し、前記第2のカバー部材は、前記複数の係止爪のうち最も寸法位置基準に近い2つの係止爪の間であって自カバー部材内壁面の領域内に前記第1のカバー部材に係止する係止突起を有する構成を採る。
この構成によれば、第2のカバー部材が寸法位置基準に近づく方向へスライドし、周縁の係止爪および自カバー内壁面の係止突起によって第1のカバー部材に係止されるため、周縁の係止爪とは同一直線上にない係止突起が係止爪にかかる力を受け、スライドして着脱するカバー(第2のカバー部材)とこのカバー(第2のカバー部材)が取り付けられるカバー(第1のカバー部材)との接続部分を補強することができる。
本発明の第9の態様に係る自動二輪車は、上記第8の態様において、前記第1のカバー部材とは異なる位置で前記第2のカバー部材に隣接する第3のカバー部材、をさらに有し、前記係止突起は、自カバー部材内壁面の前記第3のカバー部材近傍の領域内に位置する構成を採る。
この構成によれば、第3のカバー部材近傍に第2のカバー部材の係止突起が位置するため、これらのカバー部材の境界において第2のカバー部材が確実に固定され、第2のカバー部材と第3のカバー部材の境界にずれが生じることがない。
本発明の第10の態様に係る車両カバー取付方法は、第1のカバー部材を寸法位置基準を有する車体フレームに取り付ける工程と、前記第1のカバー部材に接する周縁に突設された複数の係止爪および前記複数の係止爪のうち任意の2つの係止爪を結ぶ線分上以外の位置に形成された係止部を有する第2のカバー部材を前記第1のカバー部材に取り付ける工程と、を有するようにした。
この方法によれば、寸法位置基準に取り付けられた第1のカバー部材に、第2のカバー部材が周縁の係止爪および係止爪を結ぶ線分上以外の位置の係止部によって係止されるため、周縁の係止爪とは同一直線上にない係止突起が係止爪にかかる力を受け、第1のカバー部材と第2のカバー部材との接続部分を補強することができる。
本発明の一実施の形態に係る自動二輪車の側面図 一実施の形態に係る車両カバーおよびフレームの構造を示す模式図 一実施の形態に係る中央カバーの側面図 一実施の形態に係るサイドカバーの側面図 一実施の形態に係るサイドカバーの平面図 一実施の形態に係るサイドカバーの一部拡大図 一実施の形態に係るサイドカバーの固定時の状態を示す図 (a)一実施の形態に係る車両カバーのI−I線断面図(b)一実施の形態に係る車両カバーのII−II線断面図 一実施の形態に係る車両カバーの取付方法の一例を示す図
符号の説明
1 フロントカバー
6 インナーパネル
7 中央カバー(基準カバー、第1のカバー部材)
7a、7b、7c 係止孔
7d 鍔部
7e 係止孔
7f、10e、10f ボルト孔
8 下部カバー(第3のカバー部材)
10 サイドカバー(車両カバー、第2のカバー部材)
10a、10b、10c 係止爪
10d 係止突起
10g 基底部
10h 軸部
10i 傘部
11 フートレスト
12 底部カバー
25 ボルト

Claims (10)

  1. 車体フレームに対する寸法位置基準に取り付けられる基準カバーに隣接し、前記基準カバーに対してスライドすることによって着脱される車両カバーであって、
    前記基準カバーに接する周縁に突設され、取り付け時に前記基準カバーに係止される複数の係止爪と、
    前記複数の係止爪のうち任意の2つの係止爪を結ぶ線分上以外の位置に形成され、取り付け時に前記基準カバーに係止される係止部と、
    を有することを特徴とする車両カバー。
  2. 前記係止部は、
    前記基準カバーの寸法位置基準に最も近い係止爪と2番目に近い係止爪との間に形成され、自カバーの厚み方向に突出する係止突起を含むことを特徴とする請求項1記載の車両カバー。
  3. 前記係止突起を位置基準として成形されることを特徴とする請求項2記載の車両カバー。
  4. 前記係止突起は、
    自カバー内壁面に突設され、この突設方向の先端に突設方向に垂直な方向の断面積が他の部分の断面積より大きい傘部を有することを特徴とする請求項2記載の車両カバー。
  5. 前記傘部は、
    寸法位置基準から遠い側の前記係止突起の突設方向に垂直な方向の断面が他の部分の断面積より大きい半円形状であることを特徴とする請求項4記載の車両カバー。
  6. 前記係止突起は、
    自カバー内壁面に形成される基底部と、
    前記基底部から自カバー内壁面の厚み方向に突設される円筒形状の軸部と、
    前記軸部の先端の寸法位置基準から遠い側に形成され、前記軸部の突設方向に垂直な方向の断面積が前記軸部の断面積より大きい半円形状の傘部と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の車両カバー。
  7. 請求項1記載の車両カバーを有することを特徴とする自動二輪車。
  8. 寸法位置基準を有する車体フレームと、
    前記寸法位置基準に取り付けられる第1のカバー部材と、
    前記寸法位置基準に近づく方向へスライドし、前記第1のカバー部材に接する周縁に突設された複数の係止爪によって前記第1のカバー部材に係止される第2のカバー部材と、を有し、
    前記第2のカバー部材は、
    前記複数の係止爪のうち最も寸法位置基準に近い2つの係止爪の間であって自カバー部材内壁面の領域内に前記第1のカバー部材に係止する係止突起を有することを特徴とする自動二輪車。
  9. 前記第1のカバー部材とは異なる位置で前記第2のカバー部材に隣接する第3のカバー部材、をさらに有し、
    前記係止突起は、
    自カバー部材内壁面の前記第3のカバー部材近傍の領域内に位置することを特徴とする請求項8記載の自動二輪車。
  10. 第1のカバー部材を寸法位置基準を有する車体フレームに取り付ける工程と、
    前記第1のカバー部材に接する周縁に突設された複数の係止爪および前記複数の係止爪のうち任意の2つの係止爪を結ぶ線分上以外の位置に形成された係止部を有する第2のカバー部材を前記第1のカバー部材に取り付ける工程と、
    を有することを特徴とする車両カバー取付方法。
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